JP2004234451A - 物体検知装置 - Google Patents

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JP2004234451A
JP2004234451A JP2003023748A JP2003023748A JP2004234451A JP 2004234451 A JP2004234451 A JP 2004234451A JP 2003023748 A JP2003023748 A JP 2003023748A JP 2003023748 A JP2003023748 A JP 2003023748A JP 2004234451 A JP2004234451 A JP 2004234451A
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JP2003023748A
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Masanao Shiraishi
雅直 白石
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Optex Co Ltd
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Optex Co Ltd
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Abstract

【課題】化粧カバー2が金属メッキを施したような可撓性の低いものであっても、カバー2のケース1への着脱を容易に行うことができる物体検知装置を提供する。
【解決手段】検知波の検出により物体を検知する検知装置であって、電子部品4や光学部品3を収納する樹脂製ケース1と、これを覆う化粧カバー2とを備え、前記ケース1に可撓性の係止爪5が一体形成され、前記化粧カバー2に、前記係止爪5の先端に係止される係止突起6が一体形成されている。前記係止爪5には、前記係止突起6に押圧されて撓みながら係止突起6を係止爪5の先端へ向けて案内するガイド面51が形成されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動ドアセンサや防犯用センサなどとして用いられる物体検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の物体検知装置を図5,図6に示す。物体検知装置は、電子部品や光学部品が収納された細長い樹脂製ケース10と、これに着脱可能に取り付けられる弾性変形可能な樹脂材料で形成された化粧カバー20とを備え、前記ケース10の両側壁の下部側には外方に突出する第1突起30が、また、化粧カバー20の両側壁の下部側には内方に突出し、前記第1突起30に係止する第2突起40がそれぞれ一体に形成されている。
【0003】
前記ケース10に化粧カバー20を装着するときには、図5のように、ケース10の上部に化粧カバー20を嵌めて押し込む。これにより、化粧カバー20が外方に弾性変形しながら、その第2突起40がケース10側の第1突起30を乗り越えて、図6のように、第1突起30の下面に係止され、ケース10の外部を覆うように化粧カバー20が装着される。また、前記ケース10から化粧カバー20を取り外すときには、化粧カバー20の側壁の下端部を指または工具で外方に弾性変形させ、第1突起30と第2突起40の係止を解除して、化粧カバー20をケース10から上方に取り外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記化粧カバー20には、その意匠的価値を高めたり、周囲の色の調和などを目的として、表面に銀色などの金属メッキを施す場合がある。しかし、金属メッキを施すと、化粧カバー20の可撓性が低下し、化粧カバー20のケース10への着脱が行い難くなる。
【0005】
そこで、本発明は、化粧カバーに金属メッキを施した場合でも、化粧カバーのケースへの着脱を容易に行うことができる物体検知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の物体検知装置は、電子部品を収納する樹脂製ケースと、これを覆う化粧カバーとを備え、前記ケースに、可撓性の係止爪が一体形成され、前記化粧カバーに、前記係止爪の先端に係止される係止突起が一体形成され、前記係止爪に、前記係止突起に押圧されて係止爪を撓ませながら係止突起を係止爪の先端へ向けて案内するガイド面が形成されている。
【0007】
前記樹脂製ケースに化粧カバーを装着するときには、ケースの上部に化粧カバーを嵌めて押し込むことにより、化粧カバー側の係止突起がケース側に設けた係止爪を内方に撓ませ、かつ、係止爪のガイド面に沿って案内されながら係止爪の先端に係止されて、ケースの外部を覆うように化粧カバーが装着される。また、前記ケースから化粧カバーを取り外すときには、化粧カバーの下端部を手で強く持ち上げることで、係止突起が係止爪を内方に撓ませて係止爪から外れる。これにより、化粧カバーはケースから外方に取り外される。このように、樹脂製ケースに弾性変形可能な係止爪を設けて、この係止爪でカバーの係止を行うことにより、化粧カバーが金属メッキを施された可撓性の低いものであっても、化粧カバーのケースへの着脱を容易に行うことができる。
【0008】
本発明の実施形態では、前記ケースが、外部に取り付けられるベースと、このベースを覆う内カバーとを備え、この内カバーに前記係止爪が一体形成されている。この構成によれば、化粧カバーをケースに上方から嵌め込む際に、ケースの上部を形成する内カバーの係止爪によって、化粧カバーの係止突起が嵌め込み動作の初期から下方に円滑に案内されるので、化粧カバーのケースへの装着が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる物体検知装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の物体検知装置の全体構造を示す正面図である。この物体検知装置は、ABSのような比較的柔軟な樹脂からなる細長いケース1と、これの上部および外周部を覆う樹脂製の化粧カバー2とを備え、この化粧カバー2がケース1に着脱可能に取り付けられている。
【0010】
