JP2004213963A - 薄型電池 - Google Patents

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Norihiko Hirata
典彦 枚田
Kyoichi Watanabe
恭一 渡邉
Tatsuumi Onishi
達海 大西
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Abstract

【課題】水分の侵入を抑制して性能維持を図ることが可能な薄型電池を提供する。
【解決手段】外周部の端縁から導出する端子を有する薄型電池10であって、正極活性物質が塗着された2枚の正極板101と、微多孔性膜の5枚のセパレータ102と、負極活性物質が塗着された2枚の負極板103と、各正極板101と接続された正極端子104と、各負極板と接続された負極端子105と、図示しない電解質と、これらを封止する電池外装106、107と、当該電池外装106、107と端子104、105との間のシールフィルム108とから構成されている。シールフィルム108は、水架橋型樹脂で構成されており、電池外装106、107の外周縁から端子の導出方向に略円弧形状に突出しており、電池外装106、107の開口断面の一部を覆っている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、電池外装内に発電要素が収容され、前記電池外装の外周縁から電極端子が導出した薄型二次電池に関する。
【0002】
【背景技術】
ポリエチレン系樹脂から成る電池外装の内部に発電要素を収容して封止し、当該電池外装の外周縁から電極端子を導出させた薄型電池が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、電池外装をポリエチレン系樹脂で構成した場合には、当該電池外装を介して、大気中の水分が電池外装内部の発電要素に侵入し、この水分と発電要素の電解液中の電解質とが反応してアニオンを形成して電極端子を腐食するため、当該腐食箇所から電解液が漏洩するおそれがあり、当該薄型電池の性能維持を十分に図ることはできない。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−259859号公報
【0005】
【発明の開示】
本発明は、電池外装内に発電要素が収容され、前記電池外装の外周縁から電極端子が導出した薄型電池であって、特に、発電要素への水分の侵入を抑制して性能維持を図ることが可能な薄型電池を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明によれば、最内層の第1の合成樹脂層及び第2の合成樹脂層を少なくとも有する封止手段を備え、前記封止手段の内部に発電要素が収容されて封止され、前記発電要素の電極に接続された電極端子が前記封止手段の外周縁から導出された薄型電池であって、前記封止手段の第1の合成樹脂層は、水架橋型樹脂を含み、前記電極端子が導出された封止手段の外周縁において、前記第1の合成樹脂層の外周縁が、前記第2の合成樹脂層の外周縁に対して前記電極端子の導出方向に突出していると共に、前記第1の合成樹脂層の突出部分が、前記封止手段の第2の合成樹脂層の開口断面の一部を覆っている薄型電池が提供される。
【0007】
本発明では、封止手段の内部に発電要素を収納して封止し、発電要素の電極に接続された電極端子が封止手段の外周縁から導出された薄型電池において、前記封止手段の最内側に位置する第1の合成樹脂層を水架橋型樹脂で構成し、電極端子が導出する封止手段の外周縁において(以下、単に、端子導出部ともいう)、第1の合成樹脂層の外周縁を、封止手段の第1の合成樹脂層とは異なる第2の合成樹脂層の外周縁に対して、電極端子の導出方向に突出させると共に、当該突出部分が、端子導出部の周囲の前記第2の合成樹脂層の開口断面を覆う。このように、封止手段の第2の合成樹脂層の開口断面を、水架橋型樹脂から成る第1の合成樹脂層で覆うことにより、当該水架橋型樹脂が、封止手段の第2の合成樹脂層を介して侵入しようとする大気中の水分と接触して、当該水分を架橋反応に消費し、封止手段内の発電要素に水分が侵入するのを抑制することができ、当該薄型電池の性能維持を図ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る薄型電池の全体を示す平面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図、図2は、図1(B)のII部の拡大断面図である。
【0009】
