JP2004235249A - 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法 - Google Patents

半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004235249A
JP2004235249A JP2003019339A JP2003019339A JP2004235249A JP 2004235249 A JP2004235249 A JP 2004235249A JP 2003019339 A JP2003019339 A JP 2003019339A JP 2003019339 A JP2003019339 A JP 2003019339A JP 2004235249 A JP2004235249 A JP 2004235249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
semiconductor
wafer
semiconductor wafer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003019339A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Uchida
正雄 内田
Makoto Kitahata
真 北畠
Ryoko Miyanaga
良子 宮永
Kunimasa Takahashi
邦方 高橋
Osamu Kusumoto
修 楠本
Masaya Yamashita
賢哉 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003019339A priority Critical patent/JP2004235249A/ja
Publication of JP2004235249A publication Critical patent/JP2004235249A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54493Peripheral marks on wafers, e.g. orientation flats, notches, lot number

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】ワイドギャップ半導体を基板として用いる場合にも生産効率の低下を来さない半導体ウエハ及び半導体素子を提供する。
【解決手段】半導体ウエハは、裏面に第1の刻印10が形成され、ワイドギャプ半導体からなる基板11と、基板11上に設けられ、ワイドギャップ半導体または絶縁体からなる可視光に対して透明な透明堆積層12と、透明堆積層12上に設けられ、可視光に対して不透明な不透明層13と、基板11の裏面上に設けられ、可視光に対して不透明な薄膜層14とを備え、第1の刻印10と不透明層13とは平面的に見て互いにオーバーラップしていない。基板11の上方から第1の刻印10を検出できるので、製造工程中に刻印を検出するためにウエハを裏返す必要がなくなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、識別子を有する炭化珪素などのワイドギャップ半導体ウエハ,識別子を有する半導体チップ,及び刻印の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年になって、Siの物性限界を超える新しい半導体材料が用途に応じて必要とされるようになってきた。例えば、パワー素子等の高電圧がかかる半導体装置には、Siよりも耐圧性が高く、電力損失が小さいシリコンカーバイド(SiC)が用いられつつある。また、青色発光ダイオードや青色レーザ、高周波素子などには窒化ガリウム(GaN)及びその関連材料が用いられている。その他にも、半導体としてのダイアモンドは、移動度が大きいため、半導体装置に用いることで、動作速度の飛躍的向上を図れる可能性を有している。このように、SiC、GaN、ダイアモンドなどの、Siより大きなバンドギャップを有する半導体は、一般にワイドギャップ半導体と呼ばれる。
【0003】
これらのワイドギャップ半導体を用いて半導体装置を製造する際には、ウエハを準備し、ウエハ上に必要に応じて半導体層を堆積する工程、不純物を導入する工程、あるいはウエハまたは半導体層上に電極となる導体膜を形成する工程などを経る。そして、ウエハを半導体素子が形成されたチップごとに分割する。
【0004】
通常、SiCウエハなどのワイドギャップ半導体ウエハには、当該ウエハについての情報が、文字や記号などの形で刻印されている。これらワイドギャップ半導体のウエハは、Siのウエハに比べてウエハごとの個性やばらつきが大きく、ウエハ上に形成する素子構造のばらつきも大きくなっている。そのため、これらのウエハについては、Siウエハと異なり、半導体素子の製造工程中、あるいは半導体素子の形成後に刻印を読み取って該ウエハの個性を把握しておく必要があるのである。従来のSiCウエハでは、工程中に刻印を確認することによって、例えばロット管理などの製品の管理が行われている。
【0005】
レーザ光線を用いてウエハに文字や記号を刻印する方法は、特許第3189687号公報(特許文献1)に開示されている。刻印は基板の一部を削る作業であるため、刻印の際に発生する粉塵が基板に吸着すると、半導体プロセスなどの微細プロセスに不具合が生じる。そのため、文字や記号は、微細プロセスを必要とされる基板面(上面)には刻印されず、裏面に刻印される。ここで、ウエハの裏面とは、ウエハの面のうち、基板面(上面)に対向する面を意味する。