図2は、化粧カバー2を取り外して示す樹脂製ケース1の平面図である。このケース1は、光学部品3および電子部品4が取り付けられるベース11と、これを上方から覆ってベース11に固定される内カバー12とを有している(図3、図4参照) 。この実施形態では、電子部品4の一部である一対の投、受光素子41,42と、これらに対向して配置されたレンズ体33,34とを一組としたユニットを2つ、ケース1内に配置し、図1の化粧カバー2の前壁に形成した開口窓25から外部に臨ませている。
【0011】
この物体検知装置では、前記各投光素子31からレンズ体33を経て出力される近赤外線のような検知波P1が,物体、例えば人体に当たって反射し、この反射波P2がレンズ体34から受光素子42へと入力され、検知回路43からの出力により物体を検知する。この物体検知装置は能動型であるが、人体が発する遠赤外線を検知する受動型のものや、音波、マイクロ波などを利用したすべての物体検知装置に採用することができる。前記ベース11には、これを、自動ドアの上方の無目、天井、建物の壁のような外部の支持部材に固定する複数の固定部13が一体に形成されている。
【0012】
図3,図4は物体検知装置の中央部分を省略して長手方向の両端部分を示す縦断面図であって、図3は樹脂製ケース1に化粧カバー2を装着する前の状態を、図4は化粧カバー2を装着した状態を示している。図3において、樹脂製ケース1の内カバー12の両側壁12aの外面には、可撓性のある(柔軟な)舌状の係止爪5が一体に形成されており、一方、前記化粧カバー2の両側壁2aの内面には、前記係止爪5の先端に係止する係止突起6が一体に形成されている。前記係止爪5は、その基部5aが内カバー12の上部に一体的に結合されており、側壁12aの外面に沿って下方へ延びている。係止爪5および係止突起6は、図2に示すように、ケース1および化粧カバー2の前後方向Xの中間部に形成されて、ほぼ同一の前後方向幅を有している。
【0013】
前記係止爪5の前記突起6が当接する外面には、ガイド面51が形成されている。このガイド面41は、化粧カバー2をケース1に上方から嵌め込む際に、突起6により押圧されて係止爪5を内方のケース1、つまり内カバー12の側壁12a寄りに撓ませながら、突起6を前記係止爪5の先端に向けて案内する。この係止爪5およびガイド面51は、上下方向の中間部がケース1の外側方に向かって突出した山形に形成されている。前記係止爪5は、樹脂製ケース1のベース11側に形成することもできる。係止突起は先端部に丸みがあり、後述する化粧カバー2の取外しを容易にしている。
【0014】
前記ケース1に化粧カバー2を装着するときには、ケース1の上部に化粧カバー2を嵌めて押し込む。これにより、化粧カバー2に設けた係止突起6が、ケース1に形成された舌状の係止爪5を内方に押圧して撓ませ、かつ、係止突起6が係止爪5のガイド面51によって下方、つまりベース11側へ案内されながら、図4のように、係止突起6が係止爪5の先端に係止されて、カバー2がケース1を覆うように装着される。
【0015】
一方、前記ケース1から化粧カバー2を取り外すときには、化粧カバー2の側壁2aの下端部を手で強く持ち上げると、係止突起6が係止爪5を内側へ撓ませて、係止爪5の先端から外れる。この係止爪5と係止突起6の係止状態を解除することにより、カバー2がケース1から外方(上方)に取り外される。以上のように、前記ケース1側に可撓性のある、つまり柔軟で弾性変形可能な係止爪5を設けて、この係止爪5で化粧カバー2のケース1への取付けを行うことにより、化粧カバー2が金属メッキを施された可撓性または柔軟性の低いものでも、カバー2のケース1への着脱が容易に行える。なお、前記化粧カバー2としては、ケース1に対して着脱するのに従来のように可撓性が要求されないので、樹脂製のものに限らず、金属製のものを用いることもできる。
【0016】
また、ベース11の上方に位置する内カバー12に係止爪5が一体形成されているので、化粧カバー2をケース1に上方から嵌め込む際に、ケース1の上部を形成する内カバー12の係止爪5によって、化粧カバー2の係止突起6が嵌め込み動作の初期から下方に円滑に案内されるので、化粧カバー2のケース1への装着が容易になる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、化粧カバーとして、例えば金属メッキを施したような可撓性の低いものを用いる場合でも、化粧カバーのケースへの着脱を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体検知装置の全体構造を示す正面図である。
【図2】化粧カバーを取り外して示す樹脂製ケースの平面図である。
【図3】物体検知装置の中央部分を省略して長さ方向両端部分を示す縦断面図であって、樹脂製ケースに化粧カバーを装着する前の状態を示している。
【図4】同じく、物体検知装置の長さ方向両端部分を示す縦断面図であって、化粧カバーを装着した状態を示している。
【図5】従来の物体検知装置の長さ方向両端部分を示す縦断面図であって、樹脂製ケースに化粧カバーを装着する前の状態を示している。
【図6】同じく、従来の物体検知装置の長さ方向両端部分を示す縦断面図であって、化粧カバーを装着した状態を示している。
【符号の説明】
1…樹脂製ケース、11…ベース、12…内ケース、2…化粧カバー、3…光学部品、4…電子部品、5…係止爪、51…ガイド面、6…係止突起。

Claims (2)

  1. 検知波の検出により物体を検知する検知装置であって、
    電子部品を収納する樹脂製ケースと、これを覆う化粧カバーとを備え、
    前記ケースに、可撓性の係止爪が一体形成され、
    前記化粧カバーに、前記係止爪の先端に係止される係止突起が一体形成され、
    前記係止爪に、前記係止突起に押圧されて係止爪を撓ませながら係止突起を係止爪の先端へ向けて案内するガイド面が形成されている物体検知装置。
  2. 請求項1において、前記ケースが、外部に取り付けられるベースと、このベースを覆う内カバーとを備え、この内カバーに前記係止爪が一体形成されている物体検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2589064A (en) * 2019-10-23 2021-05-26 Texecom Ltd Covers for safety/security devices
GB2589064B (en) * 2019-10-23 2024-06-19 Texecom Ltd Covers for safety/security devices

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