JP2004226366A - Lsiテストシステムおよびlsiテスト方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テストパターンの開発期間およびLSIのテスト時間を短縮し、高価なアナログデジタル混在用テスタを不要にする。
【解決手段】被試験LSI2を接続して動作する実装機8と、被試験LSI2を搭載するLSIソケット3と、1個または複数個の導電体5を内蔵しLSIソケット3を実装機に電気的に接続する固体アダプタ4と、制御信号6、入出力信号7、電源ライン9を介して実装機8と接続されるLSIテスタ10とをLSIテストシステムに備える。テスト時には、LSI搬送機1が被試験LSI2を吸着してLSIソケット3まで運搬しLSIソケット3に装着する。次に、LSIテスタ10が制御判定プログラム12を実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】被試験LSI2を接続して動作する実装機8と、被試験LSI2を搭載するLSIソケット3と、1個または複数個の導電体5を内蔵しLSIソケット3を実装機に電気的に接続する固体アダプタ4と、制御信号6、入出力信号7、電源ライン9を介して実装機8と接続されるLSIテスタ10とをLSIテストシステムに備える。テスト時には、LSI搬送機1が被試験LSI2を吸着してLSIソケット3まで運搬しLSIソケット3に装着する。次に、LSIテスタ10が制御判定プログラム12を実行する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アナログデジタル混載システムLSI用のLSIテストシステムおよびLSIテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、システムLSIのテストの主流技術は、LSIの入出力信号をアナログ信号とデジタル信号に分け、シミュレータで作成したテストパターンを直接LSIに入力し、LSIの出力を期待値と比較照合してテストする手法である。アナログデジタル混在用のLSIテスタも存在するが高価であり、一般のLSIのテストには適用されていない。
【0003】
シミュレーションは実時間に対して1000倍以上の時間がかかり、テストパターン長も長大である。そのため複雑な動作をするLSIのテストパターン作成には莫大な開発期間がかかる。その結果、長いテストパターン開発期間と高価なテスタを長いテスト時間をかけて行うテストコストの増加が、LSIの設計開発期間短縮やLSIの価格低減の障害となっている。
【0004】
一方、携帯電話用LSIはアナログ信号とデジタル信号とを同期させて入力しないと実動作しない構成になっている。出力信号も、アナログ信号とデジタル信号が混在しており、テスト判定においてもアナログ信号とデジタル信号を同時に判定しなければならない。また、初期画面の設定までに実時間で数秒の動作試験をする必要がある。しかも、テストコストを低く抑える必要がある。
【0005】
そのため、携帯電話用LSIの実動作試験では、デジタル信号とアナログ信号に分かれている通常のLSIテスタを用いてテストを行うことができず、また、単位時間あたりのテストコストが上がる高価なアナログデジタル混在用テスタ
を採用することもできない。
【0006】
従来、テストパターン作成期間を減らす工夫として実装機を使用する方法がある。例えば、特許文献1に記載されている方法は、被試験LSIを実装機の入出力回路と制御回路に接続し、その接続点における被試験LSIの入出力信号をLSIテスタに接続し、実装機を内蔵プログラムで動作させて被試験LSIのテストを行い、被試験LSIの入出力パターンをLSIテスタのメモリに取り込み、この入出力パターンをテストパターンとして用いる方法である。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−155278号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法においてはいくつかの問題がある。まず、被試験LSIから実装機とLSIテスタへ入出力信号を引き出す必要があるが、LSIの信号は実装機の信号に比べてバスラインなどの高速な信号が多くかつ本数も多く、ソケットに長配線をして接続すると信号が鈍ったりノイズが乗ったりすることにより、正しいテストが実行できなくなる恐れがある。
【0009】
また、LSIテスタのメモリに取り込まれた被試験LSIの入出力パターンをテストパターンとして用いる場合に、メモリに取り込まれたデータはデジタルパターンであるため、デジタル信号とアナログ信号が混在する非同期動作のテストが実施できないという問題がある。
【0010】
また、LSIテスタから実装機の動作を制御する方法が備えられていないため、実動作を電源立ち上げから逐次検証することしかできず、不必要なテストも行わなわなければならず、テストコストが上昇する恐れがある。実装機は内蔵プログラムで総合動作させているため、電源立ち上げにも秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作し、テスト時間が長くなるという問題がある。
【0011】
