JP2004211643A - エンジンの冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【目的】この発明の目的は、ヒータコアを利用してエンジン冷却水の熱交換を促し、ヒータコアをサブラジエータとして機能させ、ラジエータの軽量・小型化を図ることにある。
【構成】このため、この発明は、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、該ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、ヒータコアをヒータ通路に配置し、ヒータ通路にヒータコアで加熱された空気を車室内に導く室内ダクトと車室外に導く室外ダクトとを設けるとともに室内ダクトと室外ダクトとのいずれか一方を選択する切換弁を設け、ファンのスイッチがオンの場合には切換弁で室内ダクトを選択してヒータ通路と室内ダクトとを連通させ、ファンのスイッチがオフ且つエンジン冷却水が設定水温より高い場合には切換弁で室外ダクトを選択してヒータ通路と室外ダクトとを連通させるとともにファンを駆動させることを特徴とする。
【選択図】 図1
【構成】このため、この発明は、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、該ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、ヒータコアをヒータ通路に配置し、ヒータ通路にヒータコアで加熱された空気を車室内に導く室内ダクトと車室外に導く室外ダクトとを設けるとともに室内ダクトと室外ダクトとのいずれか一方を選択する切換弁を設け、ファンのスイッチがオンの場合には切換弁で室内ダクトを選択してヒータ通路と室内ダクトとを連通させ、ファンのスイッチがオフ且つエンジン冷却水が設定水温より高い場合には切換弁で室外ダクトを選択してヒータ通路と室外ダクトとを連通させるとともにファンを駆動させることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエンジンの冷却構造に係り、特に、ヒータコアを利用してエンジン冷却水の熱交換を促し、ヒータコアをサブラジエータとして機能させ、ラジエータの軽量・小型化を図ることができるエンジンの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるエンジンには、エンジン温度を適正に維持するために、エンジン冷却水を循環させる冷却構造を採用しているものがある。エンジンの冷却構造においては、エンジンとラジエータとの間にエンジン冷却水を循環させ、走行風及びラジエータファンによるラジエータへの通風によりエンジン冷却水の冷却を行っている。
【0003】
また、車両には、車室内の環境を快適にし、且つ窓の曇りや霜付きを防止するために、空調装置を設けているものがある。空調装置には、少なくとも、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、ヒータコアをヒータ通路に配置し、ヒータ通路に車室内の空気や車室外の空気を導いてヒータコアに通過させ、温めた空気を車室内に導くものがある。
【0004】
従来の空調装置には、送風ファンとエバポレータとヒータコアとを内蔵した空調装置を車室前部に設け、インストルメントパネルにベンチレータとデフロスタとヒータ吹出口とを設けたものにおいて、デフロスタとベンチレータのセレクトレバーを吹出しモードセレクトレバーと別個に設け、冷風の吹出しをベンチレータとデフロスタに選択でき、直接乗員に向けて吹き出さないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平2−37018号(第2頁、第1図、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両に搭載されるエンジンの冷却構造においては、エンジン冷却水を充分に冷却するために、エンジンの発熱量に見合った熱交換が可能な容量のラジエータを必要とする。
【0007】
ところが、ラジエータが配置される車両のエンジンルームには、エンジンや補機類、また、空調装置等の車両関連機器等が配置されているため、レイアウト上においてエンジンの発熱量に見合った充分な容量のラジエータを配置することが困難な問題がある。
【0008】
