JP2004222173A - 携帯電話機 - Google Patents

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Koji Taniguchi
康二 谷口
利昭 ▼斉▲藤
Toshiaki Saito
Kimiyuki Sasaki
君幸 佐々木
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Abstract

【課題】瞬時応答性に優れた高い操作性を確保し、通話時にも良好なアンテナ感度を保持することのできる小型薄型の携帯電話機を提供すること。
【解決手段】下部筐体1には、無線送受信回路部3と、アンテナ4と、電池部5と、文字入力キー部6と、下部筐体回路基板部11を配置し、上部筐体2には、レシーバ7と、マイクロフォン8と、表示部9と、機能操作キー部10と、上部筐体回路基板部12を配置し、下部筐体回路基板部11と上部筐体回路基板部12との間に、接続FPC13を配置する。限られた取り付けスペースに高密度な配線を行うために、接続FPC13は、幅5〜10mm、厚さ0.1mm以下のフレキシブル基板材料を枚葉上に複数枚重ね合わせて配置している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信により音声情報や文字情報、画像情報等を送受信する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯電話機には、その携行性を高めるために可能な限り小型化する努力がなされている。しかしながら、小型化を進めると、キー入力部と表示部の占有面積が小さくなってしまうため、電話機としての操作性を損なわれてしまうという問題が生ずる。その1つの解決策として数多くの携帯電話機が折畳式の筐体構造で商品化されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載の携帯無線機では、通話相手の音声を受話する受話器を有する上部筐体と、音声を通話相手に送信する送話器、キーボタンを有するキー操作部および無線回路部品を搭載した無線回路基板を有する下部筐体とが、ヒンジ部を介してまたはスライド構造により接続されており、通話時は上部筐体と下部筐体との重合状態を開放して使用される。このため、受話器を有する上部筺体には発熱量の大きい無線回路部品である電力増幅器等が設けられていないため、通話時に、電力増幅器等の熱がユーザの耳に伝わって不快感を感じさせることがない。また、下部筺体に無線回路基板および表示部が設けられているため、下部筺体の重量が上部筺体の重量よりも大きくなる。このため、必ず通話者は重量の大きい下部筺体を持ち、キー操作の際に筺体を持ち変える必要がなくなる。
【0004】
また、特許文献2に記載の伸縮自在式電話機では、電話機の上部(上部筐体)にアンテナおよび高周波部品を配置し、かつ、下部(下部筐体)に電池およびキーの主要部を配置し、上部と下部は互いに移動自在に取り付けられている。または、上部と下部の間にヒンジを備えることにより、上部と下部が回動して移動できるように取り付けられている。したがって、上部に設けられたアンテナはユーザの手によって隠れることがない。また、下部に取り付けられる電池はかなり重い構成要素であるため、操作時にユーザが電話機の下部を片手で持つことが最も自然である。
【0005】
【特許文献1】
特許第2821376号明細書(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開平11−331332号公報(第4頁、第6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の携帯無線機は、着信の際に2つの筐体(上部筐体および下部筐体)を手で開かなければならないため、瞬時応答性に欠けるという問題点があった。さらに、当該携帯無線機がスライド構造の場合は、下部筐体に送話器を配置しているため上部筐体と下部筐体とが重合状態にあるときには、送話器の配置設計が困難であるという問題点があった。また、特許文献2に記載の伸縮自在式電話機では、電話機の上部(上部筐体)にアンテナおよび高周波部品が配置されているため、通話時、アンテナと高周波部品がユーザの頭部に接近する。このため、アンテナ感度が低下するという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、瞬時応答性に優れた高い操作性を確保し、通話時にも良好なアンテナ感度を保持することのできる小型薄型の携帯電話機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯電話機は、第1の回路基板部を有した第1の筐体および第2の回路基板部を有した第2の筐体から構成され、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置と第2の位置との間で滑動する携帯電話機であって、前記第1の筐体と前記第2の筐体の間に、前記第1の回路基板部と前記第2の回路基板部を電気的に接続する電気接続手段を備え、前記電気接続手段は、枚葉状に重ね合わせた複数のフレキシブルプリント基板部材で構成されている。
【0009】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記第1の筐体は、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して曲線状に滑動するための湾曲した摺動レール部およびアンテナを有し、前記第2の筐体は、前記摺動レール部に係合する摺動フック部を有する。したがって、携帯電話機を上部筐体と下部筐体とが重合状態と開放状態との間で、簡単な機構構造で円滑に移動させることができる。また、上部筐体と下部筐体とが開放状態であるときに、ユーザの頬部の曲面カーブに沿った筐体形状となる。このため、ユーザの頭部とアンテナが離間した位置関係になるため、通話時にもアンテナ感度の向上を図ることができる。結果として、通話特性の向上を実現することができる
【0010】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記第1の筐体は、当該第1の筐体に回動自在に軸支された係止レバーを有し、前記摺動フック部は、前記係止レバーと係合する係止爪部を有し、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置にあるとき、前記係止爪部が前記係止レバーによって係止されることにより、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して係止固定されることが望ましい。
【0011】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に、前記第2の筐体の滑動に応じて前記第2の筐体の滑動方向に伸縮するばね部材を備え、前記ばね部材は、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置にあるときは伸びた状態となり、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第2の位置にあるときは縮んだ状態となることが望ましい。
【0012】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記係止レバーを回動して前記係止爪部との係止を解除する係止解除手段を備え、前記係止解除手段により前記係止レバーと前記係止爪部との係止が解除されると、前記第2の筐体は、前記ばね部材の伸縮作用により前記第2の位置まで滑動する。したがって、ユーザが係止解除手段を操作することにより、極めて容易かつ瞬時に携帯電話機を第1の筐体と第2の筐体との重合状態から開放状態へ移動させることができる。結果として、瞬時応答性に優れた高い操作性を実現することができる。
【0013】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記係止解除手段が前記第2の筐体に設けられている。したがって、携帯電話機の上面部で係止レバーと係止爪部との係止解除を操作できる。
【0014】
また、本発明に係る携帯電話機は、前記第2の筐体はギヤラック部を有し、前記第1の筐体はギヤダンパ部を有し、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置と第2の位置との間で滑動する際、前記ギヤダンパ部は、前記前記ギヤラック部とギヤ係合しながら回動する。したがって、係止解除手段により係止レバーと係止爪部との係止が解除され、ばね部材の伸縮作用により第2の筐体が第2の位置まで滑動する際、ギヤダンパ部に回転負荷トルクが作用して、移動端での突き当たり衝撃を緩和させることができる。
【0015】
さらに、本発明に係る携帯電話機は、前記ギヤダンパ部は、オイル粘性による第1の回転力抑制手段または磁気フリクションによる第2の回転力抑制手段を有する。したがって、オイル粘性または磁気フリクションがギヤダンパ部の運動エネルギーを吸収することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯電話機の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る一実施形態の携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、本実施形態の携帯電話機は、第1の筐体(以下「下部筐体」という。)1と、第2の筐体(以下「上部筐体」という。)2とから構成される。
【0017】