本発明はかかる従来の問題点を解決するものであり、アナログデジタル混載システムLSIのテストにおいて、テストパターンの開発期間およびLSIのテスト時間が短く、高価なアナログデジタル混在用テスタを必要としない安価なアナログデジタル混在LSIテストシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1のLSIテストシステムは、被試験LSIを接続して動作する実装機と、被試験LSIを搭載するLSIソケットと、1個または複数個の導電体を内蔵し前記LSIソケットを前記実装機に電気的に接続する固体アダプタと、制御信号および入出力信号からなる入出力インターフェースならびに電源ラインを介して前記実装機と接続されるLSIテスタと、を備えるものである。
【0013】
上記構成によれば、固体アダプタ内の導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができる。
【0014】
また、LSIでなく実装機の動作を制御判定して、LSIのテスト判定を行うため、LSIのテストパターンを作成する必要が無く、アナログ信号とデジタル信号がともに実動作通りに同期をとって被試験LSIに供給され、かつ被試験LSIの出力が実装機経由でテスト判定され、LSIの出力信号をモニタする必要がないため、アナログデジタル混在LSIの実動作テストを容易に行うことができる。
【0015】
請求項2のLSIテストシステムは、請求項1記載のLSIテストシステムにおいて、前記LSIテスタは実装機の電源電圧を可変するものである。
【0016】
上記構成によれば、LSIテスタから実装機の電源電圧を可変制御することができるため、被試験LSIの実動作テストで電源電圧を可変してテストすることが容易になる。
【0017】
請求項3のLSIテスト方法は、請求項2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うものである。
【0018】
上記構成によれば、例えば、LSI搬送機のLSI吸着ミスによりLSIソケットに被試験LSIが正しく装着されないことが発生しても、LSIから実装機に過電流が流れて実装機を破壊することを防ぐことができる。
【0019】
請求項4のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、実装機の機能を選択実行するものである。
【0020】
上記構成によれば、通常電源立ち上げに秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作するようなLSIの実動作テストにおいて、必要な項目だけをテストすることができるため、テスト時間を短縮することができる。
【0021】
請求項5のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、入出力インターフェースと実装機の一部または全部の出力信号をモニタし、所期の応答待ちをするものである。
【0022】
上記構成によれば、所期の応答を判定するテストの効率を上げることができ、例えば、発信してから通話状態に入るまでの時間がばらついても確実に最短時間で通話状態に入る瞬間を捕えることができる。
【0023】
請求項6のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、被試験LSIの再テストを行う際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、他の入出力インターフェースと実装機を制御して被試験LSIのテストを再実行するものである。
【0024】
上記構成によれば、初回テストがFAILとなり再テストする際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま他の入出力インターフェースと入出力インターフェースと実装機を制御して再テストをすることにより、反応時間のそれぞれ異なる入出力インターフェースを最も効率的に動作させてテストを実行することができ、時間あたりのスループットを向上させ、テストコストを下げることができる。
【0025】
請求項7の接続アダプタは、LSIテスタに接続され、被試験LSIを接続して動作する実装機と前記被試験LSIを搭載するLSIソケットとを1個または複数個の導電体で電気的に接続するように構成したことを特徴とする。
【0026】
上記構成によれば、LSIソケットと実装機とを、固体アダプタに内蔵する導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができ、正しいLSIテストを行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るLSIテストシステムの構成例を示す図である。図1において、被試験LSI2を搭載するためのLSIソケット3は固体アダプタ4に内蔵する1個または複数個の導電体5により実装機8に電気的に接続され、実装機8とLSIテスタ10は制御信号6と入出力信号7と電源ライン9で接続され、テスト時にはLSIソケット3および実装機8がLSI搬送機1に固定される。
【0028】
LSIテスタ10は、制御信号6と入出力信号7の入出力インターフェース11、電源13、入出力インターフェース11と電源13を制御しテスト判定を行う制御判定プログラム12、プログラムとデータを記憶し制御判定プログラム12を実行するコンピュータ14を備える。ここでは制御信号6と入出力信号7は双方向信号とするが、これは単方向信号で構成されてもよい。
