JP2004229364A - 電圧急変を補償する電力制御装置 - Google Patents

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Koji Yuguchi
孝司 湯口
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Abstract

【課題】配電系統に生じる電圧急変を補償して緩い電圧変動状態にする電力制御装置を安価に提供する。
【解決手段】配電線路に接続されたインバータから補償する電流を短時間定格で供給する装置とし,PWMインバータにフィードバック制御させる電圧指令信号を生成するための電圧指令信号生成ユニットと,インバータの出力波形を制御するPWM駆動信号生成ユニットとを具備している。電圧指令信号が瞬時電圧安定化信号と低速検出電圧信号との差によって得られ,電圧指令信号生成ユニットが瞬時電圧安定化信号生成手段と電圧誤差信号生成手段とで形成されて,基準電圧に代行させて瞬時電圧安定化信号を用いた事,この安定化信号と低速検出電圧信号との差によって得られる短時間信号である電圧誤差信号でPWMインバータにフィードバック制御させることによって,配電系統電圧の急変に対応させたフィードバック制御を可能とした電力制御装置とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,三相配電系統において変電所内の系統切替え時や受電側の負荷変動の為に生じる配電線路の負荷端の電圧が変動するのに対し,急変電圧を緩やかな電圧変動で供給して負荷への影響を緩和する電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
系統における瞬時電圧低下とその対策に関する解説が電力中央研究所の報告に開示されており,最新情報が次の資料に見られる。
【0003】
【非特許文献1】
オーム社発行,雑誌OHM(2002年6月号)林敏之著「瞬時電圧低下の対策と課題」56〜60ページに記載されている中に,「表1.瞬時電圧低下の負荷への影響」に「電圧低下幅20%,継続時間5〜30ミリ秒でサイリスタ駆動モータが停止する」等の記載がある。対策の例として59ページ「表4.の上段(a)直列方式の中央の欄に,インバータ補償の50〜400kVA,応答時間1サイクル以内,適用範囲(保持時間)60%(0.35秒)」と記載されて,図解されているが,電源と負荷との間に直列に変圧器の二次コイルが挿入されており,60ページに「直列変圧器を用いて電圧を注入する為インバータの異常動作などによる回路開放の保護に留意する必要がある」との解説がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−210660公報によれば,従来例として同公報の「図5」に示されており,段落[0002]には,「従来の技術」として「電力系統Lに必要に応じて適当な変圧比の変圧器を介して接続された電流調整装置及びリアクタンス装置を備えている。電流調整装置は自己消弧型スイッチング素子から成るブリッジインバータで構成」。段落[0003]には,「電流調整装置に流れる補償電流icが検出され,この検出信号が補償電流指令信号Ic’と突き合わせされ,その偏差がゼロになるよう制御回路を介して電流調整装置すなわち補償電流がPWM制御される」と記載されていて,段落[0004]には「電力系統Lの電流が検出され,その検出出力から無効電流ihが検出される。このihの実効値Aは所定時間毎にサンプリングして求められる。この実効値Aと,定格指令値IRを高値優先回路32に導き,その高値を除数端子に入力し,被除数端子には定格指令値IRを入力して,除算器33の出力に係数Kを得る」段落[0005]には「係数設定器30によると,実効値AがIR以下では除数端子にはIRが入力され,係数KはIR/IR=1となる。実効値AがIRを超える時では.係数KはIR/Aとなる」と記載されている。段落[0006]には「係数Kを乗算器17に入力し,補償対象電流検出出力から得た無効電流ihに乗算する,すなわち,実効値AがIR以下では乗算器17の出力信号Ic’はih×1=ihとなり,実効値AがIRを超える時は乗算器17の出力信号Ic’はih×IR/Aとなる。このIc’は補償電流指令信号である」段落[0007]には「このIc’と電流調整装置4の電流検出器13の検出信号とが突き合わせされ,その偏差がゼロになるよう制御回路14を介して電流調整装置4のインバータがPWM制御され,補償電流icが制御される」と記載されている。
【0005】
図4に従来の装置における出力を,時間軸を横軸として電圧および電流波形図を示す,上記の2つの従来例はどちらも,図4Aに制御される前の負荷電圧V0を示す。図4Cは電圧一定制御の為に,インバータから出力させる電流を示す。図4Bはインバータから出力させる電流によって負荷電圧V0が一定に近づけられる制御がなされた結果の負荷電圧V0を示す。図6に上記の2つの従来例の調整装置を動作が理解できるように部分的に補強し,電圧一定制御させるようにした場合の基本的な回路を示す。図6において,受電端1と負荷端3との間の線路インピーダンス2の電圧降下が負荷30に流れた電流によって発生する。接続部6にPWMインバータ4が変圧器5を介して接続されていて,PWMインバータ4を形成するスイッチング素子に与えて駆動するために,波形生成回路91と駆動回路92とから構成されるPWM駆動信号生成ユニット9がPWMインバータ4に接続される。PWM駆動信号生成ユニット9には,誤差信号生成手段8が接続されており,負荷電圧V0の検出電圧Vkと電圧基準値Vskとの差の誤差信号VEが与えられる。検出電圧Vkは電圧検出器61によって接続部6の電圧が検出され,比較器COによって基準電圧値Vskと比較される。ここでは系統電圧目標値を電圧制御の基準電圧値Vskとしている。
【0006】
図4Aにおける負荷電圧V0が系統電圧目標値から低くなった期間(t1からt2の時間帯)および負荷電圧V0が系統電圧目標値から高くなった期間(t3からt4の時間帯)は,図4Cにおけるインバータ電流Iinvが進み電流又は遅れ電流で連続出力している。このように連続出力する為,変圧器の大きさは連続定格容量が必要で,重量と占有体積が大きくなる欠点があった。
【0007】
制御された結果の負荷電圧V0は,図4Bに示すように負荷電圧V0が系統電圧目標値から外れて低くなったり高くなったりする瞬間t1,t2,t3,t4の各時点において,負荷電圧V0は瞬間の突出的な電圧変動が生じる。この為,瞬間の突出電圧変動が電圧チラツキを負荷に与える事になり負荷の種類によっては負荷が異常動作を起こすので,瞬間の電圧変動を緩やかな変動に変換されて供給されることが求められてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記,図6の装置では図4に示すような時間波形で出力する変圧器に接続されたインバータが必要であり,図4Aにおける負荷電圧V0が系統電圧目標値から低くなった期間および負荷電圧V0が系統電圧目標値から高くなった期間は,図4Cにおけるインバータ電流Iinvが進み電流又は遅れ電流で連続出力している。このように従来の装置では,連続出力する為,変圧器の大きさは連続定格容量が必要で,重量と占有体積が大きくなる欠点があった。このような変圧器の重量と占有体積を,大幅に削減できて安価に提供できるような装置を形成する技術を生み出すことが本発明の目的である。図4Bに示すように負荷電圧V0が系統電圧目標値から外れて低くなったり高くなったりする瞬間t1,t2,t3,t4の各時点において,負荷電圧V0は瞬間の突出電圧変動が生じる。この為,瞬間の突出電圧変動が電圧チラツキを負荷に与える事になり負荷の種類によっては負荷が異常動作を起こすので,瞬間の突出電圧変動を緩慢な電圧変動波形に変換されるようにする事も本発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このインバータ出力時間が瞬間の電圧変動に対応して,緩やかな電圧変動で負荷に給電するための補償電流だけを出力するインバータ及び変圧器とするならば,変圧器の重量と占有体積を大幅に削減できることに着目して,制御手段を検討した結果,以下に述べる構成で実現可能なことが確認できた。
【0010】
請求項1に関しては,受電系統の受電端と負荷端及び,負荷に並列に接続されたPWMインバータとによって,主回路が形成された電力制御装置において,電圧一定制御のために前記PWMインバータ出力から検出した電圧と系統電圧目標値との誤差である電圧誤差信号を生成する電圧誤差信号生成手段と,前期PWMインバータを駆動させるPMW駆動信号生成ユニットとを有し,前記電圧誤差信号を前記PWMインバータにフィードバック制御させる電圧指令信号は,従来のような常に一定値の基準電圧値と比較するのではなく,一定電圧値に達するのが緩やかにゼロに収斂する波形を生成させることで実現できことに着目した。この波形信号を生成する手段として瞬時電圧安定化信号生成手段と電圧誤差信号生成手段を組み合わせる事によって電圧指令信号生成ユニットを形成した。受電系統の瞬時電圧変化に対して緩い電圧変化として該系統に給電する急変補償電流を出力することを特徴とした電圧急変を補償する電力制御装置とした。
【0011】
請求項2に関しては,瞬時電圧安定化信号生成手段と電圧誤差信号生成手段を組み合せると,瞬時電圧安定化信号から低速検出電圧信号を減算して得られる電圧指令信号が短時間でゼロに収斂する信号波形となることを見通して,電圧誤差信号生成手段にあたえる入力信号として,低速検出電圧信号を得るため負荷電圧の中の一方は時定数の大きい低速検出とした。負荷電圧の中の他方は高速検出とし基準電圧との突き合わせで瞬時電圧安定化信号を得るようにして電圧誤差信号生成手段の入力信号とした。瞬時電圧安定化信号から低速検出電圧信号を減算して電圧指令信号が短時間でゼロに収斂する信号波形を生成し,請求項1記載の電圧急変を補償する電力制御装置とした。
【0012】
請求項3に関しては, 負荷電圧の急激な変動値を抽出し,負荷電圧の緩慢な変動値に対しては抽出しないようにする手段として,応答速度の異なる二つの電圧検出器を具備し,負荷電圧の緩慢な変動値に対してはインバータ出力をゼロとするように制御させるようにしたことを特徴とする電圧急変を補償する電力制御装置とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による実施形態における全体構成図。三相交流の配電系統の受電端1,負荷30が接続された負荷端3の間の線路に,線路インピーダンス2が存在しており,負荷端3の近傍の接続点6にPWMインバータ4が接続されて電力制御装置の主回路が形成される。PWMインバータ4に変圧器5が接続される場合を図1Aに示し,変圧器5が接続されていない場合を図1Bに示した。変圧器5は一次側巻線51と二次側巻線52とが同一の鉄心に巻廻されている。PWMインバータ4を形成しているスイッチング素子(図示していないが)の制御極にはPWM駆動信号が供給されて,配電系統に対し補償する電力を補給するよう,三相の各相毎に調整された電力がPWMインバータ4から配電系統に補給される。制御回路80は,接続点6の電圧変動を検出してインバータ電流を出力するため,PWMインバータ4に対して駆動信号を生成し供給する機能を持つ部分である。
【0014】
図2に本発明の実施形態における制御回路80のブロック図を記載した全体構成図を示した。ここで図1の符号と同じ部分は説明を省略するが,図2のPWM駆動信号生成ユニット9と,電圧指令信号VD2を出力する電圧指令信号生成ユニット7とから制御回路80が形成されている。電圧指令信号生成ユニット7は,瞬時電圧安定化信号生成手段10と電圧誤差信号生成手段12を組み合わせる事によって形成される。
【0015】
図3に本発明の一実施形態の電力制御装置により制御される電圧波形,電流波形を示す。線路インピーダンスと線路電流によって電圧降下が生じ,負荷電圧V0が現れている。電圧の急激な変動があった時点をt1,t2,t3,t4で示している。図3Aは,制御される前の負荷電圧V0が変動している様子を示している。図3Bは,インバータ4の出力電圧Viの系統電圧目標値との比較図である。図3Cは,インバータ4の出力電流Iinvのインバータ電流ゼロレベルとの比較図であり電圧の急変に対応して緩やかに補償する電流が流れている。図3Dは,インバータ4の出力電流Iinvで線路に補償電流を出力した結果の負荷電圧V0と系統電圧目標値との比較図である。図4(従来)との違いはインバータ出力電流が連続的に流した従来の装置の特性とは違って,電圧急変を緩やかに補償するだけの短時間出力であって電圧の変化を緩やかに補償した点である。
【0016】
図2において,接続点6の高速検出電圧信号VSと,基準電圧値Vskとを比較して生成した瞬時電圧安定化信号VD0を,従来における基準電圧Vskに代行させて使用し,インバータ4の接続点6の電圧をフィードバックして前記PWM駆動信号生成ユニット9に与えて出力を瞬時電圧安定化信号VD0に近づける制御系が本発明の特徴としているポイントである。
【0017】
線路電流が線路インピ−ダンス2を流れるとき電圧降下が起こり負荷電圧V0が変動して現れている。62は小さい時定数で負荷電圧を検出する高速電圧検出器,63は大きい時定数で検出する低速電圧検出器である。この負荷電圧V0を高速電圧検出器62で検出した高速検出電圧信号Vsと基準電圧値Vskと突き合わせて瞬時電圧安定化信号VD0を生成して,低速電圧検出器で検出した低速検出電圧信号VD1と突き合わせし,電圧誤差信号生成手段12で減算する電圧指令信号生成ユニット7から電圧指令信号VD2を出力する。
【0018】
以上のようにして生成した電圧指令信号VD2を従来の誤差信号VEに代行させてPWM駆動信号生成ユニット9に与えてインバータを駆動するところに本発明の着眼ポイントがある。この結果,インバータの出力定格は連続定格ではなくて短時間定格でよい。何故ならば電圧指令信号VD2は電圧が急変した時点から立ち上がり短時間でゼロに収斂する信号波形であるから,この短時間信号波形が与えられてPWM駆動信号が生成され駆動するインバータは短時間出力の動作をするからである。
【0019】
図5は本発明による実施形態における時間軸を横軸とした指令信号波形生成する概念図である。図5Aにおける瞬時電圧安定化信号VD0は,例えば,1ミリ秒の応答速度の高速電圧検出器62の高速検出電圧信号Vsと基準電圧値Vskとの差の信号である瞬時電圧安定化信号VD0の波形を示していて,t1からt2迄の時間幅は約100ミリ秒である。図5AにおけるVD1は低速電圧検出器63の出力信号である低速検出電圧信号を示している。例えば低速電圧検出器63の検出速度は高速電圧検出器62の検出速度より30ミリ秒だけ大きい時定数で検出するものである。図5Bにおける電圧指令信号VD2は瞬時電圧安定化信号VD0と低速検出電圧信号VD1との差の波形を示しており,電圧指令信号VD2がインバータに電流を出力させるのはt1とt2との時間幅が100ミリ秒であった場合は,その中の30ミリ秒程度の短時間である。この30ミリ秒の時間幅だけインバータ駆動し負荷電圧を補償する電流を出力することを示している。このようにインバータの定格は短時間定格でその役割を達成するから,巻線部品(変圧器)は連続定格の場合に比べて約50%以下の重量に製作できて温度上昇の規格を満足するものとなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば従来に於ける装置のような連続した電流を巻線部品に通電しないで瞬時電圧変動を補償する瞬間の時間だけ巻線部品に通電して,急峻な瞬時電圧変動が緩やかな電圧変動に変換されるので受電電源の電圧チラツキが生じないという効果があり,巻線部品が短時間定格で満足する為,軽量小型に設計出来て,本装置全体が軽量小型に安価に製作できるので省資源,省エネルギーに寄与し工業的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態における全体構成図。
【図2】本発明による実施形態における制御ブロック図。
【図3】本発明による実施形態における出力波形概念図。
【図4】従来の電圧一定制御装置の出力波形概念図。
【図5】本発明による実施形態における指令信号波形概念図。
【図6】従来の電圧一定制御装置の回路図。
【符号の説明】
1 受電端
2 線路インピーダンス
3 負荷端
4 PWMインバータ
5 巻線部品(変圧器)
6 接続部
7 電圧指令信号生成ユニット
8 誤差信号生成手段(従来例)
9 PWM駆動信号生成ユニット
10 瞬時電圧安定化信号生成手段
12 電圧誤差信号生成手段
30 負荷
61 電圧検出器
62 高速電圧検出器
63 低速電圧検出器
80 制御回路
91 波形生成回路
92 駆動回路
CO 比較器
Iinv インバータ出力電流(補償電流)
VE 誤差電圧
V0 負荷電圧
VD0 瞬時電圧安定化信号
VD1 低速検出電圧信号
VD2 電圧指令信号
Vi インバータ出力電圧
Vk 検出電圧
Vs 高速検出電圧信号
Vs k 基準電圧値

Claims (3)

  1. 受電系統の受電端と負荷端及び,負荷に並列に接続されたPWMインバータとによって主回路が形成された電力制御装置において,制御回路として,PWMインバータの出力から電圧が検出されて前記PWMインバータにフィードバック制御させる電圧指令信号を生成するための電圧指令信号生成ユニット及びPWMインバータを駆動するためのPWM駆動信号生成ユニットを具備し,該PWM駆動信号生成ユニットが波形生成回路と駆動回路とによって形成されるPWMインバータ制御信号の生成作用を有し,電圧指令信号生成ユニットが瞬時電圧安定化信号生成手段と電圧誤差信号生成手段とで形成されてPWM駆動信号生成ユニットに与える電圧指令信号の生成作用を有し,該電圧指令信号の信号波形が,受電系統の瞬時電圧変化に対して緩い電圧変化として該受電系統に給電する急変補償電流をPWMインバータに出力させることを特徴とした電圧急変を補償する電力制御装置。
  2. 前記電圧指令信号が瞬時電圧安定化信号と低速検出電圧信号との差によって得られ短時間でゼロに収斂する電圧指令信号である請求項1記載の電圧急変を補償する電力制御装置。
  3. 負荷電圧の急激な変動値を抽出し,負荷電圧の緩慢な変動値に対しては抽出しないようにする手段として,応答速度の異なる二つの電圧検出器を具備し,負荷電圧の緩慢な変動値に対してはインバータ出力をゼロとするように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の電圧急変を補償する電力制御装置。
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