JP2004229282A - タップ係数更新方法及びタップ係数更新回路 - Google Patents

タップ係数更新方法及びタップ係数更新回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 チャンネル等化器の係数更新方法及び係数更新回路を提供する。
【解決手段】 チャンネル等化器のエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを評価し、LMSアルゴリズムまたはカルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数の更新如可を選択するための制御信号の状態を決定する方法。前記LMSアルゴリズムはデフォルトエラー訂正方法であり、前記カルマンアルゴリズムは前記制御信号が訓練信号の存在を指示する時に使われる。これにより、カルマンアルゴリズム及びLMSアルゴリズムを選択的に使用できるので、カルマンアルゴリズムの有する計算量の多さ及び発散問題を解決できる。
【選択図】 図3

Description

本発明はチャンネル等化器の係数更新方法及び係数更新回路に係り、より詳細には、カルマンアルゴリズム及び最小平均自乗(Least Mean Squire:LMS)アルゴリズムを選択的に使用して、チャンネル等化器の係数を更新できる係数更新方法及び係数更新回路に関する。
チャンネル等化は、デジタル通信システムに一般的に使われる信号処理技術である。チャンネル等化の基本的な目的は、チャンネルノイズ、チャンネル歪曲、多重経路干渉及びマルチユーザ干渉から通信システムの性能を向上させるためのものである。
チャンネル等化器は、家電機器、例えば、デジタルTV及び個人通信システムに主に使われ、前記家電機器に使われる多様な等化器は入力信号対雑音比を増加させ、入力信号のシンボルエラー率を減少させる。
改善されたテレビシステム委員会(Advanced Television Systems Committee:ATSC)は、デジタル高鮮明TV(High Definition Television:HDTV)に関する標準を提供する。
非特許文献1はデジタルTVについての承認された標準を記述し、非特許文献2はこの標準の利用についての指示を提供する。
このような標準は、地上放送、ケーブル、または衛星チャンネルを通じて送信されたビデオ信号に統合された特定のトレーニングシーケンスについて記述している。非特許文献2はチャンネル歪曲を補償するように等化器のフィルタ応答を適応させる方法を開示している。
このような公知の方法で、等化器が最初に始められる時、等化器の係数は大体チャンネル歪曲を補償するように設定されていない。等化器係数の収斂を強制するために、公知の元来のトレーニングシーケンスが送信される。エラー信号は、適応等化器の出力からトレーニングシーケンスの局部的に発生した複写本を減算して形成される。係数は、エラー信号を最小化するように設定され、等化器のトレーニングシーケンスとの適応後に、等化器は入力信号のフィルタリングのために利用される。
通常的なチャンネル等化方法で線形フィルタを使用する。しかし、通信チャンネルによるインパルスノイズ及び非線形歪曲を効果的に除去し、等化器の性能を向上させるためにフィードバックタイプの非線形フィルタを使用している。
等化器のタップ係数更新アルゴリズムとして、構造が簡単であり、計算量が少ないLMSアルゴリズムが使われている。
LMSアルゴリズムは、遅い収斂速度を有する一方、少ない計算量を有する。順次的に通信伝送速度が速くなり、長い遅延を有する多重経路環境に適合した等化器を具現するために、短い訓練信号間に早い収斂特性を有するチャンネル等化器が必要になった。
早い収斂特性を有するアルゴリズムのうち、代表的なアルゴリズムがカルマンアルゴリズムである。カルマンアルゴリズムは、強力な性能にも関わらず、多くの計算量を必要とするので、実際通信システムの適用には多くの限界がある。しかし、ハードウェアの急速な発展でカルマンアルゴリズムの使用が多く台頭してきている。
しかし、カルマンアルゴリズムでは多くの計算量を要すること及び発散(divergence)の問題があることは相変らず問題となっており、最適のチャンネル等化を実行するために効果的にカルマンアルゴリズムの計算量を減らす方法が必要である。
ATSC文書A53B(2001.8.7) ATSC文書A54(1995.10.4)
本発明が解決しようとする技術的な課題は、発散を防止しつつ計算量を減少させうるチャンネル等化器のタップ係数更新方法及びタップ係数更新回路を提供することである。
前記課題を達成するために、本発明のタップ係数更新方法は、チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新方法において、前記チャンネル等化器のエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する段階と、前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、または前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに制御信号が第1状態にある場合、LMSアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記第1制御信号が第2状態にある場合、カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する段階と、を備えることを特徴とする。
前記チャンネル等化器のエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する段階は、前記チャンネル等化器のエラーの自乗が前記可視臨界値より大きいかどうかにより判断する段階であることを特徴とする。
前記制御信号の第2状態は、訓練信号であることを特徴とする。
前記エラーは、前記訓練信号と前記チャンネル等化器から出力される信号間の差であることを特徴とする。
前記エラーは、前記チャンネル等化器の出力信号と決定回路の出力信号間の差であり、前記決定回路の出力信号は前記チャンネル等化器の出力信号に対応するいずれの値を有することを特徴とする。
