JP2004232994A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プルダウン時の冷却能力を維持しながら、消費電力の低減を図ることができる冷却装置を提供する。
【解決手段】回転数制御可能なコンプレッサ10を含む冷媒回路を備えた冷却装置110において、最低回転数と最高回転数の間でコンプレッサ10の回転数を制御するコンデンシングユニット100の制御装置としてのマイクロコンピュータ80を備え、このマイクロコンピュータ80は、プルダウン時のコンプレッサ10の最高回転数を、定常運転時の最高回転数よりも高く設定してコンプレッサ10の回転数を制御する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転数制御可能なコンプレッサを含む冷媒回路を備えた冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷却装置、例えば店舗に設置されるショーケースは、コンデンシングユニットを構成するコンプレッサ、ガスクーラ(凝縮器)及び絞り手段(キャピラリチューブ等)と、冷却機器本体側に設けられた蒸発器とを順次環状に配管接続して冷媒サイクル(冷媒回路)が構成されている。そして、コンプレッサにて圧縮され、高温高圧となった冷媒ガスは、ガスクーラに吐出される。このガスクーラにて冷媒ガスは放熱した後、絞り手段で絞られて蒸発器に供給される。そこで冷媒が蒸発し、そのときに周囲から吸熱することにより冷却作用を発揮して、ショーケースの庫内を冷却するものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−257830号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記コンプレッサは制御装置により通常は最低回転数と最高回転数の間で回転数が制御される。即ち、ショーケースの庫内温度が上限温度に達した場合、制御装置はコンプレッサを起動(ON)する。そして、制御装置は冷媒の温度を検出するための各種センサなどの出力に基づいて、図4に示すように予め設定された最低回転数と最高回転数の範囲内でコンプレッサの回転数を制御する。そして、ショーケースの庫内温度が下限温度まで低下した場合にコンプレッサを停止(OFF)する。これにより、ショーケースの庫内を所定温度に保つものであった。
【0005】
ここで、コンプレッサの最高回転数及び最低回転数は前述した如く予め設定されており、当該最高回転数は電源投入時や除霜運転終了後などのプルダウン時に必要な冷却能力を得るために高く設定され、これにより、プルダウン時の冷却効率の向上を図っていた。
【0006】
しかしながら、前記プルダウン以外の通常運転時には、高く設定された最高回転数により、コンプレッサのON/OFFが頻繁に生じるために、消費電力が増大するという問題が発生していた。
【0007】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、プルダウン時の冷却能力を維持しながら、消費電力の低減を図ることができる冷却装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1の発明の冷却装置では最低回転数と最高回転数の間で前記コンプレッサの回転数を制御する制御装置を備え、この制御装置は、プルダウン時のコンプレッサの最高回転数を、定常運転時の最高回転数よりも高く設定してコンプレッサの回転数を制御するので、プルダウン時の冷却能力を維持しながら、通常運転時における消費電力を低減することができるようになる。
【0009】
請求項2の発明の冷却装置では、最低回転数と最高回転数の間でコンプレッサの回転数を制御する制御装置と、外気温度を検出する温度センサとを備え、制御装置は、温度センサが検出する外気温度に基づき、コンプレッサの最高回転数を変更するので、例えば、請求項3の如く制御装置により外気温度の上昇に伴ってコンプレッサの最高回転数を上昇させれば、高負荷時の冷却能力を確保することができるようになる。
【0010】
また、外気温度が低い場合には制御装置により、最高回転数は低くなるので、消費電力を抑制することができるようになる。これにより、効率的な運転を実現することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用する冷却装置110の冷媒回路図である。この冷却装置110は、コンデンシングユニット100と冷却機器本体となる冷蔵機器本体105とから構成される。尚、実施例の冷却装置110は例えば店舗に設置されるショーケースであり、従って、冷蔵機器本体105はショーケースの本体である。