下部筐体1には、無線送受信回路部3と、無線送受信回路部3に接続されたアンテナ4と、携帯電話機を駆動させる電源としての電池部5と、文字情報等を入力する文字入力キー部6とが配置されている。なお、アンテナ4は、引き伸ばし式のロッドアンテナや機器内蔵型アンテナ等、いずれでも良い。また、下部筐体1には、無線送受信回路部3と、電池部5と、文字入力キー部6を構成する文字入力回路部6aとに接続された第1の回路基板部(以下「下部筐体回路基板部」という。)11が設けられている。
【0018】
上部筐体2には、通信先の音声を受話するレシーバ7と、音声を通信先に送話するマイクロフォン8と、文字や画像情報等を表示する表示部9と、表示部9に表示されるカーソルを所望の位置に移動させるカーソルキー10a、通話を開始する開始キー10b、通話を終了または携帯電話機の電源を入切する電源キー10c、かな/カナ/英字/数字の文字入力方法を切り換える変換キー10dおよび文字を削除する削除キー10eから構成される機能操作キー部10とが配置されている。また、上部筐体2には、レシーバ7と、マイクロフォン8と、表示部9と、機能操作キー部10とに接続された第2の回路基板部(以下「上部筐体回路基板部」という。)12が設けられている。
【0019】
下部筐体1と上部筐体2との間には、下部筐体回路基板部11と上部筐体回路基板部12とを接続する特許請求の範囲の電気接続手段に該当するフレキシブル基板(以下「接続FPC」という。)13が設けられている。本実施形態では、限られた取り付けスペースに高密度な配線を行うために、図1(C)に示すように、接続FPC13は、幅5〜10mm、厚さ0.1mm以下のフレキシブル基板材料を枚葉状に複数枚重ね合わされた、片面パターン構造(ポリイミド等の基材とカバーレイ材に圧延銅箔を挟んで積層した構造)である。なお、付加機能として、例えば、カメラ機能モジュールや認証機能モジュール等を含むことを考慮すると、80本程度の配線数を配置することが必要となる。このため、接続FPC13は1枚で構成されずに複数枚重ね合わせて構成されている。
【0020】
接続FPC13は、望ましくは、高密度を目論んで両面パターン構造(ポリイミド等の基材の両側に圧延銅箔を配し、その外側にカバーレイ材を積層した構造)が好ましいが、FPCの屈曲寿命回数に関して、両面パターン構造は片面パターン構造の1/2以下しかもたないことが実験的に分かっている。したがって、本実施形態では、コストも安価な片面パターン構造を採用した。
【0021】
以下の説明では、上部筐体2の下部筐体1に対する位置が図1(A)に示す状態を「第1の状態」とし、図1(B)に示す状態を「第2の状態」とする。なお、第1の状態の下部筐体1に対する上部筐体2の位置を「第1の位置」とし、第2の状態の下部筐体1に対する上部筐体2の位置を「第2の位置」とする。第1の状態では、文字入力キー部6が上部筐体2に覆われている。第2の状態では、文字入力キー部6が操作可能になるように上部筐体2に遮られることなく露出している。ユーザは、文字入力操作が必要な場合にのみ図1(B)に示す第2の状態で本実施形態の携帯電話機を操作し、機能操作キー部10の操作で対処できる場合は図(A)に示す第1の状態で携帯電話機を操作する。
【0022】
図2は、本実施形態の携帯電話機のスライド機構構成を示す要部断面図である。上部筐体2が下部筐体1に対して第1の位置と第2の位置との間で滑動自在に移動できるように、上部筐体2には一対の摺動レール部20が設けられている。なお、摺動レール部20は、上部筐体2に一体に構成しても別体で構成しても良い。また、摺動レール部20は、機構的機能としては剛性と形状精度が重要となるため、アルミ合金等の金属材料を用いるのが望ましい。
【0023】
一方、下部筐体1には、摺動レール部20に係合する一対の摺動フック部21が設けられている。摺動フック部21も、摺動レール部20と同様に下部筐体1に一体に構成しても別体で構成しても良い。また、摺動フック部21は、機構的機能としては摺動滑動性と耐磨耗性が重要となるため、エンジニアプラスチック等の高分子樹脂材料を用いるのが望ましい。
【0024】
さらに、下部筐体1と上部筐体2との間には、引張コイルばね等によって構成された一対の伸縮ばね22が設けられている。なお、伸縮ばね22は、特許請求の範囲のばね部材に該当する。伸縮ばね22は、図2(A)に示す第1の位置に対応した第1の取り付け状態22aと、図2(B)に示す第2の位置に対応した第2の取り付け状態22bの2つの状態になり得る。なお、伸縮ばね22は、引張コイルばねに限らず、圧縮コイルばねやねじりコイルばね、定荷重ぜんまいばね等によって構成されていても良い。特に、定荷重ぜんまいばねを利用すれば、第1の取り付け状態22aと第2の取り付け状態22bの間でばね荷重を略一定に設定できるため、ユーザが上部筐体2を開放状態(第2の状態)から重合状態(第1の状態)に移動させる際の力を低く設定できる。
【0025】