前記チャンネル等化器のタップ係数が前記LMSアルゴリズムを利用して更新される場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする。
c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)
ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)は更新される直前の前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し(またはc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトル)、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)は前記チャンネル等化器に入力されるデータを示す。
前記チャンネル等化器のタップ係数が前記カルマンアルゴリズムを利用して更新される場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする。
c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)
ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)は更新される直前の前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示す。
チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新回路において、前記チャンネル等化器の受信されたエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する構造を有する収斂調査比較(CEC:Convergence Examining & Comparing)器と、前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、または前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに制御信号が第1状態にある場合、LMSアルゴリズムを適用し、前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記第1制御信号が第2状態にある場合、カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する構造を有する更新回路と、を備えることを特徴とする。
前記チャンネル等化器の更新回路は、前記制御信号の第2状態が訓練信号である場合、前記カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とする。
前記チャンネル等化器の更新回路が前記LMSアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする。
c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)
ここでc(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)は前記チャンネル等化器に入力されるデータを示す。
前記更新回路が前記カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する前記チャンネル等化器のタップ係数は、次の数学式によって更新されることを特徴とする。
c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)
ここでc(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示す。
チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新回路において、チャンネル等化器出力信号を発生するチャンネル等化器と、前記チャンネル等化器出力信号に相応するいずれの値を決定し、前記いずれの値に相応するスライサ出力信号を発生するスライサと、制御信号、前記スライサ出力信号及び訓練信号を受信し、前記制御信号に応答して前記スライサ出力信号または前記訓練信号を選択信号出力信号として出力する選択回路と、前記選択回路出力信号から前記チャンネル等化器の出力信号を減算し、エラー出力信号を発生する減算器と、可視臨界値の範囲と前記エラー出力信号とを比較し、前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、第1収斂調査比較信号を発生し、前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂しない場合、第2収斂調査比較信号を発生するCEC器と、前記制御信号及び前記CEC器の出力信号を受信し、デコーダ出力信号を発生するデコーダと、前記デコーダ出力信号に応答して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する更新回路と、を備え、前記更新回路は、前記デコーダ出力信号が第1状態にある時、LMSアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、前記デコーダ出力信号が第2状態にある時、カルマンアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とする。
前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂するか、または前記制御信号が第1状態にある時、前記デコーダ出力信号は前記第1状態であり、前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記制御信号が第2状態にある時、前記デコーダ出力信号は前記第2状態であることを特徴とする。