図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る薄型電池10の構成について説明すると、本例の薄型電池10はリチウム系の薄型二次電池であり、2枚の正極板101と、5枚のセパレータ102と、2枚の負極板103と、正極端子104と、負極端子105と、上部電池外装106と、下部電池外装107と、特に図示しない電解質とから構成されている。このうちの正極板101、セパレータ102、負極板103及び電解質を特に発電要素109と称する。
【0010】
なお、正極板101、セパレータ102及び負極板103の枚数には何ら限定されず、1枚の正極板101、3枚のセパレータ102及び1枚の負極板103でも発電要素109を構成することができる。必要に応じて正極板、負極板及びセパレータの枚数を選択して構成することができる。
【0011】
発電要素109を構成する正極板101は、金属酸化物などの正極活物質に、カーボンブラックなどの導電材と、ポリ四フッ化エチレンの水性ディスパージョンなどの接着剤とを、重量比で例えば100:3:10の割合で混合したものを、正極側集電体としてのアルミニウム箔などの金属箔の両面に塗着、乾燥させ、圧延したのち所定の大きさに切断したものである。なお、上記のポリ四フッ化エチレンの水性ディスパージョンの混合比率は、その固形分である。
【0012】
正極活物質としては、例えばニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO)、コバルト酸リチウム(LiCoO)などのリチウム複合酸化物や、カルコゲン(S、Se、Te)化物を挙げることができる。
【0013】
発電要素109を構成する負極板103は、例えば非晶性炭素、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、又は黒鉛などのように、正極活物質のリチウムイオンを吸蔵及び放出する負極活物質に、有機物焼成体の前駆体材料としてのスチレンブタジエンゴム樹脂粉末の水性ディスパージョンを例えば固形分比100:5で混合し、乾燥させた後に粉砕することで、炭素粒子表面に炭化したスチレンブタジエンゴムを担持させたものを主材料とし、これに、アクリル樹脂エマルジョンなどの結着剤を例えば重量比100:5で混合し、この混合物を、負極側集電体としてニッケル箔或いは銅箔などの金属箔の両面に塗着、乾燥させ、圧延した後に所定の大きさに切断したものである。
【0014】
特に負極活物質として非晶質炭素や難黒鉛化炭素を用いると、充放電時における電位の平坦特性に乏しく放電量に伴って出力電圧も低下するので、通信機器や事務機器の電源には不向きであるが、電気自動車等の電源として用いると急激な出力低下がないので有利である。
【0015】
また、発電要素109のセパレータ102は、上述した正極板101と負極板103との短絡を防止するもので、電解質を保持する機能を備えても良い。セパレータ102は、例えばポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン等から構成される、厚さが25μm〜50μmの微多孔性膜であり、過電流が流れると、その発熱によって膜の空孔が閉塞され電流を遮断する機能をも有する。
【0016】
なお、本発明に係るセパレータ102は、ポリオレフィンなどの単層膜にのみ限定されず、ポリプロピレン層をポリエチレン層でサンドイッチした三層構造や、ポリオレフィン微多孔性膜と有機不織布などを積層したものも用いることができる。セパレータ102を複層化することで、過電流の防止機能、電解質保持機能及びセパレータの形状維持(剛性向上)機能などの諸機能を付与することができる。また、セパレータ102の代わりにゲル電解質又は真性ポリマー電解質等を用いることもできる。
【0017】
発電要素109を構成する電解質は、有機液体溶媒に過塩素酸リチウム、ホウフッ化リチウム等のリチウム塩を溶質とした液体電解質である。この液体電解質は、後述する電池外装106、107及びシールフィルム108によって形成される空間に注入された後、電池外装106、107の外周縁が熱融着などの方法により封止されて密閉されており、電池外装106、107及びシールフィルム108と、発電要素109との間の空間に満たされている。
【0018】
有機液体溶媒として、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)などのエステル系溶媒を挙げることができるが、本発明の有機液体溶媒はこれにのみ限定されることなく、エステル系溶媒に、γ−ブチラクトン(γ−BL)、ジエトシキエタン(DEE)等のエーテル系溶媒その他を混合、調合した有機液体溶媒を用いることができる。
【0019】
以上の発電要素109は、上から正極板101と負極板103とが交互に、活当該正極板101と負極板103との間にセパレータ012が位置するような順序で積層され、さらに、その最上部及び最下部にセパレータ102が一枚ずつ積層されている。
【0020】
そして、2枚の正極板101のそれぞれは、正極側集電部104aを介して、金属箔製の正極端子104に接続されており、当該正極端子104の一部が、発電要素109を封止している電池外装106、107の一方の端部から導出している。なお、正極端子104は、電気化学的に安定した金属材料であれば特に限定されないが、例えばアルミニウムやアルミニウム合金などを挙げることができる。また、本例の正極側集電部104aは、正極板101の集電体を構成するアルミニウム箔を延長して構成されているが、別途の材料や部品により当該集電部104aを構成することもできる。
【0021】
また、2枚の負極板103は、負極側集電部105aを介して、同じく金属箔製の負極端子105に接続されており、発電要素109を封止している電池外装106、107の他方の端部から導出している。なお、負極端子105は、電気化学的に安定した金属材料であれば特に限定されないが、例えば、ニッケル、銅又はステンレスなどを挙げることができる。また、本例の負極側集電部105aは、負極板103の集電体を構成するニッケル箔や銅箔を延長して構成されているが、別途の材料や部品により当該集電部105aを構成することもできる。
【0022】
本発明の実施形態における電池外装106、107は、発電要素109を封止している。上部電池外装106は、図2に示すように、正極端子104側から薄型電池の外側に向かって、第1の樹脂層106a(封止手段の第2の合成樹脂層)、金属層106b、第2の樹脂層106cの順で3つの層106a〜106cが積層されている。この3つの層106a〜106cは、上部電池外装106の全面に渡って積層されており、第1の樹脂層106aは、例えばポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、アイオノマーなどの耐電解液性及び熱融着性に優れた樹脂フィルムである。第2の樹脂層106cは、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた樹脂フィルムである。金属層106bは、例えば、アルミニウムなどの金属箔である。従って、上部電池外装106は、例えば、アルミニウムなどの金属箔の一方の面(薄型電池の内側面)をポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、アイオノマーなどの樹脂でラミネートし、他方の面(薄型電池の外側面)をポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等でラミネートした、樹脂−金属薄膜ラミネート材などの可撓性を有する材料で形成される。
【0023】
下部電池外装107は、上部電池外装106と同様の構造のものが用いられ、図2に示すように、正極端子104の側から薄型電池の外側に向かって、第1の樹脂層107a(封止手段の第2の合成樹脂層)、金属層107b、第2の樹脂層107cの順で、3つの層107a〜107cが積層されている。下部電池外装107の第1の樹脂層107aは、上部電池外装106の第1の樹脂層106aと同様に、例えばポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、アイオノマーなどの耐電解液性及び熱融着性に優れた樹脂フィルムである。下部電池外装107の金属層107bは、上部電池外装106の金属層106bと同様に、例えば、アルミニウムなどの金属箔である。下部電池外装107の第2の樹脂層107cは、上部電池外装106の第2の樹脂層106cと同様に、例えばポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた樹脂フィルムである。なお、図2には正極端子104の断面図を示したが、負極端子側の断面も同様の構造である。このように、電池外装部材に、樹脂層に加えて金属層を具備させることにより、電池外装部材自体の強度を向上させることが可能となる。
【0024】
さらに、本発明の実施形態においては、正極端子104と電池外装部材106、107とが接触する部分に、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンの一部を、シラン基で置換した水架橋型樹脂で構成されたシールフィルム108(封止手段の第1の合成樹脂層)が介在されている。
【0025】
同様に、電池外装部材106、107の他方の端部からは、負極端子105が導出するが、ここにも正極端子104側と同様に、当該負極端子105と電池外装部材106、107とが接触する部分に、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンの一部を、シラン基で置換した水架橋型樹脂で構成されたシールフィルム108が介在している。
【0026】
図1(A)に示すように、このシールフィルム108は、正極端子104が導出する電池外装106、107の外周縁から、端子の導出方向に円弧状にはみ出している。さらに、図1(B)及び図2に示すように、シールフィルム108のはみ出した部分が、鉛直方向に対しても円弧状に盛り上がり、端子導出部において、上部電池外装106の第1の樹脂層106aの開口断面と、下部電池外装107の第1の樹脂層107aの開口断面とを塞いでいる。
【0027】
同様に、図1(A)に示すように、負極端子105が導出する電池外装106、107の外周縁から、端子の導出方向に円弧状にはみ出しており、図1(B)に示すように、当該シールフィルム108のはみ出した部分が、鉛直方向に対しても円弧状に盛り上がり、端子導出部において、上部電池外装106の第1の樹脂層107aの開口断面と、下部電池外装107の第1の樹脂層107aの開口断面とを塞いでいる。
【0028】
なお、電池外装部材を構成する層数は上記に限定されず、必要とされる層数を適宜設定することが可能である。また、シールフィルムを介在させずに、水架橋型樹脂で電池外装部材の第1の樹脂層を構成しても良い。
【0029】
このように、水架橋型樹脂によりシールフィルムを構成し、当該シールフィルムにより電池外装のポリオレフィン系樹脂から成る第1の樹脂層の開口断面を塞ぐことにより、当該ポリオレフィン層から薄型電池の内部に侵入する大気中の水分を架橋反応により捕らえて消費することが可能となり、薄型電池の内部への水分の侵入を抑制することが可能となる。これにより、電極端子の腐食による電解液の漏洩を抑制し、薄型電池の性能維持を図ることが可能となる。また、上述の大気中の水分の消費により、水架橋型樹脂における水架橋反応が進むので、シールフィルム自体の熱的特性や機械的特性が向上する。
【0030】
また、シールフィルムを電池外装の外周縁からはみ出させることにより、電極端子と当該シールフィルムとの接合面積が拡がり、電極端子と電池外装との接合強度が向上し、薄型電池の封止性が向上する。さらに、シールフィルムを円弧状にはみ出させることにより、電極端子に印加される外力を当該円弧形状に沿って放散することが可能となる。
【0031】
特に、電極端子と電池外装との接合面は、異種材料同士の界面を構成しているため、長時間使用した薄型電池の内部に発生するガスによる内圧や当該薄型電池の外部からの外力の印加により、界面剥離が発生し、当該剥離箇所から電解液が漏洩する場合がある。これに対して、上述のように、端子導出部の強度を向上させると共に外力を放散することにより、内圧或いは外力による端子導出部の界面剥離を回避して薄型電池の信頼性を向上させることが可能となる。
【0032】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の実施形態に係る薄型電池の全体を示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図2】図2は、図1(B)のII部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10…薄型電池
101…正極板
102…セパレータ
103…負極板
104…正極端子
104a…正極側集電部
105…負極端子
105a…負極側集電部
106…上部電池外装
106a…第1の樹脂層
106b…金属層
106c…第2の樹脂層
107…下部電池外装
107a…第1の樹脂層
107b…金属層
107c…第2の樹脂層
108…シールフィルム
109…発電要素

Claims (2)

  1. 最内層の第1の合成樹脂層及び第2の合成樹脂層を少なくとも有する封止手段を備え、前記封止手段の内部に発電要素が収容されて封止され、前記発電要素の電極に接続された電極端子が前記封止手段の外周縁から導出された薄型電池であって、
    前記封止手段の第1の合成樹脂層は、水架橋型樹脂を含み、
    前記電極端子が導出された封止手段の外周縁において、前記第1の合成樹脂層の外周縁が、前記第2の合成樹脂層の外周縁に対して前記電極端子の導出方向に突出していると共に、前記第1の合成樹脂層の突出部分が、前記封止手段の第2の合成樹脂層の開口断面の一部を覆っている薄型電池。
  2. 前記第1の合成樹脂層が、略円弧状に突出している請求項1記載の薄型電池。
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