JP2004200994A - 映像変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2:3:3:2プルダウン変換方式で変換された60iの映像信号を、24pの映像信号に逆プルダウン変換できるようにする。
【解決手段】24p(24フレーム/秒のプログレッシブ形式)の映像信号が、2:3:3:2プルダウン変換されて記録された60i(60フィールド/秒のインターレース形式)の映像信号である第1のインターレース映像信号を、映像再生手段4で再生し、タイムコードに基づいて、映像メモリ8への書き込み読み出しを制御して、2:3:2:3プルダウン変換した60iの映像信号である第2のインターレース映像信号に変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来の方式変換器10によって、24pの映像信号に変換している。
【選択図】 図1
【解決手段】24p(24フレーム/秒のプログレッシブ形式)の映像信号が、2:3:3:2プルダウン変換されて記録された60i(60フィールド/秒のインターレース形式)の映像信号である第1のインターレース映像信号を、映像再生手段4で再生し、タイムコードに基づいて、映像メモリ8への書き込み読み出しを制御して、2:3:2:3プルダウン変換した60iの映像信号である第2のインターレース映像信号に変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来の方式変換器10によって、24pの映像信号に変換している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を、60フィールド/秒のインターレース映像信号に変換する映像変換装置に関し、更に詳しくは、24フレーム/秒の速度で映像を撮影して、60フィールド/秒のインターレース映像信号に変換して記録された映像信号を再生して元の24フレーム/秒の映像信号に逆変換するのに好適な映像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、24p(24フレーム/秒のプログレッシブ形式)の映像信号を60i(60フィールド/秒のインターレース形式)の映像信号に変換して記録する場合、2:3:2:3プルダウンという変換方式が一般的に使われている。なお、60iの映像信号は、厳密には、59.94フィールド/秒の映像信号てある。
【0003】
図5に基づいて、従来の2:3:2:3プルダウン変換方式を説明する。同図(a)は、撮影された24pの映像信号を示し、同図(b)は、2:3:2:3プルダウン変換方式で変換されて磁気テープなどに記録された60iの映像信号を示しており、同図(b)には、後述のようにフレーム単位で圧縮(DV圧縮)される各フレームに、撮影時間の異なるフレームの映像が入っているか否かに応じて×○を示している。
【0004】
24pの映像信号では、連続するフレームが、A,B,C,D,E,Fで表されており、例えば、この24pの映像信号の4フレームA,B,C,Dが、60iの映像信号に変換される際において、60iの映像信号の連続するフィールドf1,f2,f1,f2…f1,f2に時間軸を合わせながら変換されていく。
【0005】
具体的には、フレームAを、インターレース信号の2フィールドAf1,Af2に対応させ、次のフレームBを、インターレース信号の3フィールドBf1,Bf2,Bf1に対応させ、さらに、次のフレームCを、インターレース信号の2フィールドCf2,Cf1に対応させ、次のフレームDを、インターレース信号の3フィールドDf2,Df1,Df2に対応させ、これを繰り返す。すなわち、24pの映像信号の4フレーム(4/24秒)を、60iの映像信号の10フィールド(10/60秒)、すなわち、5フレームに対応させて処理するものである。
【0006】
このような2:3:2:3プルダウン変換方式で変換されて記録された映像信号の画像レートを変換する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
また、2:3:2:3プルダウン変換方式で変換して磁気テープなどの記録媒体に記録した60iの映像信号から再度24pの映像信号に逆プルダウン変換する場合には、図6に示されるように、記録情報再生手段2によって、記録媒体に記録された情報を再生し、映像再生手段4によって60iの映像信号を再生するとともに、タイムコード再生手段3によってタイムコードを再生し、このタイムコードに基づいて、方式変換器制御手段11で、方式変換器10を制御することにより、図7(a)の60iの映像信号を、同図(b)の24pの映像信号に方式変換器10で変換している。
【0008】
例えば、60iの2フィールドの映像信号Af1,Af2から24pのフレームAを復元し、次の3フィールドの映像信号Bf1,Bf2,Bf1からフレームBを復元し、さらに、次の2フィールドの映像信号Cf2,Cf1からフレームCを復元し、次の3フィールドの映像信号Df2,Df1,Df2からフレームDを復元するといったように、規則的に2:3:2:3の映像信号を、24pの映像信号に復元するものである。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−298212号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年は、映像をフレーム単位で圧縮して記録する技術が普及している。例えば、上述の図5(b)の60iの映像信号の第1のフレームの信号を圧縮する場合、圧縮率向上のため、フィールドAf1,Af2を一旦フレームAに合成した上で圧縮を行っている。
【0011】
このようなフレーム単位の圧縮では、図5(b)の60iの第3のフレームでは、×で示されるように、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2で圧縮され、同様に、第4のフレームでは、異なる撮影時間のフィールドCf2,Df2で圧縮されることになり、フレームCについては、異なるフレームに分離されて圧縮されており、そのまま取り出して再生すると画質が劣化することになる。
【0012】
そこで、本件出願人は、平成14年3月20日提出の特願2002−78383号において、4フィールドの映像を、10フィールドに記録する際に、2:3:2:3と記録せずに、例えば、図5(c)に示されるように、2:3:3:2という形式で変換して記録することにより、例えば、フレームA,B,C,Dを、フレーム圧縮(DV圧縮)単位が○で示される第1,第2,第4,第5のフレームからそのまま取り出すことができる2:3:3:2プルダウン変換方式(「アドバンスモード」)を提案している。
