JP3115872U - 留め具付き装身具 - Google Patents
留め具付き装身具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3115872U JP3115872U JP2005006740U JP2005006740U JP3115872U JP 3115872 U JP3115872 U JP 3115872U JP 2005006740 U JP2005006740 U JP 2005006740U JP 2005006740 U JP2005006740 U JP 2005006740U JP 3115872 U JP3115872 U JP 3115872U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- accessory
- fastener member
- holding
- member holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
【課題】他の装身具を傷つけることなく、しかも各種の装身具に着脱自在に取り付け可能な留め具付き装身具を提供すること。
【構成】装身具体を構成する留め具部材保持台座3に設けられた複数の留め具部材2と、留め具部材2の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸2aとを有し、留め具部材2の端部のいずれか他方が係止される留め具部材保持部3aが設けられ、留め具部材2が留め具部材保持部3aに係止されたときに、装身具体と留め具部材2との間に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間50が設けられている。
【選択図】図2
【構成】装身具体を構成する留め具部材保持台座3に設けられた複数の留め具部材2と、留め具部材2の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸2aとを有し、留め具部材2の端部のいずれか他方が係止される留め具部材保持部3aが設けられ、留め具部材2が留め具部材保持部3aに係止されたときに、装身具体と留め具部材2との間に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間50が設けられている。
【選択図】図2
Description
本考案は、留め具付き装身具に関する。
最近の身につけるファッション部品の傾向は、他人との違いを強調する個性的な趣向のものが、より多くの人に好まれるようになってきている。身体に装着するファッション部品の使用途も多様化しており、ネックレスやスカーフといったものに使用されている。例えば、一例としてネックレスのような長尺のものを身につける場合に、首からぶら下がっている部分を途中で束ねて、長さを調節するには、色々な彩りのあるリング状の輪ゴムや、金属またはプラスチックスなどでチェーン状となったものや、簡単な留め具などを使用している。またスカーフなどでも同様に、束ねたり、ピン留めされたりする扱いが一般的に行われている。
しかしながら、上述のように、現代は、個性的な面がより強調される風潮が高まっていることから、ネックレスやスカーフなどを束ねる手段などにも、装飾品としてのファッション性を有するとともに見栄えが良いものが求められている。このような場合、その束ねる手段としては、留め具が用いられている。
また、ネックレスなどを一つに束ねるものとして、特許文献1(特開2000−23719号公報)では、ブロックに2つの縦穴を設け、この縦穴にワイヤなどを導くワイヤ導入用切り込みがL字型に設けられ、この切り込みを利用することによって、ネックレスなどを束ねることができる記載がある。また、本発明者が先に出願したところの特許文献2(特開2003−210213号公報)には、ピンを挟んで2つの湾曲片が設けられ、この湾曲片の空間部にネックレスを挟んで固定することが開示されている。
また、図10に示すように、装身留め具100の装飾部材台座部100aに固着された留め具部材回転軸受け部100bの一方の端部に設けられた留め具回転軸200aで、他方の端部に設けられた留め具把手200bを押し下げることにより、留め具部材200を回転可能に支持し、複数の凹部、すなわち装身具保持隙間201で、例えば、ネックレスの真珠などを押さえてネックレス等を束ねるものがある。さらに、図11に、ダイヤなどの装飾部材100a1を取り付けたこの装身留め具100でチェーン状のネックレス装身具101を束ねた様子を示す。このように、装身留め具100は、チェーン状のネックレスを束ねると好適であり、しかも装飾的にも秀いでたものとなる。
ネックレスやスカーフなどを体に装着するにあたって、身につけた時の見栄えを良くする必要がある。そのために、長さを縮めたり形状を種々変えたりすることが行われる。このようなときには、ピンやクリップなどが多く用いられる。しかし、これらのピンやクリップなどの留め具は、確実な留め状態が得られなかったり、長期に使用した場合、装着される衣服等を痛めやすかったりして、装身具としての用途も限定される傾向があった。
例えば、上述の特許文献1では、真珠などをつないだネックレスのワイヤを嵌め込むこととしているが、ワイヤを小さいワイヤ導入穴に嵌め込むことは容易ではない。また、ワイヤを束ねることから、束ねようとする対象物も限定的となる。すなわち、チェーン状のものやスカーフなどの装身具等を束ねるのには不都合である。
また、特許文献2(特開2003−210213号公報)でも、種々の装身具を束ねるのは可能であるが、ピンで差し込む構造となっているため、束ねる機能や、装飾的な機能は良いが、装身具を束ねるための扱いやすさ、すなわち操作性には、さらに改良の余地が残っている。
図10,11に示す装身留め具100は、扱いやすくしかも装飾的に秀でているが、束ねるものが狭くなった隙間202に挟み込まれた場合、留め具部材200は、完全には閉じることができない状態に落ち入る。このような状態が生じると、束ねることができなくなるばかりか、装身具を切断してしまう事故や傷つくという問題が生じる。しかも、この装身留め具100は、ネックレスを束ねるもので、用途は限定的である。
そこで、本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、他の装身具を傷つけることなく、しかも各種の装身具に着脱自在に取り付け可能な留め具付き装身具を提供することを目的とする。
本考案の留め具付き装身具は、装身具体に設けられた複数の留め具部材と、留め具部材の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸とを有し、留め具部材の端部のいずれか他方が係止される留め具部材保持部が設けられ、留め具部材が留め具部材保持部に係止されたときに、装身具体と留め具部材との間に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間が設けられている。
このような構成とすると、例えばネックレス、チェーン、スカーフ、ベルト、腕輪など各種の装身具に着脱自在に取り付け可能となり、これらの装身具の長さを調節したり、束ねることにより、輪の大きさを自由に変えたりすることが可能であると共に、それ自体がブローチやペンダントの様な装身具としての機能も備え、かつ束ねられる装身具を傷つける危険性が少ないものとなる。
また、装身具本体部の裏側に設けられた留め具部材保持台座と、留め具部材保持台座に設けられた留め具回転軸受け部と、留め具保持台座に設けられた複数の留め具部材と、留め具回転軸受け部に留め具部材の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸とを有し、留め具部材保持台座に留め具部材の端部のいずれか他方と係止する留め具部材保持部が設けられ、留め具部材が留め具部材保持部に係止されたとき、留め具部材保持台座と留め具回転軸受け部と留め具部材とで囲まれた領域に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間が設けられている。
このような構成とすると、例えばネックレス、チェーン、スカーフ、ベルト、腕輪など各種の装身具に着脱自在に取り付け可能となり、これらの装身具の長さを調節したり、束ねることにより輪の大きさを自由に変えたりすることが可能であると共に、それ自体がブローチやペンダントの様な装身具としての機能も備え、かつ束ねられる装身具を傷つける危険性が少ないものとなる。
さらに、留め具部材保持部は、留め具部材の端部のいずれか他方が挿入する留め具部材保持隙間と、留め具部材の前記他方の端部に設けられた凸部および凹部とそれぞれ嵌合する台座凹部および台座凸部とを有するのが好ましい。このような構成にすると、装身具保持空間を大きくすることができるので、束ねる対象物の範囲が拡大する。
また、留め具部材の端部のいずれか他方の先端に、磁石または磁性体を設け、留め具部材保持部に、磁石とは極性の異なる磁石もしくは磁性体または磁石のいずれかを設けるのが好ましい。このような構成にすると、構造が簡単になるので、留め具付き装身具を作りやすくなる。
他の考案は、上述の考案に加え、留め具部材保持台座の中央または両端部に留め具回転軸を有する留め具回転軸受け部を設け、2つの留め具部材のそれぞれの端部のいずれか一方は、留め具回転軸でそれぞれ軸支され、留め具部材の端部のいずれか他方は、留め具部材保持台座の両端部または中央に設けられた留め具部材保持部に係止されている。このような構成にすると、2つの留め具部材が留め具部材保持台座の中央を中心として対称的に開くことが可能となり、使用者が扱い易くなる。
さらに他の考案は、上述の考案に加え、留め具部材保持部は、装身具体に設けられた押さえピン受け部と、押さえピン受け部に設けられた押さえピン挿入穴部に挿入される押さえピン部材とを有し、押さえピンが押し込まれたとき、留め具部材が押さえピンと接触するよう構成されている。このような構成にすると、押さえピンの挿入という動作で複数の留め具部材の係止が可能となる。
さらにまた、留め具部材の装身具保持空間側の面に、凹凸面または弾性部材からなる滑り止め部が設けられるのが好ましい。このような構成にすると、装飾品を束ねたときに、ずれることが少なくなる。特に、ビーズを用いたストラップや腕輪などを束ねるのに好ましい。
また、留め具部材は、半円形形状となるような円弧形とされるのが好ましい。このような構成にすると、束ねる対象物が特殊な形状のものであっても、制約なく束ねることができる。すなわち、くさり状の装身具例えば手に巻き付けたり、腰に巻き付けたりするバンドなどを容易に束ねることができる。また、留め具付き装身具を身につけた場合に、身体に傷や痛み等が生じる危険性が少ないものとなる。
さらに、留め具部材は、留め具回転軸を中心に「へ」の字型に配置されるのが好ましい。このような構成にすると、束ねた装身具が絡み合うことが少なくなる。
さらにまた、複数の留め具部材が、個々に動作可能に設けられるのが好ましい。このような構成にすると、種類の異なる装身具、例えば2つの留め具部材のときは、片方のみ開いたり、両方を同時に開いたり、両方を片方ずつ順番に開いたり等の開き方ができ、数多くの留め方が利用できるようになる。
また他の考案は、留め具部材が、三個以上であって一列になるように、または1点で交叉するように設けられている。このような構成にすると、種類の異なる装身具、例えば使用中に大きな力のかかる腰ベルトや、またチェーンやビーズを用いたものも、一緒に束ねることができる。
本考案によれば、例えばネックレス、チェーン、スカーフ、ベルト、腕輪など多種の装身具を着脱自在に取り付け可能として、これらの装身具の長さを調節したり、束ねることにより、輪の大きさを自由に変えたりすることが可能であると共に、それ自体がブローチやペンダントの様な装身具としての機能も備え、かつ束ねられる装身具を傷つける危険性が少ないものとなる。
本考案の留め具付き装身具についての実施の形態を、以下に図を用いて説明する。なお、各図中において、同じ機能を有するものは同じ記号を付して、説明することとする。
図1は、本考案の第1の実施の形態に係る留め具付き装身具10を説明するための斜視図である。この留め具付き装身具10は、装身具本体部1と、2つの留め具部材2,2と、留め具部材保持台座3とから主に構成される。
留め具付き装身具10の装身具本体部1の表側は図示していないが、装飾部材、例えば種々な宝石類が備え付けられたり、また彫刻等が施されたりしている。留め具部材2は、ネックレス等を束ねたり、またそれ自体を被服等に取り付けたりする機能を有する部分である。また、装身具本体部1の裏側には、装身具本体部1とともに装身具体を構成する留め具部材保持台座3が設けてある。
この留め具部材保持台座3には、留め具回転軸受け部20が設けられ、その留め具回転軸受け部20には、留め具回転軸2aが留め具部材保持台座3の平面に対して水平方向に突き刺さった状態で設けられている。この留め具回転軸2aは、各円弧状の留め具部材2の一方の端部を留め具回転軸2aで軸支し、回転させて開閉させる構成となっている。留め具部材2と留め具部材保持台座3と留め具回転軸受け部20とで囲まれた領域として設けられている2つの装飾部品保持空間50には、図示しないが、装身具、例えばネックレス、チェーン、スカーフ、ベルト、腕輪などが保持される。
なお、図1では、留め具部材保持台座3を装身具本体部1とは別個に設けるように構成してあるが、この留め具部材保持台座3を省略して、装身具本体部1を留め具部材保持台座3として兼ねるようにすることもできる。また、留め具部材保持台座3は、任意の形状とすることができる。しかし、以後の説明においては、説明を分かりやすくするために、留め具部材保持台座3を長方形のものとして図示し、説明することとする。
図2(A)は、留め具部材2と留め具部材保持台座3と留め具回転軸受け部20とで構成される装身具保持部10aを示す図で、図1に示した留め具付き装身具1を、X−X’で垂直方向に切断した部分断面図である。また、図2(B)は、図2(A)の留め具回転軸受け部20をX−X’で切断した部分断面図である。この留め具回転軸受け部20は、留め具回転軸2aと、後述する留め具回転隙間20aと、後述する留め具外側回転片部2a1および留め具内側回転片部2a2とで構成される。また、図2(C)は、図2(B)の回転部分の部分斜視図である。
図2(A)で示すように、装身具保持部10aは、留め具回転軸2aを中心に、左右一対の留め具部材2が配設されて形成されている。すなわち、この留め具部材2は、その一方の端部が、留め具部材保持台座3の中央付近に設けられた留め具回転軸受部20の留め具回転軸2aに軸支され、図示したように矢印方向に回転して、開閉可能となるように構成されている。また、この留め具部材2の他方の端部は、留め具部材保持台座3の両端部に設けられた空隙である留め具部材保持隙間3dに係止されるように構成されている。なお、留め具部材保持隙間3dは、留め具部材保持部3aの一部となっている。また、図2では留め具回転軸受け部20は、留め具部材保持台座3の中央付近に設けてあるが、実際には留め具回転軸受け部20は、図で例示したような長方形とは限らないし、また装身具本体部1との関係で必ずしも中央付近でなければならないとは限らない。
この留め具部材2の他方の端部には、留め具部材保持隙間3aに面して設けられた凹部となる台座凹部3cおよび留め具部材保持隙間3dの中に突き出るように形成された台座凸部3bとそれぞれ嵌合する凸部2bおよび凹部2cが設けられている。したがって、留め具部材2の他方の端部が、留め具部材保持隙間3dに入り込み、嵌合・係止されたとき、留め具部材2は、留め具部材保持隙間3dから簡単に外れないようになっている。ここで、台座凸部3bと台座凹部3cは、留め具保持隙間3dとともに留め具部材保持部3aを構成している。なお、図示しないが、台座凹部3cおよび台座凸部3bとそれぞれ嵌合する凸部2bおよび凹部2cは、留め具部材2の最も外側で外向きに形成され、一方、台座凹部3cおよび台座凸部3bは、それぞれ最も外側で内向きに形成されているが、留め具部材保持隙間3a内の反対の場所で嵌合するように設けても良い。
なお、留め具保持隙間3aに磁石または例えば鉄のような磁性体である材料のいずれかを嵌め込むとともに、留め具部材2の他方の端部に上述の磁石または磁性体と磁力で引き合うように磁石または磁性体を設けて、装身具保持空間50を形成させても良い。
留め具回転軸受け部20は、図2(B)で示すように、留め具回転軸受け部20の中央部が削り取られ、溝状の隙間となっている留め具回転隙間20aを有している。留め具回転軸2aは、この溝状の留め具回転隙間20aを垂直に横切るように橋渡しされて設けられている。この留め具回転軸2aは、一方の留め具部材2の留め具回転軸2aで軸支される端部に設けられた2つの留め具外側回転片部2a1と、他方の留め具部材2であって、留め具外側回転片部2a1の両者間に配設された留め具内側回転片部2a2とを貫通している。留め具回転軸2aの回りを、各回転片部2a1、2a2が回転することにより、留め具部材2が開閉するようになっている。
なお、図2(B)では、一方の留め具部材2の留め具外側回転片部2a1を2個設けた様子を図示しているが、この留め具外側回転片部2a1を他方の留め具部材2の留め具内側回転片部2a2と同じように1個として、留め具回転軸2aで回転可能に軸支しても良い。また、留め具外側回転片部2a1を3個とし、留め具内側回転片部2a2を2個とするなど、必要に応じて任意に設けることができる。
図2(C)は、留め具外側回転片部2a1と留め具内側回転片部2a2が、留め具回転軸2aで軸支されている様子をさらに詳しく示す斜視図である。このように、留め具部材2の一方の端部を留め具回転軸2aで回転可能に軸支して、開閉可能とさせることにより、どんな形状のネックレスやチェーンあるいはベルトさらには和装用の帯締めのような長尺の紐状の装身具であっても、また、スカーフなどのように、束ねるときにボリュームを必要とする様な装身具であっても、さらには腕輪や靴紐等であっても、装身具保持空間50で容易に束ねることができ、身につけたときの見栄えを損なうこともない。
次に、本考案の留め具付き装身具10の第2の実施の形態に係る留め具付き装身具10Aを、図3に示す。この第2の実施の形態が、上述の第1の実施の形態と異なる主要な点は、留め具回転軸受け部20を中心にして左右の位置の留め具部材保持台座3上に留め具部材保持部31が設けられている点である。よって、この相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一の部材または同種の部材は、同一の符号を用いて説明する。
この留め具付き装身具10Aの装身具保持部10aは、留め具部材2と、留め具部材保持台座3と、留め具部材保持台座3に突出して2つ設けられた留め具回転軸受け部20と、留め具回転軸受け部20を中心として左右の位置に突出して配設された2つの留め具部材保持部31と、各留め具部材2と留め具部材保持台座3と留め具回転軸受け部20とで囲まれる2つの装身具保持空間50とで構成されている。
留め具部材2の一方の端部が、留め具回転軸受け部20の留め具回転軸2aに軸支されて、図示したように矢印方向に回転して、開閉可能となるように構成されているのは、実施の形態1と同様である。また、留め具回転軸受け部20の左右に配設された留め具部材保持部31には、留め具部材2の他方の端部が出入可能な穴様の隙間である留め具部材保持隙間3dが設けられている。この、留め具部材保持隙間3dの内面は、留め具部材保持隙間3dの底部側に留め具部材2の凸部2bと嵌合する台座凹部3cと、留め具部材2の凹部2cと嵌合する台座凸部3bとが設けてある。なお、図3では、留め具部材保持隙間3dの留め具回転軸2a側に、台座凸部3bおよび台座凹部3cとが設けられ、留め具部材2の他方の端部でかつ留め具回転軸2a側に、凸部2bと凹部2cが設けられているが、これらは共に、留め具回転軸2a側に対して遠い側に設けても良い。このように、留め具部材保持部31を留め具保持台座3から突出させて設けることにより、留め具部材2を留め具部材保持隙間3dに挿入・係止したり、また外したりするのが容易となる。
図3(B)、(C)は、装身具保持部10aを、図3(A)を下から見た図である。図3(C)は、図3(B)の変形例で、この図3(B)と図3(C)との主要な相違点は、2つの留め具部材2,2の配置形状の違いである。すなわち、図3(B)に示されるように、2つの留め具部材2,2が、留め具部材保持台座3に設けられた留め具回転軸受け部20から留め具回転軸2aを中心にして、一直線状に配置されている。また、図3(C)は、2つの留め具部材2,2は、留め具部材保持台座3に設けられた留め具回転軸受け部20から留め具回転軸2aを中心にして、「へ」の字型に配置されている。これらの留め具部材2の他方の端部は、留め具部材保持部31に設けられた留め具部材保持隙間3dに挿入されて嵌合・係止される。なお、このような「へ」の字型の配置は、上述の実施の形態1や以後の実施の形態にも応用できる。
また、上述の一直線状に配置されたものと、「へ」の字型に配置されたものとは共通点が多いので、重複を避けるため、以後の説明においては、「へ」の字型の構成については、記載を省略することとする。なお、一直線上に配置する構成とすると、構成部品が作りやすく、また組立も簡単である。また、「へ」の字型の配置とすることにより、ネックレスやチェーンあるいはスカーフ、腕輪などの装身具を束ねたときに、裾側が交叉することが少なくなり、使用感が向上する。
本考案の第3の実施の形態に係る留め具付き装身具10Bを、図4に示す。この留め具付き装身具10Bも、装身具本体部1を示していないが、実施の形態1と同様な装身具本体部1に、装身具保持部10aが設置される。装身具保持部10aが、上述の第1の実施の形態や第2の実施の形態と異なる主要な点は、留め具部材2の他端側と装身具保持台座3のいずれか一方に磁石4を設け、いずれか他方に磁石4と磁力で引き合う様な極性の異なる磁石4または例えば鉄のような磁性体4aをそれぞれ設けて、留め具部材2が装身具保持台座3に係止可能となるように構成されている点にある。
図4に示す例では、留め具部材2の一方の端部は、留め具回転軸受け部20の留め具回転軸2aで軸支され、他方の端部には、磁性体4aが固着されている。この磁性体4aは、留め具部材2が閉じられたときに、装身具保持台座3に設けられた磁石4と引き合い、合体して係止される。なお、上述したように、係合する部分を極性の異なる磁石4としたり、留め具部材2の他方の端部に磁石4を設け、装身具保持台座3に磁性体4aを設けたりするようにしても良い。このように、磁石4を用いることにより、構造は簡単になり、製造しやすくなると共に、留め具付き装身具10Bとして使用するに当たって、扱いやすくなる。
本考案の第4、第5の実施の形態に係る留め具付き装身具10C,10Dを、図5(A)、(B)を用いて説明する。この留め具付き装身具10Cおよび10Dも、装身具本体部1を示していないが、実施の形態1と同様な、装身具本体部1に装身具保持部10aが設置される。図5(A)、(B)に示す装身具保持部10aが、上述の第1から第3までの実施の形態と異なる主要な点は、留め具部材保持台座3の両端部に設けられた留め具回転軸受け部32に設けられた留め具回転軸2aに、留め具部材2の一方の端部が軸支されている点と、留め具回転軸受け部32の構造の点である。
2つの留め具部材2は、図示したように矢印方向に回転して開閉し、装身具保持台座3の中央に設けた留め具部材保持部の一種である両側留め具部材保持部33の留め具部材保持隙間となる両側保持隙間3eに挿入されて係止される。すなわち、装身具保持台座3の両端部には、装身具保持台座3より突出して、留め具回転軸受け部32がそれぞれ設けられている。各留め具回転軸受け部32は、1つの留め具回転軸2aと、中央に設けられ留め具回転隙間20a内に入り込む1つの留め具部材2の一方の端部を、支持する構造とされている留め具部材2の一方の端部は、この留め具回転軸受け部32に設けられた留め具回転軸2aで軸支され、両側留め具部材保持部33を中心とした対称的な動き、すなわち、図示したように矢印方向の両側に開閉が可能となっている。
また、留め具付き装身具10Cの装身具保持台座3に設けられた両側留め具保持部33に設けられている両側保持隙間3eに、留め具部材2の他方の端部が挿入されると、留め具部材2は嵌合・係止される。すなわち、留め具部材2の凸部2bと凹部2cと、両側留め具部材保持部33の保持凸部3bと保持凹部3cとが嵌合するようにして係止される。このような構造とすると、留め具部材2を観音開きのような両開きにすることとなるので、両開きすることにより開口面(開口された幅)が大きくなり、装身具類を束ねるための取り扱いが容易になる。
なお、図5(A)では、両側留め具保持部33に両側保持隙間3eを1個だけ設けて、留め具部材2の他方の端部が2つ挿入されるように図示してあるが、この両側保持隙間3eの中央部に仕切を設けて、2つの隙間(図示せず)を設けるようにしても良いし、また図3に示すような留め具保持部31を2個(図示せず)並べて設け、2つの両側保持隙間3eを設ける構成としても良い。
図5(B)は、第4の実施の形態の変形例を示す図で、留め具付き装身具10Dの留め具部材2の一方の端部は、端部留め具回転軸受け部32に設けられた回転軸部2aで軸支されている。また、他方の端部には、例えば鉄のような磁性体4aが設けられている。さらに、留め具部材保持台座3の両側留め具保持部33には、磁石4を設けて、矢印方向に開閉・係止されるようにしてある。なお、図5(B)では、磁石4と磁性体4aとが引き合うようにしてあるが、両方を磁石4としたり、あるいは、留め具部材2に磁石4を設け、留め具部材保持台座3に磁性体4aを設けたりしても良い。このようにすると、構造が簡単になると共に、扱いやすくなり、どんな装身具でも容易に束ねることができる。
図6は、本考案の第5の実施の形態に係る留め具付き装身具10Eを示す側面図である。この留め具付き装身具10Eも、装身具本体部1を示していないが、実施の形態1と同様な装身具本体部1に装身具保持部10aが設置される。この第5の実施の形態が、上述の第1から第4までの実施の形態と異なる主要な点は、装身具保持台座3に突出して設けられた押さえピン受け部5に、留め具部材2を押さえピン部材6で係止させるようにしてある点である。すなわち、装身具保持部10aは、留め具部材保持台座3と、留め具部材2と、留め具部材保持台座3に突起状に設けられた押さえピン受け部5と、押さえピン部材6とで構成される。留め具部材2は、一方の端部が、留め具部材保持台座3に設けられた端部留め具回転軸受け部32に設けられた留め具回転軸2aに軸支されて、図示したように矢印方向に回転して開閉可能となっている。さらに、留め具部材2は、他方の端部が、留め具部材2の中心に近づくような渦巻き状とされ、その先端は、留め具部材保持台座3に対してより垂直方向より内側に、渦巻くように巻き込まれる形状となって巻き込み部2dを構成している。
留め具部材保持台座3には押さえピン受け部5が、突出して設けられている。この押さえピン受け部5には、押さえピン挿入穴部5aが設けてある。この押さえピン挿入穴部6aの内面には、それぞれ少なくとも1個の押さえピン挿入穴凹部5bと押さえピン挿入穴凸部5cとが交互に設けられている。一方、押さえピン部材6は、上述の押さえピン挿入穴部5aに挿入される押さえピン軸部6bと、押さえピン軸部6bより幅広の押さえピン頭部6aとで構成されている。この押さえピン軸部6bには、押さえピン挿入穴凹部5bと押さえピン挿入穴凸部5cとかみ合って係止するように、押さえピン凸部6cと押さえピン凹部6dとが設けられている。
留め具部材2を閉じるときは、巻き込み部2dが押さえピン受け部5に接触しつつ押し込まれる。これによって、留め具部材2は、摩擦抵抗で押さえピン受け部5に一次的に係止される。さらに、この押し込まれた留め具部材2は、押さえピン部材6が押さえピン挿入穴部5aに挿入されたとき、押さえピン頭部裏面6a1に接触して押さえつけられる。これによって、留め具部材2が誤って開くのを二重に防止する働きを有している。このような構成にすると、貴重な装身具10Eを誤って落下したり、あるいは紛失したり、さらには束ねる装飾部品がほどけたりすることがなくなり、安全度が向上する。
図7(A)、(B)は、本考案の留め具付き装身具10、10A、10B、10C、10D、10E(図7では、留め具付き装身具10を例示)を用いて、装身具、例えばネックレス1a(図7(A)参照)やスカーフ1b(図7(B)参照)を束ねて身につけている様子を示す概念図である。ネックレス1aやスカーフ1bを留め具付き装身具10で束ねたときは、ネックレス1aの端部1a1やスカーフ1bの裾部1b1を、見栄え良く開いた状態にすることもできる。
以上、本考案の各実施の形態に係る留め具付き装身具10,10A,10B、10C、10D、10Eを説明したが、本考案はこれに限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない限り、種々変更実施可能である。以下、これについて説明する。
図8(A)は、本考案の各実施の形態の第1の変形例、具体的には本考案の実施の形態に係る留め具付き装身具10,10A、10Bの装身具保持部10aの変形例を示す図である。留め具回転軸2aで回転可能に軸支された留め具部材2の装身具保持空間50側を、凹凸面からなる滑り止め部2eとしたものである。
この滑り止め部2eは、ゴム等の弾性部材や、摩擦係数の高い部材を貼り付けたり、梨地面のようにざらつき面としたりすることで、滑り止め部2eとしても良い。このようにすることにより、上述の装身具、例えばネックレス1aやスカーフ1bなどがずれることなく、またビーズを用いたストラップや腕輪なども好ましい形状で留めておくことが可能となる。
この滑り止め部2eは、ゴム等の弾性部材や、摩擦係数の高い部材を貼り付けたり、梨地面のようにざらつき面としたりすることで、滑り止め部2eとしても良い。このようにすることにより、上述の装身具、例えばネックレス1aやスカーフ1bなどがずれることなく、またビーズを用いたストラップや腕輪なども好ましい形状で留めておくことが可能となる。
図8(B)は、本考案の各実施の形態の第2の変形例で、具体的には、留め具付き装身具10、10Aの装身具保持部10aの変形例を示す図である。すなわち、留め具部材保持台座3に突出して設けられた留め具回転軸受け部20に、一方の端部が留め具回転軸2aで回転可能に軸支されている三角形の形状をした角形留め具部材40が設けられている。また、他方の端部は、基本的には図3(A)と同様な構成で、留め具部材保持部31の留め具部材保持隙間3dに嵌合・係止される。このような角形にすることにより、角形の形状をしたネックレスや、くさり状の装身具例えば手に巻き付けたり、あるいは腰に巻き付けたりするバンドやベルト、さらには和装用の帯締めなどを確実に束ねることが可能となる。なお、図8(B)では、形状を三角形としたが、必要に応じて四角形としたり、五角形としたりしても良い。さらに、留め具回転軸部20を中心に左右に留め具部材保持部31を設けてあるが、図5に示したように両側留め具保持部33の左右に端部留め具回転軸受け部32を設けるようにしても良い。
図9(A)、(B)は、本考案の各実施の形態の第3,第4変形例で、各実施の形態に係る装身具保持部10aの部分を示す図である。この第3、第4の変形例は、留め具部材2を3つ以上設ける例を示す装身具保持部10aの様子を示す図である。これらの変形例では、留め具回転軸受け部と、留め具部材保持部とが、それぞれ複数組み合わせて用いられている。
図9(A)の装身具保持部10aでは、留め具付き装身具10Aの留め具回転軸受け部20と、留め具部材保持部31に加え、留め具付き装身具10Cの両側留め具保持部33と1つの留め具部材2のみを支持する留め具回転軸受け部20’とを有する。図9(B)の装身具保持部10aでは、留め具付き装身具10Aの留め具回転軸受け部20と、留め具部材保持部31がそれぞれ2つと、留め具付き装身具10Cの1つの両側留め具保持部33とを有する。これらに合わせて、複数、図9(A)では3つ、図9(B)では4つの留め具部材2が、それぞれ設けられている。
装身具保持部10aは、上述のように、留め具部材2が2つからなるもの、3つからなるもの、4つからなるものの他に、1つのものや5つ以上のものとすることができる。これらユニット化して設けられている装身具保持部10aを複数用いることで、さらに多種類の装身具を束ねさせることができる。したがって、この留め具付き装身具10、10A、10B、10C、10D、10Eの用途を拡大させることができる。特に、腰ベルトや和装用の帯締めのように使用中に大きな力のかかるものや、装飾部材例えばチェーンやビーズを用いたものなど、これらを多くまとめて身につけたいような場合には、効果的である。
上述の各実施の形態や変形例では、各留め具部材2、40は、それぞれ単独で動作可能、すなわち単独で開閉可能に形成されていたが、1つの留め具部材2,40が開くと他の留め具部材2,40もその動作に連動して開くようにしても良い。なお、各留め具部材2,40が独自に動作可能とすると、1つの留め具部材2,40のみを開閉し、他は閉じたままとしたり、全ての留め具部材2,40を開閉させたりできる。全ての留め具部材2,40を開閉する場合も、1つずつ順に開けたり、閉じたりしたり、複数同時に開けたり、閉じたり、または開けるときは、1つずつで、閉じるときは同時というように、数多くの開閉動作を選択できる。このため、数多くの留め方や複雑な留め方を採用することが可能となる。
また、上述の各実施の形態や変形例では、各留め具部材2,40を一列に並べたり、「へ」の字形に並べたものを示したが、時計の時針、分針、秒針が3時59分40秒を指したとき、すなわち、各針が、ほぼ120度間隔にて配置されているような状態の各針が、留め具部材2、40となるような配置としても良い。この配置は、3つの留め具部材の場合であるが、4つの留め具部材のときは、同様に90度間隔にて配置されるようにしても良い。いずれの場合でも、交叉する中心部には、留め具部材保持部を形成しても良く、また、代わりに留め具回転軸受け部を設けるようにしても良い。
