JP2004225663A - 二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】内管及び外管のそれぞれの先端部における熱容量差を少なくして二重管エキゾーストマニホールドをフランジヘッドに溶接固定する際の内管の先端部の溶断を防止できる二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造の提供。
【解決手段】外管5の先端部9の内側10に内管6の先端部7を重ねた状態で該外管5をフランジヘッド4の接続面部11に嵌合し、内管6及び外管5のそれぞれの先端部6,9とフランジヘッド4の接続面部11とを共に溶接にて固定した二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、前記内管6の先端部7の厚みを前記外管5の先端部9の熱容量に応じた厚みに形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】外管5の先端部9の内側10に内管6の先端部7を重ねた状態で該外管5をフランジヘッド4の接続面部11に嵌合し、内管6及び外管5のそれぞれの先端部6,9とフランジヘッド4の接続面部11とを共に溶接にて固定した二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、前記内管6の先端部7の厚みを前記外管5の先端部9の熱容量に応じた厚みに形成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は二重管エキゾーストマニホールドの溶接部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジン始動時には触媒コンバータの触媒及び排気ガスが共に低温で触媒温度が活性温度に至らないために、化学変化が起こらず、排気ガス内の未燃成分が十分に反応しきれない状況が発生する。
【0003】
そこで、以下に説明する二重管エキゾーストマニホールドの技術が公知となっている(特許文献1参照)。
【0004】
このような二重管エキゾーストマニホールドは外管の内部に隙間を持たせて内管を同心に配置し、内管と外管との間に中空の断熱層を設けた構成となっている。
【0005】
また、前記二重管エキゾーストマニホールドは外管の厚みを厚く(約1.5〜2.0mm)形成して構造上の強度を確保し、一方、排気ガス通路を構成する内管の厚みを極力薄く(約0.5〜0.8mm)形成することにより、排気ガスの接触する部分の熱容量を小さくするようにしている。
【0006】
図5に示すように、二重管エキゾーストマニホールド01の後端側は触媒コンバータ等と接続するためのフランジ部02が形成され、一方、先端側は複数本の二重管03に分岐されてそれぞれの先端がエンジンのフランジヘッド04に接続されている。
【0007】
そして、前記複数の二重管03のフランジヘッド04への固定は、図5のC点における拡大端面図としての図6に示すように、外管05の先端部06の内側07に内管08の先端部09を重ねた状態で該外管05を前記フランジヘッド04の接続面部010に嵌合し、前記先端部06,09とフランジヘッド04の接続面部010とを共に溶接011にて固定することによって行われている(図6参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−166848号公報 (第2−3頁、第3図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の二重管エキゾーストマニホールドにおいては、前述したように内管08の厚みが外管05の厚みに比べて約1/2の厚みしかないため、これら両者に熱容量差があり、結果、内管08及び外管05のそれぞれの先端部09,06とフランジヘッド04の接続面部010とを共に溶接する際に、外管05の熱容量に合わせて入熱温度を設定すると内管08の先端部09が溶断してしまうという問題点があった。
【0010】
なお、このような問題は内管と外管との厚みの違いによって熱容量差が生じる二重管エキゾーストマニホールドに特有のものであり、二重管エキゾーストマニホールド自体の強度については外管によって十分な強度が確保されており、排気ガスの熱応力などによって支障が生じることはない。
【0011】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、内管及び外管のそれぞれの先端部における熱容量差を少なくして二重管エキゾーストマニホールドをフランジヘッドに溶接固定する際の内管の先端部の溶断を防止できる二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、外管の先端部の内側に内管の先端部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、前記内管及び外管のそれぞれの先端部とフランジヘッドの接続面部とを共に溶接にて固定した二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、前記内管の先端部の厚みを前記外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成したことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、内管の先端部を内管の軸方向に折り返して折り返し部を形成し、外管の先端部の内側に前記折り返し部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、前記折り返し部、外管の先端部、フランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定したことを特徴とする。
【0014】
【発明の作用及び効果】
請求項1記載の発明にあっては、内管の先端部の厚みを外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成することで、内管と外管の熱容量差を調整でき内管と外管のそれぞれの先端部とフランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定する際における内管の先端部の溶断を防止できる。
【0015】
請求項2記載の発明にあっては、内管の先端部を内管の軸方向に折り返して折り返し部を形成したため、内管の先端部は内管の厚みの約2倍の厚みとなって熱容量が増大し、結果、前記折り返し部、外管の先端部、フランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定する際の内管の先端部の溶断を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造の実施の形態を説明する。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの平面図(一部断面図)、図2は本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの正面図、図3は図1のA点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【0018】
図1,2に示すように、本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールド1の後端側は触媒コンバータ等と接続するためのフランジ部2が形成され、一方、先端側は複数本の二重管3に分岐されてそれぞれの先端がエンジンのフランジヘッド4に接続されている。
【0019】
前記複数本の二重管3のそれぞれ先端は、図1のA点における拡大端面図としての図3に示すように、外管5(厚み:約1.5〜2.0mm)の内側に隙間を有して内管6(厚み:約1.5〜2.0mm)が同心に配置されている。
前記内管6は前記フランジヘッド4付近で拡径されて、先端部7が内管6の軸方向に折り返されて折り返し部8が形成されている。
【0020】
前記外管5は前記フランジヘッド4付近で縮径され、先端部9の内側10が前記折り返し部8に重ねられた状態でフランジヘッド4の接続面部11に嵌合されている。
そして、図3(b)に示すように、前記折り返し部8、外管5の先端部9、フランジヘッド4の接続面部11を共に二重管3の周方向に溶接して形成される溶接ビード12によって、二重管3がフランジヘッド4に固定されている。
【0021】
前記溶接時の入熱温度は外管5の熱容量に応じた温度で行われ、前記溶接ビード12は折り返し部8、外管5の先端部9、フランジヘッド4の接続面部11と共に溶けて一体化し、安定した溶接形状に形成される。
【0022】
そして、前述したように内管6の先端部7は折り返し部8によって内管6の約2倍の厚みとなって略外管5と同様の厚みになり、結果、内管6の先端部7における熱容量が増大し、前記入熱温度によって内管6の先端部7が溶断されないようになっている。
【0023】
従って、本実施の形態の本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造にあっては、内管6の先端部7が折り返し部8によって内管6と外管5の先端部7,9における熱容量差が少なくなり、結果、従来のように内管6の先端部7が溶断することなく、安定した形状の溶接ビード12を形成して二重管エキゾーストマニホールド1をフランジヘッド4に固定できる。
【0024】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
【0025】
例えば、内管の先端部の厚みを前記外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成する構造として、図4(a),(b)に示すように、前記内管6の先端部を従来技術と同様の形状に形成して該先端部7aの内側に嵌合リング20を嵌合し、外管5の先端部9の内側10に前記内管6の先端部7aを重ねた状態で該外管5をフランジヘッド4の接続面部11に嵌合し、前記嵌合リング20、内管6及び外管5のそれぞれの先端部7a,9、フランジヘッド4の接続面部11を共に溶接ビード13にて固定した構造にしても良い。
【0026】
また、内管6、外管5、嵌合リング20の素材については適宜設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの平面図(一部断面図)である。
【図2】本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの正面図である。
【図3】図1のA点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【図4】その他の二重管エキゾーストマニホールドを説明する図である。
【図5】従来の二重管エキゾーストマニホールドを示す平面図である。
【図6】図5のC点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【符号の説明】
1 二重管エキゾーストマニホールド
2 フランジ部
3 二重管
4 ヘッドフランジ
5 外管
6 内管
7、9 先端部
8 折り返し部
10 内側
11 接続面部
12 溶接ビード
【発明の属する技術分野】
本発明は二重管エキゾーストマニホールドの溶接部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジン始動時には触媒コンバータの触媒及び排気ガスが共に低温で触媒温度が活性温度に至らないために、化学変化が起こらず、排気ガス内の未燃成分が十分に反応しきれない状況が発生する。
【0003】
そこで、以下に説明する二重管エキゾーストマニホールドの技術が公知となっている(特許文献1参照)。
【0004】
このような二重管エキゾーストマニホールドは外管の内部に隙間を持たせて内管を同心に配置し、内管と外管との間に中空の断熱層を設けた構成となっている。
【0005】
