JP2004222119A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減しつつ、回路保護を実現することが可能なオープンドレイン出力回路を有する半導体集積回路を得ること。
【解決手段】本発明の半導体集積回路は、オープンドレイン出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動可能な構成として、たとえば、前記オープンドレイン出力回路の出力端子8と内部の電源ライン(電源1)との間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のダイオード(15〜18)、を備え、前記複数個のダイオード(15〜18)を、前記出力端子8から前記電源ライン(電源1)への方向が順方向となるように直列に接続する構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オープンドレイン出力回路またはオープンコレクタ出力回路のESD(Electrostatic Discharge)耐圧を向上させた半導体集積回路に関するものであり、特に、上記ESD耐圧の向上に加えて消費電力の低減を実現可能な半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の半導体集積回路について説明する。近年は、ICの電源の低電圧化が進み、ICが利用される様々な製品において、同一基板上で2つ以上の電源電圧が存在することが多くなった。そのため、ICは、電源電圧よりも高い電圧の信号を出力できる必要があった。これを解決するための方法として、オープンドレイン出力による方法が知られている。
【0003】
図9は、従来の半導体集積回路におけるオープンドレイン出力回路の一例を示す図であり、3Vの電源1で動作するIC9の出力が、5Vの電源10で動作する後続の5V系IC12に接続されている。IC9は、n−chMOSトランジスタ3を用いたオープンドレイン出力回路を備え、n−chMOSトランジスタ3のゲート4にはIC9の内部で生成された信号(ON/OFF制御)が入力され、ソース5はグランド2に接続され、ドレイン6は出力端子8に接続されている。
【0004】
また、出力端子8は、適切な値の抵抗11を経由して5Vの電源10に接続される。これにより、n−chMOSトランジスタ3がON状態のときには、この抵抗11に電流が流れ、出力端子8の電位が“L”レベル(グランドレベル)となり、一方、n−chMOSトランジスタ3がOFF状態のときには、出力端子8の電位が“H”レベル(電源電圧レベル(5V))となる。すなわち、この動作により、3V電源1で動作するIC9が、5V系IC12を駆動することができる。
【0005】
また、IC9の出力端子8とグランド2との間には、ESD(Electrostatic Discharge)のエネルギーを吸収し、n−chMOSトランジスタ3を保護するためのダイオード7が配置され、ダイオード7のアノードがグランド2に接続され、カソードが出力端子8に接続されている。
【0006】
また、図10は、従来の半導体集積回路におけるオープンドレイン出力回路の一例を示す図であり、図9とは、出力端子8と3Vの電源1との間にダイオード13を入れたことのみが異なっている。このダイオード13は、n−chMOSトランジスタ3のESD耐圧が低いためそれを補うこと、を目的として使用されている。しかしながら、図10に示す回路においては、電源10→抵抗11→出力端子8→ダイオード13の経路で、電源1に電流が流れるため、消費電力が増大する。
【0007】
この点を改善した回路としては、たとえば、図11に示す特許文献1に記載の半導体集積回路がある。図11では、ダイオード14を、ダイオード13と電源1との間にダイオード13とは特性が逆になるように挿入している。これにより、電流の逆流を回避している。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−3282号公報 図1
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の半導体集積回路においては、下記の点に改善の余地がある。
【0010】
たとえば、ESDで印加される電圧をVESDとし、ダイオード14の逆バイアス時の耐圧をBVdiとし、ダイオード13の順バイアス時の電圧をVとし、電源1の電圧をVvccLとし、電源10の電圧をVvccHとした場合、電流が逆流しないようにするためには、下記の式(1)が成立しなければならない。
vccH−VvccL<V+BVdi …(1)
【0011】
また、ダイオード13およびダイオード14がサージ保護素子として働くためには、下記の式(2)が成立する必要がある。
ESD>V+BVdi …(2)
【0012】
すなわち、下記の式(3)が成立する必要がある。
