JP2004226210A - 長尺物形状測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造であるにもかかわらず、長尺物の反り量を、効率よく、しかも、正確に測定することができる長尺物の外形検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】長尺物30の両端部31、31を水平に支持するとともに長尺物30の長軸と直角方向に長尺物30を転動させながら搬送する一対の天板114を有する搬送台11と、搬送域において設けられ転動する長尺物30の上面側に触接する案内板12と、該案内板12の上下移動を検知するレベルゲージ17とからなり、前記案内板12が長尺物30の両端部31、31と中央部32にそれぞれ触接し搬送台11の天板114に対して平行に上下移動するように進行方向に沿って設けられ、前記レベルゲージ17がそれぞれの案内板12の基準面13の上下移動を検知するように設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】長尺物30の両端部31、31を水平に支持するとともに長尺物30の長軸と直角方向に長尺物30を転動させながら搬送する一対の天板114を有する搬送台11と、搬送域において設けられ転動する長尺物30の上面側に触接する案内板12と、該案内板12の上下移動を検知するレベルゲージ17とからなり、前記案内板12が長尺物30の両端部31、31と中央部32にそれぞれ触接し搬送台11の天板114に対して平行に上下移動するように進行方向に沿って設けられ、前記レベルゲージ17がそれぞれの案内板12の基準面13の上下移動を検知するように設けられている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺物の外形を検査する装置に関し、特に、合成樹脂によって押出成形される竪樋、パイプ等の長尺物の反りや変形等の外形を検査するのに好適に使用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製の竪樋、パイプ等の長尺物は、通常、押出成形ラインにおいて、連続的に押出成形された後に、所定の長さに切断されることによって製品とされている。
【0003】
このようにして製造される長尺物は、長尺であるために、長尺部が反るおそれがある。そのために、製品として出荷される前に、反りが発生していないことを確認する外形検査が行われている。
【0004】
このような長尺物の反りの湾曲寸法や断面形状を検査する場合、パイプ等の長尺物を一本づつ検査台にのせて、長尺基体の構造体にダイヤルゲージを固定した装置を用いて長尺物の反りを測定していた(例えば、特許文献1を参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002─22401号公報(図1及び図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の長尺物の形状検査装置では、長尺物を一本づつ検査台に載置して、それぞれ作業員の手作業によって測定するようになっているために、作業者は静止した状態で反りの湾曲寸法及び断面形状を確認しなければならない。
しかしながら、長尺物の断面形状が円形状の場合や合成樹脂の成形品のように弾性を有する場合に、水平な台に長尺物を静止させることが難しいために、各作業員による測定のバラツキ等が生じるおそれがあり、しかも、作業効率が悪いという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、簡単な構造であるにもかかわらず、長尺物の反り量を、効率よく、しかも、正確に測定することができる長尺物の外形検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の長尺物の外形検査装置は、長尺物の両端部を水平に支持するとともに長尺物の長軸と直角方向に長尺物を転動させながら搬送する一対の天板を有する搬送台と、搬送域において設けられ転動する長尺物の上面側に触接する案内板と、該案内板の上下移動を検知するレベルゲージとからなり、前記案内板が長尺物の両端部と中央部にそれぞれ触接し搬送台の天板に対して平行に上下移動するように進行方向に沿って設けられ、前記レベルゲージがそれぞれの案内板の基準面の上下移動を検知するように設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の長尺物の外形検査装置の実施の形態の一例を示す概略構成図、図2は本発明の長尺物の外形検査装置の使用状態を示す側面図、図3はその長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物が下向きに湾曲している正面図、同図(b) は上向きに湾曲している正面図、図4は長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物の中央部の上下方向の反り量を測定している状態の横断面図、同図(b) は長尺物の端部の断面形状を測定している状態の横断面図である。
【0010】
図1〜2において、本発明の長尺物の外形検査装置10は、長尺物30の両端部31、31を水平に支持するとともに長尺物30の長軸と直角方向に長尺物30を転動させながら搬送する一対の搬送台11、11と、搬送域において設けられ転動する長尺物30の上面側に触接する案内板12と、該案内板12の上下移動量を測定するレベルゲージ16とから構成されており、例えば、長尺物として断面円筒形をした竪樋を押出成形する押出成形ラインに続くコンベア21と重量計22との間に設けられ、コンベア21にて搬送された長尺物30を搬送台11、11に転がすように供給して外形を測定するようになっている。
【0011】
搬送台11は、基板113の上に高さの異なる脚台111、112がそれぞれ立設されており、脚台111、112の上に天板114が傾斜した状態で掛け渡されて固定されている。
天板114は長尺物30が転動するときに滑らないように滑り止めの処理が施されていことが好ましく、また、天板114の傾斜角度としては、特に限定されるものではなく、長尺物30を天板上で転動させる場合は、通常は30〜80度で、好ましくは45〜70度である。
