JP2007094168A - 像面変換素子と、この素子の製造方法と、この素子を有する光学系 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】結像光学系3の像面Iと撮像素子5の間に配置され、前記撮像素子5の複数の受光素子5aのそれぞれに対向するそれぞれの光伝達管7が互いに非交差に形成され、前記光伝達管7で形成される第1面7aは、前記像面Iにおける像面湾曲収差に対応した曲面に形成され、前記第1面7aに対向し前記光伝達管の端面の集合体の包絡面である第2面7bは、前記撮像素子5の受光素子5aの包絡面に略平行に形成されている像面変換素子1。
【選択図】図1
Description
S(y)=(y2/R)/{1+(1−(1+K)×y2/R2)1/2}
+C4×y4+C6×y6+C8×y8+C10×y10
なお、各実施例において、2次の非球面係数C2は0であり、頂点曲率半径Rと近軸曲率半径rとは一致している。
図8、図9は、本発明の実施の形態にかかる像面変換素子を用いた光学系の第1実施例を示す。図8は、撮像素子を含む光学系の概略構成図を、図9は像面までの光学系の概略構成図をそれぞれ示す。本第1実施例では、結像光学系の像面における像面湾曲収差が凸面形状になる場合を示している。
(全体諸元)
f= 7.91mm
F.NO= 1.582
水平方向半画角 ω= 20 度
垂直方向半画角 ω= 15 度
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: ∞ 5.377800 開口絞りS
2: ∞ 10.000000 1.5168 64.1
3: -23.99578 -5.000000 1.5168 64.1 反射面M
4: ∞ 5.000000 1.5168 64.1 ビームスプリッタBS
5: ∞ 1.317173
像面I 19.42367
ペッツバール和 = 0.05495
(非球面データ)
{3面}
K C4 C6 C8 C10
0.000000 0.906482E-05 -0.271319E-06 0.449536E-08 -0.254866E-10
図11、図12は、本発明の実施の形態にかかる像面変換素子を用いた光学系の第2実施例を示す。図11は、撮像素子を含む光学系の概略構成図を、図12は像面までの結像光学系3の概略構成図をそれぞれ示す。本第2実施例では、結像光学系3の像面Iにおける像面湾曲収差が凹面形状になる場合を示している。
(全体諸元)
入射瞳径 2.57mm
f= 7.91mm
F.No= 2
最大半画角 ω= 45
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 3.60544 1.528185 1.722498 29.6
2: 2.06702 3.178679 1.542496 62.9 開口絞りS
3: -4.59335 2.862011
像面I -6.33419
ペッツバール和 = -0.16013
(非球面データ)
{1面}
K C4 C6 C8 C10
0.000000 -0.181577E-02 0.893504E-04 -0.371334E-04 0.000000E+00
{3面}
K C4 C6 C8 C10
0.000000 0.285013E-02 -0.852893E-05 0.646081E-05 0.000000E+00
図14(a)から(d)は、本発明の実施の形態にかかる像面変換素子の第1の製造方法に関する概略工程図である。以下、工程に沿って説明する。
像面変換素子300(図14(d)参照)の射出端側に配置され、後述する工程で形成される光伝達管を支持するガラスやプラスチック等の薄い基板303に、以後の工程中での基板303の平面性を維持するための支持基板305(例えば、Si基板、プラズマCVD成膜したSi薄膜層を有するセラミック板等)を接着固定する。なお、Si基板の接着には陽極接合が好ましい。また、接着材を用いても良い。
支持基板であるSi基板305に接着された基板303(例えば、パイレックス(登録商標)ガラス等、以後ガラス基板と記す)の表面を洗浄して乾燥した後、ガラス基板303上にホトレジスト307を所定の厚さに塗布する。塗布は、通常のスピンコート法などが用いられる。ホトレジスト307は例えば、化薬マイクロケム社製の製品名SU8などが使用可能である。ホトレジスト307を塗布後、別に用意した金型309をヒーターで過熱したホトレジスト307の表面に押圧して、像面変換素子300の第1面(入射面)311の曲面形状を創製する。金型309で曲面形状を創製するとともにホトレジスト307のプリベークも併せて行う。金型309で曲面が創製されたホトレジスト307の厚さが光伝達管の長さに相当し、数ミクロンから数mm程度となる。
選択された撮像素子の受光素子の配列、及び受光素子分離間隔に対応するように形成された不図示のホトマスクを使って、光伝達管パターンをホトレジスト307に露光、現像する。このように、露光、現像が終わった時点でホトレジスト307の部分を光伝達管として使用する像面変換素子300が形成される。なお、露光には、焦点深度の深いX線露光方法や、紫外線近接露光方法を用いて一括露光する方法、あるかはガラス基板303の底面からの高さに応じてエリア分割をし、エリア内のホトレジスト膜307表面の高低差が露光装置の焦点深度内になるようにエリアサイズに応じて準備されたレチクルを用いたスッテパー露光方法を用いて露光する方法、又はレーザーパターンジェネレータ(LPG)による直接描画方法で露光する方法などが適宜選択して用いられる。
支持基板であるSi基板305を除去して像面変換素子300が完成する。Si基板305の除去には、XeF2ガスによる等方性ドライエッチング法などを用いて行う。
図15(a)から(g)は、本発明の実施の形態にかかる像面変換素子の第2の製造方法に関する概略工程図である。以下、工程に沿って説明する。なお、第1の製造方法と同様の部材には同じ符号を付して説明する。
撮像素子側が平面で、この面に対向する面が結像光学系の像面湾曲収差に対応する曲面311を有する樹脂部材320を射出成型等で形成する。
成型された樹脂部材320の撮影素子側の平面を薄い(例えば、厚さが数十ミクロン程度)ガラス基板303に接着する。なお、成型された樹脂部材320の撮影素子側の平面に数ミクロンから数十ミクロンの厚さの透明な膜(例えば、SiO2膜)を蒸着、又はスパッタリング等で成膜して基板303としても良い。
樹脂部材320をエッチングする際のマスク材322(例えば、SiO2膜等の酸化膜、SiN4等の窒化膜等)を蒸着、又はスパッタリングで樹脂部材320の表面に0.3〜3.0ミクロンの厚さで成膜する。成膜するSiO2膜322の厚さはエッチングする樹脂部材320の厚さによって決める。
マスク材であるSiO2膜322の上にホトレジスト307を所定の厚さ塗布、プリベークする。その後、選択された撮像素子の受光素子に対応するパターンを形成されたマスクを用いて露光し、現像を行う。この結果、受光素子に対応する部分にホトレジスト307が残り、受光素子を分離する素子分離間隔部のホトレジスト307が除かれたホトレジストパターン307が形成される。なお、露光には、焦点深度の深いX線露光方法や、紫外線近接露光方法を用いて一括露光する方法、あるかは樹脂部材320に貼り付けられたガラス基板303の底面からの高さに応じてエリア分割をし、エリア内のホトレジスト膜307表面の高低差が露光装置の焦点深度内になるようにエリアサイズに応じて準備されたレチクルを用いたスッテパー露光方法を用いて露光する方法、又はレーザーパターンジェネレータ(LPG)による直接描画方法で露光する方法などが適宜選択して用いられる。
反応性イオンエッチング(RIE)法などのドライエッチング法を用いてホトレジスト307をマスクにしてSiO2膜322をエッチングする。これで、ホトレジスト307に代わってホトレジスト307のエッチング残り層とSiO2膜322が次工程のマスクとして残る。
ホトレジスト307のエッチング残り層とSiO2膜322をマスクにしてその下の樹脂部材320をエッチングする。エッチングは、酸素ガスを使った異方性ドライエッチング法を用い、樹脂部材320をほぼ垂直にエッチングしロッド状の樹脂部材320を形成する。このロッド状の樹脂部材320が光伝達管(同じ符号320を付して説明する)となる。この際、下層のガラス基板303はエッチングのストッパーとして働き、エッチング終了後は光伝達管320を支える支持部材303として機能する。
光伝達管である樹脂部材320をマスクとして下層のガラス基板303を途中の厚さまでエッチングする。このエッチングにより下層のガラス基板303まで光伝達管320が形成され樹脂部材320及びガラス基板303を含めて光伝達管320として機能する。この結果、光伝達管320の受光素子側の出射端面313を受光素子に近づけることが可能になると供に、出射端面313から出射した光のガラス基板303中での広がりを抑えることができる。なお、ガラス基板303のエッチングの時に樹脂部材320の表面に残っているSiO2膜322も一緒にエッチングされるため、光伝達管320である樹脂部材320の表面にSiO2膜322が残ることはない。なお、SiO2膜322は透明であり樹脂部材320の表面に残っていても問題は無い。
図16(a)から(j)は、本発明の実施の形態にかかる像面変換素子の第3の製造方法に関する概略工程図である。本第3の製造方法は量産性を向上させることを目的にしている。以下、工程に沿って説明する。なお、第1、第2の製造方法と同様の部材には同じ符号を付して説明する。
ガラス、石英、又はプラスチック等からなる支持基板350上に、厚さ約1ミクロン程度の導電性膜351(例えば、Au/Cr膜等)を蒸着、又はスパッタリングによって成膜する。この導電性膜351は後の電気メッキ工程における電極となる。
前もって成型された、撮像素子側が平面で、この面に対向する面が結像光学系の像面湾曲収差に対応する曲面311を有する樹脂部材320を、樹脂部材320の撮影素子側の平面を薄いUV接着剤等を介して導電性膜351上に接着する。
樹脂部材320をエッチングする際のマスク材となるSiO2膜322を蒸着、又はスパッタリングで樹脂部材320の表面に0.3〜3.0ミクロンの厚さで成膜する。成膜するSiO2膜322の厚さはエッチングする樹脂部材320の厚さによって決める。
マスク材となるSiO2膜322の上にホトレジスト307を所定の厚さ塗布、プリベークする。その後、選択された撮像素子の受光素子に対応するパターンを形成されたマスクを用いて露光し、現像を行う。この結果、受光素子に対応する部分にホトレジスト307が残り、受光素子を分離する素子分離間隔部のホトレジスト307が除かれたホトレジストパターン307が形成される。なお、露光には、焦点深度の深いX線露光方法や、紫外線近接露光方法を用いて一括露光する方法、あるかはガラス基板350の底面からの高さに応じてエリア分割をし、エリア内のホトレジスト膜表面の高低差が露光装置の焦点深度内になるようにエリアサイズに応じて準備されたレチクルを用いたスッテパー露光方法を用いて露光する方法、又はレーザーパターンジェネレータ(LPG)直接描画方法で露光する方法などが適宜選択して用いられる。
反応性イオンエッチング(RIE)法などのドライエッチング法を用いてホトレジスト307をマスクにしてSiO2膜322をエッチングする。SiO2膜322をエッチングした後、残りのホトレジスト膜307を除去する。これで、ホトレジストに代わってSiO2膜322が次工程のマスクとして残る。
SiO2膜322をマスクにしてその下の樹脂部材320をエッチングする。エッチングは、酸素ガスを使った異方性ドライエッチング法を用い、樹脂部材320をエッチングしロッド状の樹脂部材320を形成する。このロッド状の樹脂部材320が光伝達管(同じ符号320を付して説明する)となる。この際、下層の導電性膜351はエッチングのストッパーとして働き、エッチング終了後、ガラス基板350は電気メッキ中の基板を支える支持部材として機能する。
Ni電気メッキでNiの金型360を形成する。
金型360からガラス基板350、光伝達管である樹脂部材320、及び導電性膜351をエッチング等を用いて除去し、Ni電鋳金型360が完成する。
Ni電鋳金型360にUV硬化樹脂、或いは熱可塑性樹脂等370を充填し、前記樹脂の支持基板でとなる薄板ガラス基板371をカバーしてUV硬化、又は熱硬化させて光伝達管(同じ符号370を付す)を形成し像面変換素子400を成型する。その後金型360から像面変換素子400を分離する。この工程を繰り返すことにより同型の像面変換素子400が容易に製造される。なお、Ni電鋳金型360を用いた射出成型法を用いて像面変換素子400を成型しても良い。射出成型法によるときは、薄板ガラス371に代わり薄い樹脂板が形成される。
光伝達管である樹脂部材370をマスクにして下層のガラス基板371を異方性ドライエッチングで薄板ガラス基板371の途中の厚さまでエッチングする。このエッチングにより下層の薄板ガラス基板371まで光伝達管370が形成され樹脂部材370及びガラス基板371を含めて光伝達管370として機能する。この結果、光伝達管370の受光素子側の出射端面313を受光素子に近づけることが可能になると供に、出射端面313から出射した光のガラス基板371中での広がりを抑えることができる。なお、支持基板である薄板ガラス基板371が十分薄い場合(例えば、10μ程度)には、この工程を省くことも可能である。
2 光軸
3 結像光学系
100、200 光学系
5 撮像素子
5a 受光素子
7、17、27、107 光伝達管
30 連結部
48 遮光部材
303、350、371 (ガラス)基板
305 支持基板
307 ホトレジスト、光伝達管
309、360 金型
311 曲面
320 樹脂部材、光伝達管
370 樹脂、光伝達管
600 枠部
Claims (33)
- 結像光学系の像面と撮像素子の間に配置され、前記撮像素子の複数の受光素子のそれぞれに対向するそれぞれの光伝達管が互いに非交差に形成され、
前記光伝達管で形成される第1面は、前記像面における像面湾曲収差に対応した曲面に形成され、
前記第1面に対向し前記光伝達管の端面の集合体の包絡面である第2面は、前記撮像素子の受光素子の包絡面に略平行に形成されていることを特徴とする像面変換素子。 - 前記第1面側の前記光伝達管のそれぞれの端面は、光の入射角度が大きくなる方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の像面変換素子。
- 前記第1面側の前記光伝達管のそれぞれの端面は、光の入射角度が大きくなる方向に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の像面変換素子。
- 前記第1面側の前記光伝達管の端面近傍の側端部は、凹面状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管は、前記第1面側の面積と前記第2面側の面積が異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記撮像素子の中央部分のみ、又は周辺部分のみに前記受光素子に対向する前記光伝達管が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記第1面側の前記光伝達管を互いに固定する固定部材を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管の側面部の一部又は全部が遮光部材で覆われていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記第2面の近傍に前記光伝達管にそれぞれ対向して配置されたレンズを有するレンズアレイを少なくとも1つ有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管は、光学的に透明な部材からなることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光学的に透明な部材は、ガラス部材、高分子部材、酸化物部材、又は窒化物部材からなることを特徴とする請求項10に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管は、前記第1面側が高分子部材からなり、前記第2面側が前記光学的に透明な部材で支持されていることを特徴とする請求項1から11のいすれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記高分子部材は、UV硬化樹脂からなることを特徴とする請求項11又は12に記載の像面変換素子。
- 前記高分子部材は、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項11又は12に記載の像面変換素子。
- 前記高分子部材は、ホトレジストからなることを特徴とする請求項11又は12に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管は、円形状、又は多角形状の断面形状を有することを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管の太さのばらつきは、±5%以内であることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 前記光伝達管の分離間隔のばらつきは、±5%以内であることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の像面変換素子。
- 物体側から順に、結像光学系と、請求項1から18のいずれか1項に記載の像面変換素子と、撮像素子と、からなることを特徴とする光学系。
- 請求項1から18のいずれか1項に記載の像面変換素子の前記第1面を光軸と垂直な方向に移動する手段を有することを特徴とする光学系。
- 結像光学系の像面の像面湾曲収差に対応する曲面に形成された高分子部材と、
前記高分子部材を支持する基板とからなり、
加工手段で前記高分子部材と前記基板とを加工して光伝達管を形成することを特徴とする像面変換素子の製造方法。 - 前記高分子部材は、ホトレジスト、プラスチック、UV硬化樹脂、又は熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項21に記載の像面変換素子の製造方法。
- 前記加工手段は、所定の光伝達管パターンを露光する工程、現像工程、及びエッチング工程を含むことを特徴とする請求項21に記載の像面変換素子の製造方法。
- 前記加工手段は、金属膜、酸化膜、又は窒化膜の成膜工程を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の像面変換素子の製造方法。
- 透明基板を略平面に支持する支持部材を接着する工程と、
前記基板にホトレジストを塗布する工程と、
前記基板に塗布されたホトレジストの表面を像面湾曲収差に対応する曲面を有する金型で成型する工程と、
選択された撮像素子の受光素子の配列に対応するパターンを露光する工程と、
現像工程と、
前記現像工程で得られた前記ホトレジストをマスクとして前記基板をエッチングする工程と、
前記支持部材を剥離する工程と、
を含むことを特徴とする像面変換素子の製造方法。 - 前記支持部材は、シリコン板またはCVD成膜されたシリコン薄膜層を有するセラミック板またはガラス板であることを特徴とする請求項25に記載の像面変換素子の製造工程。
- 前記支持部材を接着する工程は、陽極接合を含むことを特徴とする請求項25に記載の像面変換素子の製造方法。
- 透明樹脂部材を、第1面が像面湾曲収差に対応する曲面、及び第1面に対向する第2面が略平面に成型する工程と、
前記透明樹脂部材を透明基板に接着する工程と、
前記透明樹脂部材の表面に透明な酸化膜を形成する工程と、
前記酸化膜上にホトレジストを塗布する工程と、
選択された撮像素子の受光素子の配列に対応するパターンを露光する工程と、
現像工程と、
前記酸化膜をエッチングする工程と、
前記酸化膜をマスクとして前記透明樹脂部材をエッチングする工程と、
前記透明部材をマスクとして前記透明基板をエッチングする工程と、
を含むことを特徴とする像面変換素子の製造方法。 - 基板に導電層を形成する工程と、
第1面が像面湾曲収差に対応する曲面に形成され、第1面に対向する第2面が略平面に形成された樹脂部材の前記第2面側を前記導電層の上に接着する工程と、
前記樹脂部材の表面に酸化膜を形成する工程と、
前記酸化膜上にホトレジストを塗布する工程と、
選択された撮像素子の受光素子の配列に対応するパターンを露光する工程と、
現像工程と、
前記酸化膜をエッチングする工程と、
前記酸化膜をマスクとして前記樹脂部材をエッチングする工程と、
前記導電層を電極としてNi電気メッキを行いNi金型を形成する工程と、
前記Ni金型から前記樹脂部材及び前記基板を剥離する工程と、
前記Ni金型をにより像面変換素子を透明基板上に成型する工程と、
前記透明基板をエッチングする工程と、
を含むことを特徴とする像面変換素子の製造方法。 - 前記露光する工程は、紫外線近接露光、X線露光工程、又は露光する領域を複数の領域に分割して基板下部から前記ホトレジスト表面までの高さに応じて所定のレチクルを選択してそれぞれ露光するステッパー露光による露光工程を含むことを特徴とする請求項23、25、28、又は29に記載の像面変換素子の製造方法。
- 前記エッチングする工程は、等方性ドライエッチング工程、又は異方性ドライエッチング工程を含むことを特徴とする請求項23、25、28、又は29に記載の像面変換素子の製造方法。
- 前記成型する工程は、UV硬化樹脂又は熱可塑性樹脂硬化樹脂を用いて行われることを特徴とする請求項29に記載の像面変換素子の製造方法。
- 前記基板又は前記透明基板は、ガラス、又はプラスチックであることを特徴とする請求項21、25、28、又は29に記載の像面変換素子の製造方法。
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