JP2004213569A - 有料道路料金支払方法、サーバ、プログラム - Google Patents

有料道路料金支払方法、サーバ、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004213569A
JP2004213569A JP2003002550A JP2003002550A JP2004213569A JP 2004213569 A JP2004213569 A JP 2004213569A JP 2003002550 A JP2003002550 A JP 2003002550A JP 2003002550 A JP2003002550 A JP 2003002550A JP 2004213569 A JP2004213569 A JP 2004213569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
toll
payer
gate
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003002550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4098635B2 (ja
Inventor
Yuji Yamauchi
勇司 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003002550A priority Critical patent/JP4098635B2/ja
Publication of JP2004213569A publication Critical patent/JP2004213569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4098635B2 publication Critical patent/JP4098635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

【課題】有料道路の利用をノンストップ・キャッシュレスで行なえると共に、有料道路利用後であっても料金支払者の変更を可能にする。
【解決手段】撮影カメラ5が、入口ゲート1または出口ゲート2を車両3が通過する際、そのナンバープレートを撮影し、処理装置6が画像認識して車両ナンバーを識別し、これをサーバ10に送る。キャッシュレス利用制御部14は、この車両ナンバーが登録車両マスター11に登録されていれば、ゲート通過を許可し、利用記録部15が、当該車両3の高速道路利用状態を利用ジャーナル13に記録する。支払者変更部16は、車両3が有料道路を利用したときから、携帯電話会社に対して料金回収代行を依頼する特定日(例えば、月末締め等)までの期間中であれば、いつでも、料金支払者を変更させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有料道路の利用をノンストップ・キャッシュレスで行なえる料金支払方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速道路、自動車専用道路、橋などの有料道路の料金の支払いは、入口で通行証を受け取り、出口で現金またはキャッシュカードもしくは所謂ハイウェイカード等により、支払う方法が殆どであった。しかしながら、この様な方法では、入口、出口において一旦車を停止する必要があり、交通渋滞を引き起こす原因となり、また支払いに手間が掛かり面倒であった。
【0003】
これに対して、近年、高速道路等の有料道路における料金所での料金徴収を、ノンストップ、キャッシュレスで行うことができるシステム、所謂ETC(Electronic Toll Collection System)等が導入されつつある。
【0004】
このETCでは、各自動車に専用端末(ETC車載器)を搭載させ、自動車が料金所を通過する際に、各料金所のETCゲートに設置されたアンテナとETC車載器との路車間通信によって自動的に通行料金を決済する。
【0005】
このように、ETCは渋滞緩和の一助となるが、一方で利用者にはETC車載器の購入/取付けという負担が掛かる。
これに対して、従来、例えば特許文献1、特許文献2に記載の発明が提案されている。
【0006】
特許文献1記載の発明では、上記専用端末(ETC車載器)を設ける必要なく、普及率が高い携帯電話を利用して、ノンストップ、キャッシュレスの料金徴収を実現する手法を提案している。この発明では、有料道路の入口、出口に携帯電話の無線基地局を設け、無線基地局からの報知信号に対して、通行する車両の乗員が携帯する携帯電話から送信される位置登録信号によって入口、出口の通過を判別し、有料道路利用料金を算出し、携帯電話を特定するID番号(位置登録信号に含まれる)に基づいて、携帯電話の所有者に料金を請求する。
【0007】
また、特許文献2記載の発明では、まず、有料道路の入口、出口に設置された撮影カメラによって、通行する車両の車両番号等(記号)を撮影し、この撮影情報をパターン認識装置が認識してコンピュータに伝達する。そして、このコンピュータの指令に基づいて、記号に対応した預金口座又は貯金口座から、自動的に引き落としを実現する手法を提案している。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−7562号公報
【特許文献2】
特開2000−235694号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、何れにおいても、支払者が固定的となってしまうという問題があった。つまり、現実には、例えば、後から、他の人(同乗者等)に支払わせたいと考える場合も有り得るが、後から支払者を変更することはできなかった。
【0010】
すなわち、上記特許文献2記載の発明では、料金支払者が、固定的に、車両所有者となってしまい、また、特許文献1記載の発明も、料金支払者が、固定的に、無線基地局とのやりとりを行なった携帯電話の所有者となってしまい、後から変更することはできなかった。
【0011】
また、ETCシステムも、予め引き落とし口座が決定されているので、自動的に、決められた口座から引き落とされてしまうので、料金支払者が、固定的となり、後から変更することはできない。
【0012】
特に、上記特許文献2記載の発明の場合、料金支払者が固定的に車両所有者となってしまうので、例えば他人から借りた自動車等であった場合、不都合が生じてしまう。また、ETCシステムの場合には、他人から借りた自動車等であっても、ETCカードを入れ替えれば対応できる。しかし、逐一入れ替えるのは面倒であるし、入れ替えを忘れる場合もある。あるいは、ETCカードを持っていない場合もあるし、持っていても携帯し忘れる場合もあるし、ETCカードを入れ替え後、上記他人に返却する際に、元に戻しておくのを忘れる場合等も有り得る。更に、この場合でも、料金支払者は、高速道路利用時のETCカードの所持者に固定されてしまい、後から例えば同乗者等に変更することはできない。
【0013】
本発明の課題は、有料道路の利用をノンストップ・キャッシュレスで行なえると共に、有料道路利用後であっても料金支払者の変更を可能にする有料道路料金支払方法等を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の有料道路料金支払方法は、有料道路の各入口/出口に設けられるゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報を取得して、該情報をサーバに送信するステップと、該サーバにおいて、前記情報と、予め登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するステップと、前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録するステップと、前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させるステップと、を有する。
【0015】
上記有料道路料金支払方法では、有料道路の各入口/出口において、通過する車両またはその搭乗者を特定する情報を取得して、この情報に基づいて、通行許可/不許可を判定・指示する。つまり、ノンストップ・キャッシュレスで有料道路を利用可能とする。そして、予め登録されている利用者をデフォルトの料金支払者とすると共に、実際に料金回収を行なう特定日までの期間中であれば、何時でも、料金支払者を変更可能とすることを特徴とする。
【0016】
料金回収を行なう特定日とは、例えば、現在、携帯電話会社によって提供されている料金代理回収サービスを利用する場合には、携帯電話会社の料金回収代行の締め日となる。この場合、利用者情報には、その利用者の携帯電話の電話番号が登録されており、この携帯電話番号を用いて、料金徴収を行なうことになる。そして、料金支払者を変更する場合には、記録されているデフォルトの料金支払者の電話番号を、変更支払者の携帯電話番号に変更することになる。
【0017】
