JP2004198870A - 可変光減衰器 - Google Patents

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JP2004198870A JP2002369314A JP2002369314A JP2004198870A JP 2004198870 A JP2004198870 A JP 2004198870A JP 2002369314 A JP2002369314 A JP 2002369314A JP 2002369314 A JP2002369314 A JP 2002369314A JP 2004198870 A JP2004198870 A JP 2004198870A
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Hiroshi Aoki
浩 青木
Shuichiro Nakamura
修一郎 中村
Yuzuru Ueda
譲 上田
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Miyota KK
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Abstract

【課題】超小型で安価な可変光減衰器を提供する。
【解決手段】少なくとも2本の光ファイバー、プレーナ型電磁アクチュエータ、レンズ、1個の永久磁石、2つの固定部材、端子およびカバー部材で構成される可変光減衰器において、第1の固定部材と第2の固定部材と端子とカバー部材で筒状空間を形成し、該筒状空間の第1の固定部材側から順に第1・第2の光ファイバ、レンズ、プレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石、端子を配置し、第1の固定部材で位置決め固定された第1の光ファイバ、第2の光ファイバ、レンズからなるユニットを光学モジュールとし、第2の固定部材と端子とカバー部材で筒状空間を形成し、筒状空間の固定部材側からプレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石の順で配置・固定されたユニットをアクチュエータモジュールとし、光学モジュールとアクチュエータモジュールを接合した可変光減衰器とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変光減衰器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
可変光減衰器は、光通信システムにおける光ファイバあるいは空間を伝搬する光に一定の減衰を与えるデバイスであり、近年普及しつつあるWDM光通信システム等に使用されている。
【0003】
従来の可変光減衰器として、たとえば、特開2001−42231号公報に示された可変光減衰器がある。図1はこの可変光減衰器の構成図であり、(A)は減衰量最小の状態で(B)は大きい減衰量を与える状態である。1は光を出射する第1の光ファイバ、2は出射した光を反射するミラー、3は反射した光が入射される第2の光ファイバ、4は出射した光をミラーに屈折集光するレンズ、5はミラー2を設置し光軸方向に直動移動する可動部材で、送りねじ(雌ねじ)5aが加工されている。6はステップモーターで、その出力軸7には送りネジ(雄ねじ)7aが加工されている。8はハウジング部材で、可動部材5の直動案内手段を兼ねている。9はミラー2とレンズ4との距離を示す。
【0004】
次に図1を用いて動作を説明する。第1の光ファイバ1から出射した光はレンズ4で屈折してミラー2に到達する。ミラー2で全反射した光は再びレンズ4で屈折して第2の光ファイバ3に入射する。(A)は反射光の光軸と第2の光ファイバ3の光軸が一致している状態で、減衰量が最小となっている。ここでステップモーター6を駆動させると出力軸7の送りねじ7aから、ミラー2が設置されている可動部材5の送りねじ5aに動力が伝わり、ハウジング部材8の直動案内手段に沿って可動部材5が直動移動し(B)の状態となる。これによりミラー2とレンズ4との距離9が変化し、レンズ4で屈折した出射光のミラー2での反射位置が変化し、第2の光ファイバ3の光軸と反射光の光軸がずれることで、光減衰される。ステップモーター6の動作を制御することでレンズ4とミラー2との距離9が可変し、可変光減衰の目的が達成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の可変光減衰器は部品点数が多く、構造が複雑で、また駆動部においては精密な加工精度が必要なために大型で高価であるという問題点がある。
