JP2004201755A - 歩行運動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然歩行に近い運動軌跡を再現し、揚力(足を引き揚げる力)を考慮した歩行運動装置を提供する。
【解決手段】歩行運動装置10は、操作部11と、ペダル21L,21Rを含む下肢運動装置20と、制御部12と、駆動部13とを備え、下肢運動装置20は、二足直立姿勢の歩行が可能な装置であって、左右の足を載せる左右のペダル部21L,21Rと、左右のペダル部21がそれぞれスライド自在に設けられ、後方に配置された支点22aを中心に所定角度回転する左右のレール部22L,22Rとを備え、後方に支点22aを置き、ペダル部21を載せたレール部22を「上下」に駆動する動作(矢印A)と、ペダル部21を「前後」に駆動する動作(矢印B,C)を組合せ、自然歩行の軌跡を再現するようにしてある。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二足直立姿勢の歩行運動を行う歩行運動装置に関し、特に、高齢者をはじめ歩行に障害を持つ人の歩行運動のリハビリを行うのに適した歩行運動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の歩行運動装置は、数多く開発、商品化されている。しかし、それらは、ペダルを上下動するために、前方に支点を置く機構を採用している(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−325860号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の歩行運動装置は、前方に支点を置く機構を採用しているので、踏力(踏込む力)の鍛錬に特化されてしまい、また、高低差(踏込み幅)の調整が限定されている。
【0005】
本発明の課題は、自然歩行に近い運動軌跡を再現し、揚力(足を引き揚げる力)を考慮した歩行運動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、左右の足を載せる第1及び第2のペダル部材と、前記第1及び第2のペダル部材がそれぞれスライド自在に設けられ、後方に配置された支点を中心に所定角度回転する第1及び第2レール部材と、前記第1及び第2レール部材に対して、前記第1及び第2のペダル部材を交互に前後駆動すると共に、前記第1及び第2レール部材を交互に回転駆動する駆動部と、前記駆動部を管理して、前記第1及び第2のペダル部材の前後高低位置を制御する制御部と、を含む歩行運動装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。
図1〜図5は、本発明による歩行運動装置の実施形態を示す図であって、図1はブロック図、図2はペダル部を示す図、図3は圧力センサーを示す図、図4はフローチャート、図5は歩行運動軌跡を示す図である。
この実施形態の歩行運動装置10は、図1に示すように、操作部11と、ペダル21L,21Rを含む下肢運動装置20と、制御部12と、駆動部13等とを備えている。
【0008】
操作部11は、タッチパネルの画面が用いられており、運動内容、踏込み量、歩幅等を設定する部分である。
【0009】
下肢運動装置20は、二足直立姿勢の歩行が可能な装置であって、図2に示すように、左右の足を載せる左右のペダル部(第1及び第2のペダル部材)21L,21R(以下、21で代表することがある)と、左右のペダル部21がそれぞれスライド自在に設けられ、後方に配置された支点22aを中心に所定角度回転する左右のレール部(第1及び第2レール部材)22L,22R(以下、22で代表することがある)とを備えている。
この実施形態では、後方に支点22aを置き、ペダル部21を載せたレール部22を「上下」に駆動する動作(矢印A)と、ペダル部21を「前後」に駆動する動作(矢印B,C)を組合せ、自然歩行の軌跡を再現するようにしてある。
【0010】
また、下肢運動装置20は、図3に示すように、左右の足の踏力を計測する圧力センサー23(23L,23R)が設けられている。
圧力センサー23は、ロードセル等を使用することができ、図3に示すように、左右のペダル部(足置部)21R、21Lに、つま先側の右左にセンサーS1,S2が、センターにセンサーS3が、かかと側の右左にセンサーS4,S5が、それぞれ5個ずつ設けられている。
【0011】
ペダル部21設けた圧力センサー23は、利用者の運動状態を把握するために設けられている。両足の圧力センサー23が、数値0を示した場合には、転倒又は不正利用とみなし、装置を停止する安全策として活用することができる。
また、応用として、歩行運動中のバランスを測定することに用いることができる。歩行能力の測定として、足底の着地時、遊脚時(前方へ踏み出すために、片側の足が宙に浮いている状態)にあたる動作位置でのペダル部21に掛かる力を計測し、実際の歩行に則したものか否かを判定することができる。
【0012】
制御部12は、駆動部13を管理して、ペダル部21の前後高低位置を制御する部分である。
駆動部13は、レール部22に対して、ペダル部21を交互に前後駆動すると共に、レール部22を交互に回転駆動する部分であり、例えば、各部をモータ駆動すればよい。
【0013】
次に、図3のフローチャートを参照しながら、本実施形態による歩行運動装置の動作を説明する。
操作部11のスタートSWをオンすると、この装置10がスタートし(S100)、操作部11によって、運動内容、踏込み量や歩幅の設定を行う(S101)。
運動内容は、左右の足を交互に上下させる「踏込み運動」、左右の足を交互に前後させる「すり足運動」、歩行の運動軌跡を再現する「楕円運動運動」より、選択することができる。踏込み量としては、左右の足を上下させる高低差を設定し、歩幅としては、左右の足を前後させるスライド量を設定する。
【0014】
運動が開始されてから(S102)、ペダル位置を図示しないエンコーダーで検出して(S103)、ACサーボモータ制御を行ない(S104)、運動を終了する(S105)。
装置乗込み時に、体重を計測し、センサーをリセットする。一定時間経過したのちに、計測を開始する。この理由は、運動開始直後の測定誤差をなくし、システムを安定させるためである。センサーのドリフトなどの他に、歩行者のふらつきもある。
【0015】
ここで、図5を参照しながら、本実施形態による歩行運動装置の歩行運動軌跡について説明する。
歩行時には、図5に示すように、かかとから着地し(F6,P6の状態)、つま先によって地面を斜め下後方に蹴る(F2,P2の状態)ことにより、推進力を得る。
このとき、ペダル部21が、レール部22上を前後にスライドして、「歩幅」を再現する。また、ペダル部21を積んだレール部22が上下に稼動して、「踏込み量(足の引き上げ量)」を再現する。
【0016】
図6、図7は、本実施形態による歩行運動装置の動作(B)を、従来の歩行運動装置の動作(A)と比較しながら説明する図である。
従来の歩行運動装置100は、図6(A)に示すように、常に「下り」方向への運動となる(矢印D)。そして、前方の支点122aより後方下部へ足を蹴り(矢印E)、駆動部によるレール部122の跳ね挙げ動作により、支点122aより上に足を上げた後に(矢印F)、支点122aに向かって前方下方向へ足を差し出す動作になる(矢印D)。このときの足の軌跡が図7(A)のようになる。
【0017】
これに対して、本実施形態による歩行運動装置10は、図6(B)に示すように、常に「上り」方向への運動となる(矢印B)。そして、レール部22の最前部より踏込み(矢印A)、最下位置より支点22aに向かい後方上方向へ蹴り上げた後に(矢印C)、レール部22の最前部へ向け足を引き上げる動作になる(矢印B)。このときの足の軌跡が図7(B)のようになる。
【0018】
本実施形態では、A1〜A2のポイントで、足首の動きを促すようにしている。つまり、A1では、かかとから着地するように、レール部22の先端によって最高位置に達し、水平位置までかかと側に荷重を掛ける動きとなる。
また、A2では、水平位置より下がることによって、自然界と異なる動きを強いられることになるが、かかと側にあった荷重をつま先側へ移し、「蹴る」動きを促すようにしている。
レール部22が水平位置にあるときに、ペダル部21は、最前部に達し、後方の支点を中心とする円弧を描くことから、後方への移動が行われ、かかと側の荷重をつま先へ移動する動きを促す。
【0019】
図8は、自然歩行の1サイクル(#1〜#5)の動作を説明する図、図9は、本実施形態による歩行運動装置の動作を詳細に示す図である。
#1では、左かかとがつく。つまり、左足の膝が伸び、足首はほぼ直角の状態でかかとがつく。それとほぼ同時に右足のかかとが上がる。右つま先は、地面についている。この動作は、図9の後方支点の(a)〜(b)に対応する。
【0020】
#2では、左足底全面で支える。つまり、左足の底全面がついた後に、右足先で後方へ蹴り出し、左足先に荷重がかかっていく。右足首は、曲がったままの状態で、つま先が前方へ振り出される。この動作は、図9の後方支点の(b)〜(e)に対応する。
【0021】
#3では、左つま先が残る(ついている)。つまり、右足のかかとがつき、左足のかかとが上がる。左足先で後方へ蹴り出し、つま先が上がる。この動作は、図9の後方支点の(f)〜(g)に対応する。
【0022】
#4では、左足を前方へ振り出す。つまり、左足首が曲がった状態で、つま先が前方へ振り出される。右足底面で支える。この動作は、図9の後方支点の(g)〜(j)に対応する。
#5では、再び、左かかとがつき、#1の動きに戻る。
【0023】
次に、前方支点と後方支点の感覚について説明する。
(1)従来の前方支点では、レールが上がる際に、後ろ足が「はねあげられる」感覚がする。これに対して、本実施形態の後方支点では、支点に近く移動量が少ないため、上がることに対しての違和感は感じない(図9の(a)〜(c)における右足及び図9の(f)〜(h)における左足)。
(2)従来の前方支点では、レールが下がる際に(支点に近く移動量が少ないため)、前足に力を入れて踏むような感覚はない。これに対して、本実施形態の後方支点では、前足で踏込む感覚になる(図9の(a)〜(c)における左足及び図9の(f)〜(h)における右足)。
【0024】
(3)従来の前方支点では、上りエスカレーターを下っている感覚がある。これに対して、本実施形態の後方支点では、下りエスカレーターを上っている感覚になる(図9の(c)〜(e)及び図9の(h)〜(j))。
つまり、エスカレーターの例えは、前後方向への身体移動を伴わなず、重心が降り方向(前方支点)又は登り方向(後方支点)に向っているか表現したものである。
前方支点(=上りエスカレーターを降る感覚)では、振り出した足(仮に右足とする)が下の段に着地した後に、エスカレーターの動きにより身体の後方へ上昇しながら流され、身体の中心線を通過する時点で、反対側の足(左足)を振り出す動きであり、意識としては、足を下ろすことに向けられる。
一方、後方支点(=下りエスカレーターを登る感覚)では、振り出した足が上の段に着地した後に、エスカレーターの動きにより身体の後方へ下降しながら流されることから、意識としては、足を上げることに向けられる。
図9の(c)〜(e)に、前後方向への移動を示しているが、レールの傾斜が進行方向に向かい「上り」か「下り」かの違いにより、「足を上げる」又は「足を下げる」のどちらかに、意識が向けられるものと思われる。
(4)従来の前方支点では、前方支点では、常に降り坂に向って運動している感覚がある。これに対して、本実施形態の後方支点では、常に登り坂に向って運動している感覚になる(図9の(c)〜(e)及び図9の(h)〜(j))。
【0025】
(5)従来の前方支点では、降り方向に引っ張られる感覚がある。本実施形態の後方支点では、この感覚はない(図9の(c)〜(e)及び図9の(h)〜(j))。
(6)従来の前方支点では、自身の力に加え重力が働いている感覚がある。本実施形態の後方支点では、この感覚はない(図9の(c)〜(e)及び図9の(h)〜(j))。
(7)従来の前方支点では、特に足を後方へ蹴る際、滑り落ちるようで怖い感覚がある。本実施形態の後方支点では、この感覚はない(図9の(c)〜(e)の左足及び図9の(h)〜(j)の右足)。
(8)従来の前方支点では、レールの上下により降り方向への傾斜が生じることから、低い方向へと重心が前後にぶれてしまう感覚がある。本実施形態の後方支点では、この感覚はない(図9の(c)〜(e)及び図9の(h)〜(j))。
(9)従来の前方支点では、踏込み運動時(ペダルの前後運動を固定)に、僅かながら後方へ踏み降ろす感覚がある。本実施形態の後方支点では、踏込み運動時(ペダルの前後運動を固定)に、僅かながら前方へ踏む感覚になる。
【0026】
以上説明したように、本実施形態によれば、後方支点機構を用いることにより、自然歩行の運動軌跡を再現することができる。
したがって、踏力(踏込む力)の鍛錬に加え、下肢を引き揚げる力、関節運動をトレーニングすることができる。
【0027】
高齢者が「寝たきり生活」に陥る要因として、転倒事故による骨折から入院生活を経たものが大半を占め、段差解消等のバリアフリー環境の整備が必要とされているが、転倒の要因としては、段差へのつまづき以上に筋力低下による「つま先下がり」の状態による自身のつま先甲側から着地し体重を支えられず転倒に至るものが多く、下肢を引き揚げる力を維持することが重要と考えられる。
本実施形態の後方支点を用いることにより、作用点となる前方の高低差を可変し、利用者に見合った負荷量を設定することができる。
【0028】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、下肢運動装置は、図10のような歩行運動機構20を用いてもよい。この場合には、駆動部13は、ペダル進退機構部30と、レール上下動機構部40とで実施される。
図10は、本発明による歩行運動装置の下肢運動装置の具体例を示す斜視図である。
なお、以下において、特に、左右を区別する必要があるときは、適宜、符号にL又はRの文字を添える。
歩行運動機構20は、ペダル21(右ペダル21R及び左ペダル21L)と、ペダル搭載レール22(右ペダル搭載レール22R及び左ペダル搭載レール22L)と、ペダル進退機構部30と、レール上下動機構部40とを備える。
【0029】
ペダル21(右ペダル21R及び左ペダル21L)は、歩行運動者が足を載せて歩行運動を行う部分である。ペダル21は、4本のスプリングによって支持されており、歩行運動者の足の動作に追従可能となっている。
ペダル搭載レール22(右ペダル搭載レール22R及び左ペダル搭載レール22L)は、そのペダル21を載置する。ペダル搭載レール22は、上面が開口しており、後述の通り、ペダル21を移動させるベルト31が露出している。
【0030】
ペダル進退機構部30は、右ペダル21R及び左ペダル21Lを交互にペダル搭載レール22上で前進後退させる機構部である。ペダル進退機構部30は、ベルト31(右ベルト31R及び左ベルト31L)と、従動シャフト32(右従動シャフト32R及び左従動シャフト32L)と、駆動シャフト33(右駆動シャフト33R及び左駆動シャフト33L)と、傘歯車34(右傘歯車34R及び左傘歯車34L)と、傘歯車35と、ペダル進退モータ36とを備える。
【0031】
ベルト31は、ペダル搭載レール22に設けられた開口部分から、その一部分が露出しており、ペダル21を取り付けている。したがって、ベルト31が移動すると、ペダル21も一体となって移動する。ベルト31は、従動シャフト32及び駆動シャフト33の間に張られている。
【0032】
従動シャフト32は、ベルト31の張力を調整するシャフトである。従動シャフト32は、両端がペダル搭載レール22の側壁部分で回転自在に保持されている。
【0033】
駆動シャフト33は、ベルト31を駆動するシャフトである。駆動シャフト33は、ペダル搭載レール22の側壁部分で回転自在に保持されているとともに、さらに、一端はペダル搭載レール22の側壁を貫通して、その先端に傘歯車34を取り付ける。駆動シャフト33は、その傘歯車34の回転を伝達して、ベルト31を駆動する。
【0034】
傘歯車34,35は、ペダル進退モータ36の回転を駆動シャフト33に伝達する伝達部である。
ペダル進退モータ36は、傘歯車35を回転させる。また、ペダル進退モータ36の後部には、ロータリエンコーダ(不図示)が一体的に設けられており、回転角度が連続的に検知されている。
【0035】
レール上下動機構部40は、右駆動シャフト33R及び左駆動シャフト33Lを回転中心として、右ペダル搭載レール22R及び左ペダル搭載レール22Lを交互に上下動させる。レール上下動機構部40は、ベルト41と、レール上下動モータ42と、駆動プーリ43と、テンションプーリ44とを備える。
【0036】
ベルト41は、駆動プーリ43及びテンションプーリ44の間に、「W」状に掛け渡されており、両端が、右ペダル搭載レール22R及び左ペダル搭載レール22Lに固定されている。
【0037】
レール上下動モータ42は、駆動プーリ43を回転させる。また、レール上下動モータ42の後部には、ロータリエンコーダ(不図示)が一体的に設けられており、回転角度が連続的に検知されている。なお、ペダル搭載レール22の可動範囲は、このレール上下動モータ42の回転角度によって決定されるが、本実施形態では、その可動範囲は、水平位置より上下にそれぞれ10度ずつ(レンジで20度)である。
【0038】
駆動プーリ43は、レール上下動モータ42に取り付けられ、レール上下動モータ42の回転を伝達してベルト41を駆動する。
テンションプーリ44は、ベルト41の張力を調整する。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、後方支点の機構を用いることにより、自然歩行の運動軌跡を再現することができ、踏力(踏込む力)の鍛錬に加え、下肢を引き揚げる力、関節運動をトレーニングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歩行運動装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による歩行運動装置のペダル部を示す図ある。
【図3】本実施形態による歩行運動装置のペダル部の圧力センサーを示す図ある。
【図4】本実施形態による歩行運動装置の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本実施形態による歩行運動装置の歩行運動軌跡を示す図である。
【図6】本実施形態による歩行運動装置の動作(B)を、従来の歩行運動装置の動作(A)と比較しながら説明する図である。
【図7】本実施形態による歩行運動装置の動作(B)を、従来の歩行運動装置の動作(A)と比較しながら説明する図である。
【図8】自然歩行の1サイクル(#1〜#5)の動作を説明する図である。
【図9】本実施形態による歩行運動装置の動作を詳細に示す図である。
【図10】本発明による歩行運動装置の下肢運動装置の具体例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 歩行運動装置
11 操作部
12 制御部
13 駆動部
20 下肢運動装置

Claims (1)

  1. 左右の足を載せる第1及び第2のペダル部材と、
    前記第1及び第2のペダル部材がそれぞれスライド自在に設けられ、後方に配置された支点を中心に所定角度回転する第1及び第2レール部材と、
    前記第1及び第2レール部材に対して、前記第1及び第2のペダル部材を交互に前後駆動すると共に、前記第1及び第2レール部材を交互に回転駆動する駆動部と、
    前記駆動部を管理して、前記第1及び第2のペダル部材の前後高低位置を制御する制御部と、
    を含む歩行運動装置。
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