また、充分な容量のラジエータを配置可能な場合であっても、大排気量エンジンや高出力エンジンでは、重量増加やコストアップとなる不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、該ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、前記ヒータコアをヒータ通路に配置し、該ヒータ通路に前記ヒータコアで加熱された空気を車室内に導く室内ダクトと車室外に導く室外ダクトとを設けるとともに前記室内ダクトと室外ダクトとのいずれか一方を選択する切換弁を設け、前記ファンのスイッチがオンの場合には前記切換弁で室内ダクトを選択してヒータ通路と前記室内ダクトとを連通させ、前記ファンのスイッチがオフ且つ前記エンジン冷却水が設定水温より高い場合には前記切換弁で室外ダクトを選択してヒータ通路と前記室外ダクトとを連通させるとともに前記ファンを駆動させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明のエンジンの冷却構造は、ファンのスイッチがオフで、車室内でヒータを使用していない状況でも、エンジン冷却水が設定水温より高い場合には、ヒータ通路と室外ダクトとを連通させるとともにヒータ通路に設けたファンを駆動させることにより、エンジン冷却水を循環させるヒータコアに内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図2において、2は図示しない車両に搭載されたエンジン、4はウォータジャケット、6はラジエータ、8はラジエータファン、10はラジエータインレット通路、12はラジエータアウトレット通路、14はウォータポンプ、16はサーモスタットである。
【0012】
このエンジン2の冷却構造は、図示しないクランク軸によりウォータポンプ14を駆動してエンジン冷却水を圧送し、ラジエータインレット通路10とラジエータアウトレット通路12とによりウォータジャケット4とラジエータ6との間に循環させ、走行風及びラジエータファン8によるラジエータ6への通風によりエンジン冷却水の冷却を行う。エンジン冷却水の水温が低い場合は、サーモスタット16によりラジエータ6へのエンジン冷却水をバイパスさせ、ウォータジャケット4内で循環させ、暖機を促進させる。
【0013】
このエンジン2には、空調装置18を設けている。空調装置18は、少なくとも、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコア20と、このヒータコア20への通風量を調整するファン22とを備え、ヒータコア20とファン22とを空調ダクト24により形成される空調通路であるヒータ通路26に配置している。
【0014】
空調装置18は、図1に示す如く、ヒータ通路26の途中を隔壁28により長手方向に2分して第1・第2分流ヒータ通路26−1・26−2を形成し、並列した一方の第1分流ヒータ通路26−1に前記ヒータコア20を配置している。ヒータコア20には、エンジン冷却水が循環されるヒータ用循環通路30を貫流させて設けている。ヒータ用循環通路30は、図2に示す如く、上流端と下流端とを冷却水通路である例えばウォータジャケット4の上流側と下流側とに夫々連通して設けている。
【0015】
前記第1分流ヒータ通路26−1に並列する第2分流ヒータ通路26−2には、エアミックスダンパ32を配置している。エアミックスダンパ32は、エアミックスダンパアクチュエータ34により駆動され、ヒータコア20が設置された第1分流ヒータ通路26−1の通風量を調整する。
【0016】
空調装置18は、ヒータコア20よりも下流側のヒータ通路26に前記ファン22を配置している。ファン22は、ファンモータ36により駆動され、ヒータコア20への通風量を調整する。
【0017】
この空調装置18は、空調ダクト24の上流端に図示しない車室内の空気である内気を導入する内気ダクト38と車室外の空気である外気を導入する外気ダクト40とを設け、ヒータ通路26の上流端に車室内に連通する内気通路42と車室外に連通する外気通路44とを連通して設けている。
【0018】
空調ダクト24の内気ダクト38と外気ダクト40とに分岐する部分には、内外気切換弁46を設けている。内外気切換弁46は、内外気切換弁アクチュエータ48により駆動され、ヒータ通路26に内気通路42と外気通路44とのいずれか一方を連通させるように、内気ダクト38と外気ダクト40とのいずれか一方を選択する。
【0019】
また、空調装置18は、空調ダクト24の下流端にヒータコア20で加熱された空気を車室内に導く室内ダクト50と車室外に導く室外ダクト52とを設け、ヒータ通路26の下流端に車室内に連通する室内通路54と車室外に連通する室外通路56とを連通して設けている。
【0020】
空調ダクト24の室内ダクト50と室外ダクト52とに分岐する部分には、室内外切換弁58を設けている。室内外切換弁58は、室内外切換弁アクチュエータ60により駆動され、ヒータ通路26に室内通路54と室外通路56のいずれか一方を連通させるように、室内ダクト50と室外ダクト52とのいずれか一方を選択する。
【0021】
なお、この空調装置18は、ヒータコア20の上流側のヒータ通路26にクーラ用のエバポレータ62を配置している。エバポレータ62には、冷媒が循環されるエバポレータ用循環通路64を貫流させて設けている。エバポレータ62は、図示しないポンプの圧送する冷媒をエバポレータ用循環通路64により循環され、通過する空気を冷却して車室に供給する。
【0022】
この空調装置18のエアミックスダンパアクチュエータ34とファンモータ36と内外気切換弁アクチュエータ48と室内外切換弁アクチュエータ60とは、制御手段66に接続して設けている。制御手段66には、ファン22を駆動するファンモータ36をオン・オフするスイッチ68と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ70とを接続して設け、エアミックスダンパアクチュエータ34とファンモータ36と内外気切換弁アクチュエータ48と室内外切換弁アクチュエータ60との動作を制御する。
【0023】
制御手段66は、ファン22のスイッチ68と水温センサ70とから信号を入力し、ファン22のスイッチ68がオンの場合には室内外切換弁58で室内ダクト50を選択してヒータ通路26と室内ダクト50とを連通させ、ファン22のスイッチ68がオフ且つエンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高い場合には室内外切換弁58で室外ダクト52を選択してヒータ通路26と室外ダクト52とを連通させるとともにファン22を駆動させるように、室内外切換弁アクチュエータ60とファンモータ36との動作を制御する。
【0024】
また、制御手段66は、ヒータ通路26の第2分流ヒータ通路26−2にエアミックスダンパ32を設け、ファン22のスイッチ68がオフの場合にはエアミックスダンパ32を介してヒータコア20の通風量を最大にさせるように、エアミックスダンパアクチュエータ34の動作を制御する。
【0025】
次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0026】
エンジン2は、ラジエータインレット通路10とラジエータアウトレット通路12とによりウォータジャケット4とラジエータ6との間にウォータポンプ14の圧送するエンジン冷却水を循環させ、走行風及びラジエータファン8によるラジエータ6への通風によりエンジン冷却水の冷却を行う。
【0027】
空調装置18は、ヒータの使用時に、ファン22によりヒータ通路26に導入する内気又は外気をヒータコア20を通過させて車室内に供給し、あるいは、ヒータ通路26に流入する外気をヒータコア20を通過させて車室内に供給する。また、この空調装置18は、クーラの使用時に、クーラ用のエバポレータ62にエバポレータ用循環通路64により冷媒を循環され、通過する空気を冷却して車室に供給する。
【0028】
空調装置18によるヒータの使用時に、ヒータコア20は、エンジン冷却水との熱交換によりヒータ通路26の空気を暖めることにより、サブラジエータとして機能している。
【0029】
このエンジン2の冷却構造は、ヒータコア20とファン22とを配置したヒータ通路26にヒータコア20で加熱された空気を車室内に導く室内ダクト50と車室外に導く室外ダクト52とを設け、室内ダクト50と室外ダクト52とのいずれか一方を選択する室内外切換弁58を設けている。
【0030】
エンジン2の冷却構造は、ファン22のスイッチ68のオン・オフとエンジン冷却水の水温Tとの条件で、内気ダクト38と外気ダクト40との選択と、室内ダクト50と室外ダクト52との選択と、エアミックスダンパ32の動作とを、制御手段66により制御する。
【0031】
図3において、制御がスタート(100)すると、ファン22のスイッチ68がオフか否かを判断(102)する。この判断(102)がYESの場合は、エンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高いか否かを判断(104)する。
【0032】
この判断(104)がYESの場合は、室内外切換弁58によりヒータ通路26に室外ダクト52を連通させ、エアミックスダンパ32により第2分流ヒータ通路26−2を閉鎖(106)してヒータコア20の通風量を最大にし、ファン22のスイッチ68をオン(108)してファンモータ36によりファン22を駆動し、リターン(110)する。
【0033】
また、前記判断(102)がNO、前記判断(104)がNOの場合は、室内外切換弁58によりヒータ通路26に室内ダクト40を連通(112)させ、リターン(110)する。
【0034】