【0029】
このLSIテスタ10は、入出力インターフェース11と電源13とコンピュータ14を内蔵する一体型LSIテスタであるか、または、入出力インターフェースである、出力信号を発生する信号発生器、入力信号を測定する信号測定器、電源、コンピュータのうち一部または全てが個別のユニットで、これらが接続されて構成されたLSIテスタであるか、のいずれであってもよい。
【0030】
LSIのテスト時には、LSI搬送機1が被試験LSI2を吸着してLSIソケット3まで運搬しLSIソケット3に装着する。次に、LSIテスタ10が制御判定プログラム12に従い、電源ライン9を通して実装機8に電源電圧を供給する。
【0031】
さらに、LSIテスタ10が制御判定プログラム12に従い、制御データおよび入力データを作成し、これを制御信号6と入出力信号7として入出力インターフェース11から実装機8に送る。実装機8からは固体アダプタ4とLSIソケット3を通して被試験LSI2に信号が入力される。
【0032】
被試験LSI2が出力する信号はLSIソケット3と固体アダプタ4を通して実装機8が捕捉し、制御信号6と入出力信号7を入出力インターフェース11を通してLSIテスタ10に送る。これを制御データと出力データとして制御判定プログラム12がテスト判定を行い、テストシークエンスを次に進める。
【0033】
以上のように、本実施の形態では被試験LSIの入出力信号をLSIテスタへ引き出す必要が無く、被試験LSIと実装機の接続においても、従来はLSIソケットに長配線をして接続していたのに対して、本実施の形態では形状の固定した固体アダプタ内の導電体で電気接続するため、被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができる。
【0034】
その結果、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができ、ますますピンピッチ狭くなる傾向にあるLSIと実装機との接続加工も容易になる。また、LSIテストシステムを複数台製作した場合も、同じ特性の固体アダプタを簡単に複製することができるため、複数台のLSIテストシステムの調整が容易になる。
【0035】
また、LSIでなく実装機の動作を制御判定して、LSIのテスト判定を行うため、LSIのテストパターンを作成する必要が無く、アナログ信号とデジタル信号がともに実動作通りに同期をとって被試験LSIに供給され、被試験LSIの出力が実装機経由でテスト判定され、LSIの出力信号をモニタする必要がないため、アナログデジタル混在LSIの実動作テストを簡単に行うことができる。
【0036】
図2は、上記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、電源13の代わりに実装機の電源電圧を可変にする電源21を備えるLSIテストシステムの構成例を示す図である。本実施例によれば、LSIテスタで電源21の電圧を可変制御することができるため、被試験LSIの実動作テストで電源電圧を可変してテストすることが容易になる。
【0037】
図3は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、図2に示す実装機の電源電圧を可変制御する機能を使用し、実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0038】
図3に示すLSIテスト方法においては、電源電圧をコンタクトテスト電圧に設定し(ステップ31)、電源を投入し(ステップ32)、コンタクトテストを実行し(ステップ33)、テスト結果を判定し(ステップ34)、判定がPASSならば実動作テストの実行を開始し(ステップ35)、FAILならば被試験LSIのテストを終了する(ステップ36)。
【0039】
本LSIテスト方法によれば、LSI搬送機のLSI吸着ミスによりLSIソケットに被試験LSIが正しく装着されないことが発生しても、LSIから実装機に過電流が流れて実装機を破壊することを防ぐことができる。
【0040】
図4は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、実装機の機能を選択実行してLSIをテストするLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0041】
実装機の機能選択として、通話テストと音声認識テストを選択する例を説明する。図4に示すように、まず通話テスト実行を選択するか否かをプログラム実行時またはプログラムコンパイル時に選択する(ステップ41)。通話テスト実行が選択された場合は、プログラムに従って、制御信号6と入出力信号7を制御して、通話テストを実行し(ステップ42)、通話テスト実行が選択されない場合は次の音声認識テスト実行の選択(ステップ43)に進む。
【0042】
本LSIテスト方法によれば、通常電源立ち上げに秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作するようなLSIの実動作テストにおいて、必要な項目だけをテストすることができるため、テスト時間を短縮することができる。
