JP2004226032A - 板型ヒートパイプおよびその製造方法 - Google Patents

板型ヒートパイプおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却効率、信頼性および生産性に優れ、かつ低コストの板型ヒートパイプおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプにおいて、前記筐体内に、その形状を保持するための保持部材が前記筐体の下板部と一体に、かつ分断して設けられている。前記筐体1は、押出方向に平行な長穴10bを多数有する押出多穴管10の上壁10aおよび長穴10bの隔壁10cを部分的に切取るA工程、押出多穴管10の押出方向端部10dを密閉するB工程、上壁10aの切取部分を密閉するC工程を、A→B→C、A→C→B、B→A→Cのいずれかの順で施して製造することができる。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却効率、信頼性および生産性に優れ、かつ低コストの板型ヒートパイプおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
板型ヒートパイプは、筐体内に作動液を減圧封入し、前記筐体外面に取付けた発熱体(CPU、ダイオード、ペルチェ、パワーモジュール、LDMなど)を前記作動液の蒸発潜熱により冷却する装置である。
このような板型ヒートパイプは、作動液の蒸発により筐体内の圧力が増加して筐体外面に膨れが生じ、それにより発熱体と板型ヒートパイプとの接触面積が減少して冷却効率が低下するという問題があった。このため筐体内に保持部材を配して前記筐体の変形を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記保持部材は筐体の上板部と下板部とにろう付けされていたため、ろう付け箇所が剥離してその効果が得られなくなる恐れがあり、またろう付けは筐体の上板部と下板部に高価なブレージングシート(芯材/ろう材)を用いて行うためコスト的にも問題があった。また、押出多穴管をそのまま用いた板型ヒートパイプの場合は作動液の流路が長さ方向に連続する隔壁に遮られて1方向に限られるため冷却効率が悪かった。
本発明の目的は、冷却効率、信頼性および生産性に優れ、かつ低コストの板型ヒートパイプおよびその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載発明は、筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプにおいて、前記筐体内に、その形状を保持するための保持部材が前記筐体の下板部と一体に、かつ分断して設けられていることを特徴とする板型ヒートパイプである。
【0005】
請求項2記載発明は、筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプにおいて、前記筐体内に、その形状を保持するための保持部材が前記筐体の上板部および下板部と一体に、かつ分断して設けられていることを特徴とする板型ヒートパイプである。
【0006】
請求項3記載発明は、筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、押出方向に平行な長穴を多数有する押出多穴管の上壁および前記長穴の隔壁を部分的に切取るA工程、押出多穴管の押出方向端部を密閉するB工程、前記上壁の切取部分を密閉するC工程を、A→B→C、A→C→B、B→A→Cのいずれかの順で施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法である。
【0007】
請求項4記載発明は、筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、押出方向に平行な長穴を多数有する押出多穴管の一方の側壁および前記長穴の隔壁を貫通する穴を開けるA工程、押出多穴管の押出方向端部を密閉するB工程、前記側壁に開けた穴を密閉するC工程を、A→B→C、A→C→B、B→A→Cのいずれかの順で施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法である。
【0008】
請求項5記載発明は、筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、断面櫛状の押出型材の凸部を部分的に切取るA工程、前記押出型材の凸部上面に上板部を接合するB工程、前記押出型材の押出方向端部を密閉するC工程をこの順に施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の板型ヒートパイプを図を参照して具体的に説明する。
なお、本発明を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
図1(イ)は本発明の板型ヒートパイプの第1の実施形態を示す斜視図、(ロ)は筐体内部の平面図、(ハ)は補強部材部分の縦(長さ方向)断面図である。