【0006】
図7(a)は、半導体素子を形成後の従来のSiCウエハを裏面から見た平面図、(b)は、従来のSiCウエハの上面から見た平面図であり、(c)は、従来のSiCウエハの図7(b)に示すVIc−VIc線での断面図である。
【0007】
図7(a)〜(c)に示すように、半導体素子を形成後の従来のSiCウエハは、裏面の端部に刻印150が形成された基板151と、基板151の上面上に堆積された堆積層152と、堆積層152の上に形成された導電体からなる第1の電極153と、基板151の裏面上に形成された厚さ1μm程度の導電体からなる第2の電極154とを備えている。刻印150は、例えばロットナンバーや面方位情報、製造年月日などの情報を含んでいる。この刻印150と半導体素子の第1の電極153とは、通常平面的に見て少なくとも一部がオーバーラップしている。
【0008】
なお、基板151の材料がSiCの場合、堆積層152もSiC結晶または他の材料からなるが、この堆積層152を設けない場合もある。また、ここでは、半導体素子がダイオードなどの縦型半導体素子の例を示しているが、MISFETなどの横型半導体素子の場合には第2の電極154は設けない。
【0009】
また、識別子である刻印150は、裏面から直接観察される。この際には、顕微鏡やレーザなど、おもに光を用いた非接触な検出方法が用いられる。刻印150は基板裏面上に形成された凹凸であるため、刻印150上に第2の電極154のような1μm程度の薄膜等が存在していても、観察可能である。
【0010】
なお、通常の家電用の半導体素子の場合には、図7(a)〜(c)に示す状態から、ダイシングによりSiウエハが多数の半導体チップに分割される。
【0011】
このような半導体素子を形成するためには、CVD法によるエピタキシャル成長による堆積層152の形成工程やイオン注入工程、第1の電極153の形成工程、不良検査工程など種々の工程が必要となる。
【0012】
【特許文献1】
特許第3189687号
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ワイドギャップ半導体のウエハ裏面に文字や記号を識別子として刻印した場合、半導体素子の製造工程の非効率化を招くおそれがある。
【0014】
半導体素子を製造するための作業の多くは主面側を上にした状態で行われる。それ故、製造工程中に刻印を確認することが必須となるワイドギャップ半導体のウエハでは、刻印を読みとる度にウエハを裏返して観察する必要があった。そのため、半導体装置の生産効率の低下を招いていたのである。
【0015】
本発明は、上記の不具合を解決するためになされたものであり、ワイドギャップ半導体を基板として用いる場合にも生産効率の低下を来さない半導体ウエハ及び半導体素子を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体ウエハは、可視光の一部に対して透明なワイドギャップ半導体からなり、裏面には第1の刻印が形成され、チップ領域を有する基板と、上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、上記堆積層の上に設けられた可視光に対して不透明な不透明層とを備え、上記第1の刻印と上記不透明層とは平面的に見てオーバーラップしていない。
【0017】
これにより、可視光のうち基板や堆積層を透過する波長の光を光源として、基板の上方から第1の刻印を検出することができるので、ウエハを裏返して刻印を検出する手間が不要になる。その結果、検査工程などを効率的に行なうことができるようになり、ウエハごとに個性が違うワイドギャップ半導体をウエハに用いる場合にも、生産効率を落とさずに半導体素子を製造することができるようになる。
【0018】
上記不透明層は導電体からなっていてもよい。
【0019】
上記基板の構成材料及び上記堆積層の構成材料のバンドギャップエネルギーが共に1.8eVより大きいことにより、赤色の半導体レーザ光が基板及び堆積層を透過できるので、このレーザ光を光源として、第1の刻印が容易に検出できるようになる。
【0020】
上記基板の上面のうち、上記第1の刻印の上方に位置する領域の少なくとも一部は露出していることにより、さらに第1の刻印の検出を容易にすることができる。
【0021】
上記基板の裏面のうち、上記チップ領域内に識別子となる第2の刻印がさらに形成されており、上記第2の刻印の少なくとも一部は平面的に見て上記不透明層とオーバーラップしていないことにより、第2の刻印とウエハの特性とを関係付けておけば、本発明のウエハをチップ状に分割した後でも、ウエハについての情報を得ることができるようになる。特に、樹脂封止工程において、第2の刻印を基板上方から観察できる場合がある。
【0022】
また、上記基板は炭化珪素から構成されていることで、基板の裏面に刻印を施してもウエハが破損しやすくなることがないので好ましい。
【0023】
本発明の半導体チップは、ワイドギャップ半導体からなる基板と、上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、可視光に対して不透明な不透明層とを備えた半導体チップであって、上記基板の裏面に、少なくとも一部が平面的に見て上記不透明層とオーバラップしない刻印が形成されている。