vccH−VvccL<V+BVdi<VESD …(3)
【0013】
また、サージ電圧が印加された場合、n−chMOSトランジスタ3のソース5およびドレイン6にかかる電圧「VvccL+V+BVdi」となるので、回路保護のためには、上記式(3)が成立し、かつソース5およびドレイン6にかかる電圧「VvccL+V+BVdi」、すなわち、電圧「V+BVdi」ができるだけ低い方が好ましい。
【0014】
しかしながら、一般的に電圧BVdiは電圧Vと比較して非常に大きいため、n−chMOSトランジスタ3には大きな電圧が印加されることとなる。たとえば、Vが0,7Vであっても、BVdiが10V,VvccLが3Vの場合には、13.7Vの電圧がソース5およびドレイン6に印加されることとなる。
【0015】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、消費電力の低減しつつ、効率よく回路保護を実現することが可能なオープンドレイン出力回路を有する半導体集積回路を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる半導体集積回路にあっては、オープンドレイン出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動可能な構成として、たとえば、前記オープンドレイン出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のダイオード、を備え、前記複数個のダイオードを、前記オープンドレイン出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへの方向が順方向となるように、直列に接続することを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、上記オープンドレイン出力回路の出力端子と上記内部の電源ラインとの間に、複数個のダイオードを直列に接続することにより、外部の電源ラインから内部の電源ラインに流れる逆電流を阻止し、さらに、ESD印加時にMOSトランジスタにかかる電圧を従来よりも低く抑える。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる半導体集積回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0019】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる半導体集積回路(IC)内のオープンドレイン出力回路の実施の形態1の構成を示す図であり、一例として、3Vの電源1で動作する3V系ICの出力端子8が、5Vの電源10(図10参照)で動作する5V系ICに接続されている場合を想定する。
【0020】
図示の3V系ICは、n−chMOSトランジスタ3を用いたオープンドレイン出力回路を備える。具体的には、n−chMOSトランジスタ3のゲート4には3V系ICの内部で生成された信号(ON/OFF制御)が入力され、ソース5はグランド2に接続され、ドレイン6は出力端子8に接続されている。
【0021】
また、出力端子8は、外部で、適切な値に設定されたプルアップ抵抗11を経由して5Vの電源10に接続される(図10参照)。これにより、n−chMOSトランジスタ3がON状態のときには、この抵抗11に電流が流れ、出力端子8の電位が“L”レベル(グランドレベル)となり、一方、n−chMOSトランジスタ3がOFF状態のときには、出力端子8の電位が“H”レベル(電源電圧レベル(5V))となる。すなわち、この動作により、3V系ICが5V系ICを駆動することができる。
【0022】
また、上記3V系ICの出力端子8とグランド2との間には、ESD(Electrostatic Discharge)のエネルギーを吸収し、n−chMOSトランジスタ3を保護するためのダイオード7が配置され、ダイオード7のアノードがグランド2に接続され、カソードが出力端子8に接続されている。
【0023】
さらに、本実施の形態においては、図示のとおり、出力端子8と電源1(電源ライン)との間に、出力端子8から電源1への方向が順方向となるように、ダイオード15,16,17,18を直列に接続する。具体的には、ダイオード15のアノードを出力端子8に接続し、ダイオード18のカソードを電源1に接続する。これらのダイオードは、n−chMOSトランジスタ3のESD耐圧が低いためそれを補うことと、電流が逆流(5Vの電源10から3Vの電源1への方向)しないようにすること、を目的として使用されている。
【0024】
ここで、上記のように4つのダイオードを直列に接続する理由について説明する。たとえば、電源1の電圧をVvccL=3Vとし、電源10の電圧をVvccH=5Vとし、ESDで印加される電圧をVESDとし、ダイオードの個々の順バイアス時の電圧をV=0.6Vとした場合に、電流が逆流しないようにするためには、ダイオードの個数Xについて下記の条件式(4)が成立しなければならない。
