JP2004228231A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Hideo Ichimura
秀雄 市村
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Abstract

【課題】ゲート電極用の接続孔(ゲート電極コンタクト)とそれに隣接する半導体基板用の接続孔(基板コンタクト)とを共通の1つの接続孔で形成可能にすることで、チップの更なる微細化を可能にする半導体装置を実現する。
【解決手段】ゲート電極(104、105)上のコンタクトの形成される部分のシリコン窒化膜106をエッチングにより薄膜化しておき、全面にシリコン窒化膜115、BPSG膜116を形成後に、所定領域のBPSG膜116のエッチング、シリコン窒化膜115、116のエッチングを行うことで、従来別工程でかつ別々に形成しなければならなかったゲート電極コンタクトとその近傍の基板コンタクトとを共通の1つの基板・ゲート電極共通コンタクト128として同時に形成することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板コンタクトとゲート電極コンタクトを形成する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
素子性能の改善と製造コストの低下を図るため、現在ゲート電極の線幅は0.13μmまで微細化されている。一方、アライメント精度はゲート電極線幅の半分である65nmが今のところ限界である。半導体素子のデザインにおいて素子の微細化は加工線幅の縮小とアライメント精度が支配的である。すなわちアライメント精度分のマージンを縮小できればより微細化を推進できる。アライメントフリーとなるコンタクト形成技術に自己整合コンタクトがあり、この技術を使用すれば、一定サイズの基板を使用して、より小さく且つより集積度の高いチップが大量に得られるわけで、結果として1チップ当たりの製造コストの低下に繋がる。
【0003】
CMOS半導体素子のゲートトランジスタは、ゲート電極、ゲート電極コンタクト、基板コンタクトから形成される。ゲート電極と基板コンタクトのアライメント精度分のマージンを縮小する為に、基板コンタクトに自己整合方式を採用する場合がある(例えば、特許文献1参照)。基板コンタクトはゲートトランジスタのソースまたはドレイン(以下、基板とする)と連結し、基板上若しくは、ゲート電極とソース上に位置している。一方、ゲート電極コンタクトは、基板コンタクトが自己整合方式であるためゲート電極上の保護層のエッチングストッパーとなるCAP膜(シリコン窒化膜)をエッチングし開口させる必要がある。このためゲート電極コンタクトと自己整合方式の基板コンタクトの形成方法は同時に行えない。すなわち、ゲート電極コンタクトと基板コンタクトをそれぞれ別々に形成する必要がある為、素子の微細化は、デザインルール上の制約を受ける。
【0004】
以下にゲート電極コンタクトと基板コンタクト形成を含む従来の半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。
【0005】
図6(a)のように、シャロウトレンチ法とイオン注入により半導体基板601上に素子分離領域602を形成する。次にゲート酸化膜603と50nm〜80nmのポリシリコン膜604を堆積する。このときNch(Nチャネル)、Pch(Pチャネル)トランジスタとなるそれぞれの領域に所定量の不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングする。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。そして場合によってはアニール処理してもよい。
【0006】
次に50nm〜70nmのタングステン膜605と、140nm〜160nmのシリコン窒化膜606を堆積する。さらに、50nm〜70nmの無機または有機化合物よりなる反射防止膜607を堆積し、その上にフォトレジスト608をゲート電極パターンにパターンニングする。
【0007】
図6(b)のように反射防止膜607とシリコン窒化膜606のみをエッチングする。このときゲート寸法加工精度向上とゲート寸法変換差(リソグラフィーによるレジストパターン寸法とエッチング後の寸法の差)をほぼゼロにする為に、CHF 、O 系からなるガスによって異方性エッチングを行う。また、反射防止膜607とシリコン窒化膜606をエッチングした際にゲートパターン側壁に反応生成物が付着し、これが次工程でのゲート寸法加工精度の悪化を招く為、レジスト剥離によりレジスト608と反応生成物の除去を行う。反射防止膜607が有機化合物の場合は、レジスト剥離により反射防止膜607も除去されるが、無機化合物の場合は反射防止膜607は除去されずに残る。以後、反射防止膜607が無機化合物の場合について説明する。
【0008】
次に図6(c)のようにパターンニングされた反射防止膜607とシリコン窒化膜606をマスクとして、タングステン膜605を塩素、ポリシリコン膜604をHBr、O ガスからなる異方性ドライエッチにより寸法精度良く加工を行う。このときタングステン膜605のドライエッチで反射防止膜607はエッチングされシリコン窒化膜606の膜厚は120nm〜140nmとなる。次にトランジスタのソースドレインとなる領域に所望の量だけ不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングし活性領域609を形成する。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0009】
次に図6(d)のように10nmの常圧NSG膜610、10nmのシリコン窒化膜611、100nmのBPSG膜612を堆積する。BPSG膜612は、堆積後熱処理(例えばRTA処理)してもよい。
【0010】
次に図6(e)のように、CHF 、O系からなるガスを用いて異方性ドライエッチングでサイドウォール613を形成する。そして不純物(例えば、As、P、B、BF )のドーピングを行う。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0011】
さらに図6(f)のようにフッ化水素ベーパーを用いて選択的にサイドウォール613のBPSG膜612のみ除去を行う。このとき素子分離領域602は、NSGで埋め込まれている為にフッ化水素ベーパーでエッチングされない。
【0012】
次に図7(a)のように30nmのシリコン窒化膜614、800nmの酸化膜例えばBPSG膜615を堆積し、その後CMPによる平坦化を行い、BPSG膜615の膜厚を基板上から600nmにする。次にフォトレジスト(図示せず)によりゲート電極コンタクト616のパターンニングを行う。次に寸法ばらつきと寸法シフトを小さくする為に、CF系(例えば、C 、C 、Ar、O )からなるガスにより異方性エッチングを行う。このときシリコン窒化膜614と酸化膜(BPSG膜)615とのエッチング選択比は高く、開口はシリコン窒化膜614中でストップしている。
【0013】
次に図7(b)のように層間絶縁膜が膜べりしないようにレジスト(図示せず)の剥離をせず、コンタクト開口寸法を拡大しないようにCHF 、O 系からなるガスにより異方性エッチングを行った後レジスト剥離を行う。このときシリコン窒化膜換算で180nm〜200nmのエッチングをかけることによりゲート電極であるタングステン膜605が露出し、ゲート電極コンタクト626が形成される。
【0014】
同様に図7(c)のように基板コンタクト617を開口させる。次に図7(d)に示すようにレジスト剥離を行った後にCHF 、O系からなるガスにより異方性エッチングを行う。このときシリコン窒化膜換算で45nm〜60nmのエッチングをかけることによりコンタクト627は基板まで開口する。また、電極コンタクト626は、さらに異方性エッチングされゲート電極コンタクト636となる。
【0015】
【特許文献1】
特開2000−188340号公報(段落0031)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の図6、図7と同様の製造方法で形成した半導体装置の断面を図8に示す。図8において、801、802はポリシリコン膜およびタングステン膜で形成されたゲート電極、803は素子分離領域、811はゲート電極コンタクト、812、813はゲート電極コンタクト811とは別マスクを用いて形成された基板コンタクトである。素子の微細化を図る上で、ゲート電極801と素子分離領域803上にあるゲート電極802のスペースAを縮小することは有効である。スペースAの幅は、ゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812の分離可能幅で決定される。図6、図7に示した製造方法では、ゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812は、SAC構造を採用するため別マスクで形成され、コンタクトピッチBには、コンタクトマスク同士の合わせマージンが必要となる。
【0017】
配線のレイアウトの中には、ゲート電極コンタクト811に接続される配線と基板コンタクト812に接続される配線とが同電位となる場合(同じ電圧の推移をする場合)もある。この場合、図9に示されるような1個のコンタクト904でゲート電極901と基板902とのコンタクトを兼ねることが出来ればチップの更なる微細化を行うことが出来る。
【0018】
つまり、ゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812、813を同時形成することができれば、図8のコンタクトピッチBが短縮できチップの更なる微細化が可能である。基板コンタクト形成時にゲート電極コンタクトも同一マスクにてパターンニングすると、ゲート電極上にはエッチングストッパーとなる窒化膜がある為、ゲート電極と導通を図るにはシリコン窒化膜のエッチング量を増加させなければならない。その場合、ゲート電極903と異電位(電圧の推移が連動していない)である基板コンタクト905がゲート電極903とショートすることは明らかであり、図8に示すゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812の同時形成は不可能である。なお、図9は、図8において、ゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812、813を同一マスクを用いて同時に形成し、かつゲート電極コンタクト811と基板コンタクト812とを1個のコンタクト904とした場合の構成を示す。
【0019】
本発明の目的は、ゲート電極用の接続孔(ゲート電極コンタクト)とそれに隣接する半導体基板用の接続孔(基板コンタクト)とを共通の1つの接続孔で形成可能にすることで、チップの更なる微細化を可能にする半導体装置およびその製造方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の半導体装置は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極およびゲート電極と同じ形状でゲート電極上に形成された第1の絶縁膜からなる複数のゲート構造部と、複数のゲート構造部を覆うように半導体基板上全面に形成された第2の絶縁膜と、第2の絶縁膜上に形成された層間絶縁膜と、層間絶縁膜と第2の絶縁膜とを貫通し半導体基板表面と層間絶縁膜上に形成される配線層とを接続するための基板接続孔と、層間絶縁膜と第2の絶縁膜と所定のゲート構造部の第1の絶縁膜とを貫通し所定のゲート構造部のゲート電極と層間絶縁膜上に形成される配線層とを接続するためのゲート電極接続孔とを備えた半導体装置であって、ゲート電極接続孔と接する所定領域の第1の絶縁膜が他の領域の第1の絶縁膜よりも薄膜化されるかまたは除去されており、かつ隣接する基板接続孔とゲート電極接続孔とが共通の接続孔で形成されたことを特徴とする。
【0021】
この本発明の半導体装置の構成によれば、ゲート電極接続孔の形成される所定領域の第1の絶縁膜を薄膜化または除去しておくことで、層間絶縁膜形成後に、従来別々に形成しなければならなかったゲート電極接続孔とそれに隣接する基板接続孔とを共通の1つの接続孔で同時に形成することができ、チップの更なる微細化を図ることが可能となる。
【0022】
本発明の請求項2記載の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極用導電膜、第1の絶縁膜をこの順に堆積する工程と、第1の絶縁膜およびゲート電極用導電膜を所定形状に加工することによりゲート電極用導電膜からなるゲート電極およびゲート電極と同じ形状の第1の絶縁膜を有する複数のゲート構造部を形成する工程と、所定のゲート構造部の所定領域の第1の絶縁膜を他の領域の第1の絶縁膜よりも薄膜化するかまたは除去するように所定領域の第1の絶縁膜をエッチングする工程と、エッチング後に、複数のゲート構造部を覆うように半導体基板上全面に第2の絶縁膜を堆積する工程と、第2の絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、所定部分の層間絶縁膜と第2の絶縁膜と第1の絶縁膜とをエッチングすることにより、層間絶縁膜と第2の絶縁膜と所定領域の第1の絶縁膜とを貫通してゲート電極に達するとともに、このゲート電極近傍の半導体基板表面に層間絶縁膜と第2の絶縁膜とを貫通して達する接続孔を形成する工程とを含む。
【0023】
本発明の請求項3記載の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極用導電膜をこの順に堆積する工程と、ゲート電極用導電膜上に、所定領域の膜厚が零の場合を含んで他の領域よりも薄くなるように第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜およびゲート電極用導電膜を所定形状に加工することによりゲート電極用導電膜からなるゲート電極および所定形状に加工された第1の絶縁膜を有する複数のゲート構造部を形成する工程と、複数のゲート構造部を覆うように半導体基板上全面に第2の絶縁膜を堆積する工程と、第2の絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、所定部分の層間絶縁膜と第2の絶縁膜と第1の絶縁膜とをエッチングすることにより、層間絶縁膜と第2の絶縁膜と所定領域の第1の絶縁膜とを貫通してゲート電極に達するとともに、このゲート電極近傍の半導体基板表面に層間絶縁膜と第2の絶縁膜とを貫通して達する接続孔を形成する工程とを含む。
【0024】
本発明の請求項4記載の半導体装置の製造方法は、請求項2または3記載の半導体装置の製造方法において、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを同一成分の膜で形成し、接続孔を形成する工程が、所定部分を開口したフォトレジストをマスクにして層間絶縁膜を異方性エッチングする工程と、フォトレジストを除去した後で層間絶縁膜をマスクにして第2の絶縁膜と第1の絶縁膜とを異方性エッチングする工程とからなることを特徴とする。
【0025】
これらの本発明の半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極上の接続孔の形成される所定領域の第1の絶縁膜を薄膜化または除去(膜厚が零)しておくことで、層間絶縁膜形成後に、従来別々に形成しなければならなかったゲート電極に達する接続孔とその近傍の半導体基板表面に達する接続孔とを共通の1つの接続孔で同時に形成することができ、チップの更なる微細化を図ることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1、図2は第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【0027】
図1(a)のように、シャロウトレンチ法とイオン注入により半導体基板101上に素子分離領域102を形成し、ゲート酸化膜103と50nm〜80nmのポリシリコン膜104(ゲート電極用導電膜)を堆積する。このときNch、Pchトランジスタとなるそれぞれの領域に所定量の不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングする。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。そして場合によってはアニール処理してもよい。
【0028】
次に70nmのタングステン膜105(ゲート電極用導電膜)と、140nmのシリコン窒化膜106(第1の絶縁膜)を堆積する。さらに、70nmの無機または有機化合物よりなる反射防止膜107を堆積し、その上にフォトレジスト108でゲート電極のパターンニングを行う。反射防止膜107について、無機反射防止膜と有機反射防止膜の違いとして、後洗浄工程(レジスト剥離工程)で反射防止膜が除去されるものが有機反射防止膜で、除去されずに残るものが無機反射防止膜である。以下、無機反射防止膜を用いた場合で説明する。
【0029】
次にフォトレジスト108をマスクとして反射防止膜107とシリコン窒化膜106をエッチングする(図示せず)。この際、反射防止膜107とシリコン窒化膜106の寸法変換差を少なく加工する為に、CHF 、O 系からなるガスによって異方性エッチングを行う。次にフォトレジスト108の剥離を行う。ここで、レジスト剥離を行うのは、ゲート電極のように寸法精度が要求される加工を行う場合に、反射防止膜107をエッチングした時に生じるエッチング生成物がレジストパターンに付着し寸法ばらつきを大きくするのを回避する為である。
【0030】
次に、パターンニングされた反射防止膜107とシリコン窒化膜106をマスクとして、タングステン膜105を塩素、ポリシリコン膜104をHBr、O ガスからなる異方性ドライエッチにより寸法精度良く加工を行う(図示せず)。このときタングステン膜105のドライエッチで反射防止膜107はエッチングされシリコン窒化膜106の膜厚は120nm〜140nmとなる。
【0031】
次に図1(b)のようにトランジスタのソースドレインとなる領域に所望の量だけ不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングし活性領域109を形成する。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0032】
次に図1(c)のように後工程でゲート電極上にコンタクトが形成される領域を開口したレジストパターン110を形成する。図3はレジストパターン110の開口領域301と素子分離領域102と活性領域109とゲート電極パターン部302との配置関係を示す平面図である。
【0033】
次にレジスト開口領域301のシリコン窒化膜106をエッチングする。これは寸法変換差を少なく加工する為に、CHF 、O 系からなるガスによって異方性エッチングを行い、その後、レジスト110の剥離を行う。ここでのエッチングのときレジスト開口領域301で、ゲート電極パターン部302が無い部分はエッチングのプラズマに曝されるので、エッチング条件としては基板であるSiと高い選択比のとれるガス条件が好ましい。また、印加電力もなるべく低パワーにすることで基板に与えるダメージが低減される。エッチング時間を調整することにより、図1(d)のようにエッチング処理されなかったゲート電極上のシリコン窒化膜106の残膜a(nm)とエッチング処理されたシリコン窒化膜106の残膜b(nm)は、a>b>0、0<b<10nmとなる。
【0034】
次に図1(e)のように10nmの常圧NSG膜111、10nmのシリコン窒化膜112、100nmのBPSG膜113を堆積する。BPSG膜113は、堆積後熱処理(例えばRTA処理)してもよい。
【0035】
次に図2(a)のように、CHF 、O 系からなるガスを用いて異方性ドライエッチングでサイドウォール114を形成する。そして不純物(例えば、As、P、B、BF )のドーピングを行う。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0036】
さらに図2(b)のようにフッ化水素ベーパーを用いて選択的にサイドウォール114のBPSG膜113のみ除去を行う。このとき素子分離領域102は、NSGで埋め込まれている為にフッ化水素ベーパーでエッチングされない。
【0037】
次に図2(c)のように30nmのシリコン窒化膜115(第2の絶縁膜)を堆積し、さらに600nm〜800nmのBPSG膜116(層間絶縁膜)を堆積した後、CMPによる平坦化でBPSG膜116の膜厚を基板上から600nmにする。
【0038】
次に図2(d)のようにフォトレジスト(図示せず)によりゲート電極と基板に同時にコンタクトを形成する基板・ゲート電極共通コンタクト118のパターンニングとゲート電極と自己整合的にショートしない基板コンタクト117のパターンニングを行い、CF系ガスからなる異方性エッチングによって基板・ゲート電極共通コンタクト118と基板コンタクト117の形成を行う。このときシリコン窒化膜115と酸化膜(BPSG膜116)との選択比は高く、基板・ゲート電極共通コンタクト118と基板コンタクト117の開口はシリコン窒化膜115中でストップしている。
【0039】
次に、レジスト剥離後に、CHF 、O 系からなるガスによりシリコン窒化膜の異方性エッチングを行う。基板上の活性領域109上にはシリコン窒化膜115が30nm堆積してあり、図1(c)のレジスト開口領域301以外のゲート電極のタングステン膜105上にはシリコン窒化膜106とシリコン窒化膜115の計150〜170nmのシリコン窒化膜が堆積してある。また、図1(c)にてシリコン窒化膜106がエッチングされたレジスト開口領域301のゲート電極上のシリコン窒化膜厚は、シリコン窒化膜115が30nmとシリコン窒化膜106がbの計(30+b)nmであり、30<(30+b)<40nmである為、ここでのシリコン窒化膜のエッチング量を例えば60nmとすることで、基板コンタクト117の活性領域109上のシリコン窒化膜115と、基板・ゲート電極共通コンタクト118の活性領域109上のシリコン窒化膜115およびゲート電極上のシリコン窒化膜106、115とがエッチングされ、図2(e)のようにそれぞれ、基板コンタクト127、基板・ゲート電極共通コンタクト128となる。また図1(c)のレジスト開口領域301以外のゲート電極(105、104)は自己整合的にコンタクト127、128と絶縁される。
【0040】
以上のように第1の実施の形態によれば、ゲート電極上のコンタクトの形成される部分のシリコン窒化膜106をエッチングにより薄膜化しておくことで、層間絶縁膜(BPSG膜116)形成後に、従来別工程でかつ別々に形成しなければならなかったゲート電極コンタクトとその近傍の基板コンタクトとを共通の1つの基板・ゲート電極共通コンタクト128として同時に形成することができる。これにより、図9のようにゲート電極間のスペースAを縮小してチップの更なる微細化を図ることが可能になり、また図9の場合には不可能であった基板コンタクト127とゲート電極とのショートを防止できる。
【0041】
なお、上記の実施の形態では、図1(c)、(d)に示すように、ゲート電極上のコンタクトの形成される部分のシリコン窒化膜106をエッチングにより薄膜化したが、薄膜化に代えて完全に除去してもよい。
【0042】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、ゲート電極形成後に、図1(c)のレジスト開口領域301のゲート電極上のストッパー膜(シリコン窒化膜106)のエッチング加工を行う為、トランジスタの活性領域109にドライエッチのエッチングダメージが入ってしまう。ダメージ除去などの後処理を行うことでリーク量の低減は行えるが完全には良化しない。このような基板へのダメージを与えることのない製造方法を、第2の実施の形態として以下に説明する。図4、図5は第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【0043】
図4(a)のように、シャロウトレンチ法とイオン注入により半導体基板401上に素子分離領域402を形成し、ゲート酸化膜403と50nm〜80nmのポリシリコン膜404(ゲート電極用導電膜)を堆積する。このときNch、Pchトランジスタとなるそれぞれの領域に所定量の不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングする。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。そして場合によってはアニール処理してもよい。
【0044】
次に70nmのタングステン膜405(ゲート電極用導電膜)と、140nmのシリコン窒化膜406を堆積する。コンタクトと露光合わせマージンを含めた領域のみフォトレジスト408を開口させる。シリコン窒化膜406の寸法変換差を少なく加工する為に、CHF 、O 系からなるガスによって異方性エッチングにて除去を行う。そしてレジスト408の剥離後に、全面にシリコン窒化膜436を10nm堆積させる。ここでシリコン窒化膜406と10nm堆積させたシリコン窒化膜436をまとめてシリコン窒化膜446(第1の絶縁膜)とする。なお、シリコン窒化膜406のエッチングをレジスト408の開口部の残膜が10nmとなるようにエッチングして、シリコン窒化膜436を10nm堆積する工程を省略しても良い。
【0045】
次に図4(b)のように70nmの無機または有機化合物よりなる反射防止膜407を堆積し、所望の領域をゲート電極にする為にフォトレジスト448のパターンニングを行う。反射防止膜407について、無機反射防止膜と有機反射防止膜の違いとして、後洗浄工程(レジスト剥離工程)で反射防止膜が除去されるものが有機反射防止膜で、除去されずに残るものが無機反射防止膜である。以下、無機反射防止膜を用いた場合で説明する。
【0046】
図4(c)のようにCHF 、O 系からなるガスを用いて異方性エッチングを行い反射防止膜407とシリコン窒化膜446のみをエッチングしフォトレジスト448の剥離を行う。ここで、レジスト剥離を行うのは、ゲート電極のように寸法精度が要求される加工を行う場合に、反射防止膜407をエッチングした時に生じるエッチング生成物がレジストパターンに付着し寸法ばらつきを大きくするのを回避する為である。
【0047】
次に図4(c)のようにパターンニングされた反射防止膜407とシリコン窒化膜446をマスクとして、タングステン膜405を塩素、ポリシリコン膜404をHBr、O ガスからなる異方性ドライエッチにより寸法精度良く加工を行う。このときタングステン膜405のドライエッチで反射防止膜407はエッチングされ図4(a)のフォトレジスト408の開口領域以外のシリコン窒化膜446の膜厚は140nmとなり、フォトレジスト408の開口領域のシリコン窒化膜446の膜厚は10nmとなる。
【0048】
次に図4(d)のようにトランジスタのソースドレインとなる領域に所望の量だけ不純物(例えば、P、B、BF )をドーピングし活性領域409を形成する。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0049】
次に図4(e)のように10nmの常圧NSG膜410、10nmのシリコン窒化膜411、100nmのBPSG膜412を堆積する。BPSG膜412は、堆積後熱処理(例えばRTA処理)してもよい。
【0050】
次に図5(a)のように、CHF 、O 系からなるガスを用いて異方性ドライエッチングでサイドウォール413を形成する。そして不純物(例えば、As,P、B、BF )のドーピングを行う。これは、フォトマスクを用いてフォトレジストのパターニングを行い、フォトレジストの開口部位にイオン注入法を用いて不純物をドーピングする。
【0051】
次に図5(b)のようにフッ化水素ベーパーを用いて選択的にサイドウォール413のBPSG膜412のみ除去を行う。このとき素子分離領域402は、NSGで埋めこまれている為にフッ化水素ベーパーでエッチングされない。
【0052】
次に図5(c)のように30nmのシリコン窒化膜414(第2の絶縁膜)を堆積し、さらに600nm〜800nmのBPSG膜415(層間絶縁膜)を堆積した後、CMPによる平坦化でBPSG膜415の膜厚を基板上から600nmにする。
【0053】
次に図5(d)のようにフォトレジスト(図示せず)によりゲート電極と基板に同時にコンタクトを形成する基板・ゲート電極共通コンタクト417のパターンニングとゲート電極と自己整合的にショートしない基板コンタクト416のパターンニングを行い、CF系からなるガスにより異方性エッチングによって基板・ゲート電極共通コンタクト417と基板コンタクト416の形成を行う。このときシリコン窒化膜414と酸化膜(BPSG膜415)との選択比は高く、基板・ゲート電極共通コンタクト417と基板コンタクト416の開口はシリコン窒化膜414中でストップしている。
【0054】
次に、レジスト剥離後に、CHF 、O 系からなるガスによりシリコン窒化膜の異方性エッチングを行う。基板上の活性領域409上にはシリコン窒化膜414が30nm堆積してあり、図4(a)のフォトレジスト408の開口領域以外のゲート電極のタングステン膜405上にはシリコン窒化膜414とシリコン窒化膜446の計170nmのシリコン窒化膜が堆積してある。
また、図4(a)にてシリコン窒化膜406がエッチングされたフォトレジスト408の開口領域のゲート電極上のシリコン窒化膜厚は、シリコン窒化膜414が30nmと10nmのシリコン窒化膜436の計40nmである為、ここでのシリコン窒化膜のエッチング量を例えば60nmとすることで、基板コンタクト416の活性領域409上のシリコン窒化膜414と、基板・ゲート電極共通コンタクト417の活性領域409上のシリコン窒化膜414およびゲート電極上のシリコン窒化膜436、414とがエッチングされ、図5(e)のようにそれぞれ、基板コンタクト426、基板・ゲート電極共通コンタクト427となる。また図4(a)のフォトレジスト408の開口領域以外のゲート電極(405、404)は自己整合的にコンタクト426、427と絶縁される。
【0055】
以上のように第2の実施の形態によれば、ゲート電極上のコンタクトの形成される部分のシリコン窒化膜446を薄膜化しておくことで、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、図4(d)のゲート電極パターン部501、502を形成する前に、図4(a)のようにゲート電極パターン部501のコンタクトの形成される領域のシリコン窒化膜406をエッチングしているため、この薄膜化のためのエッチングで半導体基板401へのダメージを与えることがない。
【0056】
なお、上記の実施の形態では、図4(d)に示すように、ゲート電極上のコンタクトの形成される部分のシリコン窒化膜446を薄膜化しているが、薄膜化に代えて完全に除去してもよい。この場合、図4(a)の工程でフォトレジスト408をマスクにして異方性エッチングによりシリコン窒化膜406を除去するだけでよく、レジスト剥離後のシリコン窒化膜436の堆積は行わない。
【0057】
以上に好ましい実施の形態を開示したが、これらは決して本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の思想と領域を脱しない範囲内で、その形態や細部において各種の変形がなされてもかまわない。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ゲート電極上の接続孔の形成される所定領域の第1の絶縁膜を薄膜化または除去しておくことで、層間絶縁膜形成後に、従来別工程でかつ別々に形成しなければならなかったゲート電極に達する接続孔とその近傍の半導体基板表面に達する接続孔とを共通の1つの接続孔で同時に形成することができ、チップの更なる微細化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図2】(a)〜(e)は本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す平面図
【図4】(a)〜(e)は本発明の第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図5】(a)〜(e)は本発明の第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図6】(a)〜(f)は従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図7】(a)〜(d)は従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【図8】従来の半導体装置を示す断面図
【図9】従来の半導体装置で課題となる箇所を示す断面図
【符号の説明】
101 半導体基板
102 素子分離領域
103 ゲート酸化膜
104 ポリシリコン膜
105 タングステン膜
106 シリコン窒化膜
107 反射防止膜
108 フォトレジスト
109 活性領域
110 フォトレジスト
111 常圧NSG膜
112 シリコン窒化膜
113 BPSG膜
114 サイドウォール
115 シリコン窒化膜
116 BPSG膜
117 基板コンタクト
118 基板・ゲート電極共通コンタクト
127 基板コンタクト
128 基板・ゲート電極共通コンタクト
301 レジスト開口領域
302 ゲート電極パターン部
303 活性領域
304 素子分離領域
401 半導体基板
402 素子分離領域
403 ゲート酸化膜
404 ポリシリコン膜
405 タングステン膜
406 シリコン窒化膜
407 反射防止膜
408 フォトレジスト
409 活性領域
410 シリコン窒化膜
411 常圧NSG膜
412 BPSG膜
413 サイドウォール
414 シリコン窒化膜
415 BPSG膜
416 基板コンタクト
417 基板・ゲート電極共通コンタクト
426 基板コンタクト
427 基板・ゲート電極共通コンタクト
436 シリコン窒化膜
446 シリコン窒化膜
448 フォトレジスト
601 半導体基板
602 素子分離領域
603 ゲート酸化膜
604 ポリシリコン膜
605 タングステン膜
606 シリコン窒化膜
607 反射防止膜
608 フォトレジスト
609 活性領域
610 常圧NSG膜
611 シリコン窒化膜
612 BPSG膜
613 サイドウォール
614 シリコン窒化膜
615 BPSG膜
616 ゲート電極コンタクト
617 基板コンタクト
626 ゲート電極コンタクト
627 基板コンタクト
636 ゲート電極コンタクト
801 ゲート電極
802 素子分離上のゲート電極
811 ゲート電極コンタクト
812 基板コンタクト
813 基板コンタクト
901 ゲート電極
902 基板
903 ゲート電極
904 共通コンタクト
905 基板コンタクト

Claims (4)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極および前記ゲート電極と同じ形状で前記ゲート電極上に形成された第1の絶縁膜からなる複数のゲート構造部と、前記複数のゲート構造部を覆うように前記半導体基板上全面に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜とを貫通し前記半導体基板表面と前記層間絶縁膜上に形成される配線層とを接続するための基板接続孔と、前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜と所定の前記ゲート構造部の前記第1の絶縁膜とを貫通し前記所定のゲート構造部の前記ゲート電極と前記層間絶縁膜上に形成される配線層とを接続するためのゲート電極接続孔とを備えた半導体装置であって、
    前記ゲート電極接続孔と接する所定領域の前記第1の絶縁膜が他の領域の前記第1の絶縁膜よりも薄膜化されるかまたは除去されており、かつ隣接する前記基板接続孔と前記ゲート電極接続孔とが共通の接続孔で形成されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極用導電膜、第1の絶縁膜をこの順に堆積する工程と、
    前記第1の絶縁膜およびゲート電極用導電膜を所定形状に加工することにより前記ゲート電極用導電膜からなるゲート電極および前記ゲート電極と同じ形状の前記第1の絶縁膜を有する複数のゲート構造部を形成する工程と、
    所定の前記ゲート構造部の所定領域の前記第1の絶縁膜を他の領域の前記第1の絶縁膜よりも薄膜化するかまたは除去するように前記所定領域の第1の絶縁膜をエッチングする工程と、
    前記エッチング後に、前記複数のゲート構造部を覆うように前記半導体基板上全面に第2の絶縁膜を堆積する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    所定部分の前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜とをエッチングすることにより、前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜と前記所定領域の第1の絶縁膜とを貫通して前記ゲート電極に達するとともに、このゲート電極近傍の前記半導体基板表面に前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜とを貫通して達する接続孔を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  3. 半導体基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極用導電膜をこの順に堆積する工程と、
    前記ゲート電極用導電膜上に、所定領域の膜厚が零の場合を含んで他の領域よりも薄くなるように第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜およびゲート電極用導電膜を所定形状に加工することにより前記ゲート電極用導電膜からなるゲート電極および前記所定形状に加工された前記第1の絶縁膜を有する複数のゲート構造部を形成する工程と、
    前記複数のゲート構造部を覆うように前記半導体基板上全面に第2の絶縁膜を堆積する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    所定部分の前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜とをエッチングすることにより、前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜と前記所定領域の第1の絶縁膜とを貫通して前記ゲート電極に達するとともに、このゲート電極近傍の前記半導体基板表面に前記層間絶縁膜と前記第2の絶縁膜とを貫通して達する接続孔を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  4. 第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを同一成分の膜で形成し、
    接続孔を形成する工程が、所定部分を開口したフォトレジストをマスクにして層間絶縁膜を異方性エッチングする工程と、前記フォトレジストを除去した後で前記層間絶縁膜をマスクにして前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜とを異方性エッチングする工程とからなることを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置の製造方法。
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