JP2004228648A - 会議用通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の子機から同時にコマンド信号が送信された場合、そのリトライ送信時におけるコマンド信号同士の衝突を回避する。
【解決手段】1台の親機と複数台の子機とから構築され、送受信チャンネルとして、所定の周波数帯が割り当てられた複数の音声信号送受信チャンネルに対して、コマンド用のデータ送受信チャンネルが一つであり、その一つのデータ送受信チャンネルを共用して各子機が親機に所定のコマンド信号を送信して自機の要求を伝える会議用通信システムにおいて、例えば子機20aと20bとから同時にコマンド信号が発せられ、親機側で受信不能とされた場合に、各子機20a,20bから所定の待ち時間を置いてコマンド信号を自動的に再送信(リトライ送信)するにあたって、子機20aの待ち時間taと子機20bの待ち時間tbとを異なる時間に設定する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれが無線送受信器を有する1台の親機と複数台の子機とから構築される会議用通信システムに関し、さらに詳しく言えば、複数の子機から同時にコマンド信号が送出された場合のリトライ送信技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の特に大規模会議施設(例えば、国際会議場や議会,各種委員会レベルの開催施設など)では、議事進行などを効率よく行うため、会議用通信システムが導入されつつある。この種の会議用通信システムには、電波によるものと、赤外線(IR)によるものとがあるが、赤外線の方が漏洩や盗聴の危険性が少ない点で好ましい評価を得ている。
【0003】
本出願人も下記の特許文献1として、赤外線による会議用通信システムを提案している。これによると、議長席と各議員席とにそれぞれ赤外線マイクユニットが設けられ、出席者はそのマイクユニットを使用して発言するのであるが、議事進行権は議長に与えられている。すなわち、議長は発言要求がなされた議員のマイクユニットのみをオンとし、他の議員の発言を控えさせる権限を有している。
【0004】
このため、各議員席のマイクユニットには、発言要求ボタンなどが設けられており、議長席側の制御ボックスには、議員席数分のランプとマイク切替スイッチなどが設けられている。
【0005】
議員席側で発言要求ボタンが押されると、制御ボックスの議員席ランプが点灯し、議長はそれを見て、発言要求している議員席のマイク切替スイッチをオンにする。このようにして、各議員がまちまちに発言するのを制限するようにしている。なお、以上は議長優先モードと呼ばれるものであるが、これとは別に、発言要求した数人が自由に発言できるフリートークモードもある。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−298782
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例においては、発言要求などのコマンド用のデータ送受信チャンネルと、音声信号送受信チャンネルとが別々になっていて、音声信号送受信チャンネルは複数用意されているが、コマンド用のデータ送受信チャンネルは各子機に共通で一つのチャンネルしか用意されていない。
【0008】
議員席側で発言要求ボタンが押されると、その発言要求信号に自機の識別コード(IDコード)が付されて議長席側の制御ボックスに送信され、正しく受信されると、議長席側の制御ボックスから議員席側のマイクユニットに、使用する音声信号送受信チャンネルの指定信号を含むアンサーバック信号が返送される。これにより、議員席側のマイクユニットは指定された音声信号送受信チャンネルを選択して発言モードに入る。
【0009】
これに対して、議長席側の制御ボックスから議員席側のマイクユニットにアンサーバック信号が返送されない場合には、議員席側のマイクユニットは送信エラーと判断し、所定の待ち時間(例えば、500mS)を置いて再度発言要求信号を自動的に送信する(リトライ送信)。このリトライ送信の待ち時間は、各子機で同一とされている。
【0010】
送信エラーの原因が、例えば外来光によるものである場合や、移動する光遮蔽物である場合には、数回リトライ送信することにより、正しく受信されることが多いが、複数台の子機から同時に発言要求信号が送信された場合には、次のような問題が生ずる。
【0011】
図4を参照して、例えば2台の子機側マイクユニットA,Bから、時刻t1時点で同時に発言要求信号が送出されると、信号の衝突により議長席側の制御ボックスでは受信できないため、送信エラーとなる。すると、各子機側マイクユニットA,Bともに待ち時間twを置いて再度発言要求信号を自動的に送信する。
【0012】
しかしながら、リトライ送信の待ち時間twは各子機において同一に設定されているため、その待ち時間twの経過後に、再び同一時刻t2時点で子機側マイクユニットA,Bから発言要求信号が出されることになり、再度送信エラーとなる。これを数回繰り返しているうちにタイムアウトとなり、結果的に双方ともに発言要求ができなくなってしまうことがある。これは、発言要求のみでなく、他のコマンド信号の同時送出時にも生ずる問題である。
【0013】
本発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、複数の子機から同時にコマンド信号が送信された場合、そのリトライ送信時には信号の衝突を回避して、親機側でそのコマンド信号が正しく受信されるようにした会議用通信システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ともに無線送受信器を有する1台の親機と複数台の子機とから構築され、送受信チャンネルとして、所定の周波数帯が割り当てられた複数の音声信号送受信チャンネルに対して、コマンド用のデータ送受信チャンネルが一つであり、その一つのデータ送受信チャンネルを共用して上記各子機が上記親機に所定のコマンド信号を送信して自機の要求を伝える会議用通信システムにおいて、上記複数の各子機から同時に上記コマンド信号が発せられ、上記親機側で受信不能とされた場合に、上記各子機から所定の待ち時間を置いて上記コマンド信号を自動的に再送信(リトライ送信)するにあたって、上記各子機における上記待ち時間を異なる時間に設定することを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、各子機においてリトライ送信時の待ち時間が異なるため、リトライ送信時に信号の衝突が確実に回避され、不要なリトライ処理によるタイムアウトを抑制することができる。
【0016】
リトライ送信時の待ち時間を各子機ごとにあらかじめ設定するようにしてもよいが、その手間を省くため、各子機に乱数発生手段を設けて、その乱数によってリトライ送信時の待ち時間が自動的に設定されるようにすることが好ましい。なお、本発明において、通信方式は電波,赤外線のいずれであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、図1ないし図3により、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明による会議用通信システムの全体を示す概念図、図2はその親機と子機の構成および通信状態を概略的に示した模式図、図3は例えば2台の子機から同時にコマンド信号(発言要求信号)が送出された場合の処理を説明するためのタイミングチャートである。なお、この会議用通信システムの基本的なハードウェアは先に提示した特許文献1と同一であってよい。
【0018】
この例における会議用通信システムは、議長用の1台の親機10と、議員用の複数の子機20a〜20mとを備えている。使用する通信媒体は赤外線であるが、電波であってもよい。各子機20a〜20mは同一構成であり、以下の説明において、特に子機を特定する必要がない場合には、サフィックスのアルファベットは付けずに単に参照符号20を用いる。
【0019】
図1に示すように、まず、親機10には議長用のマイクユニット11とスピーカ12とが設けられている。また、各子機20には議員用のマイクユニット21とスピーカ22,それに発言要求(通話要求)ボタン23が設けられている。この他に、各子機20には議題の賛否などを問う際に用いられる投票ボタンなどが設けられている。
【0020】
図2を参照して、親機10はデータ通信部(データ送受信チャンネル)13と、音声受信部14と、例えばマイクロコンピュータからなる制御手段15と、操作卓16と、子機20に対する送受信手段である赤外線送受光器17とを備えている。この場合、図1に示すように、親機10の赤外線送受光器17は会議室の天井に設置されている。
【0021】
データ通信部13は、データ用受信器13aとデータ用送信器13bとを有し、データ用受信器13aは、赤外線送受光器17内の受光素子を介して子機20からの信号を受信し、その信号を制御手段15に与える。データ用送信器13bは、制御手段15から信号を受けて赤外線送受光器17内の発光素子を駆動して子機20に所定の信号を送信する。このデータ通信部13で扱う信号はディジタルである。また、チャンネル数は例えば1.5MHz帯の1チャンネルで、各子機20はこの1チャンネルを共用している。
【0022】
音声受信部14は、n個(nチャンネル)の音声用受信器14a〜14nを備えている。各音声用受信器14a〜14nには、それぞれフィルタ回路が設けられており、これにより所定の周波数が割り当てられている。各音声用受信器14a〜14nは、赤外線送受光器17内の受光素子を介して子機20からの音声信号を受信する。
【0023】
各音声用受信器14a〜14nの出力音声信号は、ともに音声モニター用の図示しない送信器に入力され、同音声モニター用送信器から赤外線送受光器17内の発光素子を介して子機20に向けて送信される。マイクユニット11にてピックアップされた議長の音声信号も同様に音声モニター用送信器に入力される。
【0024】
親機10の制御手段15は、音声チャンネル管理部15aを備えている。この音声チャンネル管理部15aはメモリの一種であり、これには音声用受信器14a〜14nの現在の状態、すなわち使用(ビジー)状態であるか、不使用(空き)状態であるかが記憶される。
【0025】
また、親機10の制御手段15は、各音声用受信器14a〜14nの通信品質を監視する機能を有している。すなわち、制御手段15は、各音声用受信器14a〜14nごとに、その周波数帯別に受光された光に含まれているノイズ成分を検出するノイズ検出部を有し、そのノイズ成分が所定値を超えたときに通信不良と判断する。なお、赤外線の光路が何らかの原因で遮光され、受光レベルが低くなった場合にも、同様に通信不良と判断する。
【0026】
操作卓16には、ディスプレイ161と発言許可ボタン162などが設けられている。詳しくは図示されていないが、この例において、ディスプレイ161には、各子機20に対応して表示領域が区画されており、発言要求がなされた子機20の表示領域が点滅するようになっている。したがって、ディスプレイ161をタッチパネル付きとし、そのタッチパネルを発言許可ボタン162として用いることもできる。
【0027】
子機20側には、データ通信部24と、マイクユニット21にてピックアップされた音声信号を送信する音声送信部25と、上記親機10の制御手段15と同じくマイクロコンピュータからなる制御手段26と、図示しない音声モニタ用受信器と、親機10に対する送受信手段である赤外線送受光器28(図1参照)とを備えている。
【0028】
データ通信部24は、データ用送信器24aとデータ用受信器24bとを含み、データ用送信器24aは制御手段26からの発言要求信号を赤外線送受光器28内の発光素子を介して親機10に向けて送信する。データ用受信器24bは、親機10側からの信号を赤外線送受光器28内の受光素子を介して受信し、その信号を制御手段26に与える。
【0029】
音声送信部25は、n個(nチャンネル)の音声用送信器25a〜25nを備えている。各音声用送信器25a〜25nは、親機10側の音声用受信器14a〜14nと1対1で対応している。すなわち、第1チャンネルの音声用送信器25aと音声用受信器14aは同一周波数に設定されており、第2チャンネル以降の各チャンネルも同様に、周波数帯は異なるがその使用周波数が同一周波数に設定されている。
【0030】
子機20側の制御手段26は、音声用送信器25a〜25nを制御する。すなわち、データ用受信器24bにて受信された親機10側からの信号に基づいて、音声用送信器25a〜25nのうちの1つを使用可能状態に設定する。また、図示しない音声モニタ用受信器は、親機10の同じく図示しない音声モニタ用送信器からの音声信号を赤外線送受光器28内の受光素子を介して受信し、スピーカ22を駆動する。
【0031】
また、子機20側の制御手段26は、例えば発言要求ボタン23が押されると、その発言要求信号に自機の識別信号(IDコード)を付したディジタル信号をデータ用送信器24aから親機10に向けて送信するが、親機10から受信したことを示すアンサーバック信号が返送されてこないと送信エラーと判断して、所定の待ち時間を置いて再度発言要求信号を自動的に送信するリトライ送信機能を備えている。
【0032】
この例において、子機20側の制御手段26は、そのリトライ送信を行うにあたって、待ち時間をランダムに変更する。そのため、制御手段26は、図示しない乱数発生テーブル(乱数発生手段)を有し、送信エラーがあった場合、その乱数発生テーブルから乱数を得て、その乱数に例えば100mSを乗算して、その都度リトライ送信時の待ち時間を変更する。
【0033】
次に、この会議用通信システムの動作について説明する。子機20a〜20mのうちの例えば子機20aの議員により、発言要求ボタン23が押されると、同子機20aの制御手段26は、その発言要求信号に自機の識別信号(IDコード)を付したディジタル信号をデータ用送信器24aから親機10に向けて送信する。
【0034】
親機10側において、この発言要求信号がデータ用受信器13aにて受信されると、親機10の制御手段15は、音声チャンネル管理部15a内を検索して現在空き状態にある音声用受信器、すなわち空きチャンネルを検索する。その結果、例えばk番目のチャンネルkが空きチャンネルであったとする。
【0035】
また、親機10の制御手段15は、ディスプレイ161の子機20aの表示領域を点滅させるとともに、この例においては発言要求順位をも表示させる。すなわち、複数の子機20から相前後して発言要求があった場合には、先着順にその順位を表示させる。発言要求している子機20が1つである場合には、当然にその発言要求順位は「1」である。
【0036】
子機20aからの発言要求に対して、議長により発言許可ボタン162が押されると、親機10の制御手段15は、空きチャンネルデータ(チャンネルkの例えばアドレスデータ)に子機20aの識別信号を付し、回答信号としてデータ用送信器13bより子機20aに送信する。
【0037】
子機20a側においては、その回答信号をデータ用受信器24bにて受信し、回答信号に付されている識別信号により、その回答信号が自機宛のものであると判断すると、音声用送信器25a〜25nのうちのチャンネルkに属する音声用送信器25kを使用可能状態に設定する。
【0038】
これにより、子機20aの議員はマイクユニット21を通して発言することが可能となり、その発言内容がチャンネルkを介して音声信号として親機10に送信される。この音声信号は親機10の音声用受信器14kにて受信されるとともに、図示しない音声モニタ送信器から全子機20に対して送信される。
【0039】
これにより、子機20側においては、手元の自機のスピーカ22により、子機20aの議員の発言を明瞭に聞くことがてきる。なお、複数の子機20が同時に発言許可されている場合には、その各議員の発言が混合されて音声モニタ送信器から全子機20に対して送信されることになる。また、発言している議員の子機20については、ハウリングを避けるため、子機20の制御手段25により、そのスピーカが自動的のオフとされる。
【0040】
なお、親機10の制御手段15は、発言要求がなされた子機20に空きチャンネルを割り当てる場合、その空きチャンネルの通信品質を調べ、不良である場合には、他の正常な空きチャンネルを探して子機20に割り当てる。すべての空きチャンネルが通信不良状態である場合には、いずれか一つが正常状態に復旧するまで待つ。
【0041】
また、親機10の制御手段15は、子機20との間ですでに使用されているチャンネルの状態をも監視し、その使用チャンネルが通信不良状態となった場合には、通信品質の良好な空きチャンネルを選択し、そのチャンネルアドレスを子機20に送信し、子機20の音声送信部25のアドレスをその空きチャンネルのアドレスに切り替える。
【0042】
ところで、図3に示すように、例えば子機20aと子機20bとから、時刻t1時点で同時に発言要求がなされた場合、その信号同士の衝突(混信)により、いずれの発言要求信号も親機10に受信されず、親機10からアンサーバック信号が返信されないため、子機20a,20bの各制御手段26は送信エラーと判断し、自動的にリトライ送信モードに入る。なお、信号同士の衝突は、例えば50〜100mSの時間差でも起こり得る。
【0043】
その際、子機20a,20bの各制御手段26は、乱数発生テーブルから乱数を得て、その乱数に例えば100mSを乗じてリトライ送信時の待ち時間を設定する。乱数が同一となることはまずあり得ないから、一方の子機20aの待ち時間をta,他方の子機20bの待ち時間をtbとするとta≠tbで、この例ではta<tbであるから、子機20aはta時間経過後の時刻t2時点で発言要求信号を送信し、子機20bはtb時間経過後の時刻t3時点で発言要求信号を送信する。
【0044】
これにより、リトライ送信時での信号の衝突が回避され、子機20a,20bの各発言要求信号が親機10にて正確に受信されることになる。なお、乱数発生テーブルによることなく、あらかじめ各子機20の待ち時間をそれぞれ異なるように設定してもよいが、子機の台数が例えば100台を超えるような場合には、乱数発生テーブルによることが好ましい。
【0045】
以上本発明を実施形態により具体的に説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、議長用のマイク11とスピーカ12は無線(赤外線)で親機10に接続されていてもよいし、場合によっては、議長用のマイク11とスピーカ12はなくてもよい。子機20から親機10に対するコマンド信号は発言要求信号に限定されるものではない。また、通信方式は赤外線に限定されず、電波であってもよい。さらに、本発明は会議場のみにて使用されるものでなく、例えばL.Lと称されるランゲージラボラトリなどに対しても適用可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ともに無線送受信器を有する1台の親機と複数台の子機とから構築され、送受信チャンネルとして、所定の周波数帯が割り当てられた複数の音声信号送受信チャンネルに対して、コマンド用のデータ送受信チャンネルが一つであり、その一つのデータ送受信チャンネルを共用して各子機が親機に所定のコマンド信号を送信して自機の要求を伝える会議用通信システムにおいて、複数の各子機から同時にコマンド信号が発せられ、親機側で受信不能とされた場合に、各子機から所定の待ち時間を置いてコマンド信号を自動的に再送信(リトライ送信)するにあたって、各子機における待ち時間を異なる時間に設定するようにしたことにより、リトライ送信時での信号の衝突が回避され、親機側でコマンド信号を正しく受信することができる。
【0047】
また、各子機における待ち時間を乱数発生手段を用いて設定することにより、子機の台数が多い場合でも、それぞれの待ち時間を異なる時間に容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の会議用通信システムの全体的な構成を概略的に示す模式図。
【図2】本発明の会議用通信システムにおける親機と子機の構成および通信状態を概略的に示した模式図。
【図3】本発明において、例えば2台の子機から同時にコマンド信号(発言要求信号)が送出された場合の処理を説明するためのタイミングチャート。
【図4】従来例において、例えば2台の子機から同時にコマンド信号(発言要求信号)が送出された場合の問題点を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
10 親機
11 マイクユニット
12 スピーカ
13 親機のデータ通信部
13a データ用受信器
13b データ用送信器
14 音声受信部
14a〜14n 音声用受信器
15 親機の制御部
15a 音声チャンネル管理部
16 操作卓
161 ディスプレイ
162 発言許可ボタン
17 赤外線送受光器
20 子機
21 マイクユニット
22 スピーカ
23 発言要求ボタン
24 子機のデータ通信部
24a データ用送信器
24b データ用受信器
25 音声用送信部
25a〜25n 音声用送信器
26 子機の制御部
28 赤外線送受光器

Claims (2)

  1. ともに無線送受信器を有する1台の親機と複数台の子機とから構築され、送受信チャンネルとして、所定の周波数帯が割り当てられた複数の音声信号送受信チャンネルに対して、コマンド用のデータ送受信チャンネルが一つであり、その一つのデータ送受信チャンネルを共用して上記各子機が上記親機に所定のコマンド信号を送信して自機の要求を伝える会議用通信システムにおいて、
    上記複数の各子機から同時に上記コマンド信号が発せられ、上記親機側で受信不能とされた場合に、上記各子機から所定の待ち時間を置いて上記コマンド信号を自動的に再送信するにあたって、上記各子機における上記待ち時間を異なる時間に設定することを特徴とする会議用通信システム。
  2. 上記各子機は乱数発生手段を備え、その乱数によって上記待ち時間が設定されることを特徴とする請求項1に記載の会議用通信システム。
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