通常、携帯電話会社の料金回収代行の締め日は、例えば月末締め等のように1ヶ月単位であるので、最長1ヶ月近くの期間、料金支払者の変更が可能となる。よって、例えば運転者以外の同乗者に料金を支払わせたい場合等でも、有料道路を利用した日に性急に決める必要なく、後からゆっくりと支払者を決めて、支払者を変更すれば済むようになる。また、デフォルトの支払者が予め登録されているので、料金が回収できなくなるような事態は起こらない。
【0018】
また、上記有料道路料金支払方法において、例えば、前記通過車両を特定する情報は、前記各ゲートを通過する車両のナンバープレートを撮影して、該撮影画像を画像認識することによって得られた車両ナンバーであり、前記利用者情報は、車両ナンバーと利用者の携帯電話番号とを対応付けた情報である。
【0019】
予め、利用者が、少なくとも自己の車両の車両ナンバーと携帯電話番号とを登録しておくことで、各ゲートにおいて、利用者は、特に何もしなくても、ノンストップ・キャッシュレスで通行することができると共に、対応する携帯電話番号を用いて、携帯電話会社の料金回収代行サービスを利用して、料金支払いを行なうことができる。
【0020】
また、例えば、前記料金支払者の携帯電話番号を変更させるステップは、利用者端末から入力された車両ナンバーと利用日をキーにして前記利用ジャーナルを検索し、該当するデータを区間毎に前記利用者端末に表示させ、区間毎に料金支払者の携帯電話番号を変更させ、変更された携帯電話番号が登録済みであるか否かを判定し、登録済みである場合には変更可能として更に変更された携帯電話番号の携帯電話に対して電子メールによって確認をとり、変更を承諾された場合に前記料金支払者の携帯電話番号を変更させるようにしてもよい。
【0021】
上記のように、料金支払者の変更は、各区間毎に行なうことができ、細かく変更することができる。また、変更対象者には、電子メール等で確認をとるので、勝手に料金支払者にされてしまうことはない。
【0022】
また、本発明によるサーバは、有料道路の各入口/出口に設けられる各ゲートと、ネットワークを介して接続したサーバにおいて、予め利用者情報を登録する利用者情報登録手段と、任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記利用者情報記憶手段に登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するキャッシュレス利用制御手段と、前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する利用記録手段と、前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる支払者変更手段とを有するように構成する。
【0023】
なお、上述した本発明の各構成により行なわれる機能と同様の制御をコンピュータに行なわせるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から、そのプログラムをコンピュータに読み出させて実行させることによっても、前述した課題を解決することができる。つまり、本発明は、このようなプログラム自体としても構成することができるし、当該プログラムを記録した記録媒体(特に可搬型記録媒体)として構成することもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例による有料道路料金支払方法を実現するシステム全体を概略的に示す図である。
【0025】
尚、以下に述べる実施の形態では、有料道路として高速道路を例にして説明するが、これに限るわけではない。有料道路には、自動車専用道路、観光用道路等、様々なものがあり、有料である為に料金徴収が必要な道路(道路には、橋、トンネル等も含まれる)は、全て本発明の対象となる。また、本発明における“携帯電話”とは、携帯電話だけでなく、PHS等も含むものであり、携帯型の電話機全般を意味するものとする。また、以下に述べる実施の形態では、車両ナンバーによって利用者を特定し、携帯電話番号に基づいて料金徴収を行なう場合を例にするが、これに限るものではない。
【0026】
本例によるシステムでは、高速道路の全ての料金所のゲートに、各々、撮影カメラ5と、この撮影カメラ5に接続した処理装置6を設置している。ここでは、ある車両3が高速道路に進入する際に利用する任意のインターチェンジのゲートを入口ゲート1、高速道路から出る際に利用する任意のインターチェンジのゲートを出口ゲート2として説明する。
【0027】
撮影カメラ5は、入口ゲート1または出口ゲート2を車両3が通過する際、そのナンバープレートを撮影する。上記処理装置6には、撮影カメラ5で撮影した画像を認識して、車両ナンバーを識別する認識機能と、ネットワーク7(例えば何等かの専用線)に接続して、サーバ10(コンピュータ)と通信する通信機能が設けられている。また、ここでは、処理装置6は、更に、ゲートの開閉を制御する機能も備えるものとして説明するが、ゲートの開閉を制御する装置が別途存在する構成の場合には、後述するサーバ10からのゲート開閉指示は、この制御装置に対して行なわれる。
【0028】
処理装置6は、ネットワーク7を介して、上記認識結果をサーバ10に通知し、また、サーバ10からの通過・許可/不許可の指示に応じて、ゲートの開閉を制御する。尚、ここでは、撮影カメラ5、処理装置6は、“ゲート”に含むものとして扱う場合もある。
【0029】
サーバ10は、例えば、有料道路を管理・運営する業者(例えば道路公団等)が運用するWebサーバ等である。サーバ10は、予め登録される登録車両マスター11、及び料金マスター12をデータベースに保持しており、また登録車両マスター11に登録されている車両が、実際に高速道路を利用する際には、利用ジャーナル13を作成して、データベースに格納する。尚、登録車両マスター11は、利用者情報登録手段の一例である。
【0030】
また、サーバ10は、公衆回線網、インターネット、携帯電話網等を含むネットワーク8に接続しており、このネットワーク8を介して、携帯電話会社のシステム4や、上記登録車両マスター11に登録している利用者または料金支払変更対象者の携帯電話9(またはパソコン等の情報処理装置)と通信可能となっている。そして、サーバ10は、例えば上記作成した利用ジャーナル13に基づいて、携帯電話会社のシステム4に対して、ネットワーク8を介して、高速道路利用料金の徴収代行を依頼する。
【0031】
また、サーバ10は、上記登録車両マスター11に登録している利用者または料金支払変更対象者の携帯電話9との間で、ネットワーク8を介して、電子メールの送受信を行う。更に、サーバ10は、特に図示しないが、本例による有料道路料金支払サービスを受けることができるようにする為の登録を行なわせるホームページまたは携帯電話用のホームページ(簡易ホームページ)を、ネットワーク8上で公開するWeb機能を有している。
【0032】
また、サーバ10は、キャッシュレス利用制御部14、利用記録部15、及び支払者変更部16を有する。
キャッシュレス利用制御部14は、任意の入口/出口ゲートの処理装置6から、上記認識した車両ナンバーが送られてくると、これが上記登録車両マスター11に登録されているか否かによって上記車両3の通過を許可するか否かを判定して、判定結果に応じて、上記車両3のゲート通過の許可または不許可を上記処理装置6に通知して、ゲートの開閉を制御させる。つまり、キャッシュレス・ノンストップの有料道路利用を実現する。
【0033】
利用記録部15は、各車両3毎に、有料道路の利用状況の記録を行なう。これは、任意の車両3が任意の入口ゲート1と出口ゲート2を通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、料金マスター12を参照して、利用料金を算出する。そして、上記登録車両マスター11に登録されている利用者の携帯電話番号を、デフォルトの料金支払者の携帯電話番号とし、上記利用料金、利用開始/終了地点情報、及び利用日等と共に、利用ジャーナル13に記録する。
支払者変更部16は、上記車両3が有料道路を利用したときから、携帯電話会社に対して料金回収代行を依頼する特定日(例えば、月末締め等)までの期間中、利用ジャーナル13に記録されているデフォルトの料金支払者から、任意の者へと、料金支払者を変更させるためのサービスを、ホームページ上で提供する。尚、料金支払者を変更後に、更に別の支払者へと変更することも可能である。また、高速道路利用中でも、料金支払者の変更を行なうことができるように構成してもよい。
【0034】
通常、携帯電話会社の料金回収代行の締め日は、例えば月末締め等のように1ヶ月単位である。よって、最長1ヶ月近くの期間、料金支払者の変更が可能となる。これによって、例えば運転者以外の同乗者に料金を支払わせたい場合等でも、有料道路を利用した日に性急に決める必要なく、後からゆっくりと支払者を決めて、支払者を変更すれば済むようになる。また、デフォルトの支払者が決まっているので、料金が回収できなくなるような事態は起こらない。
【0035】
尚、上記“任意の者”といっても、少なくとも携帯電話を所有している者である必要がある。更に、サーバ10に会員登録している者であったほうが、より望ましい。
【0036】
詳しくは、以下に説明する。