この板型ヒートパイプでは、筐体1の形状を保持するための保持部材2が、図1(ハ)に示すように、筐体1の下板部1bと一体に設けられている。
図1(イ)において1aは上板部、5は作動液を筐体1内に減圧封入するための封止用パイプである。
【0011】
この板型ヒートパイプは、保持部材2が筐体1の下板部1bと一体に設けられているため、ろう付けは上板部1aとの間でのみなされており信頼性に優れる。またろう付け箇所が少ないため生産性にも優れる。さらにブレージングシートは上板部1aにのみ使用されるためコスト的にも有利である。また、補強部材2が分断されていて作動液の流路が多岐なため高い冷却効率が得られる。
【0012】
図2は本発明の板型ヒートパイプの第2の実施形態を示す補強部材2部分の縦断面図である。
この板型ヒートパイプでは、保持部材2は筐体1の下板部1bと上板部1aに一体に設けられている。従って保持部材2にはろう付け部がなく、信頼性が一層向上し、コストもより安くなり、さらに、このものはろう付けを全く行わないので、ろう付けのための加熱工程が無用となり生産性も著しく向上する。補強部材を分断することによる冷却効率の向上は図1に示したものと同様に得られる。
【0013】
図3は本発明の板型ヒートパイプの第3の実施形態を示す筐体内部の平面図である。
この板型ヒートパイプは、筐体中央部6の保持部材2の長さを短くして作動液の流路を一層多岐化したもので筐体中央部6の冷却効率が高まる。
【0014】
図4(イ)は本発明の板型ヒートパイプの第4の実施形態を示す筐体内部の平面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図、(ハ)はウィック部分の断面図である。
この板型ヒートパイプは、作動液通路3にウィックとして1本のワイヤー7を作動液通路3内面に接して配したものである。
この板型ヒートパイプでは、ワイヤー7と作動液通路3内面との間で毛管現象が起き、作動液の戻りが活発化して冷却効率が高まる。
【0015】
図4(ニ)は他の板型ヒートパイプのウィック部分の断面図である。
この板型ヒートパイプでは、ウィックとしてワイヤー撚線7aが圧入されたパイプ7bが作動液通路3内面に接して配されており、毛管現象はパイプ7bと作動液通路3内面との間、ワイヤー撚線7aとパイプ7b内面との間、および各ワイヤー7間で起きるため冷却効率が一層高まる。
【0016】
図5(イ)は本発明の板型ヒートパイプの第5の実施形態を示す筐体内部の平面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図である。
筐体内部中央の3個の作動液通路3にウィックとして細線8を多数束ねた細線束8aが作動液通路3内面(補強部材の側面)に接して配されている。
この細線束8aでは多数の細線8間で毛管現象が起きるので、図4に示したものより作動液の戻りが活発となり冷却効率に優れる。このものはウィック(細線束8a)による冷却効率向上効果が筐体1の中央部分に集中する。
【0017】
図6(イ)は本発明の板型ヒートパイプの第6の実施形態を示す筐体1内部の平面図、(ロ)は部分拡大図である。
長さ方向の作動液通路3に、細線8を多数束ねた細線束8aがウィックとして1通路おきに配されている。このものはウィック(細線束8a)による冷却効率向上効果が筐体全体に均一に現れる。
【0018】
図7(イ)は本発明の板型ヒートパイプの第7の実施形態を示す筐体内部の平面図、(ロ)は部分拡大図である。
ここでは、細線8を多数束ねた細線束8aがウィックとして縦(長さ)方向通路3と横方向通路4を交差して配されている。このものはウィックの冷却効率向上効果が筐体1全体により均一化する。細線束8aは予め井桁状に組付けておき、これを前記作動液通路3、4に嵌め込むようにすると生産性が向上する。
【0019】
図8は本発明の板型ヒートパイプの第8の実施形態を示す側面図である。
この板型ヒートパイプは、図1に示した板型ヒートパイプの上板部1a上にフィン9を取付けて熱放散性を高めたものである。
【0020】
前記図3〜8に示した板型ヒートパイプは、補強部材2が筐体1の下板部1bと一体、または下板部1bと上板部1aの両方と一体に設けられたものである。
【0021】
以下に、本発明で用いられる筐体の製造方法について説明する。
図9(イ)〜(ニ)は、本発明で用いられる筐体の製造方法の第1の実施形態を示す工程説明図である。
前記筐体は、押出方向に平行な長穴10bを多数有する押出多穴管10(図9イ)の上壁10aおよび長穴10bの隔壁10cを部分的に切取るA工程(図9ロ)、押出多穴管10の押出方向端部10dを密閉するB工程(図9ハ)、上壁10aの切取部分10eを上板部1aで密閉するC工程(図9ニ)をこの順に施して製造できる。前記工程はA→C→BまたはB→A→Cの順で施しても良い。
【0022】
ここでは、切取られずに残った上壁10aと隔壁10cとが保持部材2となり、保持部材2は押出多穴管10の下壁10f(下板部1b)と一体であり、かつ分断されている。上板部1aに厚めの板(ベース板)を用いると発熱体やフィンを強固に取付けることができる。押出方向端部10dは、通常、プレス圧着し、前記圧着部をろう付けして密閉する。