【0012】
案内板12は、天板114と略同じ長さで細長い板状体であり、長尺物30の両端部31、31と中央部32の上面側にそれぞれ触接するように配設され、搬送台11の天板114に対して平行に進行方向に沿って設けられている。案内板12の一端側は上反りに湾曲しており、コンベヤ21から長尺物30が供給されたときにスムーズに天板114へ送り込まれようになっている。
【0013】
また、案内板12の中程には基準面13が設けられており、この基準面13の両側方に支持軸14が立設されている。この支持軸14は固定フレーム15に設けられた円筒ガイド16に摺動可能に挿入されている。そして天板114と案内板12と間隔は長尺物30の外径と同じ寸法にして基準レベルとして設定されており、案内板12を上方に軽く押圧するだけで平行に移動し間隔が拡がるようになっている。
【0014】
レベルゲージ17は、一例としてダイヤルゲージが用いられ、直線的に移動する測定針171の移動量の信号を表示部に送信できるものであればよい。このダイヤルゲージ式のレベルゲージ17は固定フレーム15の下側に固定した状態で取付られ、測定針171が案内板12の基準面13に当接するように配置されている。
【0015】
本発明の長尺物の外径検査装置を用いて長尺物30の反りや変形を検査するには、まず、押し出し成形ラインおいて切断機にて切断された長尺物30をコンベア21にて搬送して、長尺物30を搬送台11、11側に一本供給する。供給された長尺物30の両端部31は搬送台11、11の天板114、114に支持されて下方に転動しながら重量計22へと落下して行く。
【0016】
長尺物30に反りがある場合、長尺物30は天板114と案内板12との間で挟まれた状態で転動するときに、長尺物30の中央部32では軸心が偏心した状態で回転することになる。長尺物30が天板114上を一回転する間に、図3(a) に示すように反りが下向きに湾曲したり状態から、図3(b) に示すように半回転(180°回転)で上向きに湾曲した状態となり、さらに回転して一回転(360°)で下向きに湾曲した状態となる。
【0017】
このように長尺物30が天板114上を転動している間に、図4(a) に示すように、長尺物30の中央部32の上面側に触接している案内板12が基準レベルより上方に押し上げられ、レベルゲージ17の接触子171が上方に移動して反り量hが測定される。そして、測定された反り量hが測定針171の移動量の信号として表示部に送信され、予め設定された許容反り量と比較されて、反り量hが許容反り量よりも大きくなっている場合には、その長尺物30は不良品として判定される。
【0018】
一方、竪樋である長尺物30の外径が真円でなく変形している場合、長尺物30の両端部31、31は天板114、114と案内板12a、12aとの間で挟まれた状態で転動するときに、長尺物30の両端部31、31が天板114上を一回転する間に、図4(b) に示すように長尺物30の短径と長径との間で案内板12a、12aを上下移動することになる。
【0019】
このように長尺物30が天板114上を転動している間に、長尺物30の両端部31の上面側に触接している案内板12a、12aが基準レベルより上方に押し上げられ、レベルゲージ17の接触子171が上方に移動して変形量sが測定される。そして、測定された変形量sが測定針171の移動量の信号として表示部に送信され、予め設定された許容変形量と比較されて、変形量sが許容変形量りも大きくなっている場合には、その長尺物30は不良品として判定される。
【0020】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な形態はこの実施の形態に限られものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0021】
例えば、搬送台11として天板114を傾斜させたものを使用したが、長尺物を転動させる手段として自由落下に代えてベルトコンベヤ等の駆動手段を用いれば水平であってもよい。
また、レベルゲージ17としてダイヤルゲージを用いたが、赤外線等の光を感知する受光センサーを用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明の長尺物の外形検査装置は、このように、長尺物の反りを、効率よく、しかも、正確に検査することができる。特に、連続して製造される竪樋やパイプの場合にも、反りや変形を連続して検査することができ、作業効率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺物の外形検査装置の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の長尺物の外形検査装置の使用状態を示す側面図である。
【図3】その長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物が下向きに湾曲している正面図、同図(b) は上向きに湾曲している正面図である。
【図4】同じく長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物の中央部の上下方向の反りを検査している状態の横断面図、同図(b) は長尺物の端部の断面形状を検査している状態の横断面図である。
【符号の説明】
10 長尺物の外形検査装置
11 搬送台
114 天板
12 案内板
13 基準面
17 レベルゲージ
21 コンベヤ
30 長尺物
31 両端部
32 中央部
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺物の外形を検査する装置に関し、特に、合成樹脂によって押出成形される竪樋、パイプ等の長尺物の反りや変形等の外形を検査するのに好適に使用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製の竪樋、パイプ等の長尺物は、通常、押出成形ラインにおいて、連続的に押出成形された後に、所定の長さに切断されることによって製品とされている。
【0003】
このようにして製造される長尺物は、長尺であるために、長尺部が反るおそれがある。そのために、製品として出荷される前に、反りが発生していないことを確認する外形検査が行われている。
【0004】
このような長尺物の反りの湾曲寸法や断面形状を検査する場合、パイプ等の長尺物を一本づつ検査台にのせて、長尺基体の構造体にダイヤルゲージを固定した装置を用いて長尺物の反りを測定していた(例えば、特許文献1を参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002─22401号公報(図1及び図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の長尺物の形状検査装置では、長尺物を一本づつ検査台に載置して、それぞれ作業員の手作業によって測定するようになっているために、作業者は静止した状態で反りの湾曲寸法及び断面形状を確認しなければならない。
しかしながら、長尺物の断面形状が円形状の場合や合成樹脂の成形品のように弾性を有する場合に、水平な台に長尺物を静止させることが難しいために、各作業員による測定のバラツキ等が生じるおそれがあり、しかも、作業効率が悪いという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、簡単な構造であるにもかかわらず、長尺物の反り量を、効率よく、しかも、正確に測定することができる長尺物の外形検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の長尺物の外形検査装置は、長尺物の両端部を水平に支持するとともに長尺物の長軸と直角方向に長尺物を転動させながら搬送する一対の天板を有する搬送台と、搬送域において設けられ転動する長尺物の上面側に触接する案内板と、該案内板の上下移動を検知するレベルゲージとからなり、前記案内板が長尺物の両端部と中央部にそれぞれ触接し搬送台の天板に対して平行に上下移動するように進行方向に沿って設けられ、前記レベルゲージがそれぞれの案内板の基準面の上下移動を検知するように設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の長尺物の外形検査装置の実施の形態の一例を示す概略構成図、図2は本発明の長尺物の外形検査装置の使用状態を示す側面図、図3はその長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物が下向きに湾曲している正面図、同図(b) は上向きに湾曲している正面図、図4は長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物の中央部の上下方向の反り量を測定している状態の横断面図、同図(b) は長尺物の端部の断面形状を測定している状態の横断面図である。
【0010】
図1〜2において、本発明の長尺物の外形検査装置10は、長尺物30の両端部31、31を水平に支持するとともに長尺物30の長軸と直角方向に長尺物30を転動させながら搬送する一対の搬送台11、11と、搬送域において設けられ転動する長尺物30の上面側に触接する案内板12と、該案内板12の上下移動量を測定するレベルゲージ16とから構成されており、例えば、長尺物として断面円筒形をした竪樋を押出成形する押出成形ラインに続くコンベア21と重量計22との間に設けられ、コンベア21にて搬送された長尺物30を搬送台11、11に転がすように供給して外形を測定するようになっている。
【0011】
搬送台11は、基板113の上に高さの異なる脚台111、112がそれぞれ立設されており、脚台111、112の上に天板114が傾斜した状態で掛け渡されて固定されている。
天板114は長尺物30が転動するときに滑らないように滑り止めの処理が施されていことが好ましく、また、天板114の傾斜角度としては、特に限定されるものではなく、長尺物30を天板上で転動させる場合は、通常は30〜80度で、好ましくは45〜70度である。
【0012】
案内板12は、天板114と略同じ長さで細長い板状体であり、長尺物30の両端部31、31と中央部32の上面側にそれぞれ触接するように配設され、搬送台11の天板114に対して平行に進行方向に沿って設けられている。案内板12の一端側は上反りに湾曲しており、コンベヤ21から長尺物30が供給されたときにスムーズに天板114へ送り込まれようになっている。
【0013】
また、案内板12の中程には基準面13が設けられており、この基準面13の両側方に支持軸14が立設されている。この支持軸14は固定フレーム15に設けられた円筒ガイド16に摺動可能に挿入されている。そして天板114と案内板12と間隔は長尺物30の外径と同じ寸法にして基準レベルとして設定されており、案内板12を上方に軽く押圧するだけで平行に移動し間隔が拡がるようになっている。
【0014】
レベルゲージ17は、一例としてダイヤルゲージが用いられ、直線的に移動する測定針171の移動量の信号を表示部に送信できるものであればよい。このダイヤルゲージ式のレベルゲージ17は固定フレーム15の下側に固定した状態で取付られ、測定針171が案内板12の基準面13に当接するように配置されている。
【0015】
本発明の長尺物の外径検査装置を用いて長尺物30の反りや変形を検査するには、まず、押し出し成形ラインおいて切断機にて切断された長尺物30をコンベア21にて搬送して、長尺物30を搬送台11、11側に一本供給する。供給された長尺物30の両端部31は搬送台11、11の天板114、114に支持されて下方に転動しながら重量計22へと落下して行く。
【0016】
長尺物30に反りがある場合、長尺物30は天板114と案内板12との間で挟まれた状態で転動するときに、長尺物30の中央部32では軸心が偏心した状態で回転することになる。長尺物30が天板114上を一回転する間に、図3(a) に示すように反りが下向きに湾曲したり状態から、図3(b) に示すように半回転(180°回転)で上向きに湾曲した状態となり、さらに回転して一回転(360°)で下向きに湾曲した状態となる。
【0017】
このように長尺物30が天板114上を転動している間に、図4(a) に示すように、長尺物30の中央部32の上面側に触接している案内板12が基準レベルより上方に押し上げられ、レベルゲージ17の接触子171が上方に移動して反り量hが測定される。そして、測定された反り量hが測定針171の移動量の信号として表示部に送信され、予め設定された許容反り量と比較されて、反り量hが許容反り量よりも大きくなっている場合には、その長尺物30は不良品として判定される。