まず、本例による有料道路料金支払サービスを利用できるようにする為に、利用者は、例えば図2に示すように、予め任意のときに、自己が所持する情報処理端末を用いて、上記サーバ10が提供する会員登録用のホームページにアクセスして(ステップS1)、このホームページ上で提供される所定の入力フォームに従って、会員登録の為に必要なデータを入力する(ステップS2)。
【0037】
更に、サーバ10側では、入力されたデータをチェックして、記入漏れ等の問題がなければ、新規会員登録処理を実行する。すなわち、入力されたデータをデータベースに格納し、この登録ユーザに対してログインIDを割り当てて上記情報処理端末に通知すると共に、ユーザに任意のパスワードを設定させる。そして、ログインIDとパスワードを、上記登録データに対応付けて記録しておく。後に、ユーザが、登録データを変更する場合や、後述する料金支払者変更を行なう場合には、ログインIDとパスワードを入力する必要がある。
【0038】
上記ユーザの情報処理端末は、携帯電話であってもよいし、パソコン等であってもよいが、以下の説明では、携帯電話を用いる場合を例にして説明する。
図3は、上記ステップS3でサーバ10のホームページにアクセスしたときに携帯電話のディスプレイに表示される会員登録用画面の一例を示す図である。
【0039】
尚、当該ホームページは、サーバ10に限らず、他の任意のWebサーバが公開する構成であってもよいが、その場合には、登録内容をサーバ10に転送する必要がある。
【0040】
図3に示す会員登録用画面20では、登録する車両の車両ナンバー21、利用者氏名22(デフォルトの支払者名)、その携帯電話番号23、eメール(電子メール)アドレス24、住所25等を入力させる。これらの各項目を入力したら、最後に、「登録」26をクリックすることで、上記有料道路料金支払サービスを利用できるようにする為の会員登録作業が終了する。
【0041】
また、車両ナンバーを入力しなくても、会員登録することもできる。例えば自己の車両を所有しない者であっても、会員登録することができる。これは、後述する料金支払者の変更処理において、変更対象者を確認する際(図6のステップS37の処理)に用いられる。尚、後述するように、会員登録していない者を変更対象者にすることも可能であるが、会員登録されていれば、より安全・確実に、料金支払者の変更を行なえる。
【0042】
サーバ10側では、上記登録作業によって入力されたデータを、登録車両マスター30に格納する。
登録車両マスター30は、例えば、図4(a)に示す例では、車両ナンバー31、利用者氏名32、eメールアドレス33、割引率34、住所35、利用可・不可フラグ36、携帯電話番号37、etc.である。割引率34は、サーバ10の管理者側で任意に設定する、有料道路料金の割引率である。利用可・不可フラグ36は、通常は、ON(利用可)になっているが、例えば過去に本サービスを利用したが料金未払いになっている場合や、登録した携帯電話番号37の携帯電話の契約解除が行なわれた場合等に、フラグをOFF(利用不可)にする。この為に、サーバ10は、例えば定期的に、携帯電話会社のシステム4に対して、料金滞納がないか否か、登録された携帯電話が契約解除されていないか否か等を問い合わせ、問い合わせ結果に基づいて利用可・不可フラグ36を更新する。
【0043】
また、サーバ10のデータベースには、予め、例えば図4(b)に示すような料金マスター40が登録されている。料金マスター40には、開始地点41、終了地点42、開始地点41−終了地点42間の利用料金43が格納される。つまり、一般的に知られている高速道路料金表と同様に、高速道路の全てのインター間の組合せについて、各インター間の利用料金が格納されている。また、一般的に知られている高速道路料金表と同様に、利用料金は、大型車/普通車/二輪車等の車種別に格納されていてもよい。
【0044】
登録された車両が、実際に、高速道路を利用するときには、上記車両マスター30、料金マスター40を用いて、後述する図5の処理を実行し、利用ジャーナルを作成する。例えば、図4(c)に示す利用ジャーナル50は、車両ナンバー51、利用日付52、支払金額53、高速利用開始時間54、高速利用開始地点55、高速利用終了時間56、高速利用終了地点57、利用料金58、料金支払者携帯番号59、変更支払者携帯番号60、確認状態61の各データ項目よりなる。
【0045】
利用ジャーナル50の作成過程については、以下の図5の説明において述べる。
図5は、本例による有料道路料金支払方法を実現するシステムにおける処理手順を説明する為のフローチャート図である。
図5においてサーバ10が実行する処理は、主に、上記キャッシュレス利用制御部14、利用記録部15、支払者変更部16によって実現される。
【0046】
同図において、高速道路を利用しようとする車両3が、任意のインターチェンジの入口ゲート1を通過しようとするとき、まず、撮影カメラ5によって当該車両3のナンバープレートを撮影する。尚、撮影カメラ5は、例えばディジタル画像を撮影するカメラである。次に、撮影カメラ5によって撮影されたディジタル画像は、処理装置6に送られて、処理装置6において画像認識処理を実行して、車両ナンバーを識別する(ステップS11)。尚、車両ナンバーの認識技術は、既存技術であるので、特に説明しない。
【0047】
また、尚、ゲートに処理装置6を設けずに、撮影カメラ5によって撮影されたディジタル画像を直接、サーバ10に送信し、サーバ10において画像認識処理を実行する構成としてもよい。
【0048】
次に、処理装置6は、識別した車両ナンバー・データを、ネットワーク7を介して、サーバ10に送信する。その際、予め処理装置6に登録されている当該インターチェンジの名称等も一緒に送信する。
【0049】
サーバ10は、登録車両マスタ30を参照して、この車両ナンバーが登録済みであるか否かを確認する(ステップS12)。そして、登録済みである場合には通過OK、未登録である場合または利用可・不可フラグ36がOFFになっている場合には通過NGと判定して、判定結果を処理装置6に通知する(ステップS13)。
【0050】
処理装置6は、通過NGが通知されてきた場合には、ゲートを閉じる制御を行なうことにより(ステップS14)、この車両3を通過させないようにする。この場合には、この車両3は、他の一般のゲートを利用することになる(通常利用)。
【0051】
尚、上記説明では、通過NGのときにゲートを閉じる例を挙げたが、これとは逆に、通常時はゲートは閉じており、「通過OK」と判定した場合に、その旨を処理装置6に通知して、ゲートを開ける制御を行なわせるようにしてもよい。
【0052】
一方、通過OKと判定した場合には、新たな利用ジャーナル50の作成を開始する。すなわち、まず、上記処理装置6から送られてきた車両ナンバー、インターチェンジの名称を、それぞれ、車両ナンバー51、高速利用開始地点55に格納する。また、登録車両マスター30から、上記認識された車両ナンバーに対応する携帯電話番号37を取得して、これを料金支払者携帯番号59に格納する。更に、カレンダー機能、時計機能に基づいて、本日の日付を利用日付52に格納し、現在時刻を高速利用開始時間54に格納する(ステップS15)。
【0053】
そして、車両3を入口ゲート1を通過させると共に、上記認識された車両ナンバーに対応する携帯電話番号37の携帯電話に対して、高速道路の利用開始があった旨を電子メールにより通知する(ステップS16)。これによって、例えば、自己の自動車を他人に貸した利用者等が、高速道路の利用があったことを知ること等ができる。
【0054】
その後、車両3は、高速道路を走行し、目的地のインターチェンジに到着すると、出口ゲート2に設けられる撮影カメラ5と処理装置6によって、ステップS11の処理と同様に、ナンバープレートの撮影、認識を行なって、認識結果と当該出口のインターチェンジの名称等を、サーバ10に通知する(ステップS21)。
【0055】
この通知を受けたサーバ10は、利用ジャーナル50を検索して、当該車両3が入口ゲート1を通過した際に作成されているはずの利用ジャーナルを探し出す。つまり、通知された車両ナンバーと一致する車両ナンバー51を有するデータが存在するか否かを検索する(ステップS22)。
【0056】
もし当該車両3に対応する利用ジャーナルが作成されていないならば、ステップS23で「通過NG」と判定し、通過NGを出口ゲート2の処理装置6に通知する。処理装置6は、ゲートを閉じる制御を行なって、当該車両3のゲート通過を阻止する(ステップS24)。この場合には、この車両3は、他の一般のゲートを利用することになる(現金、クレジットカード、ハイウェイカード等により支払う)。
【0057】
一方、もし当該車両3に対応する利用ジャーナル50が作成されていたならば、ステップS23で「通過OK」と判定し、この利用ジャーナル50の高速利用終了時間56に現在時刻を記録すると共に、上記出口のインターチェンジ名称を、高速利用終了地点57に記録する(ステップS25)。また、出口ゲート2の処理装置6に、通過OKを通知してもよい(通知しなくてもよい)。
【0058】
これは、入口ゲート1でも同様であるが、通常時はゲートを閉じていて、車両を通過させるときのみゲートを開く構成である場合には、通過OKを通知することで、処理装置6によってゲートを開く制御を行なわせる。その逆に、通常時はゲートを開けていて、通過許可しない車両があった場合のみ、ゲートを閉じる構成であった場合には、通過OKを通知しなくてもよい。
