JPH086651A - 電圧安定装置 - Google Patents

電圧安定装置

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JPH086651A
JPH086651A JP13606894A JP13606894A JPH086651A JP H086651 A JPH086651 A JP H086651A JP 13606894 A JP13606894 A JP 13606894A JP 13606894 A JP13606894 A JP 13606894A JP H086651 A JPH086651 A JP H086651A
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voltage
transformer
adjusting
series
winding
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JP13606894A
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Chihiro Ishibashi
千尋 石橋
Tatsumi Ichioka
立美 市岡
Yoshinori Yamamoto
良則 山本
Takayuki Sakurai
隆行 櫻井
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】急速な電圧変動に対し、小容量の電圧調整回路
により瞬時に連続して電圧調整ができるようにする。 【構成】電下側10と負荷側20との間に二次巻線を直
列介挿した直列変圧器40と、この直列変圧器40の電
源側に配置した調整用変圧器30と、この調整用変圧器
30の出力を直列変圧器40の一次巻線に補償電圧とし
て加える電圧調整回路50とを有し、調整用変圧器30
は、電源側の電圧を昇圧する昇圧部31と、直列変圧器
の一次巻線に補償電圧として加える電圧供給部32とか
らなり、線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器70
を配置し、この電圧検出器70と電圧調整回路50とを
接続して電圧検出器70からの検出電圧に基づいて電圧
調整回路50を制御して電圧を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電圧の変動、例え
ば、電力系統の負荷電流による電圧降下や瞬時電圧低下
を補償して定電圧とする電圧安定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力系統において、電源側から負
荷点までは常にインピーダンスが存在するので、負荷電
流が大きくなればそれに応動して線路電圧降下が生じ、
負荷点の電圧は降下する。このように負荷点の電圧が降
下する電力系統にあっては、負荷に供給する電圧を一定
の電圧範囲に抑えるために、一般に電圧調整装置が設置
されている。この種電圧調整装置においは、高圧線のピ
ーク・オフピーク時の電流比が大きく影響し、また地域
や季節によっても変化するので、こられの要素を総合的
に判断し、電圧調整を検討する必要がある。
【0003】一般的に使用されている線路用電圧調整装
置(SVR:Step Voltage Regula
tor)は、図7に示されるものが知られている。図7
において、電力系統の電圧降下の大きい箇所に調整用変
圧器(単巻変圧器)30を設け、この調整用変圧器(単
巻変圧器)30に設けられたタップY1〜Y5を切り換
えて、電源入力側10、10から入力された電圧Vinが
負荷側20、20で電圧降下する分を予め昇圧してお
き、負荷側の電圧Voutを一定の範囲内の電圧にして負
荷による電圧降下を補償しようとするものである。
【0004】また、この種電圧調整装置としては、図8
に示されるものも知られている。図8において、図示し
ない電源より供給される三相電力は三相入力端子1U、
1V、1Wに入力される。この三相入力端子1U、1
V、1Wには調整用変圧器3U、3V、3Wが接続され
ている。この調整用変圧器3U、3V、3Wのそれぞれ
の一次巻線aは星形に接続されており、その二次巻線b
から相電圧を取り出している。この調整用変圧器3U、
3V、3Wの二次巻線bには、図9に示されるように、
一対のサイリスタ5、6、7、8をブリッジ接続して構
成される切換回路4U、4V、4Wが接続されている。
この切換回路4U、4V、4Wの出力は、直列変圧器9
U、9V、9Wの一次巻線hに接続される。この直列変
圧器9U、9V、9Wの二次巻線gは、三相入力端子1
U、1V、1Wと三相出力端子2U、2V、2Wとの間
に直列に接続されている。
