JP2004216725A - タイヤの成型方法およびリボン状ゴム押出機 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することのできるタイヤの成型方法を提供する。
【解決手段】複数のゴム組成物の混合に先立って、予め定められた混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を個別に可塑化する。
【選択図】 図2
【解決手段】複数のゴム組成物の混合に先立って、予め定められた混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を個別に可塑化する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する支持体に押出機から押し出されたリボン状ゴムを螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法に関し、特に、リボン状ゴムのゴム材料を変化させるタイヤの成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、押出設備の小型化、タイヤの均一性向上、あるいは、小ロット多サイズ生産への柔軟な対応等を目的に、タイヤを成型する際に、小型押出機より押し出されたリボン状ゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回してこれらを積層し所定断面のゴム部材を成型する方法が知られおり、さらに、このリボン状ゴムを押し出すに際し、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合しリボン状ゴムのゴム材料を変化させ、少なくとも二つの領域では異なるゴム材料よりなるゴム部材を形成する方法が提案されている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
この方法は、リボン状ゴムを押し出す際、ゴム材料を段階的に変化させることにより、従来複数のゴム部材を別々に重ね合わせて成型していたものを、連続した螺旋巻回の操作で成型することができるので、小型の設備、例えば一台の押出機だけを用いてこれらの複数のゴム部材を組み付けることができ、さらに、リボン状ゴムを押し出す際、ゴム材料を漸次的に変化させることにより、従来複数のゴム部材間に存在した境界をなくし境界で起こりうる応力作用下での剥離等の発生を防止することができる。
【0004】
この公知の方法においては、予め定められたパターンで混合比を変化させるのに、均一断面の連続体よりなるそれぞれのゴム組成物を前記混合比により定まる供給速度を変化させて押出機に供給したあと、これらのゴム組成物を一つのスクリューに合流させ、スクリュー内でこれらを一緒に可塑化しながら混ぜ合わせことに行うのが通例である。図6は、従来のゴム組成物の供給方法を示す押出機の投入口の斜視図であるが、例えば、AおよびBの二種類のゴム組成物からゴム材料の変化するリボン状ゴムを押し出す場合、それぞれのゴム組成物を断面矩形状の連続体AおよびBとしてホッパ91に投入し、そのときの供給速度を、それぞれのこれらの連続体A、Bを挟み込んでフィードするフィードローラ92A、92Bの回転速度を制御することにより、これらの混合比を変化させている。
【0005】
しかしながら、このゴム組成物の混合比の制御方法は、それぞれの連続体の断面の形状をその長さ方向にわたって均一にすることが難しく、また、フィードローラと連続体との間の不安定なすべりの発生により、これらのゴム組成物の混合比を高精度に制御することが難しく、その結果、リボン状ゴムを積層してできるゴム部材の、それぞれの領域でのゴム材料を所定のものにすることが難しいという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−79643号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することのできるタイヤの成型方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならびに作用を以下に示す。
【0009】
請求項1に記載のタイヤの成型方法は、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、
これらのゴム組成物の混合に先だって、前記混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を可塑化するものである。
【0010】
本発明に係るこのタイヤの成型方法によれば、混合されるそれぞれのゴム組成物を単独で可塑化し、それぞれを可塑化する際の処理量を制御するので、それぞれのゴム組成物の処理量を設定されたパターンにあわせて高精度に制御することができ、その結果、これらが混合されて押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することができる。
【0011】
ここにおいて、本明細書では、複数のゴム組成物を「混合する」とは、混合する際の混合比が一種のゴム組成物が100%となる場合も含み、したがって、「混合する」とは、一種のゴム組成物を何しないで次の処理に移行させる場合も含むものとする。また、混合比を変化させる際の「パターン」とは、一つのゴム部材を形成する際の押出開始時点からの時間を変数として混合比を関数であらわしたものであり、そして、「支持体」とは、タイヤ成型ドラム、成型途中のタイヤ、ゴム部材成型ドラム、成型途中のゴム部材、あるいは、更生タイヤにおける台タイヤなどを含む。また、「螺旋巻回する」とは、リボン状ゴムを支持体の軸方向に移動させながら巻回することすなわち螺旋状に巻回することのほかに、リボン状ゴムを支持体の軸方向に移動させずに単に半径方向外側に向かって渦巻き状に巻回して積層することも含む。
【0012】
請求項2に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項1に記載のタイヤの成型方法に用いる押出機であって、複数のゴム組成物を可塑化するそれぞれのスクリューと、可塑化されたこれらゴム組成物を混合するミキシング部とを具えてなるものである。
【0013】
このリボン状ゴム押出機によれば、複数のゴム組成物に対応してこれらを可塑化するそれぞれのスクリューとこれらを混合するミキシング部を具えているので、前述のとおり、それぞれのゴム組成物の処理量を設定されたパターンにあわせて高精度に制御でき、その結果、これらが混合されて押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することのできる。
【0014】
請求項3に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2に記載するところにおいて、前記複数のスクリューをそれぞれの可塑化量の制御が可能となるよう構成してなるものである。
【0015】
このリボン状ゴム押出機によれば、複数のスクリューをそれぞれの可塑化量が制御できるよう構成したので、スクリュー以外の処理量制御手段を設ける必要がなく押出機を簡易に構成することができる。
【0016】
請求項4に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2もしくは3に記載するところにおいて、前記複数のスクリューで可塑化されたそれぞれのゴム組成物もしくはミキシング部で混合されたゴム材料を計量供給するギアポンプを具えてなるものである。
【0017】
このリボン状ゴム押出機によれば、それぞれのゴム組成物もしくはミキシング部で混合されたゴム組成物を計量供給するギアポンプを具えているので、前記処理量の精度をさらに高めてリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの領域での精度を一層向上させることができる。
【0018】
請求項5に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2〜4のいずれかに記載するところにおいて、前記可塑化された複数のゴム組成物に対応するそれぞれの流路を有する仕切弁を具え、これらの流路をそれぞれの開口面積の制御が可能となるよう構成してなるものである。
【0019】
このリボン状ゴム押出機によれば、流路の開口面積を制御して処理量を制御することのできる仕切弁を具えているので、高精度でそれぞれのゴム組成物の流量を制御できるともに、一種類のゴム組成物の混合比を100%に制御するに際し、他の種類のゴム組成物に対応する流路を完全に閉止しすることができ、この場合の精度も高いものとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1ないし図5に基づいて説明する。図1はこの実施形態のリボン状ゴム押出機1を用いてリボン状ゴムRを積層する方法を示す模式図であり、図2は、リボン状ゴム押出機1を示す斜視図である。タイヤを構成するゴム部材G、例えばトレッド部材を組み付けてタイヤを成型する際、このゴム部材Gを組み付ける途中のタイヤを支持体8として、この支持体8を回転させながら押出機1から押し出されたリボン状ゴムRをその断面形状を特定する一対の型付けローラ9の間を通過させ、支持体8上にこれを螺旋巻回して積層しゴム部材Gを形成する。
【0021】