【0043】
図5は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、入出力インターフェースあるいは実装機の一部または全ての出力信号をモニタして判定待ちし、期待したレスポンスが返り次第、次のテストに進むLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0044】
本LSIテスト方法について、通話テストを実施する例を説明する。図5に示すように、電話機から発信し(ステップ51)、通話状態待ちをしているときに(ステップ52)、入出力インターフェースまたは実装機の信号を常にモニタし、期待した状態との比較を繰り返す。期待する信号が出力され次第、判定はPASSとなり(ステップ53)次のテストに進む。
【0045】
従来のテスト方法では、電話機からの発信後一定の時間待ちをして判定を1回行っていた。そのため、通話状態に入るのが最も遅い場合の待ち時間を設定しなければならず、テスト時間に無駄が生じていた。本LSIテスト方法によれば、発信してから通話状態に入るまでの時間がばらついても確実に最短時間で通話状態に入る瞬間を捕えることができる。
【0046】
図6は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、被試験LSIの再テストを行う際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、それ以外の入出力インターフェースと実装機を制御して被試験LSIのテストを再実行するLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0047】
本LSIテスト方法について、通話テストを実施する例を説明する。図6に示すように、待ちうけ状態(ステップ61)になった後に電話機から発信し(ステップ62)、通話状態になったかを判定する(ステップ63)。通話状態になった場合は(ステップ620:YES)、判定をPASSにして(ステップ64)、次のテストに進む。
【0048】
通話状態にならない場合は(ステップ63:NO)、入出力インターフェースの一部は自動的に待ちうけ状態に戻る。それ以外の入出力インターフェースと実装機に対しては、処理1を実施し(ステップ65)、初回と異なるアルゴリズムで待ちうけ状態に設定して再テストを実行する。
【0049】
従来の再テストにおいては、関連する入出力インターフェース、信号発生器、実装機を全てテスト前の状態に戻し、初回テストと同じアルゴリズムでテストを行っていた。本LSIテスト方法の方法によれば、反応時間のそれぞれ異なる入出力インターフェースを最も効率的に動作させてテストを実行することができ、時間あたりのスループットが向上し、テストコストを下げることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、固体アダプタ内の導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができる。その結果、実装機を動作させてテスト判定を行う際の電気的な問題が解決され、LSIテストパターンの不要な、テスト開発期間が短く安価なアナログデジタル混載システムLSI用のLSIテストシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るLSIテストシステムの構成例を示す図。
【図2】本発明の一実施の形態において、可変電圧電源を備えるLSIテストシステムの構成例を示す図。
【図3】実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図4】実装機の機能を選択実行するLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図5】出力信号をモニタして応答待ちするLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図6】反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、それ以外の入出力インターフェースと実装機を制御してテストを再実行するLSIテスト方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 LSI搬送機
2 被試験LSI
3 LSIソケット
4 固体アダプタ
5 導電体
6 制御信号
7 入出力信号
8 実装機
9 電源ライン
10 LSIテスタ
11 入出力信号と制御信号の入出力インターフェース
12 制御判定プログラム
13 電源
14 コンピュータ
21 可変電源
【発明の属する技術分野】
本発明は、アナログデジタル混載システムLSI用のLSIテストシステムおよびLSIテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、システムLSIのテストの主流技術は、LSIの入出力信号をアナログ信号とデジタル信号に分け、シミュレータで作成したテストパターンを直接LSIに入力し、LSIの出力を期待値と比較照合してテストする手法である。アナログデジタル混在用のLSIテスタも存在するが高価であり、一般のLSIのテストには適用されていない。