【0005】上述のように構成された電圧調整装置の動
作を、図9に示すU相のみについて説明する。図9にお
いて、サイリスタスイッチ7および8をオンにし、サイ
リスタスイッチ5および6をオフにすると、直列変圧器
9Uの一次側はサイリスタスイッチ7および8により短
絡され、直列変圧器9Uの二次巻線gには電圧の変化が
生じない。次に、サイリスタスイッチ7および6をオン
にし、サイリスタスイッチ5および8をオフにすると、
調整変圧器3Uの二次側電圧V3が出力電圧V2を持ち上
げる方向に直列変圧器9Uに印加される。逆に、サイリ
スタスイッチ5および8をオンにし、サイリスタスイッ
チ7および6をオフにすると、調整変圧器3Uの二次側
電圧V3が出力電圧V2を下げる方向に直列変圧器9Uに
印加される。
【0006】このように、図9の構成によれば、切換回
路4Uのサイリスタスイッチ5〜8のオン・オフの組み
合わせにより、調整変圧器3Uは、入力電圧V1が低下
したときは出力電圧V2を上げるように作用し、入力電
圧V1が上昇したときは出力電圧V2を下げるように作用
することとなるので、出力電圧V2を適正な値に制御す
ることができる。なお、図9のU相の回路の動作は他の
相の回路の場合も同じであり、各相の直列変圧器は相電
圧ベクトル方向に電圧を持ち上げたり、下げたりして三
相電圧の調整を行うこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該電圧調
整装置においては、例えば、図7に示されるものにおい
ては、調整用変圧器(単巻変圧器)30に設けられたタ
ップY1〜Y5を切り換えて電圧補償を行うため、連続
的な電圧変動の補償をすることができなく、かつ、急速
な電圧変動を補償できないという問題が生じる。また、
タップを切り換えるため、接点部が摩耗するという問題
も生じる。さらに、図8、図9に示されるものにおいて
は、連続的に電圧変動を調整することができるが、あら
ゆる電圧変動に対応させるためには電圧調整装置の容量
が大きくなり、電圧調整装置の容量を大きくすると、サ
イリスタの発熱量が多くなって電力損失が増大するとい
う問題を生じる。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、急速な電圧変動を生じても、小容量の
電圧調整回路により瞬時に電圧変動が補償でき、かつ、
電圧変動範囲が大きくても連続的に電圧変動が補償でき
る電圧安定装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成上の第1の
特徴は、電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿した直
列変圧器と、この直列変圧器の電源側に配置した調整用
変圧器と、この調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の
一次巻線に補償電圧として加える電圧調整回路とを有
し、前記調整用変圧器は、電源側の電圧を昇圧する昇圧
部と、直列変圧器の一次巻線に補償電圧として加える電
圧供給部とからなり、線路の負荷側の電圧を検出する電
圧検出器を配置し、この電圧検出器と電圧調整回路とを
接続して電圧検出器からの検出電圧に基づいて線路の負
荷側の電圧を安定させることにある。
【0010】また、本発明の構成上の第2の特徴は、上
述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入力側に接続され
た低圧巻線と前記調整用変圧器の出力側に接続された高
圧巻線とを有する単巻変圧器と、単巻変圧器の二次側に
配置されて、当該単巻変圧器の電圧が誘起される巻線と
から構成したことにある。さらに、本発明の第3の構成
上の特徴は、上述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入
力側に接続された低圧巻線と、前記調整用変圧器の出力
側に接続された高圧巻線とを有する単巻変圧器と、線路
の各相間に介挿した一次巻線と、当該一次巻線より電圧
が誘起される二次巻線とを有する供給用変圧器とから構
成したことにある。
【0011】また、本発明の第4の構成上の特徴は、上
述の電圧調整回路に、調整用変圧器の出力を直流に変換
するコンバータと、このコンバータにより直流に変換さ
れた電圧を交流に変換して直列変圧器に供給するインバ
ータと、電圧検出器からの検出電圧に基づき、このイン
バータの点弧角を制御する制御手段とを設けたことにあ
る。さらに、本発明の構成上の第5の特徴は、上述の電
圧調整回路に、調整用変圧器の出力を直流に変換するコ
ンバータと、このコンバータにより直流に変換された電
圧を交流に変換して直列変圧器の各相毎に供給する複数
のインバータとを設け、電圧検出器からの検出電圧に基
づき、これらの複数のインバータの点弧角を直列変圧器
の各相毎に制御する制御手段とを設けたことにある。
【0012】さらに、本発明の第6の構成上の特徴は、
上述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入力側に接続さ
れた低圧巻線と前記調整用変圧器の出力側に接続された
高圧巻線とを有する単巻変圧器と、単巻変圧器の二次側
に配置されて、当該単巻変圧器の電圧が誘起される巻線
とから構成し、また、上述の電圧調整回路に、調整用変
圧器の出力を直流に変換するコンバータと、このコンバ
ータにより直流に変換された電圧を交流に変換して直列
変圧器に供給するインバータと、電圧検出器からの検出
電圧に基づき、このインバータの点弧角を制御する制御
手段とを設けたことにある。
【0013】さらに、本発明の第7の構成上の特徴は、
上述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入力側に接続さ
れた低圧巻線と、前記調整用変圧器の出力側に接続され
た高圧巻線とを有する単巻変圧器と、線路の各相間に介
挿した一次巻線と、当該一次巻線より電圧が誘起される
二次巻線とを有する供給用変圧器とから構成し、また、
上述の電圧調整回路に、調整用変圧器の出力を直流に変
換するコンバータと、このコンバータにより直流に変換
された電圧を交流に変換して直列変圧器に供給するイン
バータと、電圧検出器からの検出電圧に基づき、このイ
ンバータの点弧角を制御する制御手段とを設けたことに
ある。
【0014】さらに、本発明の第8の構成上の特徴は、
上述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入力側に接続さ
れた低圧巻線と前記調整用変圧器の出力側に接続された
高圧巻線とを有する単巻変圧器と、単巻変圧器の二次側
に配置されて、当該単巻変圧器の電圧が誘起される巻線
とから構成し、また、上述の電圧調整回路に、調整用変
圧器の出力を直流に変換するコンバータと、このコンバ
ータにより直流に変換された電圧を交流に変換して直列
変圧器の各相毎に供給する複数のインバータとを設け、
電圧検出器からの検出電圧に基づき、これらの複数のイ
ンバータの点弧角を直列変圧器の各相毎に制御する制御
手段とを設けたことにある。
【0015】さらに、本発明の第9の構成上の特徴は、
上述の調整用変圧器を、調整用変圧器の入力側に接続さ
れた低圧巻線と、前記調整用変圧器の出力側に接続され
た高圧巻線とを有する単巻変圧器と、線路の各相間に介
挿した一次巻線と、当該一次巻線より電圧が誘起される
二次巻線とを有する供給用変圧器とから構成し、また、
上述の電圧調整回路に、調整用変圧器の出力を直流に変
換するコンバータと、このコンバータにより直流に変換
された電圧を交流に変換して直列変圧器の各相毎に供給
する複数のインバータとを設け、電圧検出器からの検出
電圧に基づき、これらの複数のインバータの点弧角を直
列変圧器の各相毎に制御する制御手段とを設けたことに
ある。
【0016】
【発明の作用・効果】かかる構成の電圧安定装置におい
ては、負荷電流による電圧降下分を予め見越して調整用
変圧器により昇圧させ、電圧調整回路は、負荷側の検出
電圧に応じて直列変圧器に作用させる。この調整用変圧
器の昇圧作用により、電圧調整回路の容量を小さくする
ことが可能となる。また、電圧調整回路の容量を小さく
することにより、電圧調整回路の主回路部を構成するサ
イリスタの発熱による熱損失が軽減でき、電力損失を軽
減できるという格別の効果を生じる。また、電圧調整回
路の作用により、線路に急速な電圧変動を生じても、直
列変圧器は線路の負荷側の電圧を瞬時に、連続的に持ち
上げたり、下げたりすることが可能となり、系統の信頼
性が格段に向上するという格別の効果を生じる。
【0017】また、線路の負荷側に不平衡な相電圧を生
じても、電圧検出器が不平衡な相電圧を検出すると、電
圧調整回路は、主回路部の各インバータの各点弧角を独
立に制御して、直列変圧器の各二次巻線に平衡な相電圧
となるような電圧が印加されるように主回路部から出力
させるので、負荷側に平衡な相電圧を生じさせることが
可能となり、常に平衡で安定した相電圧を得ることがで
きるという格別の効果を奏する。
【0018】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電圧安定装置の全体構成を示す図で
ある。図1において、三相電力は三相入力端子10U、
10V、10Wより供給されている。この三相入力端子
10U、10V、10Wには調整用変圧器30の昇圧部
となる単巻変圧器31の低圧側巻線31が接続されてお