図3に示すリボン状ゴム押出機1は、三種のゴム組成物を供給する場合の例を示すものであり、この押出機1は、ゴム組成物Aを供給するためのホッパ口2A、供給されたゴム組成物Aを可塑化するスクリュー3A、および、可塑化されたゴム組成物Aを計量供給するギアポンプ4Aを具え、同様に、ゴム組成物Bに対応するホッパ口2B、スクリュー3B、ギアポンプ4B、および、ゴム組成物Cに対応するホッパ口2C、スクリュー3C、ギアポンプ4Cをそれぞれ具えるとともに、ギアポンプ4A、4B、4Cで計量供給されたそれぞれのゴム組成物A、B、Cを合流させるゴム合流部5、合流後のこれらの混合を司るミキシング部として機能する管路6、および、管路6の先端に設けられリボン状ゴムの出口となる口金7を具えている。
【0022】
ここで、それぞれのギアポンプ4A、4B、4Cは高精度にゴム組成物を計量供給することができるものであり、それぞれの時間ごとの計量目標値は、予め定められた混合比の変化パターンに基づいて決められる。
【0023】
図3は、他の実施形態のリボン状ゴム押出機11の一部を示す斜視図である。この押出機11も図1において、押出機1をこれに置き換えた形態で用いられる。押出機11は二種類のゴム組成物を供給する場合の例を示すものであり、この押出機11は、ゴム組成物A、Bをそれぞれ供給するためのホッパ口12A、12B、供給されたゴム組成物A、Bをそれぞれ可塑化するスクリュー13A、13Bおよびこれらのゴム組成物A、Bを混合比を変化させて混合する仕切弁14を具えている。
【0024】
この仕切弁14はシリンダ17を有し、シリンダ17内の下部に仕切板18により真半分に仕切られゴム組成物A、Bを通過させるチャンバー19A、19Bを設けるとともに、チャンバー19A、19Bの出口でこれら組成物A、Bのそれぞれの流路15A、15Bの開口面積を制御するロータリ弁体16を具え、ロータリ弁体16を図示しない駆動モータ等でシリンダの中心軸周りに回動させることにより、ゴム組成物A、Bの総量を一定にしながらこれらの混合比を無段階に変化させることができる。ゴム組成物A、Bは流路15A、15Bの出口で合流し、仕切弁に取り付けられら複数の邪魔板22により規制された流路21を通過する途中で混ざり合い、仕切弁14から出たあと、リボン状ゴムRの出口となる図示しない口金に導かれる。
【0025】
ここで、邪魔板22と流路21とが設けられシリンダ17と弁体16とに囲繞される空間は、可塑化されたゴム組成物AとBとを混合するミキシング部を構成する。また、ロータリ弁体16を回動して制御される混合比は、支持体8上に成型されるべきゴム部材Gのゴム材料分布によって一義的に決められるものである。
【0026】
さらに、この仕切弁は、弁体16を可動範囲いっぱいに回動させることにより、一方の流路15Aもしくは15Bを完全に閉止することができ、このことにより、いずれかのゴム組成物の混合比を100%とする場合のゴム材料を高い精度で安定して形成することができる。
【0027】
以上、二つの実施形態を例示したが、本発明に係る押出機の構成としては、これらの他に幾多の実施形態が考えられ、これらの例を、図4および図5に模式図で示す。図4はゴム組成物の種類が二種類の場合、図5はこれが三種類の場合を示す。図中、矩形中に「S」で示したものはスクリュー、正方形中に「G」で示したものはギアポンプ、また、円の中に「V」で示したものは仕切弁を表わす。また、矢印は、ゴム組成物の流れを表わす。
【0028】
図4(a)に示す押出機の構成は、それぞれのゴム組成物を可塑化する際のスクリューの回転数を制御して混合比を予め定められたパターンに変化させるものであるが、この場合、ミキシング部はゴム組成物の合流点の下流側の管路に設けられる。
【0029】
図4(b)に示す押出機の構成は、図4(a)の構成に仕切弁を追加したものであるが、この場合、ゴム組成物の混合比を制御するには、仕切弁のそれぞれのゴム組成物に対応する流路の開口面積を変化させて行い、また、これらのゴム組成物を混合するミキシング部は仕切弁の中に内に設ける。
【0030】
図4(c)に示す押出機の構成は、図4(a)に示す構成において、それぞれのスクリューの出口にこれらのスクリューに対応させてギアポンプを設けたものであり、この場合、混合比の変化は、ギアポンプの供給量を制御して行われ、また、ミキシング部は、ゴム組成物が合流したあとの管路に設けられる。
【0031】
図4(d)に示す押出機の構成は、図4(a)に示す構成に加えてスクリューのあとに、可塑化されたそれぞれのゴム組成物を合流させて混合するギアポンプを一つ設けたものであり、この場合、ゴム組成物はギアポンプ内もしくはこれに加えてそれに続く管路内で混合されこれらの部分がミキシング部として機能する。また、ギアポンプはゴム組成物を合計した総量を計量するものであるので、それぞれのゴム組成物の混合比を変化させるには、スクリューの回転数を個別に制御して行う点では、図4(a)に示すものの場合と同様である。
【0032】
図4(e)に示す押出機の構成は、図4(b)に示す構成において、仕切弁のすぐ下流にギアポンプを設けたもので、このことにより、ゴム組成物の総量の計量の精度と、ゴム組成物の混合における分散とを向上させることができる。
