JP2004215764A - コーヒー抽出器 - Google Patents

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magnet
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Takeo Yamamoto
丈郎 山本
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

【課題】ガラス容器を機体に載置した状態で強固にガラス容器を機体に固定できるコーヒー抽出器を提供する。
【解決手段】基部2aの後端に垂直部2bを立設し、該垂直部2bの上部に上端部2cを延設した逆コ字状の外観形状を有する機体2と、機体2の垂直部2bに設けた貯水部6と、機体2の上部2cに設けたコーヒー抽出部5と、機体2の基部2aに設け、貯水部6から供給される水を加熱する加熱体7と、加熱された湯をコーヒー抽出部5へ供給する給湯パイプ8と、コーヒー抽出部5の下部に配置し、コーヒー抽出部5より抽出されたコーヒーを溜めるガラス容器4とを有し、機体2のガラス容器4近傍又はガラス容器4の少なくとも一方にマグネット16を設けるとともに、他方にマグネット16と対向する磁性金属を設けた。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス容器の転倒防止構造を備えたコーヒー抽出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−115380号公報(3頁〜5頁、図2)
【0004】
従来のこの種のコーヒー抽出器は、機体下部に設けられた載置台の下面に環状のヒータを付設し、水タンクから供給される水をその環状ヒータに沿って付設された給湯パイプの加熱部に供給して加熱し、得られた熱湯を上方に延びる給湯パイプの給湯部を介して機体上部に移送して、吐出口からコーヒー粉を収容した抽出器に注ぎ、抽出されたコーヒーは前記載置台上に載置された把手付きのガラス容器に注入され、前記ヒータの熱で保温されるようになっている。
【0005】
上記構成のコーヒー抽出器においては、コーヒー抽出中やガラス容器に抽出されたコーヒーを保温している最中、又はコーヒー抽出器の機体にガラス容器を載置したまま運搬する際、ガラス容器や把手に強い外力が働いた場合、ガラス容器を転倒させて破損したり、転倒によりコーヒーを機体上や床面にこぼしたりするおそれがある。これらの問題を解決するため、機体のガラス容器を載置する部分に突出部を設け、この突出部の曲率とガラス容器の肩部の曲率とを合致させて略密着させてガラス容器の転倒防止を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の構成では、機体の胴部の曲率とガラス容器肩部の曲率とを合致させる必要があり、ガラスのような成形精度が出にくい材質の容器で正確に曲率を合わせるのが困難であるとともに、機体胴部とガラス容器肩部の嵌合のみでは運搬時等の衝撃により簡単に嵌合が外れてしまうという問題がある。
【0007】
そこで本発明は、ガラス容器を機体に載置した状態で強固にガラス容器を機体に固定できるコーヒー抽出器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のコーヒー抽出器は、
基部の後端に垂直部を立設し、該垂直部の上部に上端部を延設した逆コ字状の外観形状を有する機体と、
前記機体の垂直部に設けた貯水部と、
前記機体の上部に設けたコーヒー抽出部と、
前記機体の基部に設け、前記貯水部から供給される水を加熱する加熱体と、
加熱された湯を前記コーヒー抽出部へ供給する給湯パイプと、
前記コーヒー抽出部の下部に配置し、前記コーヒー抽出部より抽出されたコーヒーを溜めるガラス容器とを有し、
前記機体の前記ガラス容器近傍又は前記ガラス容器の少なくとも一方にマグネットを設けるとともに、他方に前記マグネットと対向する磁性金属を設けものである。
【0009】
前記コーヒー抽出器では、機体とガラス容器が、マグネットと磁性金属による磁気結合により強固に固定されるため、コーヒー抽出時、保温時又は運搬時にガラス容器が転倒することがなく、安全性に優れたコーヒー抽出器を提供することができる。
【0010】
前記コーヒー抽出器において、前記磁性金属は前記ガラス容器に把手を固定するバンドであり、前記マグネットは前記バンドに対向して機体に設けると、従来設けていた把手を保持するバンドを利用してガラス容器を固定できるため、部品点数の増加を招くことがない点で好ましい。
