JP2004207855A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】通話時に話し手の声量を自動調整し、聞き手に聞こえる声量が常に一定になるようなインターホンシステムを提供することにある。
【解決手段】マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホン2と、警報監視盤3と、各住戸内に設けられた宅内インターホン1と、の間で、通話用マイク13aと通話用スピーカー12aと通話用スピーカー12aに入力するための音声信号を増幅するアンプ11aとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイク13aに入力された話し手の声量を検出する検出回路20bと、前記検出回路20bが検出したレベルに基づき前記通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプ11aの利得を調整する利得調整回路20aと、を有する通話音量自動調整回路10を備えたものである。
【選択図】 図3
【解決手段】マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホン2と、警報監視盤3と、各住戸内に設けられた宅内インターホン1と、の間で、通話用マイク13aと通話用スピーカー12aと通話用スピーカー12aに入力するための音声信号を増幅するアンプ11aとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイク13aに入力された話し手の声量を検出する検出回路20bと、前記検出回路20bが検出したレベルに基づき前記通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプ11aの利得を調整する利得調整回路20aと、を有する通話音量自動調整回路10を備えたものである。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホンと、各住戸内に設けられた宅内インターホンと、管理人室等に設けられた警報監視盤と、の間で通話を行うためのインターホンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターホンシステムとしては、特開2000−286974号公報に示すようなものが知られている。このシステムは、HAに関連する機能と、防犯・防災等のための機能を備えたシステムである。このインターホンシステムを図7に示す。このインターホンシステムは、オートロックシステムが設置されたマンション等に設置されており、訪問者は、住戸の玄関に通じる共通の入口の自動ドアを開錠してもらいマンション内に入るために、1階の共同玄関(ロビー)に設けられた、ロビーインターホン2から訪問先の住戸を呼び出して通話するものである。
【0003】
以下に、このインターホンシステムについてより詳細に説明する。1は各住戸内に設置される宅内インターホン、1bは各住戸内に設置され宅内インターホン1に接続される通話用増設機である副宅内インターホン、3は管理人室に設けられる警報監視盤、2は共同玄関に設置され警報監視盤3に接続されるロビーインターホンである。また、4は各住戸の玄関に設置され宅内インターホン1に接続される住戸用のドアホンである。
【0004】
宅内インターホン1は、警報監視盤3を介してロビーインターホン2に接続され、訪問者がロビーインターホン2の呼出操作部2aの押釦等を操作し、訪問先の住戸を呼び出すと、住戸内に設置された宅内インターホン1のスピーカーから呼び出し音が出力され、住人が宅内インターホン1のハンドセット1aを取り上げると、訪問者と通話が可能なように構成されている。また、上記システムにおいて、ロビーインターホン2が設置されている場所の騒音環境を考慮する場合は、ロビーインターホン2が、周囲騒音を集音し、その周囲騒音の値が低い場合には、ロビーインターホン2の拡声通話用スピーカー2cから出力される通話音声が小さくなるように、周囲雑音の値に応じて前記拡声通話用スピーカー2cから出力される通話音声量を変えるように構成されている。
【0005】
図7に示すシステムは、住人は宅内インターホン1のハンドセット1aを用い、訪問者は、ロビーインターホン2に内蔵された、通話用マイク2b及び拡声通話用スピーカー2cを用いて通話を行うように構成されている。
【0006】
又、マンションなどの集合住宅用に使用されるインターホンシステムではないが、玄関子機と居室親機を使用したシステムとして、特開2002−185625号公報に示すようなものがある。このシステムは、住宅玄関に設置される玄関子機と住宅内に設置される居室親機とが2線からなる伝送路を介して接続され構成されている。この場合は、玄関子機の子機マイクからの受信信号を居室親機の通話回路の受話アンプを介して受話部に入力し、通話回路の親機マイクからの送話信号を送話アンプを介して玄関子機の子機スピーカに入力して通話を行うに当たり玄関子機が設置される住戸玄関の周囲近傍の騒音レベルに応じて、居室親機にて増幅される送受信信号の増幅利得を自動でレベル調整するようにしたものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−286974号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2002−185625号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−286974号公報のような従来技術では、通話時において、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる声量も小さくなり、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる声量も大きくなるので、話し手の声量によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。