JP2004198355A - アクセサリー時計 - Google Patents

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Noriko Okamoto
典子 岡本
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Abstract

【課題】本発明は、構造的にシンプルで、装着しやすく、かつ、デザイン的にも、シンプルですっきりした印象を与えることができ、アクセサリー感覚で様々な目的で携帯することができるアクセサリー時計を提供する。
【解決手段】時計本体3と、時計本体3に設置された2つの枠体2とから構成され、2つの枠体2の少なくとも一方枠体は開閉可動部2aを含む。開閉可動部2aは、開動作を行うことによって、枠体2に枠欠損部9を生じさせることができ、この枠欠損部9から枠体2を、鍵や、チェーン、バンドなどに通し入れることができる。また、開閉可動部2aは、バネまたは、磁気、枠体自体の弾性力によって、枠欠損部9を生じさせない方向に付勢されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用時計に関するものであり、そのなかでも、構造的にシンプルかつ機能的であり、デザイン的にも優れ、アクセサリー感覚で、時計付きブレスレット(腕時計)を含めた様々な形態で携帯することができる、アクセサリー時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、特許文献1に開示された時計用ケースは、図9に示したように、右または左よりの上下部分に一対の足部101を設けたケース本体(時計本体)102と、前記足部101の貫通孔104に両端が装着されるバー(枠体)103からなり、このバー103がケース本体102の上部、下部および一方の側部を包囲する位置と包囲しない位置に選択的に固定可能である。そのため、目的に応じて、環状の部分を有する鍵やチェーン、バンドなど様々なものの環状となった部分、または環状をなすものに、バー103を通し入れ、該バー103をケース本体102に固定することができるため、キーホルダー、ペンダント、時計付きブレスレット(腕時計)など様々な用途に活用できる。それゆえ、構造的にもシンプルかつ、多様に活用できるアクセサリー時計が提供できる。
【0003】
しかしながら、該バー103は、該ケース本体102の右または左よりの上下部分に設けられた一対の足部101に両端が装着されるため、携帯用時計の着脱を行う際、該ケース本体102と該バー103とを、完全に分離させなければならない。そのため、着脱時、それぞれ別体となった、該ケース本体102または該バー103を紛失させてしまうおそれがあった。また、該携帯時計を装着するには、該バー103とは別体になっている該ケース本体102に設けられた、一対の足部101の貫通孔104それぞれに、該バー103の両端を通さなければならなく、装着に非常に手間がかかった。
【0004】
この問題を解決する手段を示唆するものに、特許文献2において以下のような時計ケースとバンドの接続部構造の開示がある。図11、12に示すように、時計ケース(時計本体)110の両側に、止輪120にリング部(枠体)111を挿通して横長部材112を取り付ける。該横長部材112は裏側の中間に角溝113を設けるほか、該角溝113に続いて両端方向に縦溝114a、114bを設けて、縦溝114aの端部を横断する止軸(軸部)115にてバー(開閉可動部)116を、上下方向に回転するように取り付ける。他方の縦溝114b部分には、ばね117を内蔵したつまみ118を出入自在に取り付ける。つまみ118の内側にはバー116、掛脱用筒部121が設けられている。
【0005】
該つまみ118をばね圧に抗して引き出すと、掛脱用筒部121によるバー116の掛止が解けて、バー116は止軸115をもとに下方に回転して、挿着したバンド105を抜き外すことができ、またバンド105を挿着したバー116を上動して、バンド105を角溝113に収め、縦溝114a、114bにバー116を嵌入して、つまみ118の引手を解くと、ばね117の張り圧にてつまみ118は元位置に戻って、バー116の自由端(作用部)119を掛脱用筒部121にて掛止することができる。
【0006】
このような時計ケースとバンドの接続構造をとることによって、着用者が自身で、専門の工具を要せずに時計ケースとバンドとの掛脱が容易にできる。さらには、この連結部分で時計ケースとバンドとの連結、連結解除をすることで、バンド付きの携帯時計着脱を行うことにより、バンドを2本時計ケースに連結し、該バンド間に、携帯時に邪魔になる該連結具を設ける必要がなくなる。そのため、シンプルな構造の、腕時計などを含むバンド付きの携帯時計が提供できる。
【0007】
また、この構造においては、特許文献1のように、着脱時に時計ケースから部品を取り外すことがないので、部品を紛失するというおそれはなくなる。また、この開示による接続構造は、時計ケースにバンドを連結した、バンド付きの携帯時計のみならず、幅広く携帯用時計にも取り入れることができ、時計ケースに環状の部分を有する鍵やチェーンなどを連結し、キーホルダーやペンダントなどといったアクセサリー時計にも取り入れることができる。
【0008】
【特許文献1】
実開昭62−117585号公報
【特許文献2】
登録実用新案第3003691号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2に開示されている接続構造では、バンド付きの携帯時計に採用した場合、時計ケースとバンドとの連結、連結解除を行う際、つまみの引手を引き、バーの固定を解除し、バーをバンドの環状部に通し入れ、バンドが外れないように気を使いながら、バーを溝に合わせ、つまみを元の位置に戻しバーを固定しなくてはならなく、操作性が非常に悪く、手間がかかる。また、バンドを付けない状態での使用においても同様に、着脱時には、つまみの引手を引き、バーの固定を解除し、バーを溝に合わせ、つまみを元の位置に戻しバーを固定しなくてはならなく、手間がかかる。
【0010】
本発明は、係る問題を解決し、着脱もが非常に容易に行うことができ、バンドを付けて携帯する場合において、邪魔になる該連結具をバンド上に設ける必要がなく、構造的にも非常に単純、かつ機能的な携帯用時計であり、そのなかでもさらに、デザイン的にも、シンプルですっきりした印象を与えることができ、アクセサリー感覚で様々な目的で携帯することができるアクセサリー時計を提供することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の問題を解決するために、本発明におけるアクセサリー時計は、請求項1に記載されたとおり、時計ケースは、時計本体と、時計本体に設置された2箇所の枠体とから構成され、2箇所の前記枠体の少なくとも一方枠体は開閉可動部を含み、前記開閉可動部に開く動作をさせることによって、前記枠体に枠欠損部を生じさせることができ、前記開閉可動部は、枠欠損部を生じさせない方向に付勢されている。
【0012】
これにより、本発明におけるアクセサリー時計は、時計本体に設けられた枠体が含む開閉可動部に開く動作をさせ、枠欠損部を生じさせることで、前記枠欠損部から、環状の部分を有する鍵やチェーン、バンドなどの環状になった部分、または全体で環状を形成するものに、枠体を通し入れることができ、それによって、キーホルダーやネックレス、時計付きブレスレット(腕時計)などといった、アクセサリー時計として幅広く活用できる。また、前記開閉可動部は枠欠損部を生じさせない方向に付勢されているため、前記開閉可動部が自ずと閉動作を行うので、着用者がわざわざ前記開閉可動部の閉動作を行う必要が無いので、アクセサリー時計の着脱が、非常に容易に行うことができる。
【0013】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記開閉可動部に開動作を行わせる際も、前記開閉可動部は枠欠損部を生じさせない方向に付勢されているため、前記開閉可動部または前記枠体上に、枠欠損部が不用意に生じることをなくすための構造を設ける必要が無いので、開動作においても、複雑な操作もなく、非常に容易に行うことができる。また、同様に枠欠損部が不用意に生じることをなくすための構造を設ける必要が無いので、構造も単純化でき、低コストでの製造が可能となる。
【0014】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、時計本体に設置された2箇所の枠体の一方のみに前記開閉可動部を含ませた場合、前記開閉可動部を開動作させ生じた枠欠損部から、前記枠体を鍵やチェーンなどの環状となった部分、または環状をなすものに通し入れることによって、キーホルダーやペンダントとして活用できる。また、前記開閉可動部を有さない一方の枠体に、バンドの一端を軸着させ、他方の枠体の前記開閉可動部を開動作させ生じた枠欠損部から、環状部を設けたバンドの他端に前記枠体を通し入れ出しし、前記枠体を連結、連結解除を行うことによって、時計付きブレスレット(腕時計)、時計付きチョーカーなど、バンド付きのアクセサリー時計としても活用することができる。この場合、アクセサリー時計の着脱を前記時計ケース内で行うことができるので、バンドの途中に、中留や尾錠、フックなどの連結具を設ける必要が無く、構造的にも単純で、製造コストも連結具を設けたものと比べ、低く抑えることができる。また、デザイン的にも、シンプルですっきりした印象をもたらすことができる。
【0015】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、時計本体に設置された2箇所の枠体の両方に前記開閉可動部を含んだ場合、前記枠体を別々のものに通し入れることができるので、アクセサリー時計に、連結具的な趣旨を含ませることができる。また、両枠体を、両端に環状部を有した連続したバンドの環状部に、それぞれ通し入れることによって、上述と同様にアクセサリー時計の着脱を前記時計ケース内で行うことができるので、バンドの途中に、中留や尾錠、フックなどの連結具を設ける必要が無く、構造的にも単純で、製造コストも連結具を設けたものと比べ、低く抑えることができる。また、デザイン的にも、シンプルですっきりした印象をもたらすことができる。また、バンドと時計ケースとの連結、連結解除が非常に容易に行うことができるため、アクセサリー時計の携帯目的に応じ、長さやデザイン、素材などの異なるバンドを付け替えて使用することも容易であり、さらに幅広く使用することができる。
【0016】
また、前記開閉可動部が、弾性材、磁気、または前記枠体自体の弾性力によって、枠欠損部を生じさせない方向に付勢されていることによって、前記開閉可動部を、確実に枠欠損部が生じない方向に付勢することができる。また、これらの弾性材、磁気、または枠自体の弾性力による付勢は、構造的にも、非常に単純であり、着用者も困惑することもなく、容易に着脱を行うことができ、また、製造コストも低く抑えることもできる。
【0017】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記開閉可動部を、スライド移動させることによって、開閉動作を行わせることにより、前記開閉可動部へ、圧力を与えながら枠欠損部を生じさせる方向へ意図的にスライド移動させなくては、前記開閉可動部は開動作を行うことができなくなる。そのため、外部からの圧力だけでは、簡単に開動作が起こる可能性は少ない。よって、着用時に、前記開閉可動部が勝手に開動作をし、前記枠体を通し入れたものが外れでるような誤動作が起こる可能性が少なくなる。
【0018】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記開閉可動部の一端を前記時計ケース内に回転可能に連結された軸部とし、他端は他枠部から離脱可能である作用端とする。これによって、前記開閉可動部は、前記軸部を軸に、動作させ、前記作用端が、他端から離脱することによって、前記枠欠損部が生じる。そのため、構造が非常に単純でわかりやすく、着用者が混乱することがない。また、比較的単純な構成であるため、製造コストも低く抑えることができる。
【0019】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記開閉可動部の他枠部から離脱可能な作用端は、前記時計ケース内に回転可能に連結されている軸部を軸に、前記枠体の中心方向、または前記枠体の枠面に対して垂直方向へと、着用者にとって、わかりやすい方向へ向かって動作することによって、着用者が混乱することなく、楽に前記開閉可動部に開閉動作を行うことができる。また、作用端が、軸部を軸に、前記枠体の中心方向とは反対方向であり、前記枠体の外方向へは動作しないことで、前記枠体が通されているものが、枠の外方向へ引っ張られたとき、前記開閉可動部が外方向へ開動作し、外れ出てしまうことを防ぐことができる。
【0020】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記開閉可動部の前記枠体の他枠部から離脱可能な作用端を、時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置よりも前記時計本体側に位置させる。前記枠体を通し入れ、前記枠体に連結させたものは、着用中、前記枠体の、時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置に落ち着くことが多くなるため、前記枠体を通し入れ、前記枠体に連結させたものが、外力によって、前記枠体の外方向に引っ張られた場合、引っ張る力が、前記枠体の時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置、または、時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置から横方向の位置にかかる場合が多くなる。そのため、前記枠体に過度の力がかかった場合においても、過度の力が前記開閉可動部にかかる可能性が少なくなり、前記開閉可動部が誤って開動作し、前記枠体に連結させたものが、抜け出る可能性を少なくすることができる。
【0021】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記時計ケース内に回転可能に連結した軸部は、前記作用端より前記時計本体よりに位置させることによって、時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置から前記枠欠損部までの距離が短くなるので、特に、肉厚、幅広のものに対しても、容易に前記枠体を通し入れることができる。
【0022】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記時計ケースが含む2つの前記枠体は、連続した1つの枠の一部であり、前記時計本体を前記枠体の枠足2本に固着し、前記時計本体からはみ出した2箇所の前記枠を、前記枠体とすることによって、構造的に非常に単純な形状となり、製造も非常に合理的に行うことができる。例えば、前記開閉可動部を1つのみ含む時計ケースを製造する場合、前記開閉可動部を1つ含む枠を作成し、前記開閉可動部の開閉動作の妨げにならない位置であり、かつ、前記枠が時計本体から、2箇所はみ出す位置に、前記時計本体を、枠の枠足2本に固着させることによって、非常に簡単な工程で、前記枠体を2つ、そのうち1つは前記開閉可動部を含む時計ケースを提供することができる。なお、前記開閉可動部を含む前記枠体が2つの時計ケースの場合においても、同様に、非常に簡単な工程で製造することができる。
【0023】
また、前記時計本体を前記枠に固着するとき、前記時計本体が前記枠内に収まるように固着させることにより、前記時計ケースの外周は前記枠のみからなるため、余計な出っ張りがなく、非常にスマートなデザインのアクセサリー時計を提供することができる。また、余分な出っ張りがないため、着用中に衣服その他に引っかかるなど、邪魔になるようなことがなくなる。また、逆に前記時計ケースを前記枠からはみ出すように、または前記時計ケースを前記枠に乗せるような状態に固着することによって、立体感のあるデザインのアクセサリー時計を提供することもできる。
【0024】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記時計本体に設けられる竜頭またはプッシュボタンを、前記時計本体の前記枠体内側方向に設けることによって、竜頭またはプッシュボタンが、前記枠体に囲まれるガードされるような状態になるため、外部からの摩擦、圧力などによって、誤って、引かれる、プッシュ操作されるなどということによる誤動作が起こる可能性を少なくすることができる。
【0025】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記枠欠損部から、端部に環状部を設けたバンドに、前記枠体を通し入れ出しすることによって、非常に容易に前記バンドと前記時計ケースの着脱を行うことができ、時計付きのブレスレット(腕時計)、またはチョーカー、アンクレット、ベルトなどとして幅広く活用することができる。
【0026】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、バンド付きのアクセサリー時計として着用する場合、2つの前記枠体に、同時に、連続した同一の前記バンドが連結させることによって、バンドの途中に中留や尾錠などの連結具を設ける必要がなくなるため、その分製造コストが低く抑えることができる。また、バンドの途中に中留や尾錠などの連結具を設けないことで、デザイン的にもシンプルなデザインのアクセサリー時計を提供することができる。
【0027】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記バンドの端部に存在する前記環状部は、前記バンドとは別体からなり、環状の部分を有する、先環駒、紐輪、ゴム輪などの連結用部材を前記バンドの端部に固定し、前記環状部を構成させることによって、いかなるバンドも本発明のアクセサリー時計に使用することができる。
【0028】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記バンドの端部に存在する前記環状部は、前記バンドを貫通する貫通孔とすることによって、特別に環状部を作り、バンドに設置する必要がなく、非常に容易に環状部を設けることができ、製造コストを抑えることができる。
【0029】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記バンドとして金属またはプラスチックを主原料とした、環状体の連続であるチェーン状の構成部分を有し、前記環状体のうちの1つの環状体が前記環状部とすることによって、連続した前記環状体のいずれもが前記環状部となりうるので、前記バンドの希望する長さによって、前記枠体を通す前記環状体を変えることができる。それによって、前記バンドの長さ調整機能をも兼ね備えることができる。
【0030】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記バンドを皮、布または樹脂を主とした、柔軟性のある素材から構成することによって、着用箇所にあわせ、柔軟にバンド形状が変化することができる。
【0031】
また、本発明におけるアクセサリー時計は、前記バンドの端部に存在する前記環状部を、前記バンドを任意の位置で折り返すことによって形成することにより、特別に環状部を作り、バンドに設置する必要がなく、非常に容易に環状部を設けることができ、製造コストを抑えることができる。また、任意の位置で折り返すことによって、前記バンドの希望する長さに応じて、前記バンドを折り返し、前記枠体を通す前記環状部となる位置を、自由に変えることができるので、前記バンドの長さ調整機能をも兼ね備えることができる。また、前記バンドを折り返す場合、前記バンドの装着面側に折り返すことによって、前記バンド余りが装着面に生じ、前記バンドの表側には出ないので、着用時、外部に引っかかるなど邪魔になることがなくなる。また、デザイン的にも、すっきりした印象を与えることができる。逆に、前記バンドを折り返す場合、前記バンドの装着面外側に折り返すことによって、装着時、前記バンド余りが装着者にあたり、違和感を覚えさせることなく装着することができる。
【0032】
また、前記バンドを折り返すことによって生じた、前記バンドのバンド余りを、固定具で前記バンドのバンド装着部に固定することによって、着用中に、前記バンドの折り返し位置がずれ、前記バンドの長さが変化することがなくなる。また、前記バンド余りが固定されることで、バンド付きのアクセサリー時計着用中、前記バンド余りが邪魔にならなくなる。
【0033】
また、前記バンド余りを前記バンド装着部に固定する前記固定具として、クリップなどのような挟み固定具を使用し、前記バンド余りと前記バンド装着部とを、同時に挟み込み固定する、または前記バンド余りと前記バンド装着部とのどちらか一方に固定された前記挟み固定具が、他方をはさみ見込むことで固定することによって、通常状態での着用においては、前記バンド余りと前記バンド装着部とが固定されるため、折り返し位置がずれ、前記バンドの長さが変化することがない。この場合、前記挟み固定具の挟み込む圧力を調整することによって、故意に、装着中のバンド付きのアクセサリー時計を過度の力で引っ張り、前記バンド余りと前記バンド装着部との固定位置をスライドさせ、ずらすことによって、装着中の前記バンドの長さの微調整を行うことができる。
【0034】
また、前記バンド余りを前記バンド装着部に固定する前記固定具として、ピンなどのような差込固定具を使用し、前記バンド余りと前記バンド装着部とを、前記ピンにて貫通し固定する、または前記バンド余りと前記バンド装着部とのどちらか一方に固定された前記ピンが、他方を貫くことで固定することによって、前記バンド余りと前記バンド装着部とが固定されているので、折り返し位置がずれ、前記バンドの長さが変化することがない。また、前記固定具として前記ピンを用いることによって、見た目に目立たず、デザイン的にも、すっきりした印象を与えることができる。
【0035】
また、前記ピンの先端を支軸より径が大きい擬宝珠状とすることによって、前記ピンの支軸の径よりやや大きく、前記ピンの擬宝珠状をした先端の径より小さい穴、または、前記ピンの先端が通れる程度まで穴を広げることができる切れ込みを有した穴に、前記ピンを容易に圧入し、固定することができる。したがって、前記バンド余りを前記バンド装着部に固定する前記固定具として、先端を支軸より径が大きい擬宝珠状をした前記ピンを使用することによって、前記バンド余りと前記バンド装着部を容易に固定することができる。また、前記ピンと前記穴は、それぞれ前記バンド装着部と前記バンド余りのどちら側に設けても、同様の効果を示すことができるが、前記バンドを折り返したとき、内側となる方のバンドに前記ピンを設けることで、前記ピンが装着者にあたり、違和感を覚えさせることなく装着することができる。逆に、前記ピンを外側となる方のバンドに設けることで、表からは前記ピンの存在が確認されなくなり、デザイン的にすっきりした印象を与えることができる。また、前記ピンまたは前記穴を複数個、バンド装着部または前記バンド余り設けることによって、バンドの長さ調整機能を兼ね備えることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるアクセサリー時計の実施例1〜2について、図を参考に詳細に説明する。
【0037】
(実施例1)
実施例1として、開閉可動部を1つ有した枠の内側に、時計本体が固定された時計ケースからなる、アクセサリー時計について説明する。図1は、実施例1のアクセサリー時計における、時計ケースの斜視図である。図2は、実施例1のアクセサリー時計において、開閉可動部の開閉動作の様子を示す平面図である。図3は、実施例1のアクセサリー時計において、時計ケースにバンドを連結し、時計付きブレスレット(腕時計)として使用した場合の斜視図である。図4は、実施例1のアクセサリー時計において、バンドを折り返し、バンド余りとバンド装着部とを固定する様子を示す斜視図である。図5は、バンド余りとバンド装着部とを固定されている状態を示す断面図である。
【0038】
略長方形状をした枠1の一部に、開閉可動部2aを設ける。開閉可動部2aは一枠部分を形成し、枠1の長辺の一方の約半分を形成する。一方の長辺の、開閉可動部が存在しない位置と、それと向かい合う他方の長辺との枠足2本に、時計本体3を、両短辺と時計本体3との間にスペースをもたせ、ロー付けによって、固着させる。これにより、時計本体3と2つの枠体2とを有し、枠体2の1つが開閉可動部2aを含む時計ケースを提供することができる。
【0039】
このとき、時計本体3が有する竜頭4を、枠体2の内側方向に位置させ、時計本体3と枠体2とを固着し、竜頭4が枠に囲まれるように設置する。
【0040】
また、開閉可動部2aは、枠体2の時計本体3近くに軸部5が位置し、他枠部(枠体の非開閉可動部)2bと解離する作用部6は、時計本体3から枠体2までの距離が最大となる位置(枠の長辺の末端)より、若干軸部5側に位置させる。
【0041】
開閉可動部2aは、軸部5を中心に作用部6は、枠体2中心方向に向かって、動作させることによって、開動作を行う。開閉可動部2aは、弾性材の一つであるバネ7により、常に枠体2中心方向とは逆の方向に付勢されている。また、作用部6と、他枠部2b中の作用部6が接する部分とには、互いに凸部8が設けてあり、作用部6が枠体2の外方向まで動作することはない。
【0042】
このように構成された時計ケースは、開閉可動部2aに開動作させ、開動作によって生じた枠欠損部9から、枠体2を、例えば、鍵やハンドバックの柄などに通すことによって、時計付きのキーホルダーとして活用することができる。また、同様に枠体2を、チェーン、紐などの環状を形成するものに通すことによって、時計ケースはペンダントヘッド的な役割を果たし、時計付きネックレスなどとしても活用することができる。
【0043】
また、時計ケースが有する、2箇所の枠体2それぞれに、目的に応じた長さ、材質、デザインのバンドを連結することによって、時計付きのブレスレット(腕時計)、チョーカー、アンクレット、ベルトなど、活用の幅がさらに広がる。
【0044】
例えば、一端に環状部10を有し、他端にピン11と穴12とを有した、革製の連続した1本のバンド13を枠体2に連結する。枠体2の開閉可動部2aを含まない方には、ピン11と穴12とを有した方の、バンド13の端部が連結される。穴12は、バンド13の末端から等間隔に設けられており、その延長線上にピン11が1つ、バンドの装着面(内側)に設けられている。バンド13は、ピン11と穴12との間で、バンド13の装着面(内側)へ向けて折り返され、枠体2を挟み込むことで、バンド13と枠体2との連結を行う。折り返された部分を、バンド余り13aとし、折り返されない部分をバンド装着部13bとする。
【0045】
バンド装着部13bに存在するピン11は、先端11aが、ピン11の支軸11bより径が大きい擬宝珠状をしている。バンド余り13aに存在する穴11は、穴径が、ピン11の支軸11bの径よりやや大きく、ピン11の擬宝珠状をした先端11aの径より小さい。したがって、ピン11を押し当てることによって、バンド13は柔軟な素材でできているため、バンド13上の穴12が若干広がり、擬宝珠状をした先端11aを通し、固定することができる。前記バンド余り13a上には、複数個の穴12が存在するため、ピン11を押し込む穴位置によって、適当なバンドの長さに調節することができる。
【0046】
バンド13の、もう一方の端部に存在する環状部10は、バンド13の末端を折り返し、バンド13の装着面に接着または縫い合わせし、環状にした。このようにして形成された環状部10に、枠体2の開閉可動部2aを開動作させ生じさせた枠欠損部9から、枠体2を通し入れることによって、枠体2とバンド13との連結を行うことができる。
【0047】
したがって、2つの枠体2に、同時に、連続した同一のバンド13が連結させることができ、バンド13の途中に中留や尾錠などの連結具を設ける必要がなくなる。そのため、その分製造コストが低く抑えることができる。また、バンド13の途中に中留や尾錠などの連結具を設けないことで、デザイン的にもシンプルなデザインのアクセサリー時計を提供することができる。
【0048】
なお、実施例1においては、ピン11をバンド装着面(内側)に設け、バンド余り13aをバンドの装着面(内側)へ向けて折り返して、バンドの装着部13bと固定したが、逆にピン11をバンドの外側に設け、バンド余り13aをバンド13の外側に向けて折り返し、固定することによって、装着者が装着中に容易に固定、固定解除を容易に行うことができる。そのため、装着しながらにして、バンド13の微妙な長さ調整を行うこともできる。
【0049】
また、実施例1において、バンド装着部13b側にピン11を、バンド余り13a側に穴12を設けたが、逆にバンド装着部13b側に穴を、バンド余り13a側にピンを設けても、同様の効果が得られることは言及するまでもなく容易である。また、バンド装着部13bとバンド余り13aとの両方に穴を設け、別体となったピンを両方に貫通し、固定した場合においても同様の効果が得られる。
【0050】
また、バンド余り13aをバンド装着部13bに固定するための固定具として、差し込むことで固定する様式の差込固定具の代表例として、ピンを挙げたが、差込固定具以外にも、挟み込むことで固定をする様式の、クリップなどに代表される挟み固定具であっても、同様の効果が得られることは言及するまでもなく容易である。
【0051】
また、環状部10をバンド13の末端を折り返すことによって形成したが、環状の部分を有する先環駒、紐輪、ゴム輪などの連結用部材を別途作り、バンド13に固定することによって環状部を構成しても、同様の効果が得られることは、言及するまでもなく容易である。
【0052】
また、環状部10は、バンド13を貫通する貫通孔であっても、同様の効果が得られ、さらに、特別に環状部を作り、バンドに設置する必要がないので、非常に容易に環状部を設けることができ、製造コストを抑えることができる。
【0053】
(実施例2)
実施例2として、時計本体3に、それぞれ開閉可動部2aを有した、2つの枠体2を設けたアクセサリー時計について説明する。図6は、実施例2のアクセサリー時計における、時計ケースの斜視図である。図7は、実施例2のアクセサリー時計において、開閉可動部が開閉動作の様子を示す平面図である。図8は、実施例2のアクセサリー時計において、時計ケースにチェーンバンドを連結し、時計付きブレスレット(腕時計)として使用した場合の斜視図である。
【0054】
時計本体3には、対峙する2つの枠体2を設ける。枠体2はそれぞれ、開閉可動部2aを含んでいる。開閉可動部2aは、枠体2中を時計本体3側方向へのスライド移動をすることによって、開動作が行われ、枠体中に枠欠損部9を生じる。開閉可動部2aはバネによって、常に時計本体3側から押し出される方向(枠欠損部9を生じさせない方向)へ付勢されているため、開動作とは逆の動作である閉動作が自ずと行われ、再度枠が形成される。
【0055】
このように構成された時計ケースは、実施例1と同様に、開閉可動部2aに開動作させ、開動作によって生じた枠欠損部9から、枠体2を、例えば、鍵やハンドバックの柄などに通すことによって、時計付きのキーホルダーとして活用することができる。また、同様に枠体2を、チェーン、紐などの環状を形成するものに通すことによって、時計ケースはペンダントヘッド的な役割を果たし、時計付きのネックレスなどとしても活用することができる。
【0056】
また、時計ケースが有する、2つの枠体2に、目的に応じた長さ、材質、デザインのバンドを連結することによって、時計付きのブレスレット(腕時計)、チョーカー、アンクレット、ベルトなど、活用の幅がさらに広がる。
【0057】
例えば、枠体2の断面の径より、径の大きい、金属またはプラスチックの環状体の連続であるチェーンバンド14を連結させ、時計付きのブレスレット(腕時計)として利用する場合について説明する。ブレスレットとして適用な長さのチェーンバンド14の両端辺の環状体各1つに、時計ケースが有する2つの枠体2を、それぞれ、開閉可動部2aをスライド移動させることで生じさせた枠欠損部9から通し入れることによって、枠体2とチェーンバンド14の連結を行うことができる。また、同様の環状体の連続で構成されているため、どの部分の環状体であっても、同様に枠体2を通し入れることができる。そのため、着用者の好みの長さで、枠体2を通し入れる環状体を変え、着用することができる。
【0058】
また、枠体2の枠径によって、環状体を2つ以上通し入れることも可能なため、長いチェーンバンドを折り返し、枠体を連続したチェーンバンド上の環状体数個に通すことによって、短めのバンドとして使うこともできる。そのため、例えば、同一のバンドで、枠体2の通し入れ方によって、例えばネックレスとブレスレットなど、使い回しがきき、着用者の工夫次第で、用途の自由度が大きくなる。
【0059】
また、実施例2においても、実施例1と同様に、2つの枠体2に、同時に、連続した同一のチェーンバンド14が連結させることができ、バンドの途中に中留や尾錠、フックなどの連結具を設ける必要がなくなる。そのため、その分の製造コストが低く抑えることができる。また、バンドの途中に中留や尾錠、フックなどの連結具を設けないことで、デザイン的にもシンプルなアクセサリー時計を提供することができる。
【0060】
また、実施例2における、時計ケースは、チェーンバンドのみならず、両端に枠体2を通し入れることができる環状部を有するバンドであれば、いかなるバンドも連結可能である。
【0061】
また、時計ケースにおいて、開閉可動部の付勢は、バネによる付勢のみならず、磁気による、反発し合う、または引き合う力によるものでも同様に行うことができる。また、開閉可動部自身が、弾性部材から構成され、開動作によって、変形された開閉可動部が元の形状に戻ろうとして生じる力によっても、同様に付勢され、同様の効果が得られることは言及するまでもなく容易である。
【0062】
なお、本発明におけるアクセサリー時計において、上記時計ケースとバンドの組み合わせは、上記実施例に限定されることなく、種々の組み合わせが可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるアクセサリー時計は、時計ケース内に開閉可動部を含む枠体を設けることにより、この枠体の部分で鍵、チェーン、バンドなどとの連結を行うことによって、時計付きのキーホルダー、ネックレス、ブレスレット(腕時計)など、様々な用途に活用することができる。
【0064】
また、開閉可動部が常に枠体が形成される方向である閉動作を行う方向に付勢されているため、閉動作が自ずと行われ、着脱が非常に簡単で機能的である。
【0065】
また、バンドを連結し、時計付きブレスレット(腕時計)として使用する場合、枠体がバンドと時計ケースとの連結具的な役割を果たすため、バンド中に中留、尾錠などの連結具を必要としないので、デザイン的にシンプルですっきりした印象を与えることができ、アクセサリー感覚で携帯することができる。
【0066】
また、構造的にも、非常に単純であるため、着用者も困惑することもなく着脱することができ、また、製造コストも低く抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のアクセサリー時計における、時計ケースの斜視図である。
【図2】実施例1のアクセサリー時計における、開閉可動部の平面図である。
【図3】実施例1のアクセサリー時計において、時計付きブレスレット(腕時計)として使用した場合の斜視図である。
【図4】実施例1のアクセサリー時計において、バンドを折り返し、バンド余りとバンド装着部とを固定する様子を示す斜視図である。
【図5】実施例1のアクセサリー時計において、バンド余りとバンド装着部とが固定されている様子を示す断面図。
【図6】実施例2のアクセサリー時計における、時計ケースの斜視図である。
【図7】実施例2のアクセサリー時計において、開閉可動部の平面図である。
【図8】実施例2のアクセサリー時計において、時計付きブレスレット(腕時計)として使用した場合の斜視図である。
【図9】従来例における、時計ケースの斜視図である。
【図10】従来例における、時計ケースの実施例の1つである、バンド付き携帯時計の斜視図である。
【図11】従来例の時計ケースとバンドの接続部構造における、実施例の平面図。
【図12】従来例の時計ケースとバンドの接続部構造における、図10のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 枠
2 枠体
2a 開閉可動部
2b 他枠部
3 時計本体
4 竜頭
5 軸部
6 作用部
7 バネ
8 凸部
9 枠欠損部
10 環状部
11 ピン
11a 先端
11b 支軸
12 穴
13 バンド
13a バンド余り
13b バンド装着部
14 チェーンバンド
101 足部
102 ケース本体(時計本体)
103 バー(枠体)
104 貫通孔
105 バンド
110 時計ケース(時計本体)
111 リング部(枠体)
112 横長部材
113 角溝
114a 縦溝
114b 縦溝
115 止軸(軸部)
116 バー(開閉可動部)
117 ばね
118 つまみ
119 自由端(作用部)
120 止輪
121 掛脱用筒部

Claims (19)

  1. 時計ケースは、時計本体と、時計本体に設置された2つの枠体とから構成され、2つの前記枠体の少なくとも一方の枠体は開閉可動部を含み、前記開閉可動部に開動作をさせることによって、前記枠体に枠欠損部を生じさせることができ、前記開閉可動部は、前記枠欠損部を生じさせない方向に付勢されているアクセサリー時計。
  2. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記開閉可動部は、弾性材、磁気、または前記枠体自体の弾性力によって、前記枠欠損部を生じさせない方向に付勢されているアクセサリー時計。
  3. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記開閉可動部は、前記枠体の一部分を形成し、スライド移動することで開閉動作を行うアクセサリー時計。
  4. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記開閉可動部の一端は、前記時計ケース内に回転可能に連結された軸部であり、前記軸部を軸に、前記開閉可動部の他端である作用部と、前記作用部が接する前記枠体中の他枠部との間に、枠欠損部を生じさせることで開動作を行うアクセサリー時計。
  5. 請求項4記載のアクセサリー時計であって、
    前記作用端は、前記時計ケース内に回転可能に連結されている軸部を軸に、前記枠体の中心方向、または前記枠体の枠面に対して垂直方向に向かって、開動作するアクセサリー時計。
  6. 請求項1、4、5のいずれか一項に記載のアクセサリー時計であって、
    前記開閉可動部の前記枠体の他枠部から離脱可能な作用端は、時計本体から前記枠体間までの距離が最大となる位置よりも前記時計本体側に位置し、前記時計ケース内に回転可能に連結した軸部は、前記作用端よりも前記時計本体側に位置するアクセサリー時計。
  7. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記時計ケースが含む2箇所の前記枠体は、連続した1つの枠の一部であり、前記時計本体を前記枠体の枠足2本に固着し、前記時計本体からはみ出した2箇所の前記枠が、前記枠体となるアクセサリー時計。
  8. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記時計本体に設けられる竜頭またはプッシュボタンが、前記時計本体の前記枠体内側方向に設けられているアクセサリー時計。
  9. 請求項1記載のアクセサリー時計であって、
    前記枠欠損部から、端部に環状部を設けたバンドに、前記枠体を通し入れ出しすることによって、前記時計ケースと前記バンドとの連結、連結解除を行うことがでるアクセサリー時計。
  10. 請求項1または9記載のアクセサリー時計であって、
    2つの前記枠体には、連続した同一の前記バンドが、同時に連結されるアクセサリー時計。
  11. 請求項9記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドの端部に存在する前記環状部は、前記バンドとは別体からなり、環状となった部分を有する連結用部材を前記バンドの端部に固定し、前記環状部を構成しているアクセサリー時計。
  12. 請求項9記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドの端部に存在する前記環状部は、前記バンドを貫通する貫通孔であるアクセサリー時計。
  13. 請求項9記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドが金属またはプラスチックを主原料とし、環状体の連続であるチェーン状の構成部分を有し、前記環状体のうちの1つの環状体が前記環状部となるアクセサリー時計。
  14. 請求項9記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドが皮、布または樹脂を主とした、柔軟性のある素材から構成されているアクセサリー時計。
  15. 請求項9または14記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドの端部に存在する前記環状部は、前記バンドを任意の位置で折り返すことによって形成されたアクセサリー時計。
  16. 請求項15記載のアクセサリー時計であって、
    前記バンドを任意の位置で折り返すことによって生じた、前記バンドのバンド余りは、固定具で前記バンドのバンド装着部に固定されているアクセサリー時計。
  17. 請求項16記載のアクセサリー時計であって、
    前記固定具は、挟み固定具であるアクセサリー時計。
  18. 請求項16記載のアクセサリー時計であって、
    前記固定具は、差込固定具であるアクセサリー時計。
  19. 請求項18記載のアクセサリー時計であって、
    前記差込固定具は、ピンで先端が支軸より径が大きい擬宝珠状をしているアクセサリー時計。
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