【0024】
これにより、半導体チップが由来するウエハの特性などを刻印の形状と関係付けておけば、基板上方から刻印を検出することで、該半導体チップの個性を把握することが可能になる。
【0025】
上記不透明層は導電体からなっていてもよい。
【0026】
上記基板の構成材料及び上記堆積層の構成材料のバンドギャップエネルギーが共に1.8eVより大きいことにより、赤色半導体レーザ光などが基板や堆積層を透過できるので、基板上方から刻印を容易に検出することができるようになる。
【0027】
上記基板は炭化珪素から構成されていれば、基板の裏面に刻印を施しても基板が破損しやすくならないので、好ましい。
【0028】
本発明の刻印検出方法は、顕微鏡付きカメラと画像解析装置とを有する刻印検出装置を用いて半導体ウエハに形成された刻印を検出する方法であって、可視光の一部に対して透明で、裏面に刻印が形成され、チップ領域を有する基板と、上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、上記堆積層の上に設けられ、可視光に対して不透明な導電体からなる不透明層とを備え、上記刻印と上記不透明層とは平面的に見てオーバーラップしていない半導体ウエハを準備するステップ(a)と、上記刻印を上記基板の上面方向から上記顕微鏡付きカメラで撮影するステップ(b)と、上記顕微鏡付きカメラで撮影された画像を上記画像解析装置で解析し、上記刻印を検出するステップ(c)とを含んでいる。
【0029】
これにより、刻印を検出するために半導体ウエハを裏返す手間を省くことができるので、半導体素子の生産工程の効率化を図ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る半導体ウエハと刻印検出方法について図を用いて説明する。
【0031】
図1(a)は、半導体素子を形成後のワイドギャップ半導体からなる半導体ウエハを裏面から見た平面図、図1(b)は、該半導体ウエハを上面から見た平面図、図1(c)は、該半導体ウエハの図1(b)に示すIc−Ic線での断面図である。
【0032】
本実施形態の半導体ウエハは、裏面の端部に第1の刻印が形成された基板11と、基板11の上面上に堆積された厚みが1μm以上100μm以下程度の透明堆積層12と、透明堆積層12の上に形成され、チップ領域ごとに分割して設けられた厚さ4μm程度の不透明層13と、基板11の裏面上に形成された厚さ1μm程度の導電体からなる薄膜層14とを備えている。ここで、チップ領域とは、ウエハのうち、半導体素子が形成され、後の工程でチップとして切り出される領域のことを意味するものとする。
【0033】
本実施形態の半導体ウエハにおいて、第1の刻印は、例えばロットナンバーや面方位情報、製造年月日などの情報を含んでいる。また、透明堆積層12は、少なくとも可視光の一部に対して透明な層であり、ワイドギャップ半導体の成長層またはSiOやSiNなどの絶縁層等である。なお、本明細書中で可視光とは、波長の上限が760nm〜800nm程度で下限が380nm〜400nm程度の光を指す。ここで、透明堆積層12を構成する物質のバンドギャップエネルギーが1.8eVより大きければ、例えば、波長が685nm程度の赤色レーザ光線を用いた検出装置によって刻印を検出することができる。
【0034】
ここで、バンドギャップエネルギーが1.8eVより大きい物質の例として、炭化珪素、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、ダイヤモンド、等のワイドギャップ半導体、およびその関連物質、サファイヤ、ガラス、石英、プラスティックなどの透明物質などが挙げられる。ただし、作製される半導体素子の性能を考慮に入れると、基板としてはワイドギャップ半導体を用いることが最も好ましい。
【0035】
一方、不透明層13は可視光を透過しない層であり、例えばゲート電極、ショットキー電極、あるいは上部電極などとして機能する金属層である場合が多いが、樹脂層などであってもよい。この不透明層13は、所定の形状にパターニングされているので、半導体ウエハの全面を覆っているわけではない。
【0036】
図1(a)〜(c)に示す半導体ウエハは、通常の電子機器に用いる場合には、ダイシングされて多数の半導体チップに分割される。ただし、発電用機器などに用いる場合には、ウエハの状態で提供されることもある。
【0037】
本実施形態の半導体ウエハの特徴は、図1(b)に示すように、半導体ウエハの上面のうち第1の刻印の上方に位置する領域に、半導体素子を設けない検出用領域20が設けられていることである。そのため、図1(c)に示すように、第1の刻印と半導体素子とがオーバーラップしないので、第1の刻印を上方から検出することが可能になっている。第1の刻印の検出は、レーザ光線を用いた検出装置を用いて行なうか、顕微鏡を用いた肉眼観察によって行なう。なお、刻印された記号や文字が左右非対称な場合には、上方から見た時に正しく見える向きに刻むことが好ましい。これにより、肉眼観察する場合に、第1の刻印の検出を容易に行なうことが可能になる。
【0038】
なお、ここでは、半導体素子がショットキーダイオードや縦型MISFETなどの縦型半導体素子の例を示しているが、MISFETなどの横型半導体素子の場合には薄膜層14はあってもなくてもよい。
【0039】
また、図2は、本実施形態の半導体ウエハの変形例を示す断面図である。
【0040】
