JP2004198430A - 浸漬リソグラフィにおいて使用するための液体流近接センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高い液体流近接センサを提供する。
【解決手段】液体流近接センサ100に送入された液体を基準チャネル118と測定チャネル116とに分割する接合部114が設けられており、基準チャネルに沿って、基準チャネル118を通る液体流を均一に制限する第1の多孔質流れ制限器122が配置されており、測定チャネルに沿って、測定チャネル116を通る液体流を均一に制限する第2の多孔質流れ制限器120が配置されており、基準チャネルの端部に基準プローブ130が、測定チャネルの端部に測定プローブ128が設けられており、基準チャネルと測定チャネルとの間の液体質量流量を検出するために基準チャネルと測定チャネルとの間に質量流量センサ138が接続されており、基準面134と測定面132との間のスタンドオフ142,140の差が高い感度で検出される。
【選択図】図1A

Description

関連出願とのクロスリファレンス
本出願は、2002年12月19日に出願された出願番号第10/322768号の一部継続出願であり、その開示内容全体は本願明細書に記載されたものとする。
本発明は、極めて小さな距離を検出するための装置及び方法、特に液体流を用いた近接検出に関する。
多くの自動化された製造プロセスは、製造工具と、加工されている製品又は材料面との間の距離を検出することを必要とする。半導体リソグラフィ等の幾つかの状況において、距離は、ナノメートルに接近する精度で測定されなければならない。
このような精度の近接センサを形成することに関する挑戦は、特にフォトリソグラフィシステムにおいて重要である。フォトリソグラフィにおいて、非侵入式であること及び微小な距離を正確に検出する能力を有することに加え、近接センサは、汚染物を導入することができないか又は、工作物面、通常半導体ウェハ、と接触することはできない。いずれかの状況の発生は、半導体品質を著しく低下させるか又は損なう。
微小な距離を測定するために種々異なる形式の近接センサが使用される。近接センサの例として、キャパシタンス及び光学ゲージがある。これらの近接センサは、フォトリソグラフィシステムにおいて使用される場合に深刻な欠点を有する。なぜならば、ウェハ上に堆積された材料の物理的特性がこれらの装置の精度に影響するからである。例えば、電荷の密度に依存するキャパシタンスゲージは、1つのタイプの材料(例えば金属)が集中させられている箇所において、偽の近接読取りを生じるおそれがある。砒化ガリウム(GaAs)及びリン化インジウム(InP)等の非導電性及び/又は感光性材料から形成された外来ウェハが使用される場合、別のクラスの問題が生じる。これらの場合、キャパシタンス及び光学ゲージは、偽の結果を提供する。
米国特許第4953388号明細書及び米国特許第4550592号明細書は、空気マイクロメータセンサを使用する、近接検出への択一的なアプローチを開示している。空気マイクロメータセンサは、ウェハ表面の電荷の密度、又は電気的、光学的及びその他の物理的特性に影響されにくい。しかしながら、現在の半導体製造は、近接はナノメートルのオーダで極めて正確に計測されることを必要とする。
さらに、リソグラフィ法におけるイメージング要求度が一層厳しくなっているため、使用されている1つの択一的なアプローチは浸漬リソグラフィである。浸漬リソグラフィにおいては、システム性能を高めるために、投影光学ボックスにおける最後のレンズとウェハとの間のギャップが液体で満たされている。このようなアプローチは、より小さなフィーチャ寸法の印刷を補助する。これらのシステムにおいて、加工されるウェハは液体のプールによって包囲されている。米国特許第4953388号明細書及び米国特許第4550592号明細書に開示されているような空気ゲージセンサは、浸漬リソグラフィシステムにおいて効果がないであろう。
浸漬リソグラフィシステムは、マイクロリソグラフィ分野において著しい関心を集めている。その技術は、イメージ空間における屈折率、ひいては、投影システムの開口数が1より大きくなることを可能にする。その結果、この技術は、リソグラフィにおいて使用される193nmツールを45nmまで、場合によってはそれ以下に下げる潜在性を備えている。浸漬リソグラフィが有効であるためには、しかしながら、加工面を包囲する液体の屈折率が一定でなければならない。液体における気泡発生及び温度変化等の変数は、屈折率に影響するおそれがある。したがって、近接センサは気泡又は温度変化を惹起してはならず、理想的にはこれらの効果を低減することができる。
必要とされているものは、浸漬リソグラフィシステムにおいて距離を正確に検出することができる液体流近接センサである。
米国特許第4953388号明細書 米国特許第4550592号明細書
したがって、本発明の課題は、精度の高い液体流近接センサを提供することである。
本発明は、浸漬リソグラフィシステムにおいて距離を正確に検出することができる高分解能の液体流近接センサ及び方法を提供する。液体流近接センサは、測定スタンドオフと基準フタンドオフとの差を検出することによって近接を決定する。スタンドオフは、近接センサのノズルと、ノズルの下方の面との間の距離若しくはギャップである。
スタンドオフ差を決定するために、一定の液体質量流量を備えた液体流が、液体質量流量制御装置を用いて計量供給され、2つのチャネル、すなわち測定チャネル及び基準チャネルに通過させられる。本発明によれば、基準チャネル及び測定チャネルにおいて多孔質制限器が使用される。多孔質制限器は、乱流を導入せず、センサの適切な作動のために必要な抵抗機能を行う。本発明の択一的な実施形態では、近接センサ内に、液体質量流量制御装置に続いて、近接センサが基準チャネル及び測定チャネルに分岐する前に多孔質スナッバが配置されている。多孔質スナッバは乱流を静め、チャネルを通じて伝播する起こりうるノイズを低減し、近接センサの精度を向上させる。
各チャネルは、面の上方に位置決めされた遠位端部にプローブを有している。液体はチャネル内を通過させられ、個々の測定面及び基準面に向かってノズルを介して放出される。基準チャネルと測定チャネルとの間のブリッジチャネルは、2つのチャネルの間の液体質量流量を検出し、この質量流量は、基準チャネルと測定チャネルとにおける液体圧力の差によって誘発される。検出された液体質量流量は、基準スタンドオフと測定スタンドオフとの差を表している。換言すれば、ブリッジにおいて検出された液体質量流量は、基準チャネル内の基準プローブと基準面との基準スタンドオフと、測定チャネルにおける測定プローブと測定面との測定スタンドオフとのあらゆる差を表している。液体流近接センサは、検出された質量流量に基づき表示を提供しかつ制御動作を惹起することができる。
本発明の別の態様によれば、別のノズル形式を測定及び基準プローブとして使用することができる。これらのノズルにより、センサが種々異なるタイプの加工面に容易に適応されることができる。
本発明の別の態様によれば、液体流近接センサは、スイッチング装置に接続された測定チャネルを含むことができ、このスイッチング装置は複数の測定ブランチに接続されている。各測定ブランチは、測定ブランチを含まない装置における測定チャネルの特性と同じ特性を有している。複数の測定ブランチは、測定面のより大きな領域に亘ってスタンドオフを測定するための近接センサの能力を向上させる。
本発明の別の実施形態によれば、1つの測定チャネルを備えた液体流近接センサのための方法が提供される。この方法は、液体流を測定チャネル及び基準チャネル内に分配し、液体流を各チャネルの横断面に亘って均一に制限するステップを含んでいる。
本発明の別の実施形態によれば、複数の測定ブランチを備えた液体流近接センサのための方法が提供される。この方法は、液体流を測定ブランチ及び基準チャネル内に分配し、液体流を基準チャネル又は測定ブランチの横断面に亘って均一に制限し、測定ブランチを切り替えるステップを含む。付加的な方法では、測定面の微細構造をマッピングするために、複数の測定ブランチを備えた液体流近接センサが使用される。
多孔質制限器、液体質量流量制御装置、及び/又はスナッバを使用することによって、本発明の実施形態では、ナノメートルの精度で高分解能で液体流量に基づき距離を測定することができる。本発明は、浸漬フォトリソグラフィシステム及びツールにおいて特に有利である。フォトリソグラフィシステムにおいて、リソグラフィ製造ツールの適切な幾何学的基準と半導体ウェハとの間の距離を高分解能で決定することが益々望まれている。高分解能液体流近接検出技術を使用することにより、さらに、高分解能性能での半導体製造中にウェハに堆積されるウェハ材料及び材料の物理的パラメータから、ウェハ近接測定が独立させられる。
本発明のその他の実施形態、特徴及び利点と、本発明の様々な実施形態の構造及び動作とを、添付の図面を参照にして以下に詳細に説明する。
本発明は添付の図面に関して説明される。図面において、同一の参照符号は同一の又は機能的に類似のエレメントを表している。
ここでは本発明は特定の用途のための例としての実施形態に関して説明されているが、本発明はこの実施形態に限定されないと理解されるべきである。ここに提供された説明へのアクセスを有する当業者は、本発明の範囲内での付加的な変更、用途、及び実施形態、並びに本発明が著しく有益である付加的な分野を認識するであろう。
A.液体流近接センサ
図1Aは、本発明の実施形態による液体流近接センサ100を示している。液体流近接センサ100は、液体質量流量制御装置106と、中央チャネル112と、測定チャネル116と、基準チャネル118と、測定チャネル制限器120と、基準チャネル制限器122と、測定プローブ128と、基準プローブ130と、ブリッジチャネル136と、液体質量流量センサ138とを有している。液体供給部102は液体を所望の圧力で液体流近接センサ100内へ噴射する。液体供給部102において使用されるセンサ液体は、液体浸漬リソグラフィに適したあらゆる液体、例えば脱イオン水、シクロオクタン及びクリトクス(Krytox)であってよい。センサ液体は、加工面を包囲する浸漬液体として使用される液体と適合することが望ましい。
中央チャネル112は液体供給部102を液体質量流量制御装置106へ接続しており、次いで接合点114において終わっている。液体質量流量制御装置106は、液体流近接センサ100内に一定の流量を維持する。択一的な実施形態では、液体質量流量制御装置106の代わりに圧力レギュレータを使用することができる。液体は液体質量流量制御装置106から多孔質スナッバ110を通って排出され、チャネル112に取り付けられたアキュムレータ108を備えている。スナッバ110は、液体供給部102によって導入される乱流を低減し、その使用は選択的である。スナッバ110を出ると、液体は中央チャネル112内を接合点114まで進む。中央チャネル112は、接合点114において終わっており、測定チャネル116と基準チャネル118とに分岐している。液体質量流量制御装置106は、液体を十分に低い流量で噴射し、これにより、システムを通じて層状でかつ圧縮不能な流体流れを提供し、望ましくない液体ノイズの発生を最小限に抑制する。
測定チャネル116と基準チャネル118との間にブリッジチャネル136が接続されている。ブリッジチャネル136は接合部124において測定チャネル116に接続されている。ブリッジチャネル136は接合部126において基準チャネル118に接続されている。1つの例では、接合部114と接合部124との間の距離と、接合部114と接合部126との間の距離とは等しい。
液体流近接センサ100内の全てのチャネルは、これらのチャネル内に液体を流過させる。チャネル112,116,118及び136は、導管(チューブ、パイプ等)又は、液体流を含みかつこの液体流をセンサ100内で案内することができるあらゆるその他の形式の構造物から形成されていることができる。チャネルは、鋭い屈曲部、凹凸又は不要な障害物を有しておらず、これらは、例えば局所的な乱流又は流れの不安定を生ぜしめることによって液体ノイズを導入する。測定チャネル116及び基準チャネル118の全長は、等しくてよく、他の実施例では等しくなくてよい。
基準チャネル118は基準プローブ130内で終わっている。同様に、測定チャネル116は測定プローブ128内で終わっている。基準プローブ130は基準面134の上方に位置決めされている。測定プローブ128は測定面132の上方に位置決めされている。フォトリソグラフィの場合、測定面132はしばしば半導体ウェハ、又はウェハを支持したステージである。基準面134は平らな金属板であることができるが、この例に限定されない。基準プローブ130及び測定プローブ128は、液体が流出するボアが、加工されているウェハをカバーする浸漬液体144のプールの下方に浸漬されるように位置決めされている。液体供給部102から噴射された液体は、各プローブ128,130から放出され、測定面132及び基準面134に衝突する。ノズルが測定プローブ128及び基準プローブ130に設けられている。例としてノズルは、図3A〜図3Eに関連して以下にさらに説明されている。上述のように、ノズルと、対応する測定面又は基準面との間の距離は、スタンドオフと呼ばれる。
1つの実施形態において、基準プローブ130は、既知の基準スタンドオフ142だけ離れて、定置の基準面134の上方に位置決めされている。測定プローブ128は、未知の測定スタンドオフ140だけ離れて、測定面132の上方に位置決めされている。既知の基準スタンドオフ142は、最適なスタンドオフを表す所望の一定の値に設定されている。このような装置を用いて、測定プローブ128の上流の背圧は、未知の測定スタンドオフ140の関数であり;基準プローブ130の上流の背圧は、既知の基準スタンドオフ142の関数である。スタンドオフ140及び142が等しいならば、構成は対称的であり、ブリッジが平衡させられる。その結果、ブリッジングチャネル136には液体流が生じない。これに対して、測定スタンドオフ140と基準スタンドオフ142とが異なる場合、測定チャネル116と基準チャネル118との間の結果的な圧力差が、液体質量流量センサ138内に液体流を生ぜしめる。
液体質量流センサ138はブリッジチャネル136に沿って、有利には中心点に配置されている。液体質量流センサ136は、測定チャネル116と基準チャネル118との間の圧力差によって惹起される液体流を検出する。これらの圧力差は、測定面132の垂直方向の位置の変化によって生じる。対称的なブリッジの場合、測定スタンドオフ140と基準スタンドオフ142とが等しい場合、スタンドオフは、面132,134と比較してプローブ128,130の両者に対して同じである。測定チャネルと基準チャネルとの間には圧力差が生じないので、液体質量流量センサ138は液体質量流量を検出しない。測定スタンドオフ140と基準スタンドオフ142との差は、測定チャネル116と基準チャネル118とにおける圧力差を生じる。非対称的な配列のために、適切なオフセットを導入することができる。
液体質量流量センサ138は、圧力の差又は不均衡によって惹起される液体流を検出する。圧力差は液体流を生じ、液体流の流量は、測定スタンドオフ140の独特の関数である。換言すれば、液体ゲージ100内への一定の流量を仮定すれば、測定チャネル116と基準チャネル118とにおける液体圧力の差は、スタンドオフ140と142との大きさの差の関数である。基準スタンドオフ142が既知のスタンドオフに設定されていれば、測定チャネル116と基準チャネル118とにおける液体圧力の差は、測定スタンドオフ140(すなわち測定面132と測定プローブ128との間のz方向での未知のスタンドオフ)のサイズの関数である。
液体質量流量センサ138はブリッジチャネルを通るいずれか方向での液体流を検出する。ブリッジの構成により、チャネル116,118の圧力差が生じた場合にのみブリッジチャネル136を通る液体流が生じる。圧力不均衡が存在する場合、液体質量流量センサ138は結果的な液体流を検出し、適切な制御機能を開始することができる。液体質量流量センサ138は、検出された流れを視覚ディスプレイ又は聴覚表示によって表示することができる。択一的に、液体質量流量センサの代わりに、圧力差センサを使用してよい。圧力差センサは、2つのチャネルの圧力差を測定し、この圧力差は、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の関数である。
制御機能は、正確なギャップ差を計算するためのものであってよい。別の実施形態においては、制御機能は測定ギャップ140の寸法を増減させることであってよい。これは、圧力差が十分にゼロに近くなるまで測定面132を測定プローブ128に対して移動させることによって行われ、圧力差は、測定面132及び基準面134からのスタンドオフの差がもはや存在しない場合にゼロに近くなる。
図1Aは、液体乱流及びその他の液体ノイズを低減し、これにより、本発明がナノメートル精度を達成することを可能にする本発明の少なくとも3つのエレメントを示している。これらのエレメント、すなわち液体質量流量制御装置106と、スナッバ110と、制限器120,122とは全て、本発明の実施形態において、又は望まれる感度に応じたあらゆる組み合わせで使用されてよい。例えば、用途が極めて正確な感度を要求する場合、全てのエレメントが使用されてよい。択一的に、用途が必要とする感度がより低い場合、おそらくスナッバ110のみが必要とされ、多孔質制限器120及び122はオリフィスと置換される。その結果、本発明は、特定の用途の要求を費用対効果高く満たすための柔軟なアプローチを提供する。
図1Bは、本発明の実施形態による液体流近接センサ150を示している。液体流近接センサ150は、同様の作動原理を備えた、液体流近接センサ100と同じ構成部材の多くを有している。2つのセンサの相違は、液体流近接センサ150が3つの測定ブランチを有していることであり、これらの測定ブランチは、液体流近接センサ100に設けられた1つの測定チャネルに該当する。3つの測定ブランチは、説明しやすくするために示されているが、本発明は3つの測定ブランチに限定されない。2つ以上のあらゆる数の測定ブランチを使用してよい。
液体流近接センサ150は、液体質量流量制御装置153と、中央チャネル156と、基準チャネル158と、基準チャネル制限器166と、基準プローブ174と、ブリッジチャネル190と、液体質量流量センサ192とを有している。さらに、液体流近接センサ150は測定チャネル159を有している。測定チャネル159は、3つの測定ブランチ163,164及び165に分岐している。測定ブランチ163は測定ブランチ制限器167及び測定プローブ175を有している。測定ブランチ164は測定ブランチ制限器168及び測定プローブ176を有している。測定ブランチ165は測定ブランチ制限器169及び測定プローブ177を有している。最後に、液体流近接センサ150は、測定チャネルスイッチング装置160と、ブリッジチャネルスイッチング装置161と、スイッチング装置レバー162とを有している。
液体供給部151は液体を所望の圧力で液体流近接センサ150内へ噴射する。液体流量近接センサ100の場合のように、液体供給部151において使用されるセンサ液体は、液体浸漬リソグラフィに適したあらゆる液体、例えば脱イオン水、シクロオクタン及びクリトクスであってよい。センサ液体は、加工面を包囲する浸漬液体として使用される液体と適合することが望ましい。
中央チャネル156は液体供給部151を液体質量流量制御装置153へ接続しており、次いで接合部157において終わっている。液体質量流量制御装置153は、液体流近接センサ150内に一定の流量を維持する。液体質量流量制御装置153は液体を十分に低い流量で噴射し、これにより、システムを通る層状でかつ圧縮不能な流体流れを提供し、望ましくない液体ノイズの発生を最小限に抑制する。択一的な実施形態において、液体質量流量制御装置153の代わりに圧力レギュレータを使用することができる。液体は、液体質量流量制御装置153から多孔質スナッバ155を通って排出され、アキュムレータ154がチャネル156に取り付けられている。スナッバ155が、液体供給部151によって導入される液体乱流を低減し、その使用は選択的である。スナッバ155を出ると、液体は中央チャネル156を通って接合部157へ進む。中央チャネル156は、接合部157において終わっており、測定チャネル159と基準チャネル158とに分岐している。
測定チャネル159は測定チャネルスイッチング装置160内へ終わっている。測定チャネルスイッチング装置160は、測定チャネルスイッチング装置160にも接続された複数の測定ブランチの内の1つに測定チャネルを切り替えるために働く、スキャニング弁又はその他の形式のスイッチング装置であることができる。測定ブランチの物理的特性は、測定チャネルの物理的特性と同じである。測定チャネルスイッチング装置160はスイッチング装置レバー162によって操作される。スイッチング装置レバー162は、何れの測定ブランチ163,164又は165が測定チャネルスイッチング装置160を介して測定チャネル159に接続されるかを制御する。
ブリッジチャネル190は、基準チャネル158と、3つの測定ブランチ163,164又は165のうちの1つとの間にブリッジチャネルスイッチング装置161を介して接続されている。ブリッジチャネル190は接合部170において基準チャネル158に接続されている。ブリッジチャネル190はブリッジチャネルスイッチング装置161において終わっている。ブリッジチャネルスイッチング装置161は、ブリッジチャネルを測定ブランチの内の1つへ切り替えるために働く、スキャニング弁又はその他の形式のスイッチング装置であることができる。図1Bに示された1つの実施例において、3つのブランチ163,164及び165はそれぞれ接合部171,172及び173においてブリッジチャネルスイッチング装置161に接続されている。スイッチング装置レバー162は、いずれの測定ブランチ163,164又は165がブリッジチャネルスイッチング装置161を介してブリッジチャネルに接続されるかを制御する。スイッチングレバー162は、同じ測定ブランチが測定チャネル159及びブリッジチャネル190に接続されるように、測定チャネルスイッチング装置160及びブリッジチャネルスイッチング装置161を制御する。択一的に、2つの独立したスイッチングレバーを使用することができる。
1つの実施例において、接合部157と接合部170との間の距離、及び接合部157と接合部171,172又は173との間の距離は等しい。
液体流近接センサ150内の全てのチャネル及びブランチには液体が流過させられる。チャネル156,158,159及び190、及びブランチ163,164及び165は、導管(チューブ、パイプ等)又は、センサ150を通って液体流を含みかつ案内することができるあらゆるその他の形式の構造物から形成されることができる。チャネル及びブランチは、例えば局所的な乱流又は流れ不安定を生じることによって液体ノイズを導入する鋭い屈曲、凹凸又は不要な障害物を有していない。基準チャネル158の全長と、測定チャネル159と測定ブランチ163,164又は165のうちの1つとを合わせた全長とは、等しくてよいか、他の実施例では異なっていてよい。
基準チャネル158は基準プローブ174内で終わっている。同様に、測定ブランチ163,164及び165はそれぞれ測定プローブ175,176及び177内で終わっている。基準プローブ174は基準面178の上方に位置決めされている。測定プローブ175,176及び177は測定面179の上方に位置決めされている。フォトリソグラフィにおいては、測定面179はしばしば半導体ウェハ、又はウェハを支持するステージである。基準面178は平らな金属板であってよいが、この例に限定されない。液体供給部151によって噴射された液体は、基準プローブ174から放出され、基準面178に衝突する。同様に、液体供給部151によって噴射された液体は、3つの測定プローブ175,176又は177のうちの1つから放出され、測定面179に衝突する。全ての基準プローブ及び測定プローブは、液体が流出するボアが、加工されているウェハをカバーする浸漬液体194のプールよりも下方に浸漬されるように位置決めされている。スイッチング装置レバー162の位置が、いずれの測定プローブから液体が放出されるかを決定する。プローブ174,175,176及び177にはノズルが設けられている。例としてのノズルは、図3A〜図3Eを参照にして以下に説明される。上述のように、ノズルと、対応する測定面又は基準面との間の距離はスタンドオフと呼ばれる。
1つの実施形態では、基準プローブ174は基準面178の上方に既知の基準スタンドオフ180だけ離れて位置決めされている。測定プローブ175,176及び177は、測定面179の上方に未知の測定スタンドオフ181,182及び183だけ離れて位置決めされている。測定スタンドオフ181,182及び183は等しいか、測定面の微細構成が領域毎に変化する場合は等しくなくてよい。既知の基準スタンドオフ180は、最適なスタンドオフを表す所望の一定値に設定されている。このような配列により、使用されている測定プローブ175,176又は177の上流の背圧は、それぞれ未知の測定スタンドオフ181,182又は183との関数である;基準プローブ174の上流の背圧は、既知の基準スタンドオフ180の関数である。基準スタンドオフ180と、使用されている測定スタンドオフ181,182又は183とが等しい場合、構成は対称的であり、ブリッジは平衡されている。その結果、ブリッジチャネル190には液体流が通過しない。これに対して、基準スタンドオフ180と、使用されている測定ブランチに対応する測定スタンドオフ181,182又は183が異なる場合、基準チャネル158と、使用されている測定ブランチ163,164又は165との間の結果的な圧力差が、ブリッジチャネル190を通る液体流を惹起する。
液体質量流量センサ192はブリッジチャネル190に沿って、有利には中心点に配置されている。液体質量流量センサ192は、基準チャネル158と、使用されている測定ブランチ163,164又は165との間の圧力差によって惹起される液体流を検出する。これらの圧力差は、測定面179の垂直方向位置の変化の結果として生じる。対称的なブリッジの場合、基準スタンドオフ180と、使用されている測定ブランチに対応する測定スタンドオフ181,182又は183とが等しい場合、使用されている測定ブランチと基準チャネルとの間には圧力差が生じないので、液体質量流量センサ192は液体質量流量が生じていないことを検出する。基準スタンドオフ180と、使用されている測定ブランチに対応する測定スタンドオフ181,182又は183との差は、基準チャネル158と使用されている測定チャネル163,164又は165とにおける圧力差を生じる。非対称的な配列のためには適切なオフセットが導入される。
液体質量流量センサ192は、圧力差又は不均衡によって惹起された液体流を検出する。圧力差は液体流を生ぜしめ、この液体流の流量は、測定スタンドオフ181m182又は183の独特の関数である。換言すれば、液体ゲージ150への一定の流量を仮定すると、測定ブランチ163,164又は165と基準チャネル158とにおける液体圧力の差は、基準スタンドオフ180と、使用されている測定ブランチに対応する測定スタンドオフ181,182又は183との差の関数である。基準スタンドオフ180が既知のスタンドオフに設定されている場合、使用されている測定ブランチ163,164又は165と基準チャネル158とにおける液体圧力の差は、測定スタンドオフ(すなわち、測定面179と、使用されている測定プローブ175,176又は177との間のz方向での未知のスタンドオフ)の寸法の関数である。
液体質量流量センサ192は、ブリッジチャネル190を通るいずれかの方向での液体流を検出する。ブリッジの構成により、液体流は、基準チャネル158と使用されている測定ブランチ163,164又は165との間に圧力差が生じた場合にのみブリッジチャネル190を通過する。圧力不均衡が存在する場合、液体質量流量センサ192は、結果的な液体流を検出し、適切な制御機能を開始することができる。液体質量流量センサ192は、検出された流れを視覚ディスプレイ又は聴覚表示によって表示することができる。択一的に、液体質量流量センサの代わりに圧力差センサが使用されてよい。圧力差センサは、基準チャネルと測定ブランチとの間の圧力差を測定し、この圧力差は、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の関数である。
制御機能は、正確なギャップ差を計算することであってよい。別の実施形態では、制御機能は、測定スタンドオフ181,182又は183の寸法を増減させることであってよい。このことは、圧力差が十分にゼロに近くなるまで測定面を測定プローブに対して移動させることによって遂行され、ゼロの圧力差は、もはや測定面及び基準面178からのスタンドオフの差が存在しない場合に生じる。
択一的な実施形態において、液体流近接センサ150は、基準チャネルとして使用することができる多数の基準ブランチを有しているが、測定チャネルとして使用するための1つの測定ブランチのみを有している。これは、多数の測定ブランチを有しているが1つの基準ブランチしか有していない液体流近接センサ150とは逆の構成である。多数の基準ブランチを備えた液体流近接センサの設計は、本明細書の記載に基づき当業者によって決定されることができる。各基準ブランチの基準スタンドオフは、種々異なる高さに調節されることができる。基準スタンドオフが種々異なる高さに設定される場合には、測定スタンドオフは、所要の感度に応じて種々異なる高さに容易に調節されることもできる。このように、測定プローブと測定面との間に付加的な間隙が必要とされる場合には、測定プローブは容易に持ち上げられることができる。
図1Bは、本発明がナノメートル精度を達成することができるようにするために液体乱流及びその他の液体ノイズを低減する、本発明の少なくとも3つのエレメントを示している。これらのエレメント、すなわち液体質量流量制御装置153と、スナッバ155と、制限器166,167,168及び169とは全て本発明の実施形態において又は望まれる感度に応じてあらゆる組み合わせで使用されてよい。例えば、用途が極めて正確な感度を要求する場合、全てのエレメントが使用される。択一的に、用途が必要とする感度がより低い場合には、おそらくスナッバ155のみが必要とされ、多孔質制限器166,167,168及び169はオリフィスと置換される。その結果、本発明は、特定用途の要求を費用対効果高く満たすために柔軟なアプローチを提供する。
図1Cは、本発明の実施形態による、浸漬液体供給システムに接続された液体流近接センサの基準プローブ及び測定プローブの図を示している。測定プローブ128及び基準プローブ130は浸漬液体144に沈められている。浸漬チャンバ143は、測定面132及び基準面134の周囲に浸漬液体144を含むためのチャンバを提供している。浸漬液体供給部146は、1つ又は2つ以上の進入箇所を介して浸漬チャンバ143への浸漬液体の流れを提供する。同様に、浸漬液体ポンプ148は、1つ又は2つ以上の進入箇所を介して浸漬チャンバ143から浸漬液体を除去する。測定面132の周囲の浸漬液体144の一定の温度及び容積を維持するために、制御センサ及び制御回路が使用される。
1.流れ制限器
本発明の1つの実施形態に従い、また液体流近接センサ100を例にとると、測定チャネル116及び基準チャネル118は制限器120,122を有している。各制限器120,122は、それぞれの測定チャネル116及び基準チャネル118を進む液体流を制限する。測定チャネル制限器120は、接合部114と接合部124との間において測定チャネル116内に配置されている。同様に、基準チャネル制限器122は接合部114と接合部126との間において基準チャネル118内に配置されている。1つの例において、接合部114から測定チャネル制限器120までの距離と、接合部114から基準チャネル制限器122までの距離とは等しい。別の実施例では、この距離は等しくない。センサが対称的であるという固有の要求はないが、センサは、幾何学的に対称的であるならばより容易に使用することができる。
本発明の別の特徴によれば、各制限器120,122は、ポリエチレン又は焼結ステンレス鋼等の多孔質材料から成っている。図2は、多孔質材料21を有する制限器120の断面図を提供しており、この多孔質材料を液体流200が通過する。測定チャネル制限器120と基準チャネル制限器122とは実質的に同じ寸法及び透過特性を有している。制限器の長さは通常2mm〜15mmであるが、これらの長さに限定されない。測定チャネル制限器120及び基準チャネル制限器122は、チャネル116,118の断面に亘って均一に液体流を制限する。液体流近接センサ150内において、これらの利点を達成するために、前記特性を備えた多孔質制限器166,167,168及び169も使用される。
制限器は2つの主要な機能を果たす。第1に、制限器は、液体流近接センサ100に存在する圧力及び流れの乱れ、最も著しくは液体質量流量制御装置106又は音響ピックアップの源部によって生ぜしめられる乱れを軽減する。第2に、制限器は、ブリッジ内の所要の抵抗エレメントとして働く。
液体流近接センサの典型的な実施形態が示された。本発明はこの例に限定されない。この例は本明細書に限定ではなく例としてのみ示されている。(本明細書に記載された実施例の均等物、延長、変更、逸脱等を含む)択一例は、本明細書に含まれた説明に基づき当業者に明らかとなるであろう。このような択一例は本発明の範囲及び思想に含まれる。
2.スナッバ
本発明の1つの実施例によれば、液体流近接センサ100を例にとって説明すると、チャネル112はスナッバ110を有している。制限器の動作と同様に、スナッバ110は、液体供給部102によって導入される液体乱流を低減し、液体質量流量センサを、液体流近接センサの上流部における音響ピックアップから隔離する。スナッバ110は、アキュムレータ108と接合部114との間においてチャネル112内に配置されている。本発明の別の特徴によれば、スナッバ110は、ポリエチレン又は焼結ステンレス鋼等の多孔質材料から成っている。液体流近接センサ150において使用されるスナッバ155は、スナッバ110と同じ特性を有しており、同じ利益を達成するために使用される。
3.ノズル
液体流近接センサ100では、特定の用途に応じて基準プローブ130及び測定プローブ128として種々異なるタイプのノズルが使用されてよい。同様に、基準プローブ174及び測定プローブ181,182及び183のために液体流近接センサ150において、種々異なるタイプのノズルが使用されてよい。ノズルタイプの選択は特に、必要とされる設置面積(測定面積)に依存する。
液体流近接センサノズル300の基本的構成は、図3Aに示したように、測定面の表面に対して平行な平らな端面を特徴とする。ノズルのジオメトリは、ゲージスタンドオフhと、内径dとによって決定される。概して、ノズル外径Dへのノズル圧力降下の依存は、Dが十分に大きいならば弱い。
図3B及び3Cは、本発明の実施形態による、基準プローブ又は測定プローブとして使用されるノズル310を示している。ノズル310は、前面312と、液体ボア前側開口314と、液体ボア後側開口315とを有している。
ノズル310は、測定チャネル116及び基準チャネル118に取り付けられている。1つの実施形態では、測定プローブ128及び基準プローブ130として2つの同じノズル310が働く。原理的には、ノズルは同じである必要はない。ノズル310は測定チャネル116に取り付けられている。前面312は測定面132に対して平行であることが望ましい。測定チャネル116を通る液体は、液体ボア後側開口315を通ってノズル310に進入し、液体ボア前側開口314を通って流出する。同様に、ノズル310は基準チャネル118に取り付けられている。前面312は基準面134に対して平行である。基準チャネル118を通る液体は、液体ボア後側開口315を通ってノズル310に進入し、液体ボア前側開口314を通って流出する。液体ボア前側開口314の直径は、特定の用途に応じて異なっていてよい。1つの実施例では、液体ボア前側開口314の内径は、約0.5〜2.5mmである。
図3D及び3Eは、本発明の実施形態による、基準プローブ及び測定プローブとして使用されるシャワーヘッド形ノズル350を示している。シャワーヘッド形ノズル350は、前面355と、複数の液体ボア前側開口360と、液体ボア後側開口365とを有している。複数の液体ボア前側開口は、圧力を、ノズル310よりも測定面132のより広い領域に亘って分配する。シャワーヘッド形ノズルは、主に、近接測定をより広い空間領域に亘って均一に組み込むために空間的分解能を低下させるために使用される。択一的なアプローチは、多孔質フィルタを含むノズルを使用することである。
シャワーヘッド形ノズル350は、測定チャネル116及び基準チャネル118に取り付けられている。1つの実施形態において、2つの同じシャワーヘッド形ノズル350が、測定プローブ128及び基準プローブ130として働く。原理的に、ノズルは同じである必要はない。シャワーヘッド形ノズル350は測定チャネル116に取り付けられている。前面355は測定面132に対して平行である。測定チャネル116を通る液体は、液体ボア後側開口365を通ってシャワーヘッド形ノズル350に進入し、複数の液体ボア前側開口360を通って流出する。同様に、シャワーヘッド形ノズル350は基準チャネル118に取り付けられている。前面355は基準面134に対して平行である。基準チャネル122を通る液体は、液体ボア後側開口365を通ってシャワーヘッド形ノズル350に進入し、複数の液体ボア前側開口360を通って流出する。ノズルの使用は、説明しやすくするために、液体流近接センサ100に関して説明されている。各ノズルタイプは、液体流近接センサ150と共に使用されてもよく、その場合ノズルは、各測定ブランチプローブ及び基準チャネルプローブに取り付けられる。
種々異なる形式のノズルの典型的な実施形態が説明された。本発明はこれらの実施例に限定されない。実施例は本明細書に限定ではなく例として示されている。択一例(本明細書に記載された実施例の均等物、延長、変更、逸脱等を含む)は、本明細書に含まれた説明に基づき当業者に明らかとなるであろう。このような択一例は本発明の範囲及び思想に含まれる。
B.方法
図4に示されたプロセスは、微小な距離を検出しかつ制御動作を行うために液体流を使用するための方法400を示している(ステップ410〜470)。便宜上、この方法400は液体流近接センサ100に関して説明される。しかしながら、方法400は、必ずしもセンサ100の構造によって限定されることはなく、液体流近接センサ150又は、異なる構造を備えたセンサを用いて実施されることができる。
プロセスはステップ410において開始する。ステップ410において、オペレータ又は機械的装置が基準プローブを基準面の上方に配置する。例えば、オペレータ又は機械的な装置は、既知の基準スタンドオフ142を置いて基準プローブ130を基準面134の上方に配置する。択一的に、基準スタンドオフはセンサアセンブリ内に、すなわちセンサアセンブリの内部に配置されることができる。基準スタンドオフは特定の値に予め調節されており、この値は、一定に維持される。ステップ420において、オペレータ又は機械的装置は測定プローブを測定面の上方に配置する。例えば、オペレータ又は機械的装置は、測定ギャップ140を形成するように測定プローブ128を測定面132の上方に配置する。
ステップ430において、液体がセンサ内へ噴射される。例えば、測定液体は、一定の液体質量流量で液体流近接センサ100内へ噴射される。ステップ440において、センサ内への一定の液体流量が維持される。例えば、質量流量制御装置106が一定の液体流量を維持する。ステップ450において、液体流が測定チャネルと基準チャネルとの間で分配される。例えば、液体流近接センサ100は、測定液体の流れを測定チャネル116と基準チャネル118との間で均一に分配させる。
ステップ460において、測定チャネル及び基準チャネル内の液体流は、チャネルの断面積に亘って均一に制限される。測定チャネル制限器120及び基準チャネル制限器122は、液体の流れを制限し、液体ノイズを低減し、液体流近接センサ100における抵抗エレメントとして働く。
ステップ470において、液体は基準プローブ及び測定プローブから放出される。例えば、液体流近接センサ100は、液体を測定プローブ128及び基準プローブ130から流出させる。ステップ480において、液体の流れは、基準チャネルと測定チャネルとを接続したブリッジチャネルを介して監視される。ステップ490において、基準チャネルと測定チャネルとの圧力差に基づき制御動作が行われる。例えば、液体質量流量センサ138は、測定チャネル116と基準チャネル118との液体質量流量を監視する。液体質量流量に基づき、液体質量流量センサ138は制御動作を開始する。このような制御動作は、検出された液体質量流量の表示を提供するか、検出された質量流量を示すメッセージを送信するか、又は液体質量流量が生じていないこと又は液体質量流量の一定の基準値が検出されるまで基準面に対する測定面の位置を再配置するためのサーボ制御動作を開始することを含む。
前記方法は、液体流近接センサ150等の、多数の測定ブランチを有するセンサと共に使用するのに適している。液体流近接センサ150が使用される場合、1つの測定ブランチの使用から別の測定ブランチへ切り替えることを含む付加的なステップが組み込まれる。
液体流近接センサ150の使用は、測定面の微細構成のマッピングをさらに容易にすることもできる。このマッピングは、上記方法において説明された原理によって遂行され、この場合、微細構成の測定は測定ブランチの内の1つを使用して工作物面の特定の領域において行われる。微細構成マッピングが異なる領域において望まれるならば、異なる領域の微細構成をマッピングするために液体の流れは異なる測定ブランチへ切り替えられる。測定面を移動させる能力に存在する制限により、多数のブランチを備えた近接センサは、幾つかの例においては、1つの測定チャネルのみを備えた近接センサよりも容易に測定面の微細構成をマッピングするために使用することができる。
例えば、1つの実施形態において、微細構成をマッピングするための方法は、液体流近接センサ150等の近接センサ内に液体を噴射し、測定ブランチの内の1つを使用して一連の測定を行うことによって測定面の一領域の微細構成を測定することを含む。特定の測定ブランチによってマッピングされることができる領域のマッピングが完了すると、近接センサは異なる測定ブランチに切り替えられ、その測定ブランチによって達せられる領域のためのマッピングプロセスを繰り返す。微細構成マッピングが望まれている面が完了するまでプロセスは繰り返される。測定面は、微細構成マッピングが望まれている半導体ウェハ又はその他の測定面であってよい。
本明細書における説明から当業者に知られる上記ステップへの付加的なステップ又は改良も本発明に含まれる。
本発明は、図1〜図4に関して液体に関して説明された。1つの実施形態では液体は水である。本発明は水の使用に限定されない。使用するための特定の液体の選択は、浸漬リソグラフィプロセスの一部としてウェハが沈められる液体に基づくであろう。多くの場合には、液体流近接センサにおいて使用される液体は、浸漬リソグラフィプロセスのために使用される液体と同じであるが、常にそうであるわけではないであろう。
C.結論
以上のように本発明の様々な実施形態を説明したが、これらの実施形態は、限定としてではなく例として示されたことを理解すべきである。本発明の思想及び範囲から逸脱することなく形式及び詳細における様々な変更を行うことができることは、当業者に明らかとなるであろう。
本発明は、発明の規定の機能及び関係の性能を示す方法ステップの助けにより上に説明された。これらの方法ステップの境界は、説明の便宜のために本明細書において任意に規定された。発明の規定の機能及び関係が適切に実施される限り、択一的な境界を規定することができる。あらゆるこのような択一的な境界は、従って、請求項に記載された発明の範囲及び思想に含まれる。つまり、本発明の広さ及び範囲は、前記の典型的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、添付の請求項及びその均等物のみに基づき定義されるべきである。
本発明の実施形態による液体流近接センサの図である。
本発明の実施形態による、複数の測定ブランチを備えた液体流近接センサの図である。
本発明の実施形態による、浸漬液体供給システムに接続された液体流近接センサの基準プローブ及び測定プローブを示す図である。
本発明の実施形態による、制限器の断面図を提供する図である。
ノズルの基本特性を示す図である。
本発明の実施形態による、基準プローブ又は測定プローブにおいて使用されるノズルの斜視図を示す図である。
本発明の実施形態による、図3Bに示されたノズルの断面図を示す図である。
本発明の実施形態による、基準プローブ又は測定プローブにおいて使用されるシャワーヘッド形ノズルの斜視図を示す図である。
本発明の実施形態による、図3Dに示されたノズルの断面図を示す図である。
本発明の実施形態による、極めて小さな距離を検出しかつ制御動作を行うための、液体流近接センサを使用するための方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 液体流近接センサ、 102 液体供給部、 106 液体質量流量制御装置、 110 多孔質スナッバ、 112 中央チャネル、 114 接合点、 116 測定チャネル、 118 基準チャネル、 120 測定チャネル制限器、 122 基準チャネル制限器、 128 測定プローブ、 130 基準プローブ、 132 測定面、 134 基準面、 136 ブリッジチャネル、 138 質量流量センサ、 140 測定スタンドオフ、 142 基準スタンドオフ、 150 液体流近接センサ、 151 液体供給部、 153 液体質量流量制御装置、 154 アキュムレータ、 155 多孔質スナッバ、 156 中央チャネル、 157 接合部、 158 基準チャネル、 159 測定チャネル、 160 測定チャネルスイッチング装置、 161 ブリッジチャネルスイッチング装置、 162 スイッチング装置レバー、 163,164,165 測定ブランチ、 166 基準チャネル制限器、 167,168,169 測定ブランチ制御器、 171,172,173 接合部、 174 基準プローブ、 175,176,177 測定プローブ、 178 基準面、 179 測定面、 180 基準スタンドオフ、 181,182,183 測定スタンドオフ、 190 ブリッジチャネル、 192 質量流量センサ、 350 シャワーヘッド形ノズル、 355 前面、 360 液体ボア前側開口、 365 液体ボア後側開口

Claims (47)

  1. 基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサにおいて、
    液体流近接センサに送入された液体を基準チャネルと測定チャネルとに分割する接合部が設けられており、
    基準チャネルに沿って配置された第1の多孔質流れ制限器が設けられており、該第1の多孔質流れ制限器が、基準チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    測定チャネルに沿って配置された第2の多孔質流れ制限器が設けられており、該第2の多孔質流れ制限器が、測定チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    基準チャネルの端部に基準プローブが設けられており、液体が、基準プローブを通って基準チャネルから流出し、基準スタンドオフを横切り、基準面に衝突し、
    測定チャネルの端部に測定プローブが設けられており、液体が、測定プローブを通って測定チャネルから流出し、測定スタンドオフを横切り、測定面に衝突し、
    基準チャネルと測定チャネルとの間の液体質量流量を検出するために基準チャネルと測定チャネルとの間に接続された液体質量流量センサが設けられており、基準面と測定面との間のスタンドオフの差が高い感度で検出されることができることを特徴とする、基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサ。
  2. 液体の一定の液体質量流量を排出するために前記接合部の前に配置された液体質量流量制御装置が設けられている、請求項1記載のセンサ。
  3. 液体乱流を低減するために前記液体質量流量制御装置の後に配置されたスナッバが設けられている、請求項2記載のセンサ。
  4. 液体の一定の液体質量流量を提供するために前記接合部の前に配置された圧力レギュレータが設けられている、請求項1記載のセンサ。
  5. 前記接合部の前に配置されたスナッバが設けられている、請求項1記載のセンサ。
  6. 前記第1及び第2の多孔質流れ制限器が、それぞれ第1及び第2の多孔質材料から形成されており、該第1及び第2の多孔質材料が、実質的に同じ透過性特性を有している、請求項1記載のセンサ。
  7. 前記第1の多孔質材料と前記第2の多孔質材料とが同じでありかつポリエチレンを含む、請求項6記載のセンサ。
  8. 前記第1の多孔質材料と前記第2の多孔質材料とが同じでありかつ焼結ステンレス鋼を含む、請求項6記載のセンサ。
  9. 前記第1及び第2の多孔質流れ制限器がそれぞれ、約2〜15mmの長さを有している、請求項1記載のセンサ。
  10. 前記基準プローブと前記測定プローブとがそれぞれ1つ又は2つ以上の液体ボアを含む、請求項1記載のセンサ。
  11. 前記基準プローブと前記測定プローブとそれぞれの液体ボアとが、基準面及び測定面に対して垂直な方向に延びている、請求項10記載のセンサ。
  12. 前記基準プローブと前記測定プローブとがそれぞれ、約0.5mm〜2.5mmの内径を有する1つの液体ボアを含む、請求項1記載のセンサ。
  13. 前記基準プローブ及び前記測定プローブがそれぞれノズルを含む、請求項1記載のセンサ。
  14. 前記基準プローブと前記測定プローブとがそれぞれシャワーヘッド形ノズルを含む、請求項1記載のセンサ。
  15. 前記液体質量流量センサによって検出された液体質量流が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差をナノメートル範囲で示している、請求項1記載のセンサ。
  16. 基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサにおいて、
    液体流近接センサに送入された液体を基準チャネルと測定チャネルとに分岐する接合部が設けられており、
    測定チャネルと複数の測定ブランチとに接続された第1のスイッチング装置が設けられており、該第1のスイッチング装置が、一度に液体を1つの測定ブランチへ通流させ、液体の流れを1つの測定ブランチから別の測定ブランチへ切り替えるために使用されることができ、
    基準チャネルに沿って配置された第1の多孔質流れ制限器が設けられており、該第1の多孔質流れ制限器が、基準チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    前記複数の測定ブランチに沿って配置された複数の測定ブランチ多孔質流れ制限器が設けられており、各測定ブランチ多孔質流れ制限器が、個々の測定ブランチを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    基準チャネルの端部に基準プローブが設けられており、液体が、基準プローブを通って基準チャネルから流出し、基準スタンドオフを横切り、基準面に衝突し、
    複数の測定プローブが設けられており、それぞれの測定ブランチの端部に1つの測定プローブが配置されており、液体が、測定プローブを通って測定ブランチから流出し、測定スタンドオフを横切り、測定面に衝突し、
    ブリッジチャネルと複数の測定ブランチとに接続された第2のスイッチング装置が設けられており、該第2のスイッチング装置が、一度に液体を1つの測定ブランチへ通流させ、液体の流れを1つの測定ブランチから別の測定ブランチへ切り替えるために使用されることができ、
    基準チャネルと前記第2のスイッチング装置との間の液体流量を検出するために、基準チャネルと前記第2のスイッチング装置との間に接続された液体質量流量センサが設けられており、基準面と測定面との間のスタンドオフの差が高い感度で検出されることができることを特徴とする、基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサ。
  17. 液体の一定の液体質量流量を排出するために前記接合部の前に配置された液体質量流量制御装置が設けられている、請求項16記載のセンサ。
  18. 液体乱流を低減するために前記液体質量流量制御装置の後に配置されたスナッバが設けられている、請求項17記載のセンサ。
  19. 液体の一定の液体質量流量を排出するために前記接合部の前に圧力レギュレータが設けられている、請求項16記載のセンサ。
  20. 前記接合部の前に配置されたスナッバが設けられている、請求項16記載のセンサ。
  21. 前記第1の多孔質流れ制限器と、前記測定ブランチ多孔質流れ制限器のそれぞれが、多孔質材料から形成されており、該多孔質材料が実質的に同じ透過性特性を有している、請求項16記載のセンサ。
  22. 前記第1の多孔質流れ制限器と、前記それぞれの測定ブランチ流れ制限器とのための前記多孔質材料が、同じでありかつポリエチレンを含む、請求項21記載のセンサ。
  23. 前記第1の多孔質流れ制限器と、前記それぞれの測定ブランチ多孔質流れ制限器のための前記多孔質材料が、同じでありかつ焼結ステンレス鋼を含む、請求項21記載のセンサ。
  24. 前記基準プローブと、前記複数の測定プローブのそれぞれが、ノズルを含む、請求項16記載のセンサ。
  25. 前記基準プローブと、前記複数の測定プローブのそれぞれとが、シャワーヘッド形ノズルを含む、請求項16記載のセンサ。
  26. 前記液体質量流量センサによって検出される液体質量流量が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差をナノメートル範囲で示している、請求項16記載のセンサ。
  27. 基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサにおいて、
    液体流近接センサ内へ送入された液体を基準チャネル及び測定チャネル内へ分割する接合部が設けられており、
    基準チャネルと複数の基準ブランチとに接続された第1のスイッチング装置が設けられており、前記第1のスイッチング装置が慣れを一度に1つの基準ブランチへ流れさせかつ、液体流を1つの基準ブランチから別の基準ブランチへ切り替えるために使用されることができ、
    測定チャネルに沿って配置された第1の多孔質流れ制限器が設けられており、該第1の多孔質流れ制限器が、測定チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    前記複数の基準ブランチに沿って配置された複数の基準ブランチ多孔質流れ制限器が設けられており、各基準ブランチ多孔質流れ制限器が、個々の基準ブランチを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    測定チャネルの端部に測定プローブが設けられており、これにより、液体は測定プローブを通って測定チャネルから流出し、測定スタンドオフを横切り、測定面に衝突し、
    複数の基準プローブが設けられており、この場合、基準プローブが各基準ブランチの端部に配置されており、これにより、液体が基準プローブを取って基準ブランチから流出し、基準スタンドオフを横切り、基準面に衝突し、
    ブリッジチャネル及び複数の基準ブランチに接続された第2のスイッチング装置が設けられており、該第2のスイッチング装置が、液体を一度に1つの基準ブランチに流れさせかつ、液体流を1つの基準ブランチから別の基準ブランチへ切り替えるために使用されることができ、
    測定チャネルと前記第2のスイッチング装置との間の液体流を検出するために、測定チャネルと前記第2のスイッチング装置との間に接続された液体質量流量センサが設けられており、基準面と測定面との間のスタンドオフの差が高い感度で検出されることができることを特徴とする、基準面スタンドオフと測定面スタンドオフとの差を検出するための液体流近接センサ。
  28. 液体の一定の液体質量流量を排出するために前記接合部の前に配置された液体質量流量制御装置が設けられている、請求項27記載のセンサ。
  29. 液体乱流を低減するために前記液体質量流量制御装置の後に配置されたスナッバが設けられている、請求項28記載のセンサ。
  30. 液体の一定の液体質量流量を排出するために前記接合部の前に配置された圧力レギュレータが設けられている、請求項27記載のセンサ。
  31. 前記接合部の前に配置されたスナッバが設けられている、請求項27記載のセンサ。
  32. 前記第1の多孔質流れ制限器と、前記測定ブランチ多孔質流れ制限器のそれぞれとが、多孔質材料から形成されており、前記多孔質材料が実質的に同じ透過特性を有している、請求項27記載のセンサ。
  33. 液体流近接センサにおいて使用するためのブリッジにおいて、
    液体流を受け取りかつ該液体流を基準チャネルと測定チャネルとに分割する接合部が設けられており、
    基準チャネルに沿って配置された第1の多孔質流れ制限器が設けられており、該第1の多孔質流れ制限器が、基準チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっており、
    測定チャネルに沿って配置された第2の多孔質流れ制限器が設けられており、該第2の多孔質流れ制限器が、測定チャネルを通る液体流を均一に制限するようになっていることを特徴とする、液体流近接センサにおいて使用するためのブリッジ。
  34. 基準スタンドオフと測定スタンドオフとの差を検出するための方法において、
    (a)液体の流れを測定チャネルと基準チャネルとに分配し、
    (b)測定チャネル及び基準チャネルの横断面に亘って実質的に均一に液体の流れを制限し、
    (c)基準面及び測定面にそれぞれ衝突するように、液体を基準チャネル及び測定チャネルからノズルを介して排出し、
    (d)基準チャネルと測定チャネルとを接続したブリッジチャネルにおいて液体質量流量を検出するステップを含んでおり、該液体質量流量が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表していることを特徴とする、基準スタンドオフと測定スタンドオフとの差を検出するための方法。
  35. 前記ステップ(d)が、基準チャネルと測定チャネルとを接続したブリッジチャネルにおける液体質量流量を監視するステップを含んでおり、該液体質量流量が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表している、請求項34記載の方法。
  36. 前記ステップ(d)が、基準チャネルと測定チャネルとの液体圧力差を監視するステップを含んでおり、該液体圧力差が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表している、請求項34記載の方法。
  37. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項34記載の方法。
  38. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項35記載の方法。
  39. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項36記載の方法。
  40. 基準スタンドオフと測定スタンドオフとの差を検出する方法において、
    (a)測定チャネルと基準チャネルとに液体の流れを分配し、
    (b)液体の流れを複数の測定ブランチの間で切り替え、液体の流れが一度に1つの測定ブランチを流過し、
    (c)測定ブランチ及び基準チャネルの横断面に亘って実質的に均一に液体の流れを制限し、
    (d)基準面と測定面とにそれぞれ衝突するように、液体を基準チャネル及び測定チャネルからノズルを介して排出し、
    (e)基準チャネルと測定チャネルとを接続したブリッジチャネルにおける液体質量流量を検出するステップを含んでおり、該液体質量流量が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表していることを特徴とする、基準スタンドオフと測定スタンドオフとの差を検出する方法。
  41. 前記ステップ(e)が、基準チャネルと測定ブランチとを接続したブリッジチャネルにおける液体質量流量を監視するステップを含んでおり、該液体質量流量が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表している、請求項40記載の方法。
  42. 前記ステップ(e)が、基準チャネルと測定ブランチとにおける液体圧力差を監視するステップを含んでおり、該液体圧力差が、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の大きさを表している、請求項40記載の方法。
  43. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項40記載の方法。
  44. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項41記載の方法。
  45. さらに前記検出ステップに応答して制御動作を行うことを含む、請求項42記載の方法。
  46. 測定面の微細構成をマッピングする方法において、
    (a)液体の流れを、多数の測定ブランチを有する液体流近接センサ内に送入し、
    (b)測定ブランチを使用して測定面の領域の微細構成をマッピングし、
    (c)測定面の一領域の前記マッピングが完了した場合、液体の流れを前記測定ブランチから別の測定ブランチへ切り替え、
    (d)微細構成マッピングが望まれる測定面の全ての領域がマッピングされるまでステップ(a)からステップ(c)までを繰り返すことを特徴とする、測定面の微細構成をマッピングする方法。
  47. 前記測定面が半導体ウェハである、請求項46記載の方法。
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