【0023】
図10(イ)〜(ハ)は、本発明で用いられる筐体の製造方法の第2の実施形態を示す工程説明図である。
前記筐体は、押出多穴管10の側壁10gから隔壁10cを貫通する穴10hを開けるA工程(図10イ)、押出多穴管10の押出方向端部10dを密閉するB工程(図10ロ)、側壁穴部10iを板材10jで密閉するC工程(図10ハ)をこの順に施して製造できる。前記工程はA→C→BまたはB→A→Cの順に施しても良い。
この筐体1の補強部材2は、上板部1aと下板部1bの両方と一体に、かつ分断して設けられている。通常、上板部1aと下板部1bにベース板(図示せず)を接合し、その上に発熱体或いはフィンを取付けて用いる。
【0024】
図11(イ)〜(ニ)は、本発明で用いられる筐体の製造方法の第3の実施形態を示す工程説明図である。
前記筐体は、断面櫛状の押出型材11(図11イ)の凸部11aを部分的に切取って残部を保持部材2とするA工程(図11ロ)、保持部材2上面に上板部1aを接合するB工程(図11ハ)、押出型材11の押出方向端部11bを密閉するC工程(図11ニ)をこの順に施して製造できる。
【0025】
本発明において、前記押出多穴管および押出型材は通常のマンドレルを用いた押出法またはコンフォーム押出法(回転摩擦押出法)により容易に製造できる。コンフォーム押出法で製造される多穴管または押出型材は比較的幅狭であるが、それらの複数を幅方向に接合することにより大型化が可能である。
【0026】
本発明において、前記押出多穴管、押出型材、上板部、下板部、ベース板などには、銅(C1020、C1100、C1200など)、アルミニウム(A1010、A1100、A5000系、A6000系、A7000系など)などが使用できる。
【0027】
本発明において、作動液には、ヘリウム、メタン、アンモニア、アセトン、水、ナフタレン、ナトリウム、水銀、代替フロン、炭化水素、二酸化炭素などが使用でき、これらは使用温度などにより使い分ける。
【0028】
本発明において、上板部またはベース板の接合には、熱伝導性に優れる金属接合または他金属を介しての接合が望ましい。前者には超音波溶接法、抵抗加熱溶接法、アーク(TIG、MIG、プラズマ、レーザー)溶接法、FSW(Friction Stir Welding)などが適用でき、後者には銀ろう付け、銅ろう付け、錫ろう付け、低温半田付けなどが適用できる。良熱伝導性の接着剤を用いることもできる。
【0029】
前記接合にはボルト締めも簡便で推奨される。ボルト締めの場合、接合面間に伝熱性グリース、伝熱性シート、伝熱性樹脂などを介在させておくと接合面間の熱抵抗が低下し望ましい。
【0030】
【実施例】
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。
(実施例1)
図9(イ)〜(ニ)に示した方法で製造した筐体1(図9ニ)に作動液(水)を封入して板型ヒートパイプとし、上板部(ベース板)1a上に、図12に示すようにフィン9を取付け、下板部1b上にベース板(図示せず)をろう付けし、その上にCPU(発熱量100W)12を取付けて冷却し、そのときの熱抵抗を常法により調べた。フィン9はファン(図示せず)により冷却した。ファンの風速は種々に変化させた。
【0031】
筐体1と上板部1aにはJIS A5053合金製のものを用いた。ろう付けはBAg−8ろう材を用いて行った。CPU12は伝熱シート(図示せず)を介してボルト締めにより取付けた。
【0032】
(実施例2)
図10に示した方法で製造した筐体1を用い、筐体1の上板部1aと下板部1bにそれぞれベース板(図示せず)をろう付けした他は、実施例1と同じ方法により板型ヒートパイプを製造し、実施例1と同じ方法により熱抵抗を調べた。
【0033】
(比較例1)
押出多穴管の押出方向端部を密閉して筐体とし、この筐体を用いて実施例1と同じ方法で板型ヒートパイプを製造し、実施例1と同じ方法により熱抵抗を調べた。
実施例1、2および比較例1の結果を図13に示す。
【0034】
図13から明らかなように、実施例1、2(本発明例)の板型ヒートパイプは従来の板型ヒートパイプ(比較例1)より熱抵抗が小さく、冷却効率に優れることが判る。これは実施例1、2(本発明例)の板型ヒートパイプは保持部材が分断して設けられていて作動液の流路が多岐なためである。
また本発明の板型ヒートパイプは、ブレージングシートを用いた従来の板型ヒートパイプに較べて、ろう付け箇所が少ないため、信頼性および生産性に優れ、しかも製造コストが安価であった。
【0035】
図3〜7、図11に示した板型ヒートパイプについても実施例1と同じ方法により熱抵抗を測定したが、いずれも、従来のもの(比較例1)より冷却効率に優れた。中でも作動液通路にウィックを配したもの(図4〜7)は冷却効率が特に優れた。ウィックとして細線束を用いた板型ヒートパイプ(図6、7)は発熱体を上部に取付けたトップヒートモードにおいてその冷却効率が格段に向上した。