【0033】
また、図4(f)に示す押出機の構成は、図4(c)に示す構成において、それぞれのギアポンプにより計量供給されたそれぞれのゴム組成物をあらかじめ定められた混合比に制御しながらこれらを混合する仕切弁を設けたものである。
【0034】
図5(a)〜(f)にそれぞれ示す押出機の構成は、それぞれこの順に対応する図4(a)〜(f)に示すものにおいて、二系統あるものを三系統に増やしたものであり、これらを構成する機器の機能については、それぞれ対応する図4(a)〜(f)に示すものとかわりはないので、詳細の説明を省略する。なお、図5(c)に示すもの、および、図4(b)に示すものが、先に詳細を説明した二つの実施形態の押出機に対応する。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば、ゴム組成物の混合に先だって、予め定められた混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を個別に可塑化するので、押し出されるリボン状ゴムのそれぞれの部分でのゴム材料を高精度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のリボン状ゴム押出機を用いてリボン状ゴムRを積層する方法を示す模式図である。
【図2】本発明に係る実施形態のリボン状ゴム押出機を示す斜視図ある。
【図3】他の実施形態のリボン状ゴム押出機を示す斜視図ある。
【図4】押出機の構成の例を示す模式図である。
【図5】押出機の構成の例を示す模式図である。
【図6】従来のゴム組成物の供給方法を示す押出機の投入口の斜視図である。
【符号の説明】
1 リボン状ゴム押出機
2A、2B、2C ホッパ口
3A、3B、3C スクリュー
4A、4B、4C ギアポンプ
5 ゴム合流部
6 管路
7 口金
8 支持体
9 型付けローラ
11 リボン状ゴム押出機
12A、12B ホッパ口
13A、13B スクリュー
14 仕切弁
15A、15B 流路
16 ロータリ弁体
17 シリンダ
18 仕切板
19A、19B チャンバー
21 流路
22 邪魔板
R リボン状ゴム
G ゴム部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する支持体に押出機から押し出されたリボン状ゴムを螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法に関し、特に、リボン状ゴムのゴム材料を変化させるタイヤの成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、押出設備の小型化、タイヤの均一性向上、あるいは、小ロット多サイズ生産への柔軟な対応等を目的に、タイヤを成型する際に、小型押出機より押し出されたリボン状ゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回してこれらを積層し所定断面のゴム部材を成型する方法が知られおり、さらに、このリボン状ゴムを押し出すに際し、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合しリボン状ゴムのゴム材料を変化させ、少なくとも二つの領域では異なるゴム材料よりなるゴム部材を形成する方法が提案されている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
この方法は、リボン状ゴムを押し出す際、ゴム材料を段階的に変化させることにより、従来複数のゴム部材を別々に重ね合わせて成型していたものを、連続した螺旋巻回の操作で成型することができるので、小型の設備、例えば一台の押出機だけを用いてこれらの複数のゴム部材を組み付けることができ、さらに、リボン状ゴムを押し出す際、ゴム材料を漸次的に変化させることにより、従来複数のゴム部材間に存在した境界をなくし境界で起こりうる応力作用下での剥離等の発生を防止することができる。
【0004】
この公知の方法においては、予め定められたパターンで混合比を変化させるのに、均一断面の連続体よりなるそれぞれのゴム組成物を前記混合比により定まる供給速度を変化させて押出機に供給したあと、これらのゴム組成物を一つのスクリューに合流させ、スクリュー内でこれらを一緒に可塑化しながら混ぜ合わせことに行うのが通例である。図6は、従来のゴム組成物の供給方法を示す押出機の投入口の斜視図であるが、例えば、AおよびBの二種類のゴム組成物からゴム材料の変化するリボン状ゴムを押し出す場合、それぞれのゴム組成物を断面矩形状の連続体AおよびBとしてホッパ91に投入し、そのときの供給速度を、それぞれのこれらの連続体A、Bを挟み込んでフィードするフィードローラ92A、92Bの回転速度を制御することにより、これらの混合比を変化させている。
【0005】
