JP2004214938A - 携帯電子機器 - Google Patents

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【課題】撮像ユニットを有して自分撮影可能な携帯電子機器において、製品の小型化及び低コスト化を実現させるとともに、撮像ユニットのレンズ部の汚れや損傷を効果的に防止する。
【解決手段】液晶ディスプレイ(表示画面)20と、レンズ部31を有する撮像ユニット30と、が搭載された表示部筐体10を備える折畳式携帯電話機(携帯電子機器)1において、表示部筐体10の液晶ディスプレイ20と反対側の壁面12aに設けられ、この壁面12aに対する略平行移動により開閉して撮像ユニット30の露出又は遮蔽を行う扉部12bと、扉部12bの移動に連動させて撮像ユニット30を回動させる扉部連動式回動機構と、を備える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像機能を備えた携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮像機能を備えた携帯電子機器としては、デジタルカメラやデジタルビデオカメラが一般的であるが、最近では、PDAやノート型PC等の携帯型情報処理装置や、携帯電話機やPHS等の携帯型通信端末装置にも、レンズと撮像素子とをユニット化した撮像ユニット(カメラモジュール)が搭載されてきている。かかる撮像機能を備えた携帯電子機器としては、一の筐体に表示画面や操作部を備えて構成したものや、表示画面を備えた第1の筐体と操作部を備えた第2の筐体とを折畳み可能に連結して構成したもの、等が提案されている。
【0003】
デジタルカメラやカメラ付携帯電話機などの従来の撮像機能付き携帯電子機器は、撮像ユニットが表示画面と反対側の面に取り付けられていた。そして、撮像ユニットで取得した被写体の画像情報を表示画面に表示し、この表示画面を見ながら撮影を行っていた。このため、ユーザ自身の撮影(以下、「自分撮影」という)を行う場合においては、撮像ユニットのレンズ部の近傍に小型の鏡面を設け、かかる鏡面の所定の領域にユーザ自身の姿を写した状態でシャッタボタンを押す、という手法を採用していた。
【0004】
しかし、前記した従来の構造を採用すると、ユーザは、被写体である自分自身の姿を、前記した鏡面によってしか確認することができないので、ユーザの腕の長さや腕の伸ばし方等によって撮影条件が変わる場合が多い。また、前記した鏡面は小型であるため、自分自身の姿を視認し難い。このため、正確な撮影が困難となり、場合によっては、自分自身の姿が有効撮影領域からはみ出した状態で撮影されることがあった。
【0005】
かかる問題を解決するために、前記した鏡面の代わりに小型の表示画面を設け、この小型の表示画面に自分自身の姿を表示することにより、より正確な自分撮影を実現させる、という手法が提案されている。
【0006】
また、通常撮影時と自己撮影時で撮像ユニットのレンズの位置を変更することができる折畳式携帯電話機(例えば、特許文献1参照。)や、ヒンジ部に撮像ユニットを回動可能に搭載した情報通信端末装置(例えば、特許文献2参照。)等のように、撮像ユニット自体を回動させる機構を有するカメラ付携帯端末装置も提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−185589号公報(第1頁、第2図)
【特許文献2】
特開平11−69214号公報(第3頁、第2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した小型の表示画面を搭載する手法を採用すると、携帯電子機器に大きさの異なる2種類の表示画面を搭載する必要があるため、装置が大型化することに加え、部品が増えることに起因して製造コストも増大してしまうという問題がある。
【0009】
また、前記したような撮像ユニット自体を回動させる機構を有するカメラ付携帯端末装置を採用すると、撮像ユニットを回動させる際にユーザの手指がじかにレンズ部に接触する場合があり、レンズ部の汚れや損傷をもたらすことがあった。
【0010】
本発明の課題は、撮像ユニットを有して自分撮影可能な携帯電子機器において、製品の小型化及び低コスト化を実現させるとともに、撮像ユニットのレンズ部の汚れや損傷を効果的に防止することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
例えば図2、図3及び図4に示すように、
表示画面20と、レンズ部31を有する撮像ユニット30と、が搭載された筐体10を備える携帯電子機器1において、
前記筐体10の前記表示画面20と反対側の面12aに設けられ、この面12aに対する略平行移動により開閉して前記撮像ユニット30の露出又は遮蔽を行う扉部12bと、
前記扉部12bの移動に連動させて前記撮像ユニット30を回動させる扉部連動式回動機構と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させる扉部連動式回動機構を備えるので、例えば、扉部を閉じて撮像ユニットを遮蔽している状態において撮像ユニットのレンズ部を表示画面側に向けて配置し、この状態から扉部を開く方向に移動させ、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させることができる。そして、扉部を開いて撮像ユニットを露出させた状態において、撮像ユニットのレンズ部を表示画面と反対側に向けることができる。
【0013】
従って、ユーザは、扉部を開くとともに撮像ユニットのレンズ部を表示画面と反対側に向けて、通常どおり相手撮影を行うことができる。一方、ユーザは、扉部を閉じるとともに撮像ユニットのレンズ部を表示画面側に向けて、自分自身の姿を表示画面に表示することができ、表示された自分自身の姿を確認しながら正確に自分撮影を行うことができる。この結果、従来のカメラ付携帯端末装置のように2種類の表示画面を搭載する必要がないので、製品の小型化及び低コスト化を実現させることができる。
【0014】
また、請求項1に記載の発明によれば、扉部連動式回動機構により、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させることができる。従って、撮像ユニットを回動させる際にユーザの手指が撮像ユニットのレンズ部にじかに接触することがないので、撮像ユニットのレンズ部の汚れや損傷を効果的に防止することができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の携帯電子機器1において、
例えば図3に示すように、
前記扉部連動式回動機構は、
前記扉部12bに一体的に取り付けられたラック91と、
前記撮像ユニット30に一体的に取り付けられ、前記ラック91の移動に連動して所定の回動軸92を中心に回動するピニオン93と、
から構成されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態においては、本発明に係る携帯電子機器の例として、折畳式携帯電話機1を挙げて説明することとする。
【0017】
まず、本実施の形態に係る折畳式携帯電話機1の全体構成について、図1から図3を用いて説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る折畳式携帯電話機1の開状態における正面図であり、図2は、図1のII−II部分の断面図であり、図3は、図2のIII部分の拡大図である。折畳式携帯電話機1は、図1及び図2に示すように、液晶ディスプレイ20や撮像ユニット30が設けられた表示部Aと、操作キー群60が設けられた操作部Bと、がヒンジ部Cを介して回動可能に連結されてなるものである。
【0019】
表示部Aは、図1に示すように、表示部筐体10、液晶ディスプレイ20、撮像ユニット30、音声出力部40、等から構成される。
【0020】
表示部筐体10は、折り畳んだ際に内側に配置されるフロントケース11と、折り畳んだ際に外側に配置されるリアケース12と、からなり、その内部には液晶ディスプレイ20や撮像ユニット30を構成する部品が搭載されている。表示部筐体10は、本発明における筐体である。
【0021】
表示部筐体10のフロントケース11には、液晶ディスプレイ20を保護する(図示していない)液晶用保護パネル、自分撮影のために液晶ディスプレイ20側に向けられた撮像ユニット30のレンズ部31を保護するレンズ用保護パネル11a、等が設けられている(図2参照)。
【0022】
表示部筐体10のリアケース12の壁面12aには、図2及び図3に示すように、液晶ディスプレイ20と反対側に向けられた撮像ユニット30のレンズ部31を露出させる扉部12bが設けられている。
【0023】
扉部12bは、リアケース12の壁面12aに対して略平行に上下に移動可能とされており、扉部12bを下方へ移動させて開くと撮像ユニット30が露出し、扉部12bを上方へ移動させて閉じると撮像ユニット30が遮蔽されるようになっている。なお、図3に示すように、扉部12bには把持部12cが設けられている。ユーザは、この把持部12bを把持して扉部12bを移動させることができる。
【0024】
液晶ディスプレイ20は、本発明における表示画面であり、撮像ユニット30を介して取得した画像情報を視覚表示するという機能を果たす。
【0025】
撮像ユニット30は、レンズ部31や図示されていない光電変換素子等で構成されており、所定の被写体の画像情報を電気信号として取得するものである。撮像ユニット30は、後述する「扉部連動式回動機構」によって、扉部12bの移動に連動して回動するように構成されている。
【0026】
撮像ユニット30は、FPC(Flexible Printed Circuit)94(図5又は図6参照)を介して、操作部Bに内蔵された制御基板に電気的に接続されている。撮像ユニット30によって取得された画像情報に係る電気信号は、図示されていないA/D変換器によってデジタル信号に変換され、FPC94を介して制御基板に伝送される。
【0027】
音声出力部40は、操作部Bのアンテナ80を介して受信した各種音声信号や、内蔵されたメモリに格納された各種音声信号を出力するものである。
【0028】
操作部Bは、図1に示すように、操作部筐体50、操作キー群60、マイク70、アンテナ80、等から構成される。操作部筐体50の内部には、操作キー群60やマイク70を構成する部品、制御基板、バッテリ等が収納されている。操作キー群60は、通話や各種データ管理に係る入力操作を行うためのものであり、テンキー61や十字キー62等から構成されている。マイク70は、ユーザの音声を入力するものであり、アンテナ80は、他の携帯電話機との通信を実現させるものである。
【0029】
次に、本発明の主要部である扉部連動式回動機構について、図3から図6を用いて説明する。扉部連動式回動機構は、表示部Aの扉部12bの移動に連動させて撮像ユニット30を回動させるという機能を果たすものである。
【0030】
図3は、図2のIII部分の拡大図であり、扉部連動式回動機構の構成を説明するためのものである。図4は、図3の状態から扉部40を開いた状態を示す図である。図5は、図3の状態における撮像ユニット30とその近傍の構成を正面から見た図である。図6は、図4の状態における撮像ユニット30とその近傍の構成を正面から見た図である。
【0031】
まず、扉部連動式回動機構の構成について説明する。扉部連動式回動機構は、図3に示すように、表示部Aの扉部12bに一体的に取り付けられたラック91と、撮像ユニット30に一体的に取り付けられ、ラック91の移動に連動して回動軸92を中心に回動するピニオン(小歯車)93と、から構成されている。
【0032】
ラック91及びピニオン93は、直線運動−回動運動の相互変換を実現させる機構であり、回動軸92は表示部Aの内部に固定されている。なお、撮像ユニット30は、FPC94を介して、操作部Bに内蔵された制御基板に電気的に接続されている。FPC94は、図5及び図6に示すように、回動軸92に螺旋状に緩く巻き付けられている。
【0033】
次に、扉部連動式回動機構の動作について説明する。
【0034】
<扉部開放時の動作>
まず、図3に示した状態から扉部12bを下方に移動させて図4に示した状態に移行させる際の動作について説明する。ユーザが、把持部12cを手指で把持して扉部12bを下方に移動させると、扉部12bに一体的に取り付けられたラック91が下方に移動し、このラック91の移動により、ピニオン93が図3において時計回り(矢印Wで示した方向)に回動する。そして、ピニオン93に一体的に取り付けられた撮像ユニット30が同時に時計回りに回動する。
【0035】
この結果、扉部12bは図4に示したように開放状態となるとともに、撮像ユニット30は回動軸92を中心に時計回りに略180°回動して、レンズ部31が紙面右側(液晶ディスプレイ20と反対側)を向いて露出した状態となる。なお、図3の状態から撮像ユニット30を回動させて図4の状態に移行させても、FPC94の回動軸92に巻き付けられた部分が大径化するのみであり、FPC94に余分な応力が発生することはない(図6参照)。
【0036】
<扉部閉鎖時の動作>
次に、図4に示した状態から扉部12bを上方に移動させて図3に示した状態に移行させる際の動作について説明する。ユーザが、把持部12cを手指で把持して扉部12bを上方に移動させると、扉部12bに一体的に取り付けられたラック91が上方に運動し、このラック91の移動により、ピニオン93が図4において反時計回り(矢印Wで示した方向)に回動する。そして、ピニオン93に一体的に取り付けられた撮像ユニット30が同時に反時計回りに回動する。
【0037】
この結果、扉部12bは図3に示したように閉鎖状態となるとともに、撮像ユニット30は回動軸92を中心に反時計回りに略180°回動して、レンズ部31が紙面左側(液晶ディスプレイ20側)を向いた状態となる。なお、図4の状態から撮像ユニット30を回動させて図3の状態に移行させても、FPC94の回動軸92に巻き付けられた部分が小径化するのみであり、FPC94に余分な応力が発生することはない(図5参照)。
【0038】
本実施の形態に係る折畳式携帯電話機1においては、扉部12bの移動に連動させて撮像ユニット30を回動させる扉部連動式回動機構を備えるので、扉部12bを閉じて撮像ユニット30のレンズ部31を液晶ディスプレイ20側に向けた状態から、扉部12bを開く方向に移動させることにより、扉部12bの移動に連動させて撮像ユニット30を回動させることができる。そして、扉部12bを開いて撮像ユニット30を露出させると同時にレンズ部31を液晶ディスプレイ20と反対側に向けることができる。
【0039】
従って、ユーザは、扉部12bを開くとともに撮像ユニット30のレンズ部31を液晶ディスプレイ20と反対側に向けて、通常どおり相手撮影を行うことができる。一方、ユーザは、扉部12bを閉じるとともに撮像ユニット30のレンズ部31を液晶ディスプレイ20側に向けて、自分自身の姿を表示画面に表示することができ、表示された自分自身の姿を確認しながら正確に自分撮影を行うことができる。
【0040】
この結果、従来のカメラ付携帯端末のように2種類の表示画面を搭載する必要がないので、製品の小型化及び低コスト化を実現させながら正確な自分撮影を実現させることができる。また、扉部12bを閉じることによって撮像ユニット30を保護することができるため、リアケース12側に保護パネルを設ける必要がないので、製品の薄型化及び軽量化を実現させることができる。
【0041】
また、本実施の形態に係る折畳式携帯電話機1においては、扉部連動式回動機構により、扉部12bの移動に連動させて撮像ユニット30を回動させることができる。従って、撮像ユニット30を回動させる際にユーザの手指が撮像ユニット30のレンズ部31にじかに接触することがないので、レンズ部31の汚れや損傷を効果的に防止することができる。
【0042】
なお、以上の実施の形態においては、ユーザの手指によって扉部12bを移動させる例を示したが、所定のスイッチで駆動する小型モータ等により、扉部12bの開閉及びこれに連動する撮像ユニット30の回動を実現させることもできる。
【0043】
また、以上の実施の形態においては、リアケース12の壁面12aに略平行に上下に移動する扉部12bを採用したが、リアケース12の壁面12aに略平行に左右に移動する扉部を採用した場合においても、実質的に同一の構造の扉部連動式回動機構を構築することができる。
【0044】
また、以上の実施の形態においては、フロントケース11に、撮像ユニット30のレンズ部31を保護するレンズ用保護パネル11aを設けた例を示したが、液晶用保護パネルの一部をレンズ用保護パネルとして使用することもできる。
【0045】
また、以上の実施の形態においては、本発明に係る携帯電子機器の例として、2つの筐体からなる折畳式携帯電話機1を挙げて説明したが、必ずしも折畳式の携帯電話機に限る必要はなく、1つの筐体からなる携帯電話機に本発明を適用することもできる。
【0046】
また、以上の実施の形態においては、本発明に係る携帯電子機器の例として、折畳式携帯電話機1を挙げて説明したが、例えば、PHSやPDA、ノート型PC等の他の携帯電子機器にも本発明を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させる扉部連動式回動機構を備えるので、例えば、扉部を閉じて撮像ユニットを遮蔽している状態において撮像ユニットのレンズ部を表示画面側に向けて配置し、この状態から扉部を開く方向に移動させ、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させることができる。そして、扉部を開いて撮像ユニットを露出させた状態において、撮像ユニットのレンズ部を表示画面と反対側に向けることができる。
【0048】
従って、ユーザは、扉部を開くとともに撮像ユニットのレンズ部を表示画面と反対側に向けて、通常どおり相手撮影を行うことができる。一方、ユーザは、扉部を閉じるとともに撮像ユニットのレンズ部を表示画面側に向けて、自分自身の姿を表示画面に表示することができ、表示された自分自身の姿を確認しながら正確に自分撮影を行うことができる。この結果、従来のカメラ付携帯端末装置のように2種類の表示画面を搭載する必要がないので、製品の小型化及び低コスト化を実現させることができる。
【0049】
また、請求項1に記載の発明によれば、扉部連動式回動機構により、扉部の移動に連動させて撮像ユニットを回動させることができる。従って、撮像ユニットを回動させる際にユーザの手指が撮像ユニットのレンズ部にじかに接触することがないので、撮像ユニットのレンズ部の汚れや損傷を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る折畳式携帯電話機(携帯電子機器)の開状態における正面図である。
【図2】図1のII−II部分の断面図である。
【図3】図3は、図2のIII部分の拡大図である。
【図4】図3に示した状態から扉部を下方に移動させた状態を示す図である。
【図5】図3に示した状態における撮像ユニットとその近傍の構成を正面から見た図である。
【図6】図4に示した状態における撮像ユニットとその近傍の構成を正面から見た図である。
【符号の説明】
1 折畳式携帯電話機(携帯電子機器)
10 表示部筐体(筐体)
12a 表示部リアケースの壁面(表示画面と反対側の面)
12b 扉部
20 液晶ディスプレイ(表示画面)
30 撮像ユニット
31 レンズ部
91 ラック(扉部連動式回動機構)
92 回動軸(扉部連動式回動機構)
93 ピニオン(扉部連動式回動機構)

Claims (2)

  1. 表示画面と、レンズ部を有する撮像ユニットと、が搭載された筐体を備える携帯電子機器において、
    前記筐体の前記表示画面と反対側の面に設けられ、この面に対する略平行移動により開閉して前記撮像ユニットの露出又は遮蔽を行う扉部と、
    前記扉部の移動に連動させて前記撮像ユニットを回動させる扉部連動式回動機構と、
    を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記扉部連動式回動機構は、
    前記扉部に一体的に取り付けられたラックと、
    前記撮像ユニットに一体的に取り付けられ、前記ラックの移動に連動して所定の回動軸を中心に回動するピニオンと、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
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JP2012208691A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Casio Comput Co Ltd 金銭授受部を備えた電子機器
CN104469114A (zh) * 2014-12-08 2015-03-25 路宽 移动终端及全自动翻转式摄像组件

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