同図に示すように、マスク等を用いることによって第1の刻印の上方の検出用領域20に透明堆積層12を形成しないようにしてもよい。あるいは、薄膜層14のうち第1の刻印に接する領域14aのみをエッチングするなどして第1の刻印を露出させてもよい。
【0041】
また、第1の刻印はウエハ裏面の端部付近にあることが製造上好ましいが、それ以外の部分に形成されていても上方から検出することは可能である。その場合、半導体素子と第1の刻印とは互いにオーバーラップしないようにすればよい。
【0042】
また、ここでは不透明層13の厚みは4μm程度と厚かったが、20nm程度以下の厚みの場合には、不透明層13が金属で構成される場合でも可視光を透過する場合がある。その場合には、検出用領域20のうち透明堆積層12の上に極めて薄い金属膜を形成しても上方から第1の刻印を検出することは可能である。ただし、20nm程度の金属膜では電極は形成できないので、基板上部の電極は不透明層となる。
【0043】
なお、この第1の刻印は、あらかじめ半導体ウエハに刻まれていたものを利用してもよいし、透明堆積層12の形成工程後や不透明層13の形成後に刻んでもよい。
【0044】
また、最初に準備した半導体ウエハの裏面を削って厚みを薄くし、半導体装置の性能の向上を図る場合があるが、この場合には、半導体ウエハを削った後に再度刻印を施せばよい。
【0045】
以上で説明した第1の刻印10に加え、基板11の裏面全面に互いに平行な第1のスクライブラインと、ある角度をつけて第1のスクライブラインと交わる第2のスクライブラインとを形成してもよい。後に詳述するが、例えば第1のスクライブラインの線間や第1のスクライブラインと第2のスクライブラインとの交差角度をウエハごとに変えることにより、半導体ウエハをダイシングしてチップにした後でも、いずれのウエハに由来するチップであるかを知ることができる。
【0046】
−刻印の検出方法−
次に、上述の刻印の検出方法の一例について説明する。この検出方法は、例えばウエハの不良検出の際に行われる他、エピタキシャル成長工程の前に行なわれる。刻印を検出し、ウエハに適したエピタキシャル成長条件を設定するのである。
【0047】
識別子である第1の刻印は、半導体素子の製造工程の前後に半導体ウエハの上方から光学顕微鏡やレーザ顕微鏡を用いて観察することにより検出される。刻印を検出するには、光学顕微鏡を用いて肉眼で検出する方法と光学またはレーザ顕微鏡付きカメラを搭載した検出装置を用いて検出する方法の2つがある。ここでは検出装置を用いて検出する方法を説明する。
【0048】
図3は、本発明の半導体ウエハの刻印を検出するための検出装置を概略的に示す図である。このような検出方法は、例えば各製造工程の前後に半導体ウエハを搬送する際に用いられる。
【0049】
図3に示す検出装置は、半導体ウエハを保持するための保持具25と、保持具25上に載置された半導体ウエハ24の上方に配置された顕微鏡付きカメラ23と、顕微鏡付きカメラ23で撮影された画像を解析し、既に保持している半導体ウエハの刻印と照合する画像解析装置22とを備えている。保持具25は、刻印を検出しやすくするために、回転機構を有していてもよい。この場合、保持具25は、半導体ウエハ24の中心点を通る基板面に対する垂線を回転軸として半導体ウエハ24を回転させるようにする。
【0050】
画像解析装置22には、検出される刻印に対応する半導体ウエハに対応するデータが保持されているので、この検出装置を用いて半導体ウエハ24の特性を短時間で知ることができる。
【0051】
例えば、ウエハの不良解析の場合には、基板欠陥のマッピングを行い、ウエハごとに対比させることが行われる。
【0052】
以上のように、本実施形態の半導体ウエハは、上方から刻印を検出することが可能になっているので、半導体素子の製造工程において刻印を検出する際にウエハを裏返す手間を省くことができる。そのため、半導体素子を有するチップの製造コストを低減することができる。
【0053】
−第1の実施形態の具体例−
第1の実施形態の具体例として、炭化珪素(SiC)基板を用いた整流素子(ショットキーダイオード)及び該ショットキーダイオードが形成された半導体ウエハについて説明する。
【0054】
図4(a)は、第1の実施形態の具体例に係るショットキーダイオードを示す断面図であり、(b)は、該ショットキーダイオードが形成された半導体ウエハを上方から見た平面図である。図1に示す部材に対応する部材には同じ符号を付している。
【0055】
本具体例のショットキーダイオードでは、基板31として、n型の4H−SiC基板で、(0001)面から〔1 −100〕方向に8度のオフ角度をつけた面を主面とする基板が用いられている。この基板31の抵抗率は0.02Ωcmであり、厚みは400μm程度である。ここで、4H−SiCのバンドギャップは約3.0〜3.3eVであるので、基板31は可視光のうち、波長が約400nm以上の光に対して透明である。
【0056】
図4(a)に示すように、本具体例のショットキーダイオードは、基板31と、基板31の上面上に設けられ、4H−SiCからなる厚さ約9μmのエピタキシャル成長層32と、エピタキシャル成長層32の上部にボロンを注入することにより設けられた不純物注入層33と、エピタキシャル成長層32及び不純物注入層33の上に、両端部が不純物注入層33とオーバーラップするように設けられたニッケル(Ni)からなるショットキー電極34と、ショットキー電極34上に設けられ、チタン(Ti)と金(Au)の積層電極である上部電極36と、不純物注入層33の上に設けられた酸化珪素からなる絶縁層38と、基板31の裏面上に形成されたNiからなる厚さが0.4μmのオーミック電極35と、オーミック電極35の裏面上に設けられたTiとAuの積層電極である厚さが0.5μmの下部電極37とを備えている。エピタキシャル成長層32には窒素が導入されており、その不純物濃度は約1×1016cm−3である。また、不純物注入層33は、ドーズ量1×1015cm−2、注入エネルギー30keV、注入温度500℃の条件でエピタキシャル成長層32にボロンイオンを注入し、その後1100℃で90分間の熱処理を行なうことにより形成される。この不純物注入層33は、高抵抗のガードリングとして機能する。
【0057】
本具体例のショットキーダイオードは整流素子であり、1つの半導体チップに1つのショットキーダイオードが設けられた構成を有している。ここでは、1つの半導体チップの大きさは2mm角であり、ショットキー電極34の大きさは1.5mm角である。
【0058】
図4(a)に示す本具体例において、図1(c)に示す透明堆積層12に相当するのがエピタキシャル成長層32、不純物注入層33及び絶縁層38であり、不透明層13に相当するのがショットキー電極34及び上部電極36であり、薄膜層14に相当するのがオーミック電極35及び下部電極37である。ここで、酸化珪素もSiよりバンドギャップが大きいため、可視光の一部に対して透明である。
【0059】
本具体例のショットキーダイオードは、高電圧が印加されたり大電流が流れる各種機器に使用される。
【0060】
一方、図4(b)は、本具体例のショットキーダイオードが形成された半導体ウエハを示している。同図に示す半導体ウエハは、例えば直径50mm程度のSiCウエハを準備し、エピタキシャル成長層32の成長工程、不純物注入層33の形成工程、オーミック電極35及びショットキー電極34の形成工程などを経て作製される。そして、この半導体ウエハをダイシングすることにより、図4(a)に示すショットキーダイオード30を有する半導体チップが作製される。ただし、発電用機器など、高電圧パワーエレクトロニクス用途の機器に用いる場合には、チップ状にせずにウエハ状態のままユーザーに提供されることがある。
【0061】
本具体例の半導体ウエハにおいて、基板31の裏面には、製造工程前、あるいは製造工程中に該半導体ウエハのロットや面方位などの情報を含む文字や記号などが刻印される。このような刻印は、特許文献1に記載の方法などにより、レーザを用いて形成可能である。刻印は、基板31の裏面のうち、いずれの場所に形成してもよいが、ショットキーダイオード30の製造を容易にするために、端部(辺縁部)に形成するのが好ましい。
【0062】
本具体例に係る半導体ウエハの特徴は、第1の実施形態でも説明したように、ショットキーダイオード(半導体素子)30と基板裏面の刻印とが上面から見てオーバーラップしていないことである。すなわち、半導体ウエハの上面のうち、刻印の情報に位置する領域には、ショットキーダイオード30を設けない検出用領域20が設けられている。また、基板31、エピタキシャル成長層32及び絶縁層38はバンドギャップエネルギーよりも小さいエネルギーを有する光に対して透明である。このため、本具体例の半導体ウエハでは、赤色レーザ光などの可視光を用いて上方から刻印を検出することが可能になっている。
【0063】
特に、不透明層13を構成するショットキー電極34及び上部電極36のパターニングやウエハ状態での製品検査及びダイシング工程などでウエハを裏返さずに刻印を検出することができるので、製造効率を向上させることができる。
【0064】
なお、本具体例において、刻印の上方にエピタキシャル成長層32または絶縁層38が設けられていなくてもよい。このような状態は、エピタキシャル成長層32や絶縁層38の形成時に刻印の上方をマスクで覆っておくことにより実現できる。
【0065】
なお、本具体例では半導体素子がショットキーダイオードである例を示したが、縦型MISFETやpnダイオードなど、他の縦型半導体素子であってもよい。また、MISFETやバイポーラトランジスタなどの横型半導体素子であっても上方から刻印を検出することによる効果は同様である。この場合、基板31の裏面上に薄膜層14は形成されない。
【0066】
また、本具体例で用いた4H−SiC基板に代えて、6H−SiCや15R−SiC、3C−SiCなどSiCの他のポリタイプからなる基板を用いてもよい。SiC基板は、Si基板に比べて刻印を形成しても割れやすくなることがないので、特に好ましい。また、他のワイドギャップ半導体であるGaN基板、ダイアモンド基板、窒化アルミニウム(AlN)基板及びそれらの関連物質(例えばダイアモンドライクカーボンなど)からなる基板を用いてもよい。すなわち、検出光に対して透明な基板であればよい。従って、サファイア基板などの絶縁体を用いることもできる。参考までに、6H−SiC、GaN、ダイアモンドのバンドギャップはそれぞれ約2.9eV、約3.4eV、約5.5eVである。
【0067】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る半導体素子として、基板の裏面にさらに別の刻印を施されたショットキーダイオードについて説明する。
【0068】
第1の実施形態の半導体ウエハにおいて、ウエハの状態では、第1の実施形態で説明した第1の刻印(図1参照)のみで該ウエハの情報を得ることができるが、チップ状に分割した後は第1の刻印が半導体素子から分離されるので、該ウエハの情報が得られなくなる。
【0069】
そこで、本実施形態の半導体ウエハでは、半導体チップごとに検出可能な簡略化された第2の刻印がさらに形成されている。
【0070】
図5(a)は、本実施形態のショットキーダイオードを示す断面図であり、(b)は、ウエハ状態のショットキーダイオードの上面を概略的に示す平面図である。本実施形態のショットキーダイオードは、刻印を除いては図4に示す第1の実施形態の具体例と同一の構成を有しているので、図中の符号は図4と同一のものを用いている。従って、以下では素子構成の説明は省略し、第1の実施形態の具体例との違いのみについて説明する。
【0071】
図5(a)に示すように、本実施形態のショットキーダイオードでは、基板31の裏面には、第2の刻印40が形成されている。第2の刻印40は、簡易な直線、曲線または記号、またはそれらの組み合わせなどを刻んだものであって、ウエハの由来や種類あるいは面方位などの情報を示している。
【0072】
また、第2の刻印40は、ショットキー電極34と上部電極36とで構成される不透明層13と平面的に見てオーバーラップしない部分を有している。そのため、透明堆積層12は可視光の一部を透過するため、刻印検出装置や肉眼によって基板の上方から第2の刻印40を検出することができる。この際には、レーザ顕微鏡や光学顕微鏡が用いられる。
【0073】
なお、図5に示す例では、ショットキー電極34の大きさは1.5mm角であり、ショットキーダイオード30a全体の大きさ(ここではチップの大きさに等しい)は2mm角であるので、チップの端部はショットキー電極34とオーバーラップしていない。
【0074】
第2の刻印40は、基板31の裏面のいずれの位置に形成してもよいが、一般的には半導体チップの端部、特に端からの距離が0.2mm以内の領域に少なくとも一部が形成されていることが好ましい。
【0075】
なお、Ni、Au、Tiなどの金属薄膜であっても厚さが約20nm以下であれば可視光を透過できるので、このような金属薄膜を第2の刻印40とオーバーラップさせるように形成してもよい。また、透明電極であるインジウムチタンオキサイド(ITO)を刻印40とオーバーラップさせてもよい。ただし、第2の刻印40の視認性は、金属薄膜を介さずに観察する方が向上する。
【0076】
次に、第2の刻印40の具体例を示す。
【0077】
図6は、第2の刻印が形成された基板の裏面を示す平面図である。同図に示す例において、第2の刻印40は、一定の間隔lをおいて互いに平行に刻まれた複数の第1のスクライブライン50と、複数の第1のスクライブライン50のそれぞれとx度の角度をつけて交差し、一定の間隔mをおいて互いに平行に刻まれた第2のスクライブライン52とで構成されている。
【0078】
この間隔lや間隔m及び角度xをウエハについての情報と対応させることにより、チップ状に分割した後にも、元のウエハの情報を得ることができるようになる。
【0079】
また、基板31の主面を上に向けてリードフレームにマウントする場合にも、上方から第2の刻印40を検出できるので、不良品を除去する際などに有用である。これにより、半導体装置の生産効率を向上させることができる。
【0080】
なお、本実施形態において、半導体チップの端部からスクライブラインの交差角度や線間隔を十分観察できるように、間隔l及び間隔mは、例えば100μm程度以下に設定することが好ましい。
【0081】
以上で説明した第2の刻印40は、半導体素子の製造工程の前にウエハにあらかじめ形成しておいてもよいし、製造工程中に形成してもよい。
【0082】
なお、本実施形態においては、半導体素子の例としてショットキーダイオードを挙げたが、pnダイオードや縦型MISFETなど、他の縦型半導体素子の場合でも同様の効果が得られる。これは、横型半導体素子であっても同様である。
【0083】
また、第1の実施形態と同様に、基板材料としてはSiCの他にGaNやダイアモンドが用いられる。これ以外のワイドギャップ半導体を用いてもよいし、サファイアなどの絶縁体を用いてもよい。
【0084】
なお、図6では第2の刻印40が第1のスクライブラインと第2のスクライブラインとから構成されている例を示したが、これ以外のマーク、記号、線などを組み合わせて第2の刻印40を形成してもよい。
【0085】
なお、本実施形態では第2の刻印40を識別子として用いる場合を説明したが、ショットキー電極34及び上部電極36を形成するより以前にアラインメントキーを兼用できる形の第2の刻印40を形成しておけば、フォトマスクを用いたマスクパターンの位置合わせの際に、第2の刻印40をアラインメントキーとしても用いることができる。
【0086】
【発明の効果】
本発明の半導体ウエハは、裏面に第1の刻印10が形成されたワイドギャップ半導体からなる基板11と、基板11の上面上に形成された可視光に対して透明な透明堆積層12と、透明堆積層12の上に形成された金属からなる不透明層13とを備え、第1の刻印10と不透明層13とは平面的に見てオーバーラップしていない。これにより、半導体素子の製造工程中にウエハ上方から第1の刻印10を検出できるようになるので、刻印を確認するためにウエハを裏返す手間が省け、半導体素子の生産効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、半導体素子を形成後のワイドギャップ半導体からなる半導体ウエハを裏面から見た平面図、(b)は、該半導体ウエハを上面から見た平面図、(c)は、該半導体ウエハの図1(b)に示すIc−Ic線での断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る半導体ウエハの変形例を示す断面図である。
【図3】本発明の半導体ウエハの刻印を検出するための検出装置を概略的に示す図である。
【図4】(a)は、第1の実施形態の具体例に係るショットキーダイオードを示す断面図であり、(b)は、該ショットキーダイオードが形成された半導体ウエハを上方から見た平面図である。
【図5】(a)は、本発明の第2の実施形態に係るショットキーダイオードを示す断面図であり、(b)は、ウエハ状態のショットキーダイオードの上面を概略的に示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るショットキーダイオードにおいて、第2の刻印が形成された基板の裏面を示す平面図である。
【図7】(a)は、半導体素子を形成後の従来のSiウエハを裏面から見た平面図、(b)は、従来のSiウエハの上面から見た平面図であり、(c)は、従来のSiウエハの図7(b)に示すVIc−VIc線での断面図である。
【符号の説明】
10 第1の刻印
11,31 基板
12 透明堆積層
13 不透明層
14 薄膜層
14a 第1の刻印に接する領域
20 検出用領域
22 画像解析装置
23 顕微鏡付きカメラ
24 半導体ウエハ
25 保持具
30,30a ショットキーダイオード
32 エピタキシャル成長層
33 不純物注入層
34 ショットキー電極
35 オーミック電極
36 上部電極
37 下部電極
38 絶縁層
40 第2の刻印
50 第1のスクライブライン
52 第2のスクライブライン

Claims (11)

  1. 可視光の一部に対して透明なワイドギャップ半導体からなり、裏面には第1の刻印が形成され、チップ領域を有する基板と、
    上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、
    上記堆積層の上に設けられた可視光に対して不透明な不透明層と
    を備え、
    上記第1の刻印と上記不透明層とは平面的に見てオーバーラップしていないことを特徴とする半導体ウエハ。
  2. 請求項1に記載の半導体ウエハにおいて、
    上記不透明層は導電体からなることを特徴とする半導体ウエハ。
  3. 請求項1または2に記載の半導体ウエハにおいて、
    上記基板の構成材料及び上記堆積層の構成材料のバンドギャップエネルギーが共に1.8eVより大きいことを特徴とする半導体ウエハ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の半導体ウエハにおいて、
    上記基板の上面のうち、上記第1の刻印の上方に位置する領域の少なくとも一部は露出していることを特徴とする半導体ウエハ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の半導体ウエハにおいて、
    上記基板の裏面のうち、上記チップ領域内に識別子となる第2の刻印がさらに形成されており、
    上記第2の刻印の少なくとも一部は平面的に見て上記不透明層とオーバーラップしていないことを特徴とする半導体ウエハ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の半導体ウエハにおいて、
    上記基板は炭化珪素から構成されていることを特徴とする半導体ウエハ。
  7. ワイドギャップ半導体からなる基板と、
    上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、
    可視光に対して不透明な不透明層と
    を備えた半導体チップであって、
    上記基板の裏面に、少なくとも一部が平面的に見て上記不透明層とオーバラップしない刻印が形成されていることを特徴とする半導体チップ。
  8. 請求項7に記載の半導体チップにおいて、
    上記不透明層は導電体からなることを特徴とする半導体チップ。
  9. 請求項7または8に記載の半導体チップにおいて、
    上記基板の構成材料及び上記堆積層の構成材料のバンドギャップエネルギーが共に1.8eVより大きいことを特徴とする半導体チップ。
  10. 請求項7〜9のうちいずれか1つに記載の半導体チップにおいて、
    上記基板は炭化珪素から構成されていることを特徴とする半導体チップ。
  11. 顕微鏡付きカメラと画像解析装置とを有する刻印検出装置を用いて半導体ウエハに形成された刻印を検出する方法であって、
    可視光の一部に対して透明で、裏面に刻印が形成され、チップ領域を有する基板と、上記基板の上面上に設けられ、可視光の一部に対して透明な堆積層と、上記堆積層の上に設けられ、可視光に対して不透明な導電体からなる不透明層とを備え、上記刻印と上記不透明層とは平面的に見てオーバーラップしていない半導体ウエハを準備するステップ(a)と、
    上記刻印を上記基板の上面方向から上記顕微鏡付きカメラで撮影するステップ(b)と、
    上記顕微鏡付きカメラで撮影された画像を上記画像解析装置で解析し、上記刻印を検出するステップ(c)と
    を含む刻印検出方法。
JP2003019339A 2003-01-28 2003-01-28 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法 Pending JP2004235249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019339A JP2004235249A (ja) 2003-01-28 2003-01-28 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019339A JP2004235249A (ja) 2003-01-28 2003-01-28 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004235249A true JP2004235249A (ja) 2004-08-19

Family

ID=32949227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003019339A Pending JP2004235249A (ja) 2003-01-28 2003-01-28 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004235249A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200335A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 基板、エピタキシャル層付基板および半導体装置
CN110265500A (zh) * 2019-06-11 2019-09-20 中国科学院高能物理研究所 一种4H-SiC像素肖特基辐射探测器及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200335A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 基板、エピタキシャル層付基板および半導体装置
CN110265500A (zh) * 2019-06-11 2019-09-20 中国科学院高能物理研究所 一种4H-SiC像素肖特基辐射探测器及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5443908B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8575729B2 (en) Semiconductor chip with linear expansion coefficients in direction parallel to sides of hexagonal semiconductor substrate and manufacturing method
JP6358240B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2008053363A (ja) 半導体基板およびその製造方法
WO2013152657A1 (zh) 一种垂直结构氮化镓基发光元件的制作方法
US10910319B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
US20160020156A1 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP6658171B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004063860A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US11222851B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JP2004235249A (ja) 半導体ウエハ、半導体チップ及び刻印検出方法
JP4303917B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US10355091B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP2018170306A (ja) 酸化ガリウム半導体装置の製造方法
US20170077038A1 (en) Semiconductor device
CN115360172A (zh) 碳化硅半导体装置的制造方法
JP2013118213A (ja) 炭化珪素半導体装置及びその製造方法
JP2004022796A (ja) 炭化珪素半導体素子およびその形成方法
CN115377064A (zh) 碳化硅半导体装置的制造方法
WO2017010223A1 (ja) ワイドバンドギャップ半導体装置の製造方法、ワイドバンドギャップ半導体ウエハおよびワイドバンドギャップ半導体チップ
JP2022186426A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6861914B1 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2020021773A (ja) 半導体装置の製造方法
US20230238296A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device
JP2021150543A (ja) 半導体装置の製造方法