【0018】
一方、竪樋である長尺物30の外径が真円でなく変形している場合、長尺物30の両端部31、31は天板114、114と案内板12a、12aとの間で挟まれた状態で転動するときに、長尺物30の両端部31、31が天板114上を一回転する間に、図4(b) に示すように長尺物30の短径と長径との間で案内板12a、12aを上下移動することになる。
【0019】
このように長尺物30が天板114上を転動している間に、長尺物30の両端部31の上面側に触接している案内板12a、12aが基準レベルより上方に押し上げられ、レベルゲージ17の接触子171が上方に移動して変形量sが測定される。そして、測定された変形量sが測定針171の移動量の信号として表示部に送信され、予め設定された許容変形量と比較されて、変形量sが許容変形量りも大きくなっている場合には、その長尺物30は不良品として判定される。
【0020】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な形態はこの実施の形態に限られものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0021】
例えば、搬送台11として天板114を傾斜させたものを使用したが、長尺物を転動させる手段として自由落下に代えてベルトコンベヤ等の駆動手段を用いれば水平であってもよい。
また、レベルゲージ17としてダイヤルゲージを用いたが、赤外線等の光を感知する受光センサーを用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明の長尺物の外形検査装置は、このように、長尺物の反りを、効率よく、しかも、正確に検査することができる。特に、連続して製造される竪樋やパイプの場合にも、反りや変形を連続して検査することができ、作業効率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺物の外形検査装置の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の長尺物の外形検査装置の使用状態を示す側面図である。
【図3】その長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物が下向きに湾曲している正面図、同図(b) は上向きに湾曲している正面図である。
【図4】同じく長尺物の外形検査装置の作動を説明するための図で、同図(a) は長尺物の中央部の上下方向の反りを検査している状態の横断面図、同図(b) は長尺物の端部の断面形状を検査している状態の横断面図である。
【符号の説明】
10 長尺物の外形検査装置
11 搬送台
114 天板
12 案内板
13 基準面
17 レベルゲージ
21 コンベヤ
30 長尺物
31 両端部
32 中央部
Claims (1)
- 長尺物の両端部を水平に支持するとともに長尺物の長軸と直角方向に長尺物を転動させながら搬送する一対の天板を有する搬送台と、搬送域において設けられ転動する長尺物の上面側に触接する案内板と、該案内板の上下移動を検知するレベルゲージとからなり、前記案内板が長尺物の両端部と中央部にそれぞれ触接し搬送台の天板に対して平行に上下移動するように進行方向に沿って設けられ、前記レベルゲージがそれぞれの案内板の基準面の上下移動を検知するように設けられていることを特徴とする長尺物の形状検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003013753A JP2004226210A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 長尺物形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003013753A JP2004226210A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 長尺物形状測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004226210A true JP2004226210A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32902001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003013753A Pending JP2004226210A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 長尺物形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004226210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009074863A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ogiso Kogyo Kk | 丸棒材の曲がり測定装置 |
CN102749021A (zh) * | 2012-02-10 | 2012-10-24 | 湖南吉利汽车部件有限公司 | 一种滑撬在线检具 |
-
2003
- 2003-01-22 JP JP2003013753A patent/JP2004226210A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009074863A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ogiso Kogyo Kk | 丸棒材の曲がり測定装置 |
CN102749021A (zh) * | 2012-02-10 | 2012-10-24 | 湖南吉利汽车部件有限公司 | 一种滑撬在线检具 |
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