り、この単巻変圧器31の二次側には単巻変圧器31か
ら誘起される電圧を取り出して後述する直列変圧器40
の一次巻線に補償電圧として加える電圧供給部となる巻
線32が配置されている。この調整用変圧器30の単巻
変圧器31の低圧側巻線はΔ形に接続されており、単巻
変圧器31の高圧側巻線はY形に接続されている。ま
た、この調整用変圧器30の単巻変圧器31の二次側に
配置された巻線32の出力は、後述する電圧調整回路5
0に接続されている。
【0019】なお、本第1実施例においては、単巻変圧
器31の二次側には単巻変圧器31から誘起される電圧
を取り出して直列変圧器40の一次巻線に補償電圧とし
て加える電圧供給部となる巻線32を配置する構成とし
たが、単巻変圧器31とは別に図2に示されるように、
三相入力端子10U、10V、10Wの各相間に介挿し
た一次巻線33U、33V、33Wと、この一次巻線3
3U、33V、33Wより電圧が誘起される二次巻線3
3U’、33V’、33W’とを有する供給用変圧器3
3を配置してもよい。
【0020】電圧調整回路50の出力は直列変圧器40
の一次巻線40U、40V、40Wに接続される。直列
変圧器40の二次巻線40U’、40V’、40W’
は、三相入力端子10U、10V、10Wと三相出力端
子20U、20V、20Wとの間に直列に接続されてい
る。また、直列変圧器40の二次巻線40U’、40
V’、40W’と三相出力端子20U、20V、20W
との間には電流検出器60と電圧検出器70とが接続さ
れており、これらの各検出器60、70の出力は電圧調
整回路50に入力されるように接続されている。
【0021】図3は、図1の三相回路図の単相のみを示
すブロック回路図であり、図1の電圧調整回路50は図
3の一点鎖線で囲まれた部分に示されている。図3にお
いて、電圧調整回路50は、主回路部52と、電流検出
器60よりの出力電流を検出する電流検出回路56と、
電圧検出器70の出力電圧を検出する電圧検出回路58
と、これらの電流検出回路56および電圧検出回路58
の出力に基づいて主回路部52に動作指令を与える動作
制御回路54とから構成されている。この電圧調整回路
50の主回路部52の出力は直列変圧器40の一次巻線
に入力されるように接続されている。ここで、主回路部
52は、線路の負荷側の出力電圧V2が低下したときは
出力電圧V2を上げるように直列変圧器40に作用さ
せ、線路の負荷側の出力電圧V2が上昇したときは出力
電圧V2を下げるように直列変圧器40に作用させるも
のであり、例えば、コンバータ52aとインバータ52
bとコンデンサ52c等により構成されている。
【0022】ついで、本第1実施例の電圧安定装置の動
作を図1および図3に基づいて説明する。この電圧安定
装置の調整用変圧器30の単巻変圧器31は、この種電
圧安定装置を取り付ける場所の負荷に応じて、電源電圧
をどの程度昇圧させるかは予め設定されており、通常の
負荷状態においては、電圧検出器70および電圧調整回
路50の電圧検出回路58は電圧変化を検出しないの
で、電圧調整回路50の動作制御回路54は主回路部5
2のコンバータ52aおよびインバータ52bの各サイ
リスタに点弧信号を送出しなく、主回路部52のコンバ
ータ52aおよびインバータ52bは動作しない。
【0023】この状態において、突然負荷が急激に上昇
して、急激に電圧低下すると、電圧調整回路50の電圧
検出回路58と電流検出回路56が、それぞれ電圧検出
器60および電圧検出器70の信号を受け、電圧調整回
路50の動作制御回路54にこの電圧、電流の検出信号
を送出する。動作制御回路54は、この検出信号を受
け、ある目標の電圧低下分を考慮して、主回路部52の
コンバータ52aおよびインバータ52bの各サイリス
タに点弧信号を送出し、主回路部52のコンバータ52
aおよびインバータ52bは作動状態となり、主回路部
52の出力が直列変圧器40の各一次巻線40U、40
Vおよび40Wに印加されることとなる。
【0024】このようにして、この主回路部52のコン
バータ52aおよびインバータ52bの動作により、主
回路部52の出力が直列変圧器40の各一次巻線40
U、40Vおよび40Wに上昇した電圧が印加され、直
列変圧器40の各二次巻線40U’、40V’および4
0W’は上昇した電圧が誘起され、線路の負荷側の出力
電圧V2を上げるように作用するので、線路の負荷側の
出力電圧V2の変動を瞬時に適正な値に制御することが
できる。
【0025】以上に説明したように、本第1実施例にお
いては、負荷電流による電圧降下分を予め見越して調整
用変圧器30の単巻変圧器31により昇圧させ、電圧調
整回路50は、電圧調整回路50の電圧検出回路58お
よび電流検出回路56の信号に応じて直列変圧器40に
作用させる。この調整用変圧器30の単巻変圧器31の
昇圧作用により、電圧調整回路50の容量を小さくする
ことが可能となる。また、電圧調整回路50の容量を小
さくすることにより、電圧調整回路50の主回路部を構
成するコンバータ52aおよびインバータ52bの各サ
イリスタの発熱による熱損失が軽減でき、電力損失を軽
減できるという格別の効果を生じる。また、電圧調整回
路50の作用により、線路の負荷側に急速な電圧変動を
生じても、直列変圧器は線路の負荷側の電圧を瞬時に、
連続的に持ち上げたり、下げたりすることが可能とな
り、系統の信頼性が格段に向上するという格別の効果を
生じる。
【0026】実施例2 以下、本発明の第2実施例を図面に基づいて説明する。
本第2実施例において、上述の第1実施例と相違する点
は、電圧調整回路50の電圧検出部58を線路の各相毎
に検出できるようにした点と、主回路部52のインバー
タ52bを3個設けて、線路の各相毎の検出電圧に基づ
いて3個のインバータをそれぞれ独立に制御して、この
3個のインバータ出力を直列変圧器の各相毎に印加する
点で相違するのみ、その他の点においては上述の第1実
施例と同様である。
【0027】図4に本第2実施例の三相回路図を示す。
図4において、三相電力は三相入力端子10U、10
V、10Wより供給されている。この三相入力端子10
U、10V、10Wには調整用変圧器30の昇圧部とな
る単巻変圧器31の低圧側巻線31が接続されており、
この単巻変圧器31の二次側には単巻変圧器31から誘
起される電圧を取り出して後述する直列変圧器40の一
次巻線に補償電圧として加える電圧供給部となる巻線3
2が配置されている。この調整用変圧器30の単巻変圧
器31の低圧側巻線および高圧側巻線はY形に接続され
ている。また、この調整用変圧器30の単巻変圧器31
の二次側に配置された巻線32の出力は、後述する電圧
調整回路50に接続されている。
【0028】なお、本第2実施例においては、上述の第
1実施例と同様に、単巻変圧器31の二次側には単巻変
圧器31から誘起される電圧を取り出して直列変圧器4
0の一次巻線に補償電圧として加える電圧供給部となる
巻線32を配置する構成としたが、単巻変圧器31とは
別に図2に示されるように、三相入力端子10U、10
V、10Wの各相間に介挿した一次巻線33U、33
V、33Wと、この一次巻線33U、33V、33Wよ
り電圧が誘起される二次巻線33U’、33V’、33
W’とを有する供給用変圧器33を配置してもよい。
【0029】電圧調整回路50の出力は直列変圧器40
の一次巻線40U、40V、40Wのそれぞれに各相毎
に接続されている。直列変圧器40の二次巻線40
U’、40V’、40W’は、三相入力端子10U、1
0V、10Wと三相出力端子20U、20V、20Wと
の間に直列に接続されている。また、直列変圧器40の
二次巻線40U’、40V’、40W’と三相出力端子
20U、20V、20Wとの間には電流検出器60と電
圧検出器70とが接続されており、これらの各検出器6
0、70の出力は電圧調整回路50に入力されるように
接続されている。
【0030】図5は本発明の第2実施例に係る電圧安定
装置の単相のみを示すブロック回路図である。図5にお
いて、電圧調整回路50は、主回路部52と、電流検出
器60よりの出力電流を検出する電流検出回路56と、
電圧検出器70の出力電圧を検出する電圧検出回路58
と、これらの電流検出回路56および電圧検出回路58
の出力に基づいて主回路部52に動作指令を与える動作
制御回路54とから構成されている。この電圧調整回路
50の主回路部52の出力は直列変圧器40の一次巻線
40U、40Vおよび40Wのそれぞれに各相毎に入力
されるように接続されている。
【0031】ここで、主回路部52は、線路の負荷側の
出力電圧V2が低下したときは線路の負荷側の出力電圧
2を上げるように直列変圧器40に作用させ、線路の
負荷側の出力電圧V2が上昇したときは線路の負荷側の
出力電圧V2を下げるように直列変圧器40に作用させ
るものであり、コンバータ52aと3個のインバータ5
2bU、52bVおよび52bWとコンデンサ52c等
により構成されている。ついで、本第2実施例の電圧安
定装置の動作を図4および図5に基づいて説明する。
【0032】この電圧安定装置の調整用変圧器30の単
巻変圧器31は、この種電圧安定装置を取り付ける場所
の負荷に応じて、電源電圧をどの程度昇圧するかは予め
設定されており、通常の負荷状態においては、電圧検出
器70および電圧調整回路50の電圧検出回路58は電
圧変化を検出しないので、電圧調整回路50の動作制御
回路54は主回路部52のコンバータ52aおよびイン
バータ52bU、52bV、52bWの各サイリスタに
点弧信号を送出しなく、主回路部52のコンバータ52
aおよびインバータ52bU、52bV、52bWは動
作しない。
【0033】この状態において、突然負荷が急激に上昇
して、急激に電圧低下すると、電圧調整回路50の電圧
検出回路58と電流検出回路56が、それぞれ電圧検出
器70および電流検出器60の信号を受け、電圧調整回
路50の動作制御回路54にこの各相毎の電圧低下の検
出信号を送出する。動作制御回路54は主回路部52の
コンバータ52aの各サイリスタに点弧信号を送出する
とともに、インバータ52bU、52bV、52bWの
各サイリスタに独立に点弧信号を送出し、主回路部52
のコンバータ52aは作動状態となり、かつ、各インバ
ータ52bU、52bV、52bWはそれぞれ独立に作
動状態となって、主回路部52の出力が直列変圧器40
の各一次巻線40U、40Vおよび40W毎にそれぞれ
独立した電圧が印加されることとなる。
【0034】このようにして、この主回路部52のコン
バータ52aの作動および各インバータ52bU、52
bV、52bWの独立した作動により、主回路部52の
出力が直列変圧器40の各一次巻線40U、40Vおよ
び40Wにそれぞれ独立して上昇した電圧が印加され、
直列変圧器40の各二次巻線40U’、40V’および
40W’はそれぞれ独立して上昇した電圧が誘起され、
線路の負荷側の出力電圧V2を上げるように作用するの
で、線路の負荷側の出力電圧V2の変動に対応して瞬時
に適正な値に制御することができる。
【0035】ここで、例えば負荷側の各相電圧が図6
(a)に示されるように、Ea、Eb、Ecと不平衡電
圧となった場合、動作制御回路54は、検出した各相の
不平衡電圧Ea、Eb、Ecに基づいて、主回路部52
の各インバータ52bU、52bV、52bWの各点弧
角を独立に制御して、直列変圧器40の各二次巻線40
U’、40V’および40W’に図6(b)に示される
ような電圧Va、Vb、Vcが印加されるような電圧を
主回路部52から出力させる。このようにして、負荷側
の各相電圧は図6(c)に示されるように、平衡な相電
圧Ea’、Eb’、Ec’となる。この場合、図6
(b)に示すように、電圧が一番小さな相電圧Eaを基
準にして不平衡電圧を昇圧すると最も効率よく平衡な相
電圧にすることができる。
【0036】以上に説明したように、本第2実施例にお
いては、前述の第1実施例と同様に、負荷電流による電
圧降下分を予め見越して調整用変圧器30の単巻変圧器
31により昇圧させ、電圧調整回路50は、電圧検出器
70および電圧調整回路50の電圧検出回路58および
電流検出回路56の検出信号に応じて直列変圧器40に
作用させるので、この調整用変圧器30の単巻変圧器3
1の昇圧作用により、電圧調整回路50の容量を小さく
することが可能となる。また、電圧調整回路50の容量
を小さくすることにより、電圧調整回路50の主回路部
を構成するコンバータ52aおよびインバータ52bの
各サイリスタの発熱による熱損失が軽減でき、電力損失
を軽減できるという格別の効果を生じる。さらに、電圧
調整回路50の作用により、線路に急速な電圧変動を生
じても、直列変圧器は線路の負荷側の電圧を瞬時に、連
続的に持ち上げたり、下げたりすることが可能となり、
系統の信頼性が格段に向上するという格別の効果を生じ
る。
【0037】また、負荷側に不平衡な相電圧を生じて
も、電圧検出器70が図6(a)に示されるな不平衡な
相電圧Ea、Eb、Ecを検出すると、動作制御回路5
4は、主回路部52の各インバータ52bU、52b
V、52bWの各点弧角を独立に制御して、直列変圧器
40の各二次巻線40U’、40V’および40W’に
図6(b)に示されるような電圧Va、Vb、Vcが印
加されるような電圧を主回路部52から出力させるの
で、負荷側に平衡な相電圧を生じさせることが可能とな
り、常に平衡で安定した相電圧得ることができるという
格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧安定装置の第1実施例の三相回路
の全体構成を示す図である。
【図2】図1と同様な本発明の電圧安定装置の三相回路
の全体構成の他の例を示す図である。
【図3】図1の電圧調整回路を示す第1実施例のブロッ
ク回路図である。
【図4】本発明の電圧安定装置の第2実施例の三相回路
の全体構成を示す図である。
【図5】図4の電圧調整回路を示す第2実施例のブロッ
ク回路図である。
【図6】図5のブロック回路図における検出相電圧のベ
クトル合成を示す図であり、(a)は検出相電圧のベク
トル図であり、(b)は電圧調整してベクトル合成する
図であり、(c)はベクトル合成した後の負荷側電圧の
ベクトル図である。
【図7】電圧調整装置の従来例を示す図である。
【図8】電圧調整装置の従来例の他の例を示す図であ
