JP2004205618A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性支持体11上に少なくとも感光層12を設けて成る感光体上に、帯電、像露光により潜像を形成し、現像手段によりトナー像を形成し、転写手段によりトナー像を被記録媒体に転写した後、感光体1上の残留トナーをクリーニング手段5により除去する画像形成装置において、トナーが、平均円形度が0.94以上であり、且つ炭素数10以上のカルボン酸又は炭素数10以上のアルコールがエステル結合してなるワックスを含有し、且つ、感光層12が、数平均一次粒子径1nm以上、100nm未満の無機粒子を含有する表面層を有する画像形成装置。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を有する複合機において用いられる感光体、トナーを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像のカラー化や、画像のさらなる画質の向上の観点で、球形トナーが検討されている。ところが、球形トナーはクリーニングが難しく、ブレードクリーニングを行うと、トナーのすり抜け等が発生し、問題となっていた。問題解決の手段として、いくつかの提案がされている。
【0003】
しかしながら、くり返し実写のよる現像時回収能の低下から、画像不良が発生し耐久性に問題がある。一方、キズ、減耗に対する耐久性の向上の要求から、種々の検討がなされ、感光層への微粒子添加やバインダー樹脂の高分子量化等が検討されている。
【0004】
特許文献1に開示された「画像形成方法及び画像形成装置」は、感光体の電荷輸送物質と、無機微粒子を含有する現像剤とを特定したものである。
【0005】
特許文献2に開示された「トナー、トナーの製造方法及び画像形成装置」は、結着樹脂、着色剤、ワックス及び特定の有機金属化合物を含有するトナー粒子を有するトナーの形状係数、平均円形度に関するものである。
【0006】
特許文献3に開示された「画像形成方法」は、感光体上に残留するトナーをクリーニングするブラシ及び弾性体ゴムブレードの特性を規定したものである。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−249333号公報(特許請求の範囲)
【0008】
【特許文献2】
特開2001−13732号公報(特許請求の範囲)
【0009】
【特許文献3】
特開平9−274417号公報(特許請求の範囲)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決した画像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。即ち、本発明の目的は、トナーの転写性、クリーニング性を改善し、耐摩耗性を改善した感光体を提供するものであり、長期にわたり高画質で安定した複写画像が得られる画像形成装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
発明者らは、球形トナーをクリーニング装置を有する画像形成を行う場合、感光体への微粒子の添加と、脂肪酸エステルワックスを組み合わせると、感光体の表面にごく薄層のワックス層が形成され、離形性が向上し、クリーニング性能が向上し、球形トナーで問題となっているクリーニング不良に対し、良好な特性を発揮できることを見いだし、発明を完成した。
【0012】
これは、ワックス層を感光体表面に均一に設置するためには、均一な感光体表面よりも微小な凹凸があるほうが、ワックスの延展が効果的に進むためである。特に、感光体表面の凸部の硬度が他の部分よりも硬い無機微粒子の場合、その部分がワックスを延展する研磨剤として働くと考えられる。
【0013】
また、無機微粒子の粒径は細かい事が望ましく、大きな粒子が粒子密度が疎に分散されている場合には、粒子周辺のみにワックスが付着するのみで、均一なワックス層形成が十分に図れない。
【0014】
さらに、より均一性を増すためには、粒子の表面性、バインダの種類により、影響を受ける。粒子の分散性、バインダとの密着性は、電位特性にも影響を与え、粒子、界面の条件によっては、電荷移動におけるトラップサイトとして働き、残留電荷上昇、感度低下等の悪影響が発生する。従って、以下の構成をとることにより、本発明を完成した。
【0015】
即ち、前記の課題は、下記の構成により達成される。
(1) 導電性支持体上に少なくとも感光層を設けて成る感光体上に、帯電、像露光により潜像を形成し、現像手段によりトナー像を形成し、転写手段により前記トナー像を被記録媒体に転写した後、前記感光体上の残留トナーをクリーニング手段により除去する画像形成装置において、前記トナーが、平均円形度が0.94以上であり、且つ炭素数16以上のカルボン酸又は炭素数16以上のアルコールがエステル結合してなるワックスを含有し、且つ、前記感光層が、数平均一次粒子径1nm以上、100nm未満の無機粒子を含有する表面層を有することを特徴とする画像形成装置。
【0016】
(2) 前記無機粒子が、シリカである事を特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
【0017】
(3) 前記トナーが、脂肪酸金属塩を含有することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
【0018】
(4) 前記感光層の表面粗さRaが0.02μm以上、0.1μm未満であることを特徴とする、前記(1)〜(3)の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0019】
(5) 前記クリーニング手段がブレードクリーニング方式であることを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
【0020】
(6) 前記クリーニング手段が、弾性体ゴムブレード又はブラシローラのいずれかを前記感光層に接触させてクリーニングすることを特徴とする前記(5)に記載の画像形成装置。
【0021】
(7) 前記弾性体ゴムブレードの前記感光層への当接方向が、前記感光体の回転方向に対しカウンタ方向であることを特徴とする前記(6)に記載の画像形成装置。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成方法及び画像形成装置の実施の形態の説明に先立って、本発明に係る感光体、クリーニング手段を搭載した画像形成装置の一例である電子写真方式のカラー複写機の構成を説明する。
【0023】
[画像形成装置の構成]
図1は、画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体構成図である。
【0024】
この画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Bkと、ベルト状の中間転写体7と給紙搬送手段及び定着装置24とから成る。
【0025】
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y、クリーニング手段5Y、転写段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M、クリーニング手段5M、転写段6Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C、クリーニング手段5C、転写段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Bkは、感光体1Bk、帯電手段2Bk、露光手段3Bk、現像装置4Bk、クリーニング手段5Bk、転写段6Bkを有する。
【0026】
中間転写体7は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。画像形成部10Y,10M,10C,10Bkより形成された各色の画像は、回動する中間転写体7上に転写手段6Y,6M,6C,6Kにより逐次転写されて(一次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された用紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A,22B,22C、レジストローラ23等を経て、転写手段6Aに搬送され、用紙P上にカラー画像が転写される(二次転写)。カラー画像が転写された用紙Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
【0027】
一方、転写手段6Aにより用紙Pにカラー画像を転写した後、用紙Pを曲率分離した中間転写体7は、クリーニング手段8により残留トナーが除去される。
【0028】
図2は画像形成部10の断面図である。画像形成部10Y,10M,10C,10Bkは同形状をなすから、以下、画像形成部10と称す。また、画像形成部10の各構成手段を、感光体1、帯電手段2、露光手段3、現像装置4、クリーニング手段5、転写段6と称す。
【0029】
クリーニング手段5は、回動する感光体1上に形成されたトナー像を用紙Pに転写後に、感光体1上に残留するトナーをブラシローラ51及び弾性体ゴムブレード52によってクリーニングする。
【0030】
弾性体ゴムブレード52が感光体1の感光層へ当接する方向は、感光体1の回転方向に対しカウンタ方向である。
【0031】
[感光体]
本発明の画像形成方法及び画像形成装置に用いられる感光体は、導電性支持体上に電荷発生物質(CGM)及び電荷輸送物質(CTM)を含有する機能分離型有機感光体である。
【0032】
〈層構成〉
図3は、上記本発明の感光体の層構成を説明する図であり、通常は図3(a)〜(f)のような構成となる。図3(a)に示す層構成は、導電性支持体11上に電荷発生層CGLを形成し、これに電荷輸送層CTLを積層して感光層12Aを形成したものである。図3(b)は電荷発生層CGLと電荷輸送層CTLとを逆に配置した感光層12Bを形成したものである。図3(c)は図3(a)の層構成の感光層12Aと導電性支持体11の間に中間層13を設けた感光層12Cを示す。図3(d)は図3(b)の層構成の感光層12Bと導電性支持体11との間に中間層13を設けた感光層12Dを示す。図3(e)の層構成は電荷発生物質CGMと電荷輸送物質CTMを含有する感光層12Eを形成したものである。図3(f)は図3(e)の感光層12Eと導電性支持体11との間に中間層13を設けた感光層12Fを示す。
【0033】
図3(a)〜(f)の構成において、最表層にはさらに保護層を設けることができる。この保護層には電荷輸送物質CTMを含有することが出来、いわゆる2層CTL型構成としてもよい。
【0034】
ここで、導電性支持体11上に図3(a)〜(d)のように積層構成の感光層12A又は12Bを設けて感光体1を形成する場合は、電荷発生層CGL12は、導電性支持体11もしくは電荷輸送層CTL上に直接あるいは必要に応じて接着層もしくはブロッキング層等の中間層を設けた上に、次の方法によって形成することができる。以下、感光層12A〜12Fを感光層12と総称する。
【0035】
〈感光層〉
本発明の技術ポイントは、感光体1の感光層12の表面が、無機微粒子とバインダーという、表面性の異なる2種類の性質の異なる相を有することにより、トナーに含有するワックス成分をフィルミング等の悪影響が無いように薄層に、感光層12の表面に薄く引き延ばして押し拡げることにある。通常、感光層12の塗布液に無機微粒子を添加した場合には、無機微粒子が感光体バインダーで覆われ厳密な意味では初期の表面層は均一なバインダー層となるが、これらについても、数百コピーの実写で上記バインダーの被膜は剥がれることから、実質的に効果を損じない。
【0036】
本発明の表面層に含有される無機粒子の数平均一次粒子径は、1nm以上、100nm未満である。無機粒子としては、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化錫、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、錫をドープしたインジウム、アンチモンやタンタルをドープした酸化錫、酸化ジルコニウム等の微粒子を好ましく用いることができる。これらの無機粒子の中でもコスト、粒径の調製、表面処理の容易性等から、シリカ、特に表面を疎水化した疎水性シリカが好ましい。
【0037】
効果的に薄層を形成するためには、無機微粒子は、感光層12中で細かく、均一に分散されて居ることが望ましく、1nm以上100nm以下の凝集のない1次粒径である必要がある。これよりも大きければ、一部不均一なワックスの付着がおこり、逆に画像欠陥を誘引する。
【0038】
感光層12は表面平滑性がある方が望ましく、平滑でないと同様に画像欠陥を誘引する。また、用いられるワックスは延展性の観点から前記炭素数が10以上の脂肪酸エステルワックスである必要がある。
【0039】
本発明に用いられる有機感光体の構成について述べる。本発明の有機感光体に用いられる電荷発生物質としては、特に制限はないが、例えばフタロシアニン顔料、多環キノン顔料、アゾ顔料、ペリレン顔料、インジゴイド顔料等である。
【0040】
特に、有機感光体には、フルオレノン系ジスアゾ顔料、イミダゾールペリレン顔料、アントアントロン顔料、オキシチタニル系フタロシアニン顔料を用いると感度、耐久性及び画質の点で著しく改善された効果を示す。これらの電荷発生物質は単独あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0041】
[現像剤]
本発明の現像剤は、目的に応じて非磁性トナー若しくは磁性トナーを主成分とする一成分系現像剤であっても良く、または非磁性トナー及び磁性キャリヤを主成分とする二成分系現像剤で有っても良い。しかしながら現像剤の流動性及び摩擦帯電性に優れていて、良質の白黒画像及びカラー画像が得られる点で二成分系現像剤が好ましい。
【0042】
〈トナー〉
本発明の現像剤用トナーは、粉砕造粒法または重合造粒法の何れの造粒法を用いて作製されてもよい。重合造粒法による場合は、トナーの着色剤、磁性体微粒子、荷電制御剤、離型剤及び重合性樹脂モノマー等の原材料を溶媒中に溶解もしくは分散させた後、該原材料中の樹脂モノマーを重合させる方法によって製造させることができる。
【0043】
トナーの形状は、下記式で示される形状係数の平均値(平均円形度)が0.940以上1.0以下、好ましくは0.960以上0.99以下であることが好ましい。
【0044】
形状係数=(円相当径から求めた円周囲長)/(粒子投影像の周囲長)
ここにおいて、粒子投影像の周囲長は、2000倍のトナー粒子像の電子顕微鏡写真を、「SCANING IMAGE ANALYZER」(日本電子社製)を使用して画像解析を行うことにより測定した。また、円相当径とは、投影トナー粒子像と同一面積の円の径を示す。
【0045】
また、形状係数の分布がシャープであることが好ましく、円形度の標準偏差は0.10以下がよく、下記式で算出されるCV値は20%未満が好ましく、さらに10%未満が好ましい。
【0046】
CV値=[(円形度の標準偏差)/(平均円形度)]×100
平均円形度が0.990以下とすることで転写性を向上することができる。また、0.940以上の平均円形度とすることは、粒子形状を極端な異形にしない事を意味し、長期に亘る使用時のストレスによる粒子の破砕性を抑制することができる。
【0047】
さらに、形状係数の分布がシャープであることが好ましく、円形度の標準偏差は0.10以下とすることで形状が揃ったトナーとすることができ、トナー間での定着性能差を少なくすることができるため、定着率の向上及びオフセット性の低減による定着装置の汚染防止効果がより大きい。
【0048】
トナーに使用するワックスとしては、ペンタエリスリトールステアリン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールベヘニン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールベヘニン酸ジエステル、ペンタエリスリトールベヘニン酸トリエステル、ネオペンチルグリコールベヘニン酸ジエステル、ノナンジオールとセバシン酸とステアリルアルコールの縮合物、デカンジオールとアゼライン酸とステアリルアルコールの縮合物等が挙げられる。
【0049】
代表的ワックスを以下に示す。
【0050】
【化1】
【0051】
【化2】
【0052】
〈脂肪酸金属塩〉
本発明に使用される脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸銅、ステアリン酸鉛、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸カドミウム、オレイン酸亜鉛、オレイン酸マンガン、オレイン酸鉄、オレイン酸コバルト、オレイン酸銅、オレイン酸マグネシウム、オレイン酸鉛、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸コバルト、パルミチン酸銅、パルミチン酸マグネシウム、パルミチン酸アルミニウム、パルミチン酸カルシウム、リノール酸亜鉛、リノール酸コバルト、リノール酸カルシウム、リシノール酸亜鉛、リシノール酸カドミウム、カプロン酸鉛などが挙げられる。この使用量は、トナーに対して、0.01〜10質量%で、好ましくは、0.1〜5質量%である。
【0053】
[クリーニング手段]
〈ブラシローラ〉
本発明で用いられるブラシローラ51のブラシ素材は、任意のものを用いることができるが、疎水性で、かつ誘電率が高い繊維形成性高分子重合体を用いるのが好ましい。このような高分子重合体としては、例えばレーヨン、ナイロン、ポリカーボネート、ポリエステル、メタクリル酸樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリビニルアセタール(例えばポリビニルブチラール)等が挙げられる。これらのバインダ樹脂は単独であるいは2種以上の混合物として用いることができる。特に、好ましくはレーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンである。
【0054】
また、ブラシローラ51は、導電性でも絶縁性でもよく、構成素材にカーボン等の低抵抗物質を含有させ、任意の抵抗に調整したものが使用できる。
【0055】
ブラシの単繊維の太さは、6デニール以上、30デニール以下である。6デニールに満たないと、十分な擦過力が無いため表面付着物を除去できない。また、30デニールより大きいと、繊維が剛直になるため感光体の表面を傷つけ感光体の寿命を低下させる。
【0056】
ここでいう「デニール」とは、ブラシを構成する繊維の長さ9000mの質量をg(グラム)単位で測定した数値である。
【0057】
ブラシローラ51の繊維密度は、4.5×102f/cm2以上15.5×102f/cm2以下である。4.5×102f/cm2に満たないと、擦過にムラができ付着物を均一に除去することができない。15.5×102f/cm2より大きいと、ブラシ繊維間に入り込んだ、トナー、異物が除去しきれず、パッキングが発生しブラシの特性が失われる。
【0058】
ブラシローラ51に用いられる支持体としては、主としてステンレス、アルミニウム等の金属、紙、プラスチック等が用いられるが、これらにより限定されるものではない。
【0059】
また、必要に応じて、ブラシローラ51に付着したトナー、異物をブラシからはたき落とすための部材(フリッカー)をもうけても良い。
【0060】
本発明で用いられるブラシは、図2に示すように、円柱状の支持体51Aの表面に接着層を介してファーブラシを設置した構成であることが好ましい。
【0061】
〈弾性体ゴムブレード〉
本発明で用いられる弾性体ゴムブレード52は、図2に示すように、支持部材53上に自由端を持つように設けた構成であることが好ましい。
【0062】
弾性体ゴムブレード52の感光体1の表面層への押圧力が5g/cmより小さいと、十分なクリーニングが行われずトナーのすり抜け等が発生する。また、30g/cmより大きいと感光体の減耗が多くなり、感光体1の感度が低下し、かぶり等の画像不良が発生する。
【0063】
弾性体ゴムブレード52の自由端は、感光体1の回転方向と反対側(カウンター)に圧接する。
【0064】
弾性体ゴムブレード52の、ゴム硬度はJISA 60°〜70°、反発弾性は、30〜70%、ヤング率は、30〜60kgf/cm2、厚さは、1.5mm〜3.0mm、自由長は、7〜12mmのものが好ましいが、特に限定するものではない。
【0065】
【実施例】
以下、本発明の実施例により具体的に説明するが、本発明の実施の形態がこれにより限定されるものではない。
【0066】
[感光体1の作製]
下記の様に感光体1を作製した。
【0067】
〈導電性支持体〉
直径80mmφ、長さ346mmの円筒形アルミニウム支持体の表面を切削加工し、表面粗さRz=0.9(μm)の導電性支持体を用意した。
【0068】
〈中間層〉
下記中間層分散液を同じ混合溶媒にて2倍に希釈し、一夜静置後に濾過(フィルター;日本ポール社製リジメッシュ5μmフィルター)し、中間層塗布液を作製した。
【0069】
ポリアミド樹脂(東レ社製 CM8000) 1部
酸化チタン(数平均一次粒径35nmの酸化チタン粒子にシリカ・アルミナの一次処理及びメチルハイドロジェンポリシロキサンの二次処理を行ったもの)3部
メタノール 10部
分散機としてサンドミルを用いて、バッチ式で10時間の分散を行った。
【0070】
上記中間層塗布液を用いて前記支持体上に、乾燥膜厚2μmとなるよう塗布した。
【0071】
〈電荷発生層(CGL)〉
Y型チタニルフタロシアニン(Cu−Kα特性X線回折スペクトル測定で、ブ
ラッグ角2θ(±0.2)の27.2度に最大ピークを有するチタニルフタロシ
アニン) 20部
ポリビニルブチラール樹脂(#6000−C:電気化学工業社製) 10部
酢酸t−ブチル 700部
4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノン 300部
を混合し、サンドミルを用いて10時間分散し、電荷発生層塗布液を調製した。この塗布液を前記中間層の上に浸漬塗布法で塗布し、膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
【0072】
〈電荷輸送層(CTL)〉
電荷輸送物質(4,4′−ジメチル−4′′−(α−フェニルスチリル)トリ
フェニルアミン) 225部
ポリカーボネート(下記構造のポリカーボネートZ:分子量3万、)300部
酸化防止剤(Irganox1010:日本チバガイギー社製) 6部
1,3ジオキソラン 2000部
メチル、フェニルポリシロキサン 1部
を混合し、溶解して電荷輸送層塗布液を調製した。この塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法で乾燥膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
【0073】
〈表面層〉
電荷輸送物質(4,4′−ジメチル−4′′−(α−フェニルスチリル)トリ
フェニルアミン) 225部
ポリカーボネート(下記構造のポリカーボネートA:分子量3万、吸水率0.
25%) 300部
疎水性シリカ(表1)
ヒンダードアミン酸化防止剤 6部
1,3−ジオキソラン 2000部
メチル−フェニルポリシロキサン 1部
を混合し、超音波を照射できる循環分散装置にて循環分散を行い、表面層塗布液を調製した。この塗布液を前記電荷輸送層の上に円型量規制型塗布法により乾燥膜厚5μmになるように塗布し、110℃で70分間の乾燥を行い、感光体1を作製した。得られた感光体の表面粗さRaが0.07μmであった。同様にして、表1のように各種無機微粒子を添加して、感光体を作製した。
【0074】
【化3】
【0075】
【表1】
【0076】
〈ラテックス調製例1〉
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を付けた5000mlのセパラブルフラスコに予めアニオン系活性剤(ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム:SDS)7.08gをイオン交換水(2760g)に溶解させた溶液を添加する。窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しつつ、内温を80℃に昇温させた。一方で例示化合物(19)72.0gをスチレン115.1g、n−ブチルアクリレート42.0g、メタクリル酸10.9gからなるモノマーに加え、80℃に加温し溶解させ、モノマー溶液を作製した。
【0077】
ここで循環経路を有する機械式分散機により上記の加熱溶液を混合分散させ、均一な分散粒子径を有する乳化粒子を作製した。ついで、重合開始剤(過硫酸カリウム)0.84gをイオン交換水200gに溶解させた溶を添加し80℃にて3時間加熱、撹拌することでラテックス粒子を作製した。引き続いて更に重合開始剤7.73gをイオン交換水240mlに溶解させた溶液を添加し、15分後、80℃でスチレン383.6g、n−ブチルアクリレート140.0g、メタクリル酸36.4g、チオグリセリン13.7gの混合液を126分かけて滴下した。滴下終了後60分加熱撹拌させた後40℃まで冷却しラテックス粒子を得た。このラテックス粒子を「ラテックス1」とする。
【0078】
〈ラテックス調製例2〉
ラテックス調製例1において、チオグリセリンの代わりにチオグリコール酸エチルを15.0g使用し、例示化合物(19)の代わりに例示化合物(18)を120.0g使用した他は同様にしてラテックス粒子を得た。これを「ラテックス2」とする。
【0079】
同様にして、例示化合物(18)の代わりに例示化合物(1),(25)をを用いた以外は、ラテックス調製例2と同様に、ラテックス3,4を得た。
【0080】
[トナーの調製例]
〈着色粒子1の製造〉
n−ドデシル硫酸ナトリウム9.2gをイオン交換水160mlに撹拌溶解する。この液に、撹拌下、リーガル330R(キャボット社製カーボンブラック)20gを徐々に加え、ついで、クレアミックスを用いて分散した。大塚電子社製の電気泳動光散乱光度計ELS−800を用いて、上記分散液の粒径を測定した結果、重量平均粒径で112nmであった。この分散液を「着色剤分散液1」とする。
【0081】
前述の「ラテックス1」1250gとイオン交換水2000ml及び「着色剤分散液1」を、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を付けた5リットルの四つ口フラスコに入れ撹拌する。30℃に調製した後、この溶液に5モル/リットルの水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを10.0に調整した。ついで、塩化マグネシウム6水和物52.6gをイオン交換水72mlに溶解した水溶液を撹拌下、30℃にて10分間で添加した。
【0082】
【表2】
【0083】
その後、3分間放置した後に、昇温を開始し、液温度90℃まで6分で昇温する(昇温速度=10℃/分)。その状態で粒径をコールターカウンターTA−II(登録商標)にて測定し、体積平均粒径が6.5μmになった時点で塩化ナトリウム115gをイオン交換水700mlに溶解した水溶液を添加し粒子成長を停止させ、さらに継続して液温度90℃±2℃にて、6時間加熱撹拌し、塩析/融着させる。その後、6℃/minの条件で30℃まで冷却し、塩酸を添加し、pHを2.0に調整し、撹拌を停止した。生成した着色粒子を濾過し、イオン交換水で繰り返し洗浄し、その後、40℃の温風で乾燥し、着色粒子を得た。以上のようにして得られた着色粒子を「着色粒子1」とする。
【0084】
ラテックス1をラテックス2〜4に変え、粒子の成長を停止させた後の温度、加熱時間を表3のように変え、着色粒子2〜5を得た。
【0085】
得られた各着色粒子に、疎水性シリカ(数平均一次粒子径12μm、疎水化度68)1質量%、及び疎水性酸化チタン(数平均一次粒子径20μm、疎水化度63)1質量%を添加し、表3に示した脂肪酸金属塩を添加して、ヘンシェルミキサーで混合し、トナー1〜6を作製した。
【0086】
得られたトナーおのおのに対して、シリコーン樹脂を被覆した体積平均粒径60μmのフェライトキャリアを混合し、トナー濃度が6%の現像剤を調製した。これらの現像剤歯、トナーに対応して現像剤1〜6とする。
【0087】
【表3】
【0088】
[トナーの円形度]
トナーの円形度は、粒子投影面積と同じ面積の円の周囲長を、粒子投影像の周囲長で除した値で表し、トナーの凹凸の度合いを示す。トナーが完全な球形の場合に1.000を示し、表面形状が複雑になる程、円形度は小さな値となる。平均円形度は、円形度頻度分布の平均値を意味する。
【0089】
[画像評価]
画像評価機として、コニカ(株)製デジタル複写機Sitios7165改造機を使用した。該画像評価機は、コロナ耐電、レーザー露光、反転現像、静電転写、爪分離、ブレードクリーニング、クリーニング補助ブラシローラ採用のプロセスを有する。
【0090】
該画像評価機に、感光体1〜6を搭載し、現像剤1〜6を装填して評価した。クリーニング性及び画像評価は、画素率が7%の文字画像、人物顔写真、ベタ白画像、ベタ黒画像がそれぞれ1/4等分にあるオリジナル画疎を、A4判中性紙に複写して行った。複写条件は最も厳しいと思われる高温(30℃)高湿(80%RH)にて、連続10万枚コピーを実施し、以下の評価を行った。
【0091】
〈傷の評価〉
連続10万枚コピー終了後の感光体表面の機評価は、レーザ顕微鏡による機深さを測定し、評価した。使用したレーザ顕微鏡は、レーザーテック1LM21W(登録商標)である。
【0092】
感光体上の対象の傷は、ドラム両端から各70mmの位置と、中央位置の円周面上で、対物20倍レンズの視野に入った傷の最大値を傷評価の対象とした。また、特に深い傷が黙視で判った場合には、その傷を対象とした。
【0093】
× Rmaxが2.5μmを超えるもの
△ Rmaxが2.5μm以下、2.0μm未満
〇 Rmaxが2.0μm以下、1.5μm未満
◎ Rmaxが1.5μm以下の良好なもの
〈クリーニング評価〉
10万枚のコピー画像を全数検査した。
【0094】
× トナーのすり抜けによる画像欠陥の発生が501枚以上で、実用上問題となるレベル
△ トナーのすり抜けによる画像欠陥の発生が101枚〜500枚で、実用可否の再評価を必要とするレベル
〇 トナーのすり抜けによる画像欠陥の発生が31枚〜100枚で、実用上問題ないレベル
◎ トナーのすり抜けによる画像欠陥の発生が30枚以下の良好なレベル
〈フィルミングの評価〉
感光体表面のフィルミングの評価は、連続5万枚コピー、連続10万枚コピーの各終了時に、レーザ顕微鏡(レーザーテック1LM21W(登録商標))で感光体表面を観察して評価した。
【0095】
× 5万枚コピー、又は10万枚コピーで異物付着が著しいもの
△ 5万枚コピーでは異物付着がないが、10万枚コピーで異物付着がある
〇 10万枚コピーで異物付着が軽微なもの
◎ 10万枚コピーで異物付着が殆どないもの
傷の評価、クリーニング評価、フィルミングの評価を表4に示す。
【0096】
【表4】
【0097】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置により、円形度の高いトナーのクリーニング性、フィルミング性を改善し、長期にわたって安定した画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体構成図。
【図2】画像形成部の断面図。
【図3】本発明の感光体の層構成を説明する図。
【符号の説明】
1,1Y,1M,1C,1Bk 像担持体(感光体)
5,5Y,5M,5C,5Bk クリーニング手段
10,10Y,10M,10C,10Bk 画像形成部
12,12A,12B,12C,12D,12E,12F 感光層
51 ブラシローラ
51A 支持体
52 弾性体ゴムブレード
53 支持部材
Claims (7)
- 導電性支持体上に少なくとも感光層を設けて成る感光体上に、帯電、像露光により潜像を形成し、現像手段によりトナー像を形成し、転写手段により前記トナー像を被記録媒体に転写した後、前記感光体上の残留トナーをクリーニング手段により除去する画像形成装置において、
前記トナーが、平均円形度が0.94以上であり、且つ炭素数16以上のカルボン酸又は炭素数16以上のアルコールがエステル結合してなるワックスを含有し、且つ、前記感光層が、数平均一次粒子径1nm以上、100nm未満の無機粒子を含有する表面層を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記無機粒子が、シリカである事を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナーが、脂肪酸金属塩を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記感光層の表面粗さRaが0.02μm以上、0.1μm未満であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング手段がブレードクリーニング方式であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング手段が、弾性体ゴムブレード又はブラシローラのいずれかを前記感光層に接触させてクリーニングすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記弾性体ゴムブレードの前記感光層への当接方向が、前記感光体の回転方向に対しカウンタ方向であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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