JP2001128244A - 移動体グループ通信システム - Google Patents

移動体グループ通信システム

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JP2001128244A
JP2001128244A JP30908799A JP30908799A JP2001128244A JP 2001128244 A JP2001128244 A JP 2001128244A JP 30908799 A JP30908799 A JP 30908799A JP 30908799 A JP30908799 A JP 30908799A JP 2001128244 A JP2001128244 A JP 2001128244A
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group
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communication
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JP30908799A
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Koji Otake
幸次 大竹
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループ通信の最中に、電源オン又は圏内と
なり、又は空きチャネルが生じた場合に、移動局装置を
グループ通信に途中から参加させ、且つ、途中参入のた
めの制御メッセージの無効な送出時間を短縮する。 【解決手段】 回線制御装置11は、実行中のグループ
通信のグループ番号と、該グループ通信を実行していな
い基地局装置の番号と、該基地局に空きチャネルが存在
するか否か示す情報とから成るグループ通信管理データ
を格納する。グループ通信の最中に電源オン又は圏内と
なった移動局装置33は、位置登録終了後、グループ通
信参入要求メッセージを送信(1−3)し、該メッセー
ジを受信した回線制御装置11は、前述のグループ通信
管理データを参照し、グループ通信がまだ実行されてい
ないが、空きチャネルが存在する基地局装置に対して、
グループ通信着信メッセージを送信(1−5)するよう
に指令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局装置を介
し、無線回線により複数の移動局装置に対して一斉に同
一通信内容を送信することができる移動体グループ通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体グループ通信システムの一
例として、社団法人電波産業会で標準化されたRCRS
TD−39( π/ 4シフトQPSK変調方式) によるシ
ステムがある。このシステムについて以下に説明する。
【0003】図11はグループ通信が行われる移動通信
システムの構成例を示している。同図において、回線制
御装置11と基地局装置21〜2nとの間は、有線回線
又は無線回線により接続される。基地局装置21〜2n
は、その各無線ゾーン21a〜2na に在圏する移動局
装置31〜36と無線回線により接続される。また、回
線制御装置11には、自営網交換機(PBX)41を介
して内線電話機51〜5Nが接続され、更に一斉指令等
の指令を送信する通信卓61等が接続される。
【0004】ここで、基地局装置21の無線ゾーン21
aに在圏する移動局装置31, 32と、基地局装置22
の無線ゾーン22aに在圏する移動局装置33とが一つ
のグループを構成し、同一のグループ番号を有するもの
とする。
【0005】上記の移動通信システムにおけるグループ
通信は、グループ内の一つの移動局装置が、その使用者
のプレストークスイッチ押下操作等によって話し手側移
動局装置( 以下、送信局と称する。) となり、同グルー
プ内の他の全ての移動局装置が聞き手側の移動局装置(
以下、受信局と称する。) となって、送信局からの通信
内容を全ての受信局に同報送信するものである。
【0006】図12は従来のグループ通信における通信
リンク確立手順のシーケンスを示す。同図は、基地局装
置21配下の移動局装置31, 32と基地局装置22配
下の移動局装置33によって構成されるグループにおけ
るグループ通信の接続手順を示している。ここで、グル
ープ通信開始時に移動局装置33は電源オフとなってい
るものとする。
【0007】先ず、移動局装置31はその使用者からグ
ループ通信発呼要求が発せられると、在圏する無線ゾー
ンの基地局装置21に、制御チャネルCCHを介してグ
ループ通信発呼要求メッセージを送信する(12−
1)。このとき、移動局装置31はグループ通信対象の
グループ番号をグループ通信発呼要求メッセージに載せ
て基地局装置21に送信する。
【0008】グループ通信発呼要求メッセージを受信し
た基地局装置21は、回線制御装置11に対し、移動局
装置31からグループ通信要求が生起したことを通知す
る。グループ通信要求の通知を受けた回線制御装置11
は、基地局装置21を介して移動局31にグループ通信
要求応答メッセージを返送する(12−2)。
【0009】次に回線制御装置11は、基地局装置2
1,22に対してグループ通信着信メッセージを送信す
るように指令し、基地局装置21,22は該指令により
グループ通信着信メッセージを移動局装置32, 33に
対して一定時間連続して送信する(12−3)。
【0010】その後、基地局装置21,22は、チャネ
ル指定メッセージにより、グループ通信に使用する通信
用物理チャネル( 周波数とスロット位置) (以下、通信
チャネルTCHと称する。)を移動局装置31, 32,
33に通知する信号を一定時間連続して送信する(12
−4)。
【0011】移動局装置31, 32は、チャネル指定メ
ッセージで指定された通信チャネルTCHの起動要求を
行い、受信周波数を制御チャネルCCHの周波数から該
通信チャネルTCHの周波数に切替える(12−5)。
移動局装置33は電源オフのため、基地局装置22から
のメッセージに対して感応しない。
【0012】基地局装置21, 22は、チャネル指定メ
ッセージで通知した通信チャネルTCHにより、移動局
装置31,32,33における同期確立ための同期バー
スト信号を一定時間送信し(12−6)、その後、通信
情報送受信フォーマットに切り替え、通信チャネルTC
Hがプレストークスイッチ押下により送信可であること
を示す信号(B/I=I)を送信する(12−7)。
【0013】移動局装置31, 32は、基地局装置21
からチャネル指定メッセージで通知された通信チャネル
TCHに切り替え、基地局装置21から送信される同期
バースト信号又は通信チャネルTCH送信フォーマット
を受信して同期確立を行う。同期確立に成功した移動局
装置31,32は、通信チャネルTCH起動確認を行
い、該通信チャネルTCHに対してアクセス許可状態と
なり、当該グループ通信の受信が可能な受信中状態とな
る(12−8)。
【0014】このような従来の移動通信システムのグル
ープ通信機能は、グループ通信開始時において、グルー
プ通信の対象となる移動局装置が制御チャネルCCHで
グループ通信の開始を待ち受けている状態にあり、か
つ、該移動局装置が在圏する無線ゾーンの基地局装置と
の間に空き通信チャネルTCHが存在するという条件に
適合した移動局装置だけしかグループ通信に参入するこ
とができないシステムであった。
【0015】従って、グループ通信開始時に、電源が投
入されていなかったり又は無線ゾーンの圏外に在った移
動局装置は、後刻、グループ通信が行われている最中
に、電源が投入され又は無線ゾーンの圏内に移動して来
ても、それらの移動局装置を途中からグループ通信に参
入させることができなかった。
【0016】また、グループ通信開始時に、基地局装置
に空き通信チャネルTCHが存在しない場合、その後、
該基地局装置に空き通信チャネルTCHが生じても、該
基地局装置の無線ゾーンに在圏する移動局装置は、途中
からグループ通信に参入することができなかった。
【0017】これらの欠点を解消するため、グループ通
信の開始後にグループ通信対象移動局装置が電源投入さ
れ、又は圏内に移動して来た場合や、グループ通信開始
後に空き通信チャネルTCHが生じた場合に、それらの
移動局装置を途中からグループ通信に参入させるように
したシステムが、例えば、特開平1−170233号公
報、特開平7−321736号公報、特許第28230
47号公報又は特許第2845265号公報等に開示さ
れている。
【0018】前記特開平1−170233号公報は、グ
ループ通信が行われているチャネルを指定する通話チャ
ネル指定信号を、無線基地局から所定の時間間隔で、又
は移動局登録信号受信後に再送し、移動局は再送された
通話チャネル指定信号を受信してグループ通信に参入す
るシステムを開示している。
【0019】また、前記特開平7−321736号公報
は、基地局から同報通信情報通知信号を移動局に定期的
に送信し、移動局は電源オン又は圏内移入により同報通
信情報通知信号を受信すると、そこに含まれるグループ
番号を識別し、参加希望の場合、同報通信参加要求信号
を基地局に送信し、基地局からのその応答信号に応じて
グループ通信に参入するシステムを開示している。
【0020】また、前記特許第2823047号公報
は、回線制御局装置に、グループ通信の要求の有ったグ
ループ毎の通信先基地局装置番号、その基地局装置がグ
ループ通信中か否かを示す情報、及びその基地局に空き
チャネルが有るか否かを示す情報を格納した管理テーブ
ルを設け、グループ通信先基地局装置はチャネルが空き
次第、その旨の信号を回線制御局装置に送信し、回線制
御局装置は管理テーブルに問い合わせ、空いたチャネル
をグループ通信に割り当て、移動局装置を呼び出してグ
ループ通信に参入させるシステムを開示している。
【0021】また、前記特許第2845265号公報
は、位置登録動作時に移動局個別番号と共にグループ通
信番号を基地局に送信する機能を移動局に備え、制御局
又は基地局は、該グループ通信番号のグループ通信が行
われているかを調べ、行われている場合はその旨の情報
を移動局へ通知し、該通知を受けた移動局は自動的又は
その加入者の操作により、当該グループ通信番号による
発呼手順によりグループ通信に参加するシステムを開示
している。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、グループ通
信開始時に、電源オフや無線ゾーンの圏外であったため
又は空き通信チャネルが無かったために、グループ通信
に参加できなかった移動局装置に対して、グループ通信
の途中で電源オン若しくは無線ゾーン圏内となった場合
又は空き通信チャネルが生じた場合に、グループ通信に
途中から参加させ、且つ、移動局装置と基地局装置との
間でグループ通信途中参入のための制御メッセージが制
御チャネルに無効に送出される時間を短縮し、無用な電
波の放射が少ない移動体グループ通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の移動体グループ通信システムは、(1)移動
局装置からグループ通信の要求があった場合に、回線制
御装置が、該グループ通信対象の他の移動局装置に対し
て基地局装置を介してグループ通信着信メッセージを送
信し、該グループ通信着信メッセージに応答した移動局
装置に対して通信チャネルを設定し、当該グループに属
する移動局装置間でグループ通信を行なわせる移動体グ
ループ通信システムにおいて、移動局装置は、位置登録
時又は後に、自装置が属するグループのグループ識別情
報を含むグループ通信参入要求メッセージを、基地局装
置を介して回線制御装置に送信する手段を備え、前記回
線制御装置は、要求の有ったグループ通信毎に各基地局
装置におけるグループ通信の通信チャネルの使用状況情
報を記憶するグループ通信管理データ格納手段と、移動
局装置から基地局装置を介して前記グループ通信参入要
求メッセージを受信すると、該グループ通信管理データ
記憶手段の記憶情報を基に、該グループ通信参入要求メ
ッセージに係るグループ通信が実行中であり、かつ、該
グループ通信参入要求メッセージを中継した基地局装置
において当該グループ通信の通信チャネルが既に設定さ
れているか、又は当該グループ通信の通信チャネルが未
設定で空き通信チャネルが存在すると判定した場合にの
み、該基地局装置を介して該グループ通信参入要求メッ
セージを送信した移動局装置に対してグループ通信着信
メッセージを送信する手段とを備え、前記基地局におい
て、当該グループ通信の通信チャネルが既に設定されて
いる場合には、前記グループ通信着信メッセージを送信
した移動局装置との間に、該グループ通信中の通信チャ
ネルを指定して通信チャネルを設定し、当該グループ通
信の通信チャネルが未設定である場合には、前記グルー
プ通信着信メッセージを送信した移動局装置との間に、
空き通信チャネルの中から一つの通信チャネルを選択し
て設定する手段を備えたものである。
【0024】また、(2)回線制御装置、該回線制御装
置に接続される複数の基地局装置、及び該基地局装置と
無線回線により接続される複数の移動局装置を備え、グ
ループを構成する複数の移動局装置に対して同一通信情
報を送信する移動体グループ通信システムにおいて、前
記回線制御装置は、各グループ通信の実行状態情報を格
納するグループ通信管理データ格納手段を備え、該グル
ープ通信管理データ格納手段は、移動局装置から要求さ
れたグループ通信のグループ番号を格納すると共に、該
グループ番号毎に、該グループ番号のグループ通信が開
始されていない基地局装置の基地局番号(以下、未通信
基地局番号という。)を格納し、更に該未通信基地局番
号毎に、当該基地局における空き通信チャネルの有無を
示す情報を、当該基地局装置からの通知により格納する
格納部を有し、前記移動局装置は、電源投入又は基地局
無線ゾーンの圏外からその圏内への移動による位置登録
終了後に、自装置が所属するグループ番号を含むグルー
プ通信参入要求メッセージを基地局装置に送信する手段
を備え、前記基地局装置は、移動局装置から受信した該
グループ通信参入要求メッセージを、自基地局番号と共
に前記回線制御装置に通知する手段を備え、前記回線制
御装置は、通知された該グループ通信参入要求メッセー
ジに含まれるグループ番号及び該グループ通信参入要求
メッセージを受信した基地局装置の基地局番号を、前記
グループ通信管理データ格納手段に格納されているグル
ープ番号及び未通信基地局番号と対照する手段と、グル
ープ通信管理データ格納手段に当該グループ番号が格納
され、かつ当該基地局番号が未通信基地局番号に該当し
ない場合、及びグループ通信管理データ格納手段に当該
グループ番号が格納され、かつ当該基地局番号が未通信
基地局番号に該当するが、当該未通信基地局番号の空き
通信チャネル有無格納部に空き通信チャネル有りのデー
タが格納されている場合に、当該基地局装置に対してグ
ループ通信着信メッセージを送信して、当該移動局装置
をグループ通信に参入させる手段と、前記グループ通信
管理データ格納手段に当該グループ番号が格納されてい
ない場合、又は、グループ通信管理データ格納手段に当
該グループ番号が格納されているが、当該基地局番号が
未通信基地局番号に該当し、かつ当該未通信基地局番号
の空き通信チャネル有無格納部に空き通信チャネル無し
のデータが格納されている場合に、当該基地局装置に対
してグループ通信参入要求応答メッセージを送信して、
当該移動局装置をグループ通信に参入させずに、その旨
を当該移動局装置に通知する手段と、を備えたものであ
る。
【0025】また、(3)前記移動局装置は、グループ
通信参入操作部及びグループ通信参入操作検出部を備
え、該グループ通信参入操作を検出した後に、前記グル
ープ通信参入要求メッセージを送信する手段を備えたも
のである。
【0026】また、(4)前記回線制御装置は、グルー
プ通信管理データ格納手段に格納されたグループ番号を
含むグループ番号通知メッセージを、基地局装置を介し
て移動局装置へ送信する手段を備え、前記移動局装置
は、該グループ番号通知メッセージを受信する手段と、
該グループ番号通知メッセージに含まれているグループ
番号と自装置が所属するグループ番号とを対照し、それ
らが一致する場合に、前記グループ通信参入要求メッセ
ージを送信する手段を備えたものである。
【0027】また、(5)前記回線制御装置は、前記グ
ループ通信管理データ格納手段に格納されたグループ番
号と共に、未通信基地局番号及びその空き通信チャネル
の有無を示す情報から成るグループ通信状態情報を含む
グループ番号通知メッセージを送信する手段を備え、前
記移動局装置は、受信した該グループ通信状態情報を基
に、当該移動局装置が在圏する無線ゾーンの基地局装置
で当該グループ通信が行われている場合、又は該基地局
装置で当該グループ通信が行われていないが空き通信チ
ャネルが存在する場合に、前記グループ通信参入要求メ
ッセージを送信する手段を備えたものである。
【0028】また、(6)回線制御装置は、移動局装置
からグループ通信要求を受けたときに起動されるグルー
プ通信参入用タイマを備え、該グループ通信参入用タイ
マのタイムアウト時に、前記グループ番号通知メッセー
ジを再送出すると共に該グループ通信参入用タイマを再
設定する手段を備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態の
グループ通信参入のシーケンス図を示す。同図は、基地
局装置21配下の移動局装置31, 32と基地局装置2
2配下の移動局装置33によって構成されるグループの
グループ通信接続手順を示し、ここで、グループ通信開
始時に移動局装置33が電源オフ又は無線ゾーン圏外と
なっていたために、前述の図12で説明したようにグル
ープ通信に参入することができず、移動局装置31, 3
2との間でグループ通信が行われているものとする。
【0030】本発明の移動体グループ通信システムは、
複数の基地局装置21,22と接続される回線制御装置
11にグループ通信管理データ格納部を備え、該グルー
プ通信管理データ格納部には、移動局装置31又は32
からグループ通信の要求を受けた際に、要求されたグ
ループ通信のグループ番号、空き通信チャネル不存在
等により該グループ番号のグループ通信が開始されてい
ない基地局装置22の基地局番号(以下、未通信基地局
番号という。)、及び該未通信基地局番号毎の該基地
局における空き通信チャネルの有無情報が格納される。
【0031】そして、未通信基地局装置22において空
き通信チャネルが生じ、該基地局装置22からその旨の
情報が回線制御装置11に通知されると、回線制御装置
11は、グループ通信管理データ格納部の当該未通信基
地局番号の欄に空き通信チャネル有の情報を書き入れ
る。
【0032】今、移動局装置33が電源オンとなり、又
は基地局装置22の無線ゾーンの圏内に入ると、移動局
装置33は基地局装置22に対して位置登録要求メッセ
ージを送信する(1−1)。
【0033】基地局装置22は移動局装置33から位置
登録要求メッセージが送信された旨を回線制御装置11
に通知し、回線制御装置11はその応答メッセージを基
地局装置22に返送し、基地局装置22は位置登録要求
応答メッセージを移動局装置33に返送する(1−
2)。
【0034】移動局装置33は位置登録終了後、待ち受
け状態になると、自局装置が所属するグループ番号を含
むグループ通信参入要求メッセージを基地局装置22に
送信する(1−3)。基地局装置22は移動局装置33
から送信されたグループ通信参入要求メッセージを回線
制御装置11に送出する。
【0035】回線制御装置11は、グループ通信参入要
求メッセージの受信により、グループ通信参入メッセ
ージを送信した基地局装置22の基地局番号、及びグ
ループ通信参入メッセージにより通知されたグループ番
号を識別する。
【0036】そして、それらを基にグループ通信管理デ
ータ格納部に書き込まれている情報を検索し、該情報が
以下の条件(a)に適合する場合には、移動局装置33
をグループ通信に参入させるために、基地局装置22か
らグループ通信着信メッセージ(ページングメッセー
ジ)を所定時間連続して送信(1−5)させる。
【0037】条件(a):グループ通信管理データ格納
部に当該グループ番号が存在し、且つ、そのグループ番
号の未通信基地局番号に当該基地局番号が該当しない。
又は、グループ通信管理データ格納部に当該グループ番
号が存在し、且つ、そのグループ番号の未通信基地局番
号に当該基地局番号が該当するが、該未通信基地局番号
の空き通信チャネル有無格納部に空き通信チャネル有の
情報が書き込まれている。
【0038】一方、前記グループ通信管理データ格納部
に書き込まれている情報が下記の条件(b)に合致する
場合は、移動局装置33に対してグループ通信参入動作
を行わない旨を通知するグループ通信参入応答メッセー
ジを、基地局装置22を経由して送信する(1−4)。
【0039】条件(b):グループ通信管理データ格納
部に当該グループ番号が存在しない。又は、グループ通
信管理データ格納部に当該グループ番号が存在するが、
該グループ番号の未通信基地局番号に当該基地局番号が
該当し、かつ該基地局番号の空き通信チャネル有無格納
部に空き通信チャネル無しの情報が書き込まれている。
【0040】基地局装置22は、グループ通信着信メッ
セージ(ページングメッセージ)を送信した後、当該グ
ループ通信の通信チャネルが既に設定されている場合に
は、該グループ通信中の通信チャネルを指定し、当該グ
ループ通信の通信チャネルが未設定である場合には、空
き通信チャネルの中から選択した一つの通信チャネルを
指定するグループ通信チャネル指定メッセージを移動局
装置33に送信し(1−6)、移動局装置33は、該チ
ャネル指定メッセージによって指定される通信チャネル
の起動要求を行い、受信周波数を制御チャネルから該通
信チャネルの周波数に切替え(1−7)、基地局装置2
2から送信される同期バースト信号又は通信チャネルT
CH送信フォーマットを受信し(1−8)て同期確立
し、基地局装置22との間に通信チャネルを設定してグ
ループ通信に参入する(1−9)。
【0041】このように、移動局装置33の電源オン又
は無線ゾーン圏内への移動による位置登録終了後に、移
動局装置33はグループ通信参入要求メッセージを送信
し、回線制御装置11は、グループ通信管理データ格納
部に基づいて前述の条件(a)即ち、当該グループ番号
のグループ通信が行われており、且つ、当該基地局装置
で当該グループ通信を実行中か又は当該基地局装置に空
き通信チャネルが存在する場合にのみ、グループ通信へ
参入させるグループ通信着信メッセージ(ページングメ
ッセージ)を基地局装置22から送信することにより、
グループ通信追加参入時の制御チャネルによるメッセー
ジ送受が短期間でしか行われないため、グループ通信追
加参入制御のための制御チャネルの占有時間が短縮さ
れ、不要な電波の放射を減少させることができる。
【0042】図2は本発明の第2の実施形態のグループ
通信参入シーケンス図を示す。前述の第1の実施形態
は、移動局装置33の位置登録終了後、移動局装置33
が待ち受け状態になると自動的に移動局装置33からグ
ループ通信参入要求メッセージが送信されるのに対し、
この第2の実施形態は、移動局装置33の位置登録終了
後の待ち受け状態時に、移動局装置33の使用者がグル
ープ通信に参入する操作を行ったとき(2−1)に、移
動局装置33からグループ通信参入要求メッセージが送
信される(2−2)構成としたものである。そのほかの
シーケンスは、前述の第1の実施形態と同様であるの
で、図1に記した符号と同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0043】この構成により、移動局装置33の使用者
は、グループ通信へ参入するか否かを任意に選択するこ
とができ、グループ通信へ参入せずに移動局装置33を
用いて他の通信を行うことができ、その場合、不要なグ
ループ通信参入要求メッセージが送信されないため、無
駄な電波の放射を防ぐことができる。
【0044】図3は本発明の第3の実施形態のグループ
通信参入シーケンス図を示す。この実施の形態は、グル
ープ通信が行われているグループ番号を基地局装置から
制御チャネルCCHにより移動局装置に報知する手段を
備え、回線制御装置11は、各グループ番号に対し、前
記条件(a)に適合する基地局装置に対して、当該グル
ープ番号を含むグループ通信報知情報を送信するように
制御し、基地局装置22は回線制御装置11の制御に従
って制御チャネルCCHにより該グループ通信報知情報
を送信する(3−1)。
【0045】移動局装置33は、電源投入又は圏外から
圏内への移動により、該グループ通信報知情報を受信す
る(3−2)とともに位置登録要求メッセージを送信し
(3−3)、位置登録応答メッセージを受信して(3−
4)待ち受け状態になった場合に、基地局装置22から
報知されたグループ番号と自局装置が所属するグループ
番号とが一致するかどうかを判定し(3−5)、一致し
た場合に、グループ通信参入要求メッセージを基地局装
置22へ送信する(3−6)。
【0046】以降の動作は、第1の実施形態におけるシ
ーケンス(1−4)以降の動作と同様とすることがで
き、図1に記した同一の符号を付し、重複した説明は省
略する。第3の実施形態では、グループ通信報知情報が
前述の条件(a) を満たす基地局装置から所定の時間毎に
常時送信されるが、該グループ通信報知情報は複数の移
動局装置で共通に受信され、移動局装置からは自局装置
が所属するグループ番号を受信した場合にしかグループ
通信参入要求信号を送信しないため、無効なグループ通
信参入要求信号が各移動局装置から送信されるのを防ぐ
ことができ、無用な電波の放射を減少させることができ
る。
【0047】更に、この第3の実施形態において、移動
局装置33からグループ通信参入要求メッセージを受信
した回線制御装置は、前述の条件( a) 及び(b)の判
定を行うことなく、直ちにグループ通信に参入させるグ
ループ通信着信メッセージ(ページングメッセージ)の
送信を行う構成とすることができる。
【0048】なぜなら、前述の条件(a) を満たす基地局
装置のみからグループ通信報知情報が送信され、該基地
局装置を経由してグループ通信参入要求メッセージが移
動局装置から送出されているからである。
【0049】図4は本発明の第4の実施形態のグループ
通信参入シーケンス図を示す。この実施の形態は、前述
の第3の実施形態において、移動局装置33が電源投入
又は圏外から圏内への移動により、位置登録終了後、待
ち受け状態になった場合に、移動局装置33は、基地局
装置22から報知されたグループ番号と自局装置が所属
するグループ番号とが一致したときに、グループ通信追
加参入を促す着信表示(4−1)を行う。
【0050】そして、移動局装置33の使用者がグルー
プ通信参入の着信表示を確認してグループ通信途中参入
の操作(4−2)を行った場合に、移動局装置33から
グループ通信参入要求メッセージが送信(4−3)され
るように構成したものである。その他のシーケンスは第
3の実施形態と同様であり、図3に記した符号と同一の
符号を付し、重複した説明は省略する。
【0051】従って、この第4の実施形態は、前述の第
2の実施形態と同様に、移動局装置33の使用者が、グ
ループ通信へ参入するか否かを任意に選択することがで
き、グループ通信へ参入せずに移動局装置33を用いて
他の通信を行うことができ、その場合、不要なグループ
通信参入要求メッセージが送信されないため、無駄な電
波の放射を防ぐことができる。
【0052】図5は本発明の第5の実施形態のグループ
通信参入シーケンス図を示す。この実施の形態におい
て、回線制御装置11は、グループ通信が行われている
グループ番号を格納するグループ番号格納部、各基地局
毎に該基地局装置で実行中のグループ通信が存在するか
否かを示す情報を格納するグループ通信有無情報格納部
及び各基地局毎に空き通信チャネルが存在するか否かを
示す情報を格納する空き通信チャネル有無情報格納部を
有するグループ通信管理データ格納部を備える。
【0053】そして、基地局装置22は、該グループ通
信管理データ格納部に格納された情報を受信し、該情報
に基づき、グループ通信が行われているグループ番号、
各基地局毎のグループ通信有無情報及び空き通信チャネ
ル有無情報を含むグループ通信状態報知情報を移動局装
置33に送信する(5−1)。
【0054】移動局装置33は、前述の第3及び第4の
実施形態と同様に、電源投入又は圏外から圏内への移動
により、グループ番号を受信する(3−2)ととも、位
置登録要求メッセージを送信し(3−3)、位置登録応
答を受信して(3−4)待ち受け状態になると、受信し
たグループ番号が自局装置のものと一致するかどうかを
調べ(3−5)、また、受信したグループ通信状態報知
情報から、対象グループ通信が実行中か否か、及び空き
通信チャネルがあるかどうかを調べる(5−2)。
【0055】そして、報知されているグループ番号と
自局装置が所属するグループ番号とが一致し、且つ、報
知されたグループ通信有無情報がグループ通信有りの場
合(該グループ番号のグループ通信が在圏する基地局装
置22で実行されていることを示す。)、又は報知さ
れているグループ番号と自局装置が所属するグループ番
号とが一致し、且つ、報知されたグループ通信有無情報
がグループ通信無し(該グループ番号のグループ通信が
在圏する基地局装置22で実行されていないことを示
す。)であるが、空き通信チャネル有りの場合に、グル
ープ通信参入要求メッセージを送信する(5−3)。
【0056】移動局装置33からグループ通信参入要求
メッセージを送信した後のシーケンスは、前述の第3の
実施態と同様であるので重複した説明は省略する。この
第5の実施形態は、移動局装置33から送信されるグル
ープ通信参入要求メッセージは、該移動局装置33が所
属するグループのグループ通信が実行中で、且つ、該移
動局装置33が在圏する基地局装置で該グループ通信を
実際に実行している場合、又は、該グループ通信が移動
局装置33の在圏基地局装置では実行されていないが該
在圏基地局装置に空き通信チャネルが存在するときの
み、送信されるため、移動局装置33から無効なグルー
プ通信参入要求メッセージが送信されることが無く、更
に、制御チャネルの効率的な使用及び不要電波の放射防
止を図ることができる。
【0057】図6は本発明の第6の実施形態のグループ
通信参入シーケンス図を示す。この実施の形態は、前述
の第5の実施形態と同様に、移動局装置33の電源投入
又は圏外から圏内への移動により位置登録を行い、待ち
受け状態になり、基地局装置22から報知されるグルー
プ通信状態報知情報を受信すると(5−1)、移動局装
置33は、報知されているグループ番号と自局装置が所
属するグループ番号とが一致し、グループ通信有りの状
態(当該基地局装置でグループ通信が実行されている)
の場合、又はグループ通信無しであるが空き通信チャネ
ル有りの場合に、グループ通信追加参入着信表示(6−
1)を行い、移動局装置33の使用者が該着信表示を確
認してグループ通信参入の操作(6−2)を行った場合
に、グループ通信参入要求メッセージを送信する(6−
3)ように構成したものである。
【0058】従って、この構成も前述の第2及び第4の
実施形態と同様に、移動局装置33の使用者は、グルー
プ通信へ参入するか否かを任意に選択することができ、
グループ通信へ参入せずに移動局装置33を用いて他の
通信を行うことができ、その場合、不要なグループ通信
参入要求メッセージが送信されないため、無駄な電波の
放射を防ぐことができる。
【0059】なお、前述の第3から第6の実施形態にお
いて、回線制御装置11又は基地局装置22にグループ
通信参入用タイマを備え、グループ通信要求があった場
合に、グループ通信参入用タイマを起動し、該タイマの
タイムアウト時に、グループ通信管理データ格納部に格
納されている情報に基づいて、基地局装置22から制御
チャネルCCHによりグループ通信報知情報を送信する
とともに、再びグループ通信参入用タイマを再スタート
させることにより、グループ通信報知情報を所定時間間
隔毎に送信する構成とすることができる。
【0060】以下に本発明の移動体グループ通信システ
ムを構成する回線制御装置、基地局装置及び移動局装置
の各機能について説明する。図7は本発明の回線制御装
置及び基地局装置、図8は本発明の移動局装置の機能ブ
ロックを示す。
【0061】図7に示す回線制御装置11におけるメッ
セージ送受信部11−1,11−2は、それぞれ基地局
装置22及び基地局装置21との間でメッセージを送受
する機能を有する。グループ通信処理部11−3は、グ
ループ通信要求があった場合に、グループ通信接続処理
を行う機能を有する。
【0062】グループ番号格納部11−4は、グループ
通信要求があった場合に、要求されたグループ番号を格
納し、未通信基地局番号・空き通信チャネル有無格納部
11−5は、その番号のグループ通信が行われなかった
基地局装置の基地局番号及びその基地局の空き通信チャ
ネル有無を格納する。グループ番号格納部11−4及び
に未通信基地局番号・空き通信チャネル有無格納部11
−5により、グループ通信管理データ格納部を構成す
る。
【0063】また、未通信基地局番号・空き通信チャネ
ル有無格納部11−5は、要求されたグループ通信が行
われているときに、グループ通信開始時に空き通話チャ
ネルが存在しなかった基地局装置に空き通信チャネルが
生じた場合に、空き通信チャネル有りの情報を格納す
る。
【0064】グループ通信参入要求メッセージ受信部1
1−6は、移動局装置から送信されるグループ通信参入
要求メッセージを受信する。グループ通信要求応答メッ
セージ送信部11−7は、グループ通信参入要求に対し
てグループ通信参入不可である旨を通知する機能を有す
る。
【0065】グループ通信報知情報送信部11−8は、
グループ通信が行われているグループ番号情報又はグル
ープ番号及びグループ通信状態情報をグループ番号通知
メッセージにより通知する機能を有する。グループ通信
制御部11−11は、グループ通信参入制御を行う機能
を有する。
【0066】基地局装置22及び基地局装置21は同一
の構成を有し、以下、基地局装置22の構成についての
み説明する。基地局装置22における送信用アンテナ2
2−1は、送受信部22−5〜22−7から送信される
無線信号を移動局装置に対して送信する。受信用アンテ
ナ22−2, 22−3は、移動局装置から送信される電
波をダイバーシチ受信する。
【0067】共用器22−4は、1本のアンテナで複数
の送受信部を共用する機能を有する。送受信部22−5
〜22−7は、移動局装置と無線回線により各種メッセ
ージ及び通信・通話信号を送受する機能を有する。な
お、送受信部22−5は制御チャネル、送受信部22−
6, 22−7は通信チャネルの信号を処理する。
【0068】共通制御部22−8は、移動局装置及び回
線制御装置との間で送受されるメッセージの処理を行
い、グループ番号を含むグループ通信報知情報を格納す
る。メッセージ送受信部22−9は、回線制御装置11
と各種メッセージを送受する機能を有する。
【0069】図8に示す移動局装置33における受信用
アンテナ33−1は、基地局装置から送信される電波を
受信する。送受信用アンテナ33−2は、基地局装置か
ら送信される電波をダイバーシチ受信するとともに送信
部33−7から送信される無線信号を基地局装置に対し
て放射する。
【0070】電力増幅部33−4は、送信部33−7か
ら送信される無線信号を規定の電力に増幅する。受信部
33−5, 33−6は、基地局装置から送信されるメッ
セージ信号及び通信・通話信号を受信する。送信部33
−7は、基地局装置に対してメッセージ信号及び通信・
通話信号を送信する機能を有する。
【0071】フレーム分解/組立制御部33−8は、規
定の無線フレームを生成、分解する機能を有する。音声
I/F部33−9は、レシーバ33−11及びマイクロ
ホン33−12とのインターフェース機能を有する。
【0072】レシーバ33−11は、通話信号を音声に
変換して使用者に聴取させ、マイクロホン33−12
は、使用者の音声を通話先相手に送信される電気信号に
変換する機能を有する。
【0073】LCD(Liquid Crystal Display)制御部
33−13は、LCD表示部33−14に表示される各
種表示を制御する。LCD表示部33−14は、各種の
メッセージや通知内容を液晶により表示する。操作部検
出部33−15は、使用者による操作部33−16の操
作を検出する。操作部33−16は、使用者の操作を入
力するためのスイッチ類を備える。
【0074】途中参入操作部33−18は、使用者の操
作によりグループ通信参入要求信号を送出する。また、
途中参入操作検出部33−17は、途中参入操作部33
−18の操作により送出されるグループ通信参入要求信
号を検出する。
【0075】グループ通信参入要求メッセージ生成部3
3−19は、グループ通信参入メッセージを生成する。
グループ通信報知情報検出部33−20は、基地局から
報知されるグループ番号情報又はグループ番号及びグル
ープ通信状態情報を検出する。ぺージング検出部33−
21は、基地局から送信されるグループ通信着信メッセ
ージ( ページングメッセージ) を検出する。
【0076】以下、図7及び図8に示す回線制御装置、
基地局装置及び移動局装置の各機能ブロックの動作を前
述の第1乃至第6の実施形態について順に説明する。
【0077】第1の実施形態の場合について以下に説明
する。回線制御装置11は、グループ通信要求があった
場合、グループ通信処理部11−3によりグループ通信
接続処理を行うと同時に、グループ通信管理データ格納
部を構成するグループ番号格納部11−4及び未通信基
地局番号・空き通信チャネル有無格納部11−5に、要
求されたグループ番号及び当該グループ通信が行われて
いない基地局の基地局番号(未通信基地局番号)を図9
の(A)に示すフォーマットにより書き込む。なお、書
き込まれたグループ番号は、当該グループ通信が終了し
たときに削除される。
【0078】例として、グループ番号#01の通話要求
があり、基地局装置21には空き通信チャネルが有った
ためグループ通信が実行され、基地局装置22には空き
通信チャネルが無かったためグループ通信が実行されな
かった場合、図9の(A)第一行目に示す第1呼のよう
に書き込まれる。なお、図9の(A)では、グループ通
信中に基地局装置22に空き通信チャネルが生じ、空き
通信チャネル有無の格納部に、“無" から“有" が格納
される場合を示している。
【0079】移動局装置31, 32, 33が所属するグ
ループ番号は#01であり、移動局装置31, 32は、
グループ通信開始時に既に基地局21に位置登録され、
待ち受け状態にあるため、グループ通信開始時からグル
ープ通信に参入する。一方、移動局装置33は、グルー
プ通信開始時に電源オフ又は無線ゾーン圏外であるた
め、グループ通信に参入することができない。
【0080】移動局装置33は、電源投入又は圏外から
圏内への移動により、基地局装置22に位置登録後、待
ち受け状態になると、グループ通信参入要求メッセージ
生成部33−19により、自装置が所属するグループ番
号#01を設定し、図9の(B−1)に示すフォーマッ
トのグループ通信参入要求メッセージを生成する。な
お、図9及び図10に示すメッセージフォーマットにお
いて、種別の“M" は必須、“O" はオプションである
ことを示している。
【0081】そして、生成されたグループ通信参入要求
メッセージは、フレーム分解/組立制御部33−8、送
信部33−7、電力増幅部33−4、共用器33−3、
送受信用アンテナ33−2を介して基地局装置22に送
信される。
【0082】基地局装置22は、受信用アンテナ22−
2又は22−3、共用器22−4、送受信部22−5及
び共通制御部22−8により、移動局装置33からグル
ープ通信参入メッセージを受信したことを認識する。そ
して、メッセージ送受信部22−9を介してグループ通
信参入要求メッセージを回線制御装置11へ通知する。
【0083】回線制御装置11のグループ通信制御部1
1−11は、メッセージ送受信部11−1より、グルー
プ通信参入要求メッセージを受信すると、該グループ通
信要求メッセージにより通知されたグループ番号がグル
ープ番号格納部11−4に格納されているかどうか、ま
た、該グループ通信参入要求メッセージ送信した基地局
装置の基地局番号が、グループ番号格納部11−4に未
通信基地局番号として格納されているか、更に該基地局
番号には空き通信チャネルが有るかどうかをチェックす
る。
【0084】チェックした結果、当該グループ番号が有
り、未通信基地局番号に当該基地局番号が該当しない場
合、又は該グループ番号が有り、未通信基地局番号に当
該基地局番号が該当するが、該未通信基地局に空き通信
チャネルが有る場合には、グループ通信処理部11−3
により、図9の(B−2)に示すフォオーマットによ
り、メッセージ送受信部11−1を介してグループ通信
着信メッセージ(ページングメッセージ)を基地局装置
22に送信する。
【0085】チェックした結果、当該グループ番号が存
在しない場合、又は当該グループ番号は存在するが、未
通信基地局番号に当該基地局番号が該当し、かつ該基地
局に空き通信チャネルが無い場合には、グループ通信参
入応答メッセージ送信部11−7により、図9の(B−
3)に示すフォーマットによりメッセージ送受信部11
−51を介してグループ通信参入応答メッセージを基地
局装置22に送信する。
【0086】基地局装置22は、グループ通信着信メッ
セージ又はグループ通信参入応答メッセージを受信する
と、送受信部22−5、共用器22−4、送信用アンテ
ナ22−1を介してそれらのメッセージを移動局装置3
3に送信する。
【0087】移動局装置33は、ページング検出部33
−21によりグループ通信着信メッセージ受信を検出し
た場合には、グループ通信着信メッセージにより通知さ
れたグループ番号が、自装置が所属するグループ番号と
一致するかどうかをチェックする。そして、一致してい
れば、グループ通信着信処理を行い、グループ通信に参
加する。グループ通信参入応答メッセージを受信した場
合には、グループ通信に参入することなく待ち受け状態
となる。
【0088】第2の実施形態の場合について以下に説明
する。移動局装置33は、電源投入又は圏外から圏内に
なり、位置登録後、待ち受け状態になった場合は、グル
ープ通信追加参入操作検出部33−17により使用者が
グループ通信追加参入操作をしたかどうかチェックす
る。
【0089】そして、グループ通信追加参入操作を検出
した場合には、グループ通信参入要求メッセージ生成部
33−19により、自装置が所属するグループ番号#0
1を設定し、図9の(B−1)に示すフォーマットのグ
ループ通信参入要求メッセージを生成する。
【0090】生成されたグループ通信参入要求メッセー
ジは、フレーム分解/ 組立制御部33−8、送信部33
−7、電力増幅部33−4、共用器33−3、送受信用
アンテナ33−2を介して基地局装置に送信される。以
降の動作は、前述の第1の実施形態の場合と同様であ
る。
【0091】第3の実施形態例の場合を以下に説明す
る。回線制御装置11は、グループ通信要求があった場
合、グループ通信接続処理を行うと同時に、前述の第1
及び第2の実施形態と同様に、グループ通信要求のあっ
たグループ番号をグループ通信管理データ格納部に書き
込む。
【0092】また、回線制御装置11は、グループ通信
報知情報送信部11−8により、図10の( A) に示す
フォーマットの報知情報メッセージの「拡張情報要素」
の領域を使用し、図10の(B)に示すフォーマットの
グループ番号通知メッセージを生成し、メッセージ送受
信部11−1を介して基地局装置22に送信する。
【0093】基地局装置22は、メッセージ送受信部2
2−9により、グループ番号通知メッセージを受信する
と、送受信部22−5、共用器22−4及び送信用アン
テナ22−1を介して該グループ番号通知メッセージを
移動局装置33に送信する。
【0094】移動局装置33は、電源投入又は圏外から
圏内への移動による位置登録後、待ち受け状態になる
と、グループ通信報知情報検出部33−20により、グ
ループ番号通知メッセージが受信されたかをチェックす
る。
【0095】そして、受信された場合は、グループ番号
通知メッセージにより通知されたグループ番号と、自局
装置が所属するグループ番号とが一致しているかどうか
チェックする。チェックの結果、一致していた場合は、
グループ通信参入要求メッセージ生成部33−19によ
り、自装置が所属するグループ番号#01を設定し、図
9の(B−1)に示すグループ通信参入要求メッセージ
を生成する。
【0096】生成されたメッセージは、フレーム分解/
組立制御部33−8、送信部33−7、電力増幅部33
−4、共用器33−3及び送受信用アンテナ33−2を
介して基地局装置22へ送信される。以降の動作は、前
述の第1及び第2の実施形態と同様である。
【0097】第4の実施形態の場合を以下に説明する。
移動局装置33は、電源投入又は圏外から圏内への移動
による位置登録後、待ち受け状態になると、グループ通
信報知情報検出部33−20により、グループ番号通知
メッセージが受信されたかをチェックする。
【0098】そして、グループ番号通知メッセージが受
信された場合には、グループ番号通知メッセージにより
通知されたグループ番号と、自装置が所属するグループ
番号とが一致しているかどうかチェックする。チェック
の結果、一致していた場合は、LCD制御部33−13
により、グループ通信途中参入着信表示をLCD表示部
33−14にする。
【0099】そして、グループ通信途中参入操作検出部
33−17により使用者のグループ通信途中参入操作を
検出した場合には、グループ通信参入要求メッセージ生
成部33−19により、自装置が所属するグループ番号
#01を設定し、図9の(B−1)に示すフォーマット
のグループ通信参入要求メッセージを生成する。
【0100】生成されたグループ通信参入要求メッセー
ジは、フレーム分解/組立制御部33−8、送信部33
−7、電力増幅部33−4、共用器33−3及び送受信
用アンテナ33−2を介して基地局装置22へ送信され
る。以降の動作は第1乃至第3の実施形態の場合と同様
である。
【0101】第5の実施形態の場合について以下に説明
する。回線制御装置11のグループ通信報知情報送信部
11−8は、グループ通信が行われているグループ番号
及びグループ通信の通信状態を、図10の(A)の報知
情報メッセージの「拡張情報要素」として、図の10の
(C)に示すグループ番号・通信状態通知メッセージに
より通知する。移動局装置33のグループ通信報知情報
検出部33−20は、基地局装置22から報知されるグ
ループ番号及びグループ通信状態情報を検出する。
【0102】回線制御装置11は、グループ通信要求が
あった場合、グループ通信接続処理を行うと同時に前述
の第1乃至第4の実施形態と同様にグループ通信要求の
有ったグループ番号をグループ通信管理データ格納部に
書き込む。また、回線制御装置11は、グループ通信報
知情報送信部11−8により、グループ番号・通信状態
通知メッセージを生成し、メッセージ送受信部11−1
を介して基地局装置22へ送信する。
【0103】基地局装置22は、メッセージ送受信部2
2−9により、グループ番号・通信状態通知メッセージ
を受信すると、送受信部22−5、共用器22−4、送
信用アンテナ22−1を介して移動局装置33に該グル
ープ番号・通信状態通知メッセージ送信する。
【0104】移動局装置33は、電源投入又は圏外から
圏内への移動による位置登録後、待ち受け状態になる
と、グループ通信報知情報検出部33−20によりグル
ープ番号・通信状態通知メッセージが受信されたかをチ
ェックする。
【0105】そして、グループ番号・通信状態通知メッ
セージが受信された場合には、該グループ番号・通信状
態通知メッセージにより通知されたグループ番号と、自
装置が所属するグループ番号とが一致しているかどうか
チェックする。
【0106】チェックの結果、一致していた場合は、通
信状態情報をチェックし、グループ通信有りの場合、又
はグループ通信無しであるが空き通信チャネル有りの場
合に、グループ通信参入要求メッセージ生成部33−1
9により、自装置が所属するグループ番号#01を設定
し、図9の(B−1)に示すフォーマットのグループ通
信参入要求メッセージを生成する。
【0107】生成されたグループ通信参入要求メッセー
ジは、フレーム分解/組立制御部33−8、送信部33
−7、電力増幅部33−4、共用器33−3及び送受信
用アンテナ33−2を介して基地局装置22に送信され
る。以降の動作は前述の第1の実施形態と同様である。
【0108】第6の実施形態の場合について以下に説明
する。移動局装置33は、電源投入又は圏外から圏内へ
の移動による位置登録後、待ち受け状態になると、グル
ープ通信報知情報検出部33−20によりグループ番号
・通信状態通知メッセージが受信されたかをチェック
し、受信された場合には、該グループ番号・通信状態通
知メッセージにより通知されたグループ番号と、自装置
が所属するグループ番号と一致するかどうかをチェック
する。
【0109】そして、チェックの結果、一致していた場
合は、通信状態情報をチェックし、グループ通信有りの
場合、又はグループ通信無しであるが空き通信チャネル
有りの場合には、LCD制御部33−13によりグルー
プ通信途中参入着信をLCD表示部33−14に表示す
る。
【0110】グループ通信途中参入操作検出部33−1
7により使用者のグループ通信途中参入操作を検出した
場合には、グループ通信参入要求メッセージ生成部33
−19により、自装置が所属するグループ番号#01を
設定し、図9の(B−1)に示すフォーマットのグルー
プ通信参入要求メッセージを生成する。
【0111】生成されたグループ通信参入要求メッセー
ジは、フレーム分解/組立制御部33−8、送信部33
−7、電力増幅部33−4、共用器33−3及び送受信
用アンテナ33−2を介して基地局装置22へ送信され
る。以降は第1の実施形態と同様の動作により、グルー
プ通信に参入させる。
【0112】前述の第3から第6の実施形態において、
グループ通信参入タイマ11−10は、グループ通信報
知情報等を一定時間間隔毎に移動局装置に対して送信す
る機能を有し、回線制御装置11は、移動局装置からグ
ループ通信要求を受けたときに該グループ通信参入タイ
マ11−10を起動し、該タイマがタイムアウトする毎
にグループ通信報知情報送信部11−8によりグループ
通信報知情報を基地局装置に対して送信する。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グループ通信開始時にグループ通信に参加できなかった
グループ通信対象移動局装置は、電源投入又は圏外から
圏内への移動による位置登録終了後に、該移動局装置か
ら送信されるグループ通信参入要求メッセージと、回線
制御装置のグループ通信管理データ格納部に格納された
グループ通信状態を示す情報とを基に、グループ通信の
途中参入の制御を行うことにより、グループ通信開始時
に、電源オフ若しくは無線ゾーン圏外であった移動局装
置、又は空き通信チャネルが無い基地局に在圏していた
移動局装置に対して、電源オン若しくは無線ゾーン圏内
となり、又は空き通信チャネルが生じた場合に、グルー
プ通信途中参入のために送受される制御メッセージを制
御チャネルに長時間占有させることなく途中参入させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図4】本発明の第4の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図5】本発明の第5の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図6】本発明の第6の実施形態のグループ通信参入シ
ーケンス図である。
【図7】本発明の回線制御装置及び基地局装置の機能ブ
ロック図である。
【図8】本発明の移動局装置の機能ブロック図である。
【図9】本発明のグループ通信管理データ格納部及び各
種メッセージのフォーマット図である。
【図10】本発明のグループ通信報知情報メッセージの
フォーマット図である。
【図11】グループ通信が行われる移動通信システムの
構成例を示す図である。
【図12】従来のグループ通信の通信リンク確立シーケ
ンス図である。
【符号の説明】
11 回線制御装置 21,22 基地局装置 31,32,33 移動局装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K051 AA01 CC07 DD02 DD15 FF01 FF02 5K067 AA04 AA15 CC14 CC24 DD15 DD19 DD23 DD24 DD25 DD30 DD34 DD57 EE02 EE10 EE16 FF03 FF13 FF17 FF23 GG02 HH22 HH23 JJ04 JJ12 JJ33 JJ34 JJ53 JJ64 JJ68 KK03 KK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局装置からグループ通信の要求があ
    った場合に、回線制御装置が、該グループ通信対象の他
    の移動局装置に対して基地局装置を介してグループ通信
    着信メッセージを送信し、該グループ通信着信メッセー
    ジに応答した移動局装置に対して通信チャネルを設定
    し、当該グループに属する移動局装置間でグループ通信
    を行なわせる移動体グループ通信システムにおいて、 移動局装置は、位置登録時又は後に、自装置が属するグ
    ループのグループ識別情報を含むグループ通信参入要求
    メッセージを、基地局装置を介して回線制御装置に送信
    する手段を備え、 前記回線制御装置は、要求の有ったグループ通信毎に各
    基地局装置におけるグループ通信の通信チャネルの使用
    状況情報を記憶するグループ通信管理データ格納手段
    と、 移動局装置から基地局装置を介して前記グループ通信参
    入要求メッセージを受信すると、該グループ通信管理デ
    ータ記憶手段の記憶情報を基に、該グループ通信参入要
    求メッセージに係るグループ通信が実行中であり、か
    つ、該グループ通信参入要求メッセージを中継した基地
    局装置において当該グループ通信の通信チャネルが既に
    設定されているか、又は当該グループ通信の通信チャネ
    ルが未設定で空き通信チャネルが存在すると判定した場
    合にのみ、該基地局装置を介して該グループ通信参入要
    求メッセージを送信した移動局装置に対してグループ通
    信着信メッセージを送信する手段とを備え、 前記基地局において、当該グループ通信の通信チャネル
    が既に設定されている場合には、前記グループ通信着信
    メッセージを送信した移動局装置との間に、該グループ
    通信中の通信チャネルを指定して通信チャネルを設定
    し、当該グループ通信の通信チャネルが未設定である場
    合には、前記グループ通信着信メッセージを送信した移
    動局装置との間に、空き通信チャネルの中から一つの通
    信チャネルを選択して設定する手段を備えたことを特徴
    とする移動体グループ通信システム。
  2. 【請求項2】 回線制御装置、該回線制御装置に接続さ
    れる複数の基地局装置、及び該基地局装置と無線回線に
    より接続される複数の移動局装置を備え、グループを構
    成する複数の移動局装置に対して同一通信情報を送信す
    る移動体グループ通信システムにおいて、 前記回線制御装置は、各グループ通信の実行状態情報を
    格納するグループ通信管理データ格納手段を備え、該グ
    ループ通信管理データ格納手段は、移動局装置から要求
    されたグループ通信のグループ番号を格納すると共に、
    該グループ番号毎に、該グループ番号のグループ通信が
    開始されていない基地局装置の基地局番号(以下、未通
    信基地局番号という。)を格納し、更に該未通信基地局
    番号毎に、当該基地局における空き通信チャネルの有無
    を示す情報を、当該基地局装置からの通知により格納す
    る格納部を有し、 前記移動局装置は、電源投入又は基地局無線ゾーンの圏
    外からその圏内への移動による位置登録終了後に、自装
    置が所属するグループ番号を含むグループ通信参入要求
    メッセージを基地局装置に送信する手段を備え、 前記基地局装置は、移動局装置から受信した該グループ
    通信参入要求メッセージを、自基地局番号と共に前記回
    線制御装置に通知する手段を備え、 前記回線制御装置は、通知された該グループ通信参入要
    求メッセージに含まれるグループ番号及び該グループ通
    信参入要求メッセージを受信した基地局装置の基地局番
    号を、前記グループ通信管理データ格納手段に格納され
    ているグループ番号及び未通信基地局番号と対照する手
    段と、 グループ通信管理データ格納手段に当該グループ番号が
    格納され、かつ当該基地局番号が未通信基地局番号に該
    当しない場合、及びグループ通信管理データ格納手段に
    当該グループ番号が格納され、かつ当該基地局番号が未
    通信基地局番号に該当するが、当該未通信基地局番号の
    空き通信チャネル有無格納部に空き通信チャネル有りの
    データが格納されている場合に、当該基地局装置に対し
    てグループ通信着信メッセージを送信して、当該移動局
    装置をグループ通信に参入させる手段と、 前記グループ通信管理データ格納手段に当該グループ番
    号が格納されていない場合、又は、グループ通信管理デ
    ータ格納手段に当該グループ番号が格納されているが、
    当該基地局番号が未通信基地局番号に該当し、かつ当該
    未通信基地局番号の空き通信チャネル有無格納部に空き
    通信チャネル無しのデータが格納されている場合に、当
    該基地局装置に対してグループ通信参入要求応答メッセ
    ージを送信して、当該移動局装置をグループ通信に参入
    させずに、その旨を当該移動局装置に通知する手段と、 を備えたことを特徴とする移動体グループ通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記移動局装置は、グループ通信参入操
    作部及びグループ通信参入操作検出部を備え、該グルー
    プ通信参入操作を検出した後に、前記グループ通信参入
    要求メッセージを送信する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2に記載の移動体グループ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記回線制御装置は、グループ通信管理
    データ格納手段に格納されたグループ番号を含むグルー
    プ番号通知メッセージを、基地局装置を介して移動局装
    置へ送信する手段を備え、 前記移動局装置は、該グループ番号通知メッセージを受
    信する手段と、該グループ番号通知メッセージに含まれ
    ているグループ番号と自装置が所属するグループ番号と
    を対照し、それらが一致する場合に、前記グループ通信
    参入要求メッセージを送信する手段を備えたことを特徴
    とする請求項2又は3に記載の移動体グループ通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記回線制御装置は、前記グループ通信
    管理データ格納手段に格納されたグループ番号と共に、
    未通信基地局番号及びその空き通信チャネルの有無を示
    す情報から成るグループ通信状態情報を含むグループ番
    号通知メッセージを送信する手段を備え、 前記移動局装置は、受信した該グループ通信状態情報を
    基に、当該移動局装置が在圏する無線ゾーンの基地局装
    置で当該グループ通信が行われている場合、又は該基地
    局装置で当該グループ通信が行われていないが空き通信
    チャネルが存在する場合に、前記グループ通信参入要求
    メッセージを送信する手段を備えたことを特徴とする請
    求項4に記載の移動体グループ通信システム。
  6. 【請求項6】 回線制御装置は、移動局装置からグルー
    プ通信要求を受けたときに起動されるグループ通信参入
    用タイマを備え、該グループ通信参入用タイマのタイム
    アウト時に、前記グループ番号通知メッセージを再送出
    すると共に該グループ通信参入用タイマを再設定する手
    段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の移
    動体グループ通信システム。
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