【0003】
シミュレーションは実時間に対して1000倍以上の時間がかかり、テストパターン長も長大である。そのため複雑な動作をするLSIのテストパターン作成には莫大な開発期間がかかる。その結果、長いテストパターン開発期間と高価なテスタを長いテスト時間をかけて行うテストコストの増加が、LSIの設計開発期間短縮やLSIの価格低減の障害となっている。
【0004】
一方、携帯電話用LSIはアナログ信号とデジタル信号とを同期させて入力しないと実動作しない構成になっている。出力信号も、アナログ信号とデジタル信号が混在しており、テスト判定においてもアナログ信号とデジタル信号を同時に判定しなければならない。また、初期画面の設定までに実時間で数秒の動作試験をする必要がある。しかも、テストコストを低く抑える必要がある。
【0005】
そのため、携帯電話用LSIの実動作試験では、デジタル信号とアナログ信号に分かれている通常のLSIテスタを用いてテストを行うことができず、また、単位時間あたりのテストコストが上がる高価なアナログデジタル混在用テスタ
を採用することもできない。
【0006】
従来、テストパターン作成期間を減らす工夫として実装機を使用する方法がある。例えば、特許文献1に記載されている方法は、被試験LSIを実装機の入出力回路と制御回路に接続し、その接続点における被試験LSIの入出力信号をLSIテスタに接続し、実装機を内蔵プログラムで動作させて被試験LSIのテストを行い、被試験LSIの入出力パターンをLSIテスタのメモリに取り込み、この入出力パターンをテストパターンとして用いる方法である。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−155278号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法においてはいくつかの問題がある。まず、被試験LSIから実装機とLSIテスタへ入出力信号を引き出す必要があるが、LSIの信号は実装機の信号に比べてバスラインなどの高速な信号が多くかつ本数も多く、ソケットに長配線をして接続すると信号が鈍ったりノイズが乗ったりすることにより、正しいテストが実行できなくなる恐れがある。
【0009】
また、LSIテスタのメモリに取り込まれた被試験LSIの入出力パターンをテストパターンとして用いる場合に、メモリに取り込まれたデータはデジタルパターンであるため、デジタル信号とアナログ信号が混在する非同期動作のテストが実施できないという問題がある。
【0010】
また、LSIテスタから実装機の動作を制御する方法が備えられていないため、実動作を電源立ち上げから逐次検証することしかできず、不必要なテストも行わなわなければならず、テストコストが上昇する恐れがある。実装機は内蔵プログラムで総合動作させているため、電源立ち上げにも秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作し、テスト時間が長くなるという問題がある。
【0011】
本発明はかかる従来の問題点を解決するものであり、アナログデジタル混載システムLSIのテストにおいて、テストパターンの開発期間およびLSIのテスト時間が短く、高価なアナログデジタル混在用テスタを必要としない安価なアナログデジタル混在LSIテストシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1のLSIテストシステムは、被試験LSIを接続して動作する実装機と、被試験LSIを搭載するLSIソケットと、1個または複数個の導電体を内蔵し前記LSIソケットを前記実装機に電気的に接続する固体アダプタと、制御信号および入出力信号からなる入出力インターフェースならびに電源ラインを介して前記実装機と接続されるLSIテスタと、を備えるものである。
【0013】
上記構成によれば、固体アダプタ内の導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができる。
【0014】
また、LSIでなく実装機の動作を制御判定して、LSIのテスト判定を行うため、LSIのテストパターンを作成する必要が無く、アナログ信号とデジタル信号がともに実動作通りに同期をとって被試験LSIに供給され、かつ被試験LSIの出力が実装機経由でテスト判定され、LSIの出力信号をモニタする必要がないため、アナログデジタル混在LSIの実動作テストを容易に行うことができる。
【0015】
請求項2のLSIテストシステムは、請求項1記載のLSIテストシステムにおいて、前記LSIテスタは実装機の電源電圧を可変するものである。
【0016】
上記構成によれば、LSIテスタから実装機の電源電圧を可変制御することができるため、被試験LSIの実動作テストで電源電圧を可変してテストすることが容易になる。
【0017】
請求項3のLSIテスト方法は、請求項2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うものである。
【0018】
上記構成によれば、例えば、LSI搬送機のLSI吸着ミスによりLSIソケットに被試験LSIが正しく装着されないことが発生しても、LSIから実装機に過電流が流れて実装機を破壊することを防ぐことができる。
【0019】