【0059】
そして、利用ジャーナル50の高速利用開始地点55と高速利用終了地点57のデータを用いて、料金マスター40を参照することにより、利用料金を求めて、これを利用ジャーナル50の利用料金58に記録する(ステップS26)。また、更に、登録車両マスター30において割引率34が存在する場合には、上記利用料金に割引を行なうことで、実際の支払金額を求め、これを支払金額53に記録する。割引率34が無い場合には、利用料金がそのまま支払金額となる。以上の処理で、この車両3に関する利用ジャーナル50が完成する。尚、変更支払者携帯番号60及び確認状態61は、後に説明する支払者の変更が行なわれた場合に記録される。
【0060】
最後に、登録車両マスター30の携帯電話番号37の携帯電話に対して、電子メールによって、利用料金(支払金額)を通知して(ステップS27)、車両3が出口ゲート2を通過する際の処理を終了する。
【0061】
その後、携帯電話会社のシステム4に対して、上記作成した利用ジャーナル50に基づいて、料金支払者の携帯電話番号と利用料金(支払金額)を通知して、料金の代理回収を依頼するが(ステップS28)、ステップS27の処理後に直ちに料金の代理回収を依頼するのではなく、特定日にまとめて請求処理を実行する。そして、車両3が高速道路を利用したときから、締め日(例えば月末)までの間であれば、ユーザは好きなときに、料金支払者を変更することができるようにすることが、本発明の特徴の1つである。
【0062】
以下、料金支払者の変更処理について、図6、図7を参照して説明する。
図6は、料金支払者の変更処理を説明する為のフローチャート図である。
まず、上記ステップS1,2の処理によって登録車両マスター30に登録済みの利用者が、自己の携帯電話から、サーバ10が提供するホームページにアクセスする(ステップS31)。特に図示しないが、このホームページのトップページには、様々なメニューが表示され、その中に「料金支払者変更」メニューが存在する。利用者が、この「料金支払者変更」を選択・指定すると、ログインID、パスワードの入力画面が表示される。利用者が、上記登録時に与えられているログインID/パスワードを入力すると、携帯電話のディスプレイには例えば図7(a)に示す検索画面70が表示される。
【0063】
ユーザは、検索条件として、この検索画面70上の車両ナンバー71、利用日72の入力領域に、所望の車両ナンバー、日付を入力して、「検索」73をクリックする。尚、車両ナンバー71は、デフォルトで自動的に、登録車両マスター30における当該利用者の携帯電話番号37が表示されるようにしてもよい。
【0064】
サーバ10は、入力された車両ナンバー及び利用日をキーにして、利用ジャーナル50を検索し(ステップS32)、一致するデータがあるか否かを判定する(ステップS33)。
【0065】
もし、利用ジャーナル50に、一致するデータが存在しない場合には(ステップS33,NO)、ユーザの携帯電話のディスプレイに例えば「該当するデータがありません。検索続行しますか?」等のメッセージを表示させて、ユーザに選択させる。もしユーザが検索続行を指定した場合には(ステップS34,YES)、ステップS32の処理に戻り、新たな車両ナンバー71、利用日72を入力させる。もし、検索続行しないならば(ステップS34,NO)、当該処理は終了する。
【0066】
一方、もしステップS32の検索処理の結果、データが存在すると判定された場合には(ステップS33,YES)、例えば図7(b)のような検索結果表示/変更画面80を携帯電話のディスプレイに表示させる(ステップS35)。
【0067】
図7(b)に示す検索結果表示/変更画面80には、検索ヒットした各データ毎に、区間81、料金82、支払者携帯番号83が表示される。検索ヒットしたデータが複数ある場合には、各データ毎にページを切り替えて表示させるものであり、「前頁」84、「後頁」85によってページを切り替える。上記図5の処理の通り、利用ジャーナル50は、各利用区間毎に作成され、保存されている。例えば、あるユーザが、同日に、例えば有料道路Xの区間A−Bと、有料道路Yの区間C−Dと、有料道路Xの区間E−Fを利用した場合、この3つの区間に対して各々利用ジャーナル50が作成・保存されている。A,B,・・・Fは、各々、インターチェンジ名称である。尚、図7(b)に示す例では、区間のみ表示されるが、その有料道路名も表示してもよい。これに伴って、利用ジャーナル50にも、図4(c)には示していないが、有料道路名を記録してもよい。
【0068】
区間81には、その利用ジャーナル50における高速利用開始地点55及び高速利用終了地点57が表示される。料金82には、支払金額53が表示される。支払者携帯番号83には、デフォルトでは、料金支払者携帯番号59が表示されるが、これは変更可能となっている。利用者は、料金支払者を変更したい区間のデータを表示させている状態で、支払者携帯番号83の欄に、自己に代わって料金支払いを行なって欲しい者が所有する携帯電話の電話番号を入力し、「変更」86をクリックする(ステップS36)。
【0069】
この入力に応じて、サーバ10は、まず、入力された携帯電話番号が、会員登録されている者の携帯電話の番号であるか否かを判別する為に、登録車両マスター30を参照して、携帯電話番号37が入力された携帯電話番号と同一であるデーが存在するか否かを検索する。もし、会員登録されていない場合には(ステップS37,NO)、携帯電話のシステム4に問い合わせて、入力された携帯電話番号が有効に存在するか否かを確認する(ステップS44)。そして、例えば、入力された携帯電話番号が存在しない場合や、存在していても例えば料金滞納等により利用停止状態となっている場合等には、ステップS45において“無効”と判定して、変更不可である旨をユーザに通知する(ステップS46)。通知の方法は、電子メールであってもよいし、検索結果表示/変更画面80上に表示してもよい。そして、料金支払者の情報を、デフォルトの携帯電話番号に戻し(ステップS47)、当該処理を終了する。
【0070】
尚、料金支払いの変更対象者を、予め会員登録されている者に限る構成としてもよい。
一方、入力された携帯電話番号が登録車両マスター30に登録されている場合、若しくは登録されていなくても、携帯電話のシステム4に問い合わせた結果、ステップS45において“有効”と判定された場合には(ステップS45,YES)、続いて、利用ジャーナル50の更新を行なう。これは、上記入力された携帯電話番号を、変更支払者携帯番号60に記録する。
【0071】
そして、変更支払者携帯番号60の携帯電話に対して、電子メールにより、支払者変更の要請があった旨を通知する(ステップS39)。通知内容は、要請した人(つまり、利用者氏名32)、車両ナンバー51、利用日付52、利用区間、支払金額53等と共に、支払者変更に同意するか否かを問うメッセージを表示する。
【0072】
この通知を受けた変更対象者は、「同意する」または「同意しない」旨を記載した返信メールを送信する。サーバ10は、この返信メールの内容を解析して、同意/非同意を判定し、同意であった場合には(ステップS41,YES)、その利用ジャーナル50の確認状態61に、同意した旨を記録する(ステップS48)。一方、同意しない場合には(ステップS41,NO)、上記支払者変更を要請した利用者の携帯電話に対して、変更要請が拒否された旨を電子メールで通知すると共に(ステップS42)、利用ジャーナル50の変更支払者携帯番号60に記録した携帯電話番号を消去する(ステップS43)。
【0073】
後にステップS28の請求処理を実行する際に、サーバ10は、変更支払者携帯番号60に電話番号が記録されていない場合には、デフォルトの支払者、すなわち料金支払者携帯番号59に対して料金請求する。また、変更支払者携帯番号60に電話番号が記録されていても、確認状態61に同意した旨が記録されていない場合にも(変更対象者が返信メールを送信しなかった場合等に起こり得る)、料金支払者携帯番号59に対して料金請求する。変更支払者携帯番号60に電話番号が記録されていて且つ確認状態61に同意した旨が記録されている場合には、変更支払者携帯番号60に対して料金請求する。
【0074】
尚、ステップS40の処理は、返信メールに基づいて行なう例に限らない。例えば、サーバ10側で、予め、変更承認用のホームページを用意しておき、ステップS39においてこの変更承認用ホームページのURLと、ID、パスワード等を通知する。ID、パスワードは、変更対象となる利用ジャーナル50に対応付けられており、変更対象者が変更承認用ホームページにアクセスして、ID、パスワードを入力すると、対応する利用ジャーナル50の内容が表示されると共に、同意/非同意を入力できるように構成してもよい。
【0075】
上述したように、本例の有料道路料金支払方法によれば、有料道路利用中に限らず、利用後であっても、締め日までの間であれば、いつでも、簡単に、支払者を変更することができるので、ユーザは、特に急ぐことなく、後からゆっくりと考えて、最終的な料金支払者を確定させることができる。
【0076】
