JP2004201861A - 遊技機 - Google Patents

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高明 市原
Shinji Mutsuka
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Abstract

【課題】上面が球転動面となった棚板部を有する遊技機において、入賞確率がそれぞれ異なる多種類の球経路を付与することにより、遊技の多様性を増すことである。
【解決手段】遊技球Bが転動可能な第1棚板単体装置(第1棚板部)A1 と、前記第1棚板単体装置A1 の奥方に前後方向に移動可能に配置された第2棚板単体装置(第2棚板部)A2 と、第1棚板単体装置A1 の下方に配置された始動入賞口46とを備えた遊技機において、前記第1棚板単体装置A1 の第1球転動面1に、前記始動入賞口46に遊技球Bを誘導する球誘導凹部2が、後端から前端に向けて徐々に深くなるように形成され、前記第2棚板単体装置A2 が前後方向に移動することにより、前記第1棚板単体装置A1 に形成された球誘導凹部2の奥行幅を変更可能に構成する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球が転動する固定された棚板部と、この固定棚板部に対して前後動する可動棚板部とを有する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技球が転動する棚板部の下方に入賞口が配置された構成のパチンコ機において、前記棚板部を転動する遊技球の転動経路を遊技者に有利なように変更させて、前記入賞口に対する入賞確率を高める提案は、種々なされている。例えば、棚板部の上面の球転動面に対して可動部材が出没し、この可動部材に案内されて球が転動することにより、前記入賞確率を高めるものが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−252406号公報
【0004】
しかし、上記構成においては、棚板部の上面の球転動面を転動する遊技球の可動部材に対する経路は、可動部材に案内されて入賞口に向かう遊技者に有利な経路と、可動部材に案内されない一般の経路との単に2種類に大別されて、球経路に多様性を持たせるには十分とは言えなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上面が球転動面となった棚板部を有する遊技機において、入賞確率がそれぞれ異なる多種類の球経路を付与することにより、遊技の多様性を増すことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1解決手段(請求項1の発明)は、遊技球が転動可能な第1棚板部と、前記第1棚板部の奥方に前後方向に移動可能に配置された第2棚板部と、前記第1棚板部の下方に配置された入賞口とを備えた遊技機において、前記第1棚板部の球転動面に、前記入賞口に遊技球を誘導する球誘導凹部が、後端から前端に向けて徐々に深くなるように形成され、前記第2棚板部が前後方向に移動することにより、前記第1棚板部に形成された球誘導凹部の奥行幅を変更可能に構成したことを特徴としている。
【0007】
第1解決手段によれば、第2棚板部が前後動することにより、第1棚板部の球転動面に形成された球誘導凹部の奥行幅が変更されて、その深さが変化されるため、球誘導凹部内における球経路が変化して、その下方の入賞口への入賞率(誘導確率)を変化させられる。
【0008】
また、第2解決手段は、第1解決手段において、前記球誘導凹部は、第1棚板部の前端から後端に向けて横幅が徐々に広くなる略扇形に形成されていることを特徴としている。
【0009】
第2解決手段によれば、球誘導凹部の深さに加えて、その横幅も変化するために、入賞口への入賞確率を一層大きく変化させられる。
【0010】
また、第3解決手段は、第1又は第2の解決手段において、前記第2棚板部の球転動面には、遊技球が落下する球落下口が形成され、前記球落下口に連通されて、前記球落下口に落下した球を遊技盤面上に排出する球排出口が、前記第1棚板部の球転動面前端よりも下方で、かつ前記入賞口よりも上方の位置に開口させたことを特徴としている。
【0011】
第3解決手段によれば、第2棚板部には、第1棚板部から落下する場合よりも入賞口への入賞確率の高い球落下口が設けられているために、入賞口に対する入賞確率の変化を更に大きくできる。
【0012】
また、第4解決手段は、第1ないし第3のいずれかの解決手段において、前記第1棚板部の側方に、遊技球が転動可能な第3棚板部が配置され、前記第2棚板部が前方に進出した時に、前記第3棚板部から前記第2棚板部に遊技球が移送可能なように、前記第2及び第3の各棚板部を近接させたことを特徴としている。
【0013】
第4解決手段によれば、前後動する第2棚板部と、固定配置された第3棚板部との相対位置の変化によって、第3棚板部から第2棚板部に遊技球が移送されて、第2棚板部上において遊技球が転動する可能性(確率)が変化される。これにより、入賞確率の変化をより大きくできる。
【0014】
また、第5解決手段は、第1ないし第4のいずれかの解決手段において、前記第2棚板部の前後方向への移動動作態様は、遊技機の遊技状態に応じて可変であることを特徴としている。
【0015】
第5解決手段によれば、第2棚板部の移動動作態様を遊技機の遊技状態に連動させてあるため、遊技者に有利な遊技状態の時に第2棚板部を前進させる等すると、遊技者に与えられる利益率を大きく変化させられる。
【0016】
また、第6解決手段は、第1ないし第5のいずれかの解決手段において、前記入賞口を可変入賞口で構成し、前記第2棚板部の前後方向への移動動作態様を前記可変入賞口の動作と連動するように構成したことを特徴としている。
【0017】
第6解決手段によれば、入賞口が可変入賞口になっている分だけ、第5解決手段よりも、遊技者に与えられる利益率を更に大きく変化させられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る棚板装置Aが組み込まれたパチンコ機の遊技面の正面図であり、図2は、図1の棚板装置Aの部分の拡大図であり、図3及び図4は、それぞれ第2棚板単体装置A2 が後退端及び前進端に達した状態の図2のX−X線断面図であり、図5は、棚板装置Aの概略平面図である。最初に、パチンコ機の遊技面の概略構成について説明し、その後に、本発明に係る棚板装置Aについて詳細に説明する。
【0019】
図1において、遊技盤41には、外側及び内側の各球案内レール42,43が取付けられて、各球案内レール42,43によって囲まれる部分が遊技領域44となっている。外側及び内側の各球案内レール42,43が内外で重なる部分は、球発射通路45を形成していて、球発射装置(図示せず)から発射された球は、球発射通路45を通って、前記遊技領域44に放たれる。遊技領域44には、多数の釘が適宜配置され、遊技領域44に放たれた球は、これらの釘により流れを変化させられ、或いは所定方向に誘導されながら、遊技領域44の下方に向かって流れる。
【0020】
遊技領域44の略中央部には、図柄表示装置Dが配置され、その直下には、本発明に係る棚板装置Aが配置され、この棚板装置Aの直下には、前記図柄表示装置Dの作動を開始させる始動入賞口46が配置されている。この図柄表示装置Dの手前側の空間部47(図3及び図4参照)の下方に、本発明に係る棚板装置Aが配設されている。また、図柄表示装置Dの左側方には、前記始動入賞口46への入賞によって開口する可変入賞口48が配置され、前記始動入賞口46の直下には、前記可変入賞口48への入賞により作動を開始して、複数の図柄が特定の配置態様(例えば、「7,7,7」)で停止した場合に開口する特定入賞口49が配置されている。この特定入賞口49の開口状態で入賞すると、「大当り遊技」の権利が発生する。
【0021】
また、図柄表示装置Dの右側方には、第3種始動口51が配置され、「大当り遊技」の権利の発生中において、前記第3種始動口51に入賞すると、そのほぼ直下の大入賞口52の蓋体52aが所定時間(例えば、30秒)、又は所定個数(例えば、10個)の入賞があるまで、前記大入賞口52は開放された状態を維持する。そして、前記蓋体52aの起立により大入賞口52が閉じられた後においても、該大入賞口52を通って受け止められた球(入賞球)が内部の特別入賞口(図示せず)を通過すると、再度蓋体52aが手前側に倒れることにより前記大入賞口52が開放されて、最高16回(ラウンド)だけ前記「大当り遊技」が繰り返される。
【0022】