【0012】
前記コンデンシングユニット100はコンプレッサ10、ガスクーラ(凝縮器)40、減圧手段としてのキャピラリチューブ58等を備えて構成され、後述する冷蔵機器本体105の蒸発器92と配管接続されてコンプレッサ10、ガスクーラ40及びキャピラリチューブ58が蒸発器92と共に所定の冷媒回路を構成する。
【0013】
即ち、コンプレッサ10の冷媒吐出管24はガスクーラ40の入口に接続されている。ここで、実施例のコンプレッサ10は二酸化炭素(CO)を冷媒として使用する内部中間圧型多段(2段)圧縮式ロータリコンプレッサで、このコンプレッサ10は図示しない密閉容器内に設けられた駆動要素としての電動要素とこの電動要素により駆動される第1の回転圧縮要素(1段目)及び第2の回転圧縮要素(2段目)にて構成されている。
【0014】
図中20はコンプレッサ10の第1の回転圧縮要素で圧縮され、密閉容器内に吐出された冷媒を一旦、外部に吐出させて、第2の回転圧縮要素に導入するための冷媒導入管であり、この冷媒導入管20の一端は図示しない第2の回転圧縮要素のシリンダと連通する。冷媒導入管20は後述するガスクーラ40に設けられた中間冷却回路35を経て、他端は密閉容器内に連通する。
【0015】
図中22はコンプレッサ10の図示しない第1の回転圧縮要素のシリンダ内に冷媒を導入するための冷媒導入管であり、この冷媒導入管22の一端は図示しない第1の回転圧縮要素のシリンダと連通している。この冷媒導入管22はストレーナ56の一端に接続されている。このストレーナ56は冷媒回路内を循環する冷媒ガスに混入した塵埃や切削屑などの異物を確保して濾過するためのものであり、ストレーナ56の他端側に形成された開口部とこの開口部からストレーナ56の一端側に向けて細くなる略円錐形状を呈した図示しないフィルターを備えて構成されている。このフィルターの開口部はストレーナ56の他端に接続された冷媒配管28に密着した状態で装着されている。
【0016】
また、前記冷媒吐出管24は、前記第2の回転圧縮要素で圧縮された冷媒をガスクーラ40に吐出させるための冷媒配管である。
【0017】
前述したガスクーラ40は図示しない複数のフィンと当該フィンの中心部に設けられた孔に挿通された冷媒配管にて構成されている。また、このガスクーラ40には外気温度を検出するための温度センサとしての外気温度センサ74が設けられており、この外気温度センサ74はコンデンシングユニット100の制御装置としての後述するマイクロコンピュータ80に接続されている。
【0018】
ガスクーラ40を出た冷媒配管26は前述同様のストレーナ54と電磁弁45を経て内部熱交換器50を通過する。この内部熱交換器50はガスクーラ40から出た第2の回転圧縮要素からの高圧側の冷媒と冷蔵機器本体105に設けられた蒸発器92から出た低圧側の冷媒とを熱交換させるためのものである。また、電磁弁45はマイクロコンピュータ80に接続されている。そして、マイクロコンピュータ80は電磁弁45をコンプレッサ10の起動に伴い開放して、コンプレッサ10の運転が停止すると閉じるように制御する。
【0019】
そして、内部熱交換器50を通過した高圧側の冷媒配管26は、絞り手段であるキャピラリチューブ58に至る。キャピラリチューブ58を出た冷媒配管26は弁装置60(高圧側の弁装置)の入口に接続されている。また、冷蔵機器本体105の冷媒配管94の一端には接続手段としてのスエッジロック継ぎ手55が取り付けられる。
【0020】
このスエッジロック継ぎ手55は、弁装置60と冷蔵機器本体105から出ている冷媒配管94の一端とを着脱可能に接続するためのものであり、冷媒配管94の一端に取り付けられた金属製のナット部材と、このナット部材に内包された金属製のリング部材とから構成されている。ナット部材の内壁には弁装置60の出口のネジ溝と螺合するネジ溝が形成されており、中央には冷媒配管94を挿通するための貫通孔を有している。
【0021】