図3は、摺動レール部20と摺動フック部21の係合状態を示すX方向(図2参照)から見た要部断面図である。摺動レール部20と摺動フック部21との間には一定のクリアランスが設けられており、係合関係を有している。
【0026】
図4は、他の実施形態の携帯電話機のスライド機構構成を示す要部断面図である。図2に示したスライド機構構成と異なる点は、上部筐体2の下部筐体1に対する移動が直線ではなく円弧状または曲線状となるように、摺動レール部20が微小に湾曲している点である。摺動フック部21もこれに対応してその係合部は微小なR形状としても良いが、係合部スパンが小さければ直線近似した形状としても支障はない。
【0027】
図5は、スライド動作に伴う本実施形態の接続FPC13の挙動を示す要部断面図である。図5(A)は上部筐体2が下部筐体1に対して第1の位置にあり、図5(B)は上部筐体2が下部筐体1に対して第2の位置にある状態を示している。同図に示すように、接続FPC13はループ部13aを形成しており、上部筐体2が第1の位置と第2の位置との間で移り変わるのに対応して、ループ部13aも移動する。なお、ループ部13aの屈曲半径は小さいほうが小型薄型化に有利ではあるが、屈曲半径を増大させると屈曲寿命もそれに伴い増加し、かつ、小型薄型化に反するため、2mm程度が望ましい。
【0028】
図6は、本実施形態の接続FPC13の取付姿勢を示す要部断面図である。接続FPC13は、上述したように、幅5〜10mm、厚さ0.1mm以下のフレキシブル基板材料を枚葉状に複数枚重ね合わせられ、本実施形態では3枚重ね合わされている。なお、単純に複数枚のFPCを密着させて重ね合わせると、ループ部13aにおいて、各FPCとそれに対面するFPCとが相互に干渉し合い、移動に伴うループ部13aの屈曲姿勢の安定化に支障を来す。このため、本実施形態では、各FPC間に隙間C13cを設けている。隙間C13cは1枚のFPCの厚さの2倍以上もあれば十分である。この構成により各FPCには独立したループ部が確保され、どの状態でも安定した屈曲姿勢を保つことができる。
【0029】
なお、下部筐体回路基板部11と上部筐体回路基板部12間の距離をdとし、ループ部13aの屈曲半径をrとすると、d>2×rの関係にある。したがって、r=2mmとすると、マージンを付加してd=5mm程度が望ましい。また、図示するように、ループ部13aが移動して当接する範囲には、FPCガイド凹部13dが設けられている。FPCガイド凹部13dの幅はFPC幅にマージンを付加した寸法設定であり、FPCガイド凹部13dの凹寸法は、接続FPC13の全厚分(0.5mm程度)あれば良い。この構成により、上部筐体回路基板部12の移動に伴うループ部13aの屈曲方向に対する直角方向のズレを抑制し、どの状態でも安定した屈曲姿勢を保つことができる。
【0030】
図7は、本実施形態の係止解除機構の構成を示す要部斜視図である。同図に示すように、下部筐体1には、下部筐体1に回動自在に軸支された係止レバー30が設けられている。また、図2に示した摺動フック部21には、係止レバー30に対応する係止爪部21aが設けられている。また、係止レバー30が係止爪部21aに確実に係合するために、下部筐体1には係止付勢ばね31が設けられている。さらに、係止を解除する手段として、係止を解除する方向に係止レバー30を回動させる解除ボタン32が設けられている。なお、解除ボタン32は、特許請求の範囲の係止解除手段に該当する。
【0031】
上記説明した係止解除機構によれば、上部筐体2が下部筐体1に対して第1の位置にある状態(第1の状態)では、伸縮ばね22は第1の取り付け状態22aとなり(図2(A)参照)、係止爪部21aが係止レバー30によって係止されて、上部筐体2は下部筐体1に係止固定された状態になる。この状態で解除ボタン32を操作すると、係止レバー30がA方向に回動し、係止レバー30の係止が解かれる。そして、伸縮ばね22は第2の取り付け状態22b(図2(B)参照)となるまで、伸縮ばね22の作用により上部筐体2は下部筐体1に対して第2の位置まで移動し、第2の状態となる。
【0032】
図8は、図7に示した係止解除機構の他の実施形態を示す要部断面図である。同図に示す係止解除機構が図7の係止解除機構と異なる点は、解除手段としての解除ボタンを上部筐体2に配置する点である。下部筐体1には、図7で示した係止レバー30に当接し、解除させる第1の解除ボタン35が設けられている。また、上部筐体2には、第2の解除ボタン33が設けられている。なお、図8に示す符号34は第2の解除ボタン33に対応する位置付勢ばねである。このような係止機構構成によれば、上部筐体2に設けられた第2の解除ボタン33を操作することにより、上部筐体2の下部筐体1に対する位置関係を変えることができる。
【0033】