また、上述した処理によれば、メール等により変更支払者に確認を取っているので、ユーザが、自分勝手に、同意していない者や、全くの他人を、変更支払者とすることはできない。基本的には、事前に、同乗者等と協議のうえ、同意をとっている場合に限り、支払者を変更することができるようになっている。
【0077】
また、上記の通り、本発明の特徴は、現在、携帯電話会社等によって提供されている、様々な料金の代理回収サービスの利用を前提として、通常、利用日から締め日までにある程度の期間があることに着目して、この期間中であれば、いつでも自由に支払者を変更することができるようにしたものであるので、例えば、車両3が各ゲートをノンストップ・キャッシュレスで通過できるようにする手法は、上記ナンバープレートを撮影・認識する手法に限るものではない。道路公団等のサーバ10に、事前に、当該サービス利用者の携帯電話番号等の必要な情報を登録しておくものであれば、ゲートの通過方法は何でもよい。例えば、本出願人が既に出願している特願2001−3849256号の明細書に記載のように、各ゲートと車両搭乗者の携帯電話とで通信を行なって、この携帯電話番号が登録済みであるか否かを確認して、ゲートを通過させる方法であってもよい。これに限らず、他の方法であってもよい。但し、車両ナンバーを撮影・認識する手法のほうが、利用者にとっては、携帯電話を操作する手間が省けるので、便利である。
【0078】
また、料金の支払方法に関しても、上記のように携帯電話会社等による料金代理回収サービスの利用する方法が、最も便利であるが、これに限らず、例えば銀行口座からの引き落としやクレジットカードを用いる場合であっても適用可能である。但し、この場合、通常、クレジットカードのカード番号及びパスワードを入力する必要があるので、常識的に考えて、上記利用者が、変更対象者のカード番号、パスワードを知っていて、これを入力するということは考えられない。よって、この場合には、変更対象者自らが、サーバ10にアクセスして、支払者を自己に変更させる処理を行なう必要がある。
【0079】
また、例えば、特願2001−3849256号の明細書に記載のように、料金の分割支払い(ワリカン)を行なえるようにしてもよい。
また、上記本例の構成のように、予め会員登録を行なわせるようにすることで、有料道路の管理・運営者側としては、会員DBを構築できるため、利用拡大のサービス等の実施を行なうための顧客データを手に入れることができる。
【0080】
図8は、本実施の形態による有料道路料金支払サービスを提供するサーバ10(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示すサーバ100は、CPU101、メモリ102、入力装置103、出力装置104、外部記憶装置105、媒体駆動装置106、ネットワーク接続装置107等を有し、これらがバス108に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
【0081】
CPU101は、当該サーバ100全体を制御する中央処理装置である。
メモリ102は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置105(あるいは可搬記録媒体109)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU101は、メモリ102に読み出したプログラム/データを用いて、上述してある各種処理、機能(図2、図5、図6等に示す処理等や、図1に示す各機能部の機能)を実行する。
【0082】
入力装置103は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等である。
出力装置104は、例えばディスプレイ、プリンタ等である。
外部記憶装置105は、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であり、上述してきたコマンド入力装置としての各種機能を実現させる為のプログラム/データ等(図4(a)〜(c)に示すデータや、図2、図5、図6等に示す処理を実行するプログラム)が格納されている。
【0083】
媒体駆動装置106は、可搬記録媒体109に記憶されているプログラム/データ等を読み出す。可搬記録媒体109は、例えば、FD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
【0084】
ネットワーク接続装置107は、ネットワークに接続して、外部の情報処理装置とプログラム/データ等の送受信を可能にする構成である。
図9は、記録媒体の一例を示す図である。
【0085】
図示のように、上記本発明の機能を実現するプログラム/データが記憶されている可搬記録媒体109から情報処理装置100側に読み出して、メモリ102に格納し実行するものであってもよいし、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続装置107により接続しているネットワーク(インターネット等)を介して、外部のサーバ110の記憶部111に記憶されているプログラム/データをダウンロードするものであってもよい。
【0086】
また、本発明は、装置/方法に限らず、上記プログラム/データを格納した記録媒体(可搬記録媒体109等)自体として構成することもできるし、上記プログラム自体として構成することもできる。
【0087】
(付記1) 有料道路の各入口/出口に設けられるゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報を取得して、該情報をサーバに送信するステップと、
該サーバにおいて、前記情報と、予め登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するステップと、
前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録するステップと、
前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させるステップと、
を有することを特徴とする有料道路料金支払方法。
【0088】
(付記2) 前記通過車両を特定する情報は、前記各ゲートを通過する車両のナンバープレートを撮影して、該撮影画像を画像認識することによって得られた車両ナンバーであり、
前記利用者情報は、車両ナンバーと利用者の携帯電話番号とを対応付けた情報であり、
前記料金回収は、携帯電話会社による料金代理回収サービスを利用するものであることを特徴とする付記1記載の有料道路料金支払方法。
【0089】
(付記3) 前記搭乗者を特定する情報は、該搭乗者が所持する携帯電話から送信される、該携帯電話の携帯電話番号であり、
前記利用者情報は、前記登録された利用者の携帯電話番号であることを特徴とする付記1記載の有料道路料金支払方法。
【0090】
(付記4) 前記料金支払者の携帯電話番号を変更させるステップは、
利用者端末から入力された車両ナンバーと利用日をキーにして前記利用ジャーナルを検索し、該当するデータを区間毎に前記利用者端末に表示させ、区間毎に料金支払者の携帯電話番号を変更させ、変更された携帯電話番号が登録済みであるか否かを判定し、登録済みである場合には変更可能として更に変更された携帯電話番号の携帯電話に対して電子メールによって確認をとり、変更を承諾された場合に前記料金支払者の携帯電話番号を変更させることを特徴とする付記2記載の有料道路料金支払方法。
【0091】
(付記5) 有料道路の各入口/出口に設けられる各ゲートと、ネットワークを介して接続したサーバにおいて、
予め利用者情報を登録する利用者情報登録手段と、
任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記利用者情報記憶手段に登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するキャッシュレス利用制御手段と、
前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する利用記録手段と、
前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる支払者変更手段と、
を有することを特徴とするサーバ。
【0092】
(付記6) 前記通過車両を特定する情報は、前記各ゲートを通過する車両のナンバープレートを撮影して、該撮影画像より車両ナンバーを画像認識することによって得られた該車両ナンバーであり、
前記利用者情報登録手段には、車両ナンバーと利用者の携帯電話番号とを対応付けて登録しており、
前記料金回収は、携帯電話会社による料金代理回収サービスを利用するものであることを特徴とする付記5記載のサーバ。
【0093】
(付記7) コンピュータに、
予め利用者情報を登録する機能と、
任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示する機能と、
前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する機能と、
