JP2004198470A - マイクロレンズアレイと光ファイバ結合系 - Google Patents
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Abstract
【課題】開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイにおいて、光ファイバとの光結合効率を向上させる。
【解決手段】石英基板等の透光基板10の一方の主面には、レジストからなるレンズパターンをエッチングにより転写して凸レンズX11を形成すると共に、基板10の他方の主面には、同様にして凸レンズx11を形成する。凸レンズX11,x11の曲率半径をそれぞれRc,Rfとし、凸レンズX11の焦点距離をLcとし、凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように両凸レンズ部を構成する。両凸レンズ部の焦点距離が短いので、開口数(NA)を大きく設定でき、光ファイバF11との光結合効率が向上する。焦点距離が短いことから、平行光とした後の光ビーム径Dbを小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化できる。
【選択図】 図1
【解決手段】石英基板等の透光基板10の一方の主面には、レジストからなるレンズパターンをエッチングにより転写して凸レンズX11を形成すると共に、基板10の他方の主面には、同様にして凸レンズx11を形成する。凸レンズX11,x11の曲率半径をそれぞれRc,Rfとし、凸レンズX11の焦点距離をLcとし、凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように両凸レンズ部を構成する。両凸レンズ部の焦点距離が短いので、開口数(NA)を大きく設定でき、光ファイバF11との光結合効率が向上する。焦点距離が短いことから、平行光とした後の光ビーム径Dbを小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイと、このマイクロレンズアレイを用いた光ファイバ結合系とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイとしては、図11に示すような液晶ディスプレイ用のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
透光基板1の一方の主面には、凸レンズ1aが形成されると共に、基板1の他方の主面には、凸レンズ1bが形成されている。凸レンズ1aは、焦点距離が基板1の厚さtより小さくなるように形成され、凸レンズ1bは、曲率半径が凸レンズ1aより小さくなるように形成されている。凸レンズ1aに入射した光は、凸レンズ1bを介して基板1から焦点距離Lだけ隔てた位置に集光する。
【0004】
基板1から焦点距離Lだけ隔てた位置には、液晶パネル2が配置されている。凸レンズ1bからの射出光は、液晶パネル2の窓部2aに入射する。窓部2aでは、制御部2bにより画素毎に光の透過と遮断が制御される。焦点距離Lは、基板1及びパネル2間に冷却風を通すことを考慮して3mm程度に設定される。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−208006号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したマイクロレンズアレイによると、光ファイバからの射出光を平行光に変換する用途に用いた場合、焦点距離Lが長いため、開口数(NA)を大きく設定できず、光ファイバとの光結合効率が低い(光結合損失が大きい)。このため、光ファイバからの射出光を効率良く平行光に変換できないという問題点がある。
【0007】
この発明の目的は、光ファイバとの光結合効率が高い新規なマイクロレンズアレイと、このマイクロレンズアレイを用いて小型化された新規な光ファイバ結合系とを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るマイクロレンズアレイは、透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイであって、
前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc及びRfとし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLcとし、前記両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように前記両凸レンズ部を構成したことを特徴とするものである。
【0009】