光ファイバーとレンズで構成された構造部は可動部が無く故障しにくいが、構造が複雑で可動部がある故障率の高いアクチュエータ部、あるいは技術進歩が激しい小型化・小電力化された新しい駆動ユニットの更新等は光ファイバーとレンズを含めた可変光減衰器全部の交換になり保守費用が高額になるという問題もある。
【0006】
またステップモーターは消費電力が大きく、熱も発生し、駆動するための電気回路が必要であるという問題点もある。
【0007】
本発明の目的はこのような問題点を解決し、新しい駆動原理に基づく超小型の可変光減衰器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
少なくとも、
光を出射する第1の光ファイバと、
半導体基板に、平面状の可動板と該可動板を半導体基板に対して基板上下方向に揺動可能に軸支するトーションバーとを一体形成し、前記可動板の少なくとも一方の面に前記第1の光ファイバから出射された光を反射するミラーを形成し、少なくとも一方の面に電流を印加すると磁界を発生する平面コイルを形成したプレーナ型電磁アクチュエータチップと、
前記第1の光ファイバのとなりに配置され、前記ミラーから反射された光を入射する第2の光ファイバと、
前記第1・第2の光ファイバと前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの間に配置され、前記第1の光ファイバから出射された光を前記ミラーに屈折集光させるレンズと、
前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの前記平面コイル面側に配置され、該プレーナ型電磁アクチュエータチップに磁界を作用させる1個の永久磁石と、
前記第1・第2の光ファイバと前記レンズを位置決め固定する第1の固定部材と、
前記プレーナ型電磁アクチュエータチップと前記永久磁石を位置決め固定する第2の固定部材と、
少なくとも2つのリード線を有する端子と、
カバー部材を具備し、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材と前記端子と前記カバー部材で筒状空間を形成し、該筒状空間の第1の固定部材側から順に第1・第2の光ファイバ、レンズ、プレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石、端子を配置した可変光減衰器とする。
さらに、前記第1の固定部材で位置決め固定された前記第1の光ファイバ、前記第2の光ファイバ、前記レンズからなるユニットを光学モジュールとし、また前記第2の固定部材と前記端子と前記カバー部材で筒状空間を形成し、該筒状空間の固定部材側からプレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石の順で配置・固定されたユニットをアクチュエータモジュールとし、前記光学モジュールと前記アクチュエータモジュールを接合する構造とした可変光減衰器とする。
前記永久磁石は前記プレーナ型電磁アクチュエータチップのトーションバーの軸方向と直角方向に磁界を作用させるためのもので、該永久磁石の磁界作用面と該プレーナ型電磁アクチュエータチップ面が平行かつ接触しない直近に配置する。
【0009】
前記永久磁石の磁界が拡散するのを防止し、磁界を効率よく作用させるために該永久磁石の両極面に一対のヨークを備える構成とする。
【0010】
前記プレーナ型電磁アクチュエータチップを搭載し、かつ前記平面コイルとの電気的導通を得るための基板を備える構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の可変光減衰器の実施の一形態を示す構成図であり、(A)は減衰量最小の状態で、(B)は大きい減衰量を与える状態を示す。11は光を出射する第1の光ファイバ、12はプレーナ型電磁アクチュエータチップで、12aは該プレーナ型電磁アクチュエータチップと一体形成された、回転動作する可動板であり、一方の面には第1の光ファイバ11から出射された光を全反射するミラー(不図示)形成されており、他方の面には電流を印加すると磁界を発生する平面コイル(不図示)が形成されている。13は可動板12aのミラーから反射された光を入射する第2の光ファイバで、第1の光ファイバ11のとなりに好ましくは平行に配置されている。14は第1・第2の光ファイバ11・13とプレーナ型電磁アクチュエータチップ12の間に配置されたレンズで、第1の光ファイバ11から出射された光を可動板12aのミラーに集光するように屈折させ、さらに該ミラーで反射した光を第2の光ファイバ13の光軸と好ましくは平行になるように屈折させる。15は永久磁石で、可動板12aの平面コイル側に磁界を作用させるように配置されている。16は第1・第2の光ファイバ11・13とレンズ14を位置決め固定する第1の固定部材で、17はプレーナ型電磁アクチュエータチップ12と永久磁石15を位置決め固定する第2の固定部材である。18は外部から電流を供給する端子で、たとえばリード線18aにより可動板12aの平面コイルと電気的に導通している。19は内部を保護するカバー部材で、第1・第2の固定部材16・17と端子18とで筒状空間を形成している。
【0012】
次に動作を説明する。可動板12aは一体形成されている平面コイルに電流を印加すると、永久磁石15の磁界と関連して電磁力が発生し、回転動作する。印加する電流値を制御することにより回転角度が可変する構造である。図2の(A)は電流が印加されていない状態で、可動板12aのミラーは第1・第2の光ファイバ11・13の光軸に対して正面を向いている。第1の光ファイバ11から出射した光はレンズ14を介して屈折集光して可動板12aのミラーに到達する。ミラーによって反射した光は再びレンズ4で屈折して第2の光ファイバ13に入射する。反射光の光軸と第2の光ファイバの光軸が一致する状態で組まれているので減衰量が最小となっている。(B)は電流を印加した状態で、可動板12aのミラーが傾いた状態である。反射光はミラーが傾いたことにより反射角度がずれて、第2の光ファイバ13の光軸と反射光の光軸がずれる。これにより光減衰が行われる。印加する電流値を制御し、ミラーの回転角度を可変することで、可変光減衰の目的が達成されている。
【0013】
本発明の構成のように筒状空間に構成部品を一列に配置することで、断面積の小型化が実現出来ている。本実施の形態では直径約5mmの円筒形状としているが、その他の断面形状でも可能である。また、わずかな電流で動作するものとなっている。なお、本実施の形態ではミラーを形成する面と平面コイルを形成する面が異なる面となっているが、同一面に形成しても良く、ミラーまたは平面コイルを両面に形成しても良い。
【0014】
さらに本実施の形態では、第1の固定部材16で位置決め固定された第1の光ファイバ11、第2の光ファイバ13、レンズ14からなるユニットを光学モジュール10aとし、また第2の固定部材17と端子18とカバー部材19で筒状空間を形成し、該筒状空間の固定部材側からプレーナ型電磁アクチュエータチップ12、永久磁石15の順で配置・固定されたユニットをアクチュエータモジュール10bとし、光学モジュール10aとアクチュエータモジュール10bを接合する構造とした。また接合方法は図2(A)、図2(B)の如く、光学モジュール10a内の第1の固定部材16とアクチュエータモジュール10b内の第2の固定部材17は光の入出射側面同士を向かい合わせ、第1の光ファイバー11及び第2の光ファイバー13と可動板12aとの光軸位置合わせを行った後、ジグ等で容易に取り外し可能である抵抗溶接により光学モジュール10a内の第1の固定部材16とアクチュエータモジュール10b内の第2の固定部材17は接合固定されている。
各モジュールごとに組み立てを行うことで組み立てが容易となり、また各モジュール単体で動作試験を行うことで不良品を完成体にする前に排除することが可能になり、組み立てコストを低減することに寄与している。
光学モジュールは光ファイバーと屈折集光レンズで構成されているため可動部が無く故障しにくいが、アクチュエータモジュールは可動部があるため構造が複雑で光学モジュールに比し故障率が高い。またアクチュエータモジュールの技術進歩が激しいため、より小型なものへの更新もある中で、光学モジュールとアクチュエータモジュールを接合構造とすることにより該モジュール同士がジグ等で容易に分離可能となり必要なモジュールのみ交換可能なためメンテナンス費用の削減にも寄与できる。
【0015】
次にアクチュエータユニットについて詳しく説明する。図3は本発明の可変光減衰器のアクチュエータユニットの駆動部の構成を示す斜視図である。21はプレーナ型電磁アクチュエータチップである。22は可動板であり、23、24は可動板22を保持しているトーションバーである。可動板22の一方の面には通電により磁界を発生する平面コイル(不図示)が敷設されており、もう一方の面にはその全面にミラー(不図示)が設けられている。22から24はシリコン基板より一体形成されており、プレーナ型電磁アクチュエータチップ21を構成している。25は永久磁石で、26、27はその両極に接合されているヨークである。永久磁石25は、その磁界方向がトーションバー23、24の軸方向と直角になるように、かつプレーナ型電磁アクチュエータチップ21と磁界作用面が平行になるように配置する。更に、可動板22が必要角度まで回転した際でも接触しない直近に永久磁石25を設置する。今回の実施の形態においては、プレーナ型電磁アクチュエータチップ21と永久磁石25の間隔は0.1mmとした。
【0016】
この状態で平面コイルに電流を印加すると、永久磁石25の磁界と関連して電磁力が発生し、トーションバー23、24のバネ力と回転力が平衡する角度まで、可動板22がトーションバー23、24を軸として回転する。電流値を制御することにより回転角度を可変することができる。
【0017】
可動板22を効率よく動作させるために、永久磁石による磁束密度はより高い方が望ましい。図4は永久磁石とヨークで構成される磁気回路を示す説明図である。31が永久磁石、32、33がヨークである。(A)は永久磁石31のみの場合で、図のような磁界状態となり磁束密度が粗く湾曲している。(B)は永久磁石31の両極にヨーク32、33を設けた図で永久磁石31とヨーク32、33の端面は同一平面である。この場合図のような磁界状態となり磁束密度が細かくなり、方向も平行に近くなり効率が上がる。(C)は永久磁石31の端面よりヨーク32、33が突出した状態である。この場合の磁界は図のように平行になり、磁束密度も最密となり、効率は更に良くなる。設計的には(C)の形態が望ましいが、この場合互いのヨーク間にチップを配置する必要があり磁気回路が大型化してしまうため、今回の実施の形態においては(B)の形態を採用している。
【0018】
図5はプレーナ型電磁アクチュエータチップと基板の構成を示す斜視図である。41がプレーナ型電磁アクチュエータチップ、42が基板である。基板42には電気的導通を得るためのパターン43が形成されている。プレーナ型電磁アクチュエータチップ41はシリコン基板製のため、外部から直接電気的導通を得ることが困難である。そこで基板42と接合させて、プレーナ型電磁アクチュエータチップ上のパターンと基板上のパターン43の間をワイヤー44により電気的導通を得る。外部からの電気的導通はパターン43を介して、たとえばリード線のはんだ付けにより行う。
【0019】
図6は、本発明の可変光減衰器のアクチュエータユニットのパッケージングの実施の一形態を示す斜視図である。51は基板と接合されたプレーナ型電磁アクチュエータチップで、52はヨーク一体の永久磁石である。53はプレーナ型電磁アクチュエータチップ51と永久磁石52を位置精度よく設置させるための位置決め固定部材である。54は内部を保護するためのカバー部品で、55は外部から電流を供給するためのリード線を有する端子である。プレーナ型電磁アクチュエータチップ51の基板パターンと端子55のリード線を、たとえば導電性ワイヤーのはんだ付けにより導通を得る。53、54、55部品の材質は非磁性材料とする。51から55の部品は例えば接着剤によりそれぞれ接合される。本構成により、一つのデバイス部品として完成したアクチュエータユニット56となる。今回の実施の形態においては円筒形としているが、その他の形状でも可能である。本実施の形態では円筒の直径が約5mm、長さ約8mmの小型化を実現している。
【0020】
本発明の実施の形態におけるアクチュエータユニットは、本出願人により提案されたプレーナ型電磁アクチュエータ(特願2002−316056)の技術を応用したものである。
【0021】
【発明の効果】
本発明の様に可変光減衰器の構成部品の点数を少なくし、構造を単純化することで、安価な可変光減衰器を提供することが可能となった。
【0022】
また、本発明の様に構成部品を筒状空間に一列に配置することで、断面形状の小型化が実現できている。これにより、可変光減衰器を小スペースの中に多数個を並列に実装することが可能となっている。
【0023】
また、本発明の可変光減衰器はわずかな電流で動作が可能なので省電力となり、発熱も少なく、ステップモーターを駆動させるような電気回路も必要としないものとなっている。
さらに光学モジュールとアクチュエータモジュールを別体として接合することにより該モジュール同士がジグ等で容易に分離可能になり、必要なモジュールのみ交換可能になり、メンテナンス費用の低減が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の可変光減衰器の構造を示し、(A)は減衰量最小の状態、(B)は大きい減衰量を与える状態を示す構成図。
【図2】本発明の可変光減衰器の実施の一形態を示し、(A)は減衰量最小の状態、(B)は大きい減衰量を与える状態を示す構成図。
【図3】本発明の可変光減衰器のアクチュエータユニットの駆動部の構成を示す斜視図。
【図4】永久磁石とヨークで構成される磁気回路を示す説明図。
【図5】プレーナ型電磁アクチュエータチップと基板の構成を示す斜視図。
【図6】アクチュエータユニットのパッケージングの実施の一形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 第1の光ファイバ
2 ミラー
3 第2の光ファイバ
4 レンズ
5 可動部材
5a 送りねじ(雌ねじ)
6 ステップモーター
7 出力軸
7a 送りねじ(雄ねじ)
8 ハウジング部材
9 ミラー2とレンズ4の距離
10a 光学モジュール
10b アクチュエータモジュール
11 第1の光ファイバ
12 プレーナ型電磁アクチュエータチップ
12a 可動板
13 第2の光ファイバ
14 レンズ
15 永久磁石
16 第1の固定部材
17 第2の固定部材
18 端子
18a リード線
19 カバー部材
21 プレーナ型電磁アクチュエータチップ
22 可動板
23 トーションバー
24 トーションバー
25 永久磁石
26 ヨーク
27 ヨーク
31 永久磁石
32 ヨーク
33 ヨーク
41 プレーナ型電磁アクチュエータチップ
42 基板
43 パターン
44 ワイヤー
51 基板と接合されたプレーナ型電磁アクチュエータチップ
52 ヨーク一体の永久磁石
53 位置決め固定部材
54 カバー部材
55 端子
56 完成したアクチュエータユニット

Claims (4)

  1. 少なくとも、
    光を出射する第1の光ファイバと、
    半導体基板に、平面状の可動板と該可動板を半導体基板に対して基板上下方向に揺動可能に軸支するトーションバーとを一体形成し、前記可動板の少なくとも一方の面に前記第1の光ファイバから出射された光を反射するミラーを形成し、少なくとも一方の面に電流を印加すると磁界を発生する平面コイルを形成したプレーナ型電磁アクチュエータチップと、
    前記第1の光ファイバのとなりに配置され、前記ミラーから反射された光を入射する第2の光ファイバと、
    前記第1・第2の光ファイバと前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの間に配置され、前記第1の光ファイバから出射された光を前記ミラーに屈折集光させるレンズと、
    前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの前記平面コイル面側に配置され、該プレーナ型電磁アクチュエータチップに磁界を作用させる1個の永久磁石と、
    前記第1・第2の光ファイバと前記レンズを位置決め固定する第1の固定部材と、
    前記プレーナ型電磁アクチュエータチップと前記永久磁石を位置決め固定する第2の固定部材と、
    少なくとも2つのリード線を有する端子と、
    カバー部材を具備し、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材と前記端子と前記カバー部材で筒状空間を形成し、該筒状空間の第1の固定部材側から順に第1・第2の光ファイバ、レンズ、プレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石、端子を配置したことを特徴とする可変光減衰器。
  2. 少なくとも、
    光を出射する第1の光ファイバと、
    半導体基板に、平面状の可動板と該可動板を半導体基板に対して基板上下方向に揺動可能に軸支するトーションバーとを一体形成し、前記可動板の少なくとも一方の面に前記第1の光ファイバから出射された光を反射するミラーを形成し、少なくとも一方の面に電流を印加すると磁界を発生する平面コイルを形成したプレーナ型電磁アクチュエータチップと、
    前記第1の光ファイバのとなりに配置され、前記ミラーから反射された光を入射する第2の光ファイバと、
    前記第1・第2の光ファイバと前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの間に配置され、前記第1の光ファイバから出射された光を前記ミラーに屈折集光させるレンズと、
    前記プレーナ型電磁アクチュエータチップの前記平面コイル面側に配置され、該プレーナ型電磁アクチュエータチップに磁界を作用させる1個の永久磁石と、
    前記第1・第2の光ファイバと前記レンズを位置決め固定する第1の固定部材と、
    前記プレーナ型電磁アクチュエータチップと前記永久磁石を位置決め固定する第2の固定部材と、
    少なくとも2つのリード線を有する端子と、
    カバー部材を具備し、
    前記第1の固定部材で位置決め固定された前記第1の光ファイバ、前記第2の光ファイバ、前記レンズからなるユニットを光学モジュールとし、さらに前記第2の固定部材と前記端子と前記カバー部材で筒状空間を形成し、該筒状空間の固定部材側からプレーナ型電磁アクチュエータチップ、永久磁石の順で配置・固定されたユニットをアクチュエータモジュールとし、前記光学モジュールと前記アクチュエータモジュールを接合する構造とすることを特徴とする可変光減衰器。
  3. 前記永久磁石の両極面に、一対のヨークを備えることを特徴とする請求項1または2記載の可変光減衰器。
  4. 前記プレーナ型電磁アクチュエータチップを搭載し、かつ該チップの平面コイルと電気的導通を得るための基板を備えることを特徴とする請求項1または2記載の可変光減衰器。
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