前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる機能と、
を実現させるためのプログラム。
【0094】
(付記8) コンピュータに、
予め利用者情報を登録する機能と、
任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示する機能と、
前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する機能と、
前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる機能と、
を実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0095】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の有料道路料金支払方法によれば、有料道路の利用をノンストップ・キャッシュレスで行なえると共に、有料道路利用後であっても、特定期間内であれば、料金支払者の変更が可能となる。
このようにすることで、例えば運転者以外の同乗者に料金を支払わせたい場合等でも、有料道路の利用時に性急に変更する必要なく、後からゆっくりと支払者を決めて、支払者を変更すれば済むようになる。
【0096】
また、料金支払者の変更は、各区間毎に行なうことができ、きめ細かく料金支払者を決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例による有料道路料金支払方法を実現するシステム全体を概略的に示す図である。
【図2】会員登録処理を説明する為のフローチャート図である。
【図3】会員登録用画面の一例を示す図である。
【図4】(a)は登録車両マスター、(b)は料金マスター、(c)は利用ジャーナルの一例を示す図である。
【図5】本例による有料道路料金支払処理の処理手順を説明する為のフローチャート図である。
【図6】料金支払者の変更処理を説明する為のフローチャート図である。
【図7】(a)は検索画面、(b)は検索結果表示/変更画面の一例を示す図である。
【図8】コンピュータ(サーバ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図9】記録媒体、ダウンロードの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入口ゲート
2 出口ゲート
3 車両
4 携帯電話会社のシステム
5 撮影カメラ
6 処理装置
7 ネットワーク
8 ネットワーク
9 携帯電話
10 コンピュータ
11 登録車両マスター
12 料金マスター
13 利用ジャーナル
20 会員登録用画面
21 車両ナンバー
22 利用者氏名(デフォルトの支払者名)
23 携帯電話番号
24 eメールアドレス
25 住所
26 「登録」
30 登録車両マスター
31 車両ナンバー
32 利用者氏名
33 eメールアドレス
34 割引率
35 住所
36 利用可・不可フラグ
37 携帯電話番号
40 料金マスター
41 開始地点
42 終了地点
43 料金
50 利用ジャーナル
51 車両ナンバー
52 利用日付
53 支払金額
54 高速利用開始時間
55 高速利用開始地点
56 高速利用終了時間
57 高速利用終了地点
58 利用料金
59 料金支払者携帯番号
60 変更支払者携帯番号
61 確認状態
70 検索画面
71 車両ナンバー
72 利用日
73 「検索」
80 検索結果表示/変更画面
81 区間
82 料金
83 支払者携帯番号
84 「前頁」
85 「後頁」
86 「変更」
100 コンピュータ
101 CPU
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 外部記憶装置
106 媒体駆動装置
107 ネットワーク接続装置
108 バス
109 可搬型記録媒体
110 外部のサーバ
111 記憶部

Claims (5)

  1. 有料道路の各入口/出口に設けられるゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報を取得して、該情報をサーバに送信するステップと、
    該サーバにおいて、前記情報と、予め登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するステップと、
    前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録するステップと、
    前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させるステップと、
    を有することを特徴とする有料道路料金支払方法。
  2. 前記通過車両を特定する情報は、前記各ゲートを通過する車両のナンバープレートを撮影して、該撮影画像を画像認識することによって得られた車両ナンバーであり、
    前記利用者情報は、車両ナンバーと利用者の携帯電話番号とを対応付けた情報であり、
    前記料金回収は、携帯電話会社による料金代理回収サービスを利用するものであることを特徴とする請求項1記載の有料道路料金支払方法。
  3. 前記料金支払者の携帯電話番号を変更させるステップは、
    利用者端末から入力された車両ナンバーと利用日をキーにして前記利用ジャーナルを検索し、該当するデータを区間毎に前記利用者端末に表示させ、区間毎に料金支払者の携帯電話番号を変更させ、変更された携帯電話番号が登録済みであるか否かを判定し、登録済みである場合には変更可能として更に変更された携帯電話番号の携帯電話に対して電子メールによって確認をとり、変更を承諾された場合に前記料金支払者の携帯電話番号を変更させることを特徴とする請求項2記載の有料道路料金支払方法。
  4. 有料道路の各入口/出口に設けられる各ゲートと、ネットワークを介して接続したサーバにおいて、
    予め利用者情報を登録する利用者情報登録手段と、
    任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記利用者情報記憶手段に登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示するキャッシュレス利用制御手段と、
    前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する利用記録手段と、
    前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる支払者変更手段と、
    を有することを特徴とするサーバ。
  5. コンピュータに、
    予め利用者情報を登録する機能と、
    任意のゲートから、該ゲートを通過する車両またはその搭乗者を特定する情報が送られてくると、該情報と、前記登録されている利用者情報とに基づいて、前記車両の通過を許可するか否かを判定して、許可または不許可を前記ゲートに指示する機能と、
    前記車両が任意の入口と出口のゲートを通過することによって得られる利用開始/終了地点情報に基づいて、利用料金を算出して、前記登録されている利用者をデフォルトの料金支払者として記録する機能と、
    前記有料道路を利用した日から、料金回収を行なう特定日までの期間中、前記記録されている料金支払者を変更させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2003002550A 2003-01-08 2003-01-08 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置 Expired - Fee Related JP4098635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003002550A JP4098635B2 (ja) 2003-01-08 2003-01-08 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003002550A JP4098635B2 (ja) 2003-01-08 2003-01-08 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004213569A true JP2004213569A (ja) 2004-07-29
JP4098635B2 JP4098635B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=32820260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003002550A Expired - Fee Related JP4098635B2 (ja) 2003-01-08 2003-01-08 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4098635B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007118690A1 (en) * 2006-04-14 2007-10-25 Accenture Global Services Gmbh Electronic toll management for fleet vehicles