また、前記二重管エキゾーストマニホールドは外管の厚みを厚く(約1.5〜2.0mm)形成して構造上の強度を確保し、一方、排気ガス通路を構成する内管の厚みを極力薄く(約0.5〜0.8mm)形成することにより、排気ガスの接触する部分の熱容量を小さくするようにしている。
【0006】
図5に示すように、二重管エキゾーストマニホールド01の後端側は触媒コンバータ等と接続するためのフランジ部02が形成され、一方、先端側は複数本の二重管03に分岐されてそれぞれの先端がエンジンのフランジヘッド04に接続されている。
【0007】
そして、前記複数の二重管03のフランジヘッド04への固定は、図5のC点における拡大端面図としての図6に示すように、外管05の先端部06の内側07に内管08の先端部09を重ねた状態で該外管05を前記フランジヘッド04の接続面部010に嵌合し、前記先端部06,09とフランジヘッド04の接続面部010とを共に溶接011にて固定することによって行われている(図6参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−166848号公報 (第2−3頁、第3図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の二重管エキゾーストマニホールドにおいては、前述したように内管08の厚みが外管05の厚みに比べて約1/2の厚みしかないため、これら両者に熱容量差があり、結果、内管08及び外管05のそれぞれの先端部09,06とフランジヘッド04の接続面部010とを共に溶接する際に、外管05の熱容量に合わせて入熱温度を設定すると内管08の先端部09が溶断してしまうという問題点があった。
【0010】
なお、このような問題は内管と外管との厚みの違いによって熱容量差が生じる二重管エキゾーストマニホールドに特有のものであり、二重管エキゾーストマニホールド自体の強度については外管によって十分な強度が確保されており、排気ガスの熱応力などによって支障が生じることはない。
【0011】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、内管及び外管のそれぞれの先端部における熱容量差を少なくして二重管エキゾーストマニホールドをフランジヘッドに溶接固定する際の内管の先端部の溶断を防止できる二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、外管の先端部の内側に内管の先端部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、前記内管及び外管のそれぞれの先端部とフランジヘッドの接続面部とを共に溶接にて固定した二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、前記内管の先端部の厚みを前記外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成したことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、内管の先端部を内管の軸方向に折り返して折り返し部を形成し、外管の先端部の内側に前記折り返し部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、前記折り返し部、外管の先端部、フランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定したことを特徴とする。
【0014】
【発明の作用及び効果】
請求項1記載の発明にあっては、内管の先端部の厚みを外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成することで、内管と外管の熱容量差を調整でき内管と外管のそれぞれの先端部とフランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定する際における内管の先端部の溶断を防止できる。
【0015】
請求項2記載の発明にあっては、内管の先端部を内管の軸方向に折り返して折り返し部を形成したため、内管の先端部は内管の厚みの約2倍の厚みとなって熱容量が増大し、結果、前記折り返し部、外管の先端部、フランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定する際の内管の先端部の溶断を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造の実施の形態を説明する。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの平面図(一部断面図)、図2は本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの正面図、図3は図1のA点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【0018】
図1,2に示すように、本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールド1の後端側は触媒コンバータ等と接続するためのフランジ部2が形成され、一方、先端側は複数本の二重管3に分岐されてそれぞれの先端がエンジンのフランジヘッド4に接続されている。
【0019】
前記複数本の二重管3のそれぞれ先端は、図1のA点における拡大端面図としての図3に示すように、外管5(厚み:約1.5〜2.0mm)の内側に隙間を有して内管6(厚み:約1.5〜2.0mm)が同心に配置されている。
前記内管6は前記フランジヘッド4付近で拡径されて、先端部7が内管6の軸方向に折り返されて折り返し部8が形成されている。
【0020】
前記外管5は前記フランジヘッド4付近で縮径され、先端部9の内側10が前記折り返し部8に重ねられた状態でフランジヘッド4の接続面部11に嵌合されている。
そして、図3(b)に示すように、前記折り返し部8、外管5の先端部9、フランジヘッド4の接続面部11を共に二重管3の周方向に溶接して形成される溶接ビード12によって、二重管3がフランジヘッド4に固定されている。