なお、ヒータ通路26に車室内の内気を導入する内気ダクト38と車室外の外気を導入する外気ダクト40とは、ファン22のスイッチ68がオフ且つエンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高い場合において、どちらをヒータ通路26に連通させても良い。外気ダクト40をヒータ通路26に連通した場合には、内気よりも温度の低い外気の導入により、ヒータコア20の熱交換の効率を高めることができる。
【0035】
このように、このエンジン2の冷却構造は、ファン22のスイッチ68がオフで、車室内でヒータを使用していない状況でも、エンジン冷却水が設定水温Taより高い場合には、ヒータ通路26と室外ダクト52とを連通させるとともにヒータ通路26に設けたファン22を駆動させることにより、エンジン冷却水を循環させるヒータコア20に内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
【0036】
このため、このエンジン2の冷却構造は、空調装置18のヒータコア20を利用してエンジン冷却水の熱交換を促すことができ、ヒータコア20をサブラジエータとして機能させることができ、ラジエータ6の軽量・小型化を図ることができる。
【0037】
また、このエンジン2の冷却構造は、ヒータ通路26の第2分流ヒータ通路26−2にエアミックスダンパ32を設け、ファン22のスイッチ68がオフの場合にはエアミックスダンパ32を介してヒータコア20の通風量を最大にさせることにより、内気又は外気にかかわらず、ヒータ通路26に導入された空気が必ずヒータコアを通過することになるため、ヒータコア20によるエンジン冷却水の熱交換を効果的に行うことができ、ヒータコア20をサブラジエータとして効率良く機能させることができる。
【0038】
なお、この発明は、上述実施例に限定されるものでなく、種々応用改変が可能である。例えば、上述実施例においては、ファン22のスイッチ68がオフで、エンジン冷却水が設定水温Taより高い場合に、ファンモータ36によりファン22を駆動させたが、エンジン冷却水の水温Tの高さに応じてファンモータ36の回転数を増減変化させることにより、熱交換の効率を高めることができる。
【0039】
また、上述実施例おいては、空調装置18のヒータコア20をサブラジエータとして機能させてエンジン冷却水の熱交換を促したが、ヒータコア20の上流側のヒータ通路26に配置したクーラ用のエバポレータ62にエバポレータ用循環通路64により冷媒を循環させて通過する空気を冷却し、この冷却した空気をヒータコア20に通過させることにより、エンジン2のオーバヒート等の緊急時に、エンジン冷却水を迅速に熱交換して冷却することができる。
【0040】
さらに、上述実施例においては、ヒータコア20にエンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱したが、ヒータコア20にエンジン冷却水の熱を溜める蓄熱手段を付設し、エンジン2の冷機始動時にヒータ用循環通路30により循環されるエンジン冷却水を蓄熱手段により温めてエンジン2に送り込むことにより、エンジン2の暖機時間を短縮することができる。
【0041】
【発明の効果】
このように、この発明のエンジンの冷却構造は、エンジン冷却水を循環させるヒータコアに内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
このため、このエンジンの冷却構造は、空調装置のヒータコアを利用してエンジン冷却水の熱交換を促すことができ、ヒータコアをサブラジエータとして機能させることができ、ラジエータの軽量・小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すエンジンの冷却構造の要部構成図である。
【図2】エンジンの冷却構造の概略構成図である。
【図3】動作を説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
2 エンジン
6 ラジエータ
18 空調装置
20 ヒータコア
22 ファン
24 空調ダクト
26 ヒータ通路
32 エアミックスダンパ
34 エアミックスダンパアクチュエータ
36 ファンモータ
38 内気ダクト
40 外気ダクト
46 内外気切換弁
48 内外気切換弁アクチュエータ
50 室内ダクト
52 室外ダクト
58 室内外切換弁
60 室内外切換弁アクチュエータ
66 制御手段
68 スイッチ
70 水温センサ
【発明の属する技術分野】
この発明はエンジンの冷却構造に係り、特に、ヒータコアを利用してエンジン冷却水の熱交換を促し、ヒータコアをサブラジエータとして機能させ、ラジエータの軽量・小型化を図ることができるエンジンの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるエンジンには、エンジン温度を適正に維持するために、エンジン冷却水を循環させる冷却構造を採用しているものがある。エンジンの冷却構造においては、エンジンとラジエータとの間にエンジン冷却水を循環させ、走行風及びラジエータファンによるラジエータへの通風によりエンジン冷却水の冷却を行っている。
【0003】
また、車両には、車室内の環境を快適にし、且つ窓の曇りや霜付きを防止するために、空調装置を設けているものがある。空調装置には、少なくとも、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、ヒータコアをヒータ通路に配置し、ヒータ通路に車室内の空気や車室外の空気を導いてヒータコアに通過させ、温めた空気を車室内に導くものがある。
【0004】
従来の空調装置には、送風ファンとエバポレータとヒータコアとを内蔵した空調装置を車室前部に設け、インストルメントパネルにベンチレータとデフロスタとヒータ吹出口とを設けたものにおいて、デフロスタとベンチレータのセレクトレバーを吹出しモードセレクトレバーと別個に設け、冷風の吹出しをベンチレータとデフロスタに選択でき、直接乗員に向けて吹き出さないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平2−37018号(第2頁、第1図、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両に搭載されるエンジンの冷却構造においては、エンジン冷却水を充分に冷却するために、エンジンの発熱量に見合った熱交換が可能な容量のラジエータを必要とする。
【0007】
ところが、ラジエータが配置される車両のエンジンルームには、エンジンや補機類、また、空調装置等の車両関連機器等が配置されているため、レイアウト上においてエンジンの発熱量に見合った充分な容量のラジエータを配置することが困難な問題がある。
【0008】
また、充分な容量のラジエータを配置可能な場合であっても、大排気量エンジンや高出力エンジンでは、重量増加やコストアップとなる不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、該ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、前記ヒータコアをヒータ通路に配置し、該ヒータ通路に前記ヒータコアで加熱された空気を車室内に導く室内ダクトと車室外に導く室外ダクトとを設けるとともに前記室内ダクトと室外ダクトとのいずれか一方を選択する切換弁を設け、前記ファンのスイッチがオンの場合には前記切換弁で室内ダクトを選択してヒータ通路と前記室内ダクトとを連通させ、前記ファンのスイッチがオフ且つ前記エンジン冷却水が設定水温より高い場合には前記切換弁で室外ダクトを選択してヒータ通路と前記室外ダクトとを連通させるとともに前記ファンを駆動させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明のエンジンの冷却構造は、ファンのスイッチがオフで、車室内でヒータを使用していない状況でも、エンジン冷却水が設定水温より高い場合には、ヒータ通路と室外ダクトとを連通させるとともにヒータ通路に設けたファンを駆動させることにより、エンジン冷却水を循環させるヒータコアに内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図2において、2は図示しない車両に搭載されたエンジン、4はウォータジャケット、6はラジエータ、8はラジエータファン、10はラジエータインレット通路、12はラジエータアウトレット通路、14はウォータポンプ、16はサーモスタットである。
【0012】
このエンジン2の冷却構造は、図示しないクランク軸によりウォータポンプ14を駆動してエンジン冷却水を圧送し、ラジエータインレット通路10とラジエータアウトレット通路12とによりウォータジャケット4とラジエータ6との間に循環させ、走行風及びラジエータファン8によるラジエータ6への通風によりエンジン冷却水の冷却を行う。エンジン冷却水の水温が低い場合は、サーモスタット16によりラジエータ6へのエンジン冷却水をバイパスさせ、ウォータジャケット4内で循環させ、暖機を促進させる。
【0013】
このエンジン2には、空調装置18を設けている。空調装置18は、少なくとも、エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコア20と、このヒータコア20への通風量を調整するファン22とを備え、ヒータコア20とファン22とを空調ダクト24により形成される空調通路であるヒータ通路26に配置している。
【0014】
空調装置18は、図1に示す如く、ヒータ通路26の途中を隔壁28により長手方向に2分して第1・第2分流ヒータ通路26−1・26−2を形成し、並列した一方の第1分流ヒータ通路26−1に前記ヒータコア20を配置している。ヒータコア20には、エンジン冷却水が循環されるヒータ用循環通路30を貫流させて設けている。ヒータ用循環通路30は、図2に示す如く、上流端と下流端とを冷却水通路である例えばウォータジャケット4の上流側と下流側とに夫々連通して設けている。
【0015】
前記第1分流ヒータ通路26−1に並列する第2分流ヒータ通路26−2には、エアミックスダンパ32を配置している。エアミックスダンパ32は、エアミックスダンパアクチュエータ34により駆動され、ヒータコア20が設置された第1分流ヒータ通路26−1の通風量を調整する。
【0016】
空調装置18は、ヒータコア20よりも下流側のヒータ通路26に前記ファン22を配置している。ファン22は、ファンモータ36により駆動され、ヒータコア20への通風量を調整する。
【0017】
この空調装置18は、空調ダクト24の上流端に図示しない車室内の空気である内気を導入する内気ダクト38と車室外の空気である外気を導入する外気ダクト40とを設け、ヒータ通路26の上流端に車室内に連通する内気通路42と車室外に連通する外気通路44とを連通して設けている。
【0018】
空調ダクト24の内気ダクト38と外気ダクト40とに分岐する部分には、内外気切換弁46を設けている。内外気切換弁46は、内外気切換弁アクチュエータ48により駆動され、ヒータ通路26に内気通路42と外気通路44とのいずれか一方を連通させるように、内気ダクト38と外気ダクト40とのいずれか一方を選択する。
【0019】
また、空調装置18は、空調ダクト24の下流端にヒータコア20で加熱された空気を車室内に導く室内ダクト50と車室外に導く室外ダクト52とを設け、ヒータ通路26の下流端に車室内に連通する室内通路54と車室外に連通する室外通路56とを連通して設けている。
【0020】
空調ダクト24の室内ダクト50と室外ダクト52とに分岐する部分には、室内外切換弁58を設けている。室内外切換弁58は、室内外切換弁アクチュエータ60により駆動され、ヒータ通路26に室内通路54と室外通路56のいずれか一方を連通させるように、室内ダクト50と室外ダクト52とのいずれか一方を選択する。
【0021】
なお、この空調装置18は、ヒータコア20の上流側のヒータ通路26にクーラ用のエバポレータ62を配置している。エバポレータ62には、冷媒が循環されるエバポレータ用循環通路64を貫流させて設けている。エバポレータ62は、図示しないポンプの圧送する冷媒をエバポレータ用循環通路64により循環され、通過する空気を冷却して車室に供給する。
【0022】
この空調装置18のエアミックスダンパアクチュエータ34とファンモータ36と内外気切換弁アクチュエータ48と室内外切換弁アクチュエータ60とは、制御手段66に接続して設けている。制御手段66には、ファン22を駆動するファンモータ36をオン・オフするスイッチ68と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ70とを接続して設け、エアミックスダンパアクチュエータ34とファンモータ36と内外気切換弁アクチュエータ48と室内外切換弁アクチュエータ60との動作を制御する。
【0023】
制御手段66は、ファン22のスイッチ68と水温センサ70とから信号を入力し、ファン22のスイッチ68がオンの場合には室内外切換弁58で室内ダクト50を選択してヒータ通路26と室内ダクト50とを連通させ、ファン22のスイッチ68がオフ且つエンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高い場合には室内外切換弁58で室外ダクト52を選択してヒータ通路26と室外ダクト52とを連通させるとともにファン22を駆動させるように、室内外切換弁アクチュエータ60とファンモータ36との動作を制御する。
【0024】
また、制御手段66は、ヒータ通路26の第2分流ヒータ通路26−2にエアミックスダンパ32を設け、ファン22のスイッチ68がオフの場合にはエアミックスダンパ32を介してヒータコア20の通風量を最大にさせるように、エアミックスダンパアクチュエータ34の動作を制御する。
【0025】
次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0026】
エンジン2は、ラジエータインレット通路10とラジエータアウトレット通路12とによりウォータジャケット4とラジエータ6との間にウォータポンプ14の圧送するエンジン冷却水を循環させ、走行風及びラジエータファン8によるラジエータ6への通風によりエンジン冷却水の冷却を行う。
【0027】
空調装置18は、ヒータの使用時に、ファン22によりヒータ通路26に導入する内気又は外気をヒータコア20を通過させて車室内に供給し、あるいは、ヒータ通路26に流入する外気をヒータコア20を通過させて車室内に供給する。また、この空調装置18は、クーラの使用時に、クーラ用のエバポレータ62にエバポレータ用循環通路64により冷媒を循環され、通過する空気を冷却して車室に供給する。
【0028】
空調装置18によるヒータの使用時に、ヒータコア20は、エンジン冷却水との熱交換によりヒータ通路26の空気を暖めることにより、サブラジエータとして機能している。
【0029】
このエンジン2の冷却構造は、ヒータコア20とファン22とを配置したヒータ通路26にヒータコア20で加熱された空気を車室内に導く室内ダクト50と車室外に導く室外ダクト52とを設け、室内ダクト50と室外ダクト52とのいずれか一方を選択する室内外切換弁58を設けている。
【0030】
エンジン2の冷却構造は、ファン22のスイッチ68のオン・オフとエンジン冷却水の水温Tとの条件で、内気ダクト38と外気ダクト40との選択と、室内ダクト50と室外ダクト52との選択と、エアミックスダンパ32の動作とを、制御手段66により制御する。
【0031】
図3において、制御がスタート(100)すると、ファン22のスイッチ68がオフか否かを判断(102)する。この判断(102)がYESの場合は、エンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高いか否かを判断(104)する。
【0032】
この判断(104)がYESの場合は、室内外切換弁58によりヒータ通路26に室外ダクト52を連通させ、エアミックスダンパ32により第2分流ヒータ通路26−2を閉鎖(106)してヒータコア20の通風量を最大にし、ファン22のスイッチ68をオン(108)してファンモータ36によりファン22を駆動し、リターン(110)する。
【0033】
また、前記判断(102)がNO、前記判断(104)がNOの場合は、室内外切換弁58によりヒータ通路26に室内ダクト40を連通(112)させ、リターン(110)する。
【0034】
なお、ヒータ通路26に車室内の内気を導入する内気ダクト38と車室外の外気を導入する外気ダクト40とは、ファン22のスイッチ68がオフ且つエンジン冷却水の水温Tが設定水温Taより高い場合において、どちらをヒータ通路26に連通させても良い。外気ダクト40をヒータ通路26に連通した場合には、内気よりも温度の低い外気の導入により、ヒータコア20の熱交換の効率を高めることができる。
【0035】
このように、このエンジン2の冷却構造は、ファン22のスイッチ68がオフで、車室内でヒータを使用していない状況でも、エンジン冷却水が設定水温Taより高い場合には、ヒータ通路26と室外ダクト52とを連通させるとともにヒータ通路26に設けたファン22を駆動させることにより、エンジン冷却水を循環させるヒータコア20に内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
【0036】
このため、このエンジン2の冷却構造は、空調装置18のヒータコア20を利用してエンジン冷却水の熱交換を促すことができ、ヒータコア20をサブラジエータとして機能させることができ、ラジエータ6の軽量・小型化を図ることができる。
【0037】
また、このエンジン2の冷却構造は、ヒータ通路26の第2分流ヒータ通路26−2にエアミックスダンパ32を設け、ファン22のスイッチ68がオフの場合にはエアミックスダンパ32を介してヒータコア20の通風量を最大にさせることにより、内気又は外気にかかわらず、ヒータ通路26に導入された空気が必ずヒータコアを通過することになるため、ヒータコア20によるエンジン冷却水の熱交換を効果的に行うことができ、ヒータコア20をサブラジエータとして効率良く機能させることができる。
【0038】
なお、この発明は、上述実施例に限定されるものでなく、種々応用改変が可能である。例えば、上述実施例においては、ファン22のスイッチ68がオフで、エンジン冷却水が設定水温Taより高い場合に、ファンモータ36によりファン22を駆動させたが、エンジン冷却水の水温Tの高さに応じてファンモータ36の回転数を増減変化させることにより、熱交換の効率を高めることができる。
【0039】
また、上述実施例おいては、空調装置18のヒータコア20をサブラジエータとして機能させてエンジン冷却水の熱交換を促したが、ヒータコア20の上流側のヒータ通路26に配置したクーラ用のエバポレータ62にエバポレータ用循環通路64により冷媒を循環させて通過する空気を冷却し、この冷却した空気をヒータコア20に通過させることにより、エンジン2のオーバヒート等の緊急時に、エンジン冷却水を迅速に熱交換して冷却することができる。
【0040】
さらに、上述実施例においては、ヒータコア20にエンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱したが、ヒータコア20にエンジン冷却水の熱を溜める蓄熱手段を付設し、エンジン2の冷機始動時にヒータ用循環通路30により循環されるエンジン冷却水を蓄熱手段により温めてエンジン2に送り込むことにより、エンジン2の暖機時間を短縮することができる。
【0041】
【発明の効果】
このように、この発明のエンジンの冷却構造は、エンジン冷却水を循環させるヒータコアに内気又は外気を強制的に通過させて熱交換させ、車室外に放出することができる。
このため、このエンジンの冷却構造は、空調装置のヒータコアを利用してエンジン冷却水の熱交換を促すことができ、ヒータコアをサブラジエータとして機能させることができ、ラジエータの軽量・小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すエンジンの冷却構造の要部構成図である。
【図2】エンジンの冷却構造の概略構成図である。
【図3】動作を説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
2 エンジン
6 ラジエータ
18 空調装置
20 ヒータコア
22 ファン
24 空調ダクト
26 ヒータ通路
32 エアミックスダンパ
34 エアミックスダンパアクチュエータ
36 ファンモータ
38 内気ダクト
40 外気ダクト
46 内外気切換弁
48 内外気切換弁アクチュエータ
50 室内ダクト
52 室外ダクト
58 室内外切換弁
60 室内外切換弁アクチュエータ
66 制御手段
68 スイッチ
70 水温センサ
Claims (3)
- エンジン冷却水を循環させて通過する空気を加熱するヒータコアと、該ヒータコアへの通風量を調整するファンとを備え、前記ヒータコアをヒータ通路に配置し、該ヒータ通路に前記ヒータコアで加熱された空気を車室内に導く室内ダクトと車室外に導く室外ダクトとを設けるとともに前記室内ダクトと室外ダクトとのいずれか一方を選択する切換弁を設け、前記ファンのスイッチがオンの場合には前記切換弁で室内ダクトを選択してヒータ通路と前記室内ダクトとを連通させ、前記ファンのスイッチがオフ且つ前記エンジン冷却水が設定水温より高い場合には前記切換弁で室外ダクトを選択してヒータ通路と前記室外ダクトとを連通させるとともに前記ファンを駆動させることを特徴とするエンジンの冷却構造。
- 前記ヒータ通路にエアミックスダンパを設け、前記ファンのスイッチがオフの場合には前記エアミックスダンパを介してヒータコアの通風量を最大にさせることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却構造。
- 前記ヒータ通路に内気ダクトと外気ダクトとを設けるとともに前記内気ダクトと外気ダクトとのいずれか一方を選択する内外気切換弁を設け、前記ファンのスイッチがオフの場合には前記外気ダクトを選択することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003001800A JP2004211643A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | エンジンの冷却構造 |
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JP2010090863A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | 車両用空気調和装置 |
US20140069604A1 (en) * | 2011-05-11 | 2014-03-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle heat exchange structure |
JP2016156340A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の冷却装置 |
-
2003
- 2003-01-08 JP JP2003001800A patent/JP2004211643A/ja active Pending
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