JP2004235567A - レーザモジュール - Google Patents

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照彦 蔵町
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Abstract

【課題】レーザビームと、光ファイバと、レーザビームを光ファイバに入射させる光学系とを備えたレーザモジュールにおいて、光学要素の位置精度が高めてレーザビームのファイバへの結合効率を高くする。
【解決手段】冷却媒体が流動する通路10を内部に有するヒートシンク9と、SiCからなり、ヒートシンク9と一体的に形成された基板19と、ヒートシンク9上に固定された、7本のレーザビームを発する半導体レーザ8と、基板19上にレンズホルダー17を介して設置されたマルチモード光ファイバ16と、半導体レーザ8から発せられた7本のレーザビームを平行光化させるレンズホルダー13に保持されたコリメータレンズアレイ12と、平行光化されたレービームをマルチモード光ファイバ16に合波して入射させるレンズホルダー15に保持された集光レンズ14と、通路10に冷却媒体を流動させるためのポンプを備えた冷却器32とから構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1以上のレーザビームを発する半導体レーザと、光ファイバと、前記半導体レーザから発せられたレーザ光を前記光ファイバに入射させる光学系とからなるレーザモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザの高出力化のため、複数のレーザビームと、光ファイバと、前記複数のレーザビームを光ファイバに合波するコリメートレンズおよび集光レンズからなる光学系とを備えたレーザモジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来、半導体レーザモジュールは、パッケージ内部、またはパッケージ外部の底板にペルチェ等の冷却機能を持つデバイスが取り付けられ、その上にステム、ヒートシンク等の半導体素子、および光学素子等が配置されている。しかし、ペルチェ等の冷却機能を持つデバイスを取り付けることにより、部分点数が増えるので、小型化および低コスト化が困難である。また、冷却機能部から発熱体までの距離を小さくすることが必要となるため、熱膨張による部材変形を抑制することが困難である。
【0004】
このため、ヒートシンク内部に水路を形成し冷却する方法が提案されている。(例えば、特許文献2および3参照)。しかし、これらは冷却効果を考慮して熱伝導率の高いCuを用いているため、このような構造を上記レーザモジュールに用いた場合、ヒートシンク自体の熱膨張によって数μmの発光点変化が生じる。
【0005】
さらに、窒化物系化合物半導体レーザの電気−光変換効率は、赤〜赤外の波長領域で発振する半導体レーザのそれが40〜50%程度に対し、一般に15%と低く、かつ紫外〜青の高エネルギーの光を放出するため、非常に発熱量が大きくなる。また、半導体レーザは、駆動温度が高くなるほど素子寿命を低下させてしまう。このため窒化物系半導体レーザは、III−V族化合物半導体レーザに比べ、よりチップの放熱を十分に行うことができる実装構造が望まれる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−202442号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平11−5199402号公報
【0008】
【特許文献3】
特開2000−45878号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に放熱板あるいはレーザモジュールの基板等には、Cu(熱膨張係数17×10 (deg−1)、熱伝導率W/(m・k))あるいはCu合金製ブロック等の熱伝導率の大きい部材が用いられているが、これらは、熱膨張係数が大きいため、上記のようなレーザモジュールの場合、駆動温度により半導体レーザ素子のミクロンオーダーの位置ずれが生じる。この位置ずれのため、半導体レーザから出射され、複数のレンズを経由してファイバに結像されたビームにおいて出力低下が生じる。
【0010】
さらに、複数の半導体レーザを実装すると、熱分布を持ち、中央部が周辺部より比較的高くなる傾向を示し、均一な温度分布にすることが困難である。このため、上記のような合波レーザモジュールでは、光ファイバへの結合効率が低下し、出力低下を招く。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みて、レーザビームと、光ファイバと、レーザビームを光ファイバに入射させる光学系とを備えたレーザモジュールにおいて、光学要素の位置精度が高くレーザビームのファイバへの結合効率が高い半導体レーザモジュールを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のレーザモジュールは、冷却媒体が流動する通路を内部に有するヒートシンクと、
熱膨張係数が5.3×10−6(deg−1)以下の材料からなり、ヒートシンクと一体的に形成された基板と、
ヒートシンク上に固定された1本以上のレーザビームを発する半導体レーザと、
基板上に直接あるいは保持部材を介して設置された光ファイバと、
基板上に直接あるいは保持部材を介して設置された、半導体レーザから発せられたレーザビームを該光ファイバに入射させる光学系と、
通路に冷却媒体を流動させるための手段とからなることを特徴とするものである。
【0013】
材料は、Si、SiC、AlNまたはコバールであることが望ましい。
【0014】
レーザビームの波長帯は、350nmから450nmの範囲であることが望ましい。
【0015】
半導体レーザが、発光点が1本の線状に並んだ複数の発光点から複数のレーザビームを発するものである場合は、該各発光点から該発光点の並び方向に対して垂直な方向の前記通路の壁面までの距離が、発光点並び方向中央から離れるに従って大きくなるものであることが望ましい。
【0016】
通路内に、冷却媒体の流動方向を制御する手段が設けられていることが望ましい。
【0017】
なお、「コバール」とは、 Westinghouse Electric社製の鉄合金「Kovar」(Ni28%、Co18%、残りFe−Ni−Co系合金)を示す。
【0018】
【発明の効果】
本発明のよるレーザモジュールによれば、冷却媒体が流動する通路を内部に有するヒートシンクを用いているので、半導体レーザからの発熱を良好に放熱させることができ、半導体レーザおよびレーザモジュールの経時信頼性を高いものとすることができる。さらに、熱膨張係数が5.3×10−6(deg−1)以下の材料からなり、ヒートシンクと一体的に形成された基板を用いているので、半導体レーザ、光ファイバおよび光学部材の熱膨張によるこれらの位置ズレを防止することができるので、光ファイバへの結合効率を高いものとすることができる。
【0019】
基板の材料としてSi、SiN、AlNまたはコバールを用いた場合は、熱膨張係数が、Cuの4分の1から3分の1程度であるので、良好に位置ズレを防止できファイバへの結合効率が高いものとすることができる。
【0020】
レーザビームの波長帯が、350nmから450nmの範囲である場合は、エネルギーが高く、電気−光変換効率が15%程度であるため発熱量が高いので、本発明を適用することは効果的である。
【0021】
半導体レーザが、発光点が1本の線状に並んだ複数の発光点から複数のレーザビームを発するものであり、該各発光点から該発光点の並び方向に対して垂直な方向の通路の壁面までの距離が、発光点並び方向中央から離れるに従って大きくなるものとした場合は、半導体レーザの熱分布に対応して、高い発熱量の領域は冷却効果が高くなるので、複数のレーザビームの出力を略同等にすることができる。レーザビームの出力制御を容易なものとすることができる。
【0022】
通路内に、冷却媒体の流動方向を制御する手段が設けられている場合は、冷却媒体の流動性を高めることが可能となるので、より放熱性を高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0024】
本発明のレーザモジュールの一実施形態について説明する。図1にそのレーザモジュールの側面図を示し、図2にレーザモジュール全体の概略構成図を示し、図3に平面図を示す。