【0036】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の板型ヒートパイプは、筐体の変形を防止する保持部材が、筐体の下板部と一体に、または上板部と下板部の両方と一体に設けられているので、補強部材のろう付け箇所が少なく或いは全くなく、信頼性および生産性に優れ、コスト的に有利である。さらに前記補強部材は分断して設けられているので、作動液の流路が多岐となり冷却効率に優れる。前記本発明の板型ヒートパイプは押出多穴管或いは断面櫛状の押出型材を用いて容易に製造することができる。依って、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板型ヒートパイプの第1の実施形態を示す(イ)は斜視図、(ロ)は筐体内部の平面図、(ハ)は補強部材部分の縦断面図である。
【図2】本発明の板型ヒートパイプの第2の実施形態を示す補強部材部分の縦断面図である。
【図3】本発明の板型ヒートパイプの第3の実施形態を示す筐体内部の平面図である。
【図4】本発明の板型ヒートパイプの第4の実施形態を示す(イ)は筐体内部の平面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図、(ハ)はウィック部分の断面図、(ニ)は他の板型ヒートパイプのウィック部分の断面図である。
【図5】本発明の板型ヒートパイプの第5の実施形態を示す筐体内部の(イ)は平面図、(ロ)はB−B断面図である。
【図6】本発明の板型ヒートパイプの第6の実施形態を示す(イ)は筐体内部の平面図、(ロ)はウィック部分の拡大図である。
【図7】本発明の板型ヒートパイプの第7の実施形態を示す(イ)は筐体内部の平面図、(ロ)はウィック部分の拡大図である。
【図8】本発明の板型ヒートパイプの第8の実施形態を示す側面図である。
【図9】(イ)〜(ニ)は本発明で用いる筐体の製造方法の第1の実施形態を示す工程説明図である。
【図10】(イ)〜(ハ)は本発明で用いる筐体の製造方法の第2の実施形態を示す工程説明図である。
【図11】(イ)〜(ニ)は本発明で用いる筐体の製造方法の第3の実施形態を示す工程説明図である。
【図12】本発明の板型ヒートパイプの実装構造の実施形態を示す側面図である。
【図13】本発明の板型ヒートパイプの熱抵抗変化図である。
【符号の説明】
1 筐体
1a筐体の上板部
1b筐体の下板部
2 保持部材
3 作動液通路(長さ方向)
4 作動液通路(横方向:長さ方向に直角方向)
5 封止用パイプ
6 筐体中央部
7 ワイヤー
7aワイヤー撚線
7bワイヤー撚線が圧入されたパイプ
8 細線
8a細線束
9 フィン
10 押出多穴管
10a押出多穴管の上壁
10b押出多穴管の長穴
10c押出多穴管の隔壁
10d押出多穴管の押出方向端部
10e押出多穴管の切取部分
10f押出多穴管の下壁
10g押出多穴管の側壁
10h押出多穴管の側壁から隔壁を貫通する穴
10i押出多穴管の側壁穴部
10j板材
11 断面櫛状の押出型材
11a断面櫛状の押出型材の凸部
11b断面櫛状の押出型材の押出方向端部
12 CPU(発熱体)

Claims (5)

  1. 筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプにおいて、前記筐体内に、その形状を保持するための保持部材が前記筐体の下板部と一体に、かつ分断して設けられていることを特徴とする板型ヒートパイプ。
  2. 筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプにおいて、前記筐体内に、その形状を保持するための保持部材が前記筐体の上板部および下板部と一体に、かつ分断して設けられていることを特徴とする板型ヒートパイプ。
  3. 筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、押出方向に平行な長穴を多数有する押出多穴管の上壁および前記長穴の隔壁を部分的に切取るA工程、押出多穴管の押出方向端部を密閉するB工程、前記上壁の切取部分を密閉するC工程を、A→B→C、A→C→B、B→A→Cのいずれかの順で施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法。
  4. 筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、押出方向に平行な長穴を多数有する押出多穴管の一方の側壁および前記長穴の隔壁を貫通する穴を開けるA工程、押出多穴管の押出方向端部を密閉するB工程、前記側壁に開けた穴を密閉するC工程を、A→B→C、A→C→B、B→A→Cのいずれかの順で施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法。
  5. 筐体内に作動液が減圧封入された板型ヒートパイプの製造方法において、前記筐体を、断面櫛状の押出型材の凸部を部分的に切取るA工程、前記押出型材の凸部上面に上板部を接合するB工程、前記押出型材の押出方向端部を密閉するC工程をこの順に施して製造することを特徴とする板型ヒートパイプの製造方法。
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