JP4695061B2 - 圧力センサ - Google Patents

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    • G01B13/00Measuring arrangements characterised by the use of fluids
    • G01B13/12Measuring arrangements characterised by the use of fluids for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures

Description

[0001] 本発明は、少なくとも1つの測定開口部を有し、かつ前記少なくとも1つの測定開口部の圧力を示す測定を行うように配された少なくとも1つのディテクタを備えているセンサチャネルシステム、を備える圧力センサに関する。
[0002] 多くの自動製造プロセスでは、製造ツールと、製品または加工中の材料表面との間の距離を感知する必要がある。半導体リソグラフィなどの状況では、ナノメートルに近い精度で当該距離を測定しなければならない場合がある。
[0003] このような精度の近接センサ(proximity sensor)の作成に関連する課題は、特にフォトリソグラフィシステムの関連において、重要である。フォトリソグラフィシステムの関連において、非侵入性(non-intrusive)であること、かつ非常に短い距離を正確に検出できる能力を有することに加えて、近接センサは、汚染物を導入したり、またワーク表面(一般的には半導体ウェーハ)に接触したりはできない。いずれかの状況が生じると、半導体の品質を著しく劣化するかもしくは損なう可能性がある。
[0004] 非常に短い距離を測定するためには、様々なタイプの近接センサが利用可能である。近接センサの例としては、キャパシタンスゲージと光学ゲージがある。これらの近接センサは、フォトリソグラフィシステムで使われた場合、ウェーハ上に堆積した材料の物理的性質がこれらのデバイスの精度に影響を与え得るという、重大な欠点がある。例えば、電荷の集中に依存するキャパシタンスゲージは、1種類の材料(例えば金属)が集中している場所において誤った近接読取をもたらし得る。ヒ化ガリウム(GaAs)やリン化インジウム(InP)などの非導電性かつ/または感光性材料からなるエキゾチックウェーハ(exotic wafer)が使用される場合に、別の種類の問題が生じる。これらの場合、キャパシタンスや光学ゲージは誤った結果もたらし得る。
[0005] Andrew Baradaに1990年9月4日に発行されたAir Gauge Sensorという名称の米国特許第4,953,388号(「'388特許」)と、Michel Deschapeに1985年11月5日に発行されたPneumatic Gauging Circuitという名称の米国特許第4,550,592号(「'592特許」)は、エアゲージセンサ(air gauge sensor)を使用する近接センシングの別のアプローチを開示している。米国特許第4,953,388号および第4,550,592号は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている。これらのセンサは、基準ノズルと測定ノズルを用いて、基準面と測定面に空気フローを放出し、センサ内の背圧差を測定することによって、測定ノズルと測定面との間の距離を測定する。
[0006] さらに、空気ゲージング(pneumatic gauging)の原理は、Burrows, V.R., The Principles and Applications of Pneumatic Gauging, FWP Journal, Oct. 1976, pp. 31-42(これは参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている)で論じられている。エアゲージセンサは、電荷の集中、またはウェーハ表面の電気的、光学的またはその他の物理的性質の影響を受けやすくはない。しかしながら、現在の半導体製造では、ナノメートルレベルの高精度で近接を測定する必要がある。しかし、初期のバージョンのエアゲージセンサは、現代のリソグラフィの精度要件を満たさない場合が多い。
[0007] エアゲージ近接センサ(air gauge proximity sensor)は、表面の近くのノズルの背圧の変化は表面までの距離の変化に比例して設定することができるという原理に基づいて作動する。このプロセスは、デバイスに加圧空気を供給し、その後、当該空気をノズルから測定対象の表面に対して吹きつけることを含む。
[0008] マイクロリソグラフィで使われるレジストは、大気環境に対して敏感である。多くの場合、レジストを適正な化学状態に維持するために、空気を特別に調節する必要がある。さらに、ステージを制御するために使われるセンシングシステム(多くの場合は干渉計)は、当該センシングシステムがその中で作動するところの空気の容量および温度に対して非常に敏感でもあり得る。複合空調用品が、マイクロリソグラフィ機器内部の上記のニーズを満たすために開発されている。様々な波長は様々な化学基準も必要とし、当該化学基準は、センサのインフラストラクチャーの改変を必要とする場合もあり得る。