そして、このスエッジロック継ぎ手55を弁装置60の出口に取り付ける際には、冷媒配管94の端部からナット部材を挿入した後、リング部材を挿入する。そして、ナット部材にリング部材を内包した状態で、弁装置60の出口のネジ溝とナット部材のネジ溝とを相互に螺合させる。螺合させることで、ナット部材の内側のリング部材がナット部材内面と冷媒配管94に密着し、これにより、弁装置60と冷媒配管94とは密封状態で接続される。この状態で配管内の圧力が高圧に上昇しても接続部分からの冷媒のリークを極力避ける、若しくは解消することができるようになると共に螺合を解除することで取り外しも容易に行えるようになる。
【0022】
一方、前記ストレーナ56の他端に接続された冷媒配管28は、前記内部熱交換器50を経て弁装置66(低圧側の弁装置)の出口に接続されている。また、冷蔵機器本体105の冷媒配管94の他端には前述同様の接続手段としてのスエッジロック継ぎ手55が取り付けられている。このスエッジロック継ぎ手55により冷蔵機器本体105から出ている冷媒配管94の他端は弁装置66の入口に前述同様に着脱可能に接続される。
【0023】
前記冷媒吐出管24にはコンプレッサ10から吐出される冷媒ガスの温度を検出するためのディスチャージセンサ70及び冷媒ガスの圧力を検出するための高圧スイッチ72が設けられており、これらはマイクロコンピュータ80に接続されている。
【0024】
また、キャピラリチューブ58と弁装置60との間の冷媒配管26には、キャピラリチューブ58から出た冷媒の温度を検出するための冷媒温度センサ76が設けられており、これも前記マイクロコンピュータ80に接続されている。
【0025】
尚、40Fはガスクーラ40に通風して空冷するためのファンであり、92Fは冷蔵機器本体105の図示しないダクト内に設けられた蒸発器92と熱交換した冷気を、冷蔵機器本体105の庫内に循環するためのファンである。また、65はコンプレッサ10の前述した電動要素の通電電流を検出し、運転を制御するための電流センサである。ファン40Fと電流センサ65はコンデンシングユニット100のマイクロコンピュータ80に接続され、ファン92Fは冷蔵機器本体105の後述する制御装置90に接続される。
【0026】
ここで、マイクロコンピュータ80はコンデンシングユニット100の制御を司る制御装置であり、マイクロコンピュータ80の入力には前記ディスチャージセンサ70、高圧スイッチ72、外気温度センサ74、冷媒温度センサ76、電流センサ65及び冷蔵機器本体105の制御手段としての制御装置90からの信号が接続されている。そして、これらの出力に基づいて、出力に接続された電磁弁45やファン40Fが制御される。更に、マイクロコンピュータ80は前述した各出力に基づいて、予め設定された最低回転数と最高回転数の間でコンプレッサ10の回転数を制御している。
【0027】
即ち、設定された最低回転数と最高回転数の範囲内でディスチャージセンサ70や冷媒温度センサ76などから検出される冷媒ガスの温度が高い場合には、コンプレッサの回転数を高くして、冷媒の温度が低い場合には回転数が低くなるように制御している。
【0028】
このように、設定された最低回転数と最高回転数の範囲内でコンプレッサの回転数を制御することで、回転数が上昇し過ぎて、コンプレッサ10で圧縮された高圧側の圧力が異常上昇する不都合を防ぐことができるようになる。特に、二酸化炭素を冷媒として使用した場合、二酸化炭素冷媒は高圧側が超臨界圧力となるため、外気温度に関わらず、コンプレッサ10の回転数が高いほど圧力が上昇し、プルダウン時には高圧側の圧力が冷却装置110の機器等の設計圧(耐圧)を超えて上昇してしまう恐れがある。しかしながら、最高回転数に上限を設けることで、高圧側の圧力が設計圧を超えないよう制御することが可能となり、コンプレッサ10の耐久性の向上を図ることができるようになる。一方、プルダウン時に設定された最高回転数まで上げることにより、定常運転に戻る時間を短縮することができるので、冷却装置110の冷却能力を向上させることができるようになる。
【0029】
また、前記最高回転数は電源投入時や除霜運転後の起動などのプルダウン時と、プルダウン時以外の定常運転時とを異なる値としている。即ち、マイクロコンピュータ80はプルダウン時の最高回転数を定常運転時の最高回転数よりも高く設定してコンプレッサ10の回転数を制御している。このため、プルダウン時には冷蔵機器本体105の庫内の温度を早期に適温に到達させることができるようになる。
【0030】
一方、通常運転時にはプルダウン時のように急激に冷却する必要が無いので、最高回転数を低くすることにより消費電力の増大を抑えることができるようになる。これにより、プルダウン時の冷却効率を維持しながら、通常運転時における消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0031】
係る冷却装置110の冷媒としては地球環境にやさしく、可燃性及び毒性等を考慮して自然冷媒である前述した二酸化炭素(CO)が使用され、潤滑油としてのオイルは、例えば鉱物油(ミネラルオイル)、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステル油、PAG(ポリアルキルグリコール)など既存のオイルが使用される。
【0032】
冷蔵機器本体105の前記制御装置90には、冷蔵機器本体105の庫内温度を検出するための前述した庫内温度センサ、庫内温度を調節するための温度調節ダイヤルや、その他コンプレッサ10を停止するための機能が設けられている。そして、制御装置90はこれらの出力に基づき、ファン92Fを制御すると共に、コンデンシングユニット100のマイクロコンピュータ80にコンプレッサ10のON/OFF信号を送出する。即ち、制御装置90は、冷蔵機器本体105の庫内温度が上限温度である+7℃になるとON、下限温度である+3℃となるとOFFの信号をマイクロコンピュータ80に送出している。
【0033】
また、前記冷蔵機器本体105は蒸発器92と当該蒸発器92内を通過する前記冷媒配管94にて構成されている。冷媒配管94は蒸発器92内を蛇行状に通過しており、この蛇行状の部分には熱交換用のフィンが取り付けられて蒸発器92が構成されている。冷媒配管94の両端部は前述した接続方法により、前記コンデンシングユニット100の弁装置60、66とスエッジロック継ぎ手55、55により着脱可能に接続される。
【0034】
次に、冷却装置110の動作を説明する。尚、弁装置60、66は全開した状態である。冷蔵機器本体105に設けられた図示しない始動スイッチを入れるか、或いは、冷蔵機器本体105の電源ソケットがコンセントに接続されると、マイクロコンピュータ80は電磁弁45を開放して、コンプレッサ10の図示しない電動要素を起動する。このとき、マイクロコンピュータ80は最高回転数を高く設定してコンプレッサ10を運転する。また、マイクロコンピュータ80にはプルダウンが成されたことがカウントされる。
【0035】
そして、コンプレッサ10の第1回転圧縮要素に冷媒が吸い込まれて圧縮され、密閉容器内に吐出された冷媒ガスは冷媒導入管20に入り、コンプレッサ10から出て中間冷却回路35に流入する。そして、この中間冷却回路35がガスクーラ40を通過する過程で空冷方式により放熱する。
【0036】
これにより、第2の回転圧縮要素に吸い込まれる冷媒を冷却することができるので、密閉容器内の温度上昇を抑え、第2の回転圧縮要素における圧縮効率も向上させることができるようになる。また、第2の回転圧縮要素で圧縮され、吐出される冷媒の温度上昇も抑えることができるようになる。
【0037】
そして、冷却された中間圧の冷媒ガスはコンプレッサ10の第2の回転圧縮要素に吸入され、2段目の圧縮が行われて高圧高温の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管24より外部に吐出される。冷媒吐出管24から吐出された冷媒ガスはガスクーラ40に流入し、そこで空冷方式により放熱した後、ストレーナ54、電磁弁45を経て内部熱交換器50を通過する。冷媒はそこで低圧側の冷媒に熱を奪われて更に冷却される。
【0038】
この内部熱交換器50の存在により、ガスクーラ40を出て、内部熱交換器50を通過する冷媒は、低圧側の冷媒に熱を奪われるので、この分、当該冷媒の過冷却度が大きくなる。そのため、蒸発器92における冷却能力が向上する。
【0039】
係る内部熱交換器50で冷却された高圧側の冷媒ガスはキャピラリチューブ58に至る。冷媒はキャピラリチューブ58において圧力が低下して、その後、弁装置60、スエッジロック継ぎ手55を経て冷蔵機器本体105の冷媒配管94から蒸発器92内に流入する。そこで冷媒は蒸発し、周囲の空気から吸熱することにより冷却作用を発揮して冷蔵機器本体105の庫内を冷却する。
【0040】
その後、冷媒は蒸発器92から流出して、冷媒配管94からコンデンシングユニット100のスエッジロック継ぎ手55、弁装置66を経て内部熱交換器50に至る。そこで前述の高圧側の冷媒から熱を奪い、加熱作用を受ける。ここで、蒸発器92で蒸発して低温となり、蒸発器92を出た冷媒は、完全に気体の状態ではなく液体が混在した状態であるが、内部熱交換器50を通過させて高圧側の冷媒と熱交換させることで、冷媒が加熱される。この時点で、冷媒の過熱度が確保され、完全に気体となる。