この発明のマイクロレンズアレイによれば、両凸レンズ部の焦点距離を例えば0.3mm〜1mm程度に短くすることができるので、開口数(NA)を大きく設定することができ、光ファイバとの光結合効率が向上する。このため、光ファイバからの射出光を効率良く平行光に変換することができる。また、焦点距離が短いことから、平行光とした後の光ビーム径を例えば0.3mm以下に小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化することができる。
【0010】
この発明に係る光ファイバ結合系は、
第1の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記第1の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む第1の両凸レンズ部を有する第1のマイクロレンズアレイであって、前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc1,Rf1とし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLc1とし、前記第1の両凸レンズ部の厚さをTm1としたとき、Rc1≧Rf1、Lc1>Tm1、Tm1≦1mmとなるように前記第1の両凸レンズ部を構成したものと、
第2の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第3の凸レンズと、前記第2の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第4の凸レンズとを含む第2の両凸レンズ部を有し、前記第1の凸レンズからの射出光が前記第3の凸レンズに入射するように前記第1のマイクロレンズアレイに対向して配置された第2のマイクロレンズアレイであって、前記第3及び第4の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc2,Rf2とし、前記第3の凸レンズの焦点距離をLc2とし、前記第2の両凸レンズ部の厚さをTm2としたとき、Rc2≧Rf2、Lc2>Tm2、Tm2≦1mmとなるように前記第2の両凸レンズ部を構成したものと、
前記第2の凸レンズに光を入射するように配置された第1の光ファイバと、
前記第2の凸レンズに入射した光を前記第1の凸レンズ、前記第3の凸レンズ及び前記第4の凸レンズを介して受取るように配置された第2の光ファイバと
を備えたものである。
【0011】
この発明の光ファイバ結合系によれば、第1及び第2の両凸レンズ部の焦点距離を短くすることができると共に第1の両凸レンズ部で平行光とした後の光ビーム径を小さくすることができるため、小型で光結合効率の高い光ファイバ結合系を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態に係るマイクロレンズアレイの両凸レンズ部に光ファイバから光を入射する様子を示すもので、図2には、図1のマイクロレンズアレイの光射出側のレンズ配置を示す。
【0013】
石英基板等の透光基板10の一方の主面には、レジストからなるレンズパターンをエッチングにより転写して16個の凸レンズX11〜X14,X21、X22…、X31…、X41…が行列状に形成されると共に、基板10の他方の主面には、同様にしてx11等の16個の凸レンズがX11等の凸レンズにそれぞれ対向する位置に形成されている。
【0014】
基板10の一方の主面に形成されたX11等の各凸レンズの開口径は、1mm以下とし、基板10の他方の主面に形成されたx11等の各凸レンズの開口径も1mm以下とする。凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部の厚さ(凸レンズX11の頂点と凸レンズx11の頂点との間の距離)Tmは、1mm以下(Tm≦1mm)とし、他の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さも1mm以下とする。凸レンズX11,x11の曲率半径をそれぞれRc,Rfとし、凸レンズX11の焦点をLcとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tmとなるように凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部を形成し、他の対向レンズ毎の両凸レンズ部も同様に形成する。Rc、Rfの具体例としては、Rc=0.27、Rf=0.2とすることができる。
【0015】
一例として、透光基板10は、正方形状のもので、一辺の長さAを1.5mm、厚さTを0.5mmとすることができる。また、図2に示されるX11等の各凸レンズの直径は0.25mm、X11,X12等の隣り合う凸レンズ間のピッチ(レンズ中心間の距離)Pは0.25mmとすることができる。
【0016】
図1,2に関して上記したマイクロレンズアレイによれば、X11,x11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の焦点距離は、0.3mm〜1mm程度に短くすることができる。このため、レンズ開口径が1mm以下であっても、開口数(NA)を大きく設定でき(NA>3.0)、光ファイバとの光結合効率が向上する(光結合損失<0.5dB)。従って、光ファイバF11の射出光を効率良く平行光に変換することができる。
【0017】
その上、焦点距離が短いことから、コリメート後(平行光とした後)の光ビーム径Dbを例えば0.3mm程度に小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化することができる。
【0018】
図3は、上記したようなマイクロレンズアレイを用いて構成された光ファイバ結合系を示すもので、図1,2と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0019】
マイクロレンズアレイ10Aは、図1,2に関して前述したと同様のもので、
X11〜X14は、透光基板10の光射出側の面に形成された凸レンズ、x11〜x14は、基板10の光入射側の面に凸レンズX11〜X14にそれぞれ対向して形成された凸レンズである。マイクロレンズアレイ20Aは、マイクロレンズアレイ10Aと同様の構成を有するもので、Y11〜Y14は、透光基板20の光入射側の面に形成された凸レンズ、y11〜y14は、基板20の光射出側の面に凸レンズY11〜Y14にそれぞれ対向して形成された凸レンズである。
【0020】
マイクロレンズアレイ10Aにおいて、基板10は、図2に示したように正方形状のもので、一辺の長さAを1.5mm、厚さTを0.5mmとすることができる。基板10の光射出側の面において、X11等の各凸レンズの直径は0.25mm、X11,X12等の隣り合うレンズ間のピッチPは0.25mm、x11,X11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さTm(図1参照)は1mm以下(例えば0.5mm)とすることができる。X11等の各凸レンズの曲率半径Rcは0.72、x11等の各凸レンズの曲率半径Rfは0.2とすることができる。マイクロレンズアレイ20Aにおいて、基板20は、基板10と同様に正方形状のもので、一辺の長さを1.5mm、厚さを0.5mmとすることができる。基板20の光入射側の面において、Y11等の各凸レンズの直径は0.25mm、Y11,Y12等の隣り合うレンズ間のピッチPは0.25mm、y11,Y11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さTmは1mm以下(例えば0.5mm)とすることができる。Y11等の各凸レンズの曲率半径は0.72とし、y11等の各凸レンズの曲率半径は0.2とすることができる。
【0021】
マイクロレンズアレイ10A,20Aは、凸レンズX11〜X14からの射出光が凸レンズY11〜Y14にそれぞれ入射するように互いに対向して配置されている。凸レンズX11〜X14と凸レンズY11〜Y14との間の間隔Dmは、11mmとすることができる。
【0022】
光ファイバF11〜F14は、いずれもシングルモード光ファイバであり、光射出端が斜め研磨されている。光ファイバF11〜F14は、それぞれ凸レンズx11〜x14に光を入射するように配置されている。
【0023】
光ファイバF21〜F24は、いずれもシングルモード光ファイバであり、受光端が斜め研磨されている。光ファイバF21〜F24は、それぞれ凸レンズy11〜y14から光を受取るように配置されている。
【0024】
図3に示した光ファイバ結合系によれば、x11,X11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の焦点距離を0.3mm〜1mm程度に短くすることができるため、コリメート後の光ビーム系Dbを0.3mm以下に小さくすることができ、細い平行光が得られる。このため、Y11,Y12等の隣り合う凸レンズ間において、一方の凸レンズから他方の凸レンズへの光の混入を防ぐことができる。また、X11,X12等の凸レンズ間のピッチPが0.25mm程度に狭くても、開口数(NA)を0.3以上とすることができる。これらの理由により、小型で光結合効率が高い光ファイバ結合系を実現することができる。マイクロレンズアレイ10A及び20A間の間隔Dmを11mmとしたとき、光結合損失を0.5dB以下とすることができた。
【0025】
図4〜10は、この発明に係るマイクロレンズアレイの製法の一例を示すものである。
【0026】
図4の工程では、石英からなる透光基板10の一方の主面に位置合わせマーク形成パターン12aを有するリフトオフ用のレジスト層12をホトリソグラフィ処理により形成する。
【0027】
図5の工程では、レジスト層12を覆ってCr(クロム)層14をスパッタ法により形成する。Cr層14の一部は、レジスト層12の位置合せマスク形成パターン12aを介して基板10の表面に付着する。
【0028】
