JP2004227363A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置における表示装置の切り替えについて、ユーザの使い勝手を向上させる。
【解決手段】情報処理装置1に設けられたキー201、202、203に対してユーザが予め表示装置の切り替え等、所定の機能を割り当てる。単一のキーを押し下げることで、ユーザが割り当てた機能を実行することを可能とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報処理装置の制御に係わり、特に、情報処理装置に設けられたキーを用いた所定機能の実現に関する制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノート型コンピュータ等に代表される情報処理装置の普及は著しく、その使い勝手に関する要求も高くなってきている。ノート型コンピュータは一般に、表示装置として所定サイズのLCDを内蔵しており、画面表示はこのLCD上に行われる。しかし、内蔵されている表示装置以外の他の表示装置(外部表示装置)を用いて画面表示を行いたいという要望もあり、情報処理装置は外部表示装置に対する表示信号出力に対応していることが多い。
【0003】
実際にこの機能を用いて、内蔵の表示装置や外部表示装置との間で表示の切り替えを行う場合、所定のキー操作により実行されることが多い。例えば、ノート型コンピュータなどが有するキーボード上のファンクションキー(「Fn」キー)と所定のキー(例えば「F5」キー)との同時押し下げ(いわゆるホットキー制御)により表示モードを切り替えるという制御は、従来から存在している(例えば、特許文献1参照。)。同様の制御は他の文献にも開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
しかしながら、これらの制御はいずれも複数のキーを同時に押下げる必要があり、全てのユーザにとって必ずしも使い易いとは言えない面があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−244632号公報(第6−7頁 図7−図9)
【特許文献2】
特開2000−39983号公報(第4−5頁 図2−図6)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の情報処理装置においては、表示制御の切り替え時に複数のキーの同時押し下げが必要となっていた。
【0007】
本発明は、ユーザの使い勝手を向上することができる情報処理装置及び情報処理装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第一の表示装置に対する信号出力を行う第一の表示信号出力手段と、前記第一の表示装置とは別の第二の表示装置に対する信号出力を行う第二の表示信号出力手段と、少なくとも一つのキーを有するキー入力手段と、前記キー入力手段のうち、単一キーの操作に応じて、前記第一の表示装置に対する表示出力と前記接続手段に接続された第二の表示装置に対する表示出力とを切り替える切り替え手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
このような構成によれば、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【0010】
また、この発明は、キー入力手段を具備する情報処理装置であって、前記情報処理装置が動作状態にある場合、前記キー入力手段からの入力に応じて所定機能を実行する第一の制御手段と、前記情報処理装置が非動作状態にある場合、前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となるか否かを判別し、当該入力が起動要因となると判別した場合は当該情報処理装置を起動した後前記第一の制御手段に前記キー入力手段からの入力に応じた所定機能を実行させ、当該入力が起動要因とならないと判別した場合は当該情報処理装置を非動作状態に維持する第二の制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【0012】
また、この発明は、キー入力手段を具備する情報処理装置に適用される制御方法であって、前記キー入力手段からの入力を受信する受信ステップと、前記情報処理装置が動作状態にある場合、前記受信ステップの受信結果に応じて、所定機能を実行する第一実行ステップと、前記情報処理装置が非動作状態にある場合、前記受信ステップの受信結果に応じて、前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となるか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステップによって前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となると判別した場合は当該情報処理装置を起動し、前記第一の制御手段に前記キー入力手段からの入力に応じた所定機能を実行させる第二実行ステップと、前記判別ステップによって前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因とならないと判別した場合は当該情報処理装置を非動作状態に維持するステップとを具備することを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について以下の通り説明する。本実施形態における情報処理装置として、いわゆるノート型のパーソナルコンピュータを想定している。この情報処理装置は、本体部と、LCDを内蔵した表示装置部とからなる。本体部は薄い箱型の筐体を有し、その筐体上部にはキーボードが設けられるとともに、後述するような各種機能を割り当てることが可能な複数の操作キー(K1、K2、K3)が設けられている。この情報処理装置は標準の表示装置としてLCDを使用するが、後述するように、その他の表示装置に対する出力を可能とする端子を具備している。
【0015】
図1は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の例を示すブロック図である。図1に示すノート型のパーソナルコンピュータは、コンピュータ本体と、ディスプレイユニットとから構成されている。ディスプレイユニットには、LCD112が内部ディスプレイとして組み込まれている。このディスプレイユニットは、コンピュータ本体に対して解放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体は、薄い箱形の筐体を有しており、その筐体上面には、キーボード(KB)111が設けられるとともに、機能の割り当てが可能なキー群12となる複数の操作キー(K1、K2、K3)201、202、203が設けられる。
【0016】
コンピュータ本体には、CPU101、メモリコントローラハブ102、メモリ103、グラフィックスコントローラ104、VRAM105、I/Oハブ106、BIOS−ROM107、ハードディスクドライブ(HDD)108、サウンドコントローラ109、エンベッテッドコントローラ(EC)110等が設けられる。これらの構成要素を接続するバスとして、AGPバス300やPCIバス400、LPCバス500がある。
【0017】
CPU101は、本コンピュータの動作を制御するために設けられたもので、メモリコントローラハブ102と接続し、ハードディスクドライブ(HDD)108から主メモリ103にロードされたオペレーティングシステム(OS)およびアプリケーションプログラム、ユーティリティプログラム、ボタンマネージャプログラム、BIOS−ROM107に格納されたBIOS等に従い各種の処理を実行する。この実施形態では、OS並びにキーへの機能の割り当て処理を実行するプログラムの制御および、HDD108に格納された設定ファイルの情報の下に、エンベッテッドコントローラ(EC)110から、操作キー(K1、K2、K3)201、202、203の操作通知を受けとった場合の、その操作キーに割り付けられた機能の処理(図5のフローチャート図参照)や、図6に示すようなユーザインタフェース処理、また、このユーザインタフェースの画面を用いてユーザが設定した操作キーへの機能について、機能の割り当て処理(図7のフローチャート図参照)を実行する。
【0018】
グラフィックスコントローラ104は、AGPバス300を介してメモリコントローラハブ102と接続し、CPU101が実行するOSの制御の下に、内部ディスプレイであるLCD112を表示駆動制御するとともに、上述したDVI端子113、CRT端子114、TV端子115等に接続された外部ディスプレイを表示駆動制御することが可能である。VRAM105はグラフィックスコントローラ104と接続しており、VRAM105には、内部ディスプレイ(LCD)114に表示される各種ユーザインタフェース画面の表示イメージが展開される。
【0019】
I/Oハブ106は、BIOS−ROM107やHDD108、本情報処理装置の音声出力を制御するサウンドコントローラ109と接続する他、キーボード111や操作キー(K1、K2、K3)ともLPCバス500を介して接続し、この情報処理装置の入出力装置とのハブの役割を果たしている。
【0020】
外部記憶として用いられるハードディスクドライブ(HDD)108は、オペレーティングシステム(OS)およびアプリケーションソフトウェア、ユーティリティソフトウェアやボタンマネージャを格納する他、操作キー(K1、K2、K3)201、202、203に割り当てられた機能に関する設定ファイルを格納している。設定ファイルの例を図2に示す。この例では、キーK1(201)に対してブラウザ起動機能が割り当てられている。また、キーK2(202)に対しては表示装置をTVに切り替えるため、表示信号の出力先をTV端子115に切り替える機能が割り当てられ、キーK3(203)は操作しても何の機能も果たさないようにするように、無効化されている。
【0021】
エンベッテッドコントローラ(EC)110は、キーボード(KB)111、操作キー(K1、K2、K3)201、202、203等の各操作入力を受付処理して、そのキー操作に従う処理を実行する。EC110に対する電源供給は情報処理装置の動作状態と関係無く行われており、情報処理装置が非動作状態にある場合でもEC110は動作し、各種キー入力の判別やそのキー入力に応じた情報処理装置の動作制御を行う。ここでは、上記図1に示した、機能の割り当てが可能なキー群12となる複数の操作キー(K1、K2、K3)201、202、203のいずれかが操作されると、そのキー操作をCPU101に通知する。EC110は後述するように、複数の操作キー(K1、K2、K3)に割り当てられた機能に関する設定を格納するレジスタ600を内蔵している。
【0022】
レジスタ600への格納内容の例を図3に示す。レジスタ600は情報処理装置が動作している状態(ON時)、動作していない状態(OFF時)の2つの状態について、操作キー(K1、K2、K3)それぞれの設定を格納している。ここで、「○」は有効に動作することを示し、「×」は動作が無効化されていることを示している。なお、本発明に関して情報処理装置の省電力モードについては、いわゆる「スリープ」や「サスペンド・トゥ・RAM」といった状態は電源ON状態に相当し、「ハイバネーション」や「サスペンド・トゥ・HDD」といった状態は電源OFF状態に相当する。
【0023】
例えば、キーK1(201)についてレジスタ600に「ON時:○」という設定が格納されている。これは、情報処理装置の動作状態において、キーK1を押した場合、そのキーK1に割り当てられている機能が実行されることを示している。また、「OFF時:○」という設定が格納されている。これは、情報処理装置の非動作状態において、キーK1を押した場合、当該情報処理装置を起動した後、そのキーK1に割り当てられている機能が実行されることを示している。
【0024】
同様に、キーK2(202)についてはレジスタ600に「ON時:○」、「OFF時:×」という設定が格納されている。これは、情報処理装置の動作状態において、キーK2を押した場合、キーK2に割り当てられている機能が実行される点でキーK1と共通である。情報処理装置の非動作状態において、キーK2を押した場合、当該情報処理装置は起動せず、キーK2に割り当てられた機能は実行されない。つまり、キーK2は情報処理装置の動作時について有効な設定となっている。
【0025】
キーK3(203)の設定については、レジスタ600に「ON時:×」、「OFF時:×」という設定が格納されている。この設定では、情報処理装置の動作状態に関係なく、機能の実行は行われない。つまり、キーK3は無効化されている。
【0026】
これらの設定はユーザが各キーに対して所定の機能を割り当てる際に、併せて設定される。機能に適した設定を行うことで、使い勝手を向上することができる。例えば、キーK1にはブラウザ起動機能が割り当てられており、このキーK1を押し下げることでユーザはブラウザを起動することができる。この機能は情報処理装置が動作状態にあるときに使用することが多いが、情報処理装置が非動作状態にあるときもユーザがキーK1を押し下げるだけで情報処理装置の電源投入からブラウザの起動までの一連の処理を実行できるので、便利である。
【0027】
一方、キーK2は表示信号の出力先をTV端子115に切り替える機能が割り当てられている。この機能は情報処理装置が動作状態にあって、ユーザがその表示信号の出力先を切り替えたい場合に用いられる。情報処理装置が非動作状態にあるとき、すなわち画面表示がなされていない場合にこのような表示信号の出力先を切り替えるということは考えにくく、むしろユーザの誤操作である可能性が高い。その場合、従来のように情報処理装置をわざわざ起動して機能の実行を行うのはかえってユーザの使い勝手を損ねる可能性がある。そこで、情報処理装置が非動作状態にある場合はこのキーK2を押し下げても、情報処理装置の起動や、キーK2に割り当てられた機能の実行を行わないようにすることで、使い勝手を向上することができる。
【0028】
また、キーK3のように、キーの無効化を可能とすることで、ユーザが使用を望まないキーについては、誤操作による起動等を予め回避することが可能となり、使い勝手を向上することができる。
【0029】
本発明の実施形態における、これらのキーの押し下げ時の処理について図4、図5のフローチャート図を参照して以下の通り説明する。図4は情報処理装置が非動作状態の時にキーが押し下げられた場合の処理である。一連の処理は、ユーザがキーを押し下げることにより開始される(ステップS101)。キー入力はEC110に通知される。上述した通り、情報処理装置が非動作状態にある場合でも、EC110には電源が供給されており、キー入力の判別等が可能である。EC110はキー入力を受けて、このキー入力に対応するレジスタ600内の設定を確認する(ステップS102)。この確認は、レジスタ内の対応する「キー入力」と「電源OFF時」部分を参照することで行われる。EC110はこの確認の結果、情報処理装置を起動するか否か判別する(ステップS103)。レジスタ600中でキー入力に対応する「電源OFF時」の設定が「○」の場合起動を行い、「×」の場合は起動しない。
【0030】
EC110が情報処理装置を起動しない、と判別した場合(ステップS103のNoからステップS104)、情報処理装置は起動しないまま維持される。EC110が情報処理装置を起動する、と判別した場合(ステップS103のYesからステップS105)、ECは情報処理装置の電源を投入し、起動を行う。起動が行われた後、EC110はユーティリティソフトウェアに対し、所定のキー入力が行われた旨の通知を行う(ステップS106)。ユーティリティソフトウェアはこの通知を受けて、ソフトウェアの一つであるボタンマネージャに対して通知を行う(ステップS107)。ボタンマネージャソフトウェアはこの通知を受けて、キー入力に対応する機能をHDD内に格納されているファイルを参照する(ステップS108)。通知を受けたボタンマネージャソフトウェアはHDD108に格納したファイルを参照して、キーに対応した、機能を実行する。この機能としては、例えば、ブラウザ等のアプリ(アプリケーションソフト)の起動が挙げられる。他にも非動作状態にある情報処理装置を起動して実行する機能について適用が可能である。
【0031】
情報処理装置が動作状態の時にキーが押し下げられた場合の処理について、図5を参照して以下の通り説明する。図4と同様、一連の処理は、ユーザがキーを押し下げることにより開始される(ステップS201)。キー入力はEC110に通知され、EC110はキー入力を受けて、このキー入力に対応するレジスタ600内の設定を確認する(ステップS202)。この確認は、レジスタ内の対応する「キー入力」と「電源ON時」部分を参照することで行われる。EC110はこの確認の結果、キー入力が有効とされているかどうか判別する(ステップS203)。レジスタ600中でキー入力に対応する「電源ON時」の設定が「○」の場合はキー入力が有効であると判別して処理を進め、「×」の場合は処理を行わない。
【0032】
EC110がキー入力は有効でない、と判別した場合(ステップS203のNoからステップS204)、情報処理装置はこのキー入力に応答しない。EC110がキー入力が有効である、と判別した場合(ステップS203のYesからステップS205)、EC110はユーティリティソフトウェアに対し、所定のキー入力が行われた旨の通知を行う(ステップS205)。ユーティリティソフトウェアはこの通知を受けて、ソフトウェアの一つであるボタンマネージャに対して通知を行う(ステップS206)。ボタンマネージャはこの通知を受けて、キー入力に対応する機能をHDD内に格納されているファイルを参照する(ステップS207)。
【0033】
ここで各機能に応じて処理が分岐する(ステップS208)。キーに対してブラウザの起動等、アプリ(アプリケーションソフト)の起動が割り当てられていた場合、アプリケーションの起動が行われる(ステップS209)。キーに対してTV出力への切り替え機能が割り当てられていた場合、ボタンマネージャがTV出力への切り替えを指示し(ステップS210)、表示が行われる(ステップS211)。キーに対してCRT/LCD表示への切り替え機能が割り当てられていた場合、ボタンマネージャがCRT/LCD表示を指示し(ステップS212)、表示が行われる。
【0034】
キーK1、K2、K3(201、202、203)に対して、ユーザが機能を割り当てる際の処理について図6及び図7を参照して以下の通り説明する。図6はユーザがキーに対して機能の割り当てを行う際のユーザインタフェース(ユーザメニュー)を示す図である。それぞれUI−1、UI−2、UI−3は情報処理装置が動作中に、オペレーティングシステムにより管理されている表示窓を示している。
【0035】
まず、ユーザはUI−1を介してどのキーについて機能の割り当てを行うかを選択する。UI−1は上からキーK1、キーK2、キーK3について選択できるようにしている。例えば、ユーザがキーK1について機能の設定を行いたいと考えた場合、マウスなどのポインティングデバイスを使用してカーソルを「K1」と表示された長方形の右端にあるプルダウンメニュー操作用の位置に動かす。
【0036】
この操作により、UI−2が表示される。UI−2は、各キーに割り当てることが可能な機能を列挙し、ユーザが選択可能な状態にしている。この例では、上から「CRT出力」、「ブラウザ」、「スケジューラ」、「DVI出力」、「TV出力」、「無効にする」といった設定が用意されている。「CRT出力」、「DVI出力」、「TV出力」はそれぞれ、表示信号の出力先をCRT/LCD用、DVI用、TV用と切り替える指示に対応する。また、「ブラウザ」、「スケジューラ」はそれぞれ、ブラウザソフトウェア、スケジューラソフトウェアの起動の指示に対応する。「無効にする」は当該キーを無効とするための設定である。
【0037】
ここで、ユーザがCRT出力を選んだ場合、さらにUI−3が表示される。一番上に表示される「Different Image」は、CRTとLCDとの間で異なる画像を表示することを意味し、以下の4つの「Same Image」はCRTとLCDとの間で同じ画像を表示することを意味する。「Same Image」はそれぞれ解像度によって4種類に分類され、ユーザはこれらの解像度の中から所望の解像度による表示を選択することが可能となる。
【0038】
このようなユーザインタフェースを使用して、ユーザが割り当てた機能に関する、情報処理装置内での操作キーへの機能の割り当ての制御について図7を参照して以下の通り説明する。情報処理装置は画面に図6のようなユーザメニューを表示する(ステップS301)。ユーザがこのユーザメニューをもとに操作キーに割り当てる機能について変更入力を行う(ステップS302)。ユーティリティソフトはこの入力を受けて、EC110に対して、どのキーについて、どのような設定変更が行われたのか、という情報を通知する(ステップS303)。EC110はこの通知を受け、レジスタ600に格納してある設定値に関し、対象となるキーについて、「電源ON時」、「電源OFF時」の設定を変更する(ステップS304)。ユーティリティソフトは並行してHDD108に格納された設定ファイルを書き換え、対象となるキーに割り当てられた機能を更新する(ステップS305)。なお、このステップS304とステップS305は順番を入れ替えることも可能である。このようにしてレジスタ600の設定とファイルの設定が更新されれば、変更終了である(ステップS306)。
【0039】
以上説明したように、本発明においては、表示信号の出力先、すなわち表示装置の切り替えを単一のキーで操作することが可能となり、ユーザにとって使い勝手を向上することが可能となる。
【0040】
また、本発明においては、情報処理装置の状態(動作状態、非動作状態)に応じて、キーの操作を有効にするかどうか、キーの機能に応じて設定することが可能となり、ユーザにとって使い勝手を向上することが可能となる。
【0041】
さらに、上述の実施形態においては、キーの機能変更の際に、「キーを無効にする」という設定を行うことが可能である。このように設定すると、ユーザがキーを押し下げても、キーが無効化されているので、特別の機能が実行されることが無い。また、電源オフの状態でキーを押しても、EC110が判別を行ってキーが無効化されていることを認識するので、情報処理装置の電源がオンの状態に入ることがなく、便利である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態におけるファイルに格納される設定を示す図。
【図3】本発明の実施形態におけるレジスタに格納される設定を示す図。
【図4】本発明の実施形態に係わる情報処理装置の非動作状態におけるキー押し下げ時の制御を示すフローチャート図。
【図5】本発明の実施形態に係わる情報処理装置の動作状態におけるキー押し下げ時の制御を示すフローチャート図。
【図6】本発明の実施形態におけるキーの機能の割り当てを変更する際のユーザインタフェースの例を示す図。
【図7】本発明の実施形態におけるキー機能の設定変更時の制御を示すフローチャート図。
【符号の説明】
101…CPU、102…メモリコントローラハブ、103…メモリ、104…グラフィックスコントローラ、105…VRAM、106…I/Oハブ、107…BIOS−ROM、108…HDD、109…サウンドコントローラ、110…EC、111…キーボード、112…LCD、113…DVI、114…CRT、115…TV、201…キーK1、202…キーK2、203…キーK3、300…AGPバス、400…PCIバス、500…LPCバス、600…レジスタ

Claims (9)

  1. 第一の表示装置に対する信号出力を行う第一の表示信号出力手段と、
    前記第一の表示装置とは別の第二の表示装置に対する信号出力を行う第二の表示信号出力手段と、
    少なくとも一つのキーを有するキー入力手段と、
    前記キー入力手段のうち、単一キーの操作に応じて、前記第一の表示装置に対する表示出力と前記接続手段に接続された第二の表示装置に対する表示出力とを切り替える切り替え手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は更に、前記キー入力手段とは別のキーを有するキーボードを具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第一の表示信号出力手段はCRTに対する信号出力を行い、前記第二の表示信号出力手段はTVに対する信号出力を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. キー入力手段を具備する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が動作状態にある場合、前記キー入力手段からの入力に応じて所定機能を実行する第一の制御手段と、
    前記情報処理装置が非動作状態にある場合、前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となるか否かを判別し、当該入力が起動要因となると判別した場合は当該情報処理装置を起動した後前記第一の制御手段に前記キー入力手段からの入力に応じた所定機能を実行させ、当該入力が起動要因とならないと判別した場合は当該情報処理装置を非動作状態に維持する第二の制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記所定機能は当該情報処理装置の表示装置切り替え機能を含み、前記第一の制御手段は、前記キー入力手段からの入力に応じて表示装置の切り替えを実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は更に、前記キー入力手段からの入力に応じた前記所定機能を変更する変更手段を具備することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. キー入力手段を具備する情報処理装置に適用される制御方法であって、
    前記キー入力手段からの入力を受信する受信ステップと、
    前記情報処理装置が動作状態にある場合、前記受信ステップの受信結果に応じて、所定機能を実行する第一実行ステップと、
    前記情報処理装置が非動作状態にある場合、前記受信ステップの受信結果に応じて、前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによって前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因となると判別した場合は当該情報処理装置を起動し、前記第一の制御手段に前記キー入力手段からの入力に応じた所定機能を実行させる第二実行ステップと、
    前記判別ステップによって前記キー入力手段からの入力が当該情報処理装置の起動要因とならないと判別した場合は当該情報処理装置を非動作状態に維持するステップとを具備することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 前記情報処理装置の制御方法は更に、
    前記第一実行ステップにおいて実行される機能を変更する第一変更ステップを具備することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記情報処理装置の制御方法は更に、
    前記第二実行ステップにおいて実行される機能を変更する第二変更ステップを具備することを特徴とする請求項7及び8記載の情報処理装置の制御方法。
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