JP2004227335A - 自動改札プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めること。
【解決手段】列車の乗降口近傍に設けられ、乗客に所持されたIC乗車券100より乗車券情報を読み取るIC乗車券リーダ202と、乗車券情報に基づいて、乗客が実際に乗車した列車と、乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断し、不一致である場合、乗客が実際に乗車した列車の空席状況を列車側座席情報データベース220より検索し、乗客に提示した後、乗客により空席が選択された場合、IC乗車券リーダ/ライタ203でIC乗車券100を空席用に変更させる制御部201とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗車券の改札、検札、変更を行うための自動改札プログラムに関するものであり、特に、乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができる自動改札プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、列車等の検札においては、車掌が乗客の一人一人に乗車券を提示させ、当該乗車券が正規であるか否かを確認している。従って、検札時には、睡眠中に起こされたり、食事を中断させられたりするため、乗客にとって非常に面倒な場面が往々にして発生する。
【0003】
そこで、従来では、かかる問題を解決するために、駅構内に設けられた自動改札装置で乗車券が改札された場合には、当該乗車券の乗車券情報(乗車する列車の号車、時刻、指定席の座席等の情報)を車掌が携帯するハンディ端末に転送しておき、検札時に当該指定席を検札対象から除外している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−67285号公報
【特許文献2】
特開2002−222441号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の駅構内においては、出張の仕事が予定よりも早く終わった等の理由で、乗車予定の列車よりも先発の列車に乗車したいという状況が多々ある。かかる状況では、乗客は、駅窓口の駅係員や先発の列車内の車掌に声を掛けて、手持ちの乗車券を先発の列車用に変更するための手続きを行う必要があった。
【0006】
また、乗客が列車を誤認し、所持する乗車券で乗車可能な列車の先発または後発の列車に乗車した場合にも、上述した乗車券の変更手続きが必要となる。
【0007】
このように、従来では、乗車予定以外の列車に乗車する場合、乗車券の変更手続きが面倒であり、乗客の利便性が低いという問題があった。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができる自動改札プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コンピュータを、列車の乗降口近傍に設けられ、乗客に所持された乗車券より乗車券情報を読み取る読取手段、前記乗車券情報に基づいて、前記乗客が実際に乗車した列車と、前記乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断する判断手段、前記判断手段により不一致と判断された場合、前記乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し、乗客に提示する空席検索手段、前記乗客により空席が選択された場合、前記乗車券を前記空席用に変更する乗車券変更手段、として機能させるための自動改札プログラムである。
【0010】
この発明によれば、乗客に所持された乗車券より読み取られた乗車券情報に基づいて、乗客が実際に乗車した列車と、乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断し、不一致と判断された場合、乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し乗客に提示した後、乗客により空席が選択された場合、乗車券を空席用に変更することとしたので、乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる自動改札プログラムの一実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロック図である。この図において、IC(Integrated Circuit)乗車券100は、乗客30(図2参照)に所持される列車用乗車券であり、n台の自動改札装置200 〜200 のいずれかで非接触で改札等される。
【0013】
自動改札装置200〜200 のそれぞれは、列車に設けられており、IC乗車券100の改札や検札、乗車券の変更手続きを行う装置である。これらの自動改札装置200〜200 は、無線ネットワーク300を介して、ホスト400との間で通信を行う。
【0014】
ここで、自動改札装置200は、図2に示した列車10に設けられている。この列車10は、例えば、14両編成(1号車〜14号車)の特急(富士256号)であり、東京駅(始発駅)から新大阪駅(終着駅)までを運行する。
【0015】
同図に示した例では、列車10は、東京駅(始発駅)のプラットホーム20に停車している。同図では、14両の車両のうち、車両11(1号車)が図示されている。この車両11の乗降口12は、プラットホーム20に設けられた乗降フェンス21と乗降フェンス21との間に位置している。
【0016】
図3は、図2に示した車両11の内部構成を示す図である。同図において、乗降口12(図1参照)の対向側には、乗降デッキ13および客室ドア14を挟んで乗降口12が設けられている。
【0017】
図1に戻り、IC乗車券100は、列車の乗客(例えば、図2に示した乗客30)に携帯される非接触型の乗車券であり、電磁誘導により電力が供給されることにより、リーダ(例えば、IC乗車券リーダ202〜202)やリーダ/ライタ(例えば、乗車チェック用のIC乗車券リーダ/ライタ203〜203)との間で通信を行う機能を備えている。
【0018】
IC乗車券100には、例えば、図4(a)に示した乗車券情報101が記録されている。この乗車券情報101は、乗車年月日、列車名、乗車駅、発車時刻、降車駅、到着時刻、車両号車、座席位置、禁煙フラグ、乗車運賃、特急料金、指定席料金および変更フラグという情報から構成されている。
【0019】
ここで、変更フラグは、乗車券情報が変更されたか否かを示すフラグである。例えば、乗車券情報101(図4(a)参照)から、乗車券情報102(図4(b)参照)や乗車券情報103(図4(c)参照)へ乗車券情報(太枠部分)を変更した場合には、変更フラグに「1」が設定される。なお、変更が無い場合には、変更フラグに「0」が設定される。
【0020】
図1に戻り、自動改札装置200の制御部201は、IC乗車券の改札や検札、乗車券の変更手続き等に関する制御を行う。この制御部201の動作の詳細については、後述する。
【0021】
IC乗車券リーダ202〜202は、改札用として列車10(図2参照)の各乗降口に設けられており、非接触で、IC乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る機能を備えている。
【0022】
ここで、一つの乗降口に対して、2つの改札用のIC乗車券リーダが設けられている。例えば、図2に示した乗降口12には、IC乗車券リーダ202および202が設けられている。また、図3に示した乗降口12には、IC乗車券リーダ202および202(図示略)が設けられている。
【0023】
図1に戻り、IC乗車券リーダ/ライタ203〜203は、検札用および乗車券変更用として列車10の各客室ドア近傍に設けられており、非接触で、IC乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る機能と、変更後の乗車券情報をIC乗車券に書き込む機能とを備えている。
【0024】
例えば、図3に示した客室ドア14の乗降口12側には、IC乗車券リーダ/ライタ203および203(図示略)が設けられている。また、客室ドア14の乗降口12側には、IC乗車券リーダ/ライタ203および203(図示略)が設けられている。
【0025】
図1に戻り、表示部204〜204は、乗客に対して、改札結果の案内、空席選択の案内等に関する各種画面(図11〜図15参照)を表示する機能を備えており、列車10の各客室ドア近傍の案内壁に設けられている。
【0026】
例えば、図3に示した客室ドア14近傍の案内壁15には、表示部204が設けられている。また、客室ドア14近傍の案内壁15には、表示部204が設けられている。
【0027】
図1に戻り、タッチパネル205〜205は、表示部204〜204の表面に貼着されており、感圧方式により表示画面の部分を選択ボタンとして機能させる機能を備えている。
【0028】
スピーカ206〜206は、乗客に対して、音声で各種案内をするためのものであり、列車10の各客室ドア近傍の案内壁に設けられている。例えば、図3に示した客室ドア14近傍の案内壁15には、スピーカ206が設けられている。また、客室ドア14近傍の案内壁15には、スピーカ206が設けられている。
【0029】
図1に戻り、無線通信部207は、無線ネットワーク300を介して、ホスト400との間で無線通信を行う機能を備えている。列車情報データベース210は、自動改札装置200が設けられた列車10(図2参照)に関する列車情報を格納するデータベースである。
【0030】
具体的には、列車情報データベース210は、図5に示したように、乗車年月日、列車名、始発駅、始発駅発車時刻、終着駅、停車駅、搬入ホーム番線、停車駅到着時刻、停車駅発車時刻、・・・・、終着駅、搬入ホーム番線、終着駅到着時刻というフィールドを備えている。
【0031】
停車駅、搬入ホーム番線、停車駅到着時刻および停車駅発車時刻の情報は、一組の情報として、始発駅(例えば、東京駅)から終着駅(例えば、新大阪駅)までの間における停車駅の数だけ設定されている。また、乗車年月日および列車名は、図4(a)〜(c)に示した乗車年月日および列車名に対応している。
【0032】
図1に戻り、列車側座席情報データベース220は、自動改札装置200が設けられた列車10(図2参照)に関する列車側座席情報を格納するデータベースである。
【0033】
具体的には、列車側座席情報データベース220は、図6に示したように、乗車年月日、列車名、始発駅、終着駅、車両号車座席位置、乗車駅、降車駅、乗車フラグ、降車フラグ、・・・・、乗車駅、降車駅、乗車フラグ、降車フラグというフィールドを備えている。
【0034】
乗車年月日、列車名、始発駅および終着駅は、図5に示した列車情報データベース210の乗車年月日、列車名、始発駅および終着駅に対応している。ここで、図6に示した列車側座席情報データベース220において、車両号車座席位置は、列車10 の1号車〜14号車までの各座席位置を表している。
【0035】
また、乗車駅、降車駅、乗車フラグおよび降車フラグの情報は、一組の情報として、車両号車座席位置に対応させて、始発駅(例えば、東京駅)から終着駅(例えば、新大阪駅)までの各区間(乗車駅から降車駅まで)の数だけ設定されている。
【0036】
乗車フラグは、当該区間で有効なIC乗車券を所持する乗客が、乗車駅で列車に乗車し、当該車両号車座席位置に座っているか否かを表すフラグである。この乗車フラグが「1」の場合には、乗車していることを表している。一方、乗車フラグが「0」の場合には、乗車していないことを表している。
【0037】
降車フラグは、乗車駅で列車に乗車した乗客が降車駅で降車したか否かを表すフラグである。この降車フラグが「1」の場合には、降車していることを表している。一方、降車フラグが「0」の場合には、降車していないことを表している。
【0038】
図1に戻り、自動改札装置200〜200は、上述した自動改札装置200と同一の構成とされており、他の列車に設けられている。ホスト400は、鉄道会社の管理センタに設けられており、全列車の座席情報を管理するコンピュータ装置である。
【0039】
ホスト400において、制御部401は、全列車の座席情報の管理を行う。無線通信部402は、無線ネットワーク300を介して、自動改札装置200〜200 との間で無線通信を行う。LAN(Local Area Network)インタフェース403は、LAN500を介して、予約・発券端末600〜600、Web予約・発券システム700および差額精算システム800との間の通信を制御する。
【0040】
ホスト側座席情報データベース410は、本日から1ヶ月先までの全列車の座席情報をホスト側座席情報として格納するデータベースである。具体的には、ホスト側座席情報データベース410は、図7に示したように、乗車年月日および全列車側座席情報というフィールドを備えている。乗車年月日は、本日(同図では、2002/12/1)から1ヶ月先(同図では、2002/12/31)までの年月日に対応している。
【0041】
全列車側座席情報には、乗車年月日毎に全列車側座席情報1〜31が設定されている。例えば、全列車側座席情報1は、2002/12/1の運行スケジュールにおいて自動改札装置200〜200でそれぞれ管理されている列車側座席情報の集合であり、列車側座席情報1−1〜1−359から構成されている。
【0042】
列車側座席情報1−1は、自動改札装置200の列車側座席情報データベース220(図6参照)に格納されている列車側座席情報である。また、列車側座席情報1−2は、自動改札装置200の列車側座席情報データベース(図示略)に格納されている列車側座席情報である。
【0043】
また、全列車側座席情報2は、2002/12/2の運行スケジュールにおいて自動改札装置200〜200でそれぞれ管理されている列車側座席情報の集合であり、列車側座席情報2−1〜2−359から構成されている。
【0044】
このように、ホスト側座席情報データベース410は、全列車の座席情報を乗車年月日毎に一元的に管理するためのデータベースであり、その一部の座席情報が列車側座席情報として自動改札装置200〜200で管理される。
【0045】
図1に戻り、予約・発券端末600〜600は、各駅に設けられており、列車の予約や、乗車券の発券を行う端末である。Web予約・発券システム700は、インターネット上のWebサイト経由で列車の予約や、乗車券の発券を行うシステムである。
【0046】
差額精算システム800は、例えば、乗車券が指定席から自由席へ変更された場合の料金の差額(指定席料金)を、専用ネットワーク900を介して金融機関システム1000に精算依頼するためのシステムである。金融機関システム1000は、上記精算依頼を受けて差額を当該乗客の口座へ振り込む機能を備えている。
【0047】
つぎに、一実施の形態の動作について、図8〜図10に示したフローチャートを参照しつつ説明する。図8は、図1に示した自動改札装置200〜200の動作を説明するフローチャートである。
【0048】
ここで、図2に示したように、東京駅(始発駅)のプラットホーム20には、列車10(富士265号 東京11:23発 新大阪行き)が停車している。図8に示したステップSA1では、図2に示した列車10に設けられた自動改札装置200の制御部201は、IC乗車券リーダ202〜202によりIC乗車券が検知されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
【0049】
ここで、図2に示したIC乗車券100を所持した乗客30は、出張の仕事が予定よりも早く終わったため、乗車予定の列車(図4(a)に示した朝日105号 東京12:30発)よりも、先発(東京11:23発)の列車10に、乗降口12から乗車する。
【0050】
このとき、IC乗車券リーダ202は、IC乗車券100を検知する。これにより、制御部201は、ステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップSA2では、IC乗車券リーダ202は、IC乗車券100から図4(a)に示した乗車券情報101を読み込む。
【0051】
ステップSA3では、制御部201は、IC乗車券リーダ202により乗車券情報が正常に読み込まれたか否かを判断する。この判断結果が「No」である場合、ステップSA10では、制御部201は、「乗車券の読み込みができませんでした。乗車券が財布やポケット等にしまわれていませんか。もう一度、乗車券を手にもって乗車口をお通りください。」というリトライを、スピーカ206(図3参照)を介して案内した後、ステップSA1の判断を行う。
【0052】
この場合、ステップSA3の判断結果が「Yes」であるとすると、ステップSA4では、制御部201は、IC乗車券リーダ202で読み込まれた乗車券情報101(図4(a)参照)と、列車情報データベース210(図5参照)とを照合する。
【0053】
ステップSA5では、制御部201は、乗車券情報101(図4(a)参照)に含まれる乗車年月日(この場合、2002/12/1)および列車名(この場合、朝日105号)と、列車情報データベース210(図5参照)の乗車年月日(この場合、2002/12/1)および列車名(この場合、富士265号)とが一致するか否かを判断する。
【0054】
この場合、列車名が異なるため、制御部201は、ステップSA5の判断結果を「No」とする。ステップSA8では、IC乗車券100に記録された乗車券情報を変更するための乗車券情報変更処理が実行される。
【0055】
具体的には、図10に示したステップSC1では、制御部201は、乗車券情報101(図4(a)参照)に含まれる発車時刻(この場合、12:30)と、列車情報データベース210(図5参照)の発車時刻(この場合、始発駅発車時刻11:23)とを比較し、乗客30が乗車した列車10に対して、乗車券情報101(図4(a)参照)に対応する列車が後発列車(または先発列車)であるかを判断する。
【0056】
この場合、乗車券情報101(図4(a)参照)に対応する列車が後発列車であるため、ステップSC3では、制御部201は、図3に示した表示部204に、図11に示した後発列車用変更画面230を表示させる。
【0057】
この後発列車用変更画面230には、IC乗車券100が後発列車用であるため、列車10に乗車できない旨と、列車10に乗車した場合に乗車券が自動変更される旨が案内されている。また、後発列車用変更画面230には、上記自動変更に関して意思確認するためのはいボタン231およびいいえボタン232が表示されている。
【0058】
ステップSC4では、制御部201は、上記いいえボタン232が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSC5では、制御部201は、はいボタン231が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステップSC4の判断を行う。
【0059】
ここで、乗客30によりいいえボタン232が押下されると、制御部201は、ステップSC4の判断結果を「Yes」とする。ステップSC18では、制御部201は、発車前降車処理を実行した後、図8に示したステップSA1の判断を行う。この発車前降車処理は、乗客30が列車10を降車する際に、IC乗車券リーダ202にリードされた乗車券情報101(図4(a)参照)を無視する処理である。
【0060】
一方、乗客30によりはいボタン231が押下されると、制御部201は、ステップSC5の判断結果を「Yes」とする。ステップSC6では、制御部201は、列車側座席情報データベース220(図6参照)を照会する。ステップSC7では、制御部201は、列車側座席情報データベース220を照会して、乗客30が乗車した乗車車両(この場合、車両11:1号車)に空席があるか否かを判断する。
【0061】
ステップSC7の判断結果が「Yes」である場合、ステップSC12では、制御部201は、図13に示した乗車車両空席選択画面250を表示部204に表示させる。この乗車車両空席選択画面250の空席状況表示欄251には、乗車車両(この場合、車両11:1号車)の空席状況(空席は、塗りつぶし部分)が表示されている。
【0062】
ステップSC14では、制御部201は、乗客30により、空席状況表示欄251の中から1号車の空席が選択されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。ここで、乗客30により、空席状況表示欄251で空席が選択されると、制御部201は、ステップSC14の判断結果を「Yes」とする。
【0063】
ステップSC15では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203により、IC乗車券100の乗車券情報101(図4(a)参照)を乗車券情報102(図4(b)参照)に書き換えさせる。この乗車券情報102では、列車名が「朝日105号」から「富士265号」に、発車時刻が「12:30」から「11:23」に、到着時刻が「13:10」から「12:03」に、座席位置が「7列C席」から「1列A席」に、変更フラグが「0」から「1」にそれぞれ変更されている。
【0064】
ステップSC16では、制御部201は、列車側座席情報データベース220(図6参照)に、変更後の乗車券情報102を反映させ、更新する。ステップSC17では、制御部201は、乗車券情報102を変更情報として、無線ネットワーク300を介して、ホスト400へ送信する。上記変更情報を受信すると、ホスト400は、変更情報をホスト側座席情報データベース410に反映させる。
【0065】
一方、乗客30が乗車した乗車車両(この場合、車両11:1号車)が満席である場合、制御部201は、ステップSC7の判断結果を「No」とする。ステップSC8では、制御部201は、列車側座席情報データベース220を照会して、乗客30が乗車した乗車車両(この場合、車両11:1号車)以外の別車両に空席があるか否かを判断する。この場合、当該乗車車両に近い順に別車両の空席の有無が判断される。
【0066】
ここで、2号車に空席がある場合、制御部201は、ステップSC8の判断結果を「Yes」とする。ステップSC13では、制御部201は、図14に示した別車両空席選択画面260を表示部204に表示させる。この別車両空席選択画面260の空席状況表示欄261には、別車両(この場合、2号車)の空席状況(空席は、塗りつぶし部分)が表示されている。
【0067】
ステップSC14では、制御部201は、乗客30により、空席状況表示欄261の中から空席が選択されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。ここで、乗客30により、空席状況表示欄261で2号車の空席が選択されると、制御部201は、ステップSC14の判断結果を「Yes」とする。
【0068】
ステップSC15では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203により、IC乗車券100の乗車券情報101(図4(a)参照)を、上記2号車の空席に対応する乗車券情報(図示略)に書き換えさせる。
【0069】
ステップSC16では、制御部201は、列車側座席情報データベース220(図6参照)に、変更後の上記乗車券情報(図示略)を反映させ、更新する。ステップSC17では、制御部201は、上記乗車券情報(図示略)を変更情報として、無線ネットワーク300を介して、ホスト400へ送信する。上記変更情報を受信すると、ホスト400は、変更情報をホスト側座席情報データベース410に反映させる。
【0070】
一方、別車両が満席である場合、制御部201は、ステップSC8の判断結果を「No」とする。ステップSC9では、制御部201は、図15に示した満席案内画面280を表示部204に表示させる。この満席案内画面280は、乗客30に対して、列車10の全車両の指定席が満席であるため、乗車車両から自由席車両への移動を案内するための画面である。
【0071】
ステップSC10では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203により、IC乗車券100の乗車券情報101(図4(a)参照)を乗車券情報103(図4(c)参照)に書き換えさせる。
【0072】
この乗車券情報103では、列車名が「朝日105号」から「富士265号」に、発車時刻が「12:30」から「11:23」に、到着時刻が「13:10」から「12:03」に、車両号車が「1号車」から「14号車」に、座席位置が「7列C席」から「自由席」に、指定席料金が「500」から「0」に、変更フラグが「0」から「1」にそれぞれ変更されている。
【0073】
ステップSC11では、制御部201は、無線ネットワーク300を介して、ホスト400へ差額精算情報を送信する。この差額精算情報は、指定席から自由席への変更に伴い、指定席料金(500円)を差額として、乗客30にバックするための情報である。
【0074】
そして、上記差額精算情報を受信すると、ホスト400は、LAN500を介して、差額精算システム800へ差額精算情報を送信する。そして、差額精算システム800は、差額精算情報に基づいて、専用ネットワーク900を介して、金融機関システム1000に精算を依頼する。金融機関システム1000は、上記精算依頼を受けて差額(500円)を当該乗客30の口座へ振り込む。
【0075】
一方、乗車券情報101(図4(a)参照)に対応する列車が先発列車である場合、ステップSC2では、制御部201は、図3に示した表示部204に、図12に示した先発列車用変更画面240を表示させる。
【0076】
この先発列車用変更画面240には、IC乗車券100が先発列車用であるため、列車10に乗車できない旨と、列車10に乗車した場合に乗車券が自動変更される旨が案内されている。また、先発列車用変更画面240には、上記自動変更に関して意思確認するためのはいボタン241およびいいえボタン242が表示されている。
【0077】
ステップSC4では、制御部201は、上記いいえボタン242が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSC5では、制御部201は、はいボタン241が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステップSC4の判断を行う。
【0078】
ここで、乗客30によりいいえボタン242が押下されると、制御部201は、ステップSC4の判断結果を「Yes」とする。ステップSC18では、制御部201は、上述した発車前降車処理を実行した後、図8に示したステップSA1の判断を行う。
【0079】
一方、乗客30によりはいボタン241が押下されると、制御部201は、ステップSC5の判断結果を「Yes」とする。ステップSC6では、制御部201は、列車側座席情報データベース220(図6参照)を照会する。以後、前述した動作と同様にして、ステップSC7〜ステップSC17が実行される。
【0080】
図8に戻り、ステップSA7では、検札処理が実行される。この場合、上述した乗車券情報変更処理(図10参照)では、IC乗車券100の乗車券情報が、乗車券情報101(図4(a)参照)から乗車券情報102(図4(b)参照)に変更されたものとする。
【0081】
具体的には、図9に示したステップSB1では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203〜203によりIC乗車券が検知されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
【0082】
ここで、図2に示した、変更後のIC乗車券100を所持した乗客30が客室ドア14から客室内へ入室しようと、IC乗車券リーダ/ライタ203の近傍を通過する際、IC乗車券リーダ/ライタ203は、IC乗車券100を検知する。これにより、制御部201は、ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB2では、IC乗車券リーダ/ライタ203は、IC乗車券100から図4(b)に示した変更後の乗車券情報102を読み込む。
【0083】
ステップSB3では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203により乗車券情報が正常に読み込まれたか否かを判断する。この判断結果が「No」である場合、ステップSB8では、制御部201は、「乗車券の読み込みができませんでした。乗車券が財布やポケット等にしまわれていませんか。もう一度、乗車券を手にもって再度お通りください。」というリトライを、スピーカ206(図3参照)を介して案内した後、ステップSB1の判断を行う。
【0084】
この場合、ステップSB3の判断結果が「Yes」であるとすると、ステップSB4では、制御部201は、IC乗車券リーダ/ライタ203で読み込まれた乗車券情報102(図4(b)参照)と、列車側座席情報データベース220(図6参照)とを照合する。
【0085】
ステップSB5では、制御部201は、乗車券情報102(図4(b)参照)に含まれる乗車年月日(この場合、2002/12/1)、列車名(この場合、富士265号)、乗車駅(この場合、東京)、降車駅(この場合、熱海)、車両号車(この場合、1号車)および座席位置(この場合、1列A席)と、列車側座席情報データベース220(図6参照)の乗車年月日、列車名、乗車駅、降車駅、車両号車座席位置とが一致するか否かを判断する。
【0086】
ステップSB5の判断結果が「Yes」である場合、ステップSB6では、制御部201は、乗車券情報102(図4(b)参照)に対応する列車側座席情報データベース220の乗車フラグに1を設定する。これにより、当該乗客30は、当該車両に乗車したものとされ、検札対象から除外される。一方、ステップSB5の判断結果が「No」である場合、ステップSB7では、エラー処理が実行される。
【0087】
一方、図8に示したステップSA5の判断結果が「Yes」である場合、ステップSA6では、制御部201は、ステップSA2で読み込まれた乗車券情報(乗車駅、降車駅)をキーとして、列車側座席情報データベース220(図6参照)で対応する乗車フラグが1(乗車中)に設定されているか否かを判断する。ステップSA6の判断結果が「No」である場合、ステップSA7では、上述した検札処理が実行される。
【0088】
一方、ステップSA6の判断結果が「Yes」である場合、すなわち、乗客が降車駅で降車する際に、IC乗車券リーダ202〜202のいずれかにIC乗車券の乗車券情報がステップSA2で読み込まれた後、乗車フラグが1である場合、ステップSA9では、制御部201は、ステップSA2で読み込まれた乗車券情報(乗車駅、降車駅)をキーとして、列車側座席情報データベース220(図6参照)で対応する降車フラグに1を設定する。
【0089】
なお、一実施の形態においては、IC乗車券リーダ202〜202を列車10の各乗降口に設けた構成例について説明したが、図16に示したように、これらのIC乗車券リーダ202〜202 をプラットホーム20側に設ける構成(変形例1)としてもよい。この構成例では、IC乗車券リーダ202〜202 と制御部201との間に無線通信手段を設ければよい。
【0090】
以上説明したように、一実施の形態によれば、図2に示した乗客30に所持されたIC乗車券100より読み取られた乗車券情報101(図4(a)参照))に基づいて、乗客30が実際に乗車した列車10と、乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断し、不一致と判断された場合、乗客30が実際に乗車した列車10の空席状況を列車側座席情報データベース220より検索し乗客30に提示した後、乗客30により空席が選択された場合、IC乗車券100を上記空席の乗車券に変更することとしたので、IC乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客30の利便性を高めることができる。
【0091】
また、一実施の形態によれば、乗客30が実際に乗車した列車10の当該車両11の空席状況を検索し、当該車両が満席である場合、他の車両の空席状況を検索することとしたので、実際に乗車した列車の当該車両から近い順に空席を選択することができ、さらに、乗客の利便性を高めることができる。
【0092】
また、一実施の形態によれば、図15に示したように、空席が無い場合、IC乗車券100を自由席用に変更することとしたので、自由席に関する乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができる。
【0093】
また、一実施の形態によれば、ステップSC11(図10参照)で説明したように、乗車券100が自由席用に変更された場合、差額料金を精算することとしたので、精算も迅速に行うことができ、乗客の利便性をさらに高めることができる。
【0094】
また、一実施の形態によれば、ステップSA5で一致と判断され、かつステップSA6の判断結果が「No」である場合、当該IC乗車券を検札対象から除外することとしたので、検札時の煩わしさを解消することができ、乗客サービスの向上を図ることができる。
【0095】
以上本発明にかかる一実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0096】
例えば、前述した一実施の形態においては、自動改札装置200〜200の各機能を実現するためのプログラムを図17に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体1200に記録して、この記録媒体1200に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ1100に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい(変形例2)。
【0097】
同図に示したコンピュータ1100は、上記プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1110と、キーボード、マウス等の入力装置1120と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)1130と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)1140と、記録媒体1200からプログラムを読み取る読取装置1150と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置1160と、装置各部を接続するバス1170とから構成されている。
【0098】
CPU1110は、読取装置1150を経由して記録媒体1200に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体1200としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
【0099】
また、一実施の形態では、乗車券として、非接触型のIC乗車券を用いた例について説明したが、これに限定されることなく、磁気記録型の乗車券を用いてもよい。
【0100】
また、一実施の形態では、IC乗車券リーダ202〜202と、IC乗車券リーダ/ライタ203〜203とを別設した例について説明したが、これらを一つに統合してもよい。
【0101】
(付記1)コンピュータを、
列車の乗降口近傍に設けられ、乗客に所持された乗車券より乗車券情報を読み取る読取手段、
前記乗車券情報に基づいて、前記乗客が実際に乗車した列車と、前記乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により不一致と判断された場合、前記乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し、乗客に提示する空席検索手段、
前記乗客により空席が選択された場合、前記乗車券を前記空席用に変更する乗車券変更手段、
として機能させるための自動改札プログラム。
【0102】
(付記2)前記空席検索手段は、前記乗客が実際に乗車した列車の当該車両の空席状況を検索し、当該車両が満席である場合、他の車両の空席状況を検索することを特徴とする付記1に記載の自動改札プログラム。
【0103】
(付記3)前記乗車券変更手段は、空席が無い場合、前記乗車券を自由席用に変更することを特徴とする付記1または2に記載の自動改札プログラム。
【0104】
(付記4)前記コンピュータを、前記乗車券が前記自由席用に変更された場合、差額料金を精算する精算手段として機能させるための付記3に記載の自動改札プログラム。
【0105】
(付記5)前記コンピュータを、前記判断手段で一致と判断された場合、当該乗車券を検札対象から除外する検札手段として機能させるための付記1〜4のいずれか一つに記載の自動改札プログラム。
【0106】
(付記6)前記乗車券変更手段は、前記乗車券の変更情報をホスト上のデータベースに反映させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の自動改札プログラム。
【0107】
(付記7)列車の乗降口近傍に設けられ、乗客に所持された乗車券より乗車券情報を読み取る読取手段と、
前記乗車券情報に基づいて、前記乗客が実際に乗車した列車と、前記乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により不一致と判断された場合、前記乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し、乗客に提示する空席検索手段と、
前記乗客により空席が選択された場合、前記乗車券を前記空席用に変更する乗車券変更手段と、
を備えたことを特徴とする自動改札装置。
【0108】
(付記8)列車の乗降口近傍で、乗客に所持された乗車券より乗車券情報を読み取る読取工程と、
前記乗車券情報に基づいて、前記乗客が実際に乗車した列車と、前記乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で不一致と判断された場合、前記乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し、乗客に提示する空席検索工程と、
前記乗客により空席が選択された場合、前記乗車券を前記空席用に変更する乗車券変更工程と、
を含むことを特徴とする自動改札制御方法。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、乗客に所持された乗車券より読み取られた乗車券情報に基づいて、乗客が実際に乗車した列車と、乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断し、不一致と判断された場合、乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し乗客に提示した後、乗客により空席が選択された場合、乗車券を空席用に変更することとしたので、乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができるという効果を奏する。
【0110】
また、本発明によれば、乗客が実際に乗車した列車の当該車両の空席状況を検索し、当該車両が満席である場合、他の車両の空席状況を検索することとしたので、実際に乗車した列車の当該車両から近い順に空席を選択することができ、さらに、乗客の利便性を高めることができるという効果を奏する。
【0111】
また、本発明によれば、空席が無い場合、乗車券を自由席用に変更することとしたので、自由席に関する乗車券の変更手続きを迅速に行い、乗客の利便性を高めることができるという効果を奏する。
【0112】
また、本発明によれば、乗車券が自由席用に変更された場合、差額料金を精算することとしたので、精算も迅速に行うことができ、乗客の利便性をさらに高めることができるという効果を奏する。
【0113】
また、本発明によれば、一致と判断された場合、当該乗車券を検札対象から除外することとしたので、検札時の煩わしさを解消することができ、乗客サービスの向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した自動改札装置200が適用される列車10の外観構成を示す図である。
【図3】図2に示した車両11の内部構成を示す図である。
【図4】図1に示したIC乗車券100に記録された乗車券情報101、102および103を示す図である。
【図5】図1に示した列車情報データベース210のテーブル構造を示す図である。
【図6】図1に示した列車側座席情報データベース220のテーブル構造を示す図である。
【図7】図1に示したホスト側座席情報データベース410のテーブル構造を示す図である。
【図8】図1に示した自動改札装置200〜200の動作を説明するフローチャートである。
【図9】図8に示した検札処理を説明するフローチャートである。
【図10】図8に示した乗車券情報変更処理を説明するフローチャートである。
【図11】同一実施の形態における後発列車用変更画面230を示す図である。
【図12】同一実施の形態における先発列車用変更画面240を示す図である。
【図13】同一実施の形態における乗車車両空席選択画面250を示す図である。
【図14】同一実施の形態における別車両空席選択画面260を示す図である。
【図15】同一実施の形態における満席案内画面280を示す図である。
【図16】同一実施の形態の変形例1の構成を説明する図である。
【図17】同一実施の形態の変形例2の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 IC乗車券
200 〜200 自動改札装置
202 〜202 IC乗車券リーダ
203 〜203 IC乗車券リーダ/ライタ
204 〜204 表示部
205 〜205 タッチパネル
206 〜206 スピーカ
207 無線通信部
300 無線ネットワーク
400 ホスト
800 差額精算システム

Claims (5)

  1. コンピュータを、
    列車の乗降口近傍に設けられ、乗客に所持された乗車券より乗車券情報を読み取る読取手段、
    前記乗車券情報に基づいて、前記乗客が実際に乗車した列車と、前記乗車券情報に対応する列車とが一致するか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段により不一致と判断された場合、前記乗客が実際に乗車した列車の空席状況をデータベースより検索し、乗客に提示する空席検索手段、
    前記乗客により空席が選択された場合、前記乗車券を前記空席用に変更する乗車券変更手段、
    として機能させるための自動改札プログラム。
  2. 前記空席検索手段は、前記乗客が実際に乗車した列車の当該車両の空席状況を検索し、当該車両が満席である場合、他の車両の空席状況を検索することを特徴とする請求項1に記載の自動改札プログラム。
  3. 前記乗車券変更手段は、空席が無い場合、前記乗車券を自由席用に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の自動改札プログラム。
  4. 前記コンピュータを、前記乗車券が前記自由席用に変更された場合、差額料金を精算する精算手段として機能させるための請求項3に記載の自動改札プログラム。
  5. 前記コンピュータを、前記判断手段で一致と判断された場合、当該乗車券を検札対象から除外する検札手段として機能させるための請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動改札プログラム。
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