前記第1制御信号は前記第2状態であり、前記選択回路出力信号は訓練信号であることを特徴とする。
前記更新回路の第1部分は、数学式c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)を実行するLMSアルゴリズムを使用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、前記更新回路の第2部分は、数学式c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)を実行するカルマンアルゴリズムを使用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とする。ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)はチャンネル等化器に入力されるデータを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示す。
チャンネル等化器のタップ係数を更新する回路において、チャンネル等化器の出力信号を発生するチャンネル等化器と、前記出力等化器の出力信号の値に相応する決定信号を発生する手段と、制御信号、前記決定信号及び訓練信号を受信し、前記決定信号または訓練信号を選択的に出力する手段と、エラー信号を発生する手段と、前記エラー信号と可視臨界値とを比較し、比較器出力信号を発生する手段と、前記制御信号の状態及び前記比較器出力信号の状態に基づいて、LMSアルゴリズムまたはカルマンアルゴリズムを使用して前記タップ係数を選択的に更新する手段と、を備えることを特徴とする。
前記決定信号を発生する手段はスライサであり、前記制御信号、前記決定信号及び前記訓練信号を受信する手段はマルチプレクサであり、前記エラー信号を発生する手段は減算器であり、前記エラー信号と可視臨界値とを比較し、比較器出力信号を発生する手段は、CEC器であることを特徴とする。
本発明によるチャンネル等化器のタップ係数更新方法及びタップ係数更新回路は、カルマンアルゴリズム及びLMSアルゴリズムを選択的に使用できるので、カルマンアルゴリズムの有する計算量の多さ及び発散問題を解決できる。
本発明と本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を充分に理解するためには、本発明の望ましい実施例を例示する添付図面及び添付図面に記載されている内容を参照しなければならない。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施例を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に示された同じ参照符号は同じ部材を示す。
LMSアルゴリズムは、小さな計算量及び安定性を有するという長所があるが、収斂速度が遅いという短所がある。LMSアルゴリズムを適用するチャンネル等化器のエラーe(n)及び更新されたチャンネル等化器の係数c(n)は数1で表現される。
Figure 2004229282
ここで、e(n)は、nという瞬間的な時間でのチャンネル等化器で既知の訓練信号と前記チャンネル等化器のフィルタリング回路を通過した信号との差(すなわち、エラー)を示し、s(n)は、更新された係数を有するチャンネル等化器の出力値、等化された出力値を示し、y*Tは、前記チャンネル等化器に入力されるデータを示し、y*T=yである。yはyの共役複素数を示し、yはyの変換行列を示す。
そして、c(n)は時間nでタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)は更新される直前の前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、μはステップサイズを示し、y(n)は前記チャンネル等化器に入力されるデータを示す。
LMSアルゴリズムを適用してチャンネル等化器のタップ係数を更新する場合の計算量はNである。ここで、Nはタップの数に比例する。
カルマンアルゴリズムは、早い収斂速度を有するという長所があるが、多量の計算量及びメモリを有して発散するという問題点がある。また、8−VSB(Vestigial Side Band:残留側波帯)システムに使われるカルマンアルゴリズムは、早い収斂特性で多重経路チャンネル環境で短い訓練時間の間に収斂を保障するが、多量の計算量及びメモリを有して発散するという問題点がある。
カルマンアルゴリズムを適用するチャンネル等化器のエラーe(n)及び更新されたチャンネル等化器のタップ係数c(n)は数2で表現される。
Figure 2004229282
ここで、K(n)はカルマン利得ベクトルを示し、Φ−1(n)は時間nでのエラーコバリアンスマトリックスを示し、Φ−1(n−1)は時間nより前の時間(n−1)でのエラーコバリアンスマトリックスを示す。
カルマンアルゴリズムを適用してチャンネル等化器のタップ係数を更新する場合の計算量はNである。ここでNはタップの数に比例する。
数2に示されたカルマン利得で共通された部分J及び変換式Jは数3の通りである。
Figure 2004229282
したがって、数3を利用して本発明によるチャンネル等化器に適用できるカルマンアルゴリズムは数4に示される。
Figure 2004229282
すなわち、Φ−1(n−1)y(n)の計算量がNである場合、数2に示された従来のカルマンアルゴリズムを適用するチャンネル等化器の計算量は3Nである。
しかし、数4に示された本発明によるカルマンアルゴリズムを適用するチャンネル等化器の計算量は、N及びJをJに一回だけ置換すれば良い。したがって、チャンネル等化器の計算量は相当に減少する。
図1は、従来のエラーコバリアンスマトリックスのメモリ構造を示す。図1を参照すれば、従来のチャンネル等化器に適用されたエラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)のメモリ構造は、対角線(P1、P2、P3及びP4)を基準に相互対称である。