この装身具保持部10aは、使用時に簡単に折れたり、変形したりしない強度あるいは性質を有していれば、美的外観や商品価値を低下させることがないかぎり、材料についての格別な制限はない。すなわち、留め具部材2と装身具体を構成する留め具部材保持台座3(または、装身具本体部1)とは、金属と金属あるいは金属とプラスチックス(特に強化プラスチックス、以下同じ)、プラスチックスとプラスチックスとの組み合わせが可能である。プラスチックスの場合は、射出成形や圧縮成形などを採用することができる。また、また、プラスチックスには、めっき、蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等で金属や無機質の皮膜を形成したものを用いても良い。さらに、金、銀、プラチナといった貴金属を用いても良いし、銅やステンレスあるいはアルミ合金やアルマイトしたアルミニウム合金などを用いても良い。さらにまた、必要に応じ、金、ロジュウム、パラジュウム、銀、プラチナなどの貴金属めっきを施しても良い。
この留め具付き装身具10,10A、10B,10C、10D、10Eは、他の装身具を束ねるのに好適であるが、例えば、留め具部材2、40の先端を尖らすことで、それ自体を衣服等に飾り付けることができる。
1 装身具本体部(装身具体の一部)
2 留め具部材
2a 留め具回転軸
2b 凸部
2c 凹部
2d 巻き込み部
2e 滑り止め部
3 留め具部材保持台座(装身具体の一部)
3a 留め具部材保持部
3b 台座凸部(留め具部材保持部)
3c 台座凹部(留め具部材保持部)
3d 留め具部材保持隙間(留め具部材保持部)
3e 両側保持隙間(留め具部材保持隙間)
4 磁石
4a 磁性体
5 押さえピン受け部
5b 押さえピン挿入穴部
6 押さえピン部材
6a1 押さえピン頭部裏面
6b 押さえピン軸部
10 留め具付き装身具
10a 装身具保持部
20 留め具回転軸受け部
20a 留め具回転隙間
31 留め具部材保持部
32 端部留め具回転軸受け部(留め具回転軸受け部)
33 両側留め具部材保持部(留め具部材保持部)
40 角形留め具部材
50 装身具保持空間
2 留め具部材
2a 留め具回転軸
2b 凸部
2c 凹部
2d 巻き込み部
2e 滑り止め部
3 留め具部材保持台座(装身具体の一部)
3a 留め具部材保持部
3b 台座凸部(留め具部材保持部)
3c 台座凹部(留め具部材保持部)
3d 留め具部材保持隙間(留め具部材保持部)
3e 両側保持隙間(留め具部材保持隙間)
4 磁石
4a 磁性体
5 押さえピン受け部
5b 押さえピン挿入穴部
6 押さえピン部材
6a1 押さえピン頭部裏面
6b 押さえピン軸部
10 留め具付き装身具
10a 装身具保持部
20 留め具回転軸受け部
20a 留め具回転隙間
31 留め具部材保持部
32 端部留め具回転軸受け部(留め具回転軸受け部)
33 両側留め具部材保持部(留め具部材保持部)
40 角形留め具部材
50 装身具保持空間
Claims (11)
- 装身具体に設けられた複数の留め具部材と、上記留め具部材の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸とを有し、上記留め具部材の端部のいずれか他方が係止される留め具部材保持部が設けられ、上記留め具部材が上記留め具部材保持部に係止されたときに、上記装身具体と上記留め具部材との間に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間が設けられていることを特徴とする留め具付き装身具。
- 装身具本体部の裏側に設けられた留め具部材保持台座と、上記留め具部材保持台座に設けられた留め具回転軸受け部と、上記留め具保持台座に設けられた複数の留め具部材と、上記留め具回転軸受け部に上記留め具部材の端部のいずれか一方を軸支するように設けられた留め具回転軸とを有し、上記留め具部材保持台座に上記留め具部材の端部のいずれか他方と係止する留め具部材保持部が設けられ、上記留め具部材が上記留め具部材保持部に係止されたとき、上記留め具部材保持台座と上記留め具回転軸受け部と上記留め具部材とで囲まれた領域に他の装身具の一部が挿通可能な複数の装身具保持空間が設けられていることを特徴とする留め具付き装身具。
- 前記留め具部材保持部は、前記留め具部材の端部のいずれか他方が挿入する留め具部材保持隙間と、前記留め具部材の前記他方の端部に設けられた凸部および凹部とそれぞれ嵌合する台座凹部および台座凸部とを有することを特徴とする請求項1または2記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材の端部のいずれか他方の先端に、磁石または磁性体を設け、前記留め具部材保持部に、上記磁石とは極性の異なる磁石もしくは磁性体または磁石のいずれかを設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材保持台座の中央または両端部に前記留め具回転軸を有する前記留め具回転軸受け部を設け、2つの前記留め具部材のそれぞれの端部のいずれか一方は、前記留め具回転軸でそれぞれ軸支され、前記留め具部材の端部のいずれか他方は、前記留め具部材保持台座の両端部または中央に設けられた前記留め具部材保持部に係止されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材保持部は、前記装身具体に設けられた押さえピン受け部と、前記押さえピン受け部に設けられた押さえピン挿入穴部に挿入される押さえピン部材とを有し、上記押さえピンが押し込まれたとき、前記留め具部材が前記押さえピンと接触するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材の前記装身具保持空間側の面に、凹凸面または弾性部材からなる滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材は、前記装身具保持空間が半円形状になるように円弧形にされていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材は、前記留め具回転軸を中心に「へ」の字型に配置されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
- 複数の前記留め具部材が、個々に動作可能に設けられていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
- 前記留め具部材が、三個以上であって一列になるように、または1点で交叉するように設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の留め具付き装身具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006740U JP3115872U (ja) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | 留め具付き装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006740U JP3115872U (ja) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | 留め具付き装身具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115872U true JP3115872U (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=43278109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006740U Expired - Fee Related JP3115872U (ja) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | 留め具付き装身具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115872U (ja) |
-
2005
- 2005-08-18 JP JP2005006740U patent/JP3115872U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7980095B1 (en) | Jewelry method and system | |
US9364051B2 (en) | Decorative system with fasteners and interchangeable connectors | |
US5133195A (en) | Ornamental jewelry system | |
US20040007017A1 (en) | Necklace with detachable necklace strands | |
JP6401259B2 (ja) | 取外し可能な装飾体用の装飾体台座、このような台座を含む製品および方法 | |
WO2004010814A2 (en) | Multi-function jewelry chain primarily for supporting an upper torso garment | |
US6026658A (en) | Convertible jewelry article | |
US6810685B2 (en) | Jewelry fastener assembly | |
US6804977B1 (en) | Necklace and bracelet pendant-clasp | |
JP5857033B2 (ja) | 着脱可能なジュエリー台座 | |
US20110271715A1 (en) | Removable Securable Interchangeable Clothing Button Jeweled System | |
US1922594A (en) | Ring for attaching articles to clothing | |
US20160302537A1 (en) | Necklace and bracelet with multiple detachable necklace and bracelet strands and methods of making the same | |
US20130199239A1 (en) | Jewelry divider | |
US20080006288A1 (en) | Combined hair clasp and necklace | |
KR20070073692A (ko) | 착탈식장신구 | |
JP3115872U (ja) | 留め具付き装身具 | |
KR20180002696U (ko) | 장신구 | |
JP3939647B2 (ja) | 装身具 | |
JP2018505011A (ja) | パームブレスレット | |
KR20050080168A (ko) | 장신구 | |
US20170231334A1 (en) | Jewelry Clasp | |
WO2019048787A1 (fr) | Accessoire à ruban interchangeable | |
JP3140698U (ja) | 装飾部材の係止構造及びその係止構造を有する装飾品 | |
KR20180132244A (ko) | 장신구의 체결장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20050819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |