JP2004211200A5 - - Google Patents
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これに加えて、さらに、mass%で、Cr:1%以下、Mo:1%以下、V:1%以下、B:0.01%以下、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下のうち1種以上を含有することができる。
また、前記冷延鋼板は電気亜鉛系めっきを施した電気亜鉛系めっき鋼板であってもよいし、溶融亜鉛系めっきを施した溶融亜鉛系めっき鋼板であってもよい。溶融亜鉛系めっきは、合金化処理が施されていてもよい。さらに、前記冷延鋼板はめっき後に有機被覆処理が施されているものであってもよい。
また、前記冷延鋼板は電気亜鉛系めっきを施した電気亜鉛系めっき鋼板であってもよいし、溶融亜鉛系めっきを施した溶融亜鉛系めっき鋼板であってもよい。溶融亜鉛系めっきは、合金化処理が施されていてもよい。さらに、前記冷延鋼板はめっき後に有機被覆処理が施されているものであってもよい。
また、本発明は、これらの成分組成を有する鋼に、熱間圧延、冷間圧延を施した後、(α+γ)二相域にて焼鈍し、最終的に、フェライト相と体積率10%未満の第二相からなるミクロ組織を形成し、上記(3)、(4)式を満たす冷延鋼板を得ることを特徴とするプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
上記製造方法において、前記焼鈍後、電気亜鉛系めっきを施してもよいし、溶融亜鉛系めっきを施してもよい。また、前記溶融亜鉛系めっきを施した後に合金化処理を施してもよい。さらに、前記めっき後にさらに有機被膜処理を施してもよい。
上記製造方法において、前記焼鈍後、電気亜鉛系めっきを施してもよいし、溶融亜鉛系めっきを施してもよい。また、前記溶融亜鉛系めっきを施した後に合金化処理を施してもよい。さらに、前記めっき後にさらに有機被膜処理を施してもよい。
Claims (12)
- 平均n値およびΔnをそれぞれ以下の(1)、(2)式で表した場合に、単軸引張試験における公称歪6%と12%の2点から算出された3方向の平均n値およびn値の面内異方性Δnがそれぞれ以下の(3)、(4)式で示される関係式を満足することを特徴とする、プレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
平均n値=(n0+n90+2×n45)/4 ‥‥(1)
Δn=(n0+n90−2×n45)/2 ‥‥(2)
平均n値>−4.396×10−4×TS+0.4085 ‥‥(3)
|Δn|≦0.004 ‥‥(4)
ただし、
TS:引張強度(MPa)、
n0:圧延方向のn値、
n45:圧延方向に対して45°方向のn値、
n90:圧延方向と垂直方向のn値 - mass%で、C:0.05%未満、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P:0.08%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下で、残部が実質的に鉄からなり、ミクロ組織がフェライトと体積率1%以上10%未満の第二相からなる複合組織であることを特徴とする請求項1に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- さらに、mass%で、Cr:1%以下、Mo:1%以下、V:1%以下、B:0.01%以下、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下のうち1種以上を含有することを特徴とする、請求項2に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- 前記冷延鋼板は電気亜鉛系めっきを施した電気亜鉛系めっき鋼板であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- 前記冷延鋼板は溶融亜鉛系めっきを施した溶融亜鉛系めっき鋼板であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- 前記溶融亜鉛系めっきは、合金化処理が施されていることを特徴とする請求項5に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- 前記冷延鋼板はめっき後に有機被覆処理が施されていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板。
- 請求項2または3記載の成分組成を有する鋼に、熱間圧延、冷間圧延を施した後、(α+γ)二相域にて焼鈍し、最終的に、フェライト相と体積率10%未満の第二相からなるミクロ組織を形成し、請求項1に記載の鋼板を得ることを特徴とするプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
- 前記焼鈍後、電気亜鉛系めっきを施すことを特徴とする請求項8に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
- 前記焼鈍後、溶融亜鉛系めっきを施すことを特徴とする請求項8に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
- 前記溶融亜鉛系めっきを施した後に合金化処理を施すことを特徴とする請求項10に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
- 前記めっき後にさらに有機被膜処理を施すことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載のプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
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