【0041】
これにより、蒸発器92から出た冷媒を確実にガス化させることができるようになるので、低圧側にアキュムレータなどを設けること無く、コンプレッサ10に液冷媒が吸い込まれる液バックを確実に防止し、コンプレッサ10が液圧縮にて損傷を受ける不都合を回避することができるようになる。従って、冷却装置110の信頼性の向上を図ることができるようになる。
【0042】
尚、内部熱交換器50で加熱された冷媒は、ストレーナ56を経て冷媒導入管22からコンプレッサ10の第1の回転圧縮要素内に吸い込まれるサイクルを繰り返す。
【0043】
ここで、冷蔵機器本体105の庫内が充分に冷却されて庫内温度が設定された下限温度(+3℃)まで低下すると、冷蔵機器本体105の制御装置90はコンプレッサ10のOFF信号をマイクロコンピュータ80に送る。これにより、マイクロコンピュータ80はコンプレッサ10の運転を停止する。
【0044】
その後、冷蔵機器本体105の庫内の温度が設定された上限温度(+7℃)に達すると、冷蔵機器本体105の制御装置90はコンプレッサ10のON信号をマイクロコンピュータ80に送る。これにより、マイクロコンピュータ80はコンプレッサ10の運転を再開する。このとき、マイクロコンピュータ80には前記プルダウンの完了がカウントされており、当該再起動が通常運転を行うものであると判断される。このため、図2に示すように最高回転数が低く制御される。以降、冷蔵機器本体105の庫内温度センサに基づくコンプレッサのON/OFFではマイクロコンピュータ80にてコンプレッサ10の最高回転数が低く制御される。
【0045】
一方、長時間運転すると蒸発器92に着霜が発生する。蒸発器92に着霜が発生すると蒸発器92内を通過する冷媒が周囲の空気と熱交換しにくくなり、冷蔵機器本体105の庫内が充分に冷却されない。このため、制御装置90は電源が投入されて所定時間経過すると、マイクロコンピュータ80にコンプレッサ10のOFF信号を送出して蒸発器92の除霜を実行する。この場合、マイクロコンピュータ80は前記電源投入時のプルダウンのカウントをクリアする。これにより、次の起動時にはマイクロコンピュータ80はプルダウン時の運転であると判断してコンプレッサ10の最高回転数が高く制御される。同様に、電源停止時においても前記カウントがクリアされるため、次の起動には最高回転数が高く制御され、2回目以降には前記プルダウンのカウントが記憶されているため、最高回転数が低く制御される。
【0046】
このように、マイクロコンピュータ80にてコンプレッサ10の最高回転数がプルダウン時と通常運転時とで異なる値とされ、プルダウン時には最高回転数が高く制御されることにより早期の冷却を実現する事が可能となり、通常運転時には最高回転数が低く制御されるため、消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0047】
これにより、プルダウン時の冷却効率を維持しながら、消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0048】
次に、本発明の他の実施例について図3を用いて詳述する。尚、上記実施例と同様の記号が付されているものは、同一又は類似の効果を奏するものとする。ここで、マイクロコンピュータ80は前記ガスクーラ40に取り付けられた外気温度センサ74が検出する外気温度に基づき、通常運転時のコンプレッサ10の最高回転数を変更している。
【0049】
即ち、図3に示すように、定常運転時の最高回転数Aは基準となる基準回転数Z、基準外気温bと予め傾きaを決定しておき、A=Z+(外気温度−b)×aの式に外気温度センサ74によって検出された外気温度を代入することで、マイクロコンピュータ80の定常運転時の最高回転数Aを算出している。そして当該式にて算出された数値を最高回転数Aとしてコンプレッサ10の回転数を制御している。尚、プルダウン時の最高回転数Bは前記実施例と同様に予め設定された値、例えば、80Hzとして、最低回転数も同様に予め設定された値、例えば30Hzとされる。
【0050】
これにより、通常運転時において、外気温度が高い場合には前記式にて算出される最高回転数Aも高くなるために、冷却効率の向上を図ることができるようになる。また外気温度が低い場合にはコンプレッサ10の最高回転数Aが低くなるので、消費電力の削減を図ることができるようになる。