vccH−VvccL<X×V …(4)
【0025】
また、これらのダイオードがサージ保護素子として働くためには、下記の式(5)が成立する必要がある。
ESD>X×V …(5)
【0026】
すなわち、下記の式(6)が成立する必要がある。
vccH−VvccL<X×V<VESD …(6)
【0027】
また、サージ電圧が印加された場合、n−chMOSトランジスタ3のソース5およびドレイン6にかかる電圧「VvccL+X×V」となるので、回路保護のためには、上記式(6)が成立し、かつソース5およびドレイン6にかかる電圧「VvccL+X×V」、すなわち、電圧「X×V」ができるだけ低い方が好ましい。したがって、上記条件を満たすためには、電位差2V(5V−3Vに相当)以上で、かつダイオードの数が最小となる、4つのダイオード(0.6×4=2.4V)が必要となる。
【0028】
このように、本実施の形態においては、オープンドレイン出力回路を有する自ICの動作電源よりも高電圧の電源で動作する外部回路を駆動する場合、前記自ICに供給される電源電圧と前記外部回路の電源電圧との電位差に応じて決定した複数個のダイオードを、前記オープンドレイン出力回路の出力端子から前記自ICの電源ラインへの方向が順方向となるように、前記出力端子と前記自ICの電源ラインとの間に直列に接続する。これにより、外部電源からIC内部の電源ラインに流れる逆電流を阻止できるので、消費電力を低減できる。また、ESD印加時にn−chMOSトランジスタにかかる電圧を、式(6)の範囲でV単位に調整できるので、すなわち、低く抑えることができるので、ESD保護効果を向上させることができる。
【0029】
なお、図2は、図1に示すオープンドレイン出力回路の第1の応用例を示す図である。本実施の形態においては、図2に示すように、ダイオードが温度特性をもつことを考慮し、前記オープンドレイン出力回路の出力端子と前記自ICの電源ラインとの間のダイオードの個数を変更することとしてもよい(図示のダイオード19−1〜nに相当)。これにより、上記と同様の効果が得られるとともに、さらに、ダイオードの温度特性を考慮したオープンドレイン出力回路を得ることができる。
【0030】
また、図3は、図1に示すオープンドレイン出力回路の第2の応用例を示す図である。本実施の形態においては、図3に示すように、オープンドレイン出力回路の出力端子8の直前に抵抗20を挿入することとしてもよい。これにより、ESDのエネルギーをこの抵抗20でも吸収できるので、さらにESD耐圧を向上させることができる。なお、本実施の形態においては、図3の特徴的な構成を、図2に示すオープンドレイン出力回路に適用することとしてもよい。
【0031】
また、図4は、図1に示すオープンドレイン出力回路の第3の応用例を示す図である。本実施の形態においては、図4に示すように、n−chMOSトランジスタ3のドレイン6の直前に抵抗21を挿入することとしてもよい。これにより、ESDのエネルギーをこの抵抗21でも吸収できるので、さらにESD耐圧を向上させることができる。なお、本実施の形態においては、図4の特徴的な構成を、図2に示すオープンドレイン出力回路に適用することとしてもよい。
【0032】
また、図5は、図1に示すオープンドレイン出力回路の第4の応用例を示す図である。図3の特徴的な構成と図4の特徴的な構成を組み合わせることにより、さらにESD耐圧を向上させることができる。なお、本実施の形態においては、図5の特徴的な構成を、図2に示すオープンドレイン出力回路に適用することとしてもよい。
【0033】
また、本実施の形態においては、n−chMOSトランジスタ3を用いたオープンドレイン出力回路(図1〜図5参照)について説明したが、これに限らず、図1〜図5の特徴的な構成を、たとえば、図6に示すバイポーラトランジスタ22を用いたオープンコレクタ出力回路に適用することとしてもよい。これにより、図1〜図5のオープンドレイン出力回路と同様の効果を得ることができる。
【0034】
実施の形態2.
図7は、本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の実施の形態2の構成を示す図である。実施の形態2では、先に説明した実施の形態1のオープンドレイン出力回路(図1〜図5参照)およびオープンコレクタ回路(図6参照)における、出力端子8と電源1との間のダイオード(15〜18,19−1〜n)を、ゲートとドレインを同一電位にしたn−chMOSトランジスタ23に置き換える。また、このn−chMOSトランジスタ23をp−chMOSトランジスタで代用することとしてもよい。これにより、先に説明した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0035】
実施の形態3.
