JP2004210311A - 包装箱 - Google Patents

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Sadaji Ikeda
定治 池田
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Abstract

【課題】蓋体と包装箱本体が1枚の展開図から組み立て可能であり、被包装物を容易に取り出すことができ、解体及び廃棄も効率的に行える包装箱の提供
【解決手段】本体部3と、接続板23を介して本体部3に対して回動し開放可能な蓋体部5とから構成され、本体部3及び蓋体部5の展開図が一枚のシートから構成されており、本体部3の対向する側板9、11には上下方向に延びる切り欠き部35が形成されている。切り欠き35は上端が開放していてもよい。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば感光材料や液晶カラーフィルムのロールなどの被包装物を包装する包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙等の被包装物を包装する従来の包装箱は、被包装物の高さとほぼ同じ高さを有する蓋付きで上部が開放可能な箱体の中に収容されていた。箱体の上部から被せられる蓋体は、遮光性を維持したり、蓋体が容易に外れないようにする目的から、蓋体の下辺が包装箱本体の下辺付近まで覆い被さるように設けられており、蓋体の側面から包装箱本体の底面にかけて粘着テープを貼付することにより、蓋体が搬送中などに不意に開かないようにしている。
【0003】
従来の包装箱から被包装物を取り出すためには、まず粘着テープの端部が存在する包装箱の底面を上側にするために包装箱を逆さにひっくり返して、粘着テープを剥がしはじめ、全ての粘着テープを除去する。次に再び包装箱を元の状態にひっくり返し、蓋体を開放する。この状態で被包装物を取り出すことが可能な場合もあるが、通常、被包装物は包装箱内に隙間なく収容されているため、被包装物と包装箱内面との間に指を入れて取り出すことが困難である。そのため、再度、包装箱を逆さにひっくり返し、包装箱を上方へ引き抜くようにして被包装物を取り出す。
【0004】
このように従来の包装箱では、被包装物を取り出すために包装箱を3回ひっくり返す作業をしなければならず、被包装物が重かったり、包装箱が大きい場合には、被包装物を包装箱から取り出すために作業者は大きな負担を強いられていた。
また従来の包装箱の底面は、両側から閉鎖したフラップをステープラで複数箇所固定して形成されているため、包装箱を解体して廃棄するときにステープラの針を外す作業が必要であった。
【0005】
更に従来の包装箱は蓋体と包装箱本体とが別の展開図で構成されており、そのため蓋体と包装箱本体とを別部材として管理しなければならず、管理上の手間を生じていた。
蓋体と包装箱本体とが一つの展開図で構成される従来例も提案されているが(特許文献1および2参照)、被包装物を取り出すには依然として困難が伴い、包装箱をひっくり返すなどの作業を要していた。
【0006】
【特許文献1】実開平6−21041号公報
【特許文献2】実開昭61−167648号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、蓋体と包装箱本体とが1枚の展開図から組み立て可能であり、被包装物を容易に取り出すことができ、解体及び廃棄も効率的に行える包装箱を提供することを課題とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討を重ねた結果、本体部の対向する側板に上下方向に延びる切り欠きを有し、さらに蓋体と包装箱本体とを1枚の展開図で構成する本発明によれば、課題を解決しうることを見出した。
すなわち本発明の第1の包装箱は、本体部と、接続板を介して該本体部に対して回動し開放可能な蓋体部とから構成され、上記本体部及び蓋体部の展開図が一枚のシートから構成されており、上記本体部の対向する側板には上下方向に延びる切り欠き部が形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
上記第1の包装箱において、上記切り欠き部は上端が開放していてもよい。
また上記第1の包装箱において、上記接続板は、上記蓋体部の後側板内に形成された回動辺の周囲で後方側へ回動可能であり、上記回動辺は上記本体部の後側板の幅より短い幅寸法を有し、上記本体部の後側板と上記蓋体部の蓋天板との境界線の両端と上記回動辺の両端とをそれぞれ結ぶように斜めの切れ込みが形成されていてもよい。
【0010】
また上記第1の包装箱において、上記蓋体部が上記本体部を閉鎖しているとき、上記蓋体部の蓋前板の下端辺は上記本体部の前側板の下端辺よりも上に位置し、上記蓋体部の前面板の下端辺には、上記前側板における下端辺との距離を長くするためのテープ用切り欠きが形成されていてもよい。
また上記展開図から接着剤または接合用部材を使用せずに組立可能であってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の包装箱の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る包装箱1を示し、この包装箱1は感光材料や液晶カラーフィルムなどのロールRを包装するために使用される。
【0012】
包装箱1は本体部3と蓋体部5とを備えており、本体部3は4つの側板、即ち前側板6、後側板7、左側板9、右側板11及び底板13から構成されている。また蓋体部5は、蓋天板15、蓋前板17、蓋左側板19及び蓋右側板21から構成されている。蓋体部5は、本体部3の後側板7の一部として形成された接続板23を介して本体部3に対して回動することにより開放可能である。また本体部3及び蓋体部5の展開図は図5に示すように一枚のシートから構成されている。
ここで本明細書において使用する方向を意味する用語について定義する。包装箱1の蓋体部5が開放し始める側(図1で正面として描かれている側)を「前」とし、その反対側を「後」とし、包装箱1を前側から見たときに左側に位置する側を「左」とし、右側に位置する側を「右」とする。
【0013】
接続板23は図3に良く示されているように台形を逆さにした形状であり、その下辺は、蓋体部5を後方へ回動して蓋を開ける際の回動辺25となっている。回動辺25は後側板7のほぼ中程に位置し、後側板7の幅より短い長さを有する。後側板7と蓋天板15との境界線(図3、図5中符号133で示されている)の両端と回動辺25の両端とをそれぞれ結ぶように斜めの切れ込み27、29が形成されている。このように接続板23が後方へ回動するための切れ込みを斜めに形成することにより、包装箱1を積み上げたときの耐荷重が大きくなるため、包装箱1が潰れる可能性が小さくなる。なお、接続板23の両端の切れ込みを斜めに形成する代わりに、切れ込みを垂直方向に形成するようにしてもよい。
【0014】
蓋体部5の蓋前板17の下端辺31は、本体部3の前側板6における下端辺34よりも上に位置しており、蓋前板17の下端辺31には、一例として3箇所にテープ用切り欠き33が形成されている。テープ用切り欠き33は、粘着テープを貼付できるように蓋前板17の下端辺31と前側板6の下端辺34との距離を長くするために形成されたものである。これにより蓋体部5と本体部3との間に粘着テープTを貼付するときに、粘着テープTの下端を前側板6に貼付できる長さを十分確保することができるため、粘着テープTを本体部3の底面13まで回し込む必要がなくなる。従って貼付テープTを貼付する際またはこれを剥がす際に、包装箱1を持ち上げたり、ひっくり返す手間が要らなくなる。
【0015】
本体部3の左側板9と右側板11とには、上下方向に延びる切り欠き部35が形成されている。切り欠き部35は人の指が入る程度の幅を有し、作業者は包装箱1の収容物であるロールRを取り出す場合に、図4に示すように両方の切り欠き部35から指を入れてロールRの両端を保持し、そのまま上方へ移行することで容易にロールRを取り出すことができる。なお、ロールRの両端には、図4に示すように緩衝材181が嵌合していてもよい。
【0016】
切り欠き部35はこのように包装箱1の収容物の取り出しの便宜のために形成されているものであるから、このような目的を達成できるのであれば、収容物の種類や形態に応じて、切り欠き部の形態や長さを適宜変更することができる。例えば本実施の形態のように切り欠き部35の上端が開放している形態の他、切り欠き部35の上端が、本体部3の左側板9と右側板11との上辺近くで閉鎖されている形態でもよい。また本実施の形態では、本体部3の左側板9と右側板11にのみ切り欠き部35が形成されているが、収容物の種類によっては本体部3の前側板6と後側板7とにも同様な切り欠き部を形成してもよい。
【0017】
次に本発明の包装箱1を形成するための展開図の一例について図5を参照しながら説明するとともに、包装箱1の形成工程について図6及び図7を参照しながら説明する。図5に示す展開図では、その紙面側が包装箱1の内面側となる。また図5における破線は谷折れ線を意味し、一点鎖線は山折れ線を意味し、太線は切り込みを意味する。図5の展開図に関する以下の説明中、上下左右の語を使用するときは、図5の展開図を正面から見たときの上下左右をそれぞれ意味するものとする。
【0018】
図5の展開図36において、符号37は本体部3を形成するための構成要素であり、符号39は蓋体部5を形成するための構成要素である。本体部3を形成するための構成要素37は、第1押さえ板41、前内側板43、前外側板45、底板13及び後側板7が一連に連なって形成されており、各板の間には第1山折れ線51、第1谷折れ線53、第2谷折れ線55及び第3谷折れ線57が形成されている。
【0019】
底板13の両側には、それぞれ第6谷折れ線59及び第7谷折れ線61を挟んで左外側板63及び右外側板65が形成されており、左外側板63及び右外側板65の下方にはそれぞれ第4谷折れ線67、第5谷折れ線69を挟んで左フラップ71及び右フラップ73が形成されている。左フラップ71と前外側板45との間、右フラップ73と前外側板45との間には、それぞれ第1切れ込み75、第2切れ込み77が形成されている。
【0020】
左外側板63及び右外側板65の両外側には、それぞれ第7谷折れ線79、第8谷折れ線81を挟んで左内側板83と右内側板85とが形成され、更にその両外側には、それぞれ第2山折れ線87、第3山折れ線89を挟んで第2押さえ板91と第3押さえ板93とが形成されている。また左内側板83及び右内側板85の各上側には、それぞれ第4山折れ線95及び第5山折れ線97を挟んで左後補助側板99と右後補助側板101とが形成され、更にその両外側には、それぞれ第6山折れ線103及び第7山折れ線105を挟んで第4押さえ板107と第5押さえ板109とが形成されている。
【0021】
左外側板63と左内側板83との間及び右外側板65と右内側板85との間には、それぞれに跨って細長い開口部111、113が形成されている。これらの開口部111、113は、それぞれ第7谷折れ線79、第8谷折れ線81に関して線対称に形成されており、第7谷折れ線79、第8谷折れ線81で谷折りしたときに形状が正確に整合して切り欠き部35を形成する部分である。
【0022】
後側板7の左右両側には、それぞれ第9谷折れ線115及び第10谷折れ線117を挟んで左補強側板119と右補強側板121とが形成されている。左補強側板119と右補強側板121とには上方側に開放した開口部123、125が形成されている。これら開口部123、125は、包装箱1を組み立てたとき、2つに折れた開口部111、113と整合して切り欠き部35を形成する部分である。左補強側板119と左外側板63との間、及び右補強側板121と右外側板65との間には、それぞれ第3切れ込み127と第4切れ込み129とが形成されている。
【0023】
後側板7の中央付近には第8山折れ線131が形成されており、第8山折れ線131の両端からは斜めの切れ込み27、29が形成されている。第8山折れ線131と2つの切れ込み27、29によって囲まれた部分に接続板23が形成されている。前述したように、第8山折れ線131は包装箱1の組立時に回動辺25となる部分である。
【0024】
次に蓋体部5を形成するための構成要素について説明する。接続板23の上側には第11谷折れ線133を挟んで蓋天板15が形成され、更に第12谷折れ線135を挟んで蓋前板17が形成されている。蓋天板15の左右両側には、それぞれ第15谷折れ線137及び第16谷折れ線139を挟んで蓋左外側板141と蓋右外側板143とが形成され、更にその外側には第17谷折れ線145及び第18谷折れ線147を挟んで蓋左内側板149と蓋右内側板151とが形成されている。蓋前板17の左右両側には、それぞれ第13谷折れ線153及び第14谷折れ線155を挟んで蓋左補強側板157と蓋右補強側板159とが形成されている。
【0025】
蓋左外側板141と左補強側板119との間、及び蓋右外側板143と右補強側板121との間には、それぞれ第5切れ込み161と第6切れ込み163が形成されている。また蓋左補強側板157と蓋左外側板141との間、及び蓋右補強側板159と蓋右外側板143との間には、それぞれ第7切れ込み165と第8切れ込み167とが形成されている。
【0026】
第15谷折れ線137及び第16谷折れ線139の途中には、それぞれ二箇所にハーフカット169が形成されており、蓋左内側板149と蓋右内側板151のそれぞれ外側の辺の2箇所に突出して形成される係止部171が、包装箱1の組立時にこれらハーフカット169に係止するようになっている。また第13谷折れ線153と第14谷折れ線155の中央にもハーフカット173が形成され、蓋左内側板149と蓋右内側板151の上辺に形成された係止部175が、包装箱1の組立時にこれらハーフカット173に係止するようになっている。
【0027】
次に本発明の包装箱1の形成工程について説明する。まず図6に示すように第6谷折れ線59及び第7谷折れ線61を谷折りしながら左フラップ71及び右フラップ73を前外側板45の内側へ折り込み、左フラップ71及び右フラップ73を挟み込むように前内側板43を第1谷折れ線53で谷折りし、更に第1押さえ板41を第1山折れ線51で山折りする。これにより前内側板43と前外側板45とが重なった部分に本体部3の前側板6が形成される。
【0028】
次に第3谷折れ線57を谷折りし、併せて左補強側板119及び右補強側板121をそれぞれ左外側板63及び右外側板65の内側へ折り込む。またこの状態で左内側板83及び右内側板85を、それぞれ左補強側板119及び右補強側板121を挟み込むように内側へ折り曲げる。同時に第2山折れ線87、第3山折れ線89、第4山折れ線95、第5山折れ線97、第6山折れ線103及び第7山折れ線105をそれぞれ山折りすることにより、第2押さえ板91、第3押さえ板93、第4押さえ板107及び第5押さえ板109が底板13上に当接し、左後補助側板99及び右後補助側板101が後側板7の内面に重なるようになる。これにより本体部3の左側板9と右側板11とが形成される。またこの過程で開口部111、113がそれぞれ第7谷折れ線79及び第8谷折れ線81で2つに折れ、そこに開口部123、125が整合することで左右両側の切り欠き部35が形成される。以上で本体部3が形成される。
【0029】
なお、第1押さえ板41、第2押さえ板91、第3押さえ板93、第4押さえ板107及び第5押さえ板109の各端部は斜めにカットされており、図3に示すように本体部3の完成時にこれらカット部分の端面同士が互いに隣接して当接し合うため、前内側板43、左内側板83、右内側板85、左後補助側板99及び右後補助側板101の折り曲げ状態が維持され、従って接着剤や接合用部材を使用しなくても本体部3の形状が保持される。
【0030】
次に図7に示すように、第12谷折れ線135で蓋前板17を谷折りすると同時に、蓋左補強側板157と蓋右補強側板159とをそれぞれ蓋左外側板141と蓋右外側板143の内側に折り曲げる。そして蓋左補強側板157と蓋右補強側板159とをそれぞれ蓋左外側板141と蓋右外側板143との間に挟み込むように、蓋左内側板149と蓋右内側板151とを内側に折り畳み、係止部171及び係止部175をそれぞれハーフカット169及びハーフカット173に係止させる。これにより蓋体部5が形成されると共に各ハーフカットへの係止部の係止により、蓋体部5の形状が維持される。
【0031】
本発明の包装箱1は上述したような工程で組み立て可能であるから、一枚の展開図から糊等の接着剤またはステープラ用の針等の接合用部材を使用せずに組立可能である。
【0032】
本発明の包装箱1を使用する場合には、例えばロールRを本体部3内に収容し、包装箱1のテープ用切り欠き33の部分に粘着テープTを貼付して、蓋体部5が不意に開放することを防止する(図1参照)。このときテープ用切り欠き33の存在により、粘着テープTを縦方向に貼付する領域が包装箱の前面に十分に確保されているから、粘着テープTの下端が包装箱1の前側板6上に位置するようにする。
【0033】
このように包装された包装箱1からロールRを取り出す場合には、包装箱1をひっくり返す必要なく粘着テープTを包装箱1の前面から剥がすか又はカッター等でカットし、蓋体部5を回動辺25の周囲で回動させて本体部3の上方を開放する。この状態で左右両方の切り欠き部35から緩衝材181の窪み部183に指を入れてそのまま上方へ持ち上げれば、緩衝材181つきロールRを本体部3から容易に取り出すことができる。その後、緩衝材181をロールRから脱離することによってロールRを使用することができる(図4)。
【0034】
本発明の包装箱に収納しうるロールRの種類は特に制限されるものではない。好ましく収納されるのは、ロール状の感光材料や液晶カラーフィルターなどである。特に、比較的重量があり軸線方向の長さが長いロール状の感光材料を好ましく収納しうる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、本体部及び蓋体部の展開図が一枚のシートから構成されているから、展開したシートの管理を一元化することができる。また作業者が両方の切り欠き部から指を入れて被包装物を支持し、持ち上げるだけで包装箱をひっくり返すことなく容易に包装箱から被包装物を取り出すことができる。
請求項2記載の発明によれば、作業者が両方の切り欠き部から指を入れて被包装物を支持したまま指が切り欠き部の上端を抜けることができるので、被包装物の取り出しに便利である。
請求項3記載の発明によれば、蓋体部の回動辺の周辺に掛かる耐荷重が増すために、より高く包装箱を積み上げることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、テープ用切り欠きの存在により蓋前板の下端辺より下側の前側板の長さが長くなるため、粘着テープを底板まで貼付する必要なく、蓋前板から本体部の前側板の間にかけて貼付することが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、包装箱の解体及び廃棄時に接着剤を剥がしたり、接合用部材を除去する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装箱内に収容物を収納し、蓋体部を閉じた状態を示す正面図である。
【図2】本発明の包装箱内に収容物を収納し、蓋体部を閉じた状態を示す背面図である。
【図3】本発明の包装箱の蓋体部を開放した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の包装箱から収容物を取り出すときの状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の包装箱の展開図である。
【図6】図5の展開図から本体部を組み立てるときの様子を示す斜視図である。
【図7】図5の展開図から本体部を組み立てた後に、蓋体部を組み立てるときの様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 包装箱、 3 本体部、 5 蓋体部、 6 前側板、 7 後側板
9 左側板、11 右側板、13 底板、15 蓋天板、17 蓋前板
19 蓋左側板、21 蓋右側板、23 接続板、25 回動辺
27 切れ込み、29 切れ込み、31 下端辺、33 テープ用切り欠き
35 切り欠き部、36 展開図、37 本体部を形成するための構成要素
39 蓋体部を形成するための構成要素、41 第1押さえ板、43 前内側板
45 前外側板、51 第1山折れ線、53 第1谷折れ線、
55 第2谷折れ線、57 第3谷折れ線、59 第6谷折れ線、
61 第7谷折れ線、63 左外側板、65 右外側板、67 第4谷折れ線
69 第5谷折れ線、71 左フラップ、73 右フラップ、
75 第1切れ込み、77 第2切れ込み、79 第7谷折れ線
81 第8谷折れ線、83 左内側板、85 右内側板、87 第2山折れ線
89 第3山折れ線、91 第2押さえ板、93 第3押さえ板
95 第4山折れ線、97 第5山折れ線、99 左後補助側板
101 右後補助側板、103 第6山折れ線、105 第7山折れ線
107 第4押さえ板、109 第5押さえ板、111 開口部
113 開口部、115 第9谷折れ線、117 第10谷折れ線
119 左補強側板、121 右補強側板、123 開口部、125 開口部、127 第3切れ込み、129 第4切れ込み、131 第8山折れ線
133 第11谷折れ線、135 第12谷折れ線、137 第15谷折れ線
139 第16谷折れ線、141 蓋左外側板、143 蓋右外側板
145 第17谷折れ線、147 第18谷折れ線、149 蓋左内側板
151 蓋右内側板、153 第13谷折れ線、155 第14谷折れ線
157 蓋左補強側板、159 蓋右補強側板、161 第5切れ込み
163 第6切れ込み、165 第7切れ込み、167 第8切れ込み
169 ハーフカット、171 係止部、173 ハーフカット、
175 係止部、181 緩衝材、183 窪み部
R ロール、T 粘着テープ

Claims (5)

  1. 本体部と、接続板を介して該本体部に対して回動し開放可能な蓋体部とから構成され、前記本体部及び蓋体部の展開図が一枚のシートから構成されており、前記本体部の対向する側板には上下方向に延びる切り欠き部が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記切り欠き部は上端が開放していることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記接続板は、前記蓋体部の後側板内に形成された回動辺の周囲で後方側へ回動可能であり、前記回動辺は前記本体部の後側板の幅より短い幅寸法を有し、前記本体部の後側板と前記蓋体部の蓋天板との境界線の両端と前記回動辺の両端とをそれぞれ結ぶように斜めの切れ込みが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 前記蓋体部が前記本体部を閉鎖しているとき、前記蓋体部の蓋前板の下端辺は前記本体部の前側板の下端辺よりも上に位置し、前記蓋体部の前面板の下端辺には、前記前側板における下端辺との距離を長くするためのテープ用切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記展開図から接着剤または接合用部材を使用せずに組立可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装箱。
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