JP2004227199A - ブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】Ｗｅｂサーバアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示可能なブラウザ表示言語自動判別システムを提供する。
【解決手段】表示装置１はネットワーク網１００を経由してＷｅｂサーバ２に接続する際に、表示言語設定記憶部１２に予め記憶してある表示言語情報をＷｅｂサーバ２に通知する。Ｗｅｂサーバ２の表示言語判別部２１は表示装置１から通知さてきれた表示言語設定情報を基に表示言語を判別し、該当する言語のＷｅｂコンテンツを言語別コンテンツ記憶部２２から取得し、そのＷｅｂコンテンツを表示装置１に配信する。表示装置１はＷｅｂサーバ３からＷｅｂコンテンツが送られてくると、表示言語設定記憶部１２に予め設定した表示言語にしたがって、そのＷｅｂコンテンツを表示部１１に自動表示する。
【選択図】 図１
【解決手段】表示装置１はネットワーク網１００を経由してＷｅｂサーバ２に接続する際に、表示言語設定記憶部１２に予め記憶してある表示言語情報をＷｅｂサーバ２に通知する。Ｗｅｂサーバ２の表示言語判別部２１は表示装置１から通知さてきれた表示言語設定情報を基に表示言語を判別し、該当する言語のＷｅｂコンテンツを言語別コンテンツ記憶部２２から取得し、そのＷｅｂコンテンツを表示装置１に配信する。表示装置１はＷｅｂサーバ３からＷｅｂコンテンツが送られてくると、表示言語設定記憶部１２に予め設定した表示言語にしたがって、そのＷｅｂコンテンツを表示部１１に自動表示する。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法に関し、特にＷｅｂサーバに接続する際のコンテンツの言語の選択に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、Ｗｅｂコンテンツの閲覧システムにおいては、ＷｅｂブラウザにてＷｅｂコンテンツを閲覧する場合、Ｗｅｂコンテンツを作成する際に使用した言語（例えば、日本語、中国語、英語等）で表示されている。
【０００３】
インタネットにおいては、Ｗｅｂコンテンツが各国に居住する利用者から自由に閲覧することができるので、Ｗｅｂコンテンツの作成者が複数の言語に対応させるための各言語でＷｅｂコンテンツを作成してＷｅｂサーバに記憶させておく場合がある。この場合、Ｗｅｂコンテンツを閲覧する利用者がＷｅｂブラウザ上で閲覧に使用する言語を指定したり、あるいはＷｅｂコンテンツの言語をＷｅｂサーバに接続する際に選択したりしている。
【０００４】
しかしながら、例えば日本語のみで作成したＷｅｂコンテンツを英語圏の利用者が閲覧しようとして英語を指定したとしても、英語で作成したＷｅｂコンテンツがなく、そのＷｅｂコンテンツが日本語のみに対応していれば、利用者に対しては日本語のＷｅｂコンテンツが送られることとなる。
【０００５】
この問題を解決するために、例えば日本語のみで作成したＷｅｂコンテンツを、利用者から指定された言語（例えば、英語）に翻訳して当該利用者のＷｅｂブラウザに転送する方法が提案されている（例えば、特許文献１参照）。これによって、利用者は指定した言語で所望のＷｅｂコンテンツを閲覧することができる。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−３３０９９２号公報（第７〜９頁、図１及び図２）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の閲覧システムでは、利用者が各Ｗｅｂサーバに接続する毎に、Ｗｅｂコンテンツの言語を選択する必要があるという問題がある。すなわち、Ｗｅｂサーバから送られてくるＷｅｂコンテンツは、表示用の言語を指定しない限り、それを作成した時の言語のものが送られてくることになる。
【０００８】
上記の特許文献１の技術では、指定された言語に対応するＷｅｂコンテンツがない場合に、そのＷｅｂコンテンツを指定された言語に翻訳してもＷｅｂブラウザに転送しているので、言語を指定すれば、その言語に対応するＷｅｂコンテンツがなくても閲覧することはできるが、上記と同様に、表示用の言語の指定が必要となる。
【０００９】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、Ｗｅｂサーバアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示することができるブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明によるブラウザ表示言語自動判別システムは、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むブラウザ表示言語自動判別システムであって、
予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、
その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを前記Ｗｅｂサーバに備えている。
【００１１】
本発明によるＷｅｂサーバは、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバであって、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを備えている。