また、始動入賞口46の斜左下方には、一般入賞口53が配置され、図柄表示装置Dの上下の各端部の両側には、それぞれ風車54が配置されている。なお、55は、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球(アウト球)を回収するアウト口を示す。
【0023】
次に、図2ないし図8を参照にして、本発明に係る棚板装置Aについて説明する。図6は、第2棚板単体装置A2 の後退端位置に遊技球の典型的な転動状態を示す斜視図であり、図7は、第2棚板単体装置A2 の前進端位置における同様の状態の斜視図であり、図8は、第2棚板単体装置A2 の球落下口13に落下した球の経路を主体に示す斜視図である。本発明に係る棚板装置Aは、前記図柄表示装置Dの手前側の空間部47の下方に配置されて、その全体が遊技盤41の前面の遊技面40(図3参照)に対して奥方に配設されており、遊技者を基準にして手前側に固定配置される第1棚板単体装置A1 と、この第1棚板単体装置A1 の上面に前後方向Pに往復移動可能に配置された第2棚板単体装置A2 とで構成される。
【0024】
第1棚板単体装置A1 を構成する固定棚板10は、図2、図3及び図6に示されているように、その上面に左右両端部から中央部に向けて低くなるように僅かにわん曲した状態で傾斜した第1球転動面1を有しており、この第1球転動面1の中央部に球誘導凹部2が形成されている。この球誘導凹部2の深さは、後端(奥端)から前端に向けて徐々に深くなっていると共に、その幅は、前端から後端(奥端)に向けて広くなっており、その全体形状は、略扇形となっている。即ち、遊技球Bを前方に転動させるために、球誘導凹部2は、その前端側が低くなるように僅かに傾斜していると共に、第1球転動面1における前記球誘導凹部2を除く残りの部分に関しても、その前端が僅かに低くなるように傾斜している。
【0025】
また、第2棚板単体装置A2 は、図2、図3、図4及び図8に示されているように、固定棚板10の上面を前後方向Pに往復直線移動する可動棚板3と、この可動棚板3を前後動させる棚板駆動機構Nとで構成される。可動棚板3の下面は、前記固定棚板10の上面の第1球転動面1に対応した形状になっていると共に、その上面は、段差状に形成されて、段差面4よりも前面の第2球転動面5は、中央部と左右両端部とが高くて、それらの間が低くなってわん曲した「波形状」となっている。なお、可動棚板3の前面6は、ほぼ垂直面となっている。可動棚板3を前後方向に略二分した場合において、その後方の略半分は、前記図柄表示装置Dの直下に形成された嵌合孔7に前後方向Pにスライド可能に嵌合されている。可動棚板3の背面における左右方向の中央部に取付けられたブラケット8と、モータMの駆動軸9に取付けたクランク円板11の偏心位置(偏心量を「e」とする)とは、クランクロッド12で連結されている。このため、モータMが連続回転すると仮定すると、可動棚板3は、前記偏心量(e)の2倍の(2e)のストローク(S)でもって固定棚板10の第1球転動面1の上を前後方向Pに往復直線運動(前後移動運動)を行う。
【0026】
また、可動棚板3の第2球転動面5の左右方向の中央部の最も高い部分には、この部分を左右方向に転動する遊技球Bが中央部に達した場合に落下させる球落下口13が形成されている。可動棚板3には、図3及び図4に示されるように、前記球落下口13に連通する垂直連通孔14と、この下方に連通していて、斜後方に向けて形成された傾斜連通孔15とが形成されている。一方、固定棚板10の前端面16には、前記球落下口13に落下した球を遊技領域44に排出させる球排出口17が形成され、固定棚板10の内部には、前端が前記球排出口17となった水平連通孔18が僅かに前端が低くなった状態で前後方向Pに沿って形成されて、その後端は、固定棚板10の上面に開口している。そして、第2棚板単体装置A2 が前進端に達した位置(図4で示される位置)において、球落下口13と球排出口17とは、前記垂直連通孔14、傾斜連通孔15及び水平連通孔18を介して連通され、球落下口13から落下して、その下端部に滞留していた遊技球Bは、第2棚板単体装置A2 が前進端に達することにより、水平連通孔18の側に移動して、前記球排出口17から遊技面40上に排出される。なお、固定棚板10に形成する水平連通孔18を、図3で2点鎖線20で示される位置まで形成すると、可動棚板3の球落下口13に落下した遊技球Bは、直ちに各連通孔14,15,18を通って固定棚板10の球排出口17から排出される。
【0027】
また、図2、図3及び図6に示されるように、固定棚板10の左右両端部の上方から、固定棚板10の前端面16の前方に至る部分には、固定配置された左右一対の第3棚板(固定棚板)A3 が配設されている。各第3棚板(固定棚板)A3 は、左右方向Qに対しては、第1棚板単体装置A1 の固定棚板10の左右方向Qの中央部の側が僅かに低く、しかも前後方向Pに対しては後側(奥側)が僅かに低くなるように固定配置されている。また、各第3棚板(固定棚板)A3 の高さは、図8に示されるように、第2棚板単体装置A2 が前進端位置に達した状態で、各第3棚板(固定棚板)A3 上の遊技球Bが可動棚板3にスムーズに移送(転移)可能なように、前記可動棚板3の上面の第2球転動面5の左右両端部の高さとほぼ一致している。なお、各図において、21は、図柄表示装置Dが格納されている筐体22の両側壁部を示し、23は、遊技盤41の前面に所定間隔をおいて配置されたガラス板を示す。
【0028】
次に、上記構成の棚板装置Aの作用について説明する。この棚板装置Aは、遊技中において常時作動させてもよいし、遊技中において、例えば「確率変動中」等の遊技者に有利な「特定遊技状態」に達した場合にのみ作動させてもよい。後者の「特定遊技状態」に達した場合にのみ作動させる場合には、後述のように、遊技者に対する利益率が一層高まる利点がある。
【0029】
まず、図3及び図6に示されるように、第2棚板単体装置A2 の可動棚板3が後退端に位置している状態では、第1棚板単体装置A1 の第1球転動面1の奥行幅(W)は広くなっていて、第1球転動面1の左右両端の第3棚板A3 から落下したり、或いは直接に第1球転動面1に落下した遊技球Bは、左右に大きく転動して、その勢いを消失した位置から更に逆方向に転動することを繰り返して、中央の球誘導凹部2以外の部分から前方の遊技領域44に落下放出される。この遊技球Bは、中央の球誘導凹部2の直下の始動入賞口46に入賞する確率は殆どない。一方、第1球転動面1上で左右方向に転動している遊技球Bの勢いがなくなって、中央の球誘導凹部2に入り込んだ場合には、この球誘導凹部2において左右に小さな揺動幅で転動しながら前方に転動して、前方の遊技領域44に落下放出される。この場合には、球誘導凹部2の左右方向Qの中央から落下放出される遊技球Bは、直下の始動入賞口46に入賞する確率は高いが、球誘導凹部2内の他の位置から落下放出される遊技球Bが始動入賞口46に入賞する確率は低い。
【0030】
そして、後退端に位置していた可動棚板3が前進端に向けて移動するにつれて前記第1球転動面1の球誘導凹部2の奥行幅(W)及び横幅(左右幅)の双方が徐々に狭くなって、球誘導凹部2の深さが変化する。このことは、球誘導凹部2内に入った遊技球Bがその外部に出にくかったり、或いは球誘導凹部2内において左右に転動する遊技球Bの揺動幅が小さくなることを意味し、球誘導凹部2内において左右に転動した後に前方の遊技領域44に落下したり、或いは後方又は斜後方から直進して前方の遊技領域44に落下される遊技球Bが直下の始動入賞口46に入賞する確率が高まることになる。逆に、図7に示されるように、前進端に位置していた可動棚板3が後退端に向けて移動する場合には、球誘導凹部2の奥行幅(W)が徐々に広くなるために、始動入賞口46に入賞する確率が徐々に低下することになる。
【0031】
また、図8に示されるように、第2棚板単体装置A2 の可動棚板3が前進端又はこれに近い位置に達した状態において、第3棚板A3 上において奥行方向に向かう遊技球Bが存在する場合には、この遊技球Bは、第3棚板A3 から可動棚板3の第2球転動面5に移送されて、この第2球転動面5を左右方向Qに転動する際に、中央部の球落下口13の部分に達して、この球落下口13に落下した遊技球Bは、上述したように、各連通孔14,15,18を通って、始動入賞口46に最も近い固定棚板10の球排出口17から遊技領域44に排出されるため、始動入賞口46に入賞される確率が極めて大きくなる。なお、第3棚板A3 から可動棚板3の第2球転動面5に移送された遊技球Bのうち、球落下口13に落下しないものは、第2球転動面5の途中から、その前方の固定棚板10の第1球転動面1に落下して、その後は、上述したように転動することとなる。
【0032】
このように、第1棚板単体装置A1 の固定棚板10に対して第2棚板単体装置A2 の可動棚板3が前後動して、前記固定棚板10の左右方向Qの中央部に形成された球誘導凹部2の奥行幅(W)が変更されることにより、その直下の始動入賞口46に対する入賞確率が刻々変化し、更に可動棚板3の球落下口13に落下した遊技球Bが始動入賞口46に入賞する確率は極めて高い。このように、第2棚板単体装置A2 を構成する可動棚板3が固定棚板10に対して前後動して、遊技者に利益の状態が断続的に出現するために、遊技の利益及び面白さが大幅に増大される。
【0033】
そして、可動棚板3の前後動を「確率変動中」等の遊技者に有利な「特定遊技状態」と連動させると、遊技者の利益率が拡幅されて、遊技の面白さが倍増される。
【0034】
また、上記実施形態では、第1球転動面1に形成する球誘導凹部2は、その前後方向Pの深さと、その左右方向の幅との双方を変化させてあるが、前後方向Pの深さのみ変化させることも可能である。また、棚板装置の下方に配置される入賞口を可変構造にして、入賞し易い状態に達した時点で、本発明に係る棚板装置を作動させると、遊技者の利益率が一層高まり、これによっても遊技者に対する利益率、及び遊技の面白さを倍増できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、遊技球が転動可能な第1棚板部と、前記第1棚板部の奥方に前後方向に移動可能に配置された第2棚板部と、前記第1棚板部の下方に配置された入賞口とを備えた遊技機において、記第1棚板部の球転動面に、前記入賞口に遊技球を誘導する球誘導凹部が、後端から前端に向けて徐々に深くなるように形成され、前記第2棚板部が前後方向に移動することにより、前記第1棚板部に形成された球誘導凹部の奥行幅を変更可能に構成してあるので、前記第2棚板部の前後方向の移動により、球経路が大きく変化して、その下方の入賞口への入賞率を変化させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚板装置Aが組み込まれたパチンコ機の遊技面の正面図である。
【図2】図1の棚板装置Aの部分の拡大図である。
【図3】第2棚板単体装置A2 が後退端に達した状態の図2のX−X線断面図である。
【図4】第2棚板単体装置A2 が前進端に達した状態の図2のX−X線断面図である。
【図5】棚板装置Aの概略平面図である。
【図6】第2棚板単体装置A2 の後退端位置に遊技球Bの典型的な転動状態を示す斜視図である。
【図7】第2棚板単体装置A2 の前進端位置における同様の状態の斜視図である。
【図8】第2棚板単体装置A2 の球落下口13に落下した球の経路を主体に示す斜視図である。
【符号の説明】
A:棚板装置
1 :第1棚板単体装置(第1棚板部)
2 :第2棚板単体装置(第2棚板部)
3 :第3棚板(第3棚板部)
N:棚板駆動機構
P:遊技機の前後方向
Q:遊技機の左右方向
W:球誘導凹部の奥行幅
1:第1球転動面
2:球誘導凹部
3:可動棚板
5:第2球転動面
10:固定棚板
13:球落下口
17:球排出口
46:始動入賞口(入賞口)

Claims (1)

  1. 遊技球が転動可能な第1棚板部と、前記第1棚板部の奥方に前後方向に移動可能に配置された第2棚板部と、前記第1棚板部の下方に配置された入賞口とを備えた遊技機において、
    前記第1棚板部の球転動面に、前記入賞口に遊技球を誘導する球誘導凹部が、後端から前端に向けて徐々に深くなるように形成され、
    前記第2棚板部が前後方向に移動することにより、前記第1棚板部に形成された球誘導凹部の奥行幅を変更可能に構成したことを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037741A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Samii Kk 遊技機
JP2011234808A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
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