JP2004226715A - 自動天地表示制御システムと方法およびプログラム - Google Patents

自動天地表示制御システムと方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示制御対象を「文字の配列方向」にしか自動表示できない。
【解決手段】筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の表示方向を、使用者にとって最適となる様制御する天地表示制御部1と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を設定・通知する表示モード記憶部2と、現在の情報表示方向の情報を設定・通知しする表示状態記憶部3と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部4と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機5と、傾斜測定機からの入力情報を制御する傾斜測定機制御部6と、背面液晶表示のデータ表示を行う表示処理部7とから構成し、姿勢変化に合わせて画像の表示方向を制御することにより、使用者に対し自動的に適正な表示を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動天地表示制御システムと方法およびプログラムに関し、特に姿勢変化によって背面液晶表示等の数値、アイコンおよび画像等の非文字データ情報表示方向変更を制御し、常に使用者に最適な画面表示を提供する自動天地表示制御システムと方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、特開2000−332866号公報がある(特許文献1参照。)。
【0003】
これは、表示装置に表示する情報の配列方向を、端末本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変更することができて視認性並びに操作性の向上を同時に実現可能にすること。また、縦方向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成された表示装置を使用する場合であっても、その表示装置に表示する文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止すること。
【0004】
携帯電話機の筐体の姿勢が変化した場合に、これを重力センサにより検知し、その検知結果に基づいてLCDパネルに表示する情報の配列方向を常に適正な状態(表示情報を構成する文字の天地方向が鉛直線VLに沿った状態)に変更する。
【0005】
これは、携帯電話機やページャなどのような携帯端末、つまり、文字や数字などの情報を表示するための表示装置を備えた表示装置付携帯端末に関する。
【0006】
解決しようとする課題として、携帯電話機やページャなどのようなポケットサイズの携帯端末においては、一般的に端末本体の所定位置に小型の液晶表示装置を設けて、この表示装置に文字や数字或いはアイコンなどの情報を表示する構成となっている。
【0007】
この場合、表示装置に表示される情報は、天地方向(上下方向)が固定された状態となっているため、端末本体の姿勢によっては表示内容の視認性が悪くなる場合があり、これを是正して表示内容を正確に読み取るためには、端末本体を所定の状態に持ち直す必要があり、その分だけ操作性が悪くなるという問題点があった。
【0008】
また、近年の携帯電話機においては、その機能の多様化(特にはメール機能やオンラインサービス機能などの拡充)に応じて、一括表示可能な文字数を増やした大型の表示装置を搭載することも行われているが、携帯電話機の場合、表示装置の横方向の大きさには限度があるため、縦方向の表示可能文字数を横方向の表示可能文字数より多い状態に設定した縦長の表示装置を搭載することが行われている。
【0009】
この場合、表示装置には文字情報を横方向(つまり表示可能文字数が少ない方向)に配列して表示しているため、表示文字情報列が下方に行送りされる回数が増えるケースが多くなり、このような場合には、その情報列を読み取りにくくなって視認性が悪くなるという事情があった。
【0010】
このため上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、表示装置に表示する情報の配列方向を、端末本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変更することができて視認性並びに操作性の向上を同時に実現可能になる表示装置付携帯端末を提供することにあり、第2の目的は、縦方向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成された表示装置を使用する場合であっても、その表示装置に表示する文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止できるようになる表示装置付携帯端末を提供することにある。
【0011】
課題を解決するための手段として、前記第1の目的を達成するために、第1の表示装置付携帯端末の手段によれば、端末本体の姿勢が変化した場合に、これを検知手段が検知すると共に、表示制御手段が、検知手段により検知された端末本体の姿勢に応じて表示装置に表示する情報の配列方向を適正な状態に変更するようになる。
【0012】
この結果、端末本体の姿勢がどのような状態にあるときでも、表示装置による表示内容の視認性が悪化する恐れがなくなると共に、端末本体を所定の状態に持ち直す必要がなくなるものであり、総じて視認性及び操作性を向上させ得るようになる。
【0013】
また、第2の表示装置付携帯端末の手段によれば、上記のような表示情報の配列方向の変更制御を、表示制御手段が自動モードに切り換えられた状態でのみ行う構成となっているから、当該変更制御の要否をユーザー側で選択できるようになる。
【0014】
また、第3の表示装置付携帯端末の手段によれば、表示制御手段を手動モードに切換えておけば、ユーザー側の操作により、表示装置に表示される情報配列方向を90°ずつ変更できるようになる。
【0015】
つまり、表示装置に表示される情報配列方向を自動的に変更する状態と、その配列方向をユーザーの意思で変更する状態との使い分けが可能になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0016】
前記第2の目的を達成するために、第4の表示装置付携帯端末の手段によれば、縦方向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成された表示装置に対し、文字情報を横方向に配列して表示した定常表示状態において、その表示文字情報列を下方に行送りする行送り回数が、当該文字情報列を表示装置に対し縦方向に表示した場合における下方への行送り回数より多くなる状態時には、表示制御手段が、文字情報列を表示装置の縦方向に並べ換えた状態で表示するようになる。
【0017】
これにより、縦長形態の表示装置に文字情報列を表示する場合に、その表示文字情報列が下方に行送りされる回数を極力抑制した状態とすることができるから、表示された文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止できるようになる。
【0018】
また、第5の表示装置付携帯端末の手段によれば、上記のような文字情報列の並べ換え制御を、表示制御手段が自動モードに切り換えられた状態でのみ行う構成となっているから、当該並べ換え制御の要否をユーザー側で選択できるようになる。
【0019】
また、第6の表示装置付携帯端末の手段によれば、表示制御手段を手動モードに切換えておけば、ユーザー側の操作により、表示装置に表示する文字情報列の並べ換え制御を選択的に行い得るようになる。
【0020】
つまり、表示装置に表示する文字情報列の並べ換えを自動的に行う状態と、その並べ換えをユーザーの意思で行う状態との使い分けが可能になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0021】
効果として、第1、第2、および第3の表示装置付携帯端末の手段によれば、要するに、筐体2の姿勢が変化した場合に、これを重力センサが検知すると共に、制御回路が、その検知結果に基づいてLCDパネルに表示する情報の配列方向を常に適正な状態に変更するようになるものであり、この結果、筐体の姿勢がどのような状態にあるときでも、LCDパネルによる表示内容の視認性が悪化する恐れがなくなると共に、筐体を所定の状態に持ち直す必要がなくなるものであり、総じて視認性及び操作性の向上を実現できることになる。
【0022】
しかも、上記のような表示情報の配列方向の自動的な変更制御は、ユーザーの意思により自動モードに切り換えられた状態でのみ行われる構成となっているから、当該変更制御の要否をユーザー側で選択できるようになって、実用上において便利になる。
【0023】
さらに、ユーザーの意思で手動モードに切換えておけば、LCDパネルに表示される情報配列方向を、キー操作部の操作に応じて90°ずつ変更できるようになる。つまり、LCDパネルに表示される情報配列方向を自動的に変更する状態と、その配列方向をユーザーの意思で変更する状態との使い分けが可能になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0024】
また、第4、第5、および第6の表示装置付携帯端末の手段によれば、要するに、縦方向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成されたLCDパネルに対し、メール文などの文字情報を横方向に配列して表示した定常表示状態において、その表示文字情報列を下方に行送りする行送り回数が、当該文字情報列をLCDパネルに対し縦方向に表示した場合における下方への行送り回数より多くなる状態時には、当該文字情報列をLCDパネルの縦方向に並べ換えた状態で表示されることになる。
【0025】
これにより、縦長形態のLCDパネルに文字情報列を表示する場合に、その表示文字情報列が下方に行送りされる回数を極力抑制した状態とすることができるから、表示された文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止できるようになる。
【0026】
尚、これらの第4、第5、および第6の表示装置付携帯端末の手段によれば、文字情報列の並べ換え制御を、自動モード及び手動モードをユーザー側で選択できる構成とし、自動モードが選択されたときのみ上記のような並べ換え制御を自動的に行い、手動モードが選択されたときには、キー操作部での操作に応じて並び換え制御を行う構成とすることもできる。
【0027】
このような構成とした場合には、文字情報列の自動的な並べ換え制御の要否をユーザー側で選択できるようになって、利便性が向上すると共に、ユーザーの意思で手動モードに切換えておけば、上記文字情報列の並べ換え制御を選択的に行い得るようになるから、LCDパネルに表示する文字情報列の並べ換えを自動的に行う状態と、その並べ換えをユーザーの意思で行う状態との使い分けが可能になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0028】