【００１２】
本発明によるブラウザ表示言語自動判別方法は、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むシステムのブラウザ表示言語自動判別方法であって、前記Ｗｅｂサーバ側に、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別するステップと、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信するステップとを備えている。
【００１３】
すなわち、本発明のブラウザ表示言語自動判別システムは、パーソナルコンピュータ（以下、パソコンとする）や携帯電話機でＷｅｂページを閲覧する際に、Ｗｅｂコンテンツの表示言語を自動的に判別して表示することが可能な構成を提供するものである。
【００１４】
より具体的に説明すると、本発明のブラウザ表示言語自動判別システムでは、ネットワーク経由でＷｅｂサーバへ接続するパソコンや携帯電話機等のＷｅｂブラウザ機能を持つ表示端末と、表示端末から通知された表示言語設定情報を基に言語別コンテンツ記憶部より適合する言語のＷｅｂコンテンツを選び出して表示端末へ送信するＷｅｂサーバとから構成されている。
【００１５】
表示端末は表示言語設定記憶部を持ち、ここにＷｅｂコンテンツを表示するための言語の種別（例えば、日本語、英語等）あるいはコードを表示言語設定情報として記憶しておく。表示端末はＷｅｂサーバへ接続する際に、表示言語設定記憶部からＷｅｂコンテンツの表示に使用するする言語設定を読出し、Ｗｅｂサーバへと通知する。
【００１６】
Ｗｅｂサーバは表示端末から通知された表示言語設定情報を基に言語別コンテンツ記憶部より、表示言語設定情報に適合する言語のＷｅｂコンテンツを選び出し、そのＷｅｂコンテンツを表示端末へ配信する。ここで、言語別コンテンツ記憶部にはＷｅｂコンテンツが作成された言語毎に分類されて記憶されているか、あるいは上記の特許文献１の技術を用いて表示言語設定情報に適合する言語に翻訳する手段を備えている。
【００１７】
上記のように構成することで、パソコンや携帯電話機でＷｅｂページを閲覧する際に、Ｗｅｂコンテンツの言語を指定させたり、選択させたりすることなく、そのＷｅｂコンテンツの表示言語を自動的に判別してパソコンや携帯電話機に表示させることが可能となる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの構成を示すブロック図である。
図１において、本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムは表示装置１と、ネットワーク１００と、Ｗｅｂサーバ２とから構成されている。
【００１９】
表示装置１はＷｅｂブラウザ機能を持ち、Ｗｅｂサーバ２から送信されたＷｅｂコンテンツの表示を行う表示部１１と、利用者が予め設定した表示部１１で表示する言語の種別（例えば、日本語や英語等）あるいはコードを表示言語設定情報として記憶する表示言語設定記憶部１２とを備え、ネットワーク１００に接続されている。表示装置１としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機等がある。
【００２０】
Ｗｅｂサーバ２は、表示装置１からの表示言語情報を判別してその判別結果にしたがって言語別コンテンツ記憶部２２から対応する言語のＷｅｂコンテンツを取得し、表示装置１に配信する表示言語判別部２１と、日本語や英語等の各言語に作成されたＷｅｂコンテンツを作成された言語毎に分類して記憶する言語別コンテンツ記憶部２２とを備え、ネットワーク１００に接続されている。
【００２１】
ここで、言語別コンテンツ記憶部２２にはＷｅｂコンテンツが作成された言語毎に分類されて記憶されているか、あるいは上記の特許文献１の技術を用いて表示言語設定情報に適合する言語に翻訳する手段（図示せず）を備えている。
【００２２】
ネットワーク１００は表示装置１からＷｅｂサーバ２への表示言語設定情報やＷｅｂサーバ２から表示装置１へのコンテンツ情報等を、表示装置１とＷｅｂサーバ２との間でやりとりさせるための通信ネットワークである。
【００２３】
図２は本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図１及び図２を参照して本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作について説明する。
【００２４】
表示装置１はネットワーク網１００を経由してＷｅｂサーバ２に接続する際に、表示言語設定記憶部１２に予め記憶してある表示言語情報をＷｅｂサーバ２に通知する（図２ステップＳ１）。
【００２５】
Ｗｅｂサーバ２は内部の表示言語判別部２１に、表示装置１から送られてきた表示言語設定情報を通知する。表示言語判別部２１は表示装置１から通知さてきれた表示言語設定情報を基に表示言語を判別する（図２ステップＳ２）。
【００２６】
このとき同時に、Ｗｅｂサーバ２は該当する言語のＷｅｂコンテンツを言語別コンテンツ記憶部２２から取得し（図２ステップＳ３）、そのＷｅｂコンテンツを表示装置１に配信する（図２ステップＳ４）。
【００２７】
表示装置１はＷｅｂサーバ３からＷｅｂコンテンツが送られてくると、表示言語設定記憶部１２に予め設定した表示言語にしたがって、そのＷｅｂコンテンツを表示部１１に自動表示する（図２ステップＳ５）。
【００２８】
このように、本実施例では、表示装置１側から通知される表示言語情報を基にＷｅｂサーバ２側が提供するＷｅｂコンテンツの言語を自動判別することによって、Ｗｅｂサーバ２へのアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示部１１に表示することができる。
【００２９】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むシステムにおいて、表示装置で表示する言語の種別やコードを示す表示言語設定情報を予め設定しておき、Ｗｅｂサーバへのアクセス時に表示装置から転送される表示言語設定情報に基づいて表示装置から要求された言語を判別し、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して表示装置に配信することによって、Ｗｅｂサーバアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
１ 表示装置
２ Ｗｅｂサーバ
１１ 表示部
１２ 表示言語設定記憶部
２１ 表示言語判別部
２２ 言語別コンテンツ記憶部
１００ ネットワーク
【発明の属する技術分野】
本発明はブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法に関し、特にＷｅｂサーバに接続する際のコンテンツの言語の選択に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、Ｗｅｂコンテンツの閲覧システムにおいては、ＷｅｂブラウザにてＷｅｂコンテンツを閲覧する場合、Ｗｅｂコンテンツを作成する際に使用した言語（例えば、日本語、中国語、英語等）で表示されている。
【０００３】
インタネットにおいては、Ｗｅｂコンテンツが各国に居住する利用者から自由に閲覧することができるので、Ｗｅｂコンテンツの作成者が複数の言語に対応させるための各言語でＷｅｂコンテンツを作成してＷｅｂサーバに記憶させておく場合がある。この場合、Ｗｅｂコンテンツを閲覧する利用者がＷｅｂブラウザ上で閲覧に使用する言語を指定したり、あるいはＷｅｂコンテンツの言語をＷｅｂサーバに接続する際に選択したりしている。
【０００４】
しかしながら、例えば日本語のみで作成したＷｅｂコンテンツを英語圏の利用者が閲覧しようとして英語を指定したとしても、英語で作成したＷｅｂコンテンツがなく、そのＷｅｂコンテンツが日本語のみに対応していれば、利用者に対しては日本語のＷｅｂコンテンツが送られることとなる。
【０００５】
この問題を解決するために、例えば日本語のみで作成したＷｅｂコンテンツを、利用者から指定された言語（例えば、英語）に翻訳して当該利用者のＷｅｂブラウザに転送する方法が提案されている（例えば、特許文献１参照）。これによって、利用者は指定した言語で所望のＷｅｂコンテンツを閲覧することができる。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−３３０９９２号公報（第７〜９頁、図１及び図２）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の閲覧システムでは、利用者が各Ｗｅｂサーバに接続する毎に、Ｗｅｂコンテンツの言語を選択する必要があるという問題がある。すなわち、Ｗｅｂサーバから送られてくるＷｅｂコンテンツは、表示用の言語を指定しない限り、それを作成した時の言語のものが送られてくることになる。
【０００８】
上記の特許文献１の技術では、指定された言語に対応するＷｅｂコンテンツがない場合に、そのＷｅｂコンテンツを指定された言語に翻訳してもＷｅｂブラウザに転送しているので、言語を指定すれば、その言語に対応するＷｅｂコンテンツがなくても閲覧することはできるが、上記と同様に、表示用の言語の指定が必要となる。
【０００９】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、Ｗｅｂサーバアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示することができるブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明によるブラウザ表示言語自動判別システムは、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むブラウザ表示言語自動判別システムであって、
予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、
その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを前記Ｗｅｂサーバに備えている。
【００１１】
本発明によるＷｅｂサーバは、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバであって、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを備えている。
【００１２】
本発明によるブラウザ表示言語自動判別方法は、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むシステムのブラウザ表示言語自動判別方法であって、前記Ｗｅｂサーバ側に、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別するステップと、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信するステップとを備えている。
【００１３】
すなわち、本発明のブラウザ表示言語自動判別システムは、パーソナルコンピュータ（以下、パソコンとする）や携帯電話機でＷｅｂページを閲覧する際に、Ｗｅｂコンテンツの表示言語を自動的に判別して表示することが可能な構成を提供するものである。
【００１４】
より具体的に説明すると、本発明のブラウザ表示言語自動判別システムでは、ネットワーク経由でＷｅｂサーバへ接続するパソコンや携帯電話機等のＷｅｂブラウザ機能を持つ表示端末と、表示端末から通知された表示言語設定情報を基に言語別コンテンツ記憶部より適合する言語のＷｅｂコンテンツを選び出して表示端末へ送信するＷｅｂサーバとから構成されている。
【００１５】
表示端末は表示言語設定記憶部を持ち、ここにＷｅｂコンテンツを表示するための言語の種別（例えば、日本語、英語等）あるいはコードを表示言語設定情報として記憶しておく。表示端末はＷｅｂサーバへ接続する際に、表示言語設定記憶部からＷｅｂコンテンツの表示に使用するする言語設定を読出し、Ｗｅｂサーバへと通知する。
【００１６】
Ｗｅｂサーバは表示端末から通知された表示言語設定情報を基に言語別コンテンツ記憶部より、表示言語設定情報に適合する言語のＷｅｂコンテンツを選び出し、そのＷｅｂコンテンツを表示端末へ配信する。ここで、言語別コンテンツ記憶部にはＷｅｂコンテンツが作成された言語毎に分類されて記憶されているか、あるいは上記の特許文献１の技術を用いて表示言語設定情報に適合する言語に翻訳する手段を備えている。
【００１７】
上記のように構成することで、パソコンや携帯電話機でＷｅｂページを閲覧する際に、Ｗｅｂコンテンツの言語を指定させたり、選択させたりすることなく、そのＷｅｂコンテンツの表示言語を自動的に判別してパソコンや携帯電話機に表示させることが可能となる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの構成を示すブロック図である。
図１において、本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムは表示装置１と、ネットワーク１００と、Ｗｅｂサーバ２とから構成されている。
【００１９】
表示装置１はＷｅｂブラウザ機能を持ち、Ｗｅｂサーバ２から送信されたＷｅｂコンテンツの表示を行う表示部１１と、利用者が予め設定した表示部１１で表示する言語の種別（例えば、日本語や英語等）あるいはコードを表示言語設定情報として記憶する表示言語設定記憶部１２とを備え、ネットワーク１００に接続されている。表示装置１としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機等がある。
【００２０】
Ｗｅｂサーバ２は、表示装置１からの表示言語情報を判別してその判別結果にしたがって言語別コンテンツ記憶部２２から対応する言語のＷｅｂコンテンツを取得し、表示装置１に配信する表示言語判別部２１と、日本語や英語等の各言語に作成されたＷｅｂコンテンツを作成された言語毎に分類して記憶する言語別コンテンツ記憶部２２とを備え、ネットワーク１００に接続されている。
【００２１】
ここで、言語別コンテンツ記憶部２２にはＷｅｂコンテンツが作成された言語毎に分類されて記憶されているか、あるいは上記の特許文献１の技術を用いて表示言語設定情報に適合する言語に翻訳する手段（図示せず）を備えている。
【００２２】
ネットワーク１００は表示装置１からＷｅｂサーバ２への表示言語設定情報やＷｅｂサーバ２から表示装置１へのコンテンツ情報等を、表示装置１とＷｅｂサーバ２との間でやりとりさせるための通信ネットワークである。
【００２３】
図２は本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図１及び図２を参照して本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作について説明する。
【００２４】
表示装置１はネットワーク網１００を経由してＷｅｂサーバ２に接続する際に、表示言語設定記憶部１２に予め記憶してある表示言語情報をＷｅｂサーバ２に通知する（図２ステップＳ１）。
【００２５】
Ｗｅｂサーバ２は内部の表示言語判別部２１に、表示装置１から送られてきた表示言語設定情報を通知する。表示言語判別部２１は表示装置１から通知さてきれた表示言語設定情報を基に表示言語を判別する（図２ステップＳ２）。
【００２６】
このとき同時に、Ｗｅｂサーバ２は該当する言語のＷｅｂコンテンツを言語別コンテンツ記憶部２２から取得し（図２ステップＳ３）、そのＷｅｂコンテンツを表示装置１に配信する（図２ステップＳ４）。
【００２７】
表示装置１はＷｅｂサーバ３からＷｅｂコンテンツが送られてくると、表示言語設定記憶部１２に予め設定した表示言語にしたがって、そのＷｅｂコンテンツを表示部１１に自動表示する（図２ステップＳ５）。
【００２８】
このように、本実施例では、表示装置１側から通知される表示言語情報を基にＷｅｂサーバ２側が提供するＷｅｂコンテンツの言語を自動判別することによって、Ｗｅｂサーバ２へのアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示部１１に表示することができる。
【００２９】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むシステムにおいて、表示装置で表示する言語の種別やコードを示す表示言語設定情報を予め設定しておき、Ｗｅｂサーバへのアクセス時に表示装置から転送される表示言語設定情報に基づいて表示装置から要求された言語を判別し、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して表示装置に配信することによって、Ｗｅｂサーバアクセス時に、利用者が表示用の言語の指定を行うことなく、利用者が希望する言語でＷｅｂコンテンツを表示することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例によるブラウザ表示言語自動判別システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
１ 表示装置
２ Ｗｅｂサーバ
１１ 表示部
１２ 表示言語設定記憶部
２１ 表示言語判別部
２２ 言語別コンテンツ記憶部
１００ ネットワーク
Claims (9)
- 予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むブラウザ表示言語自動判別システムであって、
予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、
その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを前記Ｗｅｂサーバに有することを特徴とするブラウザ表示言語自動判別システム。 - 前記表示言語設定情報は、予め設定されて前記表示装置に記憶されており、前記表示装置から前記Ｗｅｂサーバへのアクセス時に読出されて前記Ｗｅｂサーバに送信されることを特徴とする請求項１記載のブラウザ表示言語自動判別システム。
- 前記コンテンツを作成言語毎に分類して記憶する記憶手段を前記Ｗｅｂサーバに含むことを特徴とする請求項１または請求項２記載のブラウザ表示言語自動判別システム。
- 予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバであって、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別する手段と、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信する手段とを有することを特徴とするＷｅｂサーバ。
- 前記表示言語設定情報は、予め設定されて前記表示装置に記憶されており、前記表示装置から自装置へのアクセス時に読出されて送信されてくることを特徴とする請求項４記載のＷｅｂサーバ。
- 前記コンテンツを作成言語毎に分類して記憶する記憶手段を含むことを特徴とする請求項４または請求項５記載のＷｅｂサーバ。
- 予め記憶しているコンテンツを要求元の表示装置に転送するＷｅｂサーバを含むシステムのブラウザ表示言語自動判別方法であって、前記Ｗｅｂサーバ側に、予め設定されかつ前記表示装置で表示する言語の少なくとも種別を示す表示言語設定情報に基づいて前記表示装置から要求された言語を判別するステップと、その判別結果を基に対応する言語のコンテンツを取得して前記表示装置に配信するステップとを有することを特徴とするブラウザ表示言語自動判別方法。
- 前記表示言語設定情報は、予め設定されて前記表示装置に記憶されており、前記表示装置から前記Ｗｅｂサーバへのアクセス時に読出されて前記Ｗｅｂサーバに送信されることを特徴とする請求項７記載のブラウザ表示言語自動判別方法。
- 前記コンテンツは、作成言語毎に分類されて前記Ｗｅｂサーバに記憶されることを特徴とする請求項７または請求項８記載のブラウザ表示言語自動判別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003012937A JP2004227199A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | ブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003012937A JP2004227199A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | ブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004227199A true JP2004227199A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32901389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003012937A Pending JP2004227199A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | ブラウザ表示言語自動判別システム、Ｗｅｂサーバ及びそれに用いるブラウザ表示言語自動判別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004227199A (ja) |
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-
2003
- 2003-01-22 JP JP2003012937A patent/JP2004227199A/ja active Pending
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