JP2004229464A - ノックアウト構造 - Google Patents

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JP2004229464A
JP2004229464A JP2003017483A JP2003017483A JP2004229464A JP 2004229464 A JP2004229464 A JP 2004229464A JP 2003017483 A JP2003017483 A JP 2003017483A JP 2003017483 A JP2003017483 A JP 2003017483A JP 2004229464 A JP2004229464 A JP 2004229464A
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knockout
groove
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JP2003017483A
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Norio Takahashi
典夫 高橋
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】本発明は、確実且つ容易にノックアウト部の打ち抜き作業が行え、ノックアウト部を使用しないときには、防水性、防塵性を有するノックアウト構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るノックアウト構造は、箱体1の本体1aに設けられるノックアウト部2とノックアウト外周部3とは薄膜4で隙間なく接続し、ノックアウト部2端部の薄膜4に溝と、溝の一部にはマイナスドライバー7等の工具が係止可能である溝より幅広の係止部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
各種電気機器等を収納するための箱体におけるノックアウト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のノックアウト構造はノックアウト外周部に切り込みを入れ、配管する場合には、切り込みでノックアウト部を切り取っていた(例えば特許文献1参照。)。
また、確実容易にノックアウト部を打ち抜く除去工具を用い、作業を行うものがあった(例えば特許文献2参照。)。
他に、ノックアウト部の外周を全周均一の薄肉部を形成していた(例えば特許文献3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−252741号公報
【特許文献2】
特開平11−289635号公報
【特許文献3】
特開平9−326572号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1や特許文献2におけるノックアウト構造は、ノックアウト外周部に切り込みが入っているため、配管する場合はノックアウト部が施蓋されるが、配管しない場合には切り込みがそのままとなり、塵埃や雨水の進入の虞があり、特に屋外での使用は塵埃や雨水の進入が著しかった。
また、特許文献3におけるノックアウト構造は、隙間なく均一に薄肉部を設けると、薄肉部の強度が高くなり、打ち抜き作業が困難であるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、確実且つ容易にノックアウト部の打ち抜き作業が行え、ノックアウト部を使用しないときには、防水性、防塵性を有するノックアウト構造を提供することを目的とし、その構造は、箱体の本体に設けられるノックアウト部とノックアウト外周部とは薄膜で隙間なく接続し、ノックアウト部端部の薄膜に溝と、溝の一部にはマイナスドライバー等の工具が係止可能である溝より幅広の係止部を設けたことを特徴とする。
【0006】
また、ノックアウト部の略中央部に誘い凹を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るノックアウト構造は、ノックアウト部とノックアウト外周部とは薄膜で接続し、薄膜には溝が形成され、溝の一部には係止部を設ける。マイナスドライバー等の工具を係止部に当て、ハンマー等を用いて力を加えドライバーの先端を貫通させる。その後さらにドライバーを押し込み、ドライバーの先端のテーパー部分が係止部を押し広げると共に溝に割れが生じ、ノックアウト部を打ち抜くことができる。
【0008】
【実施例】
本発明に係るノックアウト構造の実施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
各種電気機器等を収納するための箱体1へ配管や通線するための貫通孔を設けるためのノックアウト構造であって、箱体1の本体1aに設けられる。打ち抜かれるノックアウト部2とノックアウト外周部3とは薄膜4で隙間なく接続し、薄膜4の端部に溝5と、溝5の一部には溝5より太く係止部6を形成する。
【0010】
係止部6にマイナスドライバー7等の工具を当て、ハンマー等で力を加えドライバー7の先端を貫通させる。ドライバー7をさらに押し込み、先端のテーパー部分7aが係止部6の貫通した部分を押し広げ、他の溝5に割れを生じさせる。
溝5が全てが割れることにより、ノックアウト部2を打ち抜くことができる。
【0011】
打ち抜いた部分で配管を行うことができる。一方、配管の必要がない場合にはノックアウト部2は打ち抜かずそのまま使用する。この場合には、ノックアウト部2とノックアウト外周部3との間は隙間なく薄膜4で接続されているので、雨水や塵埃の進入が防げる。
【0012】
本発明の請求項2に係るノックアウト構造は、ノックアウト部2も略中央部に誘い凹8を設ける。もともと設けられているノックアウト部2と配管とが対向しない場合、大きさを変えてノックアウト部2を形成するため、誘い凹8にホールソーのキリを当て、任意の径のノックアウト部2を開口することができる。
【0013】
また、本発明に係るノックアウト構造は、図2に示すような円形のノックアウト部に限定されるものではなく、例えば、図5〜図6に示すような略楕円形のノックアウト部9を形成しても良い。
【0014】
溝に設けるマイナスドライバー等の係止部は、一カ所に限定されるものではなく、図6に示すように、ノックアウト部9の面積が大きい場合など、係止部10を複数カ所設けても良い。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るノックアウト構造は、箱体の本体に設けられるノックアウト部とノックアウト外周部とは薄膜で隙間なく接続し、ノックアウト部端部の薄膜に溝と、溝の一部にはマイナスドライバー等の工具が係止可能である溝より幅広の係止部を設けたため、箱体をノックアウト部を打ち抜かないで使用する場合にも、隙間や貫通孔がなく防水性、防塵性を保つことができる。また、確実に且つ容易にノックアウト部を打ち抜くことができる。
【0016】
また、ノックアウト部の略中央部に誘い凹を設けたため、もともと設けられたノックアウト部に配管等が対向しない場合に、異なる径のノックアウト部を開口するときに、誘い凹にホールソーのキリを当て位置決めができるので、作業がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノックアウト構造を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るノックアウト構造を示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A’断面図である。
【図4】本発明に係るノックアウト構造におけるノックアウト部の打ち抜き作業の説明図である。
【図5】本発明に係るノックアウト構造の変形実施例を示す正面図である。
【図6】図5におけるB部拡大図である。
【符号の説明】
1 箱体
1a 本体
2 ノックアウト部
3 ノックアウト外周部
4 薄膜
5 溝
6 係止部
7 マイナスドライバー
7a テーパー部分
8 誘い凹
9 ノックアウト部
10 係止部

Claims (2)

  1. 各種電気機器等を収納するための箱体におけるノックアウト構造であって、前記箱体の本体に設けられるノックアウト部とノックアウト外周部とは薄膜で隙間なく接続し、前記ノックアウト部端部の薄膜に溝と、該溝の一部にはマイナスドライバー等の工具が係止可能である溝より幅広の係止部を設けたことを特徴とするノックアウト構造。
  2. 前記ノックアウト構造であって、前記ノックアウト部の略中央部に誘い凹を設けたことを特徴とする請求項1に記載のノックアウト構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340499A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 低圧分岐装置及びこれに用いるヒューズの収容方法
JP2007174775A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Tempearl Ind Co Ltd ノックアウト構造

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