JP2004236013A - データ伝送装置 - Google Patents

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JP2004236013A JP2003022599A JP2003022599A JP2004236013A JP 2004236013 A JP2004236013 A JP 2004236013A JP 2003022599 A JP2003022599 A JP 2003022599A JP 2003022599 A JP2003022599 A JP 2003022599A JP 2004236013 A JP2004236013 A JP 2004236013A
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Abstract

【課題】IEEE1394規格の特性を有効に利用して、データ転送能力をできるだけ減少させることなく回路規模を小さくしたデータ伝送装置を提供する。
【解決手段】使用するプロトコルの状態により、第1,第2のパケット送受信用バッファ606,607の、SBP2プロトコル制御回路604、またはACプロトコル制御回路605に対する接続を切り替えるバッファセレクタ608と、受信したパケットを解析してSBP2プロトコル制御回路604とACプロトコル制御回路605に必要ない情報を削除し振り分けを行う受信パケットフィルタ602と、SBP2プロトコル制御回路604とACプロトコル制御回路605からのヘッダー領域の情報からIEEE1394パケットフォーマットに変換してLINK層処理回路601へ出力する送信パケット生成回路603と、を備える。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IEEE1394等の通信媒体を介してデータを伝送するデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
IEEE1394は、コンピュータ周辺機器と、家電製品等とを直接接続して、相互に制御することのできるシリアスインターフェースであり、音声/映像/制御データなどを1本のケーブルで接続することができるものである。このようにIEEE1394では、SCSI(Small Computer System Interface)やUSBと異なり、ホストとなるPC(Personal Computer)を必要とせず機器同士の通信が可能で、利便性がよいため、近年、IEEE1394をデジタルインターフェースとして搭載した機器が数多く登場している。そして、このようなIEEE1394の普及に伴い、近年、データ伝送装置においても、1つのプロトコルだけに対応するのではなく、複数のプロトコルに対応可能なものが求められつつある。
【0003】
上記IEEE1394のデータ転送方式は、大きく2種類に分けられ、一つは、一定の保障された帯域でデータ転送を行うIsochronous転送で、もう一つは、そのIsochronous転送の空き期間を使用してパケット単位でデータ転送を行うAsynchronous転送である。
【0004】
そして、IEEE1394プロトコルの上位層には、上述した2つの転送方法を使用する様々なプロトコルがあり、例えば、画像や音声等のリアルタイム性の必要なデータを送受信するプロトコルには上記Isochronous転送が使用され、また、大容量かつ高速で信頼性の必要なデータを送受信するプロトコルには上記Asynchronous転送が使用される。
【0005】
そして、この上記Asynchronous転送を使用するプロトコルの代表としては、IEEE1394上でSCSI3コマンドを実装するためのプロトコルであるSBP2(Serial Bus Protocol−2)や、リアルタイム性や転送速度が求められない大容量のデータ転送を想定したプロトコルであるAC(Asynchronous Serial Bus Connection)等があり、上記SBP2は、主にパソコン等の外部ストレージ機器(DVD−RAM,ハードディスク)に使用され、また上記ACは、プリンターやOSD(On Screen Display)に使用されている。
【0006】
そして、上記のようなSBP2プロトコル、あるいはACプロトコルのどちらか一方を実装するデータ伝送装置の構成として、例えば、特許文献1に示されるようなものがあり、また、複数のプロトコルに対応可能なデータ伝送装置の構成としては、図7に示されるようなものがある。
【0007】
以下、図7を用いて、従来における、SBP2とACの両プロトコルを実装するデータ伝送装置について説明する。図7は、SBP2とACの両プロトコルを実装したデータ伝送装置の構成を示す図である。
【0008】
図7において、従来のデータ伝送装置は、IEEE1394バスに接続されるPHY層処理回路の上位に位置するLINK層の処理回路であるLINK層処理回路701と、該LINK層処理回路701から受信したパケットデータのうちのSBP2のパケットデータに対してSBP2プロトコル処理を行うSBP2プロトコル制御回路704と、上記LINK層処理回路701から受信したパケットデータのうちのACのパケットデータに対してACプロトコル処理を行うACプロトコル制御回路705と、各プロトコル制御回路704,705からの送信要求信号を選択してLINK層処理回路へ出力する送信パケットセレクタ703と、上記SBP2プロトコル制御回路704において処理される送受信パケットを格納する第1,第2のSBP2パケット送受信用バッファ706,707と、上記ACプロトコル制御回路705において処理される送受信パケットを格納する第1,第2のACパケット送受信用バッファ708,709と、を備えるものである。そして、上記SBP2プロトコル制御回路704は、受信したパケットデータのヘッダ情報を解析して、SB2のパケットデータであるかを判定する受信パケット解析回路711と、該受信パケット解析回路711においてSB2パケットデータと判定されたパケットデータや、DMAバスを介して受信したデータに対して転送処理を行うSBP2データ転送処理回路713と、受信したデータに対してIEEE1394パケットフォーマットの生成を行うパケット生成回路712と、DMAバスへのデータ送受信の制御を行うDMAコントロール回路714とで構成され、またACプロトコル制御回路705は、受信したパケットデータのヘッダ情報を解析して、ACのパケットデータであるかを判定する受信パケット解析回路721と、該受信パケット解析回路721においてACパケットデータと判定されたパケットデータや、DMAバスを介して受信したデータに対して転送処理を行うACデータ転送処理回路と、受信したデータに対してIEEE1394パケットフォーマットの生成を行うパケット生成回路722と、DMAバスへのデータ送受信の制御を行うDMAコントロール回路724と、で構成されている。
【0009】
以下、上述したような構成を有するデータ伝送装置における通常の送受信動作について説明する。
IEEE1394のAsynchronousパケットは、ヘッダー領域とデータ領域とで構成されており、該パケットのヘッダー領域の情報から、そのパケットがSBP2かACのどちらのパケットであるのかを識別することができる。したがって、従来のデータ伝送装置がデータを受信した場合は、まず各プロトコル制御回路704,705内の受信パケット解析回路711,721において、受信パケットのヘッダー領域を解析して各プロトコルに対応するパケットデータを判定し、各データ転送処理回路713,723により、該各プロトコルに対応するパケットデータを各第1のパケット送受信バッファ706,708に格納していく。そして、上記データ転送処理回路713,723は、上記各第1のパケット送受信用バッファ706,708に格納されたパケットデータを読み出し、対応するプロトコル処理を行った後に、各DMAコントロール回路714,724を介してDMAバスに出力するものである。
【0010】
そして、このようなプロトコル処理中にパケットを受信した場合でも、従来装置には、上記各プロトコル制御回路704,705に2つずつパケット送受信用バッファが接続されているため、もう一方のバッファ、つまり第2のパケット送受信用バッファ707,709に、その受信したパケットを格納することができ、プロトコル処理期間のオーバーヘッドによる遅延が生じず、データを高速に受信することができる。
【0011】
一方、データを送信する場合は、まずDMAバスから各プロトコル制御回路704,705においてデータを受信し、各データ転送処理回路713,723により、該受信したデータを各パケット生成回路712,722に出力し、各パケット生成回路712,722において、IEEE1394パケットフォーマットの生成を行う。そして、そのパケット化されたデータは、各データ転送処理回路713,723より、各第1のパケット送受信用バッファ706,708に格納していく。
【0012】
そして、パケットフォーマットの生成処理の終了後、上記各パケット生成回路712,722は、送信パケットセレクタ703に送信要求信号を出力し、該送信要求信号を受信した送信パケットセレクタ703は、それぞれのプロトコル制御回路704,705からの送信要求信号を、そのヘッダー情報から優先順位を付けてLINK層処理回路701へセレクトして出力するか、あるいは先に送信要求があった順番にLINK層処理回路701へセレクトして出力する。
【0013】
そして、LINK層処理回路701は、IEEE1394規格に基づいてPHY層処理回路へ送信要求を行い、伝送帯域を獲得できれば、その伝送帯域を獲得したプロトコルのパケットを、上記第1のパケット送受信用バッファから読み出して送信する。そして、データ送信の場合も、受信の場合と同様に、パケット送信中にデータを受信しても、もう一方のパケット送受信用バッファ、つまり第2のSBP2パケット送信用バッファ707、及び第2のACパケット送信用バッファ709を使用してパケット処理を行うことができるため、データが途切れることなく高速に送信することができる。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−119415号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来のSBP2とACの両プロトコルを実装したデータ伝送装置の構成では、比較的簡単な構成で、且つデータが途切れることなく高速に送受信することを実現することができる。
【0016】
しかしながら、従来装置に実装されているSBP2及びACの両プロトコルはともに大容量のデータを取り扱うものであるため、従来装置に設けるパケット送受信用バッファは、SBP2及びACの両プロトコルが取り扱うデータ量に見合うように、大容量のバッファでなければならず、この結果、従来装置においては、データ伝送装置の回路規模を小さくできないという課題を有していた。