【0051】
また、前記式にて算出される通常運転時のコンプレッサ10の最高回転数Aがプルダウン時の最高回転数Bを超えた場合には、前記式にて算出された値に関係なくプルダウン時の最高回転数Bにて運転される。これにより、最高回転数が上昇しすぎて消費電力が増大する不都合を防ぐことができるようになる。尚、本実施例では前記式にて算出される通常運転時のコンプレッサ10の最高回転数Aがプルダウン時の最高回転数Bを超えた場合には、前記式にて算出された値に関係なくプルダウン時の最高回転数Bにて運転されるものとしたが、これに限らず、予め通常運転時の最高回転数の上限値Cを設定しておき、前記式にて算出される最高回転数Aが設定された最高回転数の上限値Cを越えた時には式により算出された値に関係なく設定された上限値Cで運転するものとしても良い。
【0052】
次に、当該制御方法について説明する。冷蔵機器本体105に設けられた図示しない始動スイッチを入れるか、或いは、冷蔵機器本体105の電源ソケットがコンセントに接続されると、マイクロコンピュータ80は電磁弁45を開放して、コンプレッサ10の図示しない電動要素を起動する。このとき、マイクロコンピュータ80は最高回転数を高く設定してコンプレッサ10を運転する。また、マイクロコンピュータ80にはプルダウンが成されたことがカウントされる。
【0053】
そして、コンプレッサ10の第1回転圧縮要素に冷媒が吸い込まれて圧縮され、密閉容器内に吐出された冷媒ガスは冷媒導入管20に入り、コンプレッサ10から出て中間冷却回路35に流入する。そして、この中間冷却回路35がガスクーラ40を通過する過程で空冷方式により放熱する。これにより、第2の回転圧縮要素に吸い込まれる冷媒を冷却することができる。
【0054】
そして、冷却された中間圧の冷媒ガスはコンプレッサ10の第2の回転圧縮要素に吸入され、2段目の圧縮が行われて高圧高温の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管24より外部に吐出される。冷媒吐出管24から吐出された冷媒ガスはガスクーラ40に流入し、そこで空冷方式により放熱した後、ストレーナ54、電磁弁45を経て内部熱交換器50を通過する。冷媒はそこで低圧側の冷媒に熱を奪われて更に冷却される。
【0055】
係る内部熱交換器50で冷却された高圧側の冷媒ガスはキャピラリチューブ58に至る。冷媒はキャピラリチューブ58において圧力が低下して、その後、弁装置60、スエッジロック継ぎ手55を経て冷蔵機器本体105の冷媒配管94から蒸発器92内に流入する。そこで冷媒は蒸発し、周囲の空気から吸熱することにより冷却作用を発揮して冷蔵機器本体105の庫内を冷却する。
【0056】
その後、冷媒は蒸発器92から流出して、冷媒配管94からコンデンシングユニット100のスエッジロック継ぎ手55、弁装置66を経て内部熱交換器50に至る。そこで前述の高圧側の冷媒から熱を奪い、加熱作用を受ける。ここで、蒸発器92で蒸発して低温となり、蒸発器92を出た冷媒は、完全に気体の状態ではなく液体が混在した状態であるが、内部熱交換器50を通過させて高圧側の冷媒と熱交換させることで、冷媒が加熱される。この時点で、冷媒の過熱度が確保され、完全に気体となる。
【0057】
尚、内部熱交換器50で加熱された冷媒は、ストレーナ56を経て冷媒導入管22からコンプレッサ10の第1の回転圧縮要素内に吸い込まれるサイクルを繰り返す。
【0058】
ここで、冷蔵機器本体105の庫内が充分に冷却されて庫内温度が設定された下限温度まで低下すると、庫内温度センサからの出力を制御装置90はコンプレッサ10のOFF信号をマイクロコンピュータ80に送る。これにより、マイクロコンピュータ80はコンプレッサ10の運転を停止する。
【0059】
その後、冷蔵機器本体105の庫内温度が設定された上限温度に達すると、庫内温度センサからの出力を制御装置90はコンプレッサ10のON信号に変えてマイクロコンピュータ80に送る。これにより、マイクロコンピュータ80はコンプレッサ10の運転を再開する。このとき、マイクロコンピュータ80には前記プルダウンの完了がカウントされており、このため、当該再起動が通常運転を行うものであると判断される。これにより、外気温度センサ74にて検出される外気温度に基づいた前記式にて算出される最高回転数Aにて制御される。以降、庫内温度センサに基づくコンプレッサのON/OFFではマイクロコンピュータ80にてコンプレッサ10の最高回転数Aが外気温度に基づく前記式にて制御される。