【0013】
かかる2:3:3:2プルダウン変換方式で変換されて記録された60iの映像信号から再度24pの映像信号に逆プルダウン変換する場合に、上述の図6と同様に行なったのでは、図8に示されるように、復元された24pの映像信号の第3のフレームは、フレームCとフレームDのフィールドCf2,Df1,Df2の混じった映像信号になってしまうことになり、正しい映像を再生することができない。
【0014】
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60iの映像信号を、24pの映像信号に逆プルダウン変換できる映像変換装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
【0016】
すなわち、本発明の映像変換装置は、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号がプルダウン変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する映像変換装置であって、前記第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に変換する第1の変換手段と、前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する第2の変換手段とを備えている。
【0017】
本発明によると、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に一旦変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来と同様にして24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換するので、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【0018】
本発明の好ましい実施態様においては、前記第1のインターレース映像信号は、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を2:3:3:2プルダウン変換したものである。
【0019】
本発明によると、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を2:3:3:2プルダウン変換した60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【0020】
本発明の一実施態様においては、前記第1の変換手段は、前記第1のインターレース映像信号が書き込まれるとともに、前記第2のインターレース映像信号が読み出されるメモリと、前記メモリの書き込み/読み出しを制御するメモリ制御手段とを備えている。
【0021】
本発明によると、メモリへの書き込み/読み出しを制御することによって、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、2:3:2:3プルダウン変換された60フィールドム/秒の第2のインターレース映像信号に変換することができる。
【0022】
本発明の好ましい実施態様においては、前記メモリ制御手段は、タイムコードに基づいて、書き込み/読み出しを制御するものである。
【0023】
本発明によると、タイムコードから2:3:3:2プルダウンなどのプルダウンの位相を検出して書き込み読み出しを制御できることになる。
【0024】
本発明の他の実施態様においては、前記第2の変換手段が、前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する方式変換器である。
【0025】
本発明によると、第2の変換手段としては、2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する従来の方式変換器を用いることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る映像変換装置を備える映像再生装置のブロック図であり、上述の図6に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0028】
この実施の形態の映像再生装置1は、24pの映像信号が、上述の2:3:3:2プルダウン変換方式(アドバンスモード)で変換記録されている磁気テープなどの記録媒体(図示せず)から60iの映像信号を再生して24pの映像信号に逆プルダウン変換して出力するものであり、上述の図6に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0029】
この映像再生装置1は、記録媒体に記録されている情報を再生する記録情報再生手段2と、再生された情報からタイムコードを再生するタイムコード再生手段3と、再生された情報から2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号を再生する映像再生手段4と、本発明の映像変換装置5とを備えている。
【0030】
映像変換装置5は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号を、元の24pの映像信号に逆プルダウン変換するものであり、この映像変換装置5は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号である第1のインターレース映像信号を、24pの映像信号を2:3:2:3プルダウン変換方式で変換した60iの映像信号である第2のインターレース映像信号に変換する第1の変換手段6と、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号である第2のインターレース映像信号を、24pの映像信号に変換する第2の変換手段7とを備えている。
【0031】
第1の変換手段6は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が書き込まれるとともに、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号として読み出される映像メモリ8と、タイムコード再生手段3からのタイムコードに基づいて、タイミング信号を生成して映像メモリ8への書き込み/読み出しを制御するメモリ制御手段9とを備えており、第2の変換手段7は、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号を、24pの映像信号に変換する上述の図6と同様の方式変換器10と、この方式変換器10を制御する方式変換器制御手段11とを備えている。
【0032】
この実施の形態では、映像メモリ8への書き込み/読み出しを制御することによって、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号(第1のインターレース映像信号)を、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号(第2のインターレース映像信号)に変換し、この2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号を、上述の図6と同様にして24pの映像信号に変換するものである。
【0033】
図2は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の24pの映像信号への逆プルダウン変換を説明するための図である。
【0034】
同図(a)は2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号(第1のインターレース映像信号)、同図(b)は2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号(第2のインターレース映像信号)、同図(c)は復元された24pの映像信号をそれぞれ示している。
【0035】
2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号と2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号とのフィールドの関係は、予め分かっているので、メモリ制御手段9では、映像メモリ8に対する書き込み/読み出しを制御して2:3:3:2プルダウン方式の60iの映像信号を、2:3:2:3プルダウン方式の60iの映像信号に変換する。
【0036】
この実施の形態では、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第7のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2,Bf1,Cf2,Cf1を、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第7のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2,Bf1,Cf2,Cf1とし、第8のフィールドCf2は間引き、第9のフィールドDf1は、第9のフィールドDf1とし、第10のフィールドDf2を、第8および第10のフィールドDf2とし、以降、同様の書き込み読み出しが行なわれる。
【0037】
これによって、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号に変換されることになる。
【0038】
この2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号は、方式変換器10によって、上述の図6と同様にして元の24pの映像信号に復元されて出力されることになる。
【0039】
これによって、ノンリニア編集機などを用いることなく、リアルタイムに、記録媒体に記録されている2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号から24pの映像信号を再生して出力できることになる。
【0040】
なお、記録媒体に、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が記録されているか、あるいは、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号が記録されているか否かを識別するためのフラグなどを併せて記録しておき、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号である場合には、上述のようにして24pの映像信号を再生して出力し、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号である場合には、映像メモリ8を介することなく、上述の図6と同様の処理によって、24pの映像信号を再生して出力すればよい。
【0041】
(実施の形態2)
上述の実施の形態1において、フレーム圧縮について見ると、図3(a)に示されるように、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第3のフレームには、フレーム圧縮(DV圧縮)単位の×で示されるように、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が合成されて圧縮されており、第1の変換手段6で変換した2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号にも同図(b)で示されるように、前記フィールドBf1,Cf2が含まれており、同図(c)に示されるように、これらのフィールドBf1,Cf2を用いて24pの映像信号を復元すると画質が劣化することになる。なお、同図(b)には、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の各フィールドが、同図(a)のフレーム圧縮(DV圧縮)単位で○であったか×であったかを併せて示している。
【0042】
そこで、この実施の形態では、上述の図2に対応する図4に示されるように、2:3:3:2プルダウン方式の60iの映像信号の内、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が入っているフレームは用いないようにしている。
【0043】
具体的には、同図(a)の2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第4のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2を、同図(b)の2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第4のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2にするとともに、第3のフィールドBf1は、第5のフィールドBf1とし、第5,第6のフィールドBf1,Cf2を間引き、第7のフィールドCf1を、第7のフィールドCf1とし、第8のフィールドCf2を、第6のフィールドCf2とし、第9のフィールドDf1を、第9のフィールドDf1とし、第10のフィールドDf2を、第8および第10のフィールドDf2とし、以降、同様の書き込み読み出しが行なわれる。
【0044】
これによって、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が合成されて圧縮された前記フィールドBf1,Cf2を用いることなく、同図(c)に示されるように24pの映像信号を復元することができる。
【0045】
その他の構成は、上述の実施の形態1と同様である。
【0046】
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態では、2:3:3:2プルダウン変換した第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する場合について説明したけれども、本発明は、2:3:3:2プルダウン変換に限らず、他のプルダウン変換方式による第1のインターレース映像信号に適用してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号がプルダウン変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する際に、前記第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に一旦変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来と同様にして24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換するので、第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の映像変換装置を備える映像再生装置のブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の変換処理を説明するための図である。
【図3】図1の実施の形態の変換処理の課題を説明するための図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の変換処理を説明するための図である。
【図5】2:3:2:3プルダウン変換および2:3:3:2プルダウン変換を説明するための図である。
【図6】従来の逆プルダウンのブロック図である。
【図7】図6の変換処理を説明するための図である。
【図8】変換処理の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 映像再生装置
2 記録情報再生手段
3 タイムコード再生手段
4 映像再生手段
5 映像変換装置
6 第1の変換手段
7 第2の変換手段
8 映像メモリ
9 メモリ制御手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を、60フィールド/秒のインターレース映像信号に変換する映像変換装置に関し、更に詳しくは、24フレーム/秒の速度で映像を撮影して、60フィールド/秒のインターレース映像信号に変換して記録された映像信号を再生して元の24フレーム/秒の映像信号に逆変換するのに好適な映像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、24p(24フレーム/秒のプログレッシブ形式)の映像信号を60i(60フィールド/秒のインターレース形式)の映像信号に変換して記録する場合、2:3:2:3プルダウンという変換方式が一般的に使われている。なお、60iの映像信号は、厳密には、59.94フィールド/秒の映像信号てある。
【0003】
図5に基づいて、従来の2:3:2:3プルダウン変換方式を説明する。同図(a)は、撮影された24pの映像信号を示し、同図(b)は、2:3:2:3プルダウン変換方式で変換されて磁気テープなどに記録された60iの映像信号を示しており、同図(b)には、後述のようにフレーム単位で圧縮(DV圧縮)される各フレームに、撮影時間の異なるフレームの映像が入っているか否かに応じて×○を示している。
【0004】
24pの映像信号では、連続するフレームが、A,B,C,D,E,Fで表されており、例えば、この24pの映像信号の4フレームA,B,C,Dが、60iの映像信号に変換される際において、60iの映像信号の連続するフィールドf1,f2,f1,f2…f1,f2に時間軸を合わせながら変換されていく。
【0005】
具体的には、フレームAを、インターレース信号の2フィールドAf1,Af2に対応させ、次のフレームBを、インターレース信号の3フィールドBf1,Bf2,Bf1に対応させ、さらに、次のフレームCを、インターレース信号の2フィールドCf2,Cf1に対応させ、次のフレームDを、インターレース信号の3フィールドDf2,Df1,Df2に対応させ、これを繰り返す。すなわち、24pの映像信号の4フレーム(4/24秒)を、60iの映像信号の10フィールド(10/60秒)、すなわち、5フレームに対応させて処理するものである。
【0006】
このような2:3:2:3プルダウン変換方式で変換されて記録された映像信号の画像レートを変換する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
また、2:3:2:3プルダウン変換方式で変換して磁気テープなどの記録媒体に記録した60iの映像信号から再度24pの映像信号に逆プルダウン変換する場合には、図6に示されるように、記録情報再生手段2によって、記録媒体に記録された情報を再生し、映像再生手段4によって60iの映像信号を再生するとともに、タイムコード再生手段3によってタイムコードを再生し、このタイムコードに基づいて、方式変換器制御手段11で、方式変換器10を制御することにより、図7(a)の60iの映像信号を、同図(b)の24pの映像信号に方式変換器10で変換している。
【0008】
例えば、60iの2フィールドの映像信号Af1,Af2から24pのフレームAを復元し、次の3フィールドの映像信号Bf1,Bf2,Bf1からフレームBを復元し、さらに、次の2フィールドの映像信号Cf2,Cf1からフレームCを復元し、次の3フィールドの映像信号Df2,Df1,Df2からフレームDを復元するといったように、規則的に2:3:2:3の映像信号を、24pの映像信号に復元するものである。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−298212号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年は、映像をフレーム単位で圧縮して記録する技術が普及している。例えば、上述の図5(b)の60iの映像信号の第1のフレームの信号を圧縮する場合、圧縮率向上のため、フィールドAf1,Af2を一旦フレームAに合成した上で圧縮を行っている。
【0011】
このようなフレーム単位の圧縮では、図5(b)の60iの第3のフレームでは、×で示されるように、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2で圧縮され、同様に、第4のフレームでは、異なる撮影時間のフィールドCf2,Df2で圧縮されることになり、フレームCについては、異なるフレームに分離されて圧縮されており、そのまま取り出して再生すると画質が劣化することになる。
【0012】
そこで、本件出願人は、平成14年3月20日提出の特願2002−78383号において、4フィールドの映像を、10フィールドに記録する際に、2:3:2:3と記録せずに、例えば、図5(c)に示されるように、2:3:3:2という形式で変換して記録することにより、例えば、フレームA,B,C,Dを、フレーム圧縮(DV圧縮)単位が○で示される第1,第2,第4,第5のフレームからそのまま取り出すことができる2:3:3:2プルダウン変換方式(「アドバンスモード」)を提案している。
【0013】
かかる2:3:3:2プルダウン変換方式で変換されて記録された60iの映像信号から再度24pの映像信号に逆プルダウン変換する場合に、上述の図6と同様に行なったのでは、図8に示されるように、復元された24pの映像信号の第3のフレームは、フレームCとフレームDのフィールドCf2,Df1,Df2の混じった映像信号になってしまうことになり、正しい映像を再生することができない。
【0014】
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60iの映像信号を、24pの映像信号に逆プルダウン変換できる映像変換装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
【0016】
すなわち、本発明の映像変換装置は、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号がプルダウン変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する映像変換装置であって、前記第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に変換する第1の変換手段と、前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する第2の変換手段とを備えている。
【0017】
本発明によると、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に一旦変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来と同様にして24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換するので、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【0018】
本発明の好ましい実施態様においては、前記第1のインターレース映像信号は、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を2:3:3:2プルダウン変換したものである。
【0019】
本発明によると、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を2:3:3:2プルダウン変換した60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【0020】
本発明の一実施態様においては、前記第1の変換手段は、前記第1のインターレース映像信号が書き込まれるとともに、前記第2のインターレース映像信号が読み出されるメモリと、前記メモリの書き込み/読み出しを制御するメモリ制御手段とを備えている。
【0021】
本発明によると、メモリへの書き込み/読み出しを制御することによって、2:3:2:3プルダウン変換方式以外のプルダウン変換方式で変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、2:3:2:3プルダウン変換された60フィールドム/秒の第2のインターレース映像信号に変換することができる。
【0022】
本発明の好ましい実施態様においては、前記メモリ制御手段は、タイムコードに基づいて、書き込み/読み出しを制御するものである。
【0023】
本発明によると、タイムコードから2:3:3:2プルダウンなどのプルダウンの位相を検出して書き込み読み出しを制御できることになる。
【0024】
本発明の他の実施態様においては、前記第2の変換手段が、前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する方式変換器である。
【0025】
本発明によると、第2の変換手段としては、2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する従来の方式変換器を用いることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る映像変換装置を備える映像再生装置のブロック図であり、上述の図6に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0028】
この実施の形態の映像再生装置1は、24pの映像信号が、上述の2:3:3:2プルダウン変換方式(アドバンスモード)で変換記録されている磁気テープなどの記録媒体(図示せず)から60iの映像信号を再生して24pの映像信号に逆プルダウン変換して出力するものであり、上述の図6に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0029】
この映像再生装置1は、記録媒体に記録されている情報を再生する記録情報再生手段2と、再生された情報からタイムコードを再生するタイムコード再生手段3と、再生された情報から2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号を再生する映像再生手段4と、本発明の映像変換装置5とを備えている。
【0030】
映像変換装置5は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号を、元の24pの映像信号に逆プルダウン変換するものであり、この映像変換装置5は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号である第1のインターレース映像信号を、24pの映像信号を2:3:2:3プルダウン変換方式で変換した60iの映像信号である第2のインターレース映像信号に変換する第1の変換手段6と、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号である第2のインターレース映像信号を、24pの映像信号に変換する第2の変換手段7とを備えている。
【0031】
第1の変換手段6は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が書き込まれるとともに、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号として読み出される映像メモリ8と、タイムコード再生手段3からのタイムコードに基づいて、タイミング信号を生成して映像メモリ8への書き込み/読み出しを制御するメモリ制御手段9とを備えており、第2の変換手段7は、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号を、24pの映像信号に変換する上述の図6と同様の方式変換器10と、この方式変換器10を制御する方式変換器制御手段11とを備えている。
【0032】
この実施の形態では、映像メモリ8への書き込み/読み出しを制御することによって、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号(第1のインターレース映像信号)を、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号(第2のインターレース映像信号)に変換し、この2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号を、上述の図6と同様にして24pの映像信号に変換するものである。
【0033】
図2は、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の24pの映像信号への逆プルダウン変換を説明するための図である。
【0034】
同図(a)は2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号(第1のインターレース映像信号)、同図(b)は2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号(第2のインターレース映像信号)、同図(c)は復元された24pの映像信号をそれぞれ示している。
【0035】
2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号と2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号とのフィールドの関係は、予め分かっているので、メモリ制御手段9では、映像メモリ8に対する書き込み/読み出しを制御して2:3:3:2プルダウン方式の60iの映像信号を、2:3:2:3プルダウン方式の60iの映像信号に変換する。
【0036】
この実施の形態では、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第7のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2,Bf1,Cf2,Cf1を、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第7のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2,Bf1,Cf2,Cf1とし、第8のフィールドCf2は間引き、第9のフィールドDf1は、第9のフィールドDf1とし、第10のフィールドDf2を、第8および第10のフィールドDf2とし、以降、同様の書き込み読み出しが行なわれる。
【0037】
これによって、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号に変換されることになる。
【0038】
この2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号は、方式変換器10によって、上述の図6と同様にして元の24pの映像信号に復元されて出力されることになる。
【0039】
これによって、ノンリニア編集機などを用いることなく、リアルタイムに、記録媒体に記録されている2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号から24pの映像信号を再生して出力できることになる。
【0040】
なお、記録媒体に、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号が記録されているか、あるいは、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号が記録されているか否かを識別するためのフラグなどを併せて記録しておき、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号である場合には、上述のようにして24pの映像信号を再生して出力し、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号である場合には、映像メモリ8を介することなく、上述の図6と同様の処理によって、24pの映像信号を再生して出力すればよい。
【0041】
(実施の形態2)
上述の実施の形態1において、フレーム圧縮について見ると、図3(a)に示されるように、2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第3のフレームには、フレーム圧縮(DV圧縮)単位の×で示されるように、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が合成されて圧縮されており、第1の変換手段6で変換した2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号にも同図(b)で示されるように、前記フィールドBf1,Cf2が含まれており、同図(c)に示されるように、これらのフィールドBf1,Cf2を用いて24pの映像信号を復元すると画質が劣化することになる。なお、同図(b)には、2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の各フィールドが、同図(a)のフレーム圧縮(DV圧縮)単位で○であったか×であったかを併せて示している。
【0042】
そこで、この実施の形態では、上述の図2に対応する図4に示されるように、2:3:3:2プルダウン方式の60iの映像信号の内、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が入っているフレームは用いないようにしている。
【0043】
具体的には、同図(a)の2:3:3:2プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第4のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2を、同図(b)の2:3:2:3プルダウン変換方式の60iの映像信号の第1〜第4のフィールドAf1,Af2,Bf1,Bf2にするとともに、第3のフィールドBf1は、第5のフィールドBf1とし、第5,第6のフィールドBf1,Cf2を間引き、第7のフィールドCf1を、第7のフィールドCf1とし、第8のフィールドCf2を、第6のフィールドCf2とし、第9のフィールドDf1を、第9のフィールドDf1とし、第10のフィールドDf2を、第8および第10のフィールドDf2とし、以降、同様の書き込み読み出しが行なわれる。
【0044】
これによって、異なる撮影時間のフィールドBf1,Cf2が合成されて圧縮された前記フィールドBf1,Cf2を用いることなく、同図(c)に示されるように24pの映像信号を復元することができる。
【0045】
その他の構成は、上述の実施の形態1と同様である。
【0046】
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態では、2:3:3:2プルダウン変換した第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する場合について説明したけれども、本発明は、2:3:3:2プルダウン変換に限らず、他のプルダウン変換方式による第1のインターレース映像信号に適用してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号がプルダウン変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する際に、前記第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に一旦変換し、この第2のインターレース映像信号を、従来と同様にして24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換するので、第1のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の映像変換装置を備える映像再生装置のブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の変換処理を説明するための図である。
【図3】図1の実施の形態の変換処理の課題を説明するための図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の変換処理を説明するための図である。
【図5】2:3:2:3プルダウン変換および2:3:3:2プルダウン変換を説明するための図である。
【図6】従来の逆プルダウンのブロック図である。
【図7】図6の変換処理を説明するための図である。
【図8】変換処理の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 映像再生装置
2 記録情報再生手段
3 タイムコード再生手段
4 映像再生手段
5 映像変換装置
6 第1の変換手段
7 第2の変換手段
8 映像メモリ
9 メモリ制御手段
Claims (5)
- 24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号がプルダウン変換された60フィールド/秒の第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に逆プルダウン変換する映像変換装置であって、
前記第1のインターレース映像信号を、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号が2:3:2:3プルダウン変換された60フィールド/秒の第2のインターレース映像信号に変換する第1の変換手段と、
前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する第2の変換手段と、
を備えることを特徴とする映像変換装置。 - 前記第1のインターレース映像信号は、前記24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号を2:3:3:2プルダウン変換したものである請求項1記載の映像変換装置。
- 前記第1の変換手段は、前記第1のインターレース映像信号が書き込まれるとともに、前記第2のインターレース映像信号が読み出されるメモリと、前記メモリの書き込み/読み出しを制御するメモリ制御手段とを備える請求項1または2記載の映像変換装置。
- 前記メモリ制御手段は、タイムコードに基づいて、書き込み/読み出しを制御する請求項3記載の映像変換装置。
- 前記第2の変換手段が、前記第2のインターレース映像信号を、24フレーム/秒のプログレッシブ映像信号に変換する方式変換器である請求項1〜4のいずれかに記載の映像変換装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013048437A (ja) * | 2007-08-23 | 2013-03-07 | Qualcomm Inc | ビデオ・フォーマット変換のためにデインターレーシングおよびフレーム・レート・デシメーションを結合するためのシステムおよび方法 |
-
2002
- 2002-12-18 JP JP2002366650A patent/JP2004200994A/ja active Pending
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US8891011B2 (en) | 2007-08-23 | 2014-11-18 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for combining deinterlacing and frame rate decimation for video format conversion |
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