また、ロビーインターホンが設置された場所の騒音環境を考慮した場合でも、ロビーインターホンが設置された場所の周囲雑音が小さく宅内インターホンの話し手の声量が大きい場合は、ロビーインターホンの聞き手に聞こえる声量も大きくなり、また、ロビーインターホンが設置された場所の周囲雑音が小さく宅内インターホンの話し手の声量が小さい場合は、ロビーインターホンの聞き手に聞こえる声量も小さくなり、宅内インターホンの話し手の声量や周囲環境によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。
【0010】
又、特開2002−185625号公報のような従来技術は、周囲雑音のレベルによって、通話音量を可変させるものであり、周囲雑音が小さく、話し手の声量が小さい場合は、聞き手に聞こえるこえも小さくなり、また、周囲雑音が小さく、話し手の声量が大きい場合は、聞き手に聞こえる声量も大きくなるので、話し手の声量や周囲環境によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。
【0011】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、インターホンシステムに通話音量自動調整回路を設け、通話時に話し手の声量を自動調整し、聞き手に聞こえる声量が常に一定になるようなインターホンシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホンと、警報監視盤と、各住戸内に設けられた宅内インターホンと、の間で、通話用マイクと通話用スピーカーと通話用スピーカーに入力するための音声信号を増幅するアンプとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイクに入力された話し手の声量を検出する検出回路と、前記検出回路が検出した声量のレベルに基づき前記通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプの利得を調整する利得調整回路と、を有する通話音量自動調整回路を備え、この通話音量自動調整回路が動作することによって、通話用マイクに入力される話し手の声量が小さければ、通話用スピーカーから出力される声量を大きくし、通話用マイクに入力される話し手の声量が大きければ、通話用スピーカーから出力される声量を小さくするようにしたものである。
【0013】
したがって、この場合は、通話自動調整回路が、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる聞こえる声量を大きくし、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる声量も小さくするように、通話用スピーカーから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になって、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0014】
請求項2記載の発明にあっては、特に、ロビーインターホンと、警報監視盤と、宅内インターホンと、に通話音量自動調整回路を備えたものである。
【0015】
したがって、この場合は、特に、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホン全てに通話音量自動調整回路が備わっているので、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホンの周囲環境の違いに応じて通話用スピーカーから出力される声量のレベル値を設定することができるので、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0016】
請求項3記載の発明にあっては、特に、通話音量自動調整回路が動作してから所定時間経過後、再度、通話音量自動調整回路は通話用マイクに入力される話し手の声量を検出し、通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするようになしたものである。
【0017】
したがって、この場合は、特に、通話開始時、通話音量自動調整回路が動作し通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルに設定してから、話し手の声量が変わった場合でも、所定時間後に再び通話音量自動調整回路が話し手の声量を検出し通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするので、通話中に話し手の音量が変化しても所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1から図6は、本発明の請求項1乃至請求項3に対応した一実施形態であるインターホンシステムを示している。
【0019】
この実施形態のインターホンシステムは、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホン2と、警報監視盤3と、各住戸内に設けられた宅内インターホン1と、の間で、通話用マイク13aと通話用スピーカー12aと通話用スピーカー12aに入力するための音声信号を増幅するアンプ11aとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイク13aに入力された話し手の声量を検出する検出回路20bと、前記検出回路20bが検出した声量のレベルに基づき前記通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプ11aの利得を調整する利得調整回路20aと、を有する通話音量自動調整回路10を備え、この通話音量自動調整回路10が動作することによって、通話用マイク13aに入力される話し手の声量が小さければ、通話用スピーカー12aから出力される声量を大きくし、通話用マイク13aに入力される話し手の声量が大きければ、通話用スピーカー12aから出力される声量を小さくするようになしたものである。
【0020】
更に、宅内インターホン1と、ロビーインターホン2と、警報監視盤3と、に通話音量自動調整回路10を備えたものである。
【0021】
更に、利用者が通話を開始し、通話音量自動調整回路10が動作してから所定時間経過後、通話音量自動調整回路10は通話用マイク13aに入力される話し手の声量を検出し、通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするようになしたものである。
【0022】
以下に、この実施形態のインターホンシステムにいついて、より詳細に説明する。
【0023】
図1は、本実施形態であるインターホンシステムのシステム図である。図2は、上記インターホンシステムの構成を示すブロック図、図3は上記のインターホンシステムの回路ブロック図、図4は上記のインターホンシステムのフローチャート図、図5は、上記のインターホンシステムのハンドセット1aを示す構成図、図6は上記のインターホンシステムの通話音量自動調整回路10を示す構成図である。
【0024】
図1で、ロビーインターホン2と警報監視盤3はAで接続されている。更に、警報監視盤3と宅内インターホン1は、分岐器5を介してBで接続されていて、警報監視盤3には複数の宅内インターホン1が分岐器5を介してBで接続されるようになっている。更に、各宅内インターホン1とドアホン4はCで接続されている。
【0025】
図2で各住戸内に設置される宅内インターホン1は、ハンドセット1aを有し、管理人室等に設けられる警報監視盤3を介して、共同玄関(ロビー)に設置されるロビーインターホン2と接続されると共に、各住戸の玄関に設置される住戸用ドアホン4と接続され、ロビーインターホン2及び住戸用ドアホン4を用いる訪問者、又は、警報監視盤3に内蔵された通話システムを用いる管理人との通話が可能に構成されている。
【0026】
つぎに、図3の宅内インターホン1は、呼び出し用のスピーカー12と、アンプ11aと通話用スピーカー12aと通話用マイク13aを有するハンドセット1aと、電源部11とベースP板B/K12と、通話音量自動調整回路10を有するメインP板B/K13と、表示操作P板B/K14と、を備えている。
【0027】
つぎに、図3のロビーインターホン2は、電源部11と、アンプ11aと、通話用スピーカー12aと、通話用マイク13aと、通話音量自動調整回路10を有する通話回路20と、メイン回路22と表示部23と、メモリ24と、多重伝送回路25と、テンキー操作部26を備えている。
【0028】
つぎに、図3の警報監視盤3は、通話用スピーカー12aと通話用マイク13aとを有するハンドセット1aと、電源部11と、呼び出し用のスピーカー12と、通話音量自動調整回路10を有する通話回路20と、メイン回路22と、表示部23と、メモリ24と、多重伝送回路25と、操作部31を備えている。
【0029】
宅内インターホン1は、ベースP板B/K12から信号線を介してロビーインターホン2の多重伝送回路25と警報監視盤3の多重伝送回路25に接続され、呼出制御と通話路を形成する制御等の制御信号の送受信は、多重信号伝送回路25を介して行われる。
【0030】
また、宅内インターホン1のベースP板B/K12から信号線を介して、ロビーインターホン2の通話回路20又は警報監視盤3に接続され、通話音声が伝送される。
【0031】
つぎに、話し手がロビーインターホン2を利用して通話を行うための手順を図4のフローチャートを使い説明する。
【0032】
まず、利用者である話し手が、ロビーインターホン2を操作し、訪問先の住戸の呼び出しを行うと、ロビーインターホン2の多重信号伝送回路25及び警報監視盤3の多重信号伝送回路25を介して住戸の情報及び呼出がある旨の制御信号が伝送される。これにより、警報監視盤3は、住戸内に設けられた宅内インターホン1のスピーカー12より呼出音が出力され、住人が宅内インターホン1のハンドセット1aを取り上げると、宅内インターホン1は警報監視盤3に応答するむねの制御信号を伝送する。そして、多重伝送路25を介して通話路を確立するための制御信号が警報監視盤3から出力され、ロビーインターホン2と宅内インターホン1との間で通話路が形成され通話が可能となる。
【0033】
ロビーインターホン2を利用している話し手の声が通話用マイク13aに入力され、通話音量自動調節回路10の検出回路20aにて、声量が検出される。
【0034】
このとき、話し手の声量が所定の大きさであれば、話し手の声量がそのまま宅内インターホン1のハンドセット1aより出力される。
【0035】
また、ロビーインターホン2を利用している話し手の声量が小さければ利得調整回路20bがアンプ11aの利得を大きくし、話し手の声量が大きければ利得調整回路20bがアンプ11aの利得を小さくし、話し手の声量を所定の大きさに調整し宅内インターホン1のハンドセット1aより出力される。なお、図4のフローチャートでは、話し手の声が小さい場合を記載している。
【0036】
そして、通話を開始し通話音量自動調整回路10が動作してから3分経過後に会話が継続していた場合は、再び通話音量自動調整回路10が話し手の声量を検出し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルに設定する。
【0037】
したがって、本実施形態では、通話自動調整回路10が、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる声量を大きくし、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる聞こえる声量も小さくするように、通話用スピーカー12aから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になって、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0038】
更に、ロビーインターホン2及び警報監視盤3及び宅内インターホン1全てに通話音量自動調整回路10が備わっているので、ロビーインターホン2及び警報監視盤3及び宅内インターホン1の周囲環境の違いに応じて通話用スピーカー12aから出力される声量のレベル値を設定することができるので、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0039】
更に、通話開始時、通話音量自動調整回路10が動作し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにしてから話し手の声量が変化する場合、普通であれば、通話開始時には話し手の声量が大きく、一定時間経過後に声量が安定し定常の声量になった場合は、聞き手は、通話開始時には適切な声量で聞くことが出来るが、一定時間経過後は、聞き手は、小さな声量で聞くことになる。また、通話開始時には話し手の声量が小さく、一定時間経過後に声量が安定し定常の声量になった場合は、聞き手は、通話開始時には適切な声量で聞くことが出来るが、一定時間経過後は、聞き手は、大きな声量で聞かなければならなくなる。これに対し、本実施形態では、所定時間後に再び通話声量自動調整回路10が話し手の声量を検出し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルに設定することにより、通話中に話し手の声量が変化した場合でも所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0040】
なお、話し手がロビーインタホン2で聞き手が警報監視盤3を使って通話する場合と、話し手が宅内インターホン1で聞き手がロビーインターホン2又は警報監視盤3を使って通話する場合と、話し手が警報監視盤3で聞き手が宅内インターホン1又はロビーインタホン2を使って通話する場合と、は上記説明と同様の作用効果を有するので説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】
上述のごとく、本発明の請求項1記載の発明にあっては、通話用スピーカーから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になり聞き手は、話し手の声が聞き取り易くなる
又、請求項2記載の発明にあっては、特に、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホン全てに通話音量自動調整回路が備わっているので、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホンなどの周囲環境の違いに応じて話し手の声量を自動調整することにより、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0042】
又、請求項3記載の発明にあっては、特に、通話中に話し手の声量が変わった場合でも所定時間後に再び通話音量自動調整回路が動作し、通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするので、所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるインターホンシステムのシステム図
【図2】上記のインターホンシステムの構成を示すブロック図
【図3】上記のインターホンシステムを示す構成を示す回路ブロック図
【図4】上記のインターホンシステムのフローチャート
【図5】上記のインターホンシステムのハンドセットを示す構成図
【図6】上記のインターホンシステムの通話音量自動調整回路を示す構成図
【図7】特開2000−286974号公報記載のインターホンシステムを示す構成図
【符号の説明】
1 宅内インターホン
2 ロビーインターホン
3 警報監視盤
10 通話音量自動調整回路
11a アンプ
12a 通話用スピーカー
13a 通話用マイク
20a 利得調整回路
20b 検知回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホンと、各住戸内に設けられた宅内インターホンと、管理人室等に設けられた警報監視盤と、の間で通話を行うためのインターホンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターホンシステムとしては、特開2000−286974号公報に示すようなものが知られている。このシステムは、HAに関連する機能と、防犯・防災等のための機能を備えたシステムである。このインターホンシステムを図7に示す。このインターホンシステムは、オートロックシステムが設置されたマンション等に設置されており、訪問者は、住戸の玄関に通じる共通の入口の自動ドアを開錠してもらいマンション内に入るために、1階の共同玄関(ロビー)に設けられた、ロビーインターホン2から訪問先の住戸を呼び出して通話するものである。
【0003】
以下に、このインターホンシステムについてより詳細に説明する。1は各住戸内に設置される宅内インターホン、1bは各住戸内に設置され宅内インターホン1に接続される通話用増設機である副宅内インターホン、3は管理人室に設けられる警報監視盤、2は共同玄関に設置され警報監視盤3に接続されるロビーインターホンである。また、4は各住戸の玄関に設置され宅内インターホン1に接続される住戸用のドアホンである。
【0004】
宅内インターホン1は、警報監視盤3を介してロビーインターホン2に接続され、訪問者がロビーインターホン2の呼出操作部2aの押釦等を操作し、訪問先の住戸を呼び出すと、住戸内に設置された宅内インターホン1のスピーカーから呼び出し音が出力され、住人が宅内インターホン1のハンドセット1aを取り上げると、訪問者と通話が可能なように構成されている。また、上記システムにおいて、ロビーインターホン2が設置されている場所の騒音環境を考慮する場合は、ロビーインターホン2が、周囲騒音を集音し、その周囲騒音の値が低い場合には、ロビーインターホン2の拡声通話用スピーカー2cから出力される通話音声が小さくなるように、周囲雑音の値に応じて前記拡声通話用スピーカー2cから出力される通話音声量を変えるように構成されている。
【0005】
図7に示すシステムは、住人は宅内インターホン1のハンドセット1aを用い、訪問者は、ロビーインターホン2に内蔵された、通話用マイク2b及び拡声通話用スピーカー2cを用いて通話を行うように構成されている。
【0006】
又、マンションなどの集合住宅用に使用されるインターホンシステムではないが、玄関子機と居室親機を使用したシステムとして、特開2002−185625号公報に示すようなものがある。このシステムは、住宅玄関に設置される玄関子機と住宅内に設置される居室親機とが2線からなる伝送路を介して接続され構成されている。この場合は、玄関子機の子機マイクからの受信信号を居室親機の通話回路の受話アンプを介して受話部に入力し、通話回路の親機マイクからの送話信号を送話アンプを介して玄関子機の子機スピーカに入力して通話を行うに当たり玄関子機が設置される住戸玄関の周囲近傍の騒音レベルに応じて、居室親機にて増幅される送受信信号の増幅利得を自動でレベル調整するようにしたものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−286974号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2002−185625号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−286974号公報のような従来技術では、通話時において、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる声量も小さくなり、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる声量も大きくなるので、話し手の声量によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。また、ロビーインターホンが設置された場所の騒音環境を考慮した場合でも、ロビーインターホンが設置された場所の周囲雑音が小さく宅内インターホンの話し手の声量が大きい場合は、ロビーインターホンの聞き手に聞こえる声量も大きくなり、また、ロビーインターホンが設置された場所の周囲雑音が小さく宅内インターホンの話し手の声量が小さい場合は、ロビーインターホンの聞き手に聞こえる声量も小さくなり、宅内インターホンの話し手の声量や周囲環境によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。
【0010】
又、特開2002−185625号公報のような従来技術は、周囲雑音のレベルによって、通話音量を可変させるものであり、周囲雑音が小さく、話し手の声量が小さい場合は、聞き手に聞こえるこえも小さくなり、また、周囲雑音が小さく、話し手の声量が大きい場合は、聞き手に聞こえる声量も大きくなるので、話し手の声量や周囲環境によっては、声が聞き取りにくいという問題があった。
【0011】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、インターホンシステムに通話音量自動調整回路を設け、通話時に話し手の声量を自動調整し、聞き手に聞こえる声量が常に一定になるようなインターホンシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホンと、警報監視盤と、各住戸内に設けられた宅内インターホンと、の間で、通話用マイクと通話用スピーカーと通話用スピーカーに入力するための音声信号を増幅するアンプとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイクに入力された話し手の声量を検出する検出回路と、前記検出回路が検出した声量のレベルに基づき前記通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプの利得を調整する利得調整回路と、を有する通話音量自動調整回路を備え、この通話音量自動調整回路が動作することによって、通話用マイクに入力される話し手の声量が小さければ、通話用スピーカーから出力される声量を大きくし、通話用マイクに入力される話し手の声量が大きければ、通話用スピーカーから出力される声量を小さくするようにしたものである。
【0013】
したがって、この場合は、通話自動調整回路が、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる聞こえる声量を大きくし、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる声量も小さくするように、通話用スピーカーから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になって、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0014】
請求項2記載の発明にあっては、特に、ロビーインターホンと、警報監視盤と、宅内インターホンと、に通話音量自動調整回路を備えたものである。
【0015】
したがって、この場合は、特に、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホン全てに通話音量自動調整回路が備わっているので、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホンの周囲環境の違いに応じて通話用スピーカーから出力される声量のレベル値を設定することができるので、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0016】
請求項3記載の発明にあっては、特に、通話音量自動調整回路が動作してから所定時間経過後、再度、通話音量自動調整回路は通話用マイクに入力される話し手の声量を検出し、通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするようになしたものである。
【0017】
したがって、この場合は、特に、通話開始時、通話音量自動調整回路が動作し通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルに設定してから、話し手の声量が変わった場合でも、所定時間後に再び通話音量自動調整回路が話し手の声量を検出し通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするので、通話中に話し手の音量が変化しても所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1から図6は、本発明の請求項1乃至請求項3に対応した一実施形態であるインターホンシステムを示している。
【0019】
この実施形態のインターホンシステムは、マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホン2と、警報監視盤3と、各住戸内に設けられた宅内インターホン1と、の間で、通話用マイク13aと通話用スピーカー12aと通話用スピーカー12aに入力するための音声信号を増幅するアンプ11aとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイク13aに入力された話し手の声量を検出する検出回路20bと、前記検出回路20bが検出した声量のレベルに基づき前記通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプ11aの利得を調整する利得調整回路20aと、を有する通話音量自動調整回路10を備え、この通話音量自動調整回路10が動作することによって、通話用マイク13aに入力される話し手の声量が小さければ、通話用スピーカー12aから出力される声量を大きくし、通話用マイク13aに入力される話し手の声量が大きければ、通話用スピーカー12aから出力される声量を小さくするようになしたものである。
【0020】
更に、宅内インターホン1と、ロビーインターホン2と、警報監視盤3と、に通話音量自動調整回路10を備えたものである。
【0021】
更に、利用者が通話を開始し、通話音量自動調整回路10が動作してから所定時間経過後、通話音量自動調整回路10は通話用マイク13aに入力される話し手の声量を検出し、通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにするようになしたものである。
【0022】
以下に、この実施形態のインターホンシステムにいついて、より詳細に説明する。
【0023】
図1は、本実施形態であるインターホンシステムのシステム図である。図2は、上記インターホンシステムの構成を示すブロック図、図3は上記のインターホンシステムの回路ブロック図、図4は上記のインターホンシステムのフローチャート図、図5は、上記のインターホンシステムのハンドセット1aを示す構成図、図6は上記のインターホンシステムの通話音量自動調整回路10を示す構成図である。
【0024】
図1で、ロビーインターホン2と警報監視盤3はAで接続されている。更に、警報監視盤3と宅内インターホン1は、分岐器5を介してBで接続されていて、警報監視盤3には複数の宅内インターホン1が分岐器5を介してBで接続されるようになっている。更に、各宅内インターホン1とドアホン4はCで接続されている。
【0025】
図2で各住戸内に設置される宅内インターホン1は、ハンドセット1aを有し、管理人室等に設けられる警報監視盤3を介して、共同玄関(ロビー)に設置されるロビーインターホン2と接続されると共に、各住戸の玄関に設置される住戸用ドアホン4と接続され、ロビーインターホン2及び住戸用ドアホン4を用いる訪問者、又は、警報監視盤3に内蔵された通話システムを用いる管理人との通話が可能に構成されている。
【0026】
つぎに、図3の宅内インターホン1は、呼び出し用のスピーカー12と、アンプ11aと通話用スピーカー12aと通話用マイク13aを有するハンドセット1aと、電源部11とベースP板B/K12と、通話音量自動調整回路10を有するメインP板B/K13と、表示操作P板B/K14と、を備えている。
【0027】
つぎに、図3のロビーインターホン2は、電源部11と、アンプ11aと、通話用スピーカー12aと、通話用マイク13aと、通話音量自動調整回路10を有する通話回路20と、メイン回路22と表示部23と、メモリ24と、多重伝送回路25と、テンキー操作部26を備えている。
【0028】
つぎに、図3の警報監視盤3は、通話用スピーカー12aと通話用マイク13aとを有するハンドセット1aと、電源部11と、呼び出し用のスピーカー12と、通話音量自動調整回路10を有する通話回路20と、メイン回路22と、表示部23と、メモリ24と、多重伝送回路25と、操作部31を備えている。
【0029】
宅内インターホン1は、ベースP板B/K12から信号線を介してロビーインターホン2の多重伝送回路25と警報監視盤3の多重伝送回路25に接続され、呼出制御と通話路を形成する制御等の制御信号の送受信は、多重信号伝送回路25を介して行われる。
【0030】
また、宅内インターホン1のベースP板B/K12から信号線を介して、ロビーインターホン2の通話回路20又は警報監視盤3に接続され、通話音声が伝送される。
【0031】
つぎに、話し手がロビーインターホン2を利用して通話を行うための手順を図4のフローチャートを使い説明する。
【0032】
まず、利用者である話し手が、ロビーインターホン2を操作し、訪問先の住戸の呼び出しを行うと、ロビーインターホン2の多重信号伝送回路25及び警報監視盤3の多重信号伝送回路25を介して住戸の情報及び呼出がある旨の制御信号が伝送される。これにより、警報監視盤3は、住戸内に設けられた宅内インターホン1のスピーカー12より呼出音が出力され、住人が宅内インターホン1のハンドセット1aを取り上げると、宅内インターホン1は警報監視盤3に応答するむねの制御信号を伝送する。そして、多重伝送路25を介して通話路を確立するための制御信号が警報監視盤3から出力され、ロビーインターホン2と宅内インターホン1との間で通話路が形成され通話が可能となる。
【0033】
ロビーインターホン2を利用している話し手の声が通話用マイク13aに入力され、通話音量自動調節回路10の検出回路20aにて、声量が検出される。
【0034】
このとき、話し手の声量が所定の大きさであれば、話し手の声量がそのまま宅内インターホン1のハンドセット1aより出力される。
【0035】
また、ロビーインターホン2を利用している話し手の声量が小さければ利得調整回路20bがアンプ11aの利得を大きくし、話し手の声量が大きければ利得調整回路20bがアンプ11aの利得を小さくし、話し手の声量を所定の大きさに調整し宅内インターホン1のハンドセット1aより出力される。なお、図4のフローチャートでは、話し手の声が小さい場合を記載している。
【0036】
そして、通話を開始し通話音量自動調整回路10が動作してから3分経過後に会話が継続していた場合は、再び通話音量自動調整回路10が話し手の声量を検出し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルに設定する。
【0037】
したがって、本実施形態では、通話自動調整回路10が、話し手の声量が小さいと聞き手に聞こえる声量を大きくし、また、話し手の声量が大きいと聞き手に聞こえる聞こえる声量も小さくするように、通話用スピーカー12aから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になって、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0038】
更に、ロビーインターホン2及び警報監視盤3及び宅内インターホン1全てに通話音量自動調整回路10が備わっているので、ロビーインターホン2及び警報監視盤3及び宅内インターホン1の周囲環境の違いに応じて通話用スピーカー12aから出力される声量のレベル値を設定することができるので、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0039】
更に、通話開始時、通話音量自動調整回路10が動作し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルにしてから話し手の声量が変化する場合、普通であれば、通話開始時には話し手の声量が大きく、一定時間経過後に声量が安定し定常の声量になった場合は、聞き手は、通話開始時には適切な声量で聞くことが出来るが、一定時間経過後は、聞き手は、小さな声量で聞くことになる。また、通話開始時には話し手の声量が小さく、一定時間経過後に声量が安定し定常の声量になった場合は、聞き手は、通話開始時には適切な声量で聞くことが出来るが、一定時間経過後は、聞き手は、大きな声量で聞かなければならなくなる。これに対し、本実施形態では、所定時間後に再び通話声量自動調整回路10が話し手の声量を検出し通話用スピーカー12aから出力される声量を所定のレベルに設定することにより、通話中に話し手の声量が変化した場合でも所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0040】
なお、話し手がロビーインタホン2で聞き手が警報監視盤3を使って通話する場合と、話し手が宅内インターホン1で聞き手がロビーインターホン2又は警報監視盤3を使って通話する場合と、話し手が警報監視盤3で聞き手が宅内インターホン1又はロビーインタホン2を使って通話する場合と、は上記説明と同様の作用効果を有するので説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】
上述のごとく、本発明の請求項1記載の発明にあっては、通話用スピーカーから出力される声量を自動的に所定のレベルにすることにより、聞き手に聞こえる声量が常に一定になり聞き手は、話し手の声が聞き取り易くなる
又、請求項2記載の発明にあっては、特に、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホン全てに通話音量自動調整回路が備わっているので、ロビーインターホン及び警報監視盤及び宅内インターホンなどの周囲環境の違いに応じて話し手の声量を自動調整することにより、より一層、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【0042】
又、請求項3記載の発明にあっては、特に、通話中に話し手の声量が変わった場合でも所定時間後に再び通話音量自動調整回路が動作し、通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするので、所定時間後には聞き手に聞こえる声量が一定になり、聞き手は話し手の声が聞き取り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるインターホンシステムのシステム図
【図2】上記のインターホンシステムの構成を示すブロック図
【図3】上記のインターホンシステムを示す構成を示す回路ブロック図
【図4】上記のインターホンシステムのフローチャート
【図5】上記のインターホンシステムのハンドセットを示す構成図
【図6】上記のインターホンシステムの通話音量自動調整回路を示す構成図
【図7】特開2000−286974号公報記載のインターホンシステムを示す構成図
【符号の説明】
1 宅内インターホン
2 ロビーインターホン
3 警報監視盤
10 通話音量自動調整回路
11a アンプ
12a 通話用スピーカー
13a 通話用マイク
20a 利得調整回路
20b 検知回路
Claims (3)
- マンションなどの集合住宅の共同玄関等に設けられたロビーインターホンと、警報監視盤と、各住戸内に設けられた宅内インターホンと、の間で、通話用マイクと通話用スピーカーと通話用スピーカーに入力するための音声信号を増幅するアンプとを介して通話を行うインターホンシステムにおいて、通話用マイクに入力された話し手の声量を検出する検出回路と、前記検出回路が検出した声量のレベルに基づき前記通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするために前記アンプの利得を調整する利得調整回路と、を有する通話音量自動調整回路を備え、この通話音量自動調整回路が動作することによって、通話用マイクに入力される話し手の声量が小さければ、通話用スピーカーから出力される声量を大きくし、通話用マイクに入力される話し手の声量が大きければ、通話用スピーカーから出力される声量を小さくするようになしたことを特徴とするインターホンシステム。
- ロビーインターホンと、警報監視盤と、宅内インターホンと、に通話音量自動調整回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
- 通話音量自動調整回路が動作してから所定時間経過後、再度、通話音量自動調整回路は通話用マイクに入力される話し手の声量を検出し、通話用スピーカーから出力される声量を所定のレベルにするようになしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインターホンシステム。
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