さらに、表示装置付携帯端末に大型のLCDパネルを搭載し、且つ当該LCDパネル上に操作用のタッチスイッチ群を配置した携帯電話機に適用することも可能である。但し、この場合には、携帯電話機の筐体の姿勢が変化するのに応じて、LCDパネルの表示方向を適正な状態に変更すると共に、これに合わせてタッチスイッチの配列も変更することになる。また、携帯電話機に限らず、ページャなどのような他の表示装置付携帯端末に適用することも可能である。
【0029】
また、従来技術として、特開2001−242845号公報がある(特許文献2参照。)。
【0030】
これは、携帯型情報端末の保持方向あるいは画像表示装置の表示面方向を変更するだけで、操作者の好みの方向に画像表示方向を変更することができるようにするものである。
【0031】
画像表示装置と重力検出装置を備えた携帯型情報端末であって、重力検出装置は磁気センサを用いたものであり、重力検出装置により検出された携帯型情報端末の保持方向、又は画像表示装置の上下面反転に伴う表示面方向にしたがって、前記画像表示装置に表示する画像の表示方向を変更すること。
【0032】
また、入力装置としてタッチパネルを有する第一の画像表示装置と、第一の画像表示装置に連結され且つ入力装置としてタッチパネルを有する第二の画像表示装置と、重力検出装置と、を備え、第一と第二の画像表示装置の何れかにキー配列を表示する携帯型情報端末であって、重力検出装置により検出された携帯型情報端末の保持方向にしたがって、第一と第二の画像表示装置に表示する画像とキー配列の表示方向を操作者に正対する向きに変更すること。
【0033】
これは、携帯して使用することの可能な情報機器、即ち携帯型情報端末における画像の表示方向の変更技術に関するものである。
【0034】
従来の携帯型情報端末には、入力装置としてキーボードを有するタイプのものと、入力装置として画像表示装置の表面に重ねられたタッチパネルを有するタイプのものがあるが、文章入力時の操作性という観点からは前者の方が優れているといえる。
【0035】
従来の携帯型情報端末は長方形の画像表示装置に一定方向の画像のみを表示するものであった。しかし、表示する画像や使用するソフトウェアにより、縦長方向の表示が適している場合あるいは横長方向の表示が適している場合があり、従来の一定方向の画像のみを表示する携帯型情報端末では表示内容を見辛く感じることがあった。
【0036】
また、情報端末の上下面を反転させて表示内容を対面者に見せる場合、表示の上下が逆になるので携帯型情報端末本体を180度回転させなければならず、使い勝手が悪かった。
【0037】
なお、タッチパネルを有する携帯型情報端末には、前記端末の保持方向を検出して、その出力により表示方向を変更する機能を有するものがあり、例えば、特開平7−168529号公報、特開平10−301695号公報に開示されている。
【0038】
解決しようとする課題として、従来の技術は、前記情報端末の保持方向を検出する装置の出力により画像表示装置の表示方向を変更し、操作者の使い勝手を向上させるものであったが、文章入力時の操作性という観点からの考慮、あるいは画像表示装置の対面者への表示面方向の変更に対する表示方向への考慮はなされていなかった。
【0039】
そこで、この携帯型情報端末は、携帯型情報端末の保持方向あるいは画像表示装置の表示面方向を変更するだけで、操作者の好みの方向に表示方向を変更することができ、更に、その方向で操作性良くキーボードを扱うことのできる携帯型情報端末を提供することを目的とするものである。
【0040】
課題を解決するための手段として、前記課題を解決するために、この携帯型情報端末は、主として次のような構成を採用する。
【0041】
画像表示装置と重力検出装置を備えた携帯型情報端末であって、前記重力検出装置は磁気センサを用いたものであり、前記重力検出装置により検出された前記携帯型情報端末の保持方向にしたがって、前記画像表示装置に表示する画像の表示方向を操作者に正対する向きに変更する携帯型情報端末である。
【0042】
また、画像表示装置と重力検出装置を備えた携帯型情報端末であって、前記重力検出装置により検出された画像表示装置の上下面反転に伴う表示面方向にしたがって、画像表示装置に表示する画像の上下表示方向を変更する携帯型情報端末である。
【0043】
また、入力装置としてタッチパネルを有する第一の画像表示装置と、前記第一の画像表示装置に連結され且つ入力装置としてタッチパネルを有する第二の画像表示装置と、重力検出装置と、を備え、前記第一と第二の画像表示装置の何れかにキー配列を表示する携帯型情報端末であって、前記重力検出装置により検出された前記携帯型情報端末の保持方向にしたがって、前記第一と第二の画像表示装置に表示する画像とキー配列の表示方向を操作者に正対する向きに変更する携帯型情報端末である。
【0044】
また、入力装置としてタッチパネルを有する第一の画像表示装置と、前記第一の画像表示装置に連結され且つ入力装置としてタッチパネルを有する第二の画像表示装置と、重力検出装置と、を備え、前記第一と第二の画像表示装置の何れかにキー配列を表示する携帯型情報端末であって、前記重力検出装置により検出された画像表示装置の上下面反転に伴う表示面方向にしたがって、画像表示装置に表示する画像とキー配列の上下表示方向を変更する携帯型情報端末である。
【0045】
効果として、これらの携帯型情報端末は重力検出装置を備えているため、携帯型情報端末の保持方向あるいは画像情報装置の表示面方向を検出することが可能である。よって表示する画像や使用するソフトウェアにより操作者が画像表示装置の表示内容を見辛く感じた際、携帯型情報端末の保持方向を変更するだけで画像表示装置の表示方向を変更することができる。
【0046】
また、操作者が対面者に表示内容を見せる際、画像表示装置の表示面を対面者に向けるだけで画像表示装置の表示方向を変更することができる。
【0047】
また、これらの携帯型情報端末は重力検出装置により検出された保持方向により画像表示装置に操作者に正対するキー配列を表示することができるため、保持方向を変更した際も操作者は自分に正対するキーボードを用いて携帯型情報端末を操作することができる。
【0048】
また、従来技術として、特開2000−250434号公報がある(特許文献3参照。)。
【0049】
これは、携帯型情報機器の姿勢を重力の方向に対して適切に検出し、判りやすい情報表示を行う。
【0050】
携帯端末の表示部への表示方向は、主制御部が重力方向検出部が検出する重力方向に応じて変更する。メモリには、重力方向検出部が検出する重力方向変化に対応する信号と、携帯端末のハンドリング状態および適切な表示方向とがテーブルで関連付けられて記憶されている。
【0051】
主制御部は、メモリ5に記憶されているテーブルを参照し、表示部で表示すべき表示方向を決定する。表示部での表示方向は、押圧検出部に対する所定の押圧での指示、あるいは入力部に対する手書き文字入力の方向などによっても指定することができる。
【0052】
これは、携帯型の情報処理端末や情報処理装置などの携帯型情報機器に関する。
【0053】
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などとも呼ばれる携帯型情報処理装置等の携帯型情報機器が広く使用されている。
【0054】
携帯型情報処理装置をはじめ、携帯電話や携帯端末では、各種情報の表示用として、液晶表示素子(LCD)などの表示画面が、筐体の許す最大限度に近い状態で装備されている。
携帯電話や携帯端末が動作するアプリケーションが多様化し、それらのアプリケーションに応じて表示する情報も多くなり、できるだけ大きな画面で表示することが要望されているからである。
【0055】
たとえば携帯電話において、従来は時刻や発呼者の電話番号を表示するために、1行分の表示画面があれば充分と考えられていた。しかしながら、電話帳機能やメニュー等の表示を行うアプリケーションが一般的になってきており、必然的に大きな表示部が要求されている。
【0056】
さらに、画像あるいはメール等の表示を行うためには、従来の縦長表示より横長表示の方が使いやすいという場合も生じてくる。矩形の表示画面に横長あるいは縦長の表示方向で情報を表示する場合、表示方向を固定しておくと、表示画面を回転させるか、ユーザが見る角度を回転させるかあるいは移動させて見るか、表示が小さくなるのを覚悟の上で画面表示全体を小さくするかなどしか、選択の余地はない。
【0057】
特開平8−179739号公報には、自動的に表示方向を変更させる方法として、上下または左右などの重力の方向を検出する手段を設け、この検出手段の出力によって、目視表示すべきデータをそのまま表示部での姿勢に対応する予め定める態様、たとえば成立上下左右反転の各対応で表示する考え方に基づく先行技術が開示されている。特開平9−275452号公報には、特定のアプリケーション、たとえばファクシミリの起動である受信に対応して、現在表示されている表示方向を自動的に特定のアプリケーションの所定表示方向に切換える考え方に基づく先行技術が示されている。
【0058】
特開平9−44143号公報には、携帯情報通信端末装置に設けられる矩形の表示画面に、検知される重力の方向とは反対方向になるように、表示の向きを制御する考え方に基づく先行技術が示されている。
【0059】
解決しようとする課題として、特開平8−179739号公報に開示されている先行技術では、情報処理装置の本体は所定の姿勢で保持され、本体に対して表示装置の部分の姿勢が変化し、その姿勢を重力のかかる方向に基づいて検出し、視覚表示すべきデータの表示態様を表示内容の姿勢に対応するようにしている。このため、情報処理装置の本体に対する3次元の重力方向検出は行われず、携帯型情報処理装置のように携帯するためにあらゆる方向から重力が印加される可能性がある場合に対応することができないという問題がある。
【0060】
特開平9−275452号公報に開示されている先行技術では、特定のアプリケーションに対して自動的に最適な横方向が得られるように表示を切換えるけれども、すべてのアプリケーションが最適な表示方向を持っているわけではなく、また、ユーザの見たい方向の方が最適な表示とも言える場合もある。
【0061】
特開平9−44143号公報の先行技術では、自動車電話や携帯電話などに使用される携帯情報通信端末の表示画面に表示される画像の向きが、常に重力方向とは反対方向にくるように制御されるので、特開平9−275452号公報の先行技術と同様に、必ずしもユーザが見たい方向に表示が行われるとは限らない。
【0062】
目的は、3次元的な重力の方向に応じて表示方向を変更することができ、視覚表示用の情報を情報表示手段に適切な表示方向で表示することができる携帯型情報機器を提供することである。
【0063】
課題を解決するための手段として、視覚表示用の情報表示手段を備える携帯型情報機器において、情報表示手段に作用する重力の方向を検出する方向検出手段と、方向検出手段の検出結果に基づいて、情報表示手段の姿勢を判定する判定手段と、判定手段の判定する情報表示手段の姿勢について予め設定される基準に従って、情報表示手段での情報の表示方向を制御する制御手段とを含むことを特徴とする携帯型情報機器である。
【0064】
この携帯型情報機器に従えば、方向検出手段が情報表示手段に作用する重力の方向を検出し、判定手段は情報表示手段の姿勢を方向検出手段の検出結果に基づいて判定する。制御手段は、判定手段の判定する情報表示手段の姿勢について予め設定される基準に従って、情報表示手段での情報の表示方向を制御する。重力の方向を、方向検出手段が3次元的に検出するので、情報表情表示手段には3次元的な重力の作用方向に応じて適切な表示方向で情報の表示を行うことができる。
【0065】
またこの携帯型情報機器は、前記制御手段による前記情報表示手段での情報の表示方向の制御に対し、前記判定手段による姿勢の判定結果に従う表示方向の変更を禁止する指示と、所定方向に表示方向を変更する指示とを入力するための入力手段をさらに含み、制御手段は入力手段への入力に従って、表示方向の変更が禁止されれば表示状態を継続し、表示方向の変更が指示されれば指示された方向に表示方向を変更するように、情報表示手段を制御することを特徴とする。
【0066】
この携帯型情報機器に従えば、入力手段に方向の変更を禁止する指示や所定方向に表示方向を変更する指示を入力すると、制御手段は入力手段への入力に従って、表示方向の変更が禁止されれば表示状態を継続し、表示方向の変更が指示されれば指示された方向に表示方向を変更するように制御するので、表示方向を固定したり、所定の表示方向に統一したりすることもできる。
【0067】
またこの携帯型情報機器で前記入力手段は、前記情報表示手段または筐体の表面に付加される部分的な圧力の加圧位置を検出し、所定の圧力の加圧位置が連続的に移動するときに、該移動方向を前記所定方向の指示として入力することを特徴とする。
【0068】
この携帯型情報機器に従えば、表示方向を指定するための所定の方向の入力は、表示手段または筐体の表面に付加される部分的な圧力の加圧位置を検出し、所定の圧力の加圧位置が連続的に移動するようにして入力することができる。
【0069】
またこの携帯型情報機で前記方向検出手段は、筐体に作用する重力の方向を検出し、前記判定手段は、該筐体への前記情報表示手段の装着状態に基づいて、重力の方向に対する情報表示手段の姿勢を判定することを特徴とする。
【0070】
この携帯型情報機器に従えば、筐体に作用する重力の方向を検出し、筐体に対する情報表示手段の装着状態に基づいて情報表示手段の姿勢を判定するので、方向検出手段は携帯型情報機器の筐体のどの場所に配置することもでき、小型で高密度に構成部品が収納される携帯型情報機器に対しても、効率的に筐体内の空間を利用して、方向検出手段を配置することができる。
【0071】
この携帯型情報機器で、前記制御手段は、前記情報表示手段での表示方向の制御を、表示が中止されている間は停止し、表示が再開されると同時に制御も再開するように制御することを特徴とする。
【0072】
この携帯型情報機器明に従えば、情報表示手段に情報が表示されていない間には表示方向の変更のための処理を行わないので、携帯型情報機器が電源として備える電池などの消耗を避けることができる。表示を再開するときは重力の方向に基づく姿勢の判定と、判定結果に応じる表示方向の変更とを再開するので、情報表示手段に情報が表示される間は、姿勢検出による表示方向の切換え制御を行わせることができる。
【0073】
この携帯型情報機器で前記判定手段は、前記方向検出手段が検出する重力の方向の変化が、所定の閾値以下の振幅、回転あるいは加速度であるとき、変化を無視することを特徴とする。
【0074】
この携帯型情報機器に従えば、方向検出手段が検出する重力の方向の変化が所定の閾値以下の振幅、回転あるいは加速度であるときに、変化を無視して情報表示手段に対する表示方向の変更の制御を行わないので、手ぶれなどに対して表示方向が変化してしまう事態を避けることができる。
【0075】
この携帯型情報機器で前記情報表示手段は、タッチパネルとして構成され、タッチパネルに書かれる文字、記号、図形を識別する識別手段をさらに含み、前記制御手段は、識別手段によって識別される文字、記号、図形の配列方向に前記情報表示手段での表示方向を合わせるように制御することを特徴とする。
【0076】
この携帯型情報機器に従えば、タッチパネルとしての情報表示手段に手書きで文字、記号、図形を入力すると、識別手段が文字、記号、図形を識別し、制御手段は識別手段によって識別される文字、記号、図形の配列方向に情報表示手段での表示方向を合わせるので、手書きの入力方向に合わせて情報の表示を行わせることができる。
【0077】
この携帯型情報機器は、前記表示手段での表示方向を示す方向表示手段を備えることを特徴とする。
【0078】
この携帯型情報機器に従えば、情報表示手段での表示方向を方向表示手段で示すようにしているので、情報表示手段での表示がなかったり、表示方向の判別が困難な状態であっても、表示方向を確認することができる。
【0079】
さらにこの携帯型情報機器は、電気絶縁性の容器と、容器の底面に、間隔をあけて配置される複数の個別電極と、容器の底面または周壁面に、該複数の個別電極を外囲するように配置される共通電極と、容器内に、内容積の一部を占めるように貯留される液状導体と、該複数の個別電極と該共通電極との導通状態を検知し、導通状態についての予め定める関係に従って、該容器に作用する重力の方向を判定する方向判定手段とを含むことを特徴とする重力方向検出器である。
【0080】
この携帯型情報機器に従えば、容器内に液状導体を貯留させ、容器の底面に複数の個別電極を間隔をあけて配置し、容器の底面あるいは容器の内壁面に個別電極を外囲するように共通電極を配置し、個別電極と共通電極との間の導通状態を検知する。容器の底面の傾きに応じて、個別電極と共通電極との間の導通状態は変化し、予め個別電極と共通電極との導通状態と容器の傾きとの対応関係を調べておけば、個別電極と共通電極との導通状態から容器の傾きに対する壁面の変化として、重力の方向を検出することができる。
【0081】
効果として、以上のようにこの携帯型情報機器によれば、3次元的な重力の方向に応じて情報表示手段での表示方向を変更することができ、携帯型情報機器として適切な表示を行わせることができる。
【0082】
またこの携帯型情報機器によれば、重力の方向に基づく表示方向の切換えを禁止したり、所定方向に指定したりすることもできるので、ユーザが見やすい状態に情報表示手段の表示方向を制御することもできる。
【0083】
またこの携帯型情報機器によれば、情報表示手段に作用する重力の方向を、情報表示手段に直接方向検出手段を設けないでも筐体に配置すれば情報表示手段の重力の方向に対する姿勢を判定することができるので、携帯型情報機器の狭い内部空間内で、方向検出手段を配置する自由度を高めることができる。
【0084】
またこの携帯型情報機器によれば、情報表示手段への表示が停止している間は重力の方向に対する表示方向の変更を停止し、表示の再開と同時に重力の方向に対する表示の方向の変更を再開するので、表示の停止中での無駄な制御を避けて電力消費を低減することができる。
【0085】
またこの携帯型情報機器によれば、携帯型情報機器に作用する重力の方向の変化が所定の閾値以下の振幅、回転、あるいは加速度であるときには、変化を無視するので、手振れなどに基づく表示方向の制御を避けることができる。
【0086】
またこの携帯型情報機器によれば、タッチパネルとして構成される情報表示手段に手書きで文字、記号、図形を入力すれば、入力方向に応じて表示方向を変更することができる。
【0087】
またこの携帯型情報機器によれば、方向表示手段によって、情報表示手段での表示方向を表示するので、情報表示手段の表示内容だけでは表示方向が分かりにくいときであっても、方向表示手段を参照して容易に表示方向を確認することができる。
【0088】
さらにこの携帯型情報機器によれば、簡単な構成で3次元的に重力の方向を電気的に検出することができる。
【0089】
また、従来技術として、特開平11−317796号公報がある(特許文献4参照。)。
【0090】
これは、電話機能および情報端末機能を有する携帯情報端末装置では、利用者が事前に機能切替ボタンを操作し、所望の機能を選択したうえで、利用を開始するという手順が必要であった。
【0091】
装置上面に表示部2と入力部を備え、装置上面の一方の端部近傍に受話器を他方の端部近傍に送話器を備え、電話機能および情報端末機能の双方を有する携帯情報端末装置において、装置の向きを検出可能な方向検出スイッチを設け、受話器側を上に送話器側を下にして装置を保持すると、自動的に電話機能となり、上面を上に向けて装置を水平にすると、自動的に情報端末機能となるように制御する制御手段を設けたものである。
【0092】
これは、携帯情報端末装置に係り、特に、電話機能をあわせ持ち、電話機能と情報端末機能とを切り替えて利用可能な携帯情報端末装置に関するものである。
【0093】
従来、電話機能をあわせ持つ携帯情報端末装置には、電話機能と情報端末機能を切り替えるための機能切替ボタンを設けてある。
【0094】
この機能切替ボタンは、例えば「端末」ボタンと「電話」ボタンから構成されており、情報端末機能を利用したい場合には「端末」ボタンを押下してから操作を開始し、電話機能を利用したい場合には「電話」ボタンを押下してから利用を開始する。
【0095】
すなわち、従来の携帯情報端末装置を利用する際には、事前に機能切替ボタンを押下することにより、予めその携帯情報端末装置に対して、これから利用しようとする所望の機能種別を通知する手順が必要である。
【0096】
解決しようとする課題として、通常、電話機能のみまたは情報端末機能のみの装置では、事前に機能切替を行う等という操作は不要であり、すぐに所望の操作を開始することができる。しかしながら、前記従来の携帯情報端末装置では、電話機能と情報端末機能の双方を有するために、事前に必ず機能切替ボタンを押下して機能を選択しなければならないという問題がある。
【0097】
課題を解決するための手段として、この携帯情報端末装置は、装置上面に配設され、利用者 にデータを表示する表示部と、装置上面に配設され、利用者によるデータ入力を受け入れる入力部と、装置上面の一方の端部近傍に配設され、利用者に対して音声を伝達する受話器と、装置上面の他方の端部近傍に配設され、利用者の音声を受け入れる送話器と、データの送信および受信を行う送受信部とから構成され、電話機能および情報端末機能を有する携帯情報端末装置において、方向検出スイッチを装置内部に設け、この方向検出スイッチは、第1の検出手段と第2の検出手段を備えた筒状空間部を有し、この筒状空間部は、第1の検出手段が送話器側の端部側となり第2の検出手段が受話器側の端部側となるとともに第1の検出手段が第2の検出手段より装置上面に近接するように傾斜づけて形成され、第1の検出手段と第2の検出手段の間を移動可能な移動子を内蔵し、受話器側の端部を上に、送話器側の端部を下にして、装置を保持した場合、移動子は重力により移動して第1の検出手段を押圧し、第1の検出手段はこれを検出することとし、上面を上に向けて装置を水平とした場合、移動子が重力により移動して第2の検出手段を押圧し、第2の検出手段はこれを検出することとし、第1の検出手段および第2の検出手段と接続し、第1の検出手段が押圧状態の場合には装置を電話機能に切り替え、第2の検出手段が押圧状態の場合には装置を情報端末機能に切り替えるように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0098】
効果として、以上詳細に説明したように、方向検出スイッチを設けて携帯情報端末の向きを検出し、その向きに応じて電話機能と情報端末機能を自動切替することとしたため、利用者による機能切替操作を省略することができ、利便性を向上させる効果を有する。
【0099】
また、従来技術として、特開平10−340073号公報がある(特許文献5参照。)。
これは、表示方向を縦横に容易に切り替えることができる表示装置および該表示装置を備える電子機器を提供する。
【0100】
LCDは、縦横比が1:n(n>1)の表示領域に画像を表示する略正方形(1:1=n:n)の液晶表示器からなる。モード切替スイッチが下側に投入されると、当該機器を横長で把持した状態で、LCDの表示領域の上下が電子スチルカメラとして使用されている現時点の機器の上下に合致するように表示領域の方向を設定する。したがって、上下が非表示領域となる。一方、モード切替スイッチが上側に投入されると、当該機器を縦長で把持した状態で、LCDの表示領域の上下がPHS端末として使用されている現時点の機器の上下に合致するように、表示領域を90゜回転させる。したがって、(電子スチルカメラ使用時のLCDに対し)左右が非表示領域となる。
【0101】
これは、複数の機能を有し、使用される機能に応じて、表示方向を縦横で切り替える表示装置および該表示装置を備える電子機器に関する。
【0102】
一般に、映像を表示する電子機器(ビデオカメラ、電子スチルカメラ等)においては、テレビ受像機等の表示と同じ縦横の比率、すなわち長方形(横長)の画面を有する表示装置を備えている。近年、このような電子機器において、電子スチルカメラ等の撮影機能と通信機能(例えばPHS:Personal Handy phone System)とを備えた複合機器が提供 されている。該複合機器では、上記表示装置をタッチパネルとし、PHS端末として使用する際には、ダイヤルキーや、電話番号、住所等のデータベースなどを表示したり、電子スチルカメラとして使用する際には、撮影した映像を表示するようになっている。また、電子スチルカメラで撮影した映像をPHS機能ですぐに転送することができる。
【0103】
解決しようとする課題として、ところで、上述した従来の複合機器では、電子スチルカメラとして使用する場合と通信機として使用する場合とで、機器の向きを90゜回転させるものがある。例えば、電子スチルカメラとして使用する場合には、機器を横方向(横長)にして使用し、通信機として使用する場合には、機器を縦方向(縦長)にして使用する。ゆえに、表示装置の映像を正しく表示させるには、映像の表示方向を使用形態に応じて90゜回転させる必要がある。
【0104】
しかしながら、従来の複合機器では、表示装置が長方形であるため、表示方向を縦横で切り替えて表示する際、画面一杯に一画面を表示しようとすると、表示画像の縮尺が変わってしまうという問題があった。また、縮尺を同一にすると、表示方向によっては表示画像の一部が切れてしまうという問題があった。
【0105】
また、複合機器に拘わらず、従来の電子スチルカメラにおいては、縦長の被写体をフレーム枠いっぱいに収めて撮影しようとした場合、カメラ本体を90°回転させなくてはならない。横方向に安定する構造となっており、本体を90°回転させた状態で把持すると、安定性がなくなり、手ぶれが生じやすくなるという問題があった。
【0106】
また、液晶の依存性により、左右には視野が広く、上下には狭くなるので、本体を90°回転させたときに、表示部に表示される被写体の見え方が実際のものと異なるという問題があった。また、90°回転させることにより、液晶の色合いが変わるという問題があった。さらに、90°回転させることにより、所定位置に配置されたシャッターを押下し難くなり、操作性が悪くなるという問題があった。
【0107】
また、従来の撮影機能を有する電子機器(電子スチルカメラ、ビデオカメラ等)では、日付や現在時刻等を、表示されている画像データ内に付加する場合、常に、画像データ内の決まった位置に付加していた。言い換えると、従来の撮影機能を有する電子機器では、筐体の上下方向または表示部の上下方向が絶対であったため、本体を標準的な持ち方で把持した状態で、文字が正立するように付加されていた。
【0108】
しかしながら、撮影機器を縦にしたり、横にしたりして撮影するような場合には、画像データも表示部(または筐体)に対して90°回転することになり、該画像データに上述した方法で文字情報を付加すると、画像データの上下方向と文字情報の上下方向とが一致せず、視認性が悪いという問題があった。
【0109】
そこでこれは、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、表示方向を縦横に容易に切り替えることができる表示装置および該表示装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
【0110】
また、これは、本体を回転させることなく、縦長および横長の被写体を適切な縦横比で撮影できるとともに、表示することができる表示装置および該表示装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
【0111】
さらに、これは、本体を縦にしても横にしても、画像データの上下方向に合致するように、文字情報を付加することができ、視認性を向上することができる表示装置および該表示装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
【0112】
課題を解決するための手段として、上記目的達成のため、第1の表示装置は、縦横比が1:n(n>1)の表示領域に画像を表示する表示装置であって、前記表示領域が包含されるほぼn対nの縦横比を有し、使用形態に応じて、前記表示領域を回転させることを特徴とする。
【0113】
また、好ましい態様として、前記第1の表示装置は、複数の機能を有し、使用用途に応じて、使用形態が変わる複合機器に設けられてもよい第2の表示装置。
【0114】
また、好ましい態様として、前記使用形態は、前記第1の表示装置または第2の表示装置が設けられた電子機器の使用者による把持形態であってもよい第3の表示装置または第4の表示装置。
【0115】
また、上記目的達成のため、第1の電子機器は、縦横比が1:n(n>1)の表示領域に画像を表示する表示装置を備える電子機器において、前記表示装置は、前記表示領域が包含されるほぼn対nの縦横比を有し、当該機器の使用形態に応じて前記表示領域を回転させることを特徴とする。
【0116】
また、好ましい態様として、前記の第1の電子機器は、第1の機能と第2の機能とを有し、前記第1の機能を使用している時の前記表示領域の表示方向と、前記第2の機能を使用している時の前記表示領域の表示方向とが直交するものであってもよい第2の電子機器。
【0117】
また、好ましい態様として、前記第1の機能は、例えば、通信機能であり、前記第2の機能は、撮影機能であってもよい第3の電子機器。
【0118】
また、上記目的達成のため、第5の表示装置は、ほぼn対nの縦横比の表示可能領域を有し、該表示可能領域内に、縦横比が1:nまたはn:1(n>1)の有効表示領域を選択的に設定し,該有効表示領域に画像を表示することを特徴とする。
【0119】
また、好ましい態様として、例えば、第6の表示装置は、前記有効表示領域に表示する画像の上下方向は常に一定であってもよい。
【0120】
また、上記目的達成のため、第4の電子機器は、ほぼn対nの縦横比の表示可能領域を有する表示手段と、使用形態が入力される操作子と、前記操作子の操作状況に基づいて、前記表示可能領域内における有効表示領域の縦横比を変更する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
【0121】
また、好ましい態様として、例えば、第5の電子機器は、被写体を撮影する撮影手段を備え、該撮影手段によって撮影された画像を前記有効表示領域に表示するようにしてもよい。
【0122】
また、好ましい態様として、例えば、第6の電子機器は、前記有効表示領域の縦横比は、前記撮像手段における画像取込領域の縦横比および画像信号取込開始位置を変更することにより決定されるようにしてもよい。
【0123】
また、上記目的達成のため、第7の電子機器は、ほぼn対nの縦横比の表示領域を有し、該表示領域の、1:n(n>1)の縦横比を有する有効表示領域に画像を表示する表示手段と、筐体の回転角度を検出する角度検出手段と、前記角度検出手段によって検出された回転角度に基づいて、前記有効表示領域の上下方向を決定する決定手段と、文字情報を生成する文字情報生成手段と、前記決定手段によって決定された上下方向に基づいて、前記有効表示領域に画像を表示するとともに、該表示された画像に対する絶対位置および絶対方向で前記文字情報生成手段によって生成された文字情報を表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
【0124】
また、好ましい態様として、例えば、第8の電子機器は、被写体を撮影する撮影手段を備え、該撮影手段によって撮影された画像を前記有効表示領域に表示するようにしてもよい。
【0125】
また、好ましい態様として、第9の電子機器は、前記有効表示領域の縦横比は、例えば、前記撮像手段における画像取込領域の縦横比および画像信号取込開始位置を変更することにより決定されるようにしてもよい。
【0126】
効果として、第1の表示装置によれば、ほぼn対nの縦横比を有する表示装置に、縦横比が1:n(n>1)の表示領域に画像を表示する際、機器の使用形態に応じて前記表示領域を回転させることにより、機器の天地と表示領域の天地を合致させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0127】
また、第2の表示装置によれば、複数の機能を有し、使用用途に応じて、使用形態が変わる複合機器に設けられている表示装置に適用すれば、使用される機能およびそのときの機器の使用形態に応じて、表示領域を回転させることにより、機器の天地と表示領域の天地を合致させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0128】
また、第3の表示装置または第4の表示装置によれば、機器の把持形態に応じて、表示領域を回転させることにより、機器の天地と表示領域の天地を合致させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0129】
また、第1の電子機器によれば、ほぼn対nの縦横比を有する表示装置に、縦横比が1:n(n>1)の表示領域に画像を表示する際、機器の使用形態に応じて前記表示領域を回転させることにより、機器の天地と表示領域の天地を合致させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0130】
また、第2の電子機器によれば、第1の機能を使用している時の機器の使用形態と第2の機能を使用しているときの機器の使用形態が直交する場合であっても、前記第1の機能を使用している時の前記表示領域の表示方向と、前記第2の機能を使用している時の前記表示領域の表示方向とを直交させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、使用形態に応じて、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0131】
また、第3の電子機器によれば、通信機能の使用時における機器の把持形態に対して、撮影機能の使用時における機器の把持形態が違っていても、それぞれの機能使用時で、前記表示領域の表示方向とを直交させるようにしたので、表示画像の縮尺が変わったり、表示画像の一部が切れることなく、使用形態に応じて、表示方向を縦横に容易に切り替えることができるという利点が得られる。
【0132】
また、第5の表示装置によれば、ほぼn対nの縦横比の表示可能領域内に、縦横比が1:nまたはn:1(n>1)の有効表示領域を選択的に設定し,該有効表示領域に画像を表示するようにしたので、本体を被写体の状況に応じて回転させなくても、縦長、横長の画像を表示することができるという利点が得られる。
【0133】
また、第6の表示装置によれば、前記有効表示領域に表示する画像の上下方向は常に一定としたので、本体を被写体の状況に応じて回転させなくても、縦長、横長の画像を表示することができるという利点が得られる。
【0134】
また、第4の電子機器によれば、操作子の操作状況に基づいて、前記表示領域内における有効表示領域の縦横比を変更し、該有効表示領域に画像を表示するようにしたので、本体を被写体の状況に応じて回転させなくても、操作子を切り替えるだけの簡単な操作で、縦長、横長の画像を表示することができるという利点が得られる。
【0135】
また、第5の電子機器によれば、撮影手段によって撮影した画像を有効表示領域に表示するようにしたので、本体を被写体の状況に応じて回転させなくても、操作子を切り替えるだけの簡単な操作で、縦長、横長のフレーム枠に収まるように被写体を撮影し、表示することができるという利点が得られる。
【0136】
また、第6の電子機器によれば、撮像手段における画像取込領域の縦横比および画像信号取込開始位置を変更することにより、有効表示領域の縦横比を決定するようにしたので、簡単な構成で、本体を被写体の状況に応じて回転させなくても、操作子を切り替えるだけの簡単な操作で、縦長、横長のフレーム枠で被写体を撮影することができるとともに、画像を表示することができるという利点が得られる。
【0137】
また、第7の電子機器によれば、角度検出手段によって筐体の回転角度を検出し、該回転角度に基づいて、有効表示領域の上下方向を決定し、該上下方向に基づいて、画像を表示するとともに、該表示された画像に対する絶対位置および絶対方向で、文字情報を表示するようにしたので、特別な操作や設定をしなくても、本体を縦にしても横にしても、画像データの上下方向に合致するように、自動的に文字情報を付加することができ、視認性を向上させることができるという利点が得られる。
【0138】
また、第8の電子機器では、撮影手段によって撮影された画像を有効表示領域に表示するようにしたので、本体を縦にして被写体を撮影しても横にして撮影しても、撮影した画像の上下方向に合致するように、自動的に文字情報を付加することができ、視認性を向上させることができるという利点が得られる。
【0139】
また、第9の電子機では、撮像手段における画像取込領域の縦横比および画像信号取込開始位置を変更することにより、有効表示領域の縦横比を決定するようにしたので、簡単な構成で、本体を縦にして被写体を撮影しても横にして撮影しても、撮影した画像の上下方向に合致するように、自動的に文字情報を付加することができ、視認性を向上させることができるという利点が得られる。
【0140】
また、従来技術として、特開平9−44143号公報がある(特許文献6参照。)。
【0141】
これは、携帯情報通信端末装置の表示画面が、ユーザの携帯の仕方や表示内容に則して、適切な表示が行われるよう改善する。
【0142】
重力方向に対する端末装置の向きの変位量を検出し、この検出された変位量に従って、表示器内に表示される画面の向きを補正し、常に画面の向きが重力方向とは反対方向にくるよう制御する。この結果、ユーザは端末装置の持ち方如何にかかわらず表示内容の向きは常に一定となり使い勝手が向上する。また、ユーザが装置自体の位置を変えることによって、表示器内の表示内容を移動させたり、拡大、縮小表示を可能とした。
【0143】
これは、自動車電話や携帯電話などに使用される携帯情報通信端末装置の改良に関する。
【0144】
自動車電話や携帯電話等の移動通信で使用される携帯情報通信端末装置には、情報を蓄積する記憶器と、この記憶器に接続され蓄積された情報を表示する表示器と、この表示器及び前記記憶器に接続された制御器とから構成されている。
【0145】
表示器の表示画面に表示される内容は、表示画面の向きに従って常に一定の方を基準として表示されるから、装置の上側と表示画面及び表示内容の上側とは常に一致した。また、表示画面の画面上にタッチパネルと称する操作部を備えた場合、その操作部の位置は、常に一定であり変化することはなかった。
【0146】
また、装置の表示画面に表示される内容を拡大あるいは縮小するときは、装置に取付けられた操作盤により操作される。また、装置に付属して取り付けられるハンドセットの受話器は、送受話機能だけを有するものであった。
【0147】
発明が解決しようとする課題として、一般に最近の携帯情報通信端末装置は、マルチメディア用の端末機器として、音声は勿論、データや画像情報等の取扱機器として、更には計算機端末としての機能も要求されるようになってきた。また利用形態の点からは、いつでもまたどこでも使用でき携帯にますます便利なように、より一層の小形化が要望されている。
【0148】
しかし、現状では装置の多機能化は、使い易さの点で、ある一面を満足させるものではあるが、他方では形状や重さが大となり、携帯には不都合となる面もある。マルチメディア用端末機器では、表示画面にテキストデータや画像情報等が主に表示されるが、このような端末機器では、表示画面の向き(通常はユーザが正面に見て上下(重力)方向に一致する方向)と画面に表示されている内容の向きは、常に同一で相対的な位置関係は常に一定である。
【0149】
従って、ユーザは姿勢を変えない状態で、手に持つ端末機器だけを傾ければ、表示画面も当然傾くから、そのままの姿勢では画面が見にくくなり、不都合となる場合があった。
【0150】
端末装置の表示画面が長方形の場合、表示したい内容によっては、縦長画面に表示した方が良い場合や、横長画面に表示した方がより適切な場合がある。例えば、計算機言語のプログラムなど、テキストファイルを表示している場合、当然ながら横長よりも縦長画面の方がプログラムの流れが理解しやすいということがあるが、一般には、縦長あるいは横長に固定された状態で表示される。
【0151】
もっとも、縦方向と横方向との二方向だけの切り替えだけであれば、機械的な切り替え操作機能を付加することで実現可能ではあり、デスクタイプの装置では一部実用化されている。しかしながら、携帯に便利な通信端末装置では、任意の傾きに、また自動的に変化して使い勝手を良くした機能は実現されていなかった。
【0152】
また、端末装置に表示された情報を操作する手段として、画面に手を触れることでいろいろな操作が可能なタッチパネル機能を持つ場合がある。この機能の場合、タッチパネルの位置が表示画面の中で一定の場所に固定してるから、持ち方(ユーザが端末装置のどの部分を持っているか)によって、あるいは端末装置を傾けたとき(例えば端末装置を横に倒した向きで見ているとき)など、タッチパネルが操作しにくい場所に位置することがある。
【0153】
更に、電話などで使用される受話器(ハンドセット)も、送受話機能だけを有するが、マルチメディアの発達に伴い、多機能化を図りつつ同時に小形化をも実現することが要望されている。
【0154】
課題を解決するための手段として、第一の携帯情報通信端末装置は、情報を表示する表示手段を備えた携帯情報通信端末装置において、この装置の重力方向に対する変位量を検出する検出手段と、この検出手段によって検出された変位量に基づいて前記表示手段に表示される情報が重力方向とは反対方向を基準に表示されるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0155】
従って、制御手段の操作により端末装置の傾きにかかわらず、端末装置の表示画面上に表示される内容の上側が常に重力方向の向きと丁度反対方向に表示される。ユーザは端末装置の持ち方如何にかかわらず、表示画面の方向は常に一定となるから見やすくなる。
【0156】
また、表示内容に応じて、ユーザが端末装置の持ち方を縦方向や横方向に変えるだけで、ユーザ好みの縦画面あるいは横画面に容易に切り替え選択して見ることもできる。一般にユーザは、端末装置を持つ手の向きを変えることがあり、携帯用ではむしろそれを自由自在に行えることが最大の特徴とも言える。
【0157】
ユーザの姿勢が変わらない状態での使用を考えると、従来は、傾けた端末装置中に表示された画像や表示文字を、ユーザの姿勢の方向(向き)に反し斜めに見たり、場合によっては逆さに読まされることもあったから、苦痛でもあり、目の疲れなどの原因にもなった。
【0158】
その点、この第一の携帯情報通信端末装置は、端末装置の傾きにかかわらず、ユーザの通常の姿勢の向きの状態、即ち画面の表示の向きが重力方向に対して常に反対方向が基準となるよう表示されるので、ユーザにとって見易く疲労も少なくなる。
【0159】
第二の携帯情報通信端末装置は、情報を蓄積する記憶器と、この記憶器に接続され蓄積された情報を表示する表示器と、この表示器及び前記記憶器に接続された制御器とからなる携帯情報通信端末装置において、この装置の動きを検出しその検出信号を前記制御器に供給する検出器を備え、前記制御器はこの検出器からの出力信号によって前記表示器の表示画面が装置の上下左右及び前後への移動によって上下左右に移動または拡大縮小するように制御するよう構成されたことを特徴とする。
【0160】
従って、制御器の制御により、装置の移動だけで表示画面の移動及び拡大縮小を可能とするので、使いやすい装置を提供できる。例えば、検出器を設けたことにより、表示内容を拡大縮小表示するのに、従来のように別途操作部の操作を必要とすることなく、端末装置を自分自身に近付けたり遠ざけたり、あるいは上下左右に動かすだけで可能となる。
【0161】
効果として、以上のように、この携帯情報通信端末装置は、装置の小形化と、使い易さをより一層高めるもので、実用に際し得られる効果効果大である。
【0162】
また、従来技術として、特開平6−204909号公報がある(特許文献7参照。)。
【0163】
これは、無線通信機の表示装置の表示方向を通常の視認方向から逆さの視認方向に切り替えることにより、腰にベルト等で無線通信機を固定した状態でも表示方向を視認方向とすることができ、無線通信機の向きに関係なく表示内容の判読を極めて容易にする。
【0164】
無線通信を行うための送受信回路と、無線通信周波数または無線通信チャンネル番号等を通常の視認方向または天地逆さの視認方向のいずれの方向でも表示することの出来る表示装置と、上記表示装置の表示内容を通常の視認方向または天地逆さの視認方向に切り替えるためのスイッチと、上記送受信回路および上記表示装置を制御するための制御回路と、上記制御回路に指令を与えるための入力操作部備えたこと。
【0165】
これは近年急成長しつつある無線通信機の中で、特に移動通信を行うための無線通信機に関するものである。
【0166】
近年、移動通信のための無線通信機は、業務連絡用の無線通信手段としては言うに及ばず、一般家庭にも普及しはじめ、レジャー、スポーツなどにも広く利用されつつある。
【0167】
従来の無線通信機は、無線通信を行うための送信回路及び受信回路(以下送受信回路と称する)と、無線通信周波数及び送信状態「TX]又は受信状態「RX]を表示するための液晶表示装置(Liquid Crystal Display以下LCDと略す)と、上記LCD及び送受信回路にそれぞれ接続されているマイクロコンピューターによる制御回路と、上記制御回路に接続されている入力操作部とにより構成されている。
【0168】
以上のように構成された無線通信機について、以下その動作について説明すると、まず使用者が例えば交信周波数の変更を行うための入力操作を行うと、入力操作部を介して制御回路に交信周波数変更のためのデータを送る。
【0169】
それと同時に制御回路はLCDにも表示周波数を変更するためのデータを送る。従ってLCDの周波数表示は変更され、送受信回路の交信周波数も変更されるので使用者は変更された周波数で交信することができる。
【0170】
「RX]の文字は現在受信中であることを示し、また「145」という文字は現在145MHzに設定されていることを示しているものとする。
【0171】
使用者は無線通信機の正面方向から表示装置を見ることにより現在の周波数情報等を判読することができる。
【0172】
解決しようとする問題点として、しかしながら上記のような構成では、腰にベルト等で固定して使用する場合、表示内容を見ると「145」と「RX]の文字が無線通信機の正面からの表示時と逆さまになり、極めて判読し難い表示状態となるという問題点を有していた。
【0173】
この無線通信機は上記問題点に鑑み、表示方向を通常の視認方向から逆さの視認方向に切り替えることにより、腰にベルト等で無線機を固定した状態でも表示方向を視認方向とすることができ、無線通信機の方向に関係なく表示内容の判読を極めて容易にすることのできる無線通信機を提供するものである。
【0174】
課題を解決するための手段として、上記問題点を解決するためにこの無線通信機は、無線通信を行うための送受信回路と、無線通信周波数または無線通信チャンネル番号等を通常の視認方向または天地逆さの視認方向のいずれの方向でも表示することの出来る表示装置と、上記表示装置の表示内容を通常の視認方向または天地逆さの視認方向に切り替えるための切り替え手段と、上記送受信回路および上記表示装置を制御するための制御回路と、上記制御回路に指令を与えるための入力操作部という構成を備えたものである。
【0175】
作用として、この無線通信機は上記した構成によって、表示方向を通常の視認方向から逆さの視認方向に切り替えることができるため、腰にベルト等で無線機を固定した状態でも表示方向を視認方向とすることができ、無線通信機の方向に関係なく表示内容の判読を極めて容易にすることが出来る。
【0176】
効果として、以上のように、この無線通信機は、無線通信を行うための送受信回路と、無線通信周波数または無線通信チャンネル番号等を通常の視認方向または天地逆さの視認方向のいずれの方向でも表示することの出来る表示装置と、上記表示装置の表示内容を通常の視認方向または天地逆さの視認方向に切り替えるための切り替え手段と、上記送受信回路および上記表示装置を制御するための制御回路と、上記制御回路に指令を与えるための入力操作部とを設けることにより、表示方向を通常の視認方向から逆さの視認方向に切り替えることができるため、腰にベルト等で無線通信機機を固定した状態でも表示方向を視認方向とすることができ、無線通信機の方向に関係なく表示内容の判読を極めて容易にすることが出来る。
【0177】
【特許文献1】
特開2000−332866号公報(段落[0001]〜[0011]、および[0022]〜[0031])
【特許文献2】
特開2001−242845号公報(段落[0001]〜[0011]、[0039]、および[0040])
【特許文献3】
特開2000−250434号公報(段落[0001]〜[0026]、および[0045]〜[0052])
【特許文献4】
特開平11−317796号公報(段落[0001]〜[0005]、および[0021])
【特許文献5】
特開平10−340073号公報(段落[0001]〜[0024]、および[0070]〜[0083])
【特許文献6】
特開平9−44143号公報(段落[0001]〜[0014]、および[0033])
【特許文献7】
特開平6−204909号公報(段落[0001]〜[0009]、および[0015])
【0178】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開2000−332866号公報に記載されている従来の表示装置付携帯端末は、文字情報の配列方向の制御についてのものであり、表示装置に表示する情報の配列方向を、端末本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変更することにより視認性並びに操作性の向上を同時に実現する、または、縦方向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成された表示装置を使用する場合に文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止するというものであった。
【0179】
しかし、この従来技術には、次のような問題点があった。
【0180】
第1の問題点は、制御対象を「文字の配列方向」としている点である。
【0181】
その理由は、現在の可搬性に富んだ表示機能を有する機器は、文字以外の視覚メディア−数値・アイコン・画像・ビデオ・TV等の占める割合が大きくなってきたためである。。
【0182】
第2の問題点は、制御対象を「文字の配列方向」としている点である。
【0183】
その理由は、表示領域上の横書きを前提とした一行に表示可能な文字数と行数の兼ね合いに依存しており、電子メール表示に利用範囲が限られてしまうためで第3の問題点は、特に情報の配列方向を、端末本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変更する際、入力・編集等操作の対象となる表示内容を処理/変更の対象として「操作性の向上」を改善点に挙げている点である。
【0184】
その理由は、天地表示制御の対象となる表示領域に対して、操作パネル・タッチセンサ・キーボード等の操作機器部分は固定的にならざるを得ないため、表示方向を変更した場合、表示方向と操作方向にギャップが生じる結果、操作性は必ず低下するためである。仮に参照/視認する場合に横方向へ傾け、編集/操作する場合は入力装置を使うために正位置へ戻した場合は、編集/操作対象文字の行/桁位置が流し込み処理により変更され、文章の体裁が変わるため、利便性が大きく損なわれることになる。
【0185】
本発明の目的は、姿勢変化によって背面液晶表示等の数値、アイコンおよび画像等の非文字データ情報表示方向変更を制御し、常に使用者に最適な画面表示を行う自動天地表示制御システムと方法およびプログラムを提供することにある。
【0186】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、筐体の天地方向に対する傾斜方向を傾斜測定機により検出し、検出した天地方向に対する傾斜方向よって決定される上下方向に合わせた画面表示を行う。
【0187】
また、第2の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、筐体の天地方向に対する傾斜方向を傾斜測定機により検出し、検出した天地方向に対する傾斜方向よって決定される上下方向に合わせた画面表示を行う。
【0188】
また、第3の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0189】
また、第4の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0190】
また、第5の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0191】
また、第6の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0192】
また、第7の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う。
【0193】
また、第8の発明の自動天地表示制御システムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う。
【0194】
また、第9の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0195】
また、第10の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0196】
また、第11の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示備えた自動天地表示制御方法。
【0197】
また、第12の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う。
【0198】
また、第13の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う。
【0199】
また、第14の発明の自動天地表示制御方法は、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う。
【0200】
また、第15の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させる。
【0201】
また、第16の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させる。
【0202】
また、第17の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させる。
【0203】
また、第18の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させると。
【0204】
また、第19の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う処理をコンピューターに実行させる。
【0205】
また、第20の発明のプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う処理をコンピューターに実行させる。
【0206】
【発明の実施の形態】
本発明は、姿勢変化によって背面液晶表示等の数値、アイコンおよび画像等の非文字データ情報表示方向変更を制御し、常に使用者に最適な画面表示を提供するものである。
【0207】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0208】
図1は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態を示すブロック図である。
【0209】
図1を参照すると、本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムは、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示等の非文字データ情報表示方向を、使用者にとって最適となる様制御する天地表示制御部1と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部1からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部2と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部1からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部3と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部1からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部4と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機5と、傾斜測定機5からの入力情報を制御し、天地表示制御部1からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部6と、天地表示制御部1からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部7とから構成されている。
【0210】
図3は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話における背面液晶表示の目視状態を、筐体の傾きが判別可能な様に横方向より見た斜視図である。
【0211】
図3の様に携帯電話の背面液晶表示等を目視する場合、図9は従来の携帯電話における背面液晶表示での、正対したユーザに対してデータ表示を示す状態図であが、図9の分図(a)および(b)の「従来の表示例」に示した様に従来の携帯電話における背面液晶表示の方向は固定的であり、正対したユーザに対して、図9の分図(a)に示す目視状態では画面表示の上下方向が適正な向きとなり画面表示を正常に読みとれる。しかし、図9の分図(b)に示す目視状態では画面表示の上下方向が逆の反対方向の向きとなり画面表示を正常に読みとれない場合が存在する。
【0212】
本発明は、筐体の天地方向に対する傾斜方向を傾斜測定機等により検出し、それによって決定される上下方向に合わせた自動天地表示を実現することにより、図4は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話における背面液晶表示での、正対したユーザに対して常に適正な天地方向のデータ表示を維持するように表示する状態図であるが、図4のの分図(a)および(b)の「自動天地表示制御システム動作イメージ」に示した様に、正対したユーザに対して、図4の分図(a)に示す目視状態では画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機5により、筐体の天地方向に対する傾きが検出され、傾斜測定機制御部6は、傾斜測定機5からの入力情報を制御し、天地表示制御部1からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部1に通知することにより天地表示制御部1は表示処理部7に表示の指示を行うことにより、表示処理部7が背面液晶表示のデータ表示を行うことで適正な向きの画面表示が行われる(画面表示の適正な方向は、傾斜測定機5が筐体にどのように実装されているかと、傾斜測定機5が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により決定されるものである)。
【0213】
そして、図4の分図(b)に示すように、筐体を図4の分図(a)に示す目視状態から180度回転した目視状態では、筐体の天地方向に対する傾斜方向は傾斜測定機5により図4の分図(a)の状態で検出した天地方向と丁度180度違った方向で検出されることにより、画面表示は、図4の分図(b)に示すよう、図4の分図(a)に示す状態を丁度180ど回転して画面表示する状態になり、画面表示を正常に読みとれる。
【0214】
図5は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話に傾斜測定機を実装した場合の携帯電話の断面を示す断面図である。
【0215】
また、図6は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の傾斜測定機の機能を示す構成図である。
【0216】
傾斜測定機5は携帯電話の筐体に、例えば、図5に示すように、筐体の中の携帯電話の裏面部分に移動管51が、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態で保持したとき、水平状態となるように、実装されている。
【0217】
傾斜測定機5の構成は、円筒形の移動管51の中に、重力により移動管51の中を円筒に沿って移動する導電性の可動ボール(水銀を使った液状球のような導電性のものでもよい)52が封入されており、移動管51の円筒の内壁は導電膜53が蒸着され、導電性の可動ボール52が、移動管51の円筒の内壁の導電膜53上を転がることで、可動ボール52と移動管51の円筒の内壁の導電膜53は電気的に導通状態となる。
【0218】
移動管51の円筒の両端にはそれぞれ左端の電極54と右端の電極55が、重力により導電性の可動ボール52が移動してきたとき接触するように配置されている。移動管51の円筒の内壁の導電膜53、左端の電極54、および右端の電極55はそれぞれ円筒形の移動管51の外部にリード線により引き出されている。
【0219】
携帯電話の筐体を、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態で保持したときから左方向に傾けたとき、可動ボール52が、移動管51の円筒の内壁の導電膜53上を左下方向に転がり落ち、可動ボール52が、移動管51の円筒の左端の電極54に接触することにより、可動ボール52と移動管51の円筒の内壁の導電膜53と左端の電極54は可動ボール52を介して電気的に導通状態となり、移動管51の外部にリード線により引き出されている導電膜53と左端の電極54のリード線の間が導通状態となり、この状態を、傾斜測定機制御部6が検出することにより、携帯電話の筐体が、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態から左方向に傾いたことを認識できるのである。
【0220】
また、携帯電話の筐体を、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態で保持したときから右方向に傾けたとき、可動ボール52が、移動管51の円筒の内壁の導電膜53上を右下方向に転がり落ち、可動ボール52が、移動管51の円筒の右端の電極55に接触することにより、可動ボール52と移動管51の円筒の内壁の導電膜53と右端の電極55は可動ボール52を介して電気的に導通状態となり、移動管51の外部にリード線により引き出されている導電膜53と右端の電極55のリード線の間が導通状態となり、この状態を、傾斜測定機制御部6が検出することにより、携帯電話の筐体が、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態から右方向に傾いたことを認識できるのである。
【0221】
次に、本発明の実施の形態の動作について、図2を参照して詳細に説明する。
【0222】
図2は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の動作を示す流れ図である。
【0223】
天地表示制御部1は、最初に自動天地表示制御が必要とする指示により外部より起動要求を受け付け、処理を開始する(ステップS1)。まず、天地表示制御部1は、表示モード記憶部2より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得する(ステップS2)。
【0224】
次に、ステップS2で取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断(ステップS3)し、自動天地表示モードである場合(ステップS3のYES)は、処理を継続し、そうでない場合(ステップS3のNO)は自動天地表示制御を止める。
【0225】
次に、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部3に対して問い合わせを行い(ステップS4)、タイマ制御部4に対してあらかじめ設定された時間間隔(X秒)を元にタイマ要求を行う(ステップS5)。
【0226】
この時間間隔(X秒)を短くすれば、表示方向の切り替えについてレスポンスビリティが向上する結果となる。
【0227】
次に、傾斜測定機制御部6を経て傾斜測定機5に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い(ステップS6)、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行う(ステップS7)。
【0228】
天地表示変更が必要と判断された場合(ステップS7のYES)は、表示処理部7に対して表示処理要求を行い(ステップS8)、必要ない場合は戻る(ステップS7のNO)。
【0229】
次に、本発明の第2の実施の形態について、図7、図8、図10、および図11を参照して詳細に説明する。
【0230】
図7は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の、表示装置を左へ傾けた場合での、画像表示方向自動御による画面表示を示す図である。
【0231】
図8は本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の、表示装置を右へ傾けた場合での、画像表示方向自動御による画面表示を示す図である。
【0232】
図10は従来の携帯電話において、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合の表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行う画面表示を示す図である。
【0233】
図11は従来の携帯電話において、表示可能領域に合わせた縦横比率に圧縮伸張して表示する場合の画面表示を示す図である。
【0234】
従来の画像表示について、図10および図11を参照すると、図10および図11は、一般的な携帯電話において画像表示を行った場合であるが、従来の技術では、図10に示すように、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行うか、若しくは図11に示すように、表示可能領域に合わせた縦横比率に圧縮伸張して表示を行っていた。
【0235】
しかし、これらの方法では、図10に示すように、表示可能領域の長辺方向の表示領域中の上下に無駄な使用不可領域ができてしまったり、図11に示すように、表示画像を表示領域に合わせて伸張を行った結果歪んでしまったりしていた。
【0236】
本発明の第2の実施の形態は、表示装置を意識的に傾けることにより、それに合わせて自動的に表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、しかも、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、使用者に最適な画像表示を提供することである。
【0237】
図7に示す画像表示は、背面液晶表示でない正面のメインの表示装置に関して、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態から左方向に傾けた場合のである。
【0238】
また、図8に示す画像表示は、背面液晶表示でない正面のメインの表示装置に関して、携帯電話を上下方向に直立した垂直状態から右方向に傾けた場合のである。
【0239】
双方とも表示領域を可能な限り有効に使用することが可能である。
【0240】
以上のように、本発明の第2の実施の形態は、横幅サイズより縦幅サイズの方が大きい表示装置の場合で、画面表示領域中の縦長方向の上下に無駄な使用不可領域ができてしまうような画面の表示を行うなう場合、自動天地表示制御が必要と判断し、自動天地表示制御機能が起動している状態で、表示装置を意識的に傾けることにより、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行うことが可能となる。
【0241】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムは、
第1の効果は、姿勢変化を伴う可能性がある表示機能を有する機器において、姿勢変化に合わせて数値、アイコンおよび画像等の非文字データ表示方向を制御することにより、使用者に対し自動的に適正な表示を行うことができる点にある。
【0242】
その理由は、姿勢変化により表示方向を変更できるためである。
【0243】
第2の効果は、姿勢変化を伴う可能性がある表示機能を有する機器において、表示装置の表示機能または使用者の都合により、縦横・天地等を変更する優位性が存在する場合に、姿勢変化に合わせて数値、アイコンおよび画像等の非文字データ表示方向を制御することにより、姿勢変更をスイッチとして、使用者に対し適正な表示を行うことができる点にある。
【0244】
その理由は、姿勢変化により表示方向を変更できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話における背面液晶表示の目視状態を、筐体の傾きが判別可能な様に横方向より見た斜視図である。
【図4】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話における背面液晶表示での、正対したユーザに対して常に適正な天地方向のデータ表示を維持するように表示する状態図である。
【図5】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の携帯電話に傾斜測定機を実装した場合の携帯電話の断面を示す断面図である。
【図6】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の傾斜測定機の機能を示す構成図である。
【図7】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の、表示装置を左へ傾けた場合での、画像表示方向自動御による画面表示を示す図である。
【図8】本発明の自動天地表示制御システムと方法およびプログラムの一実施の形態の、表示装置を右へ傾けた場合での、画像表示方向自動御による画面表示を示す図である。
【図9】従来の携帯電話における背面液晶表示での、正対したユーザに対してデータ表示を示す状態図である。
【図10】従来の携帯電話において、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合の表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行う画面表示を示す図である。
【図11】従来の携帯電話において、表示可能領域に合わせた縦横比率に圧縮伸張して表示する場合の画面表示を示す図である。
【符号の説明】
1 天地表示制御部
2 表示モード記憶部
3 表示状態記憶部
4 タイマ制御部
5 傾斜測定機
6 傾斜測定機制御部
7 表示処理部
51 移動管
52 可動ボール
53 導電膜
54 左端の電極
55 右端の電極

Claims (20)

  1. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、筐体の天地方向に対する傾斜方向を傾斜測定機により検出し、検出した天地方向に対する傾斜方向よって決定される上下方向に合わせた画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  2. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、筐体の天地方向に対する傾斜方向を傾斜測定機により検出し、検出した天地方向に対する傾斜方向よって決定される上下方向に合わせた画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  3. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  4. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  5. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  6. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  7. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  8. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備え、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御システム。
  9. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御方法。
  10. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御方法。
  11. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示備えた自動天地表示制御方法。
  12. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御方法。
  13. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御方法。
  14. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御方法であって、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行うことを特徴とする自動天地表示制御方法。
  15. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  16. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が背面液晶表示の表示を行い、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  17. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  18. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、背面液晶表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御して表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラムと。
  19. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、画面表示の上下方向が、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機により、筐体の天地方向に対する傾きを検出し、傾斜測定機制御部は、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき天地方向に対する傾き情報を天地表示制御部に通知し、天地表示制御部は、傾斜測定機が筐体に実装されている状態と、傾斜測定機が検出した筐体の天地方向に対する傾斜方向により表示方向を決定し、表示処理部に表示の指示を行うことにより、表示処理部が表示の表示を行い、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  20. 筐体の傾きによる姿勢変化に合わせて、表示の情報表示方向を制御する天地表示制御部と、自動天地表示制御を実施するか否かの情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示モード記憶部と、現在の情報表示方向の情報を天地表示制御部からの要求に基づき設定・通知する表示状態記憶部と、傾斜方向変更判断を決定付けるためのインターバル時間を作成する機能を有し、天地表示制御部からの要求に基づき、インターバル時間を設定・通知するタイマ制御部と、筐体の天地方向に対する傾きによる姿勢変化を検出する傾斜測定機と、傾斜測定機からの入力情報を制御し、天地表示制御部からの要求に基づき情報を通知する傾斜測定機制御部と、天地表示制御部からの要求に基づき背面液晶表示等のデータ表示を行う表示処理部とを備えた自動天地表示制御システムにおける自動天地表示制御処理において、天地表示制御部は、自動天地表示制御が必要とする指示により起動要求を受け付け、処理を開始し、天地表示制御部は、表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、取得した情報を元に、自動天地表示モードであるか否かを判断し、自動天地表示モードである場合は、処理を継続し、そうでない場合は自動天地表示制御を止め、現在の情報表示方向について、表示状態を表示状態記憶部に対して問い合わせ、タイマ制御部に対してあらかじめ設定された時間間隔を元にタイマ要求を行い、傾斜測定機制御部を経て傾斜測定機に対し、現在の傾斜方向についての問い合わせを行い、現在の表示状態と傾斜方向がマッチしているか否かにより、天地表示変更が必要か否かの判断を行い、天地表示変更が必要と判断された場合は、表示処理部に対して表示処理要求を行い、必要ない場合は、繰り返し表示モード記憶部より、自動天地表示制御モードであるか否かを判別するための表示モード情報を取得し、表示装置を意識的に傾けることにより、表示可能領域の天地を変更し、表示可能領域の縦・横を入れ替え、表示可能領域と相似でない矩形画像を表示する場合、表示可能な画像のサイズを表示可能領域の短辺に合わせたサイズに相似拡大縮小して表示を行い、表示領域を可能な限り有効に使用して画面表示を行う処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
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