[0009] ガスゲージ近接センサ(gas gauge proximity sensor)の内部で使用されるガスは、化学システムまたはセンシングシステムと干渉しないように、慎重に調節しなければならない。ガスの化学的性質および熱的性質を維持することは困難であり得る。同様の配慮と操作上の課題が、液浸リソグラフィシステム内で使用される近接センサに影響を与える。
[0010] ガスゲージまたは液体フロー近接センサ(liquid flow proximity sensor)の内部で使用されるガスまたは液体の化学的性質および熱的性質の維持に関連する課題を減少させるためのシステムと方法が必要である。
[0011] 本発明は、請求項1に記載の圧力センサを提供する。既存の近接センサとは異なり、請求項1に記載の圧力センサは、測定すべき環境に流体を導入せず、1つ以上の測定開口部を介して前記環境から流体を抽出する。環境の中に流体は一切導入されないので、複雑な制御手段は不要である。請求項1に記載の圧力センサは、前記少なくとも1つの測定開口部の圧力を示す測定を行うように配されたディテクタを備える。測定開口部を越えかつ圧力センサの環境の中の圧力の変動は、ディテクタによって感知される下流での圧力変動をもたらす。
[0012] 本発明の多様な実施形態の構造および実施のみならず、本発明の他の実施形態、特徴および効果については、添付の図面を参照に、以下に詳細を記載する。
[0013] 本発明は、添付の図面を参照に説明される。図面中、同様の符号は同一または機能的に同様のエレメントを示す。
[0017] 本発明は、ここにおいて特定の適用のための実例となる実施形態に関して記載されているが、当然のことながら、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。ここで供与している教示にアクセスする当業者は、その範囲内における追加の変更、適用および実施形態、ならびに本発明が非常に役に立つであろう追加の分野を認めるであろう。
[0018] Gajdeczko等によって2002年12月19日に出願されたHigh Resolution Gas Gauge Proximity Sensorという名称の同時係属、共同所有(co-pending, commonly owned)の米国特許出願番号第10/322,768号(「'768特許出願」)は、初期のエアゲージ近接センサの精度制限のいつかを克服する高精度ガスゲージ近接センサについて記載している。ガスフローの乱流を減らし、これによって精度を高めるために、多孔性スナバを導入することによって、精度制限を克服している。’768特許出願(参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている)は、高精度を提供するガスゲージ近接センサについて記載している。
[0019] 同様に、Violette, Kevinによって2003年10月14日に出願されたLiquid Flow Proximity Sensor for Use in Immersion Lithographyという名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第10/683,271号(「'271特許出願」)は、液浸リソグラフィアプリケーションにおいて高精度を提供する高精度液浸リソグラフィ近接センサについて記載している。'271特許出願は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている。
[0020] Joseph Lyonsによって2003年8月25日に出願されたHigh Resolution Gas Gauge Proximity Sensorという名称の、同時係属、共同所有の米国特許出願番号第10/646,720号('720特許出願)は、さらに精度を高め、かつ測定操作の間に測定面上の不感受性領域をなくすために、特殊ノズルが使用されている近接センサについて記載している。'720特許出願は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている。
[0021] 近接センサにおける不正確さの原因は、外部の妨害である。特に液浸リソグラフィに関しては、液体フロー近接センサが安定した流体のフローを用いる場合、このことが汚染と熱調節をもたらし得る。さらに、液浸リソグラフィに用いられる近接センサは、低周波外部音響干渉とセンサオフセットエラーに対して敏感であり得る。Galburt等によって2004年7月20日に出願されたFluid Gauge Proximity Sensor and Method of Operating Same Using a Modulated Fluid Flow という名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第10/894,028号(「'028特許出願」)は、上述の操作上の課題に取り組むために特定の周波数で変調できる変調済み一方向流体フローまたは交互流体フローのソースを含む流体フロー近接センサについて記載している。'028特許出願は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている。