【0021】
前記溶接時の入熱温度は外管5の熱容量に応じた温度で行われ、前記溶接ビード12は折り返し部8、外管5の先端部9、フランジヘッド4の接続面部11と共に溶けて一体化し、安定した溶接形状に形成される。
【0022】
そして、前述したように内管6の先端部7は折り返し部8によって内管6の約2倍の厚みとなって略外管5と同様の厚みになり、結果、内管6の先端部7における熱容量が増大し、前記入熱温度によって内管6の先端部7が溶断されないようになっている。
【0023】
従って、本実施の形態の本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造にあっては、内管6の先端部7が折り返し部8によって内管6と外管5の先端部7,9における熱容量差が少なくなり、結果、従来のように内管6の先端部7が溶断することなく、安定した形状の溶接ビード12を形成して二重管エキゾーストマニホールド1をフランジヘッド4に固定できる。
【0024】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
【0025】
例えば、内管の先端部の厚みを前記外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成する構造として、図4(a),(b)に示すように、前記内管6の先端部を従来技術と同様の形状に形成して該先端部7aの内側に嵌合リング20を嵌合し、外管5の先端部9の内側10に前記内管6の先端部7aを重ねた状態で該外管5をフランジヘッド4の接続面部11に嵌合し、前記嵌合リング20、内管6及び外管5のそれぞれの先端部7a,9、フランジヘッド4の接続面部11を共に溶接ビード13にて固定した構造にしても良い。
【0026】
また、内管6、外管5、嵌合リング20の素材については適宜設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの平面図(一部断面図)である。
【図2】本実施の形態の二重管エキゾーストマニホールドの正面図である。
【図3】図1のA点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【図4】その他の二重管エキゾーストマニホールドを説明する図である。
【図5】従来の二重管エキゾーストマニホールドを示す平面図である。
【図6】図5のC点における二重管とフランジヘッドの溶接状態を説明する拡大端面図である。
【符号の説明】
1 二重管エキゾーストマニホールド
2 フランジ部
3 二重管
4 ヘッドフランジ
5 外管
6 内管
7、9 先端部
8 折り返し部
10 内側
11 接続面部
12 溶接ビード
Claims (2)
- 外管の先端部の内側に内管の先端部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、
前記内管及び外管のそれぞれの先端部とフランジヘッドの接続面部とを共に溶接にて固定した二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、
前記内管の先端部の厚みを前記外管の先端部の熱容量に応じた厚みに形成したことを特徴とする二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造。 - 請求項1記載の二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造において、前記内管の先端部を内管の軸方向に折り返して折り返し部を形成し、外管の先端部の内側に前記折り返し部を重ねた状態で該外管をフランジヘッドの接続面部に嵌合し、
前記折り返し部、外管の先端部、フランジヘッドの接続面部を共に溶接にて固定したことを特徴とする二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003017355A JP2004225663A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003017355A JP2004225663A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004225663A true JP2004225663A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32904528
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003017355A Pending JP2004225663A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 二重管エキゾーストマニホールド溶接部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004225663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7975473B2 (en) | 2007-10-10 | 2011-07-12 | GM Global Technology Operations LLC | Exhaust manifold assembly |
-
2003
- 2003-01-27 JP JP2003017355A patent/JP2004225663A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7975473B2 (en) | 2007-10-10 | 2011-07-12 | GM Global Technology Operations LLC | Exhaust manifold assembly |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20051114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |