JP2004200381A - 半導体装置の製造方法および半導体製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体製造装置 Download PDF

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浩二 保坂
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Abstract

【課題】ダイシング後のウエハのブレーキングに際してのウエハテープを、均一に伸縮し易くする。
【解決手段】ウエハテープのエキスパンド機構部50に、ウエハリング21に支持されたウエハテープのウエハリング21内周縁域に向けて、張力低減手段としての熱風吹出口55cを設け、ウエハテープを加熱して柔らかくする。併せて、ウエハリング21を設けるウエハリング載置部材をモータ53で回転させて、スポット的に吹き付けられる熱風を、ウエハテープのウエハリング21の全内周縁に当てるようにする。このようにウエハテープの周縁側に熱風を吹き付けることにより、ウエハテープを均一に伸縮させることができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法および半導体製造装置に関し、特に、ウエハからの半導体チップの個片化に際して、ウエハ裏面のウエハ支持部材の伸縮技術に適用して有効な技術である。
【0002】
【従来の技術】
以下に説明する技術は、本発明を研究、完成するに際し、本発明者によって検討されたものであり、その概要は次のとおりである。
【0003】
前工程によりウエハ上に作り込まれた多数の半導体チップは、ダイシングにより個片化され、個片化された半導体チップがダイボンディング工程に供給され、リードフレームなどにダイボンダされる。
【0004】
ウエハ上に作り込まれた半導体チップの個片化は、例えば、次のようにして行われる。すなわち、ウエハの裏面に、例えば、ウエハテープ(ウエハシート、あるいはダイシートとも呼ばれる)などのように粘着性のシート状に形成されたウエハ支持部材を貼り付け、その状態でウエハをダイシングソーでカットする。
【0005】
カットは、例えば、ウエハ厚さの90%程度までカットしておき、その後、ウエハテープをエキスパンド機構により引き伸ばすことにより未カットの残り部分をブレーキングして、完全に個片化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記技術においては、以下の課題があることを本発明者は見出した。
【0007】
近年、生産効率などの観点から、ウエハの大径化が積極的に検討されている。ウエハの大径化に伴い、ウエハテープも併せて大径化させなければならない。しかし、かかる大径化は、ウエハテープの均一な引き伸ばし、均一な収縮を行い難くする。
【0008】
ウエハテープの均一な引き伸ばしが行われないと、ブレーキングによる半導体チップの個片化に際して、ダイシングにより形成されたスクライブ部分での不均一な割れ方が発生する。不均一なブレーキングの場合には、ダイボンディング工程などでの半導体チップのピックアップに際して、ピックアップする半導体チップが、隣接する半導体チップに接触したりなどして、半導体チップの割れ、欠けが発生するおそれがある。
【0009】
また、個片化終了後のウエハテープで均一な収縮が行われない場合には、例えば、ウエハテープの一部に弛みなどが発生し、かかる弛みがウエハケースに戻すなどの際に引っかかるなどする搬送時の障害発生の原因となることもある。
【0010】
一方、ウエハテープの大径化は、その引き伸ばしに大きな力が求められるため、その分エキスパンド機構部に設けるモータを大きくするなどの対策が必要となる。しかし、かかる対策は、小型化、省スペース化が求められる半導体製造装置の要請に反し、実際的な対策として採用し難い。
【0011】
ウエハテープの引き延ばし量も、大径化に伴い必然的に大きくなる。そのため、引き伸ばし時間、あるいは、引き伸ばし後にウエハテープを収縮させて元の状態に戻すリフォーム時間も長くなり、かかるウエハテープの伸縮に関係する時間の短縮対策も大きな課題として求められる。
【0012】
このように、これまでのウエハサイズではそれ程大きな問題として認識されてこなかったことが、上記のようにウエハの大径化が検討される中で、重要な課題として顕在化されるようになってきた。
【0013】
本発明の目的は、ウエハ上に作り込まれた半導体チップの個片化に際してのウエハテープの伸縮を均一に行えるようにすることにある。
【0014】
他の本発明の目的は、ウエハ上に作り込まれた半導体チップの個片化に際してのウエハテープの伸縮を容易に行えるようにすることにある。
【0015】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0017】
本発明は、ウエハ上に作り込まれ、ダイシングされた半導体チップを、ウエハ裏面に貼ったウエハテープを引き伸ばすことにより個片化する際に、ウエハテープの張力低減を行って引き伸ばし易くし、引き伸ばしの均一化を図れるようにするものである。
【0018】
ウエハテープの引き伸ばしに際しては、一気に所定量の引き伸ばしを行わずに、途中で引き伸ばし力を一旦緩和して、再度、残りの引き伸ばし量にまで必要な引き伸ばしを行うことで、所定量の引き伸ばしに必要な力を小さくすることができる。
【0019】
また、エキスパンド機構で引き伸ばされたウエハテープは、元の状態にまで収縮させるが、本発明は、かかる収縮前に、上記と同様にウエハテープの張力低減を行うことにより収縮し易くして、均一な収縮を図るものである。
【0020】
ウエハテープの張力低減は、例えば、ウエハテープの保持治具としてのウエハリングに保持された状態のウエハテープの裏面で、ウエハリングの内周縁に沿った側を加熱するなどしてウエハテープを柔らかくして行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0022】
図1は、本発明の半導体装置の製造方法で使用される半導体製造装置を、ダイボンダに構成した場合を示す要部平面図である。図2は、図1に示す構成のダイボンダの要部側面図である。図3は、ウエハリングに支持させたウエハ支持部材上にウエハを設けた状態を示す平面図である。図4は、図1に示すダイボンダに組み込んだエキスパンド機構部の概略構成を一部断面で示す断面説明図である。図5は、図4に示すエキスパンド機構部の概略構成を示す平面説明図である。
【0023】
図1に示す場合には、半導体製造装置10は半導体チップをボンディングするダイボンダ10aに構成されている。ダイボンダ10aには、ワーク供給部11が設けられ、ワーク供給部11の前面にワーク搬送レール12が設けられている。
【0024】
ワーク搬送レール12に沿って、ワークグリップ機構部13が設けられ、ワークグリップ機構部13には、上下動する爪の間にワークWを挟持する複数のグリップ部13aが設けられている。
【0025】
ワークグリップ機構部13は、ワークグリップ機構駆動部14に接続され、ワークグリップ機構駆動部14の左右の移動にしたがって、ワーク搬送レール12に沿った左右移動ができるようになっている。
【0026】
ワーク搬送レール12の側方には、ウエハカセット15からウエハホルダ16に、ウエハFを、ガイド17aに沿って移動して取り出すウエハ取出部17が設けられている。
【0027】
ウエハホルダ16とワーク搬送レール12との間には、ウエハテープに貼り付けられたウエハFの個片化された半導体チップを、ウエハテープの裏面側から各々別に突き上げるダイ突上部18が設けられている。
【0028】
併せて、図2に示すように、個片化された半導体チップを吸着して、図1に示すダイボンディングポイントPで、搬送されてきたワークWにダイボンダするボンディングヘッド19が設けられている。
【0029】
ボンディングヘッド19は、図1の両矢印に示すように、半導体チップの吸着、解放ができるように上下動可能に構成された吸着部19aが設けられ、吸着部19aはボンディングヘッド19に従って、ダイ突上部18とダイボンディングポイントPとの間を往復動できるように構成されている。
【0030】
かかる構成のダイボンダ10aでは、ウエハカセット15から取り出されるウエハFは、図3に示すように、ウエハリング21に支持されたウエハ支持部材31としてのウエハテープ31a上に貼り付けられ、既にダイシングによりセミフルカットされてスクライブ32が形成され、半導体チップ40の個片化がある程度なされている。
【0031】
このようにウエハリング21に支持されたウエハFは、ウエハテープ31aのエキスパンド機構部50を組み込んだウエハホルダ16に移される。ウエハホルダ16では、図4、5に示すエキスパンド機構部50により、ウエハテープ31aが周縁側に向けて引き伸ばされる。
【0032】
ウエハホルダ16に組み込まれたエキスパンド機構部50には、図4に示すように、ウエハリング載置部材51が設けられている。ウエハリング載置部材51は回転リング52上に設けられ、回転リング52の回転と共に、ウエハリング載置部材51、ウエハリング21が回転させられるようになっている。
【0033】
回転手段としては、例えば、回転リング52の周囲に、図5に示すように、モータ53により回転させられる無端状ベルト、あるいは無端状チェーンなどの無端状動力伝達手段54を設け、モータ回転により回転リング52を回転させる構成にしておけばよい。
【0034】
また、図4に示すように、ウエハテープ31aの張力低減手段として、加熱手段55が設けられている。加熱手段55は、熱風発生装置55aと、熱風発生装置55aにより発生した熱風をエキスパンド機構部50内に導くダクト55bとから構成されている。ダクト55bの一端側は、図5に示すように、ウエハリング載置部材51上に載置したウエハリング21の内周縁側に向けて上方に開口された熱風吹出口55cに形成されている。
【0035】
なお、図5では、説明が分かり易いように、ウエハリング押さえ56は図示を省略している。
【0036】
ウエハリング載置部材51の上方には、昇降可能に設けられたウエハリング押さえ56が設けられている。ウエハリング押さえ56を上昇させて、ウエハリング押さえ56とウエハリング載置部材51との間に搬入スペースを設けることにより、ウエハFの裏面のウエハテープ31aを図3に示すように支持したウエハリング21を搬入して載置することができるようになっている。
【0037】
ウエハリング21を載置した状態で、ウエハリング押さえ56を下降させてウエハリング21をウエハリング載置部材51上に固定する。その状態で、エキスパンドリングをウエハリング21に対して二重筒状に作動させて、ウエハテープ31aの引き伸ばしを行い、ウエハテープ31a上のウエハFのブレーキングを行うことができるようになっている。
【0038】
図6には、上記構成のエキスパンド機構部50を用いて、ウエハ上に設けられた半導体チップ40の個片化を行うフローを示している。以下、図6に沿って、図4、5に示すエキスパンド機構部50を用いたウエハテープ31aの均一引き伸ばしによるブレーキングについて説明する。
【0039】
前工程終了後の完成したウエハFは、図3に示すように、ウエハリング21に周囲を保持されたウエハテープ31a上にマウンティングされ、ウエハF裏面にウエハテープ31aが貼られた状態にされる。ウエハテープ31aは、樹脂テープ上に接着剤が塗布された構成で、この接着剤塗布面にウエハFの裏面が貼られた状態となっている。
【0040】
このようにしてウエハFがウエハテープ31a上に固定された状態で、ダイシングソーを高速回転させてウエハFをXY軸方向に縦横に、約30μm程度の厚さを残した状態でセミフルカットする。このようにしてダイシングによりセミフルカットすることにより、図3に示すように、ウエハF上にはスクライブ32が形成される。かかる工程を、図6では、ステップS110で、スクライブ形成として示した。
【0041】
このようにしてスクライブ32が縦横に形成されることにより、ウエハF上では、半導体チップ40がある程度個片化される。スクライブ32の形成がされ、半導体チップ40のある程度の個片化がなされた状態のウエハFを表面に接着した状態のウエハテープ31aを支持したウエハリング21は、前記説明のように、ウエハリング押さえ56を上げた状態で、ウエハホルダ16内に組み込まれたエキスパンド機構部50内に搬入される。
【0042】
エキスパンド機構部50では、このようにウエハリング押さえ56を開放した状態で、ウエハリング21をウエハリング載置部材51上に置き、その状態でウエハリング押さえ56を下降させてウエハリング21をウエハリング載置部材51上に固定する。
【0043】
ウエハリング21をエキスパンド機構部50内にセットした状態で、図6のステップS120に示すように、ウエハテープ31aの張力低減を行う。ピンと張った状態で、ウエハテープ31aの引き伸ばしを行う場合には、ウエハテープ31aの材質、エキスパンド機構の構成などによって多少の違いはあるものの、例えば、大径化した12インチのウエハFに適用する場合には、約1トン程度の力で、約20mm程度の引き伸ばし量が必要となる。
【0044】
かかる力で引き伸ばすに際しては、ウエハテープ31aの張力が小さい程、例えば、ウエハテープ31aを柔らかくして張力を低減させる程、引き伸ばし力も小さくて済み、引き伸ばし易いこととなる。そこで、張力低減手段として、ウエハテープ31aを加熱する加熱手段55を設け、加熱により柔らかくして引き伸ばし易くしている。
【0045】
加熱手段55では、図4、5に示すように、熱風発生装置55aが発生した熱風を、ダクト55bを介して、熱風吹出口55cから、ウエハテープ31aの裏面に吹き付けて加熱する。
【0046】
図5に示す構成では、熱風の吹き付けは、ウエハテープ31aのウエハリング21に支持された状態でのウエハリング21の内周縁側にスポット的に吹き付けるようにしている。かかるスポット的な熱風吹き付けと併せて、モータ53により回転リング52を回転させることにより、ウエハリング載置部材51上に固定したウエハリング21を回転させる。
【0047】
このようにウエハリング21を回転させることにより、上記スポット的熱風吹き付けが、ウエハテープ31aのウエハリングの内周縁に沿った全域に行えることとなる。ウエハテープ31aの引き伸ばしに際して、このようにウエハリング21の全内周縁に沿った部分の熱風吹き付けによりウエハテープ31aを柔らかくすることで、かかる処理を行わない場合に比べて、引き伸ばし易くすることができる。
【0048】
なお、熱風の吹き付け箇所により、その引き伸ばし易さは異なることが確認された。ウエハテープ31aの引き伸ばしは、エキスパンドリングをウエハテープ31aを張ったウエハリング21に対して、二重筒状に作動させることにより行うため、ウエハリング21のリング周囲に沿った部分の張力の低減が大きく引き伸ばし易さに影響を与える。
【0049】
そこで、上記構成では、少なくとも、ウエハリング21の全内周縁に沿って熱風吹き付けによる加熱軟化を行い、張力低減を図る構成を採用した。このようにして、ステップS120で、熱風吹き付けによるウエハテープ31aの張力低減を行った状態で、ウエハテープ31aの引き伸ばしをステップS130で行う。
【0050】
ウエハリング21の全内周縁に沿った部分が熱風吹き付けにより加熱して柔らかくされているため、エキスパンドリングをウエハテープ31aを張ったウエハリング21に対して、二重筒状に作動させることによりウエハテープ31aの引き伸ばしを行うと、ウエハテープ31aは、ウエハリング21のリングに沿って、略均一に放射方向に引き伸ばされることとなる。
【0051】
このようにして、ウエハテープ31aを所定量、均一に引き伸ばすことにより、すなわちエキスパンドすることにより、ステップS140で示すブレーキングが行われる。
【0052】
ウエハテープ31a上には、ダイシングにより予めセミフルカットでスクライブ形成されたウエハFが貼り付けられており、裏面のウエハテープ31aが引き伸ばされることにより、隣接する半導体チップ40同士を接合していたスクライブ32が分離されて、ステップS150に示すように完全に個片化することとなる。
【0053】
ウエハテープ31aの引き伸ばしによる個片化に際しては、ウエハテープ31aが不均一に引き伸ばされると、例えば、引き伸ばし量が適性量以上である部分では、隣接する半導体チップ40の分離は完全に行われるが、引き伸ばし量が適性量に満たない部分では、隣接する半導体チップ40の不分離状態が発生する。
【0054】
かかる不分離状態を残した状態で、ダイボンディング工程に移行すると、個片化された半導体チップ40のダイボンディング時のピックアップに際して、不分離状態の半導体チップ40が強制的に分離されることとなり、その際に割れたり、欠けたりする。また、引き伸ばし量が足りず、隣接半導体チップとの間隔が十分でない場合には、ピックアップ時に、隣接半導体チップに接触したりなどして、チップ割れや欠けが発生する場合もある。
【0055】
一方、適性量、均一に引き伸ばされてブレーキングがなされた状態では、ウエハF上に個片化された隣接半導体チップ40間は、ほぼ等しい適性間隔を置いて配列されていることとなる。このため、ボンディングヘッドによるピックアップ時に、ピックアップされる半導体チップ40が隣接する半導体チップ40に当たったりすることがなく、かかる半導体チップ同士の衝突によるチップ欠けなどの破損障害を防止することができる。
【0056】
このように、ステップS120でウエハテープ31aの張力低減を行った後で、ウエハテープ31aの引き伸ばしを行うことにより、ウエハテープ31aを均一に引き伸ばし易くすることができる。
【0057】
張力低減は、理想的には、ウエハテープ31aの全面で行うことが好ましいが、しかし、ウエハリング21に張られた状態では、ウエハテープ31aの引き伸ばしはウエハリング21の周縁に沿って全方向に放射状に引き伸ばされるため、ウエハリング21の内周縁に沿った帯域の張力低減を行うことでも、十分に均一な引き伸ばしが行えるのである。
【0058】
しかし、かかるウエハリング21の内周縁に沿った帯域の全周ではなく、その一部を部分的に張力低減した場合でも、全くかかる帯域の張力低減を行わない場合に比べて、引き伸ばしの均一化は優れており、併せて、引き伸ばし易くすることもできる。
【0059】
しかし、ウエハリング21の内周縁に沿った帯域ではなく、ウエハテープ31aの中央付近の張力低減を行った場合には、ウエハリング21の内周縁に沿った帯域の張力低減を行った場合に比べて、ウエハテープの引き伸ばしの均一化は劣る。
【0060】
但し、ウエハテープ31aの中央付近を加熱するなどして張力低減を図り、その温熱がウエハリング21の内周縁の帯域にまで及んで、実質的に周縁帯域の張力低減を行ったと同様の状態で引き伸ばしが行えれば、周辺域の全帯域の張力低減を行った場合と同様の引き伸ばしの均一性が得られることは言うまでもない。
【0061】
上記説明では、内周縁域の張力低減手段として、熱風吹き付け手段を採用したが、例えば、赤外線照射などの加熱手段を採用しても構わない。赤外線照射以外でも、ウエハテープ31aを特定波長の電磁波により軟化するように材質構成しておき、かかる特定波長の電磁波を照射することにより張力低減を図るようにしても構わない。
【0062】
また、上記説明では、内周縁の全周に亘る張力低減手段として、熱風のスポット吹き付けと、ウエハテープ31aの回転とを合わせて行うようにしたが、かかる回転機構を設けることなく、ウエハテープ31aのリング内周縁の全周に亙ってリング状に熱風吹き付けなどの張力低減処理を行うようにしても構わない。
【0063】
上記説明では、ウエハテープを回転させる構成としたが、ウエハテープを静止した状態で、加熱手段側を回転させる構成でも構わない。さらには、ウエハテープ側と、加熱手段側とを、互いに反対方向に回転させる構成でも構わない。すなわち、一方のウエハテープ31a、ウエハリング21に対して、他方の加熱手段側を相対的に回転させるようにしておけばよい。
【0064】
また、個片化が終了した後は、引き伸ばし状態になっているウエハテープ31aを収縮させなければならないが、収縮に際しても、ステップS160に示すように、予め、ウエハテープの張力低減を行っておく。張力低減手段は、ステップS120で採用した構成を用いればよい。例えば、熱風吹出による加熱手段55を用いて、ウエハリング21の内周縁の全周に亙って、ウエハテープ31aに熱風を吹き付けて柔らかくすることにより張力低減を図ることができる。
【0065】
上記ウエハテープ31aの引き伸ばしに際しては、所定の伸ばし量を獲得するため一気に連続的に引き伸ばしを行っても構わないが、本発明者は、引き伸ばしの途中で、一度引き伸ばし力を緩和させることで、全体としての引き伸ばし力が、小さくて済むことを見出した。
【0066】
すなわち、エキスパンドリングを作動させることにより、ウエハリング21と二重筒状にして、ウエハリング21に張ったウエハテープ31aの周囲を引き伸ばすが、エキスパンドリングを一気に連続的に作動させることなく、途中で一端停止させ、その後、少しエキスパンドリングを戻し、再度停止させて、その後、再度引き伸ばし動作を連続的に行わせて、所定量の引き伸ばし量までウエハテープ31aをエキスパンドする。
【0067】
かかる方法を採用することにより、ウエハテープ31aの材質、引き伸ばし量などにより多少の違いはあるものの、例えば、1トンの引き伸ばし力が必要な場合でも、400Kgの引き伸ばし力に低減できるなど引き伸ばし力の大幅な低減が図れる場合があることが確認された。
【0068】
ステップS160で、上記要領でウエハテープ31aの張力低減を行った後に、ウエハリング押さえ56を開放することにより、ウエハテープ31aは、ステップS170に示すように均一に収縮する。このように均一に収縮させることにより、不均一収縮で見られるウエハテープ31aの波打ち現象に基づく弛みを解消して、ウエハ搬送時の弛み部分の引っ掛かりなどの搬送障害を防ぐことができる。
【0069】
ウエハテープ31aの引き伸ばし、収縮に関しては、ウエハFの大径化が進む程、ウエハテープ31aの伸縮面積が広くなり、その均一性の要請がより顕在化されることとなる。現在、半導体分野では、12インチなど大径ウエハの取り扱いが検討されているが、かかる大径ウエハの取り扱いにおいて、上記説明のウエハテープ31aの均一な引き伸ばし、収縮に関係する構成を有効に適用できる。
【0070】
次に、上記説明のダイシングされたウエハF上の半導体チップの個片化に際して、ウエハFの裏面に貼ったウエハテープ31aを均一に伸縮させる手法を採用した場合の半導体装置の製造方法について、以下、図7に示す製造フローに基づき説明する。
【0071】
図7のステップS210に示すように、前工程処理が終了した完成ウエハをステップS220のダイシング工程に供給する。完成したウエハFは、図3に示すように、ウエハリング21に支持させたウエハテープ31aの接着剤塗布面上に、裏面側を接着させた状態で供給される。
【0072】
ステップS220のダイシング工程では、上記ウエハリング21に支持させたウエハテープ31aに裏面を接着させたウエハF面を、ダイシングソーでセミフルカットする。ウエハFの底面側を一部残しておく。この状態で、前記説明のように、ウエハカセット15内に格納されて、ダイボンダ10aに供給される。
【0073】
ダイボンダ10aに供給されたダイシング後のウエハFは、ウエハリング21のウエハテープ31aに接着された状態でウエハホルダ16に搬送され、ブレーキングされてウエハF上に設けられた半導体チップ40の個片化が行われる。
【0074】
すなわち、ウエハホルダ16に搬送されたウエハFは、ウエハホルダ16内に組み込まれているエキスパンド機構部50内のウエハリング載置部材51上に供給され、その状態でウエハリング押さえ56が下降する。
【0075】
ウエハリング押さえ56の下降に伴って、張力低減手段として設けた加熱手段55の熱風吹出口55cから、ウエハテープ31aのウエハリング21の内周縁に向けてスポット的に熱風吹き付けが行われる。併せて、回転リング52がモータ53により回転させられ、熱風が吹き付けられているウエハテープ31aもウエハリング21と共に回転させられる。
【0076】
かかる回転により、ウエハテープ31aの全周縁に熱風が吹き付けられて、ウエハテープ31aが柔らかくされて張力低減が行われる。この状態で、ウエハテープ31aの引き伸ばしが均一に行われ、ブレーキングにより半導体チップ40の十分な個片化がなされる。さらに、個片化後には、再度ウエハテープ31aの全周縁に熱風が吹き付けられて、ウエハテープ31aの均一な収縮が行われる。
【0077】
このようにして十分に個片化された半導体チップ40は、ウエハテープ31aの裏面側から紫外線が照射されて、ウエハテープ31a上に塗布した接着剤の接着力を弱めて、ボンディングヘッド19によるピックアップが容易に行えるようにされる。
【0078】
一方、ダイボンダ10aでは、例えば、ワークWとして、図8に示すようなリードフレーム60がワーク供給部11からワーク搬送レール12に沿って、グリップ部13aに把持された状態で、ダイボンディングポイントPまで搬送されている。
【0079】
搬送されたリードフレーム60のダイパッド61が、ダイボンディングポイントPに位置した状態で、上記ボンディングヘッド19によりピックアップされた半導体チップ40がダイパッド61上にボンディングされることとなる。ボンディングヘッド19による半導体チップ40のピックアップに際しては、ピックアップする半導体チップ40の裏面側がダイ突上部18により突き上げられて、ボンディングヘッド19による半導体チップ40の吸着が確実に行えるようになっている。
【0080】
このようにしてステップS230でダイボンディングが行われ、かかるダイボンディング工程終了後は、リードフレーム60のインナーリード62と、半導体チップ40の電極41とが、ステップS240で、図9に示すように、金線などのワイヤ42でワイヤボンディングされる。
【0081】
ステップS240のワイヤボンディング工程終了後は、ステップS250で示す封止工程で、図9に示す構成のワイヤボンディング終了後の状態を樹脂封止して保護する。
【0082】
ステップS250の樹脂封止後は、ステップ260でリードフレーム60のアウターリードにめっきを行い、ステップS270でリード切断を行い、リードの曲げ加工を行う。ステップS280でモールド部に製品番号などのマーキングを行い、ステップS290で半導体装置の組立が完成する。
【0083】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0084】
例えば、上記実施の形態では、本発明に係るエキスパンド機能をダイボンダ装置に組み込んだ場合を説明したが、独立したエキスパンド装置として構成してもよい。
【0085】
また、本発明に係るエキスパンド機能は、前記実施の形態のダイボンダ以外にも、ウエハテープのエキスパンド機能を必要とする機器構成に適用でき、例えば、チップマウンタ、ダイソータ、ダイサーなどへの適用が可能である。
【0086】
前記実施の形態では、回転リングの回転手段として、回転リングの周囲に、モータで回転するループ状に形成した無端状バンドなどを設ける構成としたが、モータ回転するローラを回転リングの胴体周縁に接触させて回転させるなどの構成を採用しても構わない。
【0087】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
【0088】
すなわち、ウエハ裏面に貼ったウエハテープを、引き伸ばしあるいは収縮前に、均一に伸縮し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体製造装置の一実施の形態を、エキスパンド機構を組み込んだダイボンダに構成した場合の要部平面図である。
【図2】図1に示すダイボンダの要部側面図である。
【図3】ウエハリングに支持されたウエハテープ上にダイシングされたウエハが設けられている状態を示す平面図である。
【図4】ウエハテープのエキスパンド機構部の概略構成を一部断面で示した断面説明図である。
【図5】図4に示すエキスパンド機構部にウエハリングをセットした状態で、ウエハテープ部分の図示を省略した場合を示す平面説明図である。
【図6】ウエハテープの伸縮工程を示すフロー図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法の一例を示すフロー図である。
【図8】リードフレームの一例を示す平面図である。
【図9】半導体装置の組立構造の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 半導体製造装置
10a ダイボンダ
11 ワーク供給部
12 ワーク搬送レール
13 ワークグリップ機構部
13a グリップ部
14 ワークグリップ機構駆動部
15 ウエハカセット
16 ウエハホルダ
17 ウエハ取出部
17a ガイド
18 ダイ突上部
19 ボンディングヘッド
19a 吸着部
21 ウエハリング
31 ウエハ支持部材
31a ウエハテープ
32 スクライブ
40 半導体チップ
50 エキスパンド機構部
51 ウエハリング載置部材
52 回転リング
53 モータ
54 無端状動力伝達手段
55 加熱手段
55a 熱風発生装置
55b ダクト
55c 熱風吹出口
56 ウエハリング押さえ
60 リードフレーム
61 ダイパッド
62 インナーリード
S110 ステップ
S120 ステップ
S130 ステップ
S140 ステップ
S150 ステップ
S160 ステップ
S170 ステップ
S210 ステップ
S220 ステップ
S230 ステップ
S240 ステップ
S250 ステップ
S260 ステップ
S270 ステップ
S280 ステップ
S290 ステップ
F ウエハ
P ダイボンディングポイント
W ワーク

Claims (5)

  1. ダイシング後のウエハ上の半導体チップの個片化に使用するウエハ裏面に設けたウエハ支持部材の伸縮工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記ウエハ支持部材の周縁側の張力低減を、前記ウエハ支持部材の引き伸ばし前、あるいは半導体チップ個片化後の前記ウエハ支持部材の収縮前に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. ダイシング後のウエハ上の半導体チップの個片化に使用するウエハ裏面に設けたウエハ支持部材の伸縮工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記ウエハ支持部材と、加熱方向を前記ウエハ支持部材の周縁側に向けた加熱手段とを相対回転させて、
    前記ウエハ支持部材の引き伸ばし前、あるいは半導体チップ個片化後の前記ウエハ支持部材の収縮前に前記ウエハ支持部材の周縁側を加熱することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. ダイシング後のウエハ上の半導体チップの個片化に使用するウエハ裏面に設けたウエハ支持部材の伸縮工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記ウエハ支持部材と、加熱方向を前記ウエハ支持部材の周縁側に向けた加熱手段とを相対回転させて、
    前記ウエハ支持部材の引き伸ばし前、あるいは半導体チップ個片化後の前記ウエハ支持部材の収縮前に前記ウエハ支持部材の周縁側を加熱し、
    前記ウエハ支持部材の引き伸ばしは、引き伸ばし途中で引き伸ばし力を緩和して、再度引き伸ばしを続行することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. ダイシング後のウエハ上の半導体チップの個片化を、ウエハ裏面に設けられ、ウエハリングに保持されたウエハ支持部材の引き伸ばしで行うエキスパンド機構を有する半導体製造装置であって、
    前記ウエハ支持部材の前記ウエハリングの内周縁に沿った側を加熱する加熱手段を有することを特徴とする半導体製造装置。
  5. ダイシング後のウエハ上の半導体チップの個片化を、ウエハ裏面に設けられ、ウエハリングに保持されたウエハ支持部材の引き伸ばしで行うエキスパンド機構を有する半導体製造装置であって、
    前記ウエハリングと、加熱方向を前記ウエハリングに向けた加熱手段とを、相対回転させる回転手段を有することを特徴とする半導体製造装置。
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