JP2004235949A - アンテナとそれを用いた電子機器 - Google Patents
アンテナとそれを用いた電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004235949A JP2004235949A JP2003021817A JP2003021817A JP2004235949A JP 2004235949 A JP2004235949 A JP 2004235949A JP 2003021817 A JP2003021817 A JP 2003021817A JP 2003021817 A JP2003021817 A JP 2003021817A JP 2004235949 A JP2004235949 A JP 2004235949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antenna element
- electrically
- mechanically connected
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、アンテナとそれを用いた電子機器に関するもので、携帯電話などの移動体無線機の筐体内部にも配置可能であり、複数の周波数に対応した小型・広帯域なアンテナの提供を目的とするものである。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメント30と、一端が開放された第2のアンテナエレメント34とを外周部分に設けたアンテナコア部31とこの第1のアンテナエレメント30の給電端に電気的機械的に接続された給電リード32を備え、前記第1のアンテナエレメント30の端部に電気的機械的に接続された線状エレメント33を第1のアンテナエレメント30の切り欠き部に配置し、前記線状エレメント33に電気的機械的に前記第2のアンテナエレメント34の他端と接続した構成のアンテナである。
【選択図】 図3
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメント30と、一端が開放された第2のアンテナエレメント34とを外周部分に設けたアンテナコア部31とこの第1のアンテナエレメント30の給電端に電気的機械的に接続された給電リード32を備え、前記第1のアンテナエレメント30の端部に電気的機械的に接続された線状エレメント33を第1のアンテナエレメント30の切り欠き部に配置し、前記線状エレメント33に電気的機械的に前記第2のアンテナエレメント34の他端と接続した構成のアンテナである。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナとそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内蔵アンテナとして図5に示すように逆F型アンテナがよく用いられている。逆F型アンテナは地板104とこの地板104と放射エレメント101間を短絡する短絡部102とアンテナに電力を供給するための給電部103から構成されている。
【0003】
なお、この出願に関連する先行技術文献情報として、例えば、特許文献1が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−228303号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の逆F型アンテナは周波数帯域が狭く、且つ単独の周波数でのみしか使用できないという問題点があった。また、帯域を広くしようとすると放射エレメント101と地板104間の距離を長くしたり、放射エレメント101そのものの形状を大型にする必要があり、小型化と広帯域化の両立は極めて難しかった。
【0006】
そこで本発明は、携帯電話などの電子機器において、小型で、周波数帯域の広い、複数の周波数に対応できる内蔵型のアンテナを供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1に記載の発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメントと、一端が開放された第2のアンテナエレメントとを外周部分に設けたアンテナコア部とこの第1のアンテナエレメントの給電端に電気的機械的に接続された給電リードを備え、前記第1のアンテナエレメントの端部に電気的機械的に接続された線状エレメントを第1のアンテナエレメントの切り欠き部に配置し、前記線状エレメントに電気的機械的に前記第2のアンテナエレメントの他端と接続したアンテナであり、前記第1のアンテナエレメントと、前記第2のアンテナエレメントによりマルチバンドでのアンテナ動作を可能にし、前記線状エレメントを設けることで小型・広帯域化を図ることができるというものである。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、第1のアンテナエレメントをアンテナコア部の外周を囲むように筒状に構成し、前記第1のアンテナエレメントと線状エレメント間に絶縁体を設けた請求項1に記載のアンテナであり、第1のアンテナエレメントと線状エレメントとの絶縁を確実にし、筒状にすることで更なる小型化が図れる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、アンテナコア部を誘電体もしくは磁性体で構成した請求項1に記載のアンテナであり、アンテナコア部に誘電体もしくは磁性体を用いることで更に波長を短縮させアンテナを小型にすることができる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、第2のアンテナエレメントを螺旋状とした請求項1に記載のアンテナであり、螺旋状のピッチやエレメントの幅を変化させアンテナを小型にすることができる。
【0011】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナの給電リードを送信ラインと受信ラインの少なくともいずれか一方に接続した電子機器であり、極めて小型化されたアンテナを送信ラインと受信ラインの少なくとも一方に接続することにより電子機器自体の小型化を達成できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について説明する。
【0013】
図1は携帯電話の電気回路を示しており、アンテナ1はアンテナ共用器2を介して送信ライン3と受信ライン4に接続されている。このアンテナ共用器2には送信フィルタ5と受信フィルタ6を含んでいる。アンテナ1で受信された電波は、アンテナ共用器2を介して受信ライン4に伝達され、また音声などの送信信号は送信ライン3、アンテナ共用器2を介してアンテナ1から送信されるようになっている。
【0014】
受信ライン4には増幅器7、段間フィルタ8、ミキサ9、IFフィルタ10、復調器11を介してスピーカ12が接続されている。また、送信ライン3には、マイク13から順に変調器14、ミキサ15、段間フィルタ16、増幅器17、アイソレータ18が設けられ、それがアンテナ共用器2に接続された状態となっている。またミキサ9,15にはそれぞれ電圧制御発振器(VCO)19がそれぞれフィルタ20,21を介して接続されている。
【0015】
さて、この電気回路を具体的に構成図として示したものが図2に示すものである。プリント基板22には図1に示すアンテナ共用器2から復調器11、あるいは変調器14までの送信ライン3、送信ライン4のそれぞれの部品がプリント基板22上の送受信回路部23に構成されている。この送受信回路部23から信号ライン24が設けられ、この信号ライン24には給電端子25が接続されている。この給電端子25は図1においてアンテナ1とアンテナ共用器2との間に設けられている。アンテナ1の給電リード32がプリント基板22上の給電端子25に電気的に接続され、プリント基板22から一定距離をおいて配置されている。
【0016】
前記アンテナ1について図3に本発明の構成を示す。
【0017】
アンテナ1は銅板で形成された四角い筒状の一側面を切り欠いた形状の第1のアンテナエレメント30と、この第1のアンテナエレメント30を直方体の外周部分に設けた絶縁体からなるアンテナコア部31と、第1のアンテナエレメント30の端部に電気的に接続された給電リード32と、第1のアンテナエレメント30の側端部に電気的機械的に接続された線状エレメント33と、一端が開放されるとともに他端が線状エレメント33に電気的機械的に接続された螺旋状の第2のアンテナエレメント34で構成されている。
【0018】
このアンテナコア部31は例えばABS、フェノール、ポリカーボネート等の樹脂などで形成している。線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34は銅線でもしくは銅箔等で形成している。
【0019】
上記構成において、第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34は基本的にアンテナとしての働きをしている。第1のアンテナエレメント30は銅板の長さや厚み及びスリットの幅を調整し、第2のアンテナエレメント34は銅線の幅や長さ及び螺旋間隔などを調整することでそれぞれ例えば900MHz帯と1.9GHz帯の共振を可能にすることができる。
【0020】
図4は第1のアンテナエレメント30がアンテナコア部31の外周を囲むように四角い筒状に構成されており、絶縁体35によって線状エレメント33とは絶縁されている。第1のアンテナエレメント30を環状にすることでエレメントの長さを等価的に長くすることができ、結果として第1のアンテナエレメント30の長手方向の長さを短くすることが可能となる。これにより第2のアンテナエレメント34の占有スペースが大きくなり螺旋状のエレメント間隔を広げることができるため、より小型で広帯域なアンテナを得ることができる。
【0021】
本実施の形態で最も特徴とする点は、第2のアンテナエレメント34の他端に接続された線状エレメント33が、第1のアンテナエレメント30とは絶縁された状態で第1のアンテナエレメント30の端部に接続されていることである。この構成によって、第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34はそれぞれ給電されることになり、複数の周波数での共振を可能にし、また第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34は独立したエレメントであることから、共振周波数の調整をし易くできる。また線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34が電気的機械的に接続されることにより、線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34は同一のエレメントと等価となるので、第2のアンテナエレメント34を短くすることが可能となり、第2のアンテナエレメント34の螺旋間隔を広くすることができ、結果的に図3に示すアンテナ1は小型・広帯域なものとなる。
【0022】
なお、上記実施の形態においては、アンテナコア部31は絶縁体で構成したものについて説明したが、このアンテナコア部31を誘電体もしくは磁性体で構成することもできる。誘電体や磁性体を用いることによってアンテナとして波長を短縮することができ、一層アンテナの小型化を図ることができる。
【0023】
以上のような構成により図1に示す携帯電話を一例とした電子機器の小型化が図れるものである。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメントと、一端が開放された第2のアンテナエレメントとを外周部分に設けたアンテナコア部とこの第1のアンテナエレメントの給電端に電気的機械的に接続された給電リードを備え、前記第1のアンテナエレメントの端部に電気的機械的に接続された線状エレメントを第1のアンテナエレメントの切り欠き部に配置し、前記線状エレメントに電気的機械的に前記第2のアンテナエレメントの他端と接続したアンテナであり、このアンテナを用いることで小型な電子機器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電気回路図
【図2】本発明の一実施の形態のアンテナと電子機器の配置を示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施の形態を示すアンテナの分解斜視図
【図4】本発明の一実施の形態の他のアンテナの分解斜視図
【図5】従来のアンテナの斜視図
【符号の説明】
1 アンテナ
30 第1のアンテナエレメント
31 アンテナコア部
32 給電リード
33 線状エレメント
34 第2のアンテナエレメント
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナとそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内蔵アンテナとして図5に示すように逆F型アンテナがよく用いられている。逆F型アンテナは地板104とこの地板104と放射エレメント101間を短絡する短絡部102とアンテナに電力を供給するための給電部103から構成されている。
【0003】
なお、この出願に関連する先行技術文献情報として、例えば、特許文献1が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−228303号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の逆F型アンテナは周波数帯域が狭く、且つ単独の周波数でのみしか使用できないという問題点があった。また、帯域を広くしようとすると放射エレメント101と地板104間の距離を長くしたり、放射エレメント101そのものの形状を大型にする必要があり、小型化と広帯域化の両立は極めて難しかった。
【0006】
そこで本発明は、携帯電話などの電子機器において、小型で、周波数帯域の広い、複数の周波数に対応できる内蔵型のアンテナを供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1に記載の発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメントと、一端が開放された第2のアンテナエレメントとを外周部分に設けたアンテナコア部とこの第1のアンテナエレメントの給電端に電気的機械的に接続された給電リードを備え、前記第1のアンテナエレメントの端部に電気的機械的に接続された線状エレメントを第1のアンテナエレメントの切り欠き部に配置し、前記線状エレメントに電気的機械的に前記第2のアンテナエレメントの他端と接続したアンテナであり、前記第1のアンテナエレメントと、前記第2のアンテナエレメントによりマルチバンドでのアンテナ動作を可能にし、前記線状エレメントを設けることで小型・広帯域化を図ることができるというものである。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、第1のアンテナエレメントをアンテナコア部の外周を囲むように筒状に構成し、前記第1のアンテナエレメントと線状エレメント間に絶縁体を設けた請求項1に記載のアンテナであり、第1のアンテナエレメントと線状エレメントとの絶縁を確実にし、筒状にすることで更なる小型化が図れる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、アンテナコア部を誘電体もしくは磁性体で構成した請求項1に記載のアンテナであり、アンテナコア部に誘電体もしくは磁性体を用いることで更に波長を短縮させアンテナを小型にすることができる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、第2のアンテナエレメントを螺旋状とした請求項1に記載のアンテナであり、螺旋状のピッチやエレメントの幅を変化させアンテナを小型にすることができる。
【0011】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナの給電リードを送信ラインと受信ラインの少なくともいずれか一方に接続した電子機器であり、極めて小型化されたアンテナを送信ラインと受信ラインの少なくとも一方に接続することにより電子機器自体の小型化を達成できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について説明する。
【0013】
図1は携帯電話の電気回路を示しており、アンテナ1はアンテナ共用器2を介して送信ライン3と受信ライン4に接続されている。このアンテナ共用器2には送信フィルタ5と受信フィルタ6を含んでいる。アンテナ1で受信された電波は、アンテナ共用器2を介して受信ライン4に伝達され、また音声などの送信信号は送信ライン3、アンテナ共用器2を介してアンテナ1から送信されるようになっている。
【0014】
受信ライン4には増幅器7、段間フィルタ8、ミキサ9、IFフィルタ10、復調器11を介してスピーカ12が接続されている。また、送信ライン3には、マイク13から順に変調器14、ミキサ15、段間フィルタ16、増幅器17、アイソレータ18が設けられ、それがアンテナ共用器2に接続された状態となっている。またミキサ9,15にはそれぞれ電圧制御発振器(VCO)19がそれぞれフィルタ20,21を介して接続されている。
【0015】
さて、この電気回路を具体的に構成図として示したものが図2に示すものである。プリント基板22には図1に示すアンテナ共用器2から復調器11、あるいは変調器14までの送信ライン3、送信ライン4のそれぞれの部品がプリント基板22上の送受信回路部23に構成されている。この送受信回路部23から信号ライン24が設けられ、この信号ライン24には給電端子25が接続されている。この給電端子25は図1においてアンテナ1とアンテナ共用器2との間に設けられている。アンテナ1の給電リード32がプリント基板22上の給電端子25に電気的に接続され、プリント基板22から一定距離をおいて配置されている。
【0016】
前記アンテナ1について図3に本発明の構成を示す。
【0017】
アンテナ1は銅板で形成された四角い筒状の一側面を切り欠いた形状の第1のアンテナエレメント30と、この第1のアンテナエレメント30を直方体の外周部分に設けた絶縁体からなるアンテナコア部31と、第1のアンテナエレメント30の端部に電気的に接続された給電リード32と、第1のアンテナエレメント30の側端部に電気的機械的に接続された線状エレメント33と、一端が開放されるとともに他端が線状エレメント33に電気的機械的に接続された螺旋状の第2のアンテナエレメント34で構成されている。
【0018】
このアンテナコア部31は例えばABS、フェノール、ポリカーボネート等の樹脂などで形成している。線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34は銅線でもしくは銅箔等で形成している。
【0019】
上記構成において、第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34は基本的にアンテナとしての働きをしている。第1のアンテナエレメント30は銅板の長さや厚み及びスリットの幅を調整し、第2のアンテナエレメント34は銅線の幅や長さ及び螺旋間隔などを調整することでそれぞれ例えば900MHz帯と1.9GHz帯の共振を可能にすることができる。
【0020】
図4は第1のアンテナエレメント30がアンテナコア部31の外周を囲むように四角い筒状に構成されており、絶縁体35によって線状エレメント33とは絶縁されている。第1のアンテナエレメント30を環状にすることでエレメントの長さを等価的に長くすることができ、結果として第1のアンテナエレメント30の長手方向の長さを短くすることが可能となる。これにより第2のアンテナエレメント34の占有スペースが大きくなり螺旋状のエレメント間隔を広げることができるため、より小型で広帯域なアンテナを得ることができる。
【0021】
本実施の形態で最も特徴とする点は、第2のアンテナエレメント34の他端に接続された線状エレメント33が、第1のアンテナエレメント30とは絶縁された状態で第1のアンテナエレメント30の端部に接続されていることである。この構成によって、第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34はそれぞれ給電されることになり、複数の周波数での共振を可能にし、また第1のアンテナエレメント30と第2のアンテナエレメント34は独立したエレメントであることから、共振周波数の調整をし易くできる。また線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34が電気的機械的に接続されることにより、線状エレメント33と第2のアンテナエレメント34は同一のエレメントと等価となるので、第2のアンテナエレメント34を短くすることが可能となり、第2のアンテナエレメント34の螺旋間隔を広くすることができ、結果的に図3に示すアンテナ1は小型・広帯域なものとなる。
【0022】
なお、上記実施の形態においては、アンテナコア部31は絶縁体で構成したものについて説明したが、このアンテナコア部31を誘電体もしくは磁性体で構成することもできる。誘電体や磁性体を用いることによってアンテナとして波長を短縮することができ、一層アンテナの小型化を図ることができる。
【0023】
以上のような構成により図1に示す携帯電話を一例とした電子機器の小型化が図れるものである。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明は、筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメントと、一端が開放された第2のアンテナエレメントとを外周部分に設けたアンテナコア部とこの第1のアンテナエレメントの給電端に電気的機械的に接続された給電リードを備え、前記第1のアンテナエレメントの端部に電気的機械的に接続された線状エレメントを第1のアンテナエレメントの切り欠き部に配置し、前記線状エレメントに電気的機械的に前記第2のアンテナエレメントの他端と接続したアンテナであり、このアンテナを用いることで小型な電子機器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電気回路図
【図2】本発明の一実施の形態のアンテナと電子機器の配置を示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施の形態を示すアンテナの分解斜視図
【図4】本発明の一実施の形態の他のアンテナの分解斜視図
【図5】従来のアンテナの斜視図
【符号の説明】
1 アンテナ
30 第1のアンテナエレメント
31 アンテナコア部
32 給電リード
33 線状エレメント
34 第2のアンテナエレメント
Claims (5)
- 筒状の一部を切り欠いた第1のアンテナエレメントと、一端が開放された第2のアンテナエレメントとを外周部分に設けたアンテナコア部とこの第1のアンテナエレメントの給電端に電気的機械的に接続された給電リードを備え、前記第1のアンテナエレメントの端部に電気的機械的に接続された線状エレメントを第1のアンテナエレメントの切り欠き部に配置し、前記線状エレメントに電気的機械的に前記第2のアンテナエレメントの他端と接続したアンテナ。
- 第1のアンテナエレメントをアンテナコア部の外周を囲むように筒状に構成し、前記第1のアンテナエレメントと線状エレメント間に絶縁体を設けた請求項1に記載のアンテナ。
- アンテナコア部を誘電体もしくは磁性体で構成した請求項1に記載のアンテナ。
- 第2のアンテナエレメントを螺旋状とした請求項1に記載のアンテナ。
- 請求項1に記載のアンテナの給電リードを送信ラインと受信ラインの少なくともいずれか一方に接続した電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021817A JP2004235949A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | アンテナとそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021817A JP2004235949A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | アンテナとそれを用いた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004235949A true JP2004235949A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32951049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003021817A Pending JP2004235949A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | アンテナとそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004235949A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100811793B1 (ko) | 2006-10-02 | 2008-03-10 | 삼성전자주식회사 | 휴대 단말기의 안테나 장치 |
JP2010062485A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Toshiba Corp | コアシェル型磁性材料、コアシェル型磁性材料の製造方法、デバイス装置、およびアンテナ装置。 |
JP2011049847A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | 携帯無線機器 |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003021817A patent/JP2004235949A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100811793B1 (ko) | 2006-10-02 | 2008-03-10 | 삼성전자주식회사 | 휴대 단말기의 안테나 장치 |
US7639189B2 (en) | 2006-10-02 | 2009-12-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna device of a mobile terminal |
JP2010062485A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Toshiba Corp | コアシェル型磁性材料、コアシェル型磁性材料の製造方法、デバイス装置、およびアンテナ装置。 |
US8289222B2 (en) | 2008-09-08 | 2012-10-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Core-shell magnetic material, method of manufacturing core-shell magnetic material, device, antenna device, and portable device |
JP2011049847A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | 携帯無線機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7119743B2 (en) | Antenna and electronic device using the same | |
EP1860732A1 (en) | Antenna assembly and radio communication apparatus employing same | |
US6417816B2 (en) | Dual band bowtie/meander antenna | |
CN100353612C (zh) | 双频偶极天线结构 | |
JP2000332530A (ja) | アンテナ | |
JP2000022421A (ja) | チップアンテナ及びそれを搭載した無線機器 | |
JP2003101335A (ja) | アンテナ装置およびそれを用いた通信機器 | |
JP2003163528A (ja) | プリント回路板、表面実装装置アンテナ及び通信装置 | |
JP2005295493A (ja) | アンテナ装置 | |
KR20090131853A (ko) | 휴대용 단말기의 안테나 장치 | |
US20070139282A1 (en) | Antenna and portable wireless apparatus including the same | |
JP4875171B2 (ja) | 多重帯域アンテナ | |
JP2009253959A (ja) | マルチバンドアンテナ装置及びそれを用いた無線通信機器 | |
JP2007020133A (ja) | 平行2線式アンテナ | |
JP2007174018A (ja) | アンテナ | |
JP2004235949A (ja) | アンテナとそれを用いた電子機器 | |
JP2007174153A (ja) | ループアンテナおよび通信機器 | |
WO2004064193A1 (ja) | アンテナとそれを用いた電子機器 | |
JP4158704B2 (ja) | アンテナ装置 | |
WO2001020714A1 (en) | Broadband or multi-band planar antenna | |
JPH09232854A (ja) | 移動無線機用小型平面アンテナ装置 | |
JP4048989B2 (ja) | アンテナとそれを用いた電子機器 | |
JP2004343601A (ja) | アンテナとそれを用いた電子機器 | |
JP4012414B2 (ja) | 2周波用共用スリーブアンテナ | |
JP2010130100A (ja) | マルチバンドアンテナ装置 |