しかしながら、このゴム組成物の混合比の制御方法は、それぞれの連続体の断面の形状をその長さ方向にわたって均一にすることが難しく、また、フィードローラと連続体との間の不安定なすべりの発生により、これらのゴム組成物の混合比を高精度に制御することが難しく、その結果、リボン状ゴムを積層してできるゴム部材の、それぞれの領域でのゴム材料を所定のものにすることが難しいという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−79643号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することのできるタイヤの成型方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならびに作用を以下に示す。
【0009】
請求項1に記載のタイヤの成型方法は、複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、
これらのゴム組成物の混合に先だって、前記混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を可塑化するものである。
【0010】
本発明に係るこのタイヤの成型方法によれば、混合されるそれぞれのゴム組成物を単独で可塑化し、それぞれを可塑化する際の処理量を制御するので、それぞれのゴム組成物の処理量を設定されたパターンにあわせて高精度に制御することができ、その結果、これらが混合されて押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することができる。
【0011】
ここにおいて、本明細書では、複数のゴム組成物を「混合する」とは、混合する際の混合比が一種のゴム組成物が100%となる場合も含み、したがって、「混合する」とは、一種のゴム組成物を何しないで次の処理に移行させる場合も含むものとする。また、混合比を変化させる際の「パターン」とは、一つのゴム部材を形成する際の押出開始時点からの時間を変数として混合比を関数であらわしたものであり、そして、「支持体」とは、タイヤ成型ドラム、成型途中のタイヤ、ゴム部材成型ドラム、成型途中のゴム部材、あるいは、更生タイヤにおける台タイヤなどを含む。また、「螺旋巻回する」とは、リボン状ゴムを支持体の軸方向に移動させながら巻回することすなわち螺旋状に巻回することのほかに、リボン状ゴムを支持体の軸方向に移動させずに単に半径方向外側に向かって渦巻き状に巻回して積層することも含む。
【0012】
請求項2に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項1に記載のタイヤの成型方法に用いる押出機であって、複数のゴム組成物を可塑化するそれぞれのスクリューと、可塑化されたこれらゴム組成物を混合するミキシング部とを具えてなるものである。
【0013】
このリボン状ゴム押出機によれば、複数のゴム組成物に対応してこれらを可塑化するそれぞれのスクリューとこれらを混合するミキシング部を具えているので、前述のとおり、それぞれのゴム組成物の処理量を設定されたパターンにあわせて高精度に制御でき、その結果、これらが混合されて押し出されるリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの部分で高精度に制御することのできる。
【0014】
請求項3に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2に記載するところにおいて、前記複数のスクリューをそれぞれの可塑化量の制御が可能となるよう構成してなるものである。
【0015】
このリボン状ゴム押出機によれば、複数のスクリューをそれぞれの可塑化量が制御できるよう構成したので、スクリュー以外の処理量制御手段を設ける必要がなく押出機を簡易に構成することができる。
【0016】
請求項4に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2もしくは3に記載するところにおいて、前記複数のスクリューで可塑化されたそれぞれのゴム組成物もしくはミキシング部で混合されたゴム材料を計量供給するギアポンプを具えてなるものである。
【0017】
このリボン状ゴム押出機によれば、それぞれのゴム組成物もしくはミキシング部で混合されたゴム組成物を計量供給するギアポンプを具えているので、前記処理量の精度をさらに高めてリボン状ゴムのゴム材料をそれぞれの領域での精度を一層向上させることができる。
【0018】
請求項5に記載のリボン状ゴム押出機は、請求項2〜4のいずれかに記載するところにおいて、前記可塑化された複数のゴム組成物に対応するそれぞれの流路を有する仕切弁を具え、これらの流路をそれぞれの開口面積の制御が可能となるよう構成してなるものである。
【0019】