【0017】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、IEEE1394規格の特性を有効に利用して、データ転送能力をできるだけ減少させることなく回路規模を小さくしたデータ伝送装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のデータ伝送装置は、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、パケットデータの受信時には該受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、各々のプロトコルに対応するパケットデータを外部へ出力し、パケットデータの送信時には送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにして外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数個設けられた複数のバッファと、上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備えるものである。
【0019】
また、本発明の請求項2に記載のデータ伝送装置は、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路の各々に複数個が対応して設けられた複数のバッファと、を備えるものである。
【0020】
また、本発明の請求項3に記載のデータ伝送装置は、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数設けられた複数のバッファと、上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備えるものである。
【0021】
また、本発明の請求項4に記載のデータ伝送装置は、上記通信方式は、IEEE1394−1995規格、IEEE1394a−2000規格、IEEE1394b規格であるものである。
【0022】
また、本発明の請求項5に記載のデータ伝送装置は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装置において、上記プロトコルは、Serial Bus Protocol−2, Asynchronous Serial Bus Connection であるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、図1から図4を用いて、本発明の請求項1に対応する実施の形態1にかかるデータ伝送装置について説明する。
本実施の形態1においては、SBP2及びACの各プロトコル制御回路で処理するデータを格納するバッファ数を減らすことで、データ伝送装置の回路規模を小さくするものである。
【0024】
まず、図1を用いて、本実施の形態1におけるデータ伝送装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態1におけるデータ伝送装置の構成を示す図である。
【0025】
図1において、106,107は、各プロトコル制御回路104,105で処理するデータを格納する第1,第2のパケット送受信用バッファであり、108は、各プロトコル制御回路104,105に接続するバッファの切替えを行うバッファセレクタである。なお、ここでは、図2,3に示すように、上記バッファセレクタ108がスイッチA1,A2,B1,B2を備え、各プロトコル制御回路104,105と、バッファ106,107との接続を切替えるものである。また、本実施の形態1のデータ伝送装置におけるその他の構成は、従来構成と同一、あるいは相当するものであるため、ここでは説明を省略する。
【0026】
以下、図2〜図4を用いて、本実施の形態1のデータ伝送装置の送受信動作について説明する。
まず、図2を用いて、本データ伝送装置においてSBP2プロトコルしか使用されていない場合の送受信動作について説明する。図2は、本実施の形態1におけるデータ伝送装置において、SBP2プロトコルのみ使用されている場合のバッファセレクタの状況を示している図である。
【0027】
SBP2プロトコルしか使用しない場合は、ACプロトコル制御回路105にバッファを接続させる必要がないため、本データ伝送装置全体を制御するCPU(図示せず)により、バッファセレクタ108内のスイッチを制御して、図2に示すように、スイッチB1,B2を閉じ、スイッチA1,A2を開け、第1,第2のパケット送受信用バッファ106,107の両方が、SBP2プロトコル制御回路104に接続されるようにする。
【0028】
このようにすれば、SBP2プロトコル制御回路104については、図7に示す従来構成と同等の構成になり、バッファ数を削減しても、従来と同等のデータ転送レートの性能を実現することができる。
【0029】
なお、ACプロトコルしか使用されていない場合は、逆にSBP2プロトコル制御回路104にバッファを設ける必要がないため、上記CPU(図示せず)により、スイッチA1,A2を閉じ、スイッチB1,B2を開けるように制御して、第1,第2のパケット送受信用バッファ106,107の両方をACプロトコル制御回路105に接続するようにすればよい。