[0022] 外部音響干渉も、ガスゲージ近接センサに影響を与え得る。Ebert等によって出願されたGas Gauge Proximity Sensor with a Modulated Gas Flowという名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第10/854,429号(「'429特許出願」)は、最小音響干渉エネルギーがその中にある変調周波数でガス流を変調するガスゲージ近接センサについて記載している。'429特許出願は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれている。
[0023] '768、'271、'720、'028、および'429特許出願に開示されたセンサは高精度を提供するが、この精度は、測定ノズルおよび基準ノズルの近くの局所的環境条件の変化によって影響を受け得る。ある状況では、これらのノズルは互いに非常に近くにある場合が多いとしても、環境条件のマイナーな差異がセンサの精度に影響を与え得る。Carter等によって出願されたHigh Resolution Gas Gauge Proximity Sensorという名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第10/833,249号(「'249特許出願」)は、測定ノズルおよび基準ノズルの全体にわたる環境差異を減らすチャンバを含むガスゲージ近接センサについて記載している。'249特許出願は、参照することによってその全体が本明細書に組み込まれている。
[0024] 同様の問題が、近接センサの測定チャネルから放出されたガスまたは液体の流れと交差するガスまたは液体のクロスフロー(cross flow)に関するものである。特に、例えばパージガスは、約毎秒数メートルの速度で局所的なクロスウィンド(cross wind))をもたらすことができる。クロスウィンドまたはクロスフローは、ゲージの不安定性とドリフトを生じ、近接センサ内の修正不能なエラーをもたらす。Herman Vogelによって2004年12月7日に出願されたProximity Sensor Nozzle Shroud with Flow Curtaiという名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第11/005,246号(「'246特許出願」)は、クロスウィンドへの影響を減らすためにノズルの周囲にシュラウドを含む近接センサについて記載している。'246特許出願は、参照することによってその全体が本明細書に組み込まれている。
[0025] 近接センサは非侵入性(non-intrusive)でなければならない。近接センサとワーク表面との接触は、当該ワーク表面を形成する半導体の品質を著しく劣化しまたは損ない得る。しかし、最高レベルの精度を確保するためには、測定ノズルをワーク表面の非常に近くに置かなければならない場合が多い。ある状況では、より高いレベルの精度が求められると、ウェーハステージまたはその他のワークプラットフォームの動きについては、近接センサをワーク表面に向かって動かしたり、ワーク表面から離れるように動かしたりすることが望ましい。このことが、近接センサヘッドがワーク基板に向かって上下に動かされた場合の、近接センサヘッドの機械的安定度に関係する別の不正確さの原因となる。センサヘッドを延ばした場合、センサヘッドはドリフトする可能性があり、これによって近接センサの精度が低下する。Peter Kocherspergerによって2004年12月20日に出願されたProximity Sensor with Self Compensation for Mechanism Instabilityという名称の同時係属、共同所有の米国特許出願番号第11/015,652号(「'652特許出願」)は、近接センサの精度に対する近接センサヘッドのドリフトの影響を減らすための自己補正機構を含む伸縮自在な近接センサを開示している。'652号出願は、参照することによってその全体が本明細書に組み込まれている。
[0026] 上記のとおり、ガスゲージ近接センサ内で使用されるガスは、化学システムまたはセンシングシステムと干渉しないように慎重に調節されなければならない。ガスの化学的性質および熱的性質を維持することは、難しい可能性がある。同様の配慮と操作上の課題が、液浸リソグラフィシステム内で使用される近接センサに影響を与える。このことが、近接センサ内のガスまたは液体の化学的性質および熱的性質の維持に関係する不正確さの別の原因となる。本発明は、この操作上の課題に対処するものである。
[0027] 公知のガスゲージ近接センサとの差異を示すため、図1は公知のガスゲージ近接センサ100の図を示している。ガスゲージ近接センサ100は、本発明を使用することによって改良できるとともに、本発明の範囲を制限することを意図したものではない、一つのタイプの近接センサである。ガスゲージ近接センサ100は、マスフローコントローラ106、中央チャネル112、測定チャネル116、基準チャネル118、測定チャネルリストリクタ120、基準チャネルリストリクタ122、測定プローブ128、基準プローブ130、ブリッジチャネル136、マスフローセンサ138を含んでいる。ガス供給部102は、ガスゲージ近接センサ100に所望の圧力のガスを注入する。
[0028] 中央チャネル112は、ガス供給部102をマスフローコントローラ106に接続して、接合点114で終端する。マスフローコントローラ106は、ガスゲージ近接センサ100内の一定した流量を維持する。ガスは、チャネル112に取り付けられたアキュムレータ108を用いて、マスフローコントローラ106から多孔性スナバ110を介して押し出される。スナバ110は、ガス供給部102から導入されたガス乱流を減らすものであり、その使用は任意である。スナバ110についてのより完全な説明は、‘249特許出願に記載されてある。ガスはスナバ110から出ると、中央チャネル112から接合点114へと移動する。中央チャネル112は接合点114で終端し、測定チャネル116と基準チャネル118とに分岐する。マスフローコントローラ106は、望ましくない空気圧ノイズを最小限に抑えるために、システム全体にわたって層状で非圧縮性の流体フローを提供するように、十分に低速度でガスを注入する。同様に、マスフローコントローラ106によって設定された層流特徴を維持するために、システムジオメトリは適切なサイズにすることができる。
[0029] ブリッジチャネル136は、測定チャネル116と基準チャネル118との間に連結される。ブリッジチャネル136は接合点124で測定チャネル116に接続する。ブリッジチャネル136は、接合点126で基準チャネル118に接続する。一例では、接合点114と接合点124の間の距離と、接合点114と接合点126の間の距離は等しい。
[0030] ガスゲージ近接センサ100のすべてのチャネルが、これらチャネルを通してガスが流れることを可能にしている。チャネル112、116、118、136は、導管(チューブ、パイプなど)、またはガスフローを含みかつセンサ100を通してガスフローを誘導できる他のタイプの構造体から構成することができる。チャネルは、例えば局所的乱流または流れの不安定さをもたらすことによって空気圧ノイズを生じ得る鋭角な曲げ、凹凸または不要な障害物を有しないことが好ましい。測定チャネル116の全長と基準チャネル118の全長を等しくすることができ、またはその他の例では等しくしないこともできる。
[0031] 基準チャネル118は基準ノズル130の中で終端する。同様に、測定チャネル116は測定ノズル128の中で終端する。基準ノズル130は、基準面134の上方に位置付けられる。測定ノズル128は、測定面132の上方に位置付けられる。フォトリソグラフィにおいては、測定面132は、半導体ウェーハ、ウェーハを支持するステージ、フラットパネルディスプレイ、プリントヘッド、マイクロデバイスまたはナノ流体デバイス(nanofluidic device)などである場合が多い。基準面134は金属平板であり得るが、この例に限定されない。ガス供給部102によって注入されたガスは、ノズル128、130のそれぞれから放出され、測定面132および基準面134に衝突する。上述のとおり、ノズルと対応する測定面または基準面との距離は、「スタンドオフ(standoff)」という。
[0032] 測定チャネルリストリクタ120および基準チャネルリストリクタ122は、チャネル内の乱流を減らす役割を果たし、かつ抵抗エレメントとして作用する。他の実施形態では、オリフィスなどの他のタイプの抵抗エレメントを用いることができる。しかしながら、オリフィスは乱流を減らすことはない。
[0033] 一実施形態では、基準ノズル130は、既知の基準スタンドオフ142だけ離れて固定基準面134の上方に位置付けられる。測定ノズル128は、未知の測定スタンドオフ140だけ離れて測定面132の上方に位置付けられる。既知の基準スタンドオフ142は、最適なスタンドオフを表す所望の一定値に設定される。このような配置において、測定ノズル128の上流の背圧は、未知の測定スタンドオフ140の関数であり、基準ノズル130の上流の背圧は、既知の基準スタンドオフ142の関数である。これらのスタンドオフ140および142が等しい場合、構造は対称であり、ブリッジは均衡が取れている。その結果、ブリッジチャネル136を通るガスフローは一切ない。一方、測定スタンドオフ140と基準スタンドオフ142が異なる場合、その結果としての測定チャネル116と基準チャネル118との間の差圧は、マスフローセンサ138を介してガスフローを誘導する。
[0034] マスフローセンサ138は、ブリッジチャネル136に沿って、好ましくはその中心位置に配される。マスフローセンサ136は、測定チャネル116と基準チャネル118との間の差圧によって誘導されるガスフローを感知する。これらの差圧は、測定面132の縦方向の位置決めの変化の結果として生じる。対称ブリッジについて、測定スタンドオフ140と基準スタンドオフ142が等しい場合には、両表面132、134に比べてノズル128,130の両方についてスタンドオフは同一である。マスフローセンサ138はマスフローをまったく検出しないことなる。なぜならば、測定チャネルと基準チャネルとの間に差圧がないからである。測定スタンドオフ140と 基準スタンドオフ142との差は、測定チャネル116と基準チャネル118との間の差圧をもたらす。非対称的配置については、適切なオフセットを導入できる。
[0035] マスフローセンサ138は、差圧または不均衡によって誘導されたガスフローを感知する。差圧はガスフローをもたらし、ガスフローの流量は、測定スタンドオフ140の固有の関数である。言い換えると、ガスゲージ100に一定の流量が流入すると仮定すると、測定チャネル116と基準チャネル118のガス圧の差は、両スタンドオフ140および142の大きさの差の関数である。基準スタンドオフ142が既知のスタンドオフに設定されている場合、測定チャネル116と基準チャネル118のガス圧の差は、測定スタンドオフ140(すなわち、測定面132と測定ノズル128との間の未知のスタンドオフ)のサイズの関数である。
[0036] マスフローセンサ138は、ブリッジチャネル136を通る両方向のガスフローを検出する。ブリッジの構成により、両チャネル116、118間で差圧が生じた時のみ、ブリッジチャネル136を通してガスフローが生じる。圧力の不均衡がある場合、マスフローセンサ138は、結果として生じるガスフローを検出し、かつ適切な制御機能を開始することができる。マスフローセンサ138は、視覚表示または音声表示によって、感知したフローを示すことができる。あるいは、マスフローセンサの代わりに、差圧センサを使用してもよい。差圧センサは、2つのチャネル間の圧力の差を測定し、この圧力の差は、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の関数である。
[0037] 近接センサ100は、本発明の恩恵を受け得るノズルを有するデバイスの一例として示されている。本発明は、近接センサ100のみでの使用に限定されるものとして意図されてはいない。むしろ本発明は、例えば'388特許および'592特許、ならびに'768、'271、'720、'028、'429、'249、'286、'652特許出願などの他のタイプの近接センサで使用することができる。
[0038] 図2は、本発明の一実施形態にかかる近接センサ(ガスゲージ近接センサともいう)200として使用される圧力センサの図である。既存の近接センサとは異なり、ガスゲージ近接センサ200は、バキュームを使って近接センサを通る従来のガスフローを反転させ、ガスが測定スタンドオフと基準スタンドオフをわたって測定ノズルと基準ノズルを介してその中に流れ込むようにする。さらに、近接センサ200は、リソグラフィ装置を含むがこれに限定されない様々なデバイスで使うことができる。例えば、近接センサ200は、リソグラフィ投影装置のレベリングシステムで使用することができる。このようなレベリングシステムは、作業面または基板を、リソグラフィ投影装置の投影レンズの焦点面へと持っていく。これを実施する際に、近接センサ200は、レベリングシステムの高さを調節するために、センサに対する作業面の近接を感知するために使用することができる。
[0039] ガスゲージ近接センサ200は、バキューム202、フロー制御デバイス204、中央チャネル212、測定チャネル216、基準チャネル218、測定プローブ228、基準プローブ230、ブリッジチャネル236、およびマスフローセンサ238を含む。バキューム202は、ガスゲージ近接センサ200を介して所望の圧力のガスを排気する。一実施形態では、バキューム202は約10ポンド/平方インチ(pound per square inch (psi))の圧力を維持する。望ましい圧力は、関連分野の当業者がここでの教示に基づいてわかるであろう、必要とされる精度と、材料の種類と、動作状態の関数となる。当業者は、バキューム202とフロー制御デバイス204が、センサチャネルシステムの中へ流れる流体フローを生じるように配されたフロー手段を形成することを理解するであろう。
[0040] システムの中にガスを注入するためにガス供給部102を使用する代わりに、ガスを排気するためにバキューム202を使用することによって、より良好な制御が提供され、測定プローブ228と基準プローブ230の近くの作業領域を取り囲む調整済み周囲ガスへとガス源を誘導しない。従って、一定の周囲ガス状態を確保することによって、近接センサの精度を高めることができる。チャネル216および218は、以下に詳細に説明するリストリクタ220および222をそれぞれ含む。
[0041] 中央チャネル212は、バキューム202をフロー制御デバイス204に接続し、接合点214で終端する。フロー制御デバイス204は、ガスゲージ近接センサ200内の一定流量を維持する。ガスは、中央チャネル212からフロー制御デバイス204によって受け取られる。中央チャネル212は接合点214で終端し、測定チャネル216と基準チャネル218とに分岐する。バキューム202は、望ましくない空気圧ノイズを最小限に抑えるために、システム全体にわたって層状で非圧縮性の流体フローを提供するように、十分に低速度でガスを排気する。同様に、フロー制御デバイス204によって設定された層流特徴を維持するために、システム構造は適切なサイズにすることができる。