る。
【図9】図8の静止型電圧調整装置のU相のみを示す回
路図である。
【符号の説明】
10…入力端子(電源側)、20…出力端子(負荷
側)、30…調整用変圧器、40…直列変圧器、50…
電圧調整回路、60…電流検出器、70…電圧検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 隆行 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記電源側の電圧を昇圧する昇圧部と、 前記直列変圧器の一次巻線に補償電圧として加える電圧
    供給部とからなり、 線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続して前記電
    圧検出器からの検出電圧に基づいて前記線路の負荷側の
    電圧を安定させることを特徴とする電圧安定装置。
  2. 【請求項2】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と前記
    調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有する
    単巻変圧器と、 前記単巻変圧器の二次側に配置されて、当該単巻変圧器
    の電圧が誘起される巻線とからなり、 線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続して前記電
    圧検出器からの検出電圧に基づいて前記線路の負荷側の
    電圧を安定させることを特徴とする電圧安定装置。
  3. 【請求項3】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と、前
    記調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有す
    る単巻変圧器と、 線路の各相間に介挿した一次巻線と、当該一次巻線より
    電圧が誘起される二次巻線とを有する供給用変圧器とか
    らなり、 前記線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置
    し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続して前記電
    圧検出器からの検出電圧に基づいて前記線路の負荷側の
    電圧を安定させることを特徴とする電圧安定装置。
  4. 【請求項4】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記電源側の電圧を昇圧する昇圧部と、 前記直列変圧器の一次巻線に補償電圧として加える電圧
    供給部とからなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器に供給するインバータとを有し、 線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの検出電圧に基づき前記電圧調整回
    路のインバータの点弧角を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする電圧安定装置。
  5. 【請求項5】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記電源側の電圧を昇圧する昇圧部と、 前記直列変圧器の一次巻線に補償電圧として加える電圧
    供給部とからなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器の各相毎に供給する複数のインバ
    ータとを有し、 線路の負荷側の各相毎の電圧を検出する電圧検出器を配
    置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの各相毎の検出電圧に基づき、前記
    電圧調整回路の複数のインバータ毎にその点弧角を制御
    する制御手段を設けたことを特徴とする電圧安定装置。
  6. 【請求項6】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と前記
    調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有する
    単巻変圧器と、 前記単巻変圧器の二次側に配置されて、当該単巻変圧器
    の電圧が誘起される巻線とからなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器に供給するインバータとを有し、 線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの検出電圧に基づき前記電圧調整回