US7676392B2 (en) 2005-06-10 2010-03-09 Accenture Global Services Gmbh Electronic toll management
US7970644B2 (en) 2003-02-21 2011-06-28 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
JP2012037925A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Denso Corp 自動料金収受システム、および車載装置
US8195506B2 (en) 2005-10-13 2012-06-05 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing based on a duration of a service period
US8265988B2 (en) 2003-02-21 2012-09-11 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US8363899B2 (en) 2008-10-10 2013-01-29 Rent A Toll, Ltd. Method and system for processing vehicular violations
US8473332B2 (en) 2004-05-10 2013-06-25 Rent A Toll, Ltd. Toll fee system and method
CN103366404A (zh) * 2012-03-28 2013-10-23 中国移动通信集团公司 一种高速公路收费方法、装置以及系统
US8587454B1 (en) 2008-11-18 2013-11-19 Rich Dearworth System and method for providing electronic toll collection to users of wireless mobile devices
US8744905B2 (en) 2005-09-07 2014-06-03 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing tolls
US8768754B2 (en) 2006-01-09 2014-07-01 Rent-A-Toll, Ltd. Billing a rented third party transport including an on-board unit
GB2518448A (en) * 2013-09-24 2015-03-25 Mastercard International Inc Transaction system
CN105122312A (zh) * 2013-03-11 2015-12-02 曼纽尔.福斯特 利用通信装置的通行支付收取
CN105374077A (zh) * 2015-12-04 2016-03-02 花满春 一种高速公路不停车自主缴费系统
JP5916181B1 (ja) * 2015-10-07 2016-05-11 ソフトバンク株式会社 課金処理装置、プログラム及び課金処理システム
US9418487B2 (en) 2006-01-09 2016-08-16 Ats Tolling Llc Billing a rented third party transport including an on-board unit
JP2019169098A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 三菱重工機械システム株式会社 端末装置、料金機械、料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム
CN110322577A (zh) * 2019-07-22 2019-10-11 南京熊猫电子股份有限公司 高速公路无感支付系统及支付方法
JP2020135201A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 三井住友カード株式会社 有料道路のキャッシュレス決済方法、コンピュータ、およびプログラム

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8463642B2 (en) 2003-02-21 2013-06-11 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US8775236B2 (en) 2003-02-21 2014-07-08 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US7970644B2 (en) 2003-02-21 2011-06-28 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US10885369B2 (en) 2003-02-21 2021-01-05 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US8660890B2 (en) 2003-02-21 2014-02-25 Accenture Global Services Limited Electronic toll management
US8265988B2 (en) 2003-02-21 2012-09-11 Accenture Global Services Limited Electronic toll management and vehicle identification
US10685502B2 (en) 2004-05-10 2020-06-16 Ats Tolling Llc Toll fee system and method
US8473332B2 (en) 2004-05-10 2013-06-25 Rent A Toll, Ltd. Toll fee system and method
US10115242B2 (en) 2005-06-10 2018-10-30 Accenture Global Services Limited Electronic toll management
US8775235B2 (en) 2005-06-10 2014-07-08 Accenture Global Services Limited Electric toll management
US8548845B2 (en) 2005-06-10 2013-10-01 Accenture Global Services Limited Electric toll management
US9240078B2 (en) 2005-06-10 2016-01-19 Accenture Global Services Limited Electronic toll management
US7676392B2 (en) 2005-06-10 2010-03-09 Accenture Global Services Gmbh Electronic toll management
US8744905B2 (en) 2005-09-07 2014-06-03 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing tolls
US8768753B2 (en) 2005-09-07 2014-07-01 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing tolls
US8374909B2 (en) 2005-10-13 2013-02-12 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing based on a duration of a service period
US9715703B2 (en) 2005-10-13 2017-07-25 Ats Tolling Llc System, method and computer readable medium for billing based on a duration of service period
US8195506B2 (en) 2005-10-13 2012-06-05 Rent A Toll, Ltd. System, method and computer readable medium for billing based on a duration of a service period
US10176646B2 (en) 2006-01-09 2019-01-08 Ats Tolling Llc Billing a rented third party transport including an on-board unit