このリボン状ゴム押出機によれば、流路の開口面積を制御して処理量を制御することのできる仕切弁を具えているので、高精度でそれぞれのゴム組成物の流量を制御できるともに、一種類のゴム組成物の混合比を100%に制御するに際し、他の種類のゴム組成物に対応する流路を完全に閉止しすることができ、この場合の精度も高いものとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1ないし図5に基づいて説明する。図1はこの実施形態のリボン状ゴム押出機1を用いてリボン状ゴムRを積層する方法を示す模式図であり、図2は、リボン状ゴム押出機1を示す斜視図である。タイヤを構成するゴム部材G、例えばトレッド部材を組み付けてタイヤを成型する際、このゴム部材Gを組み付ける途中のタイヤを支持体8として、この支持体8を回転させながら押出機1から押し出されたリボン状ゴムRをその断面形状を特定する一対の型付けローラ9の間を通過させ、支持体8上にこれを螺旋巻回して積層しゴム部材Gを形成する。
【0021】
図3に示すリボン状ゴム押出機1は、三種のゴム組成物を供給する場合の例を示すものであり、この押出機1は、ゴム組成物Aを供給するためのホッパ口2A、供給されたゴム組成物Aを可塑化するスクリュー3A、および、可塑化されたゴム組成物Aを計量供給するギアポンプ4Aを具え、同様に、ゴム組成物Bに対応するホッパ口2B、スクリュー3B、ギアポンプ4B、および、ゴム組成物Cに対応するホッパ口2C、スクリュー3C、ギアポンプ4Cをそれぞれ具えるとともに、ギアポンプ4A、4B、4Cで計量供給されたそれぞれのゴム組成物A、B、Cを合流させるゴム合流部5、合流後のこれらの混合を司るミキシング部として機能する管路6、および、管路6の先端に設けられリボン状ゴムの出口となる口金7を具えている。
【0022】
ここで、それぞれのギアポンプ4A、4B、4Cは高精度にゴム組成物を計量供給することができるものであり、それぞれの時間ごとの計量目標値は、予め定められた混合比の変化パターンに基づいて決められる。
【0023】
図3は、他の実施形態のリボン状ゴム押出機11の一部を示す斜視図である。この押出機11も図1において、押出機1をこれに置き換えた形態で用いられる。押出機11は二種類のゴム組成物を供給する場合の例を示すものであり、この押出機11は、ゴム組成物A、Bをそれぞれ供給するためのホッパ口12A、12B、供給されたゴム組成物A、Bをそれぞれ可塑化するスクリュー13A、13Bおよびこれらのゴム組成物A、Bを混合比を変化させて混合する仕切弁14を具えている。
【0024】
この仕切弁14はシリンダ17を有し、シリンダ17内の下部に仕切板18により真半分に仕切られゴム組成物A、Bを通過させるチャンバー19A、19Bを設けるとともに、チャンバー19A、19Bの出口でこれら組成物A、Bのそれぞれの流路15A、15Bの開口面積を制御するロータリ弁体16を具え、ロータリ弁体16を図示しない駆動モータ等でシリンダの中心軸周りに回動させることにより、ゴム組成物A、Bの総量を一定にしながらこれらの混合比を無段階に変化させることができる。ゴム組成物A、Bは流路15A、15Bの出口で合流し、仕切弁に取り付けられら複数の邪魔板22により規制された流路21を通過する途中で混ざり合い、仕切弁14から出たあと、リボン状ゴムRの出口となる図示しない口金に導かれる。
【0025】
ここで、邪魔板22と流路21とが設けられシリンダ17と弁体16とに囲繞される空間は、可塑化されたゴム組成物AとBとを混合するミキシング部を構成する。また、ロータリ弁体16を回動して制御される混合比は、支持体8上に成型されるべきゴム部材Gのゴム材料分布によって一義的に決められるものである。
【0026】
さらに、この仕切弁は、弁体16を可動範囲いっぱいに回動させることにより、一方の流路15Aもしくは15Bを完全に閉止することができ、このことにより、いずれかのゴム組成物の混合比を100%とする場合のゴム材料を高い精度で安定して形成することができる。
【0027】
以上、二つの実施形態を例示したが、本発明に係る押出機の構成としては、これらの他に幾多の実施形態が考えられ、これらの例を、図4および図5に模式図で示す。図4はゴム組成物の種類が二種類の場合、図5はこれが三種類の場合を示す。図中、矩形中に「S」で示したものはスクリュー、正方形中に「G」で示したものはギアポンプ、また、円の中に「V」で示したものは仕切弁を表わす。また、矢印は、ゴム組成物の流れを表わす。
【0028】
図4(a)に示す押出機の構成は、それぞれのゴム組成物を可塑化する際のスクリューの回転数を制御して混合比を予め定められたパターンに変化させるものであるが、この場合、ミキシング部はゴム組成物の合流点の下流側の管路に設けられる。
【0029】
