JP2004224025A - 再販売防止書籍 - Google Patents

Abstract

【課題】マンガや週刊誌などの書籍の多くは通勤、通学途中の電車等で読まれ、読み終えた書籍は家へ持ち帰るとゴミとしてかさばる為、駅構内のゴミ箱等に廃棄されることが多い。これを第三者が回収し各主要駅周辺の歩道等で再販売及び再購入されていた。
【解決手段】書籍本体１の表紙２の綴じ込み辺に沿って切り込み３及びミシン目４を設け、注意書き等の案内文により廃棄時に表紙を切り込み３及びミシン目４に沿って切り離してからゴミ箱等に廃棄することを読者に促すことにより、書籍の再販売及び再購入を防止することができる。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書籍の表紙の形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の書籍の表紙の形状は、図２に示すように、書籍本体１に表紙２が設けられたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の従来技術によれば、読書後駅構内のゴミ箱等に廃棄された後、第三者が回収し各主要駅周辺で再販売及び再購入されていた。
そこで、この発明は読書後に表紙を切り離して廃棄することを案内文にて促し、さらに表紙を切り離して廃棄しやすいよう、表紙に切り込み及びミシン目を有する書籍を提供し、再販売及び再購入を防止することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項１の発明は、廃棄時に表紙を切り離すことを促す案内文が表紙に記載され、さらに表紙を切り離しやすいように、表紙の綴じ込み辺に沿って、切り込み及びミシン目を形成したことを特徴とする再販売防止書籍である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図１に示す。
書籍本体１は紙製であり、この書籍本体１には紙製の表紙２が一体的に設けられている。この表紙２の綴じ込み辺に沿って切り込み３及びミシン目４が設けられている。また表紙２には廃棄時に表紙を切り離すことを促す案内文５が設けられている。
【０００６】
（実施形態の効果）
この実施形態によれば、切り込み３及びミシン目４により、表紙２を切り離しやすい。
【０００７】
（他の実施形態）
図１の実施形態では、表紙２の綴じ込み辺に沿って切り込み３及びミシン目４が設けられていたが、他の実施形態では、書籍本体１の表紙側１、２枚目にも表紙２と同様な切り込み及びミシン目を設けたものでも良い。
【０００８】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、書籍の表紙に切り込み及びミシン目を設けたので、表紙を切り離しやすい。
【０００９】
また、廃棄時に表紙を切り離すことにより、再販売及び再購入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図２】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 書籍本体 ２ 表紙
３ 切り込み ４ ミシン目
５ 案内文

Claims (1)

1. 廃棄時に表紙を切り離すことを促す案内文が表紙に記載され、さらに表紙を切り離しやすいように、表紙の綴じ込み辺に沿って、切り込み及びミシン目を形成したことを特徴とする再販売防止書籍。

Images