JP2004213597A - 座席管理方法およびその構成物 - Google Patents
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Abstract
【目的】顧客に価値のあるパーソナルサービスが可能な座席管理方法とそのシステムの提供。
【構成】座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を付与した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクした改札手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御・管理する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
【選択図】図1
【構成】座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を付与した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクした改札手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御・管理する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば交通機関などの指定座席に座る人に対し、パーソナル(個別)サービスが提供できる座席管理システムすなわち、列車到着前に到着を個別に通知したり、到着地の関連情報を配信したり、切符の検札を省略したり、ポイント(マイル得点)を付与したり、座席にマッサージ機能を持たせたり、座席に居ながらにして物品の購入サービスを受けることができるなどの座席管理方法とその構成物、システムに関する。
【従来の技術】
従来、例えば特急列車など交通機関に乗車してその指定席に座る場合、座席全体へのサービスや列車運行側(供給サイド)のチェック業務(検札)はあったが、座席ごとに個別に利用者の立場に立ったサービスを行う仕組みはなかった。すなわち、列車到着のお知らせは従来、車内放送や、車両ごとの表示により行われていた。また、ワゴンサービスとしてワゴンに入れた物品の販売は、売れる売れないにかかわらずまた混雑具合にかかわらず一方的に実施していた。また、車掌による検札は一人一人手渡しにて切符を確認する方法で行っていた。この検札を合理化する技術の一例としては、特開平5−62037がある。この発明によれば、車掌が列車内を検札する必要をなくするために、列車内に自動発券検査機などを設けて切符が有効であれば切符にマークをしてその情報をホストコンピュータに送り座席情報を登録する。車掌はこの座席情報をチェックすることで検札を省略できる仕組みである。
しかしこの方法は、列車運行側(供給サイド)にはメリットがあるが、提供される側すなわち顧客にとってのメリットがない仕組みであり、現在実施されていない。
さらに乗り物以外の分野として例えば、映画、音楽、スポーツ、催し物などの座席に関しても、座席ごとに利用者個々がサービスを受けられる仕組み、技術はなかった。
【従来の技術】特開平5−62037
【発明が解決しようとする課題】
これからの時代は、顧客一人一人の満足を第一義にした製品やサービスの品質が求められる時代である。この観点に立てば、単なる供給側の論理でのビジネスは成功せず、一人一人の顧客満足を高める仕組みやその技術の提供が求められる。本発明は、かかる観点からなされたもので、座席に座る個々の顧客に個別のサービスを提供するものであり、従来にはない全く新規な課題である。例えば、列車到着のお知らせは従来、車内放送や、車両ごとに全体に知らせる表示により行われていたので、その駅で降りない人やその情報が必要ない人にも強制的に提供され、睡眠、会話、休息などを妨げていた。これを、例えば座席の枕部に可聴範囲が限定されたスピーカを組み込み、その座席利用者にだけ座席データファイルの座席利用データにもとづき到着5分前に、個別に「あと5分でXX駅に到着いたします。云々」と音声にて知らせたり、念のために寝ている人には座席に組み込んだ振動機にて揺り起こしたり、座席に備えた表示機に駅周辺の情報や乗り継ぎ情報を流すなどのサービスを提供するものである。また、従来ワゴンサービスとしてワゴンに入れた物品の販売を売れる売れないにかかわらずまた混雑具合にかかわらず一方的に供給サイドの理屈で行っており、すぐに欲しい人へのタイムリーな提供や販売効率面での改善は図られていない。また、上記従来技術 特開平5−62037ではたとえ、車掌の検札業務の合理化ができたとしても乗客の寝過ごしによる乗り過ごしの防止は図れないなど、乗客一人一人を対象にした個別サービスができる仕組みとその解決技術はなかった。本発明はかかる課題を解決する目的のためになされたもので、検札の合理化は無論のこと、到着前に個人ごとへの効果的な通知、到着地の駅周辺などの関連情報の提供、マイル会員へのポイントの自動付与、座席につけられた身体リラクゼーション機能、座席に居ながら物品販売提供をタイムリー且つ効率よく受けられるなど、座席データファイルを活用して個人別サービスを提供できる座席管理方法とその構成物に関するものである。