図2は、本発明の実施例によるエラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)のメモリ構造を示す。図2を参照すれば、チャンネル等化器に適用され、本発明の実施例によるエラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)のメモリは、対角線(P1、P2、P3及びP4)を基準に上側のメモリだけを使用する。
したがって、従来のエラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)のメモリサイズがNである場合、本発明の実施例によるエラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)のメモリサイズは0.5Nに減少する。
数2及び図1を適用するエラーコバリアンスマトリックス構造を使用する従来のチャンネル等化器の総計算量が4N+7Nである場合、数4及び図2を適用する本発明によるエラーコバリアンスマトリックス構造を使用するチャンネル等化器の総計算量が1.5N+7Nに減少する。
以下では、数4及び図2を適用する本発明によるチャンネル等化器のタップ係数更新方法及びタップ係数更新回路を説明する。
図3は、本発明によるチャンネル等化器のブロック図を示す。図3を参照すれば、チャンネル等化器のフィルタリング回路400は、Mタップフォワードフィルタ410、Nタップフィードバックフィルタ420及び加算器430を備える。フィルタリング回路400の構造及び動作は公知のものであるので、ここでこれについての詳細な説明は省略する。
係数更新回路は、減算器500、デコーダ510、更新回路520、決定回路540、選択回路560、訓練信号レジスタ570及びCEC器590を備える。選択回路560は、マルチプレクサで具現できる。
Mタップフォワードフィルタ410は、直列で接続されたM個のフィルタセル(またはタップ)を備える。Mタップフォワードフィルタ410は、入力されるデータy(n)を前記M個のフィルタセル各々に保存し、前記各々のフィルタセルに保存されたデータ及び対応する等化器係数c(n)を乗算し、その結果を加算器430に出力する。
Nタップフィードバックフィルタ420は、直列で接続されたN個のフィルタセル(またはタップ)を備え、Nタップフィードバックフィルタ420は、選択回路560の出力信号である係数が更新された等化器の出力値S(n)を前記N個のフィルタセル各々に保存し、前記各々のフィルタセルに保存されたデータ及び対応する等化器係数c(n)を乗算し、その結果を加算器430に出力する。
加算器430は、Mタップフォワードフィルタ410の出力信号及びNタップフィードバックフィルタ420の出力信号を加え、その結果として、チャンネル等化器の出力信号y*T(n)c(n−1)を決定回路440及び減算器500に出力する。
決定回路540は、加算器430の出力信号y*T(n)c(n−1)を特定値に決定し、その結果として係数が更新された等化器の出力値S(n)、すなわち、等化された出力値S(n)をデコーダ510に出力する。決定回路540は、スライサで具現できる。
MUX560は、制御信号CNTRに応答して訓練信号レジスタ570に保存された訓練信号または決定回路440の出力信号S(n)を、Nタップフィードバックフィルタ420、FEC(Forward Error Correction)(図示せず)及び減算器500に出力する。
減算器500は、MUX560の出力信号S(n)から加算器430の出力信号y*T(n)c(n−1)を減算し、その減算した結果、すなわち、エラー信号e(n)をCEC器590及び第3乗算器5307に出力する。
CEC器590は、可視臨界値(Threshold Of Visibility:TOV)及び減算器500の出力信号e(n)を受信し、TOVとエラー信号e(n)の自乗とを比較し、その比較結果COMOをデコーダ510に出力する。
デコーダ510は、制御信号CNRT及びCEC器590の出力信号COMOをデコーディングし、その結果、EN/DENをエラーコバリアンスレジスタ5201、カルマン利得レジスタ5203及びMUX 5211に出力する。
更新回路520は、カルマンアルゴリズムを具現したものであって、エラーコバリアンスレジスタ5201、カルマン利得レジスタ5203、カルマン利得更新部5205、第1乗算器5207、減算器5209、MUX 5211、第2乗算器5309、第3乗算器5307、加算器5305、係数更新レジスタ5303及びデータレジスタ5313を備える。
更新回路520のうち第2乗算器5309、第3乗算器5307、加算器5305、係数更新レジスタ5303及びデータレジスタ5313は、LMSアルゴリズムを行える。すなわち、530はLMSアルゴリズムを行うための回路である。
エラーコバリアンスレジスタ5201は、エラーコバリアンスマトリックスΦ−1(n)を保存し、カルマン利得レジスタ5203はカルマン利得K(n)を保存する。
カルマン利得更新部5205は、カルマン利得レジスタ5203の出力信号K(n)、エラーコバリアンスレジスタ5201の出力信号Φ−1(n−1)及びデータレジスタ5313から出力されるデータy(n)に応答してカルマン利得K(n)を更新し、更新されたカルマン利得K(n)をカルマン利得レジスタ5203に出力する。
第1乗算器5207は、カルマン利得レジスタ5203の出力信号K(n)、エラーコバリアンスレジスタ5201の出力信号Φ−1(n−1)及びデータレジスタ5313から出力されるデータy(n)を受信し、これらを乗算し、その結果を減算器5209に出力する。
減算器5209は、エラーコバリアンスレジスタ5201の出力信号Φ−1(n−1)から第1乗算器5207の出力信号を減算し、その結果をエラーコバリアンスレジスタ5201に出力する。
MUX 5211は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して、カルマン利得レジスタ5203の出力信号K(n)または第2乗算器5309の出力信号を第3乗算器5307に出力する。
第2乗算器5309は、ステップサイズμ及びデータレジスタ5313から出力されるデータy(n)を受信し、これらを乗算し、その結果をMUX5211に出力する。
第3乗算器5307は、減算器500の出力信号e(n)及びMUX5211の出力信号を受信し、これらを乗算し、その結果を加算器5305に出力する。
加算器5305は、第3乗算器5307の出力信号及び係数更新レジスタ5303の出力信号c(n−1)を受信し、これらを加算し、その結果を係数更新レジスタ5303に出力する。係数更新レジスタ5303は、加算器5305の出力信号を受信して等化器の係数を更新し、更新された等化器の係数c(n)をMタップフォワードフィルタ410及びNタップフィードバックフィルタ420に出力する。データレジスタ5313は、入力されるデータy(n)を受信して保存する。
表1は、制御信号CNRT及びCEC器590の出力信号COMOをデコーディングした結果、EN/DENによるエラーコバリアンスレジスタ5201、カルマン利得レジスタ5203の動作を示す。
Figure 2004229282
エラーe(n)がTOVより小さな場合、比較器の出力COMOは1であり、エラーe(n)がTOVより大きい場合、比較器の出力COMOは0である。
デコーダ510は、制御信号CNRT及びCEC器590の出力信号COMOをデコーディングし、カルマンアルゴリズムを使用して等化器の係数を更新するか、またはLMSアルゴリズムを使用して等化器の係数を更新するかを決定する。
エラーコバリアンスレジスタ5201及びカルマン利得レジスタ5203が、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して非活性化される場合、MUX5211はLMSアルゴリズムを使用して等化器の係数を更新するために、第2乗算器5309の出力信号を第3乗算器5307に出力する。
しかし、エラーコバリアンスレジスタ5201及びカルマン利得レジスタ5203が、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して活性化する場合、MUX5211はカルマンアルゴリズムを使用して等化器の係数を更新するために、カルマン利得レジスタ5203の出力信号K(n)を第3乗算器5307に出力する。
図4は、本発明の実施例によるチャンネル等化器の係数更新方法を示す。図3及び図4を参照して、本発明によるタップ係数更新方法を説明すれば、次の通りである。
減算器500の出力信号、すなわち、エラーe(n)は数1及び数2に示されたように、加算器430(または等化器の出力信号)の出力信号y*T(n)c(n−1)及びMUX560の出力信号s(n)、すなわち、訓練信号または決定回路440の出力信号の差で表現される。
まず、CEC器590は、チャンネル等化器のエラーe(n)がTOV範囲内に収斂するか否かを判断し(210段階)、その結果COMOを出力する。本発明で、CEC器590は、表1に示されたようにエラーe(n)の自乗がTOVの範囲内に収斂するか否かを判断し、その判断結果COMOを出力する。
エラーe(n)の自乗がTOVより小さな場合を収斂すると仮定した場合、CEC器590の出力信号は活性化(例えば、論理1)する。
チャンネル等化器のエラーe(n)がTOVの範囲内に収斂する場合、エラーコバリアンスレジスタ5210及びカルマン利得レジスタ5203は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して非活性化し、MUX5211は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して第2乗算器5309の出力信号を第3乗算器5307に出力できる。
すなわち、更新回路520は、チャンネル等化器のエラーe(n)がTOVの範囲内に収斂する場合、更新回路520は、LMSアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する(240段階)。
図3を参照すれば、第2乗算器5309は、ステップサイズμ及びデータレジスタ5313から出力されるデータy(n)の積をMUX5211に出力し、MUX5211は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して第2乗算器5307の出力信号を第3乗算器5307に出力する。第3乗算器5307は、MUX5211の出力信号及び減算器500の出力信号e(n)の積を加算器5305に出力する。
加算器5305は、係数更新レジスタ5303の出力信号c(n−1)及び第3乗算器5307の出力信号の和c(n)を係数更新レジスタ5303に出力する。
しかし、チャンネル等化器のエラーe(n)がTOVの範囲内に収斂しない場合、チャンネル等化器は、入力される制御信号CNTRが訓練信号であるか否かを判断する(220段階)。
制御信号CNTRが訓練信号である場合、更新回路520は、カルマンアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する(230段階)。
表1及び図4を参照すれば、エラーコバリアンスレジスタ5210及びカルマン利得レジスタ5203は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して活性化し、MUX5211は、デコーダ510の出力信号EN/DENに応答して、カルマン利得レジスタ5203の出力信号を第3乗算器5307に出力できる。
第3乗算器5307は、MUX5211の出力信号K(n)及び減算器500の出力信号e(n)の積を加算器5305に出力する。
加算器5305は、係数更新レジスタ550の出力信号c(n−1)及び第3乗算器5307の出力信号の和c(n)を、係数更新レジスタ550に出力する。
制御信号CNTRが訓練信号ではない場合(例えば、制御信号が実際データである場合)、更新回路520は、LMSアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する(240段階)。
LMSアルゴリズムまたはカルマンアルゴリズムを通じて等化器の係数が更新された後、決定回路540は、加算器430の出力信号を受信し、これを特定値に決定する。
本発明は図面に示された一実施例を参考として説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者なら、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であることが分かる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まらなければならない。
本発明によるタップ係数更新方法及びタップ係数更新回路は、チャンネル等化器に使用できる。
従来のエラーコバリアンスマトリックスを示すメモリ構造である。 本発明の実施例によるエラーコバリアンスマトリックスを示すメモリ構造である。 本発明によるチャンネル等化器を示すブロック図である。 本発明の実施例によるチャンネル等化器の係数更新方法を示すフローチャートである。
符号の説明
400 フィルタリング回路
410 Mタップフォワードフィルタ
420 Nタップフィードバックフィルタ
430 加算器
500 減算器
510 デコーダ
520 更新回路
540 決定回路
560 選択回路
570 訓練信号レジスタ
590 CEC器
5201 エラーコバリアンスレジスタ
5203 カルマン利得レジスタ
5205 カルマン利得更新部
5207 第1乗算器
5209 減算器
5211 MUX
5303 係数更新レジスタ
5305 加算器
5309 第2乗算器
5313 データレジスタ

Claims (17)

  1. チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新方法において、
    前記チャンネル等化器のエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する段階と、
    前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、または前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに制御信号が第1状態にある場合、最小平均自乗アルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、
    前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記第1制御信号が第2状態にある場合、カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する段階と、を備えることを特徴とするタップ係数更新方法。
  2. 前記チャンネル等化器のエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する段階は、前記チャンネル等化器のエラーの自乗が前記可視臨界値より大きいかどうかにより判断する段階であることを特徴とする請求項1に記載のタップ係数更新方法。
  3. 前記制御信号の第2状態は、訓練信号であることを特徴とする請求項1に記載のタップ係数更新方法。
  4. 前記エラーは、前記訓練信号と前記チャンネル等化器から出力される信号間の差であることを特徴とする請求項3に記載のタップ係数更新方法。
  5. 前記エラーは、前記チャンネル等化器の出力信号と決定回路の出力信号間の差であり、前記決定回路の出力信号は、前記チャンネル等化器の出力信号に対応するいずれの値を有することを特徴とする請求項1に記載のタップ係数更新方法。
  6. 前記チャンネル等化器のタップ係数が前記最小平均自乗アルゴリズムを利用して更新される場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする請求項1に記載のタップ係数更新方法。
    c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)
    ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)は更新される直前の前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し(またはc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトル)、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)は前記チャンネル等化器に入力されるデータを示す。
  7. 前記チャンネル等化器のタップ係数が前記カルマンアルゴリズムを利用して更新される場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする請求項1に記載のタップ係数更新方法。
    c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)
    ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)は更新される直前の前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示す。
  8. チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新回路において、
    前記チャンネル等化器の受信されたエラーが可視臨界値の範囲内に収斂するか否かを判断する構造を有する収斂調査比較器と、
    前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、または前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに制御信号が第1状態にある場合、最小平均自乗アルゴリズムを適用し、
    前記エラーが前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記第1制御信号が第2状態にある場合、カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する構造を有する更新回路と、を備えることを特徴とするタップ係数更新回路。
  9. 前記チャンネル等化器の更新回路は、 前記制御信号の第2状態が訓練信号である場合、前記カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とする請求項8に記載のタップ係数更新回路。
  10. 前記チャンネル等化器の更新回路が前記最小平均自乗アルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する場合、前記チャンネル等化器のタップ係数は次の数学式によって更新されることを特徴とする請求項8に記載のタップ係数更新回路。
    c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)
    ここでc(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)は前記チャンネル等化器に入力されるデータを示す。
  11. 前記更新回路が前記カルマンアルゴリズムを適用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する前記チャンネル等化器のタップ係数は、次の数学式によって更新されることを特徴とする請求項8に記載のタップ係数更新回路。
    c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)
    ここでc(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示す。
  12. チャンネル等化器のタップ係数を更新するタップ係数更新回路において、
    チャンネル等化器出力信号を発生するチャンネル等化器と、
    前記チャンネル等化器出力信号に相応するいずれの値を決定し、前記いずれの値に相応するスライサ出力信号を発生するスライサと、
    制御信号、前記スライサ出力信号及び訓練信号を受信し、前記制御信号に応答して前記スライサ出力信号または前記訓練信号を選択信号出力信号として出力する選択回路と、
    前記選択回路出力信号から前記チャンネル等化器の出力信号を減算し、エラー出力信号を発生する減算器と、
    可視臨界値の範囲と前記エラー出力信号とを比較し、前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂する場合、第1収斂調査比較信号を発生し、前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂しない場合、第2収斂調査比較信号を発生する収斂調査比較器と、
    前記制御信号及び前記収斂調査比較器の出力信号を受信し、デコーダ出力信号を発生するデコーダと、
    前記デコーダ出力信号に応答して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新する更新回路と、を備え、
    前記更新回路は、
    前記デコーダ出力信号が第1状態にある時、最小平均自乗アルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、
    前記デコーダ出力信号が第2状態にある時、カルマンアルゴリズムを利用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とするタップ係数更新回路。
  13. 前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂するか、または前記制御信号が第1状態にある時、前記デコーダ出力信号は前記第1状態であり、
    前記エラー出力信号が前記可視臨界値の範囲内に収斂せずに前記制御信号が第2状態にある時、前記デコーダ出力信号は前記第2状態であることを特徴とする請求項12に記載のタップ係数更新回路。
  14. 前記第1制御信号は前記第2状態であり、前記選択回路出力信号は訓練信号であることを特徴とする請求項13に記載のタップ係数更新回路。
  15. 前記更新回路の第1部分は、数学式c(n)=c(n−1)+μe(n)y(n)を実行する最小平均自乗アルゴリズムを使用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新し、
    前記更新回路の第2部分は、数学式c(n)=c(n−1)+K(n)e(n)を実行するカルマンアルゴリズムを使用して前記チャンネル等化器のタップ係数を更新することを特徴とする請求項12に記載のタップ係数更新回路。
    ここで、c(n)は前記チャンネル等化器の更新されたタップ係数ベクトルを示し、c(n−1)はc(n)を得るために更新される前記チャンネル等化器のタップ係数ベクトルを示し、μはステップサイズを示し、e(n)は前記チャンネル等化器のエラーを示し、y(n)はチャンネル等化器に入力されるデータを示し、K(n)はカルマン利得ベクトルを示す。
  16. チャンネル等化器のタップ係数を更新する回路において、
    チャンネル等化器の出力信号を発生するチャンネル等化器と、
    前記出力等化器の出力信号の値に相応する決定信号を発生する手段と、
    制御信号、前記決定信号及び訓練信号を受信し、前記決定信号または訓練信号を選択的に出力する手段と、
    エラー信号を発生する手段と、
    前記エラー信号と可視臨界値とを比較し、比較器出力信号を発生する手段と、
    前記制御信号の状態及び前記比較器出力信号の状態に基づいて、LMSアルゴリズムまたはカルマンアルゴリズムを使用して前記タップ係数を選択的に更新する手段と、を備えることを特徴とするチャンネル等化器のタップ係数更新回路。
  17. 前記決定信号を発生する手段はスライサであり、
    前記制御信号、前記決定信号及び前記訓練信号を受信する手段はマルチプレクサであり、
    前記エラー信号を発生する手段は減算器であり、
    前記エラー信号と可視臨界値とを比較し、比較器出力信号を発生する手段は、収斂調査比較器であることを特徴とする請求項16に記載のチャンネル等化器のタップ係数更新回路。
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