【0025】
本実施の形態によるレーザモジュールは、図1に示すように、冷却媒体としての純水が流動する冷却媒体通路10を内部に有するSiC(熱膨張係数;3.7×10−6(deg−1)、熱伝導率270(W/(m・k))からなるヒートシンク9と、SiCからなり、ヒートシンク9と一体的に形成された基板19と、ヒートシンク9上に固定された、合計7本のレーザビームを発する半導体レーザ8と、基板19上にレンズホルダー17を介して設置されたマルチモード光ファイバ16と、半導体レーザ8から発せられた7本のレーザビームを平行光化させるレンズホルダー13に保持されたコリメータレンズアレイ12と、平行光化されたレービームをマルチモード光ファイバ16に合波して入射させるレンズホルダー15に保持された集光レンズ14と、前記冷却媒体通路10に冷却媒体を流動させるためのポンプ33を備えた冷却器32(図2に示す)とからなるものである。
【0026】
ヒートシンク9内部の通路10は、基板19が取付けられるモジュール取付け台23の内部に形成された冷却媒体通路29に連結されている。冷却器32からポンプ33によって、配管24側からモジュール取付け台内部の冷却媒体通路29、ヒートシンク内部の冷却媒体通路10および配管25方向へ、一定温度の冷却媒体が供給される。
【0027】
半導体レーザ8は、1本のレーザビームを発する半導体レーザチップD1,LD2,LD3,LD4,LD5,LD6およびLD7が、ヒートシンク9上に配列固定されている。7個の半導体レーザチップは、すべてGaN系の半導体からなるものであり、発振波長405±10nm、出力100mWのレーザビームB1、B2,B3,B4,B5,B6およびB7を発するものである。7本レーザービームは、7つの半導体レーザチップのそれぞれの発光点E1、E2、E3、E4、E5、E6およびE7から発せられる。半導体レーザチップは、発光点ピッチが、1250μmで配列固定されている。
【0028】
ヒートシンク9は、半導体レーザ8固定面と対応する面から内部がくりぬかれた形状となっており、そのくりぬかれた領域が冷却媒体通路10となっている。また、このヒートシンク9は、図4に示すように、発光点の並び方向Xに対して、発光点から冷却媒体通路10の壁面11までの垂直方向の距離が、中央の半導体レーザチップLD4から端の半導体レーザチップLD1およびLD7へ離れるに従って大きくなるものである。すなわち、半導体レーザチップLD4における前記距離lと端の半導体レーザチップLD1およびLD7における前記距離lとの関係は、l<lとなる。これにより、半導体レーザの熱分布に対応して、発熱量が高い領域は冷却効果を高くできるので、複数の半導体レーザを均一な温度に制御できる。従って、複数のレーザビームの出力を略同等にすることができ、レーザビームの出力制御を容易なものとすることができる。
【0029】
このように、ヒートシンク内部の冷却媒体通路10を、単純な1つの溝とすることにより、流量を上げることができ、冷却能力を上げることができる。また、このような単純な構造とすることにより、加工も容易であるため安価にレーザモジュールを作製することができる。
【0030】
レーザモジュール取付け台23は、図1に示すように、底面に半導体レーザの並び方向に長い板26が形成されており、この板26が冷却媒体通路10内中央部に位置するように、パッケージ20と、ゴムパッキング27およびねじ28で固定される。この板26は、図5に示すように、壁面抵抗を小さくし冷却媒体を流動させやすくするために流線形状に形成されている。この板26によって冷却媒体が、半導体レーザ素子の出射面側から、該出射面と対向する面側へ流れるように制御される。これにより、冷却媒体の流動性を高めることが可能となるので、より放熱性を高めることができる。
【0031】
図3を参照して、半導体レーザチップLD1,LD2,LD3,LD4,LD5,LD6およびLD7から発散光状態で出射したレーザビームB1,B2,B3,B4,B5,B6およびB7は、それぞれコリメータレンズアレイ12の各コリメータレンズ12aによって平行光化される。
【0032】
平行光とされたレーザビームB1〜B7は、集光レンズ14によって集光され、マルチモード光ファイバ16のコアの入射端面上で収束する。本例ではコリメータレンズ12aおよび集光レンズ14によって集光光学系が構成され、それとマルチモード光ファイバ16とによって合波光学系が構成されている。すなわち、集光レンズ14によって上述のように集光されたレーザビームB1〜B7がこのマルチモード光ファイバ16のコアに入射してそこを伝搬し、1本のレーザビームに合波されてマルチモード光ファイバ16から出射する。なおマルチモード光ファイバ16としては、ステップインデックス型のもの、グレーデッドインデックス型のもの、およびそれらの複合型のものが全て適用可能である。
【0033】
レーザモジュールを構成する光学要素は、基板19と壁面18とからなる上方が開口した箱状のパッケージ20内に収容され、このパッケージ20の上記開口がパッケージ蓋21によって閉じられることにより、該パッケージ20およびパッケージ蓋21が画成する閉空間内に密閉保持される。
【0034】
また半導体レーザチップLD1〜LD7に駆動電流を供給する配線類22は、壁面18に形成された開口を通してパッケージ外に引き出されている。
【0035】
なお、図3においては、図の煩雑化を避けるために、半導体レーザチップD1〜7のうち端の半導体レーザチップLD1およびLD7にのみ、レーザビームB1〜B7までのうちレーザビームB1とB7にのみ番号を付してある。
【0036】
一方、半導体レーザLD1〜LD7としては、発光幅が2μmで、活性層と平行な方向、直角な方向の拡がり角が一例としてそれぞれ10°、30°の状態で各々レーザビームB1〜B7を発するものが用いられている。これらの半導体レーザチップLD1〜LD7は、平坦な表面を有するヒートシンク9上に、活性層と平行な方向に発光点が1列に並ぶように配設されている。
【0037】
したがって、各発光点から発せられたレーザビームB1〜B7は、上述のように細長い形状とされた各コリメータレンズ12aに対して、拡がり角最大の方向が開口径大の方向と一致し、拡がり角最小の方向が開口径小の方向と一致する状態で入射することになる。つまり、細長い形状とされた各コリメータレンズ12aは、入射するレーザビームB1〜B7の楕円形の断面形状に対応して、非有効部分を極力少なくして使用されることになる。本実施の形態では具体的に、各コリメータレンズ12aの開口径は水平方向、垂直方向で各々1.1mm、4.6mmであり、それらに入射するレーザビームB1〜B7の水平方向、垂直方向のビーム径は各々0.9mm、2.6mmである。また、各コリメータレンズ12aの各焦点距離f=3mm、NA=0.6、レンズ光軸ピッチ=1.25mmである。
【0038】
集光レンズ14も、非球面円形レンズの光軸を含む領域を細長く切り取って、各コリメータレンズ12aの並び方向つまり水平方向に長く、それと直角な方向に短い形状とされている。そして該集光レンズ14の焦点距離f=12.5mm、NA=0.3である。この集光レンズ14も、例えば樹脂あるいは光学ガラスをモールド成形することによって形成される。
【0039】
他方、マルチモード光ファイバ16としては、三菱電線工業株式会社製のグレーデッドインデックス型光ファイバを基本として、コア中心部がグレーデッドインデックスで外周部がステップインデックスである、コア径=25μm、NA=0.3、端面コートの透過率=99.5%以上のものが用いられている。本例の場合、先に述べたコア径×NAの値は7.5μmである。
【0040】
本実施の形態の構成においては、レーザビームB1〜B7のマルチモード光ファイバ16への結合効率が0.9となる。したがって、GaN系半導体レーザLD1〜LD7の各出力が100mWのときには、出力630mW(=100mW×0.9×7)の合波レーザビームが得られることになる。
【0041】
本発明のレーザモジュールによれば、ヒートシンクと一体的に形成された基板に熱膨張係数がCuの約5分の1であるSiCを用いることにより、半導体レーザ、光ファイバおよび光学部材の、熱膨張による位置ズレを防止することができるので、光ファイバへの結合効率を高いものとすることができる。
【0042】
また、冷却媒体が流動する通路を内部に有するヒートシンクを用いているので、熱伝導率がCuに比べて小さいものであっても、半導体レーザからの発熱を良好に放熱させることができ、半導体レーザおよびレーザモジュールの経時信頼性を高いものとすることができる。
【0043】
また、特に本実施の形態では、モジュール取付け台23に設けられた冷却媒体通路29は、レーザモジュールすべての光学部材(半導体レーザ、コリメータレンズ、集光レンズおよび光ファイバ)の下部に位置し、これらの部材を冷却することができるので、モジュール全体を均一に冷却することが可能である。これにより、レーザビームと光ファイバとの結合効率を向上させることができる。
【0044】
また、本発明の実施の形態では、基板19の材質としてSiCを用いて説明したが、ヒートシンクと一体的に形成された基板19の材料としては、SiCの他に、Si(熱膨張係数4.2×10−6(deg−1)、熱伝導率151(W/(m・k))、AlN(4.5×10−6(deg−1)、熱伝導率170〜200(W/(m・k))、またはコバール(5.3×10−6(deg−1、熱伝導率17(W/(m・k))のような、熱膨張係数が5.3×10−6(deg−1)以下のものを用いることができる。このような材料を用いることにより、モジュールの光学部材の位置精度を高くでき、また、半導体レーザからの発熱を良好に放熱させることができ、半導体レーザおよびレーザモジュールの経時信頼性を高いものとすることができる。
【0045】
また、半導体レーザとして、1つのチップに1つの発光点を有する複数の半導体レーザチップを用いて説明したが、これに限らず、1つの発光点を有する1つの半導体レーザチップからなるものであってもよく、複数の発光点を有する1つ以上の半導体レーザチップからなるものであってもよい。
【0046】
冷却媒体は、純水の他に、メタノール、エタノール、アセトンまたはHFCおよびHCFC等の代替フロンガスを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザモジュールの一実施の形態を示す側面図
【図2】レーザモジュールの概略構成図
【図3】本発明のレーザモジュールの一実施の形態を示す平面図
【図4】図1における30−30断面図
【図5】図1における31−31断面図
【符号の説明】
8 半導体レーザ
9 ヒートシンク
10,29 冷却媒体通路
11 冷却媒体通路壁面
12 コリメータレンズアレイ
13 コリメータレンズホルダー
14 集光レンズ
15 集光レンズホルダ
16 マルチモード光ファイバ
17 光ファイバホルダ
18 パッケージ横壁面
19 基板
20 パッケージ
21 パッケージ蓋
22 配線類
23 モジュール取付け台
24,25 配管
26 板
27 ゴムパッキング
28 ねじ
32 冷却器
33 ポンプ

Claims (5)

  1. 冷却媒体が流動する通路を内部に有するヒートシンクと、
    熱膨張係数が5.3×10−6(deg−1)以下の材料からなり、前記ヒートシンクと一体的に形成された基板と、
    前記ヒートシンク上に固定された1本以上のレーザビームを発する半導体レーザと、
    前記基板上に直接あるいは保持部材を介して設置された光ファイバと、
    前記基板上に直接あるいは保持部材を介して設置された、前記半導体レーザから発せられたレーザビームを該光ファイバに入射させる光学系と、
    前記通路に冷却媒体を流動させるための手段とからなることを特徴とするレーザモジュール。
  2. 前記材料が、Si、SiC、AlNまたはコバールであることを特徴とする請求項1記載のレーザモジュール。
  3. 前記レーザビームの波長帯が、350nmから450nmの範囲であることを特徴とする請求項1または2記載のレーザモジュール。
  4. 前記半導体レーザが、発光点が1本の線状に並んだ複数の発光点から複数のレーザビームを発するものであり、
    該発光点から該発光点の並び方向に対して垂直な方向の前記通路の壁面までの距離が、前記発光点並び方向中央から離れるに従って大きくなるものであることを特徴とする請求項1、2または3記載のレーザモジュール。
  5. 前記通路内に、冷却媒体の流動方向を制御する手段が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のレーザモジュール。
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