【0011】
また、前記コーヒー抽出器において、前記磁性金属は前記基部の載置台に配置し、前記マグネットはガラス容器の底部に設けると、従来設けていた載置台を利用してガラス容器を固定できるため、部品点数の増加を招くことがない点で好ましい。
【0012】
また、前記コーヒー抽出器において、前記載置台の裏側にリードスイッチを設けると、ガラス容器の有無を検出でき、ガラス容器がない状態でのコーヒー抽出を防止できる点で好ましい。
【0013】
さらに前記コーヒー抽出器において、前記マグネットのキュリー点がコーヒーの保温温度近傍であることは、保温温度で自動的にコーヒーを温度調節できる点で好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1実施形態に係るコーヒー抽出器1を示す。このコーヒー抽出器1は、基部2の後端に垂直部2bを立設し、該垂直部2bの上端に上部2cを延設した逆コ字状の外観を有する機体2と、該機体2の基部2aの上面に設けた載置台3に載置されるガラス容器4と、抽出器5とからなる。
【0016】
前記機体2の垂直部2bの内部には、水タンク6が設けられている。また、前述の載置台3の下面には環状のヒータ7が付設されている。このヒータ7によって、前記水タンク6に接続されている給湯パイプ8を通過する水を加熱沸騰させ、後述の吐出口9へ送り出すようになっている。なお、機体2には、図示しないマイコン、スイッチ等の制御部が設けられ、コーヒーの抽出や保温制御を行うようになっている。
【0017】
また、機体2の水平部2cには熱湯を吐出する吐出口9が形成されており、当該吐出口9の下方には、下部に流出孔10を有するシャワーキャップ11が設けられ、吐出口9から吐出された熱湯を分散して、ガラス容器4上にセットされた抽出器5に注ぐようになっている。
【0018】
前記ガラス容器4は、上部が開口した有底筒状のガラス製の容器本体12、容器本体12の側部に設けた樹脂製の把手13及び把手13を容器本体12に固定するための磁性金属製のバンド14からなっている。また、容器本体12の開口縁にはコーヒー液をコーヒーカップ等に注ぐための注ぎ口15が設けられている。
【0019】
そして、前記機体2の垂直部2bには、ちょうどバンド14に対向する位置にマグネット16を設けている。このマグネット16の取付は、垂直部2bと一体成形する、垂直部2bに接着部材等を用いて接着する等、種々の方式が考えられる。そして、ガラス容器4を載置台3に載置するとバンド14がマグネット16に接触し、マグネット16の磁力によってバンド14がマグネット16に吸着するようになっている。
【0020】
抽出器5は、すり鉢状の本体17と、該本体17の上端を蓋する蓋体18とからなっている。蓋体18には熱湯流入孔19が形成されている。本体17には図示しないフィルターとコーヒー粉20が収容されている。本体17の下部にはコーヒー液抽出孔21が形成されている。
【0021】
本発明におけるコーヒー抽出器は上記のような構造であり、ユーザはコーヒー粉20を抽出器10に入れてガラス容器4を載置台3にセットし、水を水タンク6に収容して、図示しないスイッチをオンすると、ヒータ7が通電されて給水パイプ8内の水が加熱され沸騰し、吐出口9から沸騰した湯が抽出器5内に注がれる。これによってコーヒー液ができ抽出器5下部のコーヒー液抽出孔21からコーヒー液がガラス容器4内に抽出される。そして抽出が完了すると自動的にヒータ7がオフし、コーヒー液を所定温度で保温する保温制御を行う。また、コーヒー液は、ガラス容器4を載置台3から取り外し、注ぎ口15から別途コーヒーカップ等に注いで供することができる。
【0022】
ここで、コーヒー抽出器1を、ガラス容器4を載置したまま移動させる場合においては、前述のマグネット16の磁力によりバンド14がマグネット16に吸着しているため、コーヒー抽出器1を不用意に傾けたり、衝撃を加えたりしてもガラス容器4が落下して破損させたりするおそれがなく、安全である。
【0023】