図4(b)に示す押出機の構成は、図4(a)の構成に仕切弁を追加したものであるが、この場合、ゴム組成物の混合比を制御するには、仕切弁のそれぞれのゴム組成物に対応する流路の開口面積を変化させて行い、また、これらのゴム組成物を混合するミキシング部は仕切弁の中に内に設ける。
【0030】
図4(c)に示す押出機の構成は、図4(a)に示す構成において、それぞれのスクリューの出口にこれらのスクリューに対応させてギアポンプを設けたものであり、この場合、混合比の変化は、ギアポンプの供給量を制御して行われ、また、ミキシング部は、ゴム組成物が合流したあとの管路に設けられる。
【0031】
図4(d)に示す押出機の構成は、図4(a)に示す構成に加えてスクリューのあとに、可塑化されたそれぞれのゴム組成物を合流させて混合するギアポンプを一つ設けたものであり、この場合、ゴム組成物はギアポンプ内もしくはこれに加えてそれに続く管路内で混合されこれらの部分がミキシング部として機能する。また、ギアポンプはゴム組成物を合計した総量を計量するものであるので、それぞれのゴム組成物の混合比を変化させるには、スクリューの回転数を個別に制御して行う点では、図4(a)に示すものの場合と同様である。
【0032】
図4(e)に示す押出機の構成は、図4(b)に示す構成において、仕切弁のすぐ下流にギアポンプを設けたもので、このことにより、ゴム組成物の総量の計量の精度と、ゴム組成物の混合における分散とを向上させることができる。
【0033】
また、図4(f)に示す押出機の構成は、図4(c)に示す構成において、それぞれのギアポンプにより計量供給されたそれぞれのゴム組成物をあらかじめ定められた混合比に制御しながらこれらを混合する仕切弁を設けたものである。
【0034】
図5(a)〜(f)にそれぞれ示す押出機の構成は、それぞれこの順に対応する図4(a)〜(f)に示すものにおいて、二系統あるものを三系統に増やしたものであり、これらを構成する機器の機能については、それぞれ対応する図4(a)〜(f)に示すものとかわりはないので、詳細の説明を省略する。なお、図5(c)に示すもの、および、図4(b)に示すものが、先に詳細を説明した二つの実施形態の押出機に対応する。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば、ゴム組成物の混合に先だって、予め定められた混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を個別に可塑化するので、押し出されるリボン状ゴムのそれぞれの部分でのゴム材料を高精度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のリボン状ゴム押出機を用いてリボン状ゴムRを積層する方法を示す模式図である。
【図2】本発明に係る実施形態のリボン状ゴム押出機を示す斜視図ある。
【図3】他の実施形態のリボン状ゴム押出機を示す斜視図ある。
【図4】押出機の構成の例を示す模式図である。
【図5】押出機の構成の例を示す模式図である。
【図6】従来のゴム組成物の供給方法を示す押出機の投入口の斜視図である。
【符号の説明】
1 リボン状ゴム押出機
2A、2B、2C ホッパ口
3A、3B、3C スクリュー
4A、4B、4C ギアポンプ
5 ゴム合流部
6 管路
7 口金
8 支持体
9 型付けローラ
11 リボン状ゴム押出機
12A、12B ホッパ口
13A、13B スクリュー
14 仕切弁
15A、15B 流路
16 ロータリ弁体
17 シリンダ
18 仕切板
19A、19B チャンバー
21 流路
22 邪魔板
R リボン状ゴム
G ゴム部材
Claims (5)
- 複数のゴム組成物の混合比を予め定められたパターンで変化させてこれらを混合し、少なくとも一部分でゴム材料が変化する一定断面の連続したリボン状ゴムを押し出し、このゴムを回転する支持体上に直接螺旋巻回して所定断面のゴム部材を組み付けるタイヤの成型方法において、
これらのゴム組成物の混合に先だって、前記混合比の変化パターンに基づいた処理速度でそれぞれのゴム組成物を可塑化するタイヤの成型方法。 - 請求項1に記載のタイヤの成型方法に用いる押出機であって、複数のゴム組成物を可塑化するそれぞれのスクリューと、可塑化されたこれらゴム組成物を混合するミキシング部とを具えてなるリボン状ゴム押出機。
- 前記複数のスクリューをそれぞれの可塑化量の制御が可能となるよう構成してなる請求項2に記載のリボン状ゴム押出機。
- 前記複数のスクリューで可塑化されたそれぞれのゴム組成物もしくはミキシング部で混合されたゴム材料を計量供給するギアポンプを具えてなる請求項2もしくは3に記載のリボン状ゴム押出機。
- 前記可塑化された複数のゴム組成物に対応するそれぞれの流路を有する仕切弁を具え、これらの流路をそれぞれの開口面積の制御が可能となるよう構成してなる請求項2〜4のいずれかに記載のリボン状ゴム押出機。
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