図8は、本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の実施の形態3の構成を示す図である。実施の形態3では、先に説明した実施の形態1のオープンドレイン出力回路(図1〜図5参照)およびオープンコレクタ回路(図6参照)における、出力端子8と電源1との間のダイオード(15〜18,19−1〜n)を、ベースとコレクタを同一電位にしたNPNバイポーラトランジスタ24に置き換える。また、このNPNバイポーラトランジスタ24をPNPバイポーラトランジスタで代用することとしてもよい。これにより、先に説明した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する場合、第1の電源電圧と第2の電源電圧との電位差に応じて決定した複数個のダイオードを、オープンドレイン出力回路の出力端子から内部の電源ラインへの方向が順方向となるように、前記出力端子と前記電源ラインとの間に直列に接続する。これにより、外部電源からIC内部の電源ラインに流れる逆電流を阻止できるので、消費電力を低減できる、という効果を奏する。また、ESD印加時にn−chMOSトランジスタにかかる電圧を低く抑えることができるので、ESD保護効果を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】図1に示すオープンドレイン出力回路の第1の応用例を示す図である。
【図3】図1に示すオープンドレイン出力回路の第2の応用例を示す図である。
【図4】図1に示すオープンドレイン出力回路の第3の応用例を示す図である。
【図5】図1に示すオープンドレイン出力回路の第4の応用例を示す図である。
【図6】本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の構成を示す図である。
【図7】本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の実施の形態2の構成を示す図である。
【図8】本発明にかかる半導体集積回路内のオープンドレイン出力回路の実施の形態3の構成を示す図である。
【図9】従来の半導体集積回路におけるオープンドレイン出力回路の一例を示す図である。
【図10】従来の半導体集積回路におけるオープンドレイン出力回路の一例を示す図である。
【図11】従来の半導体集積回路におけるオープンドレイン出力回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,10 電源、2 グランド、3,23 n−chMOSトランジスタ、4ゲート、5 ソース、6 ドレイン、7,15,16,17,18,19−1,19−n ダイオード、8 出力端子、11,20,21 抵抗、22,24バイポーラトランジスタ。

Claims (6)

  1. オープンドレイン出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンドレイン出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のダイオード、
    を備え、
    前記複数個のダイオードを、前記オープンドレイン出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへの方向が順方向となるように、直列に接続することを特徴とする半導体集積回路。
  2. オープンコレクタ出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンコレクタ出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のダイオード、
    を備え、
    前記複数個のダイオードを、前記オープンコレクタ出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへの方向が順方向となるように、直列に接続することを特徴とする半導体集積回路。
  3. オープンドレイン出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンドレイン出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のMOSトランジスタ、
    を備え、
    ゲートとドレインをショートした複数個のMOSトランジスタを、前記オープンドレイン出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへ電流が流れるように、複数段にわたって接続することを特徴とする半導体集積回路。
  4. オープンコレクタ出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンコレクタ出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のMOSトランジスタ、
    を備え、
    ゲートとドレインをショートした複数個のMOSトランジスタを、前記オープンコレクタ出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへ電流が流れるように、複数段にわたって接続することを特徴とする半導体集積回路。
  5. オープンドレイン出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンドレイン出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のバイポーラトランジスタ、
    を備え、
    ベースとコレクタをショートした複数個のバイポーラトランジスタを、前記オープンドレイン出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへ電流が流れるように、複数段にわたって接続することを特徴とする半導体集積回路。
  6. オープンコレクタ出力回路を内蔵し、内部に供給される第1の電源電圧よりも高電圧の第2の電源電圧で動作する外部回路を駆動する半導体集積回路において、
    前記オープンコレクタ出力回路の出力端子と内部の電源ラインとの間に、前記第1の電源電圧と前記第2の電源電圧との電位差に応じて使用個数が決定された複数個のバイポーラトランジスタ、
    を備え、
    ベースとコレクタをショートした複数個のバイポーラトランジスタを、前記オープンコレクタ出力回路の出力端子から前記内部の電源ラインへ電流が流れるように、複数段にわたって接続することを特徴とする半導体集積回路。
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