請求項4のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、実装機の機能を選択実行するものである。
【0020】
上記構成によれば、通常電源立ち上げに秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作するようなLSIの実動作テストにおいて、必要な項目だけをテストすることができるため、テスト時間を短縮することができる。
【0021】
請求項5のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、入出力インターフェースと実装機の一部または全部の出力信号をモニタし、所期の応答待ちをするものである。
【0022】
上記構成によれば、所期の応答を判定するテストの効率を上げることができ、例えば、発信してから通話状態に入るまでの時間がばらついても確実に最短時間で通話状態に入る瞬間を捕えることができる。
【0023】
請求項6のLSIテスト方法は、請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、被試験LSIの再テストを行う際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、他の入出力インターフェースと実装機を制御して被試験LSIのテストを再実行するものである。
【0024】
上記構成によれば、初回テストがFAILとなり再テストする際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま他の入出力インターフェースと入出力インターフェースと実装機を制御して再テストをすることにより、反応時間のそれぞれ異なる入出力インターフェースを最も効率的に動作させてテストを実行することができ、時間あたりのスループットを向上させ、テストコストを下げることができる。
【0025】
請求項7の接続アダプタは、LSIテスタに接続され、被試験LSIを接続して動作する実装機と前記被試験LSIを搭載するLSIソケットとを1個または複数個の導電体で電気的に接続するように構成したことを特徴とする。
【0026】
上記構成によれば、LSIソケットと実装機とを、固体アダプタに内蔵する導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができ、正しいLSIテストを行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るLSIテストシステムの構成例を示す図である。図1において、被試験LSI2を搭載するためのLSIソケット3は固体アダプタ4に内蔵する1個または複数個の導電体5により実装機8に電気的に接続され、実装機8とLSIテスタ10は制御信号6と入出力信号7と電源ライン9で接続され、テスト時にはLSIソケット3および実装機8がLSI搬送機1に固定される。
【0028】
LSIテスタ10は、制御信号6と入出力信号7の入出力インターフェース11、電源13、入出力インターフェース11と電源13を制御しテスト判定を行う制御判定プログラム12、プログラムとデータを記憶し制御判定プログラム12を実行するコンピュータ14を備える。ここでは制御信号6と入出力信号7は双方向信号とするが、これは単方向信号で構成されてもよい。
【0029】
このLSIテスタ10は、入出力インターフェース11と電源13とコンピュータ14を内蔵する一体型LSIテスタであるか、または、入出力インターフェースである、出力信号を発生する信号発生器、入力信号を測定する信号測定器、電源、コンピュータのうち一部または全てが個別のユニットで、これらが接続されて構成されたLSIテスタであるか、のいずれであってもよい。
【0030】
LSIのテスト時には、LSI搬送機1が被試験LSI2を吸着してLSIソケット3まで運搬しLSIソケット3に装着する。次に、LSIテスタ10が制御判定プログラム12に従い、電源ライン9を通して実装機8に電源電圧を供給する。
【0031】
さらに、LSIテスタ10が制御判定プログラム12に従い、制御データおよび入力データを作成し、これを制御信号6と入出力信号7として入出力インターフェース11から実装機8に送る。実装機8からは固体アダプタ4とLSIソケット3を通して被試験LSI2に信号が入力される。
【0032】
被試験LSI2が出力する信号はLSIソケット3と固体アダプタ4を通して実装機8が捕捉し、制御信号6と入出力信号7を入出力インターフェース11を通してLSIテスタ10に送る。これを制御データと出力データとして制御判定プログラム12がテスト判定を行い、テストシークエンスを次に進める。
【0033】
以上のように、本実施の形態では被試験LSIの入出力信号をLSIテスタへ引き出す必要が無く、被試験LSIと実装機の接続においても、従来はLSIソケットに長配線をして接続していたのに対して、本実施の形態では形状の固定した固体アダプタ内の導電体で電気接続するため、被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができる。
【0034】
その結果、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができ、ますますピンピッチ狭くなる傾向にあるLSIと実装機との接続加工も容易になる。また、LSIテストシステムを複数台製作した場合も、同じ特性の固体アダプタを簡単に複製することができるため、複数台のLSIテストシステムの調整が容易になる。
【0035】
また、LSIでなく実装機の動作を制御判定して、LSIのテスト判定を行うため、LSIのテストパターンを作成する必要が無く、アナログ信号とデジタル信号がともに実動作通りに同期をとって被試験LSIに供給され、被試験LSIの出力が実装機経由でテスト判定され、LSIの出力信号をモニタする必要がないため、アナログデジタル混在LSIの実動作テストを簡単に行うことができる。
【0036】
図2は、上記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、電源13の代わりに実装機の電源電圧を可変にする電源21を備えるLSIテストシステムの構成例を示す図である。本実施例によれば、LSIテスタで電源21の電圧を可変制御することができるため、被試験LSIの実動作テストで電源電圧を可変してテストすることが容易になる。
【0037】
図3は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、図2に示す実装機の電源電圧を可変制御する機能を使用し、実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0038】
図3に示すLSIテスト方法においては、電源電圧をコンタクトテスト電圧に設定し(ステップ31)、電源を投入し(ステップ32)、コンタクトテストを実行し(ステップ33)、テスト結果を判定し(ステップ34)、判定がPASSならば実動作テストの実行を開始し(ステップ35)、FAILならば被試験LSIのテストを終了する(ステップ36)。
【0039】
本LSIテスト方法によれば、LSI搬送機のLSI吸着ミスによりLSIソケットに被試験LSIが正しく装着されないことが発生しても、LSIから実装機に過電流が流れて実装機を破壊することを防ぐことができる。
【0040】
図4は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、実装機の機能を選択実行してLSIをテストするLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0041】
実装機の機能選択として、通話テストと音声認識テストを選択する例を説明する。図4に示すように、まず通話テスト実行を選択するか否かをプログラム実行時またはプログラムコンパイル時に選択する(ステップ41)。通話テスト実行が選択された場合は、プログラムに従って、制御信号6と入出力信号7を制御して、通話テストを実行し(ステップ42)、通話テスト実行が選択されない場合は次の音声認識テスト実行の選択(ステップ43)に進む。
【0042】
本LSIテスト方法によれば、通常電源立ち上げに秒単位の時間がかかり各機能も秒単位で動作するようなLSIの実動作テストにおいて、必要な項目だけをテストすることができるため、テスト時間を短縮することができる。
【0043】
図5は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、入出力インターフェースあるいは実装機の一部または全ての出力信号をモニタして判定待ちし、期待したレスポンスが返り次第、次のテストに進むLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0044】
本LSIテスト方法について、通話テストを実施する例を説明する。図5に示すように、電話機から発信し(ステップ51)、通話状態待ちをしているときに(ステップ52)、入出力インターフェースまたは実装機の信号を常にモニタし、期待した状態との比較を繰り返す。期待する信号が出力され次第、判定はPASSとなり(ステップ53)次のテストに進む。
【0045】
従来のテスト方法では、電話機からの発信後一定の時間待ちをして判定を1回行っていた。そのため、通話状態に入るのが最も遅い場合の待ち時間を設定しなければならず、テスト時間に無駄が生じていた。本LSIテスト方法によれば、発信してから通話状態に入るまでの時間がばらついても確実に最短時間で通話状態に入る瞬間を捕えることができる。
【0046】
図6は、前記実施の形態のLSIテストシステムにおいて、被試験LSIの再テストを行う際に、反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、それ以外の入出力インターフェースと実装機を制御して被試験LSIのテストを再実行するLSIテスト方法を示すフローチャートである。
【0047】
本LSIテスト方法について、通話テストを実施する例を説明する。図6に示すように、待ちうけ状態(ステップ61)になった後に電話機から発信し(ステップ62)、通話状態になったかを判定する(ステップ63)。通話状態になった場合は(ステップ620:YES)、判定をPASSにして(ステップ64)、次のテストに進む。
【0048】
通話状態にならない場合は(ステップ63:NO)、入出力インターフェースの一部は自動的に待ちうけ状態に戻る。それ以外の入出力インターフェースと実装機に対しては、処理1を実施し(ステップ65)、初回と異なるアルゴリズムで待ちうけ状態に設定して再テストを実行する。
【0049】
従来の再テストにおいては、関連する入出力インターフェース、信号発生器、実装機を全てテスト前の状態に戻し、初回テストと同じアルゴリズムでテストを行っていた。本LSIテスト方法の方法によれば、反応時間のそれぞれ異なる入出力インターフェースを最も効率的に動作させてテストを実行することができ、時間あたりのスループットが向上し、テストコストを下げることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、固体アダプタ内の導電体で電気接続することにより被試験LSIと実装機間の導電体の長さを最短にでき、導電体間の間隔も狭くすることができため、長配線によるノイズや信号の鈍りを抑えることができる。その結果、実装機を動作させてテスト判定を行う際の電気的な問題が解決され、LSIテストパターンの不要な、テスト開発期間が短く安価なアナログデジタル混載システムLSI用のLSIテストシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るLSIテストシステムの構成例を示す図。
【図2】本発明の一実施の形態において、可変電圧電源を備えるLSIテストシステムの構成例を示す図。
【図3】実装機の電源電圧を下げて被試験LSIと実装機の電気的コンタクトチェックを行うLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図4】実装機の機能を選択実行するLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図5】出力信号をモニタして応答待ちするLSIテスト方法を示すフローチャート。
【図6】反応の遅い入出力インターフェースは自走したまま、それ以外の入出力インターフェースと実装機を制御してテストを再実行するLSIテスト方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 LSI搬送機
2 被試験LSI
3 LSIソケット
4 固体アダプタ
5 導電体
6 制御信号
7 入出力信号
8 実装機
9 電源ライン
10 LSIテスタ
11 入出力信号と制御信号の入出力インターフェース
12 制御判定プログラム
13 電源
14 コンピュータ
21 可変電源
Claims (7)
- 被試験LSIを接続して動作する実装機と、
前記被試験LSIを搭載するLSIソケットと、
1個または複数個の導電体を内蔵し前記LSIソケットを前記実装機に電気的に接続する固体アダプタと、
制御信号および入出力信号からなる入出力インターフェースならびに電源ラインを介して前記実装機と接続されるLSIテスタと、
を備えるLSIテストシステム。 - 前記LSIテスタは前記実装機の電源電圧を可変する請求項1記載のLSIテストシステム。
- 請求項2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、前記実装機の電源電圧を下げて前記被試験LSIと前記実装機の電気的コンタクトチェックを行うLSIテスト方法。
- 請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、前記実装機の機能を選択実行するLSIテスト方法。
- 請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、前記入出力インターフェースと前記実装機の一部または全部の出力信号をモニタし、所期の応答待ちをするLSIテスト方法。
- 請求項1または2記載のLSIテストシステムにおけるLSIテスト方法において、前記被試験LSIの再テストを行う際に、反応の遅い前記入出力インターフェースは自走したまま、他の前記入出力インターフェースと前記実装機を制御して前記被試験LSIのテストを再実行するLSIテスト方法。
- LSIテスタに接続され、被試験LSIを接続して動作する実装機と前記被試験LSIを搭載するLSIソケットとを1個または複数個の導電体で電気的に接続するように構成したことを特徴とする接続アダプタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003017576A JP2004226366A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | Lsiテストシステムおよびlsiテスト方法 |
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JP2003017576A Pending JP2004226366A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | Lsiテストシステムおよびlsiテスト方法 |
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- 2003-01-27 JP JP2003017576A patent/JP2004226366A/ja active Pending
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