図2は、第2実施形態に係るコーヒー抽出器1を示す。このうち前記第1実施形態と同じ部分、部材については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。第2実施形態では、ガラス容器4底部にマグネット16を設け、載置台3の裏側で、かつマグネット16に対向する箇所に磁性金属体22を設けた点が、前記第1実施形態と相違する。マグネット16の固定は、接着剤による固定等、周知の方式を採用すればよい。本実施形態においても第1実施形態と同様、マグネット16と磁性金属体22が接触し、マグネット16の磁力によって磁性金属体22が載置台3に吸着し、運搬等においてガラス容器4が落下、破損するおそれがなくなる。なお、この実施形態において、載置台3そのものを磁性金属体で構成すれば、別途磁性金属体22を設ける必要がなく、コスト低減が図れる点で有利である。また、磁性金属体22とマグネット16の配置を逆にしても同様の作用効果が得られることは言うまでもない。さらに、マグネット16に代えて、ガラス容器4底部に磁性材料をコーテイングしてもよい。
【0024】
なお、本発明のコーヒー抽出器は上記実施形態に限定されるものではない。
【0025】
例えば、第1実施形態において、さらにガラス容器4底部にマグネット16を設け、載置台3裏面でかつマグネット16と対向する部分にリードスイッチを設けて、ガラス容器4を載置するとマグネット16の作用によりリードスイッチがオンし、ヒータに通電できるようにしてもよい。この場合、マグネット16としてキュリー点がコーヒーの保温温度(例えば80℃)近傍の磁性材料を用いれば、キュリー点近傍でリードスイッチが自動的にオンオフし、自動的に保温制御を行うことができる。
【0026】
また、図3に示すように、抽出器5を機体2の上部2cに取り付けるようにしたコーヒー抽出器1において、抽出器5の抽出孔21にマグネット16を有する逆止弁23を設け、ガラス容器4の開口部を閉塞する蓋体24の逆止弁23に対向する部分にもマグネット16を設け、ガラス容器4を載置した際に前記マグネット16同士の反発力で逆止弁23を上に押し上げて抽出孔21を開放するようにすれば、コーヒーの抽出とガラス容器4の固定を両方行うことができ便利である。さらに、上述の実施形態を適宜組み合わせてもよい。また、ドリップ式のコーヒー抽出器以外に、例えばサイフォン式のコーヒー抽出器に用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のコーヒー抽出器では、機体のガラス容器近傍又はガラス容器の少なくとも一方にマグネットを設けるとともに、他方にマグネットと対向する磁性金属を設けたことにより、コーヒー抽出時、保温時又は運搬時にガラス容器が転倒することがなく、安全性に優れたコーヒー抽出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコーヒー抽出器の概略図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るコーヒー抽出器の概略図である。
【図3】本発明のコーヒー抽出器の変形例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…コーヒー抽出器、2…機体、3…載置台、4…ガラス容器、5・・・抽出器、12…ガラス容器本体、14…バンド、16…マグネット。

Claims (5)

  1. 基部の後端に垂直部を立設し、該垂直部の上部に上端部を延設した逆コ字状の外観形状を有する機体と、
    前記機体の垂直部に設けた貯水部と、
    前記機体の上部に設けたコーヒー抽出部と、
    前記機体の基部に設け、前記貯水部から供給される水を加熱する加熱体と、
    加熱された湯を前記コーヒー抽出部へ供給する給湯パイプと、
    前記コーヒー抽出部の下部に配置し、前記コーヒー抽出部より抽出されたコーヒーを溜めるガラス容器とを有し、
    前記機体の前記ガラス容器近傍又は前記ガラス容器の少なくとも一方にマグネットを設けるとともに、他方に前記マグネットと対向する磁性金属を設けたことを特徴とするコーヒー抽出器。
  2. 前記磁性金属は前記ガラス容器に把手を固定するバンドであり、前記マグネットは前記バンドに対向して機体に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒー抽出器。
  3. 前記磁性金属は前記基部の載置台に配置し、前記マグネットはガラス容器の底部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコーヒー抽出器。
  4. 前記載置台の裏側にリードスイッチを設けたことを特徴とする請求項3に記載のコーヒー抽出器。
  5. 前記マグネットのキュリー点がコーヒーの保温温度近傍であることを特徴とする請求項4に記載のコーヒー抽出器。
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