【0060】
一方、長時間運転すると蒸発器92に着霜が発生する。蒸発器92に着霜が発生すると蒸発器92内を通過する冷媒が周囲の空気と熱交換しにくくなり、冷蔵機器本体105の庫内が充分に冷却されない。このため、制御装置90は電源が投入されて所定時間経過すると、マイクロコンピュータ80に10のOFF信号を送出して蒸発器92の除霜を実行する。この場合、マイクロコンピュータ80は前記電源投入時のプルダウンのカウントがクリアされる。これにより、次の起動時にはマイクロコンピュータ80はプルダウン時の運転であると判断してコンプレッサ10の最高回転数が高く制御される。同様に、電源停止時においても前記カウントがクリアされるため、次の起動には最高回転数が高く制御され、2回目以降には前記プルダウンのカウントが記憶されているため、外気温度に基づく前記式にて算出される最高回転数Aにて制御される。
【0061】
これにより、プルダウン時の冷却能力を維持しながら、通常運転時には外気温度に基づいて最高回転数Aが決められるため、高負荷時の冷却能力を確保しながら、消費電力の低減を図ることができるようになる。従って、より効率的な運転を行うことができるようになる。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述した如く請求項1の発明によれば、最低回転数と最高回転数の間で前記コンプレッサの回転数を制御する制御装置を備え、この制御装置は、プルダウン時のコンプレッサの最高回転数を、定常運転時の最高回転数Aよりも高く設定してコンプレッサの回転数を制御するので、プルダウン時の冷却効率を維持しながら、通常運転時における消費電力を低減することができるようになる。
【0063】
請求項2の発明によれば、最低回転数と最高回転数の間でコンプレッサの回転数を制御する制御装置と、外気温度を検出する温度センサとを備え、制御装置は、温度センサが検出する外気温度に基づき、コンプレッサの最高回転数を変更するので、例えば、請求項3の如く制御装置により外気温度の上昇に伴ってコンプレッサの最高回転数を上昇させれば、高負荷時の冷却能力を確保することができるようになる。
【0064】
また、外気温度が低い場合には制御装置により、最高回転数が低くなるので、消費電力を低減することができるようになる。これにより、効率的な運転を実現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【図2】実施例のコンプレッサの回転数制御を示す図である。
【図3】他の実施例のコンプレッサの外気温度に基づいた回転数制御を示す図である。
【図4】従来のコンプレッサの回転数制御を示す図である。
【符号の説明】
10 コンプレッサ
20、22 冷媒導入管
24 冷媒吐出管
26、28 冷媒配管
35 中間冷却回路
40 ガスクーラ
45 電磁弁
50 内部熱交換器
54、56 ストレーナ
55 スエッジロック継ぎ手
58 キャピラリチューブ
60、66 弁装置
70 ディスチャージセンサ
72 高圧スイッチ
74 外気温度センサ
76 冷媒温度センサ
80 マイクロコンピュータ
90 制御装置
92 蒸発器
94 冷媒配管
100 コンデンシングユニット
105 冷蔵機器本体
110 冷却装置

Claims (3)

  1. 回転数制御可能なコンプレッサを含む冷媒回路を備えた冷却装置において、
    最低回転数と最高回転数の間で前記コンプレッサの回転数を制御する制御装置を備え、
    該制御装置は、プルダウン時の前記コンプレッサの最高回転数を、定常運転時の最高回転数よりも高く設定して前記コンプレッサの回転数を制御することを特徴とする冷却装置。
  2. 回転数制御可能なコンプレッサを含む冷媒回路を備えた冷却装置において、
    最低回転数と最高回転数の間で前記コンプレッサの回転数を制御する制御装置と、外気温度を検出する温度センサとを備え、
    前記制御装置は、前記温度センサが検出する外気温度に基づき、前記コンプレッサの最高回転数を変更することを特徴とする冷却装置。
  3. 前記制御装置は、外気温度の上昇に伴って前記コンプレッサの最高回転数を上昇させることを特徴とする請求項2の冷却装置。
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