図6の工程では、リフトオフ処理によりレジスト層12をその上のCr層14と共に除去してCr層14の残存部からなる位置合せマーク14aを基板10の一方の主面に形成する。
【0029】
図7の工程では、位置合わせマーク14aを利用したホトリソグラフィ処理により基板10の一方の主面に所望の4個の凸レンズに対応するレジスト層R11〜R14を形成する。そして、レジスト層R11〜R14に熱処理を施してレジスト層R11〜R14をリフローさせることによりレジスト層R11〜R14が球面状凸部をなすようにする。予め位置合せマーク14aをR11等のレジスト層より小さいサイズで形成しておくと、リフロー処理後には、位置合せマーク14aを覆うレジスト層RaがR11等のレジスト層に比べて高くなる。
【0030】
図8の工程では、レジスト層R11〜R14及び基板10の一方の主面にエッチング処理を施してレジスト層R11〜R14にそれぞれ対応する凸レンズX11〜X14を基板10の一方の主面に形成する。このとき、レジスト層RaがR11等のレジスト層に比べて高いため、位置合せマーク14aの上にレジスト層Raが薄く残る状態となり、位置合せマーク14aがエッチングから保護される。
【0031】
図9の工程では、位置合せマーク14aを利用したホトリソグラフィ処理により基板10の他方の主面に凸レンズX11〜X14にそれぞれ対向してレジスト層r11〜r14を形成する。そして、レジスト層r11〜r14に熱処理を施してレジスト層r11〜r14をリフローさせることによりレジスト層r11〜r14が球面状凸部をなすようにする。
【0032】
図10の工程では、レジスト層r11〜r14及び基板10の他方の主面にエッチングを施してレジスト層r11〜r14にそれぞれ対応する凸レンズx11〜x14を形成する。図9の工程においてr11等の各レジスト層の直径や曲率半径を図7に示したR11等の各レジスト層に比べて小さくすることによりx11等の各凸レンズの直径や曲率半径をX11等の各凸レンズに比べて小さくすることができる。
【0033】
上記した製法によれば、図7,9のホトリソグラフィ処理において共通の位置合せマーク14aを基準として露光処理を行なうので、x11,X11等の対向レンズ毎に光軸を合せて両凸レンズ部を形成することができ、製造歩留りが向上する。
【0034】
なお、上記した製法では、基板10の各主面において凸レンズを一次元的に配置する例を示したが、この例と同様にして基板10の各主面において凸レンズを二次元的に配置することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイにおいて、両凸レンズ部を構成する一方及び他方の凸レンズの曲率半径をRc,Rfとし、一方の凸レンズの焦点距離をLcとし、両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように両凸レンズ部を構成したので、両凸レンズ部の焦点距離を大幅に短縮することができ、光ファイバとの光結合効率が向上すると共に光ファイバ結合系の小型化が可能になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るマイクロレンズアレイの両凸レンズ部を示す断面図である。
【図2】図1のマイクロレンズアレイの光射出側のレンズ配置を示す斜視図である。
【図3】この発明に係るマイクロレンズアレイを用いた光ファイバ結合系を示す光路図である。
【図4】この発明に係るマイクロレンズアレイの製法の一例におけるレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図5】図4の工程に続くCr層形成工程を示す断面図である。
【図6】図5の工程に続くリフトオフ工程を示す断面図である。
【図7】図6の工程に続くレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図8】図7の工程に続くレンズ形成工程を示す断面図である。
【図9】図8の工程に続くレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図10】図9の工程に続くレンズ形成工程を示す断面図である。
【図11】従来のマイクロレンズアレイの両凸レンズ部を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20:透光基板、10A,20A:マイクロレンズアレイ、12,Ra,R11〜R14,r11〜r14:レジスト層、14:Cr層、14a:位置合せマーク、X11〜X14,X21,X22,X31,X41,x11〜x14,Y11〜Y14,y11〜y14:凸レンズ、F11〜F14,F21〜F24:光ファイバ。
【発明の属する技術分野】
この発明は、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイと、このマイクロレンズアレイを用いた光ファイバ結合系とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイとしては、図11に示すような液晶ディスプレイ用のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
透光基板1の一方の主面には、凸レンズ1aが形成されると共に、基板1の他方の主面には、凸レンズ1bが形成されている。凸レンズ1aは、焦点距離が基板1の厚さtより小さくなるように形成され、凸レンズ1bは、曲率半径が凸レンズ1aより小さくなるように形成されている。凸レンズ1aに入射した光は、凸レンズ1bを介して基板1から焦点距離Lだけ隔てた位置に集光する。
【0004】
基板1から焦点距離Lだけ隔てた位置には、液晶パネル2が配置されている。凸レンズ1bからの射出光は、液晶パネル2の窓部2aに入射する。窓部2aでは、制御部2bにより画素毎に光の透過と遮断が制御される。焦点距離Lは、基板1及びパネル2間に冷却風を通すことを考慮して3mm程度に設定される。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−208006号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したマイクロレンズアレイによると、光ファイバからの射出光を平行光に変換する用途に用いた場合、焦点距離Lが長いため、開口数(NA)を大きく設定できず、光ファイバとの光結合効率が低い(光結合損失が大きい)。このため、光ファイバからの射出光を効率良く平行光に変換できないという問題点がある。
【0007】
この発明の目的は、光ファイバとの光結合効率が高い新規なマイクロレンズアレイと、このマイクロレンズアレイを用いて小型化された新規な光ファイバ結合系とを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るマイクロレンズアレイは、透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイであって、
前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc及びRfとし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLcとし、前記両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように前記両凸レンズ部を構成したことを特徴とするものである。
【0009】
この発明のマイクロレンズアレイによれば、両凸レンズ部の焦点距離を例えば0.3mm〜1mm程度に短くすることができるので、開口数(NA)を大きく設定することができ、光ファイバとの光結合効率が向上する。このため、光ファイバからの射出光を効率良く平行光に変換することができる。また、焦点距離が短いことから、平行光とした後の光ビーム径を例えば0.3mm以下に小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化することができる。
【0010】
この発明に係る光ファイバ結合系は、
第1の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記第1の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む第1の両凸レンズ部を有する第1のマイクロレンズアレイであって、前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc1,Rf1とし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLc1とし、前記第1の両凸レンズ部の厚さをTm1としたとき、Rc1≧Rf1、Lc1>Tm1、Tm1≦1mmとなるように前記第1の両凸レンズ部を構成したものと、
第2の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第3の凸レンズと、前記第2の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第4の凸レンズとを含む第2の両凸レンズ部を有し、前記第1の凸レンズからの射出光が前記第3の凸レンズに入射するように前記第1のマイクロレンズアレイに対向して配置された第2のマイクロレンズアレイであって、前記第3及び第4の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc2,Rf2とし、前記第3の凸レンズの焦点距離をLc2とし、前記第2の両凸レンズ部の厚さをTm2としたとき、Rc2≧Rf2、Lc2>Tm2、Tm2≦1mmとなるように前記第2の両凸レンズ部を構成したものと、
前記第2の凸レンズに光を入射するように配置された第1の光ファイバと、
前記第2の凸レンズに入射した光を前記第1の凸レンズ、前記第3の凸レンズ及び前記第4の凸レンズを介して受取るように配置された第2の光ファイバと
を備えたものである。
【0011】
この発明の光ファイバ結合系によれば、第1及び第2の両凸レンズ部の焦点距離を短くすることができると共に第1の両凸レンズ部で平行光とした後の光ビーム径を小さくすることができるため、小型で光結合効率の高い光ファイバ結合系を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態に係るマイクロレンズアレイの両凸レンズ部に光ファイバから光を入射する様子を示すもので、図2には、図1のマイクロレンズアレイの光射出側のレンズ配置を示す。
【0013】
石英基板等の透光基板10の一方の主面には、レジストからなるレンズパターンをエッチングにより転写して16個の凸レンズX11〜X14,X21、X22…、X31…、X41…が行列状に形成されると共に、基板10の他方の主面には、同様にしてx11等の16個の凸レンズがX11等の凸レンズにそれぞれ対向する位置に形成されている。
【0014】
基板10の一方の主面に形成されたX11等の各凸レンズの開口径は、1mm以下とし、基板10の他方の主面に形成されたx11等の各凸レンズの開口径も1mm以下とする。凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部の厚さ(凸レンズX11の頂点と凸レンズx11の頂点との間の距離)Tmは、1mm以下(Tm≦1mm)とし、他の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さも1mm以下とする。凸レンズX11,x11の曲率半径をそれぞれRc,Rfとし、凸レンズX11の焦点をLcとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tmとなるように凸レンズX11,x11を含む両凸レンズ部を形成し、他の対向レンズ毎の両凸レンズ部も同様に形成する。Rc、Rfの具体例としては、Rc=0.27、Rf=0.2とすることができる。
【0015】
一例として、透光基板10は、正方形状のもので、一辺の長さAを1.5mm、厚さTを0.5mmとすることができる。また、図2に示されるX11等の各凸レンズの直径は0.25mm、X11,X12等の隣り合う凸レンズ間のピッチ(レンズ中心間の距離)Pは0.25mmとすることができる。
【0016】
図1,2に関して上記したマイクロレンズアレイによれば、X11,x11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の焦点距離は、0.3mm〜1mm程度に短くすることができる。このため、レンズ開口径が1mm以下であっても、開口数(NA)を大きく設定でき(NA>3.0)、光ファイバとの光結合効率が向上する(光結合損失<0.5dB)。従って、光ファイバF11の射出光を効率良く平行光に変換することができる。
【0017】
その上、焦点距離が短いことから、コリメート後(平行光とした後)の光ビーム径Dbを例えば0.3mm程度に小さくすることができ、平行光を受取るマイクロレンズアレイを小型化することができる。
【0018】
図3は、上記したようなマイクロレンズアレイを用いて構成された光ファイバ結合系を示すもので、図1,2と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0019】
マイクロレンズアレイ10Aは、図1,2に関して前述したと同様のもので、
X11〜X14は、透光基板10の光射出側の面に形成された凸レンズ、x11〜x14は、基板10の光入射側の面に凸レンズX11〜X14にそれぞれ対向して形成された凸レンズである。マイクロレンズアレイ20Aは、マイクロレンズアレイ10Aと同様の構成を有するもので、Y11〜Y14は、透光基板20の光入射側の面に形成された凸レンズ、y11〜y14は、基板20の光射出側の面に凸レンズY11〜Y14にそれぞれ対向して形成された凸レンズである。
【0020】
マイクロレンズアレイ10Aにおいて、基板10は、図2に示したように正方形状のもので、一辺の長さAを1.5mm、厚さTを0.5mmとすることができる。基板10の光射出側の面において、X11等の各凸レンズの直径は0.25mm、X11,X12等の隣り合うレンズ間のピッチPは0.25mm、x11,X11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さTm(図1参照)は1mm以下(例えば0.5mm)とすることができる。X11等の各凸レンズの曲率半径Rcは0.72、x11等の各凸レンズの曲率半径Rfは0.2とすることができる。マイクロレンズアレイ20Aにおいて、基板20は、基板10と同様に正方形状のもので、一辺の長さを1.5mm、厚さを0.5mmとすることができる。基板20の光入射側の面において、Y11等の各凸レンズの直径は0.25mm、Y11,Y12等の隣り合うレンズ間のピッチPは0.25mm、y11,Y11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の厚さTmは1mm以下(例えば0.5mm)とすることができる。Y11等の各凸レンズの曲率半径は0.72とし、y11等の各凸レンズの曲率半径は0.2とすることができる。
【0021】
マイクロレンズアレイ10A,20Aは、凸レンズX11〜X14からの射出光が凸レンズY11〜Y14にそれぞれ入射するように互いに対向して配置されている。凸レンズX11〜X14と凸レンズY11〜Y14との間の間隔Dmは、11mmとすることができる。
【0022】
光ファイバF11〜F14は、いずれもシングルモード光ファイバであり、光射出端が斜め研磨されている。光ファイバF11〜F14は、それぞれ凸レンズx11〜x14に光を入射するように配置されている。
【0023】
光ファイバF21〜F24は、いずれもシングルモード光ファイバであり、受光端が斜め研磨されている。光ファイバF21〜F24は、それぞれ凸レンズy11〜y14から光を受取るように配置されている。
【0024】
図3に示した光ファイバ結合系によれば、x11,X11等の対向レンズ毎の両凸レンズ部の焦点距離を0.3mm〜1mm程度に短くすることができるため、コリメート後の光ビーム系Dbを0.3mm以下に小さくすることができ、細い平行光が得られる。このため、Y11,Y12等の隣り合う凸レンズ間において、一方の凸レンズから他方の凸レンズへの光の混入を防ぐことができる。また、X11,X12等の凸レンズ間のピッチPが0.25mm程度に狭くても、開口数(NA)を0.3以上とすることができる。これらの理由により、小型で光結合効率が高い光ファイバ結合系を実現することができる。マイクロレンズアレイ10A及び20A間の間隔Dmを11mmとしたとき、光結合損失を0.5dB以下とすることができた。
【0025】
図4〜10は、この発明に係るマイクロレンズアレイの製法の一例を示すものである。
【0026】
図4の工程では、石英からなる透光基板10の一方の主面に位置合わせマーク形成パターン12aを有するリフトオフ用のレジスト層12をホトリソグラフィ処理により形成する。
【0027】
図5の工程では、レジスト層12を覆ってCr(クロム)層14をスパッタ法により形成する。Cr層14の一部は、レジスト層12の位置合せマスク形成パターン12aを介して基板10の表面に付着する。
【0028】
図6の工程では、リフトオフ処理によりレジスト層12をその上のCr層14と共に除去してCr層14の残存部からなる位置合せマーク14aを基板10の一方の主面に形成する。
【0029】
図7の工程では、位置合わせマーク14aを利用したホトリソグラフィ処理により基板10の一方の主面に所望の4個の凸レンズに対応するレジスト層R11〜R14を形成する。そして、レジスト層R11〜R14に熱処理を施してレジスト層R11〜R14をリフローさせることによりレジスト層R11〜R14が球面状凸部をなすようにする。予め位置合せマーク14aをR11等のレジスト層より小さいサイズで形成しておくと、リフロー処理後には、位置合せマーク14aを覆うレジスト層RaがR11等のレジスト層に比べて高くなる。
【0030】
図8の工程では、レジスト層R11〜R14及び基板10の一方の主面にエッチング処理を施してレジスト層R11〜R14にそれぞれ対応する凸レンズX11〜X14を基板10の一方の主面に形成する。このとき、レジスト層RaがR11等のレジスト層に比べて高いため、位置合せマーク14aの上にレジスト層Raが薄く残る状態となり、位置合せマーク14aがエッチングから保護される。
【0031】
図9の工程では、位置合せマーク14aを利用したホトリソグラフィ処理により基板10の他方の主面に凸レンズX11〜X14にそれぞれ対向してレジスト層r11〜r14を形成する。そして、レジスト層r11〜r14に熱処理を施してレジスト層r11〜r14をリフローさせることによりレジスト層r11〜r14が球面状凸部をなすようにする。
【0032】
図10の工程では、レジスト層r11〜r14及び基板10の他方の主面にエッチングを施してレジスト層r11〜r14にそれぞれ対応する凸レンズx11〜x14を形成する。図9の工程においてr11等の各レジスト層の直径や曲率半径を図7に示したR11等の各レジスト層に比べて小さくすることによりx11等の各凸レンズの直径や曲率半径をX11等の各凸レンズに比べて小さくすることができる。
【0033】
上記した製法によれば、図7,9のホトリソグラフィ処理において共通の位置合せマーク14aを基準として露光処理を行なうので、x11,X11等の対向レンズ毎に光軸を合せて両凸レンズ部を形成することができ、製造歩留りが向上する。
【0034】
なお、上記した製法では、基板10の各主面において凸レンズを一次元的に配置する例を示したが、この例と同様にして基板10の各主面において凸レンズを二次元的に配置することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、開口径1mm以下の両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイにおいて、両凸レンズ部を構成する一方及び他方の凸レンズの曲率半径をRc,Rfとし、一方の凸レンズの焦点距離をLcとし、両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように両凸レンズ部を構成したので、両凸レンズ部の焦点距離を大幅に短縮することができ、光ファイバとの光結合効率が向上すると共に光ファイバ結合系の小型化が可能になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るマイクロレンズアレイの両凸レンズ部を示す断面図である。
【図2】図1のマイクロレンズアレイの光射出側のレンズ配置を示す斜視図である。
【図3】この発明に係るマイクロレンズアレイを用いた光ファイバ結合系を示す光路図である。
【図4】この発明に係るマイクロレンズアレイの製法の一例におけるレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図5】図4の工程に続くCr層形成工程を示す断面図である。
【図6】図5の工程に続くリフトオフ工程を示す断面図である。
【図7】図6の工程に続くレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図8】図7の工程に続くレンズ形成工程を示す断面図である。
【図9】図8の工程に続くレジスト層形成工程を示す断面図である。
【図10】図9の工程に続くレンズ形成工程を示す断面図である。
【図11】従来のマイクロレンズアレイの両凸レンズ部を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20:透光基板、10A,20A:マイクロレンズアレイ、12,Ra,R11〜R14,r11〜r14:レジスト層、14:Cr層、14a:位置合せマーク、X11〜X14,X21,X22,X31,X41,x11〜x14,Y11〜Y14,y11〜y14:凸レンズ、F11〜F14,F21〜F24:光ファイバ。
Claims (2)
- 透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む両凸レンズ部を有するマイクロレンズアレイであって、
前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc及びRfとし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLcとし、前記両凸レンズ部の厚さをTmとしたとき、Rc≧Rf、Lc>Tm、Tm≦1mmとなるように前記両凸レンズ部を構成したことを特徴とするマイクロレンズアレイ。 - 第1の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第1の凸レンズと、前記第1の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第2の凸レンズとを含む第1の両凸レンズ部を有する第1のマイクロレンズアレイであって、前記第1及び第2の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc1,Rf1とし、前記第1の凸レンズの焦点距離をLc1とし、前記第1の両凸レンズ部の厚さをTm1としたとき、Rc1≧Rf1、Lc1>Tm1、Tm1≦1mmとなるように前記第1の両凸レンズ部を構成したものと、
第2の透光基板の一方の主面に形成された開口径1mm以下の第3の凸レンズと、前記第2の透光基板の他方の主面に形成され、開口径が1mm以下の第4の凸レンズとを含む第2の両凸レンズ部を有し、前記第1の凸レンズからの射出光が前記第3の凸レンズに入射するように前記第1のマイクロレンズアレイに対向して配置された第2のマイクロレンズアレイであって、前記第3及び第4の凸レンズの曲率半径をそれぞれRc2,Rf2とし、前記第3の凸レンズの焦点距離をLc2とし、前記第2の両凸レンズ部の厚さをTm2としたとき、Rc2≧Rf2、Lc2>Tm2、Tm2≦1mmとなるように前記第2の両凸レンズ部を構成したものと、
前記第2の凸レンズに光を入射するように配置された第1の光ファイバと、
前記第2の凸レンズに入射した光を前記第1の凸レンズ、前記第3の凸レンズ及び前記第4の凸レンズを介して受取るように配置された第2の光ファイバと
を備えた光ファイバ結合系。
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- 2002-12-16 JP JP2002363590A patent/JP2004198470A/ja active Pending
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