図9は、本実施形態の速度抑制機構の構成を示す要部斜視図である。図9(A)は上部筐体2が下部筐体1に対して第1の位置にある状態(重合状態、第1の状態)を示し、図9(B)は上部筐体2が下部筐体1に対して第2の位置にある状態(開放状態、第2の状態)を示している。同図に示すように、上部筐体2にはギヤラック部50が設けられ、下部筐体1にはギヤラック部50に噛み合ってギヤ係合するギヤダンパ部40が設けられている。
【0034】
図7に示した解除ボタン32を操作して係止レバー30の係止を解くと、上部筐体2は第2の取り付け状態22bとなるまで伸縮ばね22の作用により下部筐体1に対して移動し、第2の状態となる。この過程で、ギヤダンパ部40の回転負荷トルクの作用により、上部筐体2が下部筐体1に対して移動する移動速度は抑制されて、上部筐体2が第2の位置に到達する際の機械的な衝撃が緩和される。なお、上部筐体2と下部筐体1が重合状態から開放状態に移動する時間は、1秒以下が望ましい。
【0035】
図10は、ギヤダンパ部40の内部構造を示す要部斜視図である。同図に示すように、ギヤダンパ部40は、ハウジング40aと、ハウジング40aに回転自在に軸支されるギヤ40bと、ハウジング40aとギヤ40bの間に介在するダンパオイル40cと、ギヤ40bをハウジング40aに固定するキャップ40dとから構成される。ギヤ40bおよびハウジング40aはそれぞれ対応する回転摺動面を有し、その間にダンパオイル40cが充填されている。このダンパオイル40cが発生する粘性抵抗により、ギヤ40bは回転する際にハウジング40aに対して所定の回転負荷トルクを受ける。なお、ダンパオイル40cは、特許請求の範囲の第1の回転力抑制手段に該当する。
【0036】
図11は、図10に示したギヤダンパ部の他の実施形態を示す要部断面図である。同図に示すように、他の実施形態のギヤダンパ部41は、ハウジング41aと、ハウジング41aに回転自在に軸支されるギヤ41bと、ハウジング41aに固定されたマグネット板41cと、ギヤ41bに固定された軟磁性をもつ金属板41dと、ギヤ41bをハウジング41aに固定するキャップ41eとから構成される。マグネット板41cと金属板41dの間には、互いに当接しないように数百μmの隙間が設けられている。なお、マグネット板41cがギヤ41bに固定され、金属板41dがハウジング41aに固定される構成であっても良い。マグネット板41cと金属板41dとの間に発生する磁力により、ギヤ40bは回転する際にハウジング40aに対して所定の回転負荷トルクを受ける。なお、マグネット板41cおよび金属板41dは、特許請求の範囲の第2の回転力抑制手段に該当する。
【0037】
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機によれば、上部筐体2と下部筐体1が重合状態(第1の状態)と開放状態(第2の状態)との間で、簡単な機構構造で円滑に移動させることができる。すなわち、ユーザが係止解除機構をワンタッチで操作することにより、極めて容易かつ瞬時に携帯電話機を上部筐体2と下部筐体1の重合状態から開放状態へと変えることができる。また、第2の解除ボタン33を上部筐体2に設けることで、携帯電話機の上面部での係止解除操作が可能となる。
【0038】
また、図4に示した摺動レール部20が微小に湾曲した構成であれば、上部筐体2と下部筐体1が開放状態(第2の状態)のとき、図12に示すように、直線移動スライドに比べてユーザの頬部の曲面カーブ(図12に示す符号R)に沿った筐体形状となる。このため、ユーザの頭部と下部筐体1に配置されたアンテナ4が離間した(図12に示す符号E)位置関係になるため、通話時にもアンテナ感度の向上を図ることができる。結果として、通話特性の向上を実現することができる。
【0039】
また、上部筐体2が下部筐体1に対して移動する移動速度を抑え、上部筐体2が下部筐体1に到達する際の機械的な衝撃を緩和できるよう、図9に示す速度抑制機構を有しているため、上部筐体2と下部筐体1が重合状態から開放状態へ移動した際の移動端での突き当たり衝撃を緩和させることができる。これにより、ユーザが開放時の衝撃で携帯電話機を手から落下させるといった事態を防止することができ、同時に操作品位も向上できる。
【0040】
さらに、上部筐体2にレシーバ7およびマイクロフォン8を設けたため、上部筐体2と下部筐体1とが重合状態においても通話することができ、上部筐体2と下部筐体1とが開放状態においても同じ特性条件で通話することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る携帯電話機によれば、瞬時応答性に優れた高い操作性を確保し、通話時にも良好なアンテナ感度を保持する小型薄型の携帯電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の携帯電話機の構成を示す斜視図
【図2】本実施形態の携帯電話機のスライド機構構成を示す要部断面図
【図3】摺動レール部と摺動フック部の係合状態を示すX方向から見た要部断面図
【図4】他の実施形態の携帯電話機のスライド機構構成を示す要部断面図
【図5】スライド動作に伴う本実施形態の接続FPCの挙動を示す要部断面図
【図6】本実施形態の接続FPCの取付姿勢を示す要部断面図
【図7】本実施形態の係止解除機構の構成を示す要部斜視図
【図8】図7に示した係止解除機構の他の実施形態を示す要部断面図
【図9】本実施形態の速度抑制機構の構成を示す要部斜視図
【図10】ギヤダンパ部の内部構造を示す要部斜視図
【図11】図10に示したギヤダンパ部の他の実施形態を示す要部断面図
【図12】図4に示したスライド機構構成の携帯電話機の動作を説明する説明図
【符号の説明】
1 第1の筐体(下部筐体)
2 第2の筐体(上部筐体)
3 無線送受信回路部
4 アンテナ
5 電池部
6 文字入力キー部
7 レシーバ
8 マイクロフォン
9 表示部
10 機能操作キー部
11 第1の回路基板部
12 第2の回路基板部
13 接続FPC
20 摺動レール部
21 摺動フック部
22 伸縮ばね
30 係止レバー
31 係止付勢ばね
32 解除ボタン
33 第2の解除ボタン
34 位置付勢ばね
35 第1の解除ボタン
40,41 ギヤダンパ部
50 ギヤラック部

Claims (8)

  1. 第1の回路基板部を有した第1の筐体および第2の回路基板部を有した第2の筐体から構成され、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置と第2の位置との間で滑動する携帯電話機であって、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体の間に、前記第1の回路基板部と前記第2の回路基板部を電気的に接続する電気接続手段を備え、
    前記電気接続手段は、枚葉状に重ね合わせた複数のフレキシブルプリント基板部材で構成されたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記第1の筐体は、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して曲線状に滑動するための湾曲した摺動レール部およびアンテナを有し、
    前記第2の筐体は、前記摺動レール部に係合する摺動フック部を有することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記第1の筐体は、当該第1の筐体に回動自在に軸支された係止レバーを有し、
    前記摺動フック部は、前記係止レバーと係合する係止爪部を有し、
    前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置にあるとき、前記係止爪部が前記係止レバーによって係止されることにより、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して係止固定されることを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に、前記第2の筐体の滑動に応じて前記第2の筐体の滑動方向に伸縮するばね部材を備え、
    前記ばね部材は、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置にあるときは伸びた状態となり、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第2の位置にあるときは縮んだ状態となることを特徴とする請求項1、2または3記載の携帯電話機。
  5. 前記係止レバーを回動して前記係止爪部との係止を解除する係止解除手段を備え、
    前記係止解除手段により前記係止レバーと前記係止爪部との係止が解除されると、前記第2の筐体は、前記ばね部材の伸縮作用により前記第2の位置まで滑動することを特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
  6. 前記係止解除手段が前記第2の筐体に設けられたことを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  7. 前記第2の筐体はギヤラック部を有し、
    前記第1の筐体はギヤダンパ部を有し、
    前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して第1の位置と第2の位置との間で滑動する際、前記ギヤダンパ部は、前記ギヤラック部とギヤ係合しながら回動することを特徴とする請求項5または6記載の携帯電話機。
  8. 前記ギヤダンパ部は、オイル粘性による第1の回転力抑制手段または磁気フリクションによる第2の回転力抑制手段を有することを特徴とする請求項7記載の携帯電話機。
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