[0042] ブリッジチャネル236は、測定チャネル216と基準チャネル218との間に連結される。ブリッジチャネル236は接合点224で測定チャネル216に接続する。ブリッジチャネル236は、接合点226で基準チャネル218に接続する。一例では、接合点214と接合点224の間の距離と、接合点214と接合点226の間の距離は等しい。
[0043] ガスゲージ近接センサ200のすべてのチャネルが、これらチャネルを通してガスが流れることを可能にしている。チャネル212、216、218、236は、導管(チューブ、パイプなど)または、ガスフローを含みかつセンサ200を通してガスフローを誘導できる他のタイプの構造体から構成することができる。チャネルは、例えば局所的乱流または流れの不安定さをもたらすことによって空気圧ノイズを生じ得る鋭角な曲げ、凹凸(または不要な障害物を有しないことが好ましい。測定チャネル216の全長と基準チャネル218の全長を等しくすることができ、またはその他の例では等しくしないこともできる。
[0044] 基準チャネル218は、基準開口部231を有する基準プローブ230の中で終端する。同様に、測定チャネル216は、測定開口部229を有する測定プローブ228の中で終端する。基準プローブ230は、基準面234が基準開口部に面するように位置付けられる。測定プローブ228は、測定面232が測定開口部に面するように位置付けられる。フォトリソグラフィにおいては、測定面232は、半導体ウェーハ、ウェーハを支持するステージ、フラットパネルディスプレイ、プリントヘッド、マイクロデバイスまたはナノ流体デバイスなどである場合が多い。基準面234は金属平板であり得るが、この例に限定されない。近接センサ200を通して排気されるガスは、プローブ228、230のそれぞれを通してその中に引き込まれる。上述のとおり、ノズルと対応する測定面または基準面との距離は、「スタンドオフ(standoff)」という。
[0045] 測定チャネルリストリクタ220および基準チャネルリストリクタ222は、チャネル内の乱流を減らす役割を果たし、かつ抵抗エレメント(として作用する。測定チャネルリストリクタ220および基準チャネルリストリクタ222は、’768号特許出願で記載されているように多孔性リストリクタであることが可能である。他の実施形態では、オリフィスなどの他のタイプの抵抗エレメントを用いることができる。しかしながら、オリフィスは乱流を減らすことはない。
[0046] 一実施形態では、基準ノズル230は、既知の基準スタンドオフ242だけ離れて固定基準面234の上方に位置付けられる。測定プローブ228は、未知の測定スタンドオフ240だけ離れて測定面232の上方に位置付けられる。既知の基準スタンドオフ242は、最適なスタンドオフを表す所望の一定値に設定される。このような配置において、測定ノズル228の上流の背圧は、未知の測定スタンドオフ240の関数であり、基準ノズル230の上流の背圧は、既知の基準スタンドオフ242の関数である。 これらのスタンドオフ240および242が等しい場合、構造は対称であり、ブリッジは均衡が取れている。その結果、ブリッジチャネル236を通るガスフローは一切ない。一方、測定スタンドオフ240と基準スタンドオフ242が異なる場合、その結果としての測定チャネル216と基準チャネル218との間の差圧は、マスフローセンサ238を介してガスフローを誘導する。
[0047] マスフローセンサ238は、ブリッジチャネル236に沿って、好ましくはその中心位置に配される。マスフローセンサ236は、測定チャネル216と基準チャネル218との間の差圧によって誘導されるガスフローを感知する。これらの差圧は、測定面232の縦方向の位置決めの変化の結果として生じる。対称ブリッジについて、測定スタンドオフ240と基準スタンドオフ242が等しい場合には、両表面232、234に比べてノズル228,230の両方についてスタンドオフは同一である。マスフローセンサ238はマスフローをまったく検出しないことなる。なぜならば、測定チャネルと基準チャネルとの間に差圧がないからである。測定スタンドオフ240と 基準スタンドオフ242との差は、測定チャネル216と基準チャネル218との間に差圧をもたらす。非対称的配置については、適切なオフセットを導入できる。
[0048] マスフローセンサ238は、差圧または不均衡によって誘導されたガスフローを感知する。差圧はガスフローをもたらし、ガスフローの流量は、測定スタンドオフ240の固有の関数である。言い換えると、ガスゲージ200に一定の流量が流入すると仮定すると、測定チャネル216と基準チャネル218のガス圧の差は、両スタンドオフ240および242の大きさの差の関数である。基準スタンドオフ242が既知のスタンドオフに設定されている場合、測定チャネル216と基準チャネル218のガス圧の差は、測定スタンドオフ240(すなわち、測定面232と測定プローブ228との間の未知のスタンドオフ)のサイズの関数である。
[0049] マスフローセンサ238は、ブリッジチャネル236を通る両方向のガスフローを検出する。ブリッジの構成により、両チャネル216、218間で差圧が生じた時のみ、ブリッジチャネル236を通してガスフローが生じる。圧力の不均衡がある場合、マスフローセンサ238は、結果として生じるガスフローを検出し、かつ適切な制御機能を開始することができる。マスフローセンサ238は、視覚表示、音声表示、コンピュータ制御システムまたはその他の信号手段によって、感知したフローを示すことができる。あるいは、マスフローセンサの代わりに、差圧センサを使用してもよい。差圧センサは、2つのチャネル間の圧力の差を測定し、この圧力の差は、測定スタンドオフと基準スタンドオフとの差の関数である。
[0050] 近接センサ200は、一実施形態例として示されている。本発明は、近接センサ200のみでの使用に限定することを意図したものではない。むしろ例えば、本発明は、'271号出願で記載されているような液体フロー近接センサに適用することができる。その場合、近接センサ内では液体が使用されるということ、およびバキューム202が、上記でガスについて説明したように近接センサ200を通して液体を引き込むポンプなどのリバースフローデバイス(reverse flow device)に取って代わられること以外は、ポンプ駆動液体フロー近接センサは図2を参照して説明したものと同様となるであろう。また本発明は、マスフローセンサ238に制限されず、例えば、差圧で撓む膜を備え、かつその屈曲が測定される圧力センサなどの圧力センサ、熱線電流計などでも、同様に機能するであろう。本発明は、ポンプに制限されるものとして意図されていない。測定開口部を介してセンサチャネルシステムの中へと流入する流体フローを生じるフロー手段が意図されているということを、当業者は理解するだろう。また、2つ以上の測定開口部、2つ以上の基準開口部などがあり得ることを、当業者は理解するであろう。ブリッジは、1つの測定ブランチを1つ以上の基準ブランチに接続できるが、1つの基準ブランチを1つ以上の測定ブランチに接続することもできる。さらに、圧力センサは、局所的にウェーハなどの基板の厚さのリソグラフィ投影装置などのリソグラフィ装置に含むことができる。これは、基板の第1面を基板テーブル上に置くことによって行われ、基板テーブルの位置は連続的にモニターされ、その結果、測定開口部に対する位置がわかる。基板テーブルは、基板の第2面が測定開口部に向くように基板を位置付け、測定開口部内の圧力が測定される。この圧力は、第2面から測定開口部までの距離を示す。基板テーブルの位置、ひいては基板の第一面の位置がわかっているので、第1面と第2面との間の距離を計算することによって、基板の厚さを決定できる。
[0051] 図3は、非常に短い距離を検出し、かつ制御動作を行うための近接センサシステム200などの近接センサシステムを使用する方法300を示している。便宜上、方法300はバキューム駆動近接センサ(vacuum-driven proximity sensor))200に関して説明する。しかし、方法300は必ずしもバキューム駆動近接センサ200の構造によって制限されるものではなく、液体フロー近接センサシステムを含むがこれに限定されない、異なる構造の近接センサシステム()で実施することができる。
[0052] 方法300は、ステップ310から始まる。ステップ310では、オペレータまたは機械デバイスが基準プローブを基準面の上方に置く。例えば、オペレータまたは機械デバイスは、既知の基準スタンドオフ242だけ離して基準面234の上方に基準プローブ230を位置付ける。あるいは、基準スタンドオフは、センサアセンブリ内に、すなわちセンサアセンブリの内部に準備することができる。基準スタンドオフは事前に特定の値に調節され、その値は一般的には一定に維持されるであろう。
[0053] ステップ320では、オペレータまたは機械デバイスは、測定面の上方に測定プローブを置く。例えば、オペレータまたは機械デバイスは、測定面332の上方に測定プローブ328を位置付けて、測定ギャップ340を形成する。
[0054] ステップ330では、測定プローブと基準プローブを取り囲む調整済みの周囲ガスからガスを排気する。例えば、バキューム202は、基準プローブ230と測定プローブ240の両方を通してガスを吸引することによって、近接センサ200を通してガスを排気する。調整済みの周囲ガスは、基準スタンドオフ242と測定スタンドオフ240の両方をわたってそれぞれのノズルの中へと流入する。
[0055] ステップ340では、測定チャネルと基準チャネルとの間にガスフローを配流する。例えば、ガスゲージ近接センサ200は、測定ガスフローが測定チャネル216と基準チャネル218とに均一に配流されるようにする。
[0056] ステップ350では、測定チャネルと基準チャネルの中のガスフローは、両チャネルの断面積全体にわたって均一に制限される。測定チャネルリストリクタ220と基準チャネルリストリクタ222は、空気圧ノイズを減らするためにガスフローを制限し、かつガスゲージ近接センサ200内の制限エレメントとして機能する。
[0057] ステップ360では、基準チャネルと測定チャネルとを接続するブリッジチャネルを通るガスフローをモニターする。
[0058] ステップ370では、基準チャネルと測定チャネルとの間の差圧に基づいて制御動作が実行される。例えば、マスフローセンサ238は、測定チャネル216と基準チャネル218との間の質量流量(mass flow rate)をモニターする。この質量流量に基づき、マスフローセンサ238は制御動作を開始する。このような制御動作には、感知したマスフローを表示すること、感知したマスフローを示すメッセージを送ること、またはマスフローがまったく感知されなくなるまで、もしくはマスフローの固定基準値が感知されるまで、基準面に対する測定面の位置を再配置するためのサーボ制御動作を開始することを含んでよい。ステップ380で方法300は終了する。
[0059] 上記の方法は、バキューム駆動ガス近接センサについて方法300で説明されたのと同じ方法で、センサを介して調整済み周囲液体を排水するためにポンプを使用するポンプ駆動液体フロー近接センサ(pump-driven liquid flow proximity sensor)での使用に適合させてもよい。
結論
[0060] 上記の説明では本発明の様々な実施形態について記載したが、当然のことながら、これらは制限ではなく例示として提示されたものである。当業者には明らかなように、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、形態および詳細につき多様な変更を加えることができる。
[0061] 特定の機能の実行とその関係を示した方法の諸ステップを用いて、上述のとおり本発明について説明してきた。説明の都合上、ここにおいてこれらの方法ステップの境界は任意に定義された。前記特定の機能およびその関係が適切に実行される限り、別の境界を定義することができる。よって、当該別の境界は、本発明の範囲および精神の範囲内である。従って、本発明の広さと範囲は、上記の例示的実施形態のいずれによっても制限されるべきものではなく、添付の請求項およびその同等物に従ってのみ定義されるべきものである。
[0014] 本発明の一実施形態にかかる近接センサの図である。 [0015] 本発明の一実施形態にかかるバキューム駆動ガス近接センサの図である。 [0016] 本発明の一実施形態に従い、バキューム駆動近接センサを用いて非常に短い距離を検知する方法のフローチャートである。

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの測定開口部を有し、かつ当該少なくとも1つの測定開口部の圧力を示す測定を行うように配された少なくとも1つのディテクタを備えているセンサチャネルシステム、を備える圧力センサであって、
    前記少なくとも1つの測定開口部を介して前記センサチャネルシステムの中へと流体を吸引して流体フローを生成するように配されたフロー手段と、
    少なくとも1つの基準面に面する少なくとも1つの基準開口部と、
    を備え、
    前記ディテクタは、前記少なくとも1つの測定開口部のうちの1つ以上と前記少なくとも1つの基準開口部のうちの1つ以上との間の差圧の測定を行う、圧力センサ。
  2. 前記フロー手段が、ポンプおよびベンチレータのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記フロー手段が、所定の圧力よりも低い前記ディテクタの下流の圧力を維持するように配されている、請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記流体フローがガスフローである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力センサ。
  5. 前記センサチャネルシステムが、
    前記少なくとも1つの測定開口部を備える少なくとも1つの測定ブランチ、
    前記少なくとも1つの基準開口部を備える少なくとも1つの基準ブランチ、
    前記少なくとも1つの測定ブランチのうちの1つと前記少なくとも1つの基準ブランチのうちの1つとの間の少なくとも1つのブリッジ、および
    前記ブリッジに配置された前記ディテクタ
    を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力センサ。
  6. 前記ディテクタが、マスフローメータ、風速計、および圧力計のうちの少なくとも1つを備える、請求項に記載の圧力センサ。
  7. 前記少なくとも1つのブリッジと前記フロー手段との間に、前記少なくとも1つの測定ブランチと前記少なくとも1つの基準ブランチに接続された接合点を備える、請求項5または6に記載の圧力センサ。
  8. 前記少なくとも1つのブリッジと前記フロー手段との間に1つ以上の制限エレメントを備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の圧力センサ。
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