    路のインバータの点弧角を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする電圧安定装置。
  7. 【請求項7】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と、前
    記調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有す
    る単巻変圧器と、 線路の各相間に介挿した一次巻線と、当該一次巻線より
    電圧が誘起される二次巻線とを有する供給用変圧器とか
    らなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器に供給するインバータとを有し、 前記線路の負荷側の電圧を検出する電圧検出器を配置
    し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの検出電圧に基づき前記電圧調整回
    路のインバータの点弧角を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする電圧安定装置。
  8. 【請求項8】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と前記
    調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有する
    単巻変圧器と、 前記単巻変圧器の二次側に配置されて、当該単巻変圧器
    の電圧が誘起される巻線とからなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器の各相毎に供給する複数のインバ
    ータとを有し、 線路の負荷側の各相毎に電圧を検出する電圧検出器を配
    置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの各相毎の検出電圧に基づき、前記
    電圧調整回路の複数のインバータ毎にその点弧角を制御
    する制御手段を設けたことを特徴とする電圧安定装置。
  9. 【請求項9】電源と負荷との間に二次巻線を直列介挿し
    た直列変圧器と、 前記直列変圧器の電源側に配置した調整用変圧器と、 前記調整用変圧器の出力を前記直列変圧器の一次巻線に
    補償電圧として加える電圧調整回路と、を有し、 前記調整用変圧器は、 前記調整用変圧器の入力側に接続された低圧巻線と、前
    記調整用変圧器の出力側に接続された高圧巻線とを有す
    る単巻変圧器と、 線路の各相間に介挿した一次巻線と、当該一次巻線より
    電圧が誘起される二次巻線とを有する供給用変圧器とか
    らなり、 前記電圧調整回路は、 前記調整用変圧器の出力を直流に変換するコンバータ
    と、 前記コンバータにより直流に変換された電圧を交流に変
    換して前記直列変圧器の各相毎に供給する複数のインバ
    ータとを有し、 前記線路の負荷側の各相毎に電圧を検出する電圧検出器
    を配置し、 前記電圧検出器と前記電圧調整回路とを接続し、 前記電圧検出器からの各相毎の検出電圧に基づき、前記
    電圧調整回路の複数のインバータ毎にその点弧角を制御
    する制御手段を設けたことを特徴とする電圧安定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080654A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配電線の電圧調整装置
CN103474999A (zh) * 2013-10-09 2013-12-25 薛建仁 新型抽油机侧电压稳定方法和装置
CN105302213A (zh) * 2014-06-13 2016-02-03 怀宁县鑫钜照明电器有限公司 一种三相分调补偿式电力稳压器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080654A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配電線の電圧調整装置
CN103474999A (zh) * 2013-10-09 2013-12-25 薛建仁 新型抽油机侧电压稳定方法和装置
CN105302213A (zh) * 2014-06-13 2016-02-03 怀宁县鑫钜照明电器有限公司 一种三相分调补偿式电力稳压器

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