JP2004205179A - ダクトカバー及びその取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下面及び室側壁c1との相対面を開放した平面視形状の下カバー11と上カバー21とからフード本体31を構成し、下カバー11に対して上カバー21を内嵌または外嵌させてその上カバー21を昇降動可能とする構成とし、前記下カバー11下端をフード2の天板2aに載せ、上カバー21を上昇させてその上昇力で上カバー21を室壁Cに設けた係合部41aに係脱可能に係合させて、配管施工されている排気ダクト3を収容するようにフード2の天板2aに載置し、上カバー21を引き出して係合部41aに上昇力で係合させて、排気ダクト3を隠蔽し、必要時に外し、排気ダクト3やその接続部、更にはフード2上の送風機ユニット4等を保守点検可能にする。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンジフードファンの排気ダクトを室内から視認不能に隠すダクトカバー及びその取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンジフードファンのダクトカバーには、フードの天板に固定される下部カバーと、その下部カバーに外嵌されて昇降動し室天井に固定する上部カバーとで構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平7−18912号公報(第1頁、第1図〜第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術は、上部カバーが室天井に固定され、またその具体的構成が不明である。
しかも、下部カバーがフードの天板、上部カバーが室天井に各々固定されるため、取り外しができない。そのため、排気ダクトやその接続部、下部カバー内に収容されるフード天板上の送風機ユニット等を保守点検できない。
また、下部カバー、上部カバーが共に筒状を呈しているため、フードの設置及び排気ダクトの配管施工工事と併行して両カバーを組付ける必要が生じ、後付けできない。そのため、ダクトカバーの組付作業も面倒であった。
【0005】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、所望上昇(引き出し)高さでの上カバーの支持が簡単なダクトカバーを提供することにある。
更に他の目的とする処は、着脱可能で後付もできるダクトカバー及びその取付方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために講じた技術的手段は、フードの天板上に露出する排気ダクトのカバーであって、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、その上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係合させていることを特徴とするダクトカバーである(請求項1)。
ここで、前記する下カバー、上カバーは、共に筒状を呈し、上カバーが下カバーに対して内嵌または外嵌させて上カバーを昇降動可能とする構成を包含するものである。
また、上昇力で上カバーが係合する係合部の構成としては、上カバーの上昇力で同上カバーの対向する側面が弾性的に若干拡開変形させ、その復元力を利用して係合させて自然落下しない構成。上カバーの対向する側面内面の上端側に小突起を突設し、この小突起が上昇力で係合して上カバーが自然落下しない構成。等がその一例として挙げられる。
【0007】
上記手段では、上カバーを上昇させて係合部に係合させることで、所望上昇(引き出し)高さで上カバーを支持する。
【0008】
また、フードの天板上に露出する排気ダクトのカバーであって、上下面及び室側壁に相対する面を開放した平面視形状の下カバーと上カバーとからフード本体を構成し、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、前記下カバー下端をフードの天板に載せ、上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係脱可能に係合させる構成でも良いものである(請求項2)。
ここで、前記下カバー、上カバーの前記平面視形状とは、コの字状、略コの字状、更には対向する1対の側面間の連絡面を湾曲面等、平面ではない面で連絡した平面視形状を包含するものである。
【0009】
上記手段では、配管施工されている排気ダクトを収容するようにフードの天板に載置し、上カバーを引き出して係合部に上昇力で係合させて、排気ダクトを隠蔽する。
そして、必要時に外し、排気ダクトやその接続部、更にはフード上の送風機ユニット等を保守点検する。
【0010】
そして、前記フードの天板が下カバーの移動防止手段を有し、該手段がフードの天板に形成した落とし込み凹部であると更に有効なものである(請求項3、4)。
【0011】
上記手段では、下カバーの下端が移動しないため、安定し、着脱手段部分に余分な負荷を掛けないし、落とし込み凹部であると、下カバーの下端がスッポリ納まり、簡単構造で安定させる。
【0012】
また、前記上カバーが上縁に内向きフランジを有する形態とし、前記係合部が上カバーの上昇力で同上カバーの対向する内向きフランジをガイドして同上カバーをその弾性を利用して拡開変形させる傾斜面付きのガイド面を1対有し、ガイド面による案内後にその内向きフランジがガイド面各々の上縁に係合するようにしても良いものである(請求項5)。
【0013】
上記手段では、上カバーの上昇力を受けて内向きフランジがガイド面の傾斜面の案内作用で同上カバーを弾性的に拡開変形させつつガイド面に沿って上昇し、ガイド面通過後に障害が無くなるため、上カバーは復元してガイド面各々上縁に対向する内向きフランジ各々が乗っかかるように係合する。
そして、ダクトカバーそのものを手前に引き抜けば、抜き取ることができる。
【0014】
更に、前記ガイド面がその一縁に取付部を有すると共に、同取付部を室天井または室側壁に取付けた際、前記傾斜面が下縁側に位置するようにその傾斜面を前記取付部を設けた縁を除く他2縁部分に形成されていると好適なものである(請求項6)。
【0015】
上記手段では、室天井、室側壁のどちらに係合部を取付けても、上カバーの対向する内向きフランジを案内する傾斜面をガイド面の下縁側に位置させて上昇時にその傾斜面で案内して上カバーを拡開状に弾性変形させ、ガイド面を通過した時点で復元して内向きフランジをガイド面各々の上縁に引っ掛かるように係合することができる。
【0016】
そして、前記取付部が一対のガイド面を連絡する連結部で構成されていると最適なものである(請求項7)。
【0017】
上記手段では、左右1対の係合部を連結部による連結で1部材として取り扱う。
【0018】
また、方法は、請求項5〜7いずれか1項記載のダクトカバーの取付方法であって、フードの天板に形成されている落とし込み凹部にフード設置後に前記下カバーの下端を移動不能に収容し、上カバーを上昇させて室天井または室側壁に取付けられた前記1対のガイド面で対向する各々の内向きフランジを案内させつつ同上カバーを弾性的に拡開変形させてガイド面案内後に同ガイド面の上縁に対向する内向きフランジ各々を係合させることである(請求項8)。
【0019】
上記手段では、下カバーを、設置後のフード天板の落とし込み凹部に移動不能に落とし込み状に載置し、上カバーを上昇させて室天井または室側壁に取り付けられた1対のガイド面でその内向きフランジを案内させて、ガイド面を通過した時点で復元して内向きフランジをガイド面の上縁に引っ掛かるように係合させて、ダクトカバーのセットは完了する。
そして、必要時にはカバーそのものを手前に引き抜けば、抜き取ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図11は本発明ダクトカバー及びその取付方法の第1の実施の形態を示している。符号1はダクトカバー、2はフード、3は排気ダクト、4は送風機ユニットである。
【0021】
ダクトカバー1は、下カバー11とその下カバー11に内嵌されて昇降動可能とする上カバー21とからなるカバー本体31と、止め金具41とを備えている。
【0022】
下カバー11は、図4、図5等に示すように、上下面及び室側壁c1と相対する面を開放した平面視コの字状を呈し、その開放下縁に内向きフランジ11a、11aを折曲形成すると共に、開放側縁にコの字状の折込フランジ11b、11bを内向きに折曲形成してなり、この内向きフランジ11a、11aを含む下端部分がフード2の天板2aに形成した落とし込み凹部22に落とし込み状に載置されるようになっている。
【0023】
上カバーは21、同図4等に示すように、下カバー11と同様に上下面及び室側壁c1に相対する面を開放した平面視コの字状を呈し、その対向する両側面21b、21bの開放上縁に内向きフランジ21a、21aを折曲形成すると共に、同両側面21b、21bの開放側縁にも内向きフランジ21c、21cを折曲形成し、その開放側縁の内向きフランジ21c、21cが前記折込フランジ11b、11bに挿入されて下カバー11に対して昇降動可能に案内されるようになっており、その開放側縁の上端部と開放上縁の開放側縁側の端部の所定範囲には内向きフランジ21a、21a、21c、21cを設けず、開放上縁、開放側縁をそのまま露出させた無フランジ部になっている。
【0024】
止め金具41は、左右1対の係合部41a、41aを連結部41bで連結した構成になっている。
その1対の係合部41a、41aは、前記上カバー21における対向する内向きフランジ21a、21a間隔よりも若干広い間隔をもって垂直状に室壁C(室側壁c1または室天井c2)に取付られる1対のガイド面である(図3、図4、図5等参照)。
そして、この止め金具41は、同図3〜図5等に示すように両ガイド面41a、41a間に亘って両ガイド面41a、41aの一縁に取付部として前記連結部41bを架設状に設けて同一体に形成され、各々のガイド面41a、41aに傾斜面41cを形成している。
【0025】
前記傾斜面41cは、図1、図6に示すように、前記連結部41bを室壁である室側壁c1に取付た際、前縁、下縁に相当する縁部分に、また図2、図9に示すように、同連結部41bを室壁である室天井c2に取付た際、下縁、後縁に相当する縁部分に各々配置されるように側面視L字状の形態をもって形成されている。
また、この傾斜面41c各々は、下側に向かう内向き傾斜状にして、上カバー21を上昇させた際、同上カバー21の対向する内向きフランジ21a、21aを、上カバー21の上昇力を受けて同上カバー21を弾性的に外側に拡開変形させつつ上方に案内させる機能を有するものである(図7(b)、図10(b)参照)。
【0026】
連結部41bは、図3に示すように、連結部41bを室天井c2に取り付けた際、両長縁に補強フランジ41b−1を折曲形成した扁平コの字状を呈し、ガイド面41aとの連設部分である折り曲げ部の前半部に一段低い切欠き41b−2を切欠形成している(図2、図3)。
【0027】
前記止め金具41は、室側壁c1に取り付けられる場合には、図6に示すように下カバー11における開放上縁の前記無フランジ部に対応する上下の位置関係になるように室天井c2とのコーナー部分に連結部41bをネジ100止めされる。
また、その止め金具41が、室天井c2に取り付けられる場合には、図9に示すように下カバー11における開放上縁の前記無フランジ部にガイド面41aの後半部が対応する上下の位置関係になるように室側壁c1とのコーナー部分に同様にネジ(図示せず)止めされる。
【0028】
フード2は、図1、図2に示すように、下方を開放した扁平箱状を呈してなり、一段低い凹窪部12底に係脱可能に係合したグリスフィルター32のその下方に4縁との間に吸引空間52を確保する整流板42を配設し、その整流板42の後方に遠隔操作用の受光ボックス62を設けた構成になっている。
【0029】
また、そのフード2はその天板2aの所定範囲に開口5を開設し、その開口5に連絡口14を連通させて同天板2a上に送風機ユニット4を設置して、前記グリスフィルター32で油脂分等が吸着除去された廃ガスを送風機ユニット4に接続される排気ダクト3から室外に排気するようになっている。
【0030】
前記送風機ユニット4は、前記連絡口14を下面に開口し、上面に排気ダクト3の接続筒34を突設したユニットボックス24内にケーシング44と共にシロッコファン54を内蔵し、前面を開放可能な蓋体(図示せず)で閉蓋している。
【0031】
前記フード2の天板2aには、図1、図2、図4に示すように、送風機ユニット4よりも一回り大きな範囲に平面視逆向きコの字状をもって移動防止手段として前記落とし込み凹部22を凹設してある。
【0032】
以上のように構成されているダクトカバーの取付方法は、フード2を設置し、排気ダクト3の配管工事後に、フード2の天板2aに形成されている落とし込み凹部22にカバー本体31の下カバー11の下端を落とし込んで移動不能に載置し(図4、図5)、上カバー21を引き上げて、室側壁c1に取付けられている止め金具41の1対のガイド面41a、41aの下縁に形成されている傾斜面41c、41cで対向する内向きフランジ21a、21aの後端部分を案内させつつ同上カバー21を弾性的に拡開変形させて上昇させ、ガイド面41a、41aを通過した時点で上カバー21が復元して内向きフランジ21a、21aをガイド面41a、41a各々の上縁に引っ掛かるように係合させる(図6、図7(a)(b)(c)、図8)。
これによって上カバー21は下カバー11に対するオーバーラップ量を可変して、室天井c2まで上昇した高さ位置で排気ダクト3及び送風機ユニット4を室内から隠蔽した状態で支持される。
室天井c2に前記止め金具41が取付けられている場合には、同様に上カバー21を引き上げて、1対のガイド面41a、41aの下縁に形成されている傾斜面41c、41cで対向する内向きフランジ21a、21aの後端部分を案内させつつ同上カバー21を弾性的に拡開変形させて同上カバー21を上昇させ、その内向きにフランジ21a、21aの後端部分をガイド面41a、41aの前記切欠き41b−2によって一段低くなった上縁部分に引っ掛かるように係合させる(図9、図10(a)(b)(c)、図11)。
【0033】
この係合状態の止め金具41は、室内から視認不能に覆われ、内装的美観を損なうことはない。
そして、必要時にダクトカバー1を取り外す時には、手前に引き出しながら落とし込み凹部22から抜き取れば良いものである。
また、係合状態をより強くするために、ガイド面41a、41aと上カバー21の側面21b、21bとをネジ100止めするのも良いものである(図7(c)、図10(c))。
尚、室側壁c1の中途高さに止め金具41を取付けて、少なくとも室側壁c1から室外に向けて配管される排気ダクト3を覆うものであっても良いものである。
【0034】
本発明はフードの天板上に送風機ボックスが設置されているレンジフードファンに限定されるものではなく、フード内の送風機が内蔵されるタイプのレンジフードファンのそのダクトカバーにも等しく有用であるし、その排気ダクトも室天井配管タイプでも等しく使用できるものである。
【0035】
【発明の効果】
本発明は以上のように、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、その上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係合させる構成を採用したから、上カバーを上昇させるその上昇力を利用して係合させて所望上昇(引き出し)高さで上カバーを支持することができる。
【0036】
また、上下面及び室側壁に相対する面を開放した平面視形状の下カバーと上カバーとからフード本体を構成し、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、前記下カバー下端をフードの天板に載せ、上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係脱可能に係合させる構成していると取り外し可能で且つ後付けできるので、排気ダクトやその接続部、カバー内に収容されるフード天板上の送風機ユニット等を保守点検することができる。
その上、配管後の排気ダクトを隠すように後付けできるため、フードの設置及び排気ダクトの配管施工工事と併行して組付ける必要性を無くし、ダクトカバーの組付作業が非常に簡単である。
【0037】
そして、前記フードの天板が下カバーの移動防止手段を有していると、下カバーが安定するので、係合部に負担を掛けず耐久性が向上し、しかもその移動防止手段が下カバー下端の落とし込み凹部の場合には、構造簡単でダクトカバーを安定させることができる。
【0038】
また、前記上カバーが上縁に内向きフランジを有する形態とし、前記係合部が上カバーの上昇力で同上カバーの対向する内向きフランジをガイドして同上カバーをその弾性を利用して拡開変形させる傾斜面付きのガイド面を1対有し、ガイド面による案内後にその内向きフランジがガイド面各々の上縁に係合するようにしていると、上カバーを弾性変形させたままでの係合ではなく、内向きフランジがガイド面の上縁に係止するものであるため、弾性変形のままでの長期的な係合によって上カバーがラッパ状に塑性変形するような不具合を解消することができる。
【0039】
しかも、ガイド面がその一縁に取付部を有すると共に、同取付部を室天井または室側壁に取付けた際、前記傾斜面が下縁側に位置するようにその傾斜面を前記取付部を設けた縁を除く他2縁部分に形成されている構成にすると、室天井、室側壁のどちらに係合部を取付けても、上カバーの対向する内向きフランジを傾斜面で案内して、ガイド面各々の上縁にその内向きフランジに引っ掛かるように係合することができる。そのため、例えば係合部の取付対象となる室天井、室側壁の一方に強度不足があったり、一方が取付に不向きな材料で成形されている場合等の諸事情でのニーズにも対応することができる。
【0040】
そして、前記取付部が一対のガイド面を連結部で連結して一対の係合部を1部材として取り扱えるので、室壁に取り付ける際にも簡単であるし、在庫管理も楽である。
【0041】
また、方法にあっては、下カバーを、設置後のフード天板に形成されている落とし込み凹部に移動不能に落とし込み状に載置し、上カバーを上昇させて室天井または室側壁に取り付けられた係合部の一対のガイド面でその内向きフランジを案内させて、内向きフランジをガイド面の上縁に引っ掛かるように係合させるので、組付けが非常に簡単で、必要時にはカバーそのものを手前に引き抜けば良く、取り外しも頗る簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面断面図で、室側壁に取付けた止め金具を使用してダクトカバーを取り付けた状態を示す。
【図2】同側面断面図で、室天井に取付けた止め金具を使用してダクトカバーを取り付けた状態を示す。
【図3】止め金具の拡大斜視図。
【図4】カバー本体とフード、排気ダクトの関係を示す分解斜視図。
【図5】上カバーを上昇させる前の状態を示す斜視図。
【図6】室側壁に取り付けた止め金具の係合部(ガイド面)と、上カバーとの位置関係を示す拡大斜視図で要部を示す。
【図7】ダクトカバーの取付状態を示す要部を示す正面拡大断面図。(a)は、上カバーの内向きフランジを係合部(ガイド面)の傾斜面で案内する前の状態を示す。(b)は、その傾斜面で上カバーを弾性的に拡開変形させて内向きフランジを上昇させている状態を示す。(c)は、上カバーが復元し、内向きフランジが係合部(ガイド面)の上縁に引っ掛かかる状態を示す。
【図8】上カバーがその止め金具に引っ掛かっている状態を示す要部の拡大斜視図。
【図9】室天井に取付けた止め金具の係合部(ガイド面)と、上カバーとの位置関係を示す拡大斜視図で要部を示す。
【図10】ダクトカバーの取付状態を示す要部を示す正面拡大断面図。(a)は、上カバーの内向きフランジを係合部(ガイド面)の傾斜面で案内する前の状態を示す。(b)は、その傾斜面で上カバーを弾性的に拡開変形させて内向きフランジを上昇させている状態を示す。(c)は、上カバーが復元し、内向きフランジが係合部(ガイド面)の上縁に引っ掛かかる状態を示す。
【図11】上カバーがその止め金具に引っ掛かっている状態を示す要部の拡大斜視図。
【符号の説明】
1:ダクトカバー 2:フード
2a:天板 31:カバー本体
C:室壁 c2:室天井
c1:室側壁 41a:係合部
11:下カバー 41c:傾斜面
21:上カバー 22:移動防止手段(落とし込み凹部)
21c:内向きフランジ 41:止め金具
41b:連結部
Claims (8)
- フードの天板上に露出する排気ダクトのカバーであって、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、その上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係合させていることを特徴とするダクトカバー。
- フードの天板上に露出する排気ダクトのカバーであって、上下面及び室側壁に相対する面を開放する平面視形状の下カバーと上カバーとからフード本体を構成し、下カバーに対して上カバーを内嵌または外嵌させてその上カバーを昇降動可能とする構成とし、前記下カバー下端をフードの天板に載せ、上カバーを上昇させてその上昇力で上カバーを室壁に設けた係合部に係脱可能に係合させていることを特徴とするダクトカバー。
- 前記フードの天板が下カバーの移動防止手段を有していることを特徴とする請求項2記載のダクトカバー。
- 前記移動防止手段がフードの天板に形成した落とし込み凹部であり、該落とし込み凹部に下カバーの下端が載置されることを特徴とする請求項3記載のダクトカバー。
- 前記上カバーが上縁に内向きフランジを有する形態とし、前記係合部が上カバーの上昇力で同上カバーの対向する内向きフランジをガイドして同上カバーをその弾性を利用して拡開変形させる傾斜面付きのガイド面を1対有し、ガイド面による案内後にその内向きフランジがガイド面各々の上縁に係合することを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載のダクトカバー。
- 前記ガイド面がその一縁に取付部を有すると共に、同取付部を室天井または室側壁に取付けた際、前記傾斜面が下縁側に位置するようにその傾斜面を前記取付部を設けた縁を除く他2縁部分に形成していることを特徴とする請求項5記載のダクトカバー。
- 前記取付部が一対のガイド面を連絡する連結部で構成されていることを特徴とする請求項6記載のダクトカバー。
- 前記請求項5〜7いずれか1項記載のダクトカバーの取付方法であって、フードの天板に形成されている落とし込み凹部にフード設置後に前記下カバーの下端を移動不能に載置し、上カバーを上昇させて室天井または室側壁に取付けられた前記1対のガイド面で対向する各々の内向きフランジを案内させつつ同上カバーを弾性的に拡開変形させてガイド面案内後に同ガイド面の上縁に対向する内向きフランジ各々を係合させることを特徴とするダクトカバーの取付方法。
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