US8768754B2 (en) 2006-01-09 2014-07-01 Rent-A-Toll, Ltd. Billing a rented third party transport including an on-board unit
US9418487B2 (en) 2006-01-09 2016-08-16 Ats Tolling Llc Billing a rented third party transport including an on-board unit
US8504415B2 (en) 2006-04-14 2013-08-06 Accenture Global Services Limited Electronic toll management for fleet vehicles
US8768755B2 (en) 2006-04-14 2014-07-01 Accenture Global Services Limited Electronic toll management for fleet vehicles
WO2007118690A1 (en) * 2006-04-14 2007-10-25 Accenture Global Services Gmbh Electronic toll management for fleet vehicles
US8738525B2 (en) 2008-10-10 2014-05-27 Rent A Toll, Ltd. Method and system for processing vehicular violations
US8363899B2 (en) 2008-10-10 2013-01-29 Rent A Toll, Ltd. Method and system for processing vehicular violations
US8587454B1 (en) 2008-11-18 2013-11-19 Rich Dearworth System and method for providing electronic toll collection to users of wireless mobile devices
JP2012037925A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Denso Corp 自動料金収受システム、および車載装置
CN103366404A (zh) * 2012-03-28 2013-10-23 中国移动通信集团公司 一种高速公路收费方法、装置以及系统
EP3848910A1 (en) * 2013-03-11 2021-07-14 AETolls, LLC Toll payment collection with communication device
US10679429B2 (en) 2013-03-11 2020-06-09 Aetolls, Llc Toll payment collection with communication device
EP2973435A4 (en) * 2013-03-11 2016-11-30 Manuel Fustes FEE PAYMENT COLLECTION WITH A COMMUNICATION DEVICE
CN105122312A (zh) * 2013-03-11 2015-12-02 曼纽尔.福斯特 利用通信装置的通行支付收取
EP3050010A1 (en) * 2013-09-24 2016-08-03 Mastercard International Incorporated Transaction system
GB2518448A (en) * 2013-09-24 2015-03-25 Mastercard International Inc Transaction system
JP2017072972A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 ソフトバンク株式会社 課金処理装置、プログラム及び課金処理システム
JP5916181B1 (ja) * 2015-10-07 2016-05-11 ソフトバンク株式会社 課金処理装置、プログラム及び課金処理システム
CN105374077A (zh) * 2015-12-04 2016-03-02 花满春 一种高速公路不停车自主缴费系统
JP2019169098A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 三菱重工機械システム株式会社 端末装置、料金機械、料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム
JP7064360B2 (ja) 2018-03-26 2022-05-10 三菱重工機械システム株式会社 端末装置、料金機械、料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム
JP2020135201A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 三井住友カード株式会社 有料道路のキャッシュレス決済方法、コンピュータ、およびプログラム
CN110322577A (zh) * 2019-07-22 2019-10-11 南京熊猫电子股份有限公司 高速公路无感支付系统及支付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4098635B2 (ja) 2008-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4098635B2 (ja) 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置
US8041337B2 (en) Control device, communication terminal device, server device, service providing system, parameter modification method, service providing method, and control method of server device
JP3786601B2 (ja) 携帯端末を利用した有料道路料金支払方法、そのプログラム
JP4199503B2 (ja) システム利用支援方法、サーバ、プログラム
RU2564638C2 (ru) Система и способ управления правами на парковку
US20180122152A1 (en) Parking lot management method, parking lot management server, and parking lot management system
JP4249511B2 (ja) 交通車両データの収集システム及び方法
KR102131441B1 (ko) 통행료 결제 시스템 및 그 방법
JP2002024885A (ja) 通行料金決済システム、運行管理システム、方法、および記録媒体
JP2014006741A (ja) 賃貸スペース管理システム
JP2011209989A (ja) 課金システム
JP3906629B2 (ja) 情報入出力システム
JP2005275719A (ja) 駐車場案内と料金自動支払いシステム及びその方法並びに駐車場案内サービスホストコンピュータ
KR20080020157A (ko) 이동통신단말기를 이용한 통행료 정산 단말기에 장착된선불형 전자카드의 금액 자동 충전 시스템 및 방법
JP4223757B2 (ja) 駐車場仲介システム
KR101555993B1 (ko) 차량탑재 단말을 이용한 차량의 주차 요금 정산 시스템
JP2002024982A (ja) 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム
KR20040054022A (ko) 차량번호를 이용한 신용카드 결제 시스템 및 그 방법
JP2002032472A (ja) プリントサービスシステム,プリントサービス管理サーバ装置,店舗サービス管理装置及びプリントサービス利用料金算出方法
JP2004005499A (ja) 情報管理サーバ及び情報管理方法
JP2000207598A (ja) 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド
JP2010134917A (ja) タクシー又は運転代行サービスの業務支援システム及び業務支援方法
JP2002216193A (ja) Icカードを装着した移動体通信端末による料金収受システムとそれに使用する移動体通信端末およびicカード
JP7333389B2 (ja) 中央サーバ、及びプログラム
JP7414470B2 (ja) サーバー装置、プログラム、利用者端末装置、およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees