JP2004203094A - タンク部材断熱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮できる。
【解決手段】燃料タンク断熱構造10では、燃料タンク12周囲のヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12とその外部との間での伝熱が抑制される。さらに、ヒートインシュレータ20がビード24によって補強されている。
ここで、ビード24が長手方向にて分割されているため、ヒートインシュレータ20がビード24の長手方向にて伸縮し易くなる。さらに、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する部位においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20がビード24の長手方向及び凹部14に対向する部位において追従し易くなり、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が良好に追従して伸縮できる。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料タンク断熱構造10では、燃料タンク12周囲のヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12とその外部との間での伝熱が抑制される。さらに、ヒートインシュレータ20がビード24によって補強されている。
ここで、ビード24が長手方向にて分割されているため、ヒートインシュレータ20がビード24の長手方向にて伸縮し易くなる。さらに、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する部位においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20がビード24の長手方向及び凹部14に対向する部位において追従し易くなり、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が良好に追従して伸縮できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材によってタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制するタンク部材断熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両における燃料タンク断熱構造としては、燃料タンクの下面を断熱カバーで覆うことで、燃料タンクの下方からの熱が燃料タンクに直接作用することを防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この燃料タンク断熱構造においては、燃料タンクの下面に3本の凹ビードが凹設されており、各凹ビードは車両前後方向に沿って配置されている。また、燃料タンクの下面には、4個の取付ボスが固定されている。
【0004】
断熱カバーは各取付ボスに固定されており、これにより、断熱カバーが燃料タンクに固定されて燃料タンクの下面を覆っている。断熱カバーには3本の凸ビードが形成されており、各凸ビードは、車両前後方向に沿って配置されて、断熱カバーを補強している。また、各凸ビードは上方へ突出すると共に燃料タンク下面の各凹ビードに対向しており、各凸ビードは各凹ビード内に挿入された構成である。
【0005】
しかしながら、この燃料タンク断熱構造においては、燃料タンクが伸縮した際に、この伸縮に断熱カバーが追従して伸縮できるのが好ましい。
【0006】
ここで、断熱カバーの各凸ビードが車両前後方向に沿って配置されているため、断熱カバーは車両前後方向において伸縮しにくい。このため、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが車両前後方向において追従しにくいという問題がある。
【0007】
また、燃料タンクが伸縮する際には、燃料タンクは面方向に沿って伸縮するため、燃料タンクの周面に沿わない断熱カバーの部位に伸縮しにくい凸ビードがあると、この部位において断熱カバーが燃料タンクの伸縮に追従して伸縮しにくい。ここで、断熱カバーでは、燃料タンクの凹ビードに対向して燃料タンクの下面に沿わない部位(燃料タンクの下面との間の隙間の大きさが変化する部位)に凸ビードがある。このため、断熱カバーが、燃料タンクの下面に沿わない部位(凸ビード形成部位)において、燃料タンクの伸縮に追従しにくい(高い応力が発生する)という問題もある。
【0008】
さらに、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが追従して伸縮できるためには、断熱カバーは取付ボスへの固定部位間の中央において伸縮量が大きくなる必要がある。ここで、断熱カバーでは、取付ボスへの固定部位間の中央に伸縮しにくい凸ビードがある。このため、断熱カバーが、取付ボスへの固定部位間の中央(凸ビード形成部位)において、燃料タンクの伸縮に追従しにくい(高い応力が発生する)という問題もある。
【0009】
また、仮に、断熱カバーの凸ビードに他の部分よりも幅(車両左右方向における幅)が小さくされた部分(幅小部分)がある場合には、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが追従する際に、この凸ビードの幅小部分に高い応力が発生するという問題が生じる。
【0010】
【特許文献1】
実開平6−47023号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮できるタンク部材断熱構造を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置方向において分割された補強部と、を備えている。
【0013】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0014】
ここで、補強部の断熱部材への配置方向(例えば補強部の長手方向)において補強部が分割されているため、断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0015】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記タンク部材の周面に沿わない前記断熱部材の部位において分割された補強部と、を備えている。
【0016】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0017】
ここで、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において補強部が分割されているため、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0018】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材の前記タンク部材への連結部位間の中央において分割された補強部と、を備えている。
【0019】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0020】
ここで、断熱部材のタンク部材への連結部位間の中央において補強部が分割されているため、断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0021】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置幅が他の部分よりも小さい部分において分割された補強部と、を備えている。
【0022】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0023】
ここで、補強部の断熱部材への配置幅が他の部分よりも小さい部分(幅小部分)において補強部が分割されているため、補強部の幅小部分に高い応力が発生することを抑制できる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明のタンク部材断熱構造が適用されて構成された実施の形態に係る燃料タンク断熱構造10が側面図にて示されており、図2には、燃料タンク断熱構造10が平面図にて示されている。
【0025】
本実施の形態に係る燃料タンク断熱構造10は、タンク部材としての樹脂製容器状の燃料タンク12を備えている。燃料タンク12は車両内に固定されており、燃料タンク12内には燃料(ガソリン)が収容される。
【0026】
燃料タンク12の一側面は略平面状とされており、燃料タンク12一側面の横方向中央には凹部14が形成されて、凹部14は上方及び下方へ開放されている。さらに、燃料タンク12の一側面には、柱状のボス16が複数(本実施の形態では4つ)一体に設けられている。本実施の形態では、4つのボス16が凹部14の両側に2つずつ配置されると共に横方向において略等間隔で配置されており、横方向中央側の2つのボス16の中央に凹部14が配置されている。また、各ボス16には、ボルト18が突設されている。
【0027】
燃料タンク断熱構造10は、断熱部材としてのヒートインシュレータ20を備えており、ヒートインシュレータ20は長方形状の薄肉鋼板とされている。ヒートインシュレータ20には各ボルト18が挿通(略嵌入)されており、各ボルト18にナット22が螺合されることで、各ナット22と各ボス16との間にヒートインシュレータ20が狭持されて、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12に固定されている。
【0028】
これにより、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の一側面(凹部14を除く)に沿って配置されて、燃料タンク12の一側面がヒートインシュレータ20に覆われており、ヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12と燃料タンク12の外部(ヒートインシュレータ20の反燃料タンク12側)との間での伝熱が抑制されている。
【0029】
ヒートインシュレータ20の一側面(反燃料タンク12側面)には、補強部としてのビード24が凸状に一体形成されている。ビード24は、断面四角形の菱形枠状とされた部分枠24Aを複数(本実施の形態では4つ)有しており、複数の部分枠24Aは横方向(ヒートインシュレータ20の長手方向)に沿って配列されて、ビード24が横方向に沿って配置されている。本実施の形態では、横方向一側の2つの部分枠24Aがそれぞれの頂部において一体にされると共に、横方向他側の2つの部分枠24Aがそれぞれの頂部において一体にされる一方、横方向中央側の2つの部分枠24Aは分離されており、ビード24は横方向中央(長手方向中央)において分離されている(以下、このビード24の分離部位を「分離部位26」という)。なお、ヒートインシュレータ20には各部分枠24A内において上記ボルト18が挿通されている。
【0030】
ビード24の分離部位26は、燃料タンク12の凹部14に対向して燃料タンク12の一側面に沿わないヒートインシュレータ20の部位(横方向中央)に配置されると共に、ヒートインシュレータ20における横方向中央側の2つのボルト18挿通部位(ヒートインシュレータ20の燃料タンク12への連結部位)間の中央に配置され、かつ、ビード24のヒートインシュレータ20への配置幅(上下方向幅)が最も小さい部分(横方向中央側の2つの部分枠24Aの頂部間)に配置された構成である。
【0031】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0032】
以上の構成の燃料タンク断熱構造10では、燃料タンク12の周囲に設けられたヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12と燃料タンク12の外部との間での伝熱が抑制される。さらに、ヒートインシュレータ20の一側面に凸状に設けられたビード24によって、ヒートインシュレータ20が補強されている。
【0033】
ここで、ビード24が長手方向(ビード24のヒートインシュレータ20への配置方向)において分割されているため、ヒートインシュレータ20がビード24の長手方向において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20がビード24の長手方向において追従し易くなり、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が良好に追従して伸縮することができる。
【0034】
さらに、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する部位(燃料タンク12の一側面に沿わない部位であり、燃料タンク12の一側面との間の隙間の大きさが変化する部位)においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において追従し易くなり(ヒートインシュレータ20の凹部14に対向する部位に発生する応力を低くでき)、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0035】
また、ヒートインシュレータ20の燃料タンク12への横方向中央側における2つの固定部位間(横方向中央側の2つのボルト18挿通部位間)の中央においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が当該2つの固定部位間の中央において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が当該2つの固定部位間の中央において追従し易くなり(ヒートインシュレータ20の当該2つの固定部位間の中央に発生する応力を低くでき)、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0036】
さらに、ビード24のヒートインシュレータ20への配置幅(上下方向幅)が最も小さい部分(横方向中央側の2つの部分枠24A間であり、幅最小部分)においてビード24が分割されているため、ビード24の幅最小部分に高い応力が発生することを抑制できる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0037】
なお、本実施の形態では、ヒートインシュレータ20に凸状のビード24を形成した構成としたが、ヒートインシュレータ(断熱部材)に凹状のビード(補強部)を形成した構成としてもよい。
【0038】
さらに、本実施の形態では、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する構成としたが、ヒートインシュレータ(断熱部材)が燃料タンク(タンク部材)の凸部に対向してこの凸部にヒートインシュレータが沿わない場合には、ヒートインシュレータの当該凸部に対向する部位にビード(補強部)の分割部位を設けた構成としてもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造では、補強部の断熱部材への配置方向において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0040】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造では、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0041】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造では、断熱部材のタンク部材への連結部位間の中央において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0042】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造では、補強部の幅小部分において補強部が分割されているため、補強部の幅小部分に高い応力が発生することを抑制でき、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る燃料タンク断熱構造を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る燃料タンク断熱構造を示す平面図である。
【符号の説明】
10 燃料タンク断熱構造(タンク部材断熱構造)
12 燃料タンク(タンク部材)
14 凹部
20 ヒートインシュレータ(断熱部材)
24 ビード(補強部)
26 分割部位
【発明の属する技術分野】
本発明は、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材によってタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制するタンク部材断熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両における燃料タンク断熱構造としては、燃料タンクの下面を断熱カバーで覆うことで、燃料タンクの下方からの熱が燃料タンクに直接作用することを防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この燃料タンク断熱構造においては、燃料タンクの下面に3本の凹ビードが凹設されており、各凹ビードは車両前後方向に沿って配置されている。また、燃料タンクの下面には、4個の取付ボスが固定されている。
【0004】
断熱カバーは各取付ボスに固定されており、これにより、断熱カバーが燃料タンクに固定されて燃料タンクの下面を覆っている。断熱カバーには3本の凸ビードが形成されており、各凸ビードは、車両前後方向に沿って配置されて、断熱カバーを補強している。また、各凸ビードは上方へ突出すると共に燃料タンク下面の各凹ビードに対向しており、各凸ビードは各凹ビード内に挿入された構成である。
【0005】
しかしながら、この燃料タンク断熱構造においては、燃料タンクが伸縮した際に、この伸縮に断熱カバーが追従して伸縮できるのが好ましい。
【0006】
ここで、断熱カバーの各凸ビードが車両前後方向に沿って配置されているため、断熱カバーは車両前後方向において伸縮しにくい。このため、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが車両前後方向において追従しにくいという問題がある。
【0007】
また、燃料タンクが伸縮する際には、燃料タンクは面方向に沿って伸縮するため、燃料タンクの周面に沿わない断熱カバーの部位に伸縮しにくい凸ビードがあると、この部位において断熱カバーが燃料タンクの伸縮に追従して伸縮しにくい。ここで、断熱カバーでは、燃料タンクの凹ビードに対向して燃料タンクの下面に沿わない部位(燃料タンクの下面との間の隙間の大きさが変化する部位)に凸ビードがある。このため、断熱カバーが、燃料タンクの下面に沿わない部位(凸ビード形成部位)において、燃料タンクの伸縮に追従しにくい(高い応力が発生する)という問題もある。
【0008】
さらに、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが追従して伸縮できるためには、断熱カバーは取付ボスへの固定部位間の中央において伸縮量が大きくなる必要がある。ここで、断熱カバーでは、取付ボスへの固定部位間の中央に伸縮しにくい凸ビードがある。このため、断熱カバーが、取付ボスへの固定部位間の中央(凸ビード形成部位)において、燃料タンクの伸縮に追従しにくい(高い応力が発生する)という問題もある。
【0009】
また、仮に、断熱カバーの凸ビードに他の部分よりも幅(車両左右方向における幅)が小さくされた部分(幅小部分)がある場合には、燃料タンクの伸縮に断熱カバーが追従する際に、この凸ビードの幅小部分に高い応力が発生するという問題が生じる。
【0010】
【特許文献1】
実開平6−47023号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮できるタンク部材断熱構造を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置方向において分割された補強部と、を備えている。
【0013】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0014】
ここで、補強部の断熱部材への配置方向(例えば補強部の長手方向)において補強部が分割されているため、断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0015】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記タンク部材の周面に沿わない前記断熱部材の部位において分割された補強部と、を備えている。
【0016】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0017】
ここで、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において補強部が分割されているため、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0018】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材の前記タンク部材への連結部位間の中央において分割された補強部と、を備えている。
【0019】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0020】
ここで、断熱部材のタンク部材への連結部位間の中央において補強部が分割されているため、断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において伸縮し易くなる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0021】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造は、タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置幅が他の部分よりも小さい部分において分割された補強部と、を備えている。
【0022】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造では、タンク部材の周囲に設けられた断熱部材がタンク部材とタンク部材の外部との間での伝熱を抑制する。さらに、断熱部材に凸状または凹状に設けられた補強部が断熱部材を補強している。
【0023】
ここで、補強部の断熱部材への配置幅が他の部分よりも小さい部分(幅小部分)において補強部が分割されているため、補強部の幅小部分に高い応力が発生することを抑制できる。このため、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明のタンク部材断熱構造が適用されて構成された実施の形態に係る燃料タンク断熱構造10が側面図にて示されており、図2には、燃料タンク断熱構造10が平面図にて示されている。
【0025】
本実施の形態に係る燃料タンク断熱構造10は、タンク部材としての樹脂製容器状の燃料タンク12を備えている。燃料タンク12は車両内に固定されており、燃料タンク12内には燃料(ガソリン)が収容される。
【0026】
燃料タンク12の一側面は略平面状とされており、燃料タンク12一側面の横方向中央には凹部14が形成されて、凹部14は上方及び下方へ開放されている。さらに、燃料タンク12の一側面には、柱状のボス16が複数(本実施の形態では4つ)一体に設けられている。本実施の形態では、4つのボス16が凹部14の両側に2つずつ配置されると共に横方向において略等間隔で配置されており、横方向中央側の2つのボス16の中央に凹部14が配置されている。また、各ボス16には、ボルト18が突設されている。
【0027】
燃料タンク断熱構造10は、断熱部材としてのヒートインシュレータ20を備えており、ヒートインシュレータ20は長方形状の薄肉鋼板とされている。ヒートインシュレータ20には各ボルト18が挿通(略嵌入)されており、各ボルト18にナット22が螺合されることで、各ナット22と各ボス16との間にヒートインシュレータ20が狭持されて、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12に固定されている。
【0028】
これにより、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の一側面(凹部14を除く)に沿って配置されて、燃料タンク12の一側面がヒートインシュレータ20に覆われており、ヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12と燃料タンク12の外部(ヒートインシュレータ20の反燃料タンク12側)との間での伝熱が抑制されている。
【0029】
ヒートインシュレータ20の一側面(反燃料タンク12側面)には、補強部としてのビード24が凸状に一体形成されている。ビード24は、断面四角形の菱形枠状とされた部分枠24Aを複数(本実施の形態では4つ)有しており、複数の部分枠24Aは横方向(ヒートインシュレータ20の長手方向)に沿って配列されて、ビード24が横方向に沿って配置されている。本実施の形態では、横方向一側の2つの部分枠24Aがそれぞれの頂部において一体にされると共に、横方向他側の2つの部分枠24Aがそれぞれの頂部において一体にされる一方、横方向中央側の2つの部分枠24Aは分離されており、ビード24は横方向中央(長手方向中央)において分離されている(以下、このビード24の分離部位を「分離部位26」という)。なお、ヒートインシュレータ20には各部分枠24A内において上記ボルト18が挿通されている。
【0030】
ビード24の分離部位26は、燃料タンク12の凹部14に対向して燃料タンク12の一側面に沿わないヒートインシュレータ20の部位(横方向中央)に配置されると共に、ヒートインシュレータ20における横方向中央側の2つのボルト18挿通部位(ヒートインシュレータ20の燃料タンク12への連結部位)間の中央に配置され、かつ、ビード24のヒートインシュレータ20への配置幅(上下方向幅)が最も小さい部分(横方向中央側の2つの部分枠24Aの頂部間)に配置された構成である。
【0031】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0032】
以上の構成の燃料タンク断熱構造10では、燃料タンク12の周囲に設けられたヒートインシュレータ20によって、燃料タンク12と燃料タンク12の外部との間での伝熱が抑制される。さらに、ヒートインシュレータ20の一側面に凸状に設けられたビード24によって、ヒートインシュレータ20が補強されている。
【0033】
ここで、ビード24が長手方向(ビード24のヒートインシュレータ20への配置方向)において分割されているため、ヒートインシュレータ20がビード24の長手方向において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20がビード24の長手方向において追従し易くなり、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が良好に追従して伸縮することができる。
【0034】
さらに、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する部位(燃料タンク12の一側面に沿わない部位であり、燃料タンク12の一側面との間の隙間の大きさが変化する部位)においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が凹部14に対向する部位において追従し易くなり(ヒートインシュレータ20の凹部14に対向する部位に発生する応力を低くでき)、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0035】
また、ヒートインシュレータ20の燃料タンク12への横方向中央側における2つの固定部位間(横方向中央側の2つのボルト18挿通部位間)の中央においてビード24が分割されているため、ヒートインシュレータ20が当該2つの固定部位間の中央において伸縮し易くなる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が当該2つの固定部位間の中央において追従し易くなり(ヒートインシュレータ20の当該2つの固定部位間の中央に発生する応力を低くでき)、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0036】
さらに、ビード24のヒートインシュレータ20への配置幅(上下方向幅)が最も小さい部分(横方向中央側の2つの部分枠24A間であり、幅最小部分)においてビード24が分割されているため、ビード24の幅最小部分に高い応力が発生することを抑制できる。このため、燃料タンク12の伸縮にヒートインシュレータ20が一層良好に追従して伸縮することができる。
【0037】
なお、本実施の形態では、ヒートインシュレータ20に凸状のビード24を形成した構成としたが、ヒートインシュレータ(断熱部材)に凹状のビード(補強部)を形成した構成としてもよい。
【0038】
さらに、本実施の形態では、ヒートインシュレータ20が燃料タンク12の凹部14に対向する構成としたが、ヒートインシュレータ(断熱部材)が燃料タンク(タンク部材)の凸部に対向してこの凸部にヒートインシュレータが沿わない場合には、ヒートインシュレータの当該凸部に対向する部位にビード(補強部)の分割部位を設けた構成としてもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載のタンク部材断熱構造では、補強部の断熱部材への配置方向において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材が補強部の断熱部材への配置方向において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0040】
請求項2に記載のタンク部材断熱構造では、断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材の周面に沿わない部位において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0041】
請求項3に記載のタンク部材断熱構造では、断熱部材のタンク部材への連結部位間の中央において補強部が分割されているため、タンク部材の伸縮に断熱部材がタンク部材への連結部位間の中央において追従し易くなり、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【0042】
請求項4に記載のタンク部材断熱構造では、補強部の幅小部分において補強部が分割されているため、補強部の幅小部分に高い応力が発生することを抑制でき、タンク部材の伸縮に断熱部材が良好に追従して伸縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る燃料タンク断熱構造を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る燃料タンク断熱構造を示す平面図である。
【符号の説明】
10 燃料タンク断熱構造(タンク部材断熱構造)
12 燃料タンク(タンク部材)
14 凹部
20 ヒートインシュレータ(断熱部材)
24 ビード(補強部)
26 分割部位
Claims (4)
- タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、
前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置方向において分割された補強部と、
を備えたタンク部材断熱構造。 - タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、
前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記タンク部材の周面に沿わない前記断熱部材の部位において分割された補強部と、
を備えたタンク部材断熱構造。 - タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、
前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材の前記タンク部材への連結部位間の中央において分割された補強部と、
を備えたタンク部材断熱構造。 - タンク部材の周囲に設けられ、前記タンク部材と前記タンク部材の外部との間での伝熱を抑制する断熱部材と、
前記断熱部材に凸状または凹状に設けられて前記断熱部材を補強すると共に、前記断熱部材への配置幅が他の部分よりも小さい部分において分割された補強部と、
を備えたタンク部材断熱構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
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