【0030】
次に、図3,4を用いて、本データ伝送装置においてSBP2とACの両プロトコルが使用されている場合の送受信動作について説明する。図3は、本実施の形態1におけるデータ伝送装置において、SBP2及びACの両プロトコルが使用されている場合のバッファセレクタの状況を示している図であり、図4は、本実施の形態1におけるデータ伝送装置において、SBP2プロトコル制御回路及びACプロトコル制御回路が、送信パケットセレクタに対して送信要求した状態からの状態遷移を示す図である。
【0031】
SBP2及びACの両プロトコルが使用されている場合は、本データ伝送装置に両プロトコルを実装しなければいけないので、SBP2プロトコル制御回路104及びACプロトコル制御回路105の両方にバッファを接続させる必要がある。
【0032】
従って、両プロトコルが使用されている場合には、上記CPU(図示せず)によりバッファセレクタ108内のスイッチを制御して、図3に示すように、スイッチA2,B1を閉じ、スイッチA1,B2を開け、第1のパケット送受信用バッファ106がSBP2プロトコル制御回路104に、また第2のパケット送受信用バッファ107がACプロトコル制御回路105に接続されるようにする。
【0033】
このようにすれば、SBP2プロトコル制御回路104及びACプロトコル制御回路105のそれぞれにバッファが接続され、両方のプロトコルを実装したデータ伝送装置を提供することができる。
【0034】
ここで、図7に示す従来構成と、上述した図3に示す構成とを比較すれば明らかであるが、図3の構成では、各プロトコル制御回路104,105にパケット送受信用バッファが1つしか接続されないため、プロトコル処理期間のオーバーヘッドによる遅延が生じて、データ転送レートの性能が半分になると考えられる。
【0035】
しかし、IEEE1394規格は、Asynchronous転送のパケットデータの送信要求が生じた場合、あるプロトコル制御回路からの送信要求が一旦バス占有権を獲得してパケットを送信すると、その全ての送信要求が完了するまでは次の送信要求をすることができないという特性を有しており、このIEEE1394上でSBP2とACの両プロトコルを同時に使用すれば、Asynchronous転送の帯域が混み合って、SBP2とACの両プロトコル制御回路からのパケット送信要求が同時に発生する確率が高くなり、同じノードが連続してバス占有権を獲得してパケット送信できる頻度が低くなる。
【0036】
従って、IEEE1394上でSBP2とACの両プロトコルを同時に使用する場合は、同じノードが連続してバス占有権を獲得してパケット送信できる頻度が低いので、各プロトコル制御回路104,105にてプロトコル処理中にデータを送受信する可能性が低く、さらには、一方のプロトコル制御回路がデータを送受信している間に、もう一方のプロトコル制御回路がプロトコル処理をすることが可能となるため、図3に示すように各プロトコル制御回路104,105にバッファが一つしか接続されていなくても、データ転送レートの性能は従来の構成と比べてほとんど変わらないといえる。
【0037】
以下、IEEE1394上でSBP2とACの両プロトコルを同時に使用する場合の、各プロトコル制御回路の状態遷移について、図4を用いて説明する。図4は、SBP2プロトコル制御回路及びACプロトコル制御回路が送信要求した場合の状態遷移を示す図である。なお、ここでは、送信パケットセレクタ103がACプロトコル制御回路105からの送信要求信号を先に選択するものとする。
【0038】
図4に示すように、ACプロトコル制御回路105及びSBP2プロトコル制御回路104から送信要求が送信パケットセレクタ103に出力されると(期間▲1▼)、まずACプロトコル制御回路105からの送信要求信号が、送信パケットセレクタ103を通じてLINK層処理回路101に出力され、これによってACプロトコルが伝送帯域を獲得し、ACプロトコル制御回路105からACプロトコル処理後のパケットがDMAバスを介して送信される(期間▲2▼)。そして、ACプロトコル制御回路105からの送信が終了後、今度はSBP2プロトコル制御回路104からの送信要求信号が送信パケットセレクタ103を通じてLINK層処理回路101に出力されるが、このとき、他のノードが伝送帯域を使用しておりパケットデータを送信できないため、SBP2プロトコル制御回路104は、該他ノードによる送信が終了し、伝送帯域を獲得できるまで待機する。一方、ACプロトコル制御回路105では、この間に、次のデータをDMAバスから書き込み、パケット生成等のプロトコル処理を行い、パケット化されたデータを第2の送受信用バッファ107に格納していく(期間▲3▼)。
【0039】
そして、他のノードの送信が終了後、SBP2プロトコルが伝送帯域を獲得し、これにより、SBP2プロトコル制御回路104は、第1の送受信用バッファ106に格納されているパケットデータを読み出して、DMAバスを介して送信していく(期間▲4▼)。この間、ACプロトコル制御回路105は、上述したDMAから受信したデータに対するプロトコル処理を続ける。
【0040】
そして、SBP2プロトコル制御回路104からのパケットデータの送信が終了後、上記SBP2プロトコル制御回路104は、次のデータをDMAバスから書き込み、パケット生成等のプロトコル処理を行い、パケット化されたデータを第1の送受信用バッファ106に格納していく。一方、上記ACプロトコル制御回路105は、DMAバスから受信したデータに対するプロトコル処理が終了後に、送信パケットセレクタ103に対して、再び送信要求信号を出力する。しかし、他のノードが伝送帯域を獲得してデータ送信をしているため、パケットデータを送信することはできなため、上記ACプロトコル制御回路105は伝送帯域が獲得できるまで待機する。
【0041】
このように、上述したIEEE1394規格の特性上、各プロトコルは、伝送帯域を連続して獲得することができないものとなっているので、各プロトコル制御回路104,105は、その各プロトコルが伝送帯域を獲得するまで時間と、お互いのパケット送信時間とをオーバーヘッドとして、これらの時間を利用してパケット処理を行うことができる。
【0042】
このようにすれば、各プロトコル制御回路104,105に、図3に示すようにバッファが1つしか接続されていない本実施の形態1の構成と、図7に示すようにバッファが2つ接続されている従来構成とで、データ転送レートの差をほとんどないものにすることができ、ほぼ同等のデータ転送レートを実現することが可能である。
【0043】
以上のように本実施の形態1によれば、データ伝送装置にバッファセレクタ108を設けて、各プロトコル制御回路104,105において処理されるデータを格納するバッファ数を削減し、一方のプロトコルしか使用していない場合は、上記バッファセレクタ108を制御して、2つあるパケット送受信用バッファの両方をその使用しているプロトコルに対応するプロトコル制御回路に接続させ、また、両方のプロトコルが使用されている場合は、2つあるパケット送受信用バッファのそれぞれを各プロトコル制御回路に接続させるようにしたので、従来装置とほぼ同等のデータ転送レートを実現しつつ、データ伝送装置の回路規模を小さくすることが可能となる。
【0044】
(実施の形態2)
以下、図5を用いて、本発明の請求項2に対応する実施の形態2にかかるデータ伝送装置について説明する。
上記実施の形態1においては、SBP2及びACの各プロトコル制御回路で処理するデータを格納するバッファを減らすことでデータ伝送装置の回路規模を小さくするようにしたが、本実施の形態2においては、SBP2及びACの両プロトコル制御回路の回路規模を小さくすることで、データ伝送装置の回路規模を小さくするものである。
【0045】
まず、図5を用いて、本実施の形態2におけるデータ伝送装置の構成について説明する。図5は、本実施の形態2におけるデータ伝送装置の構成を示す図である。
【0046】
図5において、502は、受信パケットのヘッダー領域からパケットを解析して、該受信パケットがSBP2か、ACのどちらのパケットであるかを識別し、さらに、そのパケットを識別するためのヘッダー領域を除く受信パケットフィルタであり、503は、各プロトコル制御回路504,505からの送信要求を選択し、且つ該各プロトコル制御回路504,505から入力されたヘッダー領域情報及びデータを用いて、IEEE1394規格パケットフォーマットの生成を行うものである。そして、上記SBP2プロトコル制御回路504は、SBP2データ転送回路513と、DMAコントロール回路514と、からなるものであり、上記ACプロトコル制御回路505は、ACデータ転送回路523と、DMAコントロール回路524と、からなるものである。なお、そのほかの構成については、従来構成と同一、あるいは相当するものであるため、ここでは説明を省略する。
【0047】
以下、図5を用いて、本実施の形態2のデータ伝送装置において、SBP2ACの両プロトコルが使用されている場合の送受信動作について説明する。
データ伝送装置があるパケットを受信する場合、まずLINK層処理回路501から受信パケットフィルタ502に入力される。受信パケットフィルタ502では、受信パケットのヘッダー領域からパケットを解析してSBP2か、ACのどちらのパケットであるかを識別した後、該パケットを識別するためのヘッダー領域の情報を除いたヘッダー領域の情報とデータ領域とを、上記識別結果に基づいて、SBP2プロトコル制御回路504か、あるいはACプロトコル制御回路505のどちらかへ出力する。
【0048】
このように、各プロトコル制御回路504,505の前段に受信パケットフィルタ502を設け、パケットを識別する際には該回路502をSBP2及びACの両プロトコルが共通して使用するようにすれば、各プロトコル制御回路504,505に設けられていた、受信したパケットがSBP2かACのいずれかを識別するための回路(例えば、図7に示す従来装置では、各プロトコル制御回路内の受信パケット解析回路711,721)を削減することができる。
【0049】
そして、上述したようにして、上記受信パケットフィルタ502において、ヘッダー情報により識別されたパケットデータは、各プロトコル制御回路504,505に振り分けられ、該各プロトコル制御回路504,505内の各データ転送処理回路513,523を介して、各第1のパケット送受信用バッファ506,508に格納され、各データ転送処理回路513,523により、格納されたパケットデータを読み出して、各DMAコンとコロール回路514,524を介してDMAバスに出力するものである。
【0050】
一方、パケットを送信する場合は、まずDMAバスから入力されるデータを各プロトコル制御回路504,505で受信し、該受信されたデータを、各データ転送処理回路513,524により、パケット生成回路503に出力する。
【0051】
ここでSBP2、及びACの両プロトコルは、共にAsynchronousパケットを使用してデータ送受信を行うプロトコルであるので、パケットの構造という点から見るとヘッダー領域の識別子が異なるだけでフォーマットは同一である。従って、Asynchronousパケットを生成する回路構成は、SBP2とACとで何ら変わらず、上記送信パケット生成回路503では、SBP2プロトコル制御回路504、及びACプロトコル制御回路505から、それぞれのヘッダー領域の情報と送信要求信号とを受信して、IEEE1394パケットフォーマットを生成する。
【0052】
さらに、上記送信パケット生成回路503は、該受信した送信要求信号を、そのヘッダー情報から優先順位をつけて、あるいは先に送信要求信号が出力された順番に、LINK層処理回路501へ出力する。
【0053】
このように、各プロトコル制御回路504,505の前段に送信パケット生成回路503を設け、IEEE1394パケットフォーマットに変換する際には該回路503をSBP2及びACの両プロトコルが共通して使用するようにすれば、各プロトコル制御回路504,505に設けられていた、パケットフォーマットに変換するための回路(例えば、図7に示す従来装置の各プロトコル制御回路内のパケット生成回路712,722)を削減することができる。
【0054】
そして、上述したようにして、上記送信パケット生成回路503において、IEEE1394パケットフォーマット化されたパケットデータは、各データ転送処理回路513,523を介して、各第1のパケット送受信用バッファ506,508に格納され、各プロトコルが伝送帯域を獲得後、SBP2データ転送処理回路513,523より、各第1のパケット送受信用バッファ506,508に格納されたパケットデータを読み出して、DMAコントロール回路514,524を介してDMAバスに出力する。
【0055】
なお、本実施の形態2においては、従来の構成と同様、各プロトコル制御回路に、バッファを2つ接続させているので、データが途切れることなく高速に送受信することが可能であり、データ転送レートが従来装置に比べて減少することはない。
【0056】
このように本実施の形態2によれば、上記プロトコル制御回路の外部に、受信したパケットデータを解析して各プロトコル制御回路504,505にその受信したパケットデータを振り分ける受信パケットフィルタ502と、送信するデータをIEEE1394パケットフォーマットにする送信パケット生成回路503とを設けることで、各プロトコル制御回路504,505内の、受信パケットを解析する回路と、パケットフォーマットを生成する回路とを削除するようにしたので、データ転送レートを減少させることなく、データ伝送装置の回路規模を小さくすることが可能となる。
【0057】
(実施の形態3)
以下、図6を用いて、本発明の請求項3に対応する実施の形態3にかかるデータ伝送装置について説明する。
本実施の形態3は、上記実施の形態1と上記実施の形態2との構成上の特徴部分を組み合わせることで、データ伝送装置の回路規模をさらに小さくするものである。
【0058】
まず、図6を用いて、本実施の形態3にかかるデータ伝送装置の構成について説明する。図6は、本実施の形態3におけるデータ伝送装置の構成を示す図である。
【0059】
図6において、本実施の形態3におけるデータ伝送装置は、LINK層処理回路601と、受信パケットフィルタ602と、送信パケット生成回路603と、SBP2プロトコル制御回路604、ACプロトコル制御回路605と、バッファセレクタ608と、第1,第2のパケット送受信用バッファ606,607と、で構成されている。
【0060】
以下、図6を用いて、本実施の形態3のデータ伝送装置の送受信動作について説明する。
まず、本データ伝送装置において、どちらか一方のプロトコル、例えばBP2プロトコルしか使用されていない場合の送受信動作について説明する。
【0061】
SBP2プロトコルしか使用しない場合は、上記実施の形態1において説明したように、ACプロトコル制御回路605にバッファを接続させる必要がないため、当該データ伝送装置全体を制御するCPU(図示せず)によりバッファセレクタ608を制御して、第1,第2のパケット送受信用バッファ606,607の両方が、SBP2プロトコル制御回路604に接続されるようにする(図2参照)。
【0062】
さらに、受信パケットフィルタ602、及び送信パケット生成回路603の動作については、SBP2プロトコルしか使用しない場合、そのSBP2プロトコル制御回路604に2つのバッファが接続されることになるので、上記実施の形態2と同様の構成になり、この結果、データが途切れることなく、高速に送受信することができ、データ転送レートが従来装置に比べて減少することはない。
【0063】
なお、ACプロトコルしか使用されていない場合は、逆にSBP2プロトコル制御回路604にバッファを設ける必要がないため、上記CPU(図示せず)によりバッファセレクタ608を制御して、第1,第2のパケット送受信用バッファ606,607の両方をACプロトコル制御回路605に接続するようにすればよい。
【0064】
次に、本データ伝送装置において、SBP2とACの両プロトコルが使用されている場合の送受信動作について説明する。
SBP2及びACの両プロトコルが使用されている場合は、本データ伝送装置に両プロトコルを実装しなければいけないので、上記実施の形態1と同様、上記CPU(図示せず)によりバッファセレクタ608を制御して、SBP2プロトコル制御回路604に第1のパケット送受信用バッファ606を、ACプロトコル制御回路605に第2のパケット送受信用バッファ607を接続するようにする(図3参照)。
【0065】
ここで、IEEE1394規格の特性上、各プロトコル制御回路604,605は、上記実施の形態1で説明した図4と同様の状態遷移をとるため、各プロトコル制御回路604,605がプロトコル処理中にデータを受信する可能性が低く、また、各プロトコル制御回路604,605は、それぞれが伝送帯域を獲得するまで時間と、他のプロトコル制御回路がパケットを送信するパケット送信時間とを、プロトコル処理期間のオーバーヘッドにし、これらの時間を利用してパケット処理を行うことができる。
【0066】
さらに、受信パケットフィルタ602、及び送信パケット生成回路603については、上記実施の形態2と同様の動作を行うことにより、各プロトコルのパケットデータの送受信を実現することができる。
【0067】
このように本実施の形態3によれば、データ伝送装置にバッファセレクタ608を設けることで、各プロトコル制御回路604,605において処理されるデータを格納するバッファ数を削減し、且つ、上記プロトコル制御回路の外部に受信パケットフィルタ602と、送信パケット生成回路603とを設けることで、各プロトコル制御回路604,605内の、受信パケットを解析する回路と、パケットフォーマットを生成する回路とを削除するようにしたので、データ転送レートの減少を最小限におさえて、データ伝送装置の回路規模をさらに小さくすることが可能となる。
【0068】
なお、実施の形態1〜3においては、データ伝送装置の通信方式がIEEE1394規格として説明したが、より具体的に述べれば、IEEE1394−1995規格、IEEE1394a−2000規格、IEEE1394b規格が挙げられる。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載のデータ伝送装置によれば、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、パケットデータの受信時には該受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、各々のプロトコルに対応するパケットデータを外部へ出力し、パケットデータの送信時には送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにして外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数個設けられた複数のバッファと、上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備えるようにしたので、従来装置とほぼ同等のデータ転送レートを実現しつつ、バッファ数を削減してその回路規模を小さくしたデータ伝送装置を提供することが可能となる。
【0070】
また、本発明の請求項2に記載のデータ伝送装置によれば、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路の各々に複数個が対応して設けられた複数のバッファと、を備えるようにしたので、データ転送レートを減少させることなく、回路規模を小さくしたデータ伝送装置を提供することが可能となる。
【0071】
また、本発明の請求項3に記載のデータ伝送装置によれば、非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数設けられた複数のバッファと、上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備えるようにしたので、データ転送レートの減少を最小限におさえて、データ伝送装置の回路規模をさらに小さくすることができる。
【0072】
また、本発明の請求項4に記載のデータ伝送装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装置において、上記通信方式は、IEEE1394−1995規格、IEEE1394a−2000規格、IEEE1394b規格であるようにしたので、IEEE1394−1995規格、IEEE1394a−2000規格、IEEE1394b規格上で、データ送受信するデータ伝送装置において、データ転送レートの最小限におさえつつ、その回路規模を小さくすることができる。
【0073】
また、本発明の請求項5に記載のデータ伝送装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装置において、上記プロトコルは、SerialBus Protocol −2, Asynchronous Serial Bus Connectionであるようにしたので、SBP2及び、ACの両プロトコルを実装したデータ伝送装置を、データ転送レートの減少を最小限におさえつつ、その回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデータ転送装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1において、SBP2プロトコルのみを使用している際の、データ転送装置の構成をを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1において、SBP2及びACの両プロトコルを使用してる際の、データ転送装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1におけるデータ伝送装置の動作を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2における、データ転送装置の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3における、データ伝送装置の構成を示す図である。
【図7】従来のデータ伝送装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
101,501,601,701 LINK層処理回路
102,702 受信パケット解析回路
103,703 送信パケットセレクタ
104,504,604,704 SBP2プロトコル制御回路
105,505,605,705 ACプロトコル制御回路
106,606 第1のパケット送受信用バッファ
107,607 第2のパケット送受信用バッファ
108,608 バッファセレクタ
502,602 受信パケットフィルタ
503,603 送信パケット生成回路
506,706 第1のSBP2パケット送受信用バッファ
507,707 第2のSBP2パケット送受信用バッファ
508,708 第1のACパケット送受信用バッファ
509,709 第2のACパケット送受信用バッファ

Claims (5)

  1. 非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、
    パケットデータの受信時には該受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、各々のプロトコルに対応するパケットデータを外部へ出力し、パケットデータの送信時には送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにして外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、
    上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数個設けられた複数のバッファと、
    上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備える、
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、
    受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、
    送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、
    パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、
    上記複数のプロトコル制御回路の各々に複数個が対応して設けられた複数のバッファと、を備える、
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 非同期に発生する帯域を利用してデータを送受信する通信方式を用いて、複数のプロトコルのパケットデータを送受信するデータ伝送装置において、
    受信したパケットデータのヘッダー情報を解析して、上記複数のプロトコル毎に振り分ける受信パケットフィルタと、
    送信するデータを上記通信方式のパケットフォーマットにする送信パケット生成手段と、
    パケットデータ受信時には上記受信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力し、パケットデータ送信時には上記送信パケットフィルタからのパケットデータを外部へ出力する、上記複数のプロトコルに対応して同数個設けられた複数のプロトコル制御回路と、
    上記複数のプロトコル制御回路に対応して同数設けられた複数のバッファと、
    上記複数のプロトコルの各々の上記帯域の使用に応じて、上記複数のプロトコル制御回路の各々と、上記複数のバッファの各々との接続を切替えるバッファセレクタと、を備える、
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装置において、
    上記通信方式は、IEEE1394−1995規格、IEEE1394a−2000規格、IEEE1394b規格である、
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装置において、
    上記プロトコルは、Serial Bus Protocol−2, Asynchronous Serial Bus Connectionである、
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
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