また、上記課題はすでに述べたように単に交通機関にとどまらずスポーツ、観劇などあらゆる場合の座席システムについても共通のものでありこれを限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を付与した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクした改札手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御・管理する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、切符予約時もしくは発券時に使用者のポイントサービスのために使用者の識別番号を切符情報に紐付けして記録しておき、改札手段を通過後ポイントを登録するポイント登録手段を付加したことを特徴とする上記座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、車掌の検札の合理化や物品販売に際して座席を確認するために座席管理手段とリンクした携帯型もしくは固定型のサブ座席管理手段を付加したことを特徴とする上記座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、座席利用情報もしくはそれに紐付けするための情報を切符に記録する手段として、磁気媒体およびまたは半導体メモリを切符に一体化したことを特徴とする。
さらに、座席で受けられるサービスの種類を切符および座席管理手段に記録させたことを特徴とする座席管理方法およびその構成物である。
さらに、座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を記録した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクさせて座席もしくはその近傍に設けた切符読み取り手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供する。
さらに、座席サービス手段としては、座席ごとに可聴範囲が限定された音声出力手段、物理的圧力発生手段、物理的振動発生手段、香り発生手段、マイナスイオン発生手段、表示手段、入力手段のいづれか一つ以上を有することを特徴とする。
さらに、座席サービス制御手段をインターネットとリンクさせて各種コンテンツの配信を可能にしたことを特徴とする。
さらに、座席設置空間を携帯電話の電波遮断空間として、予め携帯電話番号を座席管理手段に登録しておき、座席使用者が使用中は携帯電話の受信を上記記載の座席サービス手段にて知らせることを特徴とする座席管理方法およびその構成物である。
さらに、座席サービス手段の出力情報を携帯電話や携帯端末に伝送する手段を有することを特徴とするものである。
さらに、上記座席サービス手段を利用して物品の購入を行うことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
上記課題解決手段による作用は次のとうりである。
すなわち、座席データファイルに基づき、座席利用情報もしくはその紐付け情報を記録した切符を改札手段である改札ゲートを通すことあるいは座席近辺に取り付けた切符読み取り手段で読み取らせることによりその情報を座席データファイルに送ることによりその座席の使用が確定したとして座席データファイルに登録し、このデータファイル情報(使用日、列車名、乗車区間、座席番号、出発/到着時間など)に基づき座席サービス制御手段を介して座席サービス手段を構成する音声出力装置、振動発生装置や表示装置などにより到着前のお知らせや到着駅近辺のホテル、飲食店などの地図情報、乗り継ぎ案内などの提供を個々に受けることができる。
また、携帯電話などと座席サービス手段との間でデータのやり取りができるようにしておけばこれらの情報を携帯電話などに転送して後で活用することもできる。
また、予め提供サービスの種類が記録された切符を買えば、乗車区間中座席に備えられたマッサージや音声映像コンテンツなどの提供を個別に受けることもできる。
また、マイル会員などのポイント会員を切符購入時に登録しておけば別途マイル登録をせずとも改札手段などで切符を通した時点でポイント登録ができる。
また、携帯電話の電波遮断処理をした座席室を設け、且つ切符の予約時や発券時に携帯電話番号の登録をしておけば、座席に居るときに外部から電話がかかってきたときに携帯を鳴らすことなく座席サービス手段にてそのことを通知できたり、現在の状況を発信者に伝えたりできる。
また、座席サービス手段を構成する表示手段や入力手段を用いれば、その乗り物内や館内で販売している物品を注文した場合、注文者の座席がサブ座席管理手段によりわかるのですぐに販売員が品物を届けて購入できる。(従来のワゴンサービスは不要になり、顧客の要求に即した販売が可能で効率もよい)。それ以外の商品のインターネット販売も無論可能である。
また、座席サービス手段の表示手段の一部を用いて座席占有表示をすることにより車掌や他の乗客に一目で座席使用状況がわかるとともに、車掌の持つ携帯端末や固定端末(サブ座席管理手段)に上記座席データファイル情報をリアルタイムに送信することにより車掌は居ながらにして座席占有状況を把握できるので検札の合理化(検札レス)が図れ、販売員は注文をした座席を知ることができる。
【実施例】
本発明の一実施例を図面とともに説明する。図1は本発明の全体構成を示したものである。ここで、座席管理手段1(座席管理装置、以下手段は装置と同義語)は図2、図3にその一例を示すように座席データファイル12とコンピュータなどからなる制御部14とから構成されている。あらかじめ座席を予約する場合は図1の座席予約手段8により行う。この座席予約手段8は、例えばJRなどの座席予約システムがその例であるが、インターネットなどにより行うことも出来る。この座席予約手段8は座席管理手段1の座席データファイル12とリンクされている。図2は座席データファイルの一例であり例えばのぞみ10号の1号車から1列目を示す1番の座席、A,B,C,Dにそれらの席の予約状況や、後で述べるそれらの席の利用内容情報(日付、区間、出発/到着時刻、車両番号など)をデータとして・・・部に記録する。お客が切符を購入する場合、発券カウンタに行き図3に示すような発券手段2(この装置は、表示部16、キー入力部17、発券部18、レシート発行部19およびこれら全体を制御する制御部15から構成され、座席管理手段1と通信にて座席データファイル12の予約データをチェックしながら発券する)により切符20を購入する。この発券した時点で座席データファイル12の座席データは発券済みに変わり、切符の表面にその切符の座席番号とそれに関連する情報を印字し、さらに切符裏面の磁気媒体に座席情報(列車名、日付、区間、出発/到着時刻、車両番号、座席番号など)もしくはこの情報に紐つけする情報を記録する。
記録は、上記磁気媒体の代わりに切符に埋め込んだICチップなどの半導体メモリに記録させてもよいし、磁気媒体と半導体メモリの両方に記録内容を振り分けて記録させても良い。
また発券時に座席で受けることが出来るサービス内容や種類を切符や座席データファイルに記録させることも出来る。例えば、通常切符は、到着お知らせ、駅関連情報の提供および座席でのお買い物サービス、オプション1は、それに加えて好みの画像コンテンツを見ることが出来るサービスつき、オプション2は、オプション1に加えて、マッサージおよびマイナスイオン+リラクゼーション香料サービスつきなどである。
さらに、ポイントサービスについて、あらかじめ登録した自分の(ポイントに関する)ID識別番号を予約時もしくは発券時に伝えておけばその情報が切符や座席データファイルに紐付けされて記録されるので、改札手段を通した時点で図1のポイント登録手段6に登録することが出来る。ポイント登録手段6は、改札手段3の切符読み取り手段により読み取った(例えば)切符に記録した登録IDと乗車区間から乗車距離を演算してポイント加算するコンピュータである。区間データは、座席データファイル12の区間情報から引き出してきてもよい。このポイント加算方法は、従来のように改札横に設置したポイント加算機にポイント用のIDカードを通して加算するやり方に比べ改札を通すだけで自動登録されるので便利である。
さて、改札手段3は、座席管理手段1およびポイント登録手段6とリンクされていて、切符をこの改札を通すことで切符に記録された情報を読み取り座席の使用を確定するものであり座席データファイルの座席データを使用確定に変える。改札手段としては、通常の磁気読取装置や非接触ICカード(切符)読み取り装置などから構成する。
さらに、座席管理手段1は、列車内に設けたサブ座席管理手段7(これは、座席管理手段1を列車単位にミニチュア化したもので図4に示すように、制御部21と座席データファイル13とからなる)とリアルタイムにリンクしており、座席データファイル12の内容は座席データファイル13に連動している。このサブ座席管理手段7は、列車内に固定端末装置としておくことも出来るし、車掌や販売員の手持ち式の携帯端末として構成することも出来る。車掌が持つ場合は、現行の切符発券手持ち式端末にこの座席データ管理機能を付加したものとして、タッチパネル式の表示を採用し列車番号ごとに表示をめくれるように構成すれば座席の確認が容易になる。座席管理は、リアルタイム性を要求されるので無線通信によりデータの更新を出来るものとする。
さらに、座席サービス制御手段5は、図4に示すようにサブ座席管理手段7とリンクされ(あるいは図1に示すように座席管理手段1とリンクしてもよい)座席データファイル13を基にして、その座席データの内容を解析する座席利用データ解析部23、座席サービス手段4を制御する座席サービス手段入出力制御部24、到着駅案内、到着駅関連情報、乗り換え案内、列車内外の販売商品情報あるいは映画、ゲームなどのコンテンツ情報などの収集、生成、編集、蓄積、配信を制御する音声・画像データ生成・蓄積部25、携帯電話網10とのインターフェースを果たす携帯電話信号受信・応答制御部26、インターネット網9とのインターフェースを受け持つインターネット接続制御部27、およびクレジットカードなどで買い物をした場合のカード決済手段11との接続を可能にするカード決済手段接続部28とから構成する。
ここで、列車内や館内での携帯電話の使用について改善を図るため、座席設置室内を携帯電話信号から遮蔽して(この手段としては、例えば電話の使用周波数に合わせた妨害電波を発生させて遮断するなど)、あらかじめ携帯電話番号を申請登録していたお客には、この携帯電話信号受信・応答制御部26が室外機として電話信号を受付、座席サービス手段4の可聴範囲限定音声出力手段31や表示手段32にてだれだれさんから電話があったことやその伝言を知らせたり、また電話をかけた人には、今の状況(XX列車内であることなど)を知らせるサービスを行う。
さらに、座席サービス手段5は図5に示すように座席の椅子30と可聴範囲限定スピーカ31、入力機能を兼ねたタッチパネル式の表示機32、座席使用ランプ33、マイナスイオンや香り発生装置34、圧力や振動、揉む動作などを行う物理的圧力振動装置35とにより構成する。
また、切符の利用情報の読み取りやポイントの登録を改札手段3で行わず、座席に読取装置29を設けて行うことも可能である。
さらに、表示手段32などにより提供される到着後の駅周辺関連情報などを携帯電話や携帯端末の格納するために、表示手段32などにこれらの端末と通信が出来る赤外線通信やブルーツース仕様などの通信手段を設けることも出来る。
また、インターネットとリンクさせてそのコンテンツやメール配信などのサービスを表示手段32やスピーカ31を用いて行うことも出来る。さらに、すでに述べたように座席に居ながらにして、表示手段32に表示提供される販売商品をタッチパネルにて注文し、この座席と品名を販売員がサブ座席管理手段で知りリアルタイムで座席に届け、注文者は現金もしくは表示手段32に付加したカードリーダにクレジットカードを通してカード決済することで効率よく商品の販売と購入が出来る。
以上、顧客の立場に立ったサービスの提供が可能な座席管理方法およびその構成物、システムについて述べたが、これは一例であり本発明はこれに限定されるものではない。
また例として主に乗り物を取り上げたが、すでに述べた通り観劇等を含むあらゆる座席の管理に本発明は有効である。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、供給サイドではなく、真に顧客の立場に立ったパーソナルで高付加価値の座席サービスが可能となり、これからの座席管理システムに新局面を開くとともにその産業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す一例図
【図2】座席データファイルの一例
【図3】座席管理手段および発券手段の構成例
【図4】サブ座席管理手段および座席サービス制御手段の構成例
【図5】差席サービス手段の一例
【符号の説明】
1:座席管理手段 2:発券手段 3:改札手段 4:座席サービス手段 5:座席サービス制御手段 6:ポイント登録手段 7;サブ座席管理手段 8:座席予約手段 9:インターネット網 10:携帯電話網 11:カード決済手段 12、13:座席データファイル 14:制御部 15:制御部 16:標示部 17:キー入力部 18:発券部 19:レシート発行部 20:切符 21:レシート 22:制御部 23:座席利用データ解析部 24:座席サービス手段入出力制御部 25:音声・画像データ生成・蓄積部 26:携帯電話信号受信・応答制御部 27:インターネット接続制御部 28:カード決済手段接続制御部 29:切符読み取り手段 30:座席椅子 31:可聴範囲限定スピーカ 32:表示手段 33:座席使用ランプ 34:マイナスイオン・香料発生手段
本発明は、たとえば交通機関などの指定座席に座る人に対し、パーソナル(個別)サービスが提供できる座席管理システムすなわち、列車到着前に到着を個別に通知したり、到着地の関連情報を配信したり、切符の検札を省略したり、ポイント(マイル得点)を付与したり、座席にマッサージ機能を持たせたり、座席に居ながらにして物品の購入サービスを受けることができるなどの座席管理方法とその構成物、システムに関する。
【従来の技術】
従来、例えば特急列車など交通機関に乗車してその指定席に座る場合、座席全体へのサービスや列車運行側(供給サイド)のチェック業務(検札)はあったが、座席ごとに個別に利用者の立場に立ったサービスを行う仕組みはなかった。すなわち、列車到着のお知らせは従来、車内放送や、車両ごとの表示により行われていた。また、ワゴンサービスとしてワゴンに入れた物品の販売は、売れる売れないにかかわらずまた混雑具合にかかわらず一方的に実施していた。また、車掌による検札は一人一人手渡しにて切符を確認する方法で行っていた。この検札を合理化する技術の一例としては、特開平5−62037がある。この発明によれば、車掌が列車内を検札する必要をなくするために、列車内に自動発券検査機などを設けて切符が有効であれば切符にマークをしてその情報をホストコンピュータに送り座席情報を登録する。車掌はこの座席情報をチェックすることで検札を省略できる仕組みである。
しかしこの方法は、列車運行側(供給サイド)にはメリットがあるが、提供される側すなわち顧客にとってのメリットがない仕組みであり、現在実施されていない。
さらに乗り物以外の分野として例えば、映画、音楽、スポーツ、催し物などの座席に関しても、座席ごとに利用者個々がサービスを受けられる仕組み、技術はなかった。
【従来の技術】特開平5−62037
【発明が解決しようとする課題】
これからの時代は、顧客一人一人の満足を第一義にした製品やサービスの品質が求められる時代である。この観点に立てば、単なる供給側の論理でのビジネスは成功せず、一人一人の顧客満足を高める仕組みやその技術の提供が求められる。本発明は、かかる観点からなされたもので、座席に座る個々の顧客に個別のサービスを提供するものであり、従来にはない全く新規な課題である。例えば、列車到着のお知らせは従来、車内放送や、車両ごとに全体に知らせる表示により行われていたので、その駅で降りない人やその情報が必要ない人にも強制的に提供され、睡眠、会話、休息などを妨げていた。これを、例えば座席の枕部に可聴範囲が限定されたスピーカを組み込み、その座席利用者にだけ座席データファイルの座席利用データにもとづき到着5分前に、個別に「あと5分でXX駅に到着いたします。云々」と音声にて知らせたり、念のために寝ている人には座席に組み込んだ振動機にて揺り起こしたり、座席に備えた表示機に駅周辺の情報や乗り継ぎ情報を流すなどのサービスを提供するものである。また、従来ワゴンサービスとしてワゴンに入れた物品の販売を売れる売れないにかかわらずまた混雑具合にかかわらず一方的に供給サイドの理屈で行っており、すぐに欲しい人へのタイムリーな提供や販売効率面での改善は図られていない。また、上記従来技術 特開平5−62037ではたとえ、車掌の検札業務の合理化ができたとしても乗客の寝過ごしによる乗り過ごしの防止は図れないなど、乗客一人一人を対象にした個別サービスができる仕組みとその解決技術はなかった。本発明はかかる課題を解決する目的のためになされたもので、検札の合理化は無論のこと、到着前に個人ごとへの効果的な通知、到着地の駅周辺などの関連情報の提供、マイル会員へのポイントの自動付与、座席につけられた身体リラクゼーション機能、座席に居ながら物品販売提供をタイムリー且つ効率よく受けられるなど、座席データファイルを活用して個人別サービスを提供できる座席管理方法とその構成物に関するものである。
また、上記課題はすでに述べたように単に交通機関にとどまらずスポーツ、観劇などあらゆる場合の座席システムについても共通のものでありこれを限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を付与した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクした改札手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御・管理する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、切符予約時もしくは発券時に使用者のポイントサービスのために使用者の識別番号を切符情報に紐付けして記録しておき、改札手段を通過後ポイントを登録するポイント登録手段を付加したことを特徴とする上記座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、車掌の検札の合理化や物品販売に際して座席を確認するために座席管理手段とリンクした携帯型もしくは固定型のサブ座席管理手段を付加したことを特徴とする上記座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
さらに、座席利用情報もしくはそれに紐付けするための情報を切符に記録する手段として、磁気媒体およびまたは半導体メモリを切符に一体化したことを特徴とする。
さらに、座席で受けられるサービスの種類を切符および座席管理手段に記録させたことを特徴とする座席管理方法およびその構成物である。
さらに、座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を記録した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクさせて座席もしくはその近傍に設けた切符読み取り手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供する。
さらに、座席サービス手段としては、座席ごとに可聴範囲が限定された音声出力手段、物理的圧力発生手段、物理的振動発生手段、香り発生手段、マイナスイオン発生手段、表示手段、入力手段のいづれか一つ以上を有することを特徴とする。
さらに、座席サービス制御手段をインターネットとリンクさせて各種コンテンツの配信を可能にしたことを特徴とする。
さらに、座席設置空間を携帯電話の電波遮断空間として、予め携帯電話番号を座席管理手段に登録しておき、座席使用者が使用中は携帯電話の受信を上記記載の座席サービス手段にて知らせることを特徴とする座席管理方法およびその構成物である。
さらに、座席サービス手段の出力情報を携帯電話や携帯端末に伝送する手段を有することを特徴とするものである。
さらに、上記座席サービス手段を利用して物品の購入を行うことを特徴とする座席管理方法およびその構成物を提供するものである。
上記課題解決手段による作用は次のとうりである。
すなわち、座席データファイルに基づき、座席利用情報もしくはその紐付け情報を記録した切符を改札手段である改札ゲートを通すことあるいは座席近辺に取り付けた切符読み取り手段で読み取らせることによりその情報を座席データファイルに送ることによりその座席の使用が確定したとして座席データファイルに登録し、このデータファイル情報(使用日、列車名、乗車区間、座席番号、出発/到着時間など)に基づき座席サービス制御手段を介して座席サービス手段を構成する音声出力装置、振動発生装置や表示装置などにより到着前のお知らせや到着駅近辺のホテル、飲食店などの地図情報、乗り継ぎ案内などの提供を個々に受けることができる。
また、携帯電話などと座席サービス手段との間でデータのやり取りができるようにしておけばこれらの情報を携帯電話などに転送して後で活用することもできる。
また、予め提供サービスの種類が記録された切符を買えば、乗車区間中座席に備えられたマッサージや音声映像コンテンツなどの提供を個別に受けることもできる。
また、マイル会員などのポイント会員を切符購入時に登録しておけば別途マイル登録をせずとも改札手段などで切符を通した時点でポイント登録ができる。
また、携帯電話の電波遮断処理をした座席室を設け、且つ切符の予約時や発券時に携帯電話番号の登録をしておけば、座席に居るときに外部から電話がかかってきたときに携帯を鳴らすことなく座席サービス手段にてそのことを通知できたり、現在の状況を発信者に伝えたりできる。
また、座席サービス手段を構成する表示手段や入力手段を用いれば、その乗り物内や館内で販売している物品を注文した場合、注文者の座席がサブ座席管理手段によりわかるのですぐに販売員が品物を届けて購入できる。(従来のワゴンサービスは不要になり、顧客の要求に即した販売が可能で効率もよい)。それ以外の商品のインターネット販売も無論可能である。
また、座席サービス手段の表示手段の一部を用いて座席占有表示をすることにより車掌や他の乗客に一目で座席使用状況がわかるとともに、車掌の持つ携帯端末や固定端末(サブ座席管理手段)に上記座席データファイル情報をリアルタイムに送信することにより車掌は居ながらにして座席占有状況を把握できるので検札の合理化(検札レス)が図れ、販売員は注文をした座席を知ることができる。
【実施例】
本発明の一実施例を図面とともに説明する。図1は本発明の全体構成を示したものである。ここで、座席管理手段1(座席管理装置、以下手段は装置と同義語)は図2、図3にその一例を示すように座席データファイル12とコンピュータなどからなる制御部14とから構成されている。あらかじめ座席を予約する場合は図1の座席予約手段8により行う。この座席予約手段8は、例えばJRなどの座席予約システムがその例であるが、インターネットなどにより行うことも出来る。この座席予約手段8は座席管理手段1の座席データファイル12とリンクされている。図2は座席データファイルの一例であり例えばのぞみ10号の1号車から1列目を示す1番の座席、A,B,C,Dにそれらの席の予約状況や、後で述べるそれらの席の利用内容情報(日付、区間、出発/到着時刻、車両番号など)をデータとして・・・部に記録する。お客が切符を購入する場合、発券カウンタに行き図3に示すような発券手段2(この装置は、表示部16、キー入力部17、発券部18、レシート発行部19およびこれら全体を制御する制御部15から構成され、座席管理手段1と通信にて座席データファイル12の予約データをチェックしながら発券する)により切符20を購入する。この発券した時点で座席データファイル12の座席データは発券済みに変わり、切符の表面にその切符の座席番号とそれに関連する情報を印字し、さらに切符裏面の磁気媒体に座席情報(列車名、日付、区間、出発/到着時刻、車両番号、座席番号など)もしくはこの情報に紐つけする情報を記録する。
記録は、上記磁気媒体の代わりに切符に埋め込んだICチップなどの半導体メモリに記録させてもよいし、磁気媒体と半導体メモリの両方に記録内容を振り分けて記録させても良い。
また発券時に座席で受けることが出来るサービス内容や種類を切符や座席データファイルに記録させることも出来る。例えば、通常切符は、到着お知らせ、駅関連情報の提供および座席でのお買い物サービス、オプション1は、それに加えて好みの画像コンテンツを見ることが出来るサービスつき、オプション2は、オプション1に加えて、マッサージおよびマイナスイオン+リラクゼーション香料サービスつきなどである。
さらに、ポイントサービスについて、あらかじめ登録した自分の(ポイントに関する)ID識別番号を予約時もしくは発券時に伝えておけばその情報が切符や座席データファイルに紐付けされて記録されるので、改札手段を通した時点で図1のポイント登録手段6に登録することが出来る。ポイント登録手段6は、改札手段3の切符読み取り手段により読み取った(例えば)切符に記録した登録IDと乗車区間から乗車距離を演算してポイント加算するコンピュータである。区間データは、座席データファイル12の区間情報から引き出してきてもよい。このポイント加算方法は、従来のように改札横に設置したポイント加算機にポイント用のIDカードを通して加算するやり方に比べ改札を通すだけで自動登録されるので便利である。
さて、改札手段3は、座席管理手段1およびポイント登録手段6とリンクされていて、切符をこの改札を通すことで切符に記録された情報を読み取り座席の使用を確定するものであり座席データファイルの座席データを使用確定に変える。改札手段としては、通常の磁気読取装置や非接触ICカード(切符)読み取り装置などから構成する。
さらに、座席管理手段1は、列車内に設けたサブ座席管理手段7(これは、座席管理手段1を列車単位にミニチュア化したもので図4に示すように、制御部21と座席データファイル13とからなる)とリアルタイムにリンクしており、座席データファイル12の内容は座席データファイル13に連動している。このサブ座席管理手段7は、列車内に固定端末装置としておくことも出来るし、車掌や販売員の手持ち式の携帯端末として構成することも出来る。車掌が持つ場合は、現行の切符発券手持ち式端末にこの座席データ管理機能を付加したものとして、タッチパネル式の表示を採用し列車番号ごとに表示をめくれるように構成すれば座席の確認が容易になる。座席管理は、リアルタイム性を要求されるので無線通信によりデータの更新を出来るものとする。
さらに、座席サービス制御手段5は、図4に示すようにサブ座席管理手段7とリンクされ(あるいは図1に示すように座席管理手段1とリンクしてもよい)座席データファイル13を基にして、その座席データの内容を解析する座席利用データ解析部23、座席サービス手段4を制御する座席サービス手段入出力制御部24、到着駅案内、到着駅関連情報、乗り換え案内、列車内外の販売商品情報あるいは映画、ゲームなどのコンテンツ情報などの収集、生成、編集、蓄積、配信を制御する音声・画像データ生成・蓄積部25、携帯電話網10とのインターフェースを果たす携帯電話信号受信・応答制御部26、インターネット網9とのインターフェースを受け持つインターネット接続制御部27、およびクレジットカードなどで買い物をした場合のカード決済手段11との接続を可能にするカード決済手段接続部28とから構成する。
ここで、列車内や館内での携帯電話の使用について改善を図るため、座席設置室内を携帯電話信号から遮蔽して(この手段としては、例えば電話の使用周波数に合わせた妨害電波を発生させて遮断するなど)、あらかじめ携帯電話番号を申請登録していたお客には、この携帯電話信号受信・応答制御部26が室外機として電話信号を受付、座席サービス手段4の可聴範囲限定音声出力手段31や表示手段32にてだれだれさんから電話があったことやその伝言を知らせたり、また電話をかけた人には、今の状況(XX列車内であることなど)を知らせるサービスを行う。
さらに、座席サービス手段5は図5に示すように座席の椅子30と可聴範囲限定スピーカ31、入力機能を兼ねたタッチパネル式の表示機32、座席使用ランプ33、マイナスイオンや香り発生装置34、圧力や振動、揉む動作などを行う物理的圧力振動装置35とにより構成する。
また、切符の利用情報の読み取りやポイントの登録を改札手段3で行わず、座席に読取装置29を設けて行うことも可能である。
さらに、表示手段32などにより提供される到着後の駅周辺関連情報などを携帯電話や携帯端末の格納するために、表示手段32などにこれらの端末と通信が出来る赤外線通信やブルーツース仕様などの通信手段を設けることも出来る。
また、インターネットとリンクさせてそのコンテンツやメール配信などのサービスを表示手段32やスピーカ31を用いて行うことも出来る。さらに、すでに述べたように座席に居ながらにして、表示手段32に表示提供される販売商品をタッチパネルにて注文し、この座席と品名を販売員がサブ座席管理手段で知りリアルタイムで座席に届け、注文者は現金もしくは表示手段32に付加したカードリーダにクレジットカードを通してカード決済することで効率よく商品の販売と購入が出来る。
以上、顧客の立場に立ったサービスの提供が可能な座席管理方法およびその構成物、システムについて述べたが、これは一例であり本発明はこれに限定されるものではない。
また例として主に乗り物を取り上げたが、すでに述べた通り観劇等を含むあらゆる座席の管理に本発明は有効である。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、供給サイドではなく、真に顧客の立場に立ったパーソナルで高付加価値の座席サービスが可能となり、これからの座席管理システムに新局面を開くとともにその産業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す一例図
【図2】座席データファイルの一例
【図3】座席管理手段および発券手段の構成例
【図4】サブ座席管理手段および座席サービス制御手段の構成例
【図5】差席サービス手段の一例
【符号の説明】
1:座席管理手段 2:発券手段 3:改札手段 4:座席サービス手段 5:座席サービス制御手段 6:ポイント登録手段 7;サブ座席管理手段 8:座席予約手段 9:インターネット網 10:携帯電話網 11:カード決済手段 12、13:座席データファイル 14:制御部 15:制御部 16:標示部 17:キー入力部 18:発券部 19:レシート発行部 20:切符 21:レシート 22:制御部 23:座席利用データ解析部 24:座席サービス手段入出力制御部 25:音声・画像データ生成・蓄積部 26:携帯電話信号受信・応答制御部 27:インターネット接続制御部 28:カード決済手段接続制御部 29:切符読み取り手段 30:座席椅子 31:可聴範囲限定スピーカ 32:表示手段 33:座席使用ランプ 34:マイナスイオン・香料発生手段
Claims (11)
- 座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を付与した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクした改札手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御・管理する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
- 切符予約時もしくは発券時に使用者のポイントサービスのために使用者の識別番号を切符情報に紐付けして記録しておき、改札手段を通過後ポイントを登録するポイント登録手段を付加したことを特徴とする請求項1記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席管理手段とリンクした携帯型もしくは固定型のサブ座席管理手段を付加した請求項1,2記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席利用情報もしくはそれに紐付けするための情報を切符に記録する手段として、磁気媒体およびまたは半導体メモリを切符に一体化したことを特徴とする請求項1、2、3記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席で受けられるサービスの種類を切符および座席管理手段に記録させたことを特徴とする請求項1,2,3,4記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席データファイルを持つ座席管理手段と、前記座席データファイルとリンクさせて座席利用情報を記録した切符を発券する発券手段と、前記切符の使用を確定するために前記座席管理手段とリンクさせて座席もしくはその近傍に設けた切符読み取り手段と、座席ごとに取り付けた座席サービス手段と、前期座席管理手段の情報に基づき座席サービス手段を制御する座席サービス制御手段とから構成したことを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
- 座席サービス手段として、座席ごとに可聴範囲が限定された音声出力手段、物理的圧力発生手段、物理的振動発生手段、香り発生手段、マイナスイオン発生手段、表示手段、入力手段のいづれか一つ以上を有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席サービス制御手段をインターネットとリンクさせて各種コンテンツの配信を可能にしたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7記載の座席管理方法およびその構成物。
- 座席設置空間を携帯電話の電波遮断空間として、予め携帯電話番号を座席管理手段に登録しておき、座席使用者が使用中は携帯電話の受信を請求項7記載の座席サービス手段にて知らせることを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
- 座席サービス手段の出力情報を携帯電話や携帯端末に伝送する手段を有することを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
- 請求項7記載の座席サービス手段を利用して物品の購入を行うことを特徴とする座席管理方法およびその構成物。
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- 2003-01-08 JP JP2003035810A patent/JP2004213597A/ja active Pending
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