JP2004197466A - シーリングガン - Google Patents

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Abstract

【課題】シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができるシーリングガンを提供すること。
【解決手段】外壁にシーリング材3を打設するためのシーリングガン1。シーリングガン1は,シーリング材3を充填したフィルムパック4を収納する保持筒11と,これに固定された基枠12と,基枠12に進退可能に支承されたガイドロッド13と,ガイドロッド13に前進力を付与するハンドル14と,シーリング材押出用のピストン15と,保持筒11に着脱可能に取付けられたノズル一体ヘッダー2とを有する。ノズル一体ヘッダー2はヘッダー部21とノズル部22とを有する。ヘッダー部21は逆流防止部23を有し,逆流防止部23とノズル部22の基端部229との間には,逆流してきたシーリング材3が充填される液溜部24が形成されている。逆流防止部23にはフィルムパック4が密着する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,建物の外壁を構成する複数の窯業系建築板の間に形成される目地部にシーリング材を打設するためのシーリングガンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より,外壁の目地部にシーリング材を打設する際には,シーリング材の吐出される先端部が,図12に示すような構造からなるシーリングガン9が用いられる(特許文献1,特許文献2参照)。
該シーリングガン9は,シーリング材3を充填したフィルムパック4を収納する保持筒91と,該保持筒91の内部に進退可能に設けられたシーリング材押出用のピストン(図示略)と,上記保持筒91の前端部911に着脱可能に取付けられたヘッダー81及びノズル82とを有する。また,上記ノズル82は上記ヘッダー81に対して着脱可能となっている。
【0003】
例えば,上記ノズル82とヘッダー81とは,図9〜図11に示すような形で接続される。図9に示すものは,ヘッダー81の前面811にノズル82をねじ込んだものである。図10に示すものは,ヘッダー81の前面811の開口部812に後方からノズル82を差し込むようにして配設するものである。図11に示すものは,ヘッダー81の前面811から隆起するように液溜部83が形成されており,該液溜部83の前端部831に形成されたネジ穴にノズル82をねじ込むものである。
【0004】
このように,ノズル82とヘッダー81とが着脱可能となっているのは,使用後に,これらを洗浄しやすくするためである。
なお,図9〜図11に示したノズル82は,先端部821が閉塞されているが,使用の際は,先端部821を所望の位置において切断して開口する。
【0005】
上記シーリングガン9を用いてシーリング材3を打設する際には,図12に示すごとく,上記フィルムパック4の前端部41を切断して開口し,この開口部42側を上記ノズル82側に向けた状態で,保持筒91に収納する。また,ノズル82の先端部821を切断して開口する。
そして,上記ピストンによって上記フィルムパックの後端部を押圧することにより,上記シーリング材3を上記ノズル82の先端部821から吐出する。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−036571号公報
【特許文献2】
特開平11−309399号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のシーリングガン9には,以下の問題がある。
即ち,作業上,シーリング材3をノズル82から吐出するとき,図12に示すごとく,上記ノズル82内に溜まった状態にあるシーリング材3が,後方へ逆流してくる場合がある。逆流してきたシーリング材3は,上記ヘッダー81の内壁に到達し,更には,上記フィルムパック4の外側と保持筒91の内壁との間に侵入する場合がある。
これにより,上記保持筒91の内壁が汚れてしまうという問題がある。
【0008】
この問題に対して,上記特許文献2に開示されているごとく,ヘッダーに上記フィルムパックを接着するための接着手段を設けるなどの対策が提案されている。
しかしながら,確実にシーリング材の逆流を防止するためには,上記接着手段が水密的にフィルムパックに貼着される必要があるなど,特別な工夫が必要である。
【0009】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができるシーリングガンを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は,建物の外壁を構成する複数の窯業系建築板の間に形成される目地部にシーリング材を打設するためのシーリングガンにおいて,
該シーリングガンは,上記シーリング材を充填したフィルムパックを収納する保持筒と,該保持筒の後端部に固定された基枠と,該基枠に進退可能に支承されたガイドロッドと,上記基枠に設けられ上記ガイドロッドに前進力を付与するハンドルと,上記ガイドロッドの前端部に設けられたシーリング材押出用のピストンと,上記保持筒の前端部に着脱可能に取付けられたノズル一体ヘッダーとを有し,
該ノズル一体ヘッダーは,上記保持筒の前端部に接続されるヘッダー部と,上記シーリング材を吐出するノズル部とを有し,
上記ヘッダー部は,内側面から内方へ向って環状に突出形成された逆流防止部を有し,該逆流防止部と上記ノズル部の基端部との間には,上記ノズル部から逆流してきた上記シーリング材が充填される液溜部が形成されており,
かつ,上記逆流防止部には,上記保持筒に装填した上記フィルムパックが密着するよう構成されていることを特徴とするシーリングガンにある(請求項1)。
【0011】
次に,本発明の作用効果につき説明する。
上述のごとく,上記シーリングガンは,上記ヘッダー部に上記逆流防止部を形成し,該逆流防止部とノズル部の基端部との間に上記液溜部を形成してなる。そして,上記逆流防止部には上記フィルムパックが密着する。
【0012】
そのため,上記シーリング材吐出の際,ノズル部に溜まっていたシーリング材が保持筒まで逆流することを防ぐことができる。
上記シーリング材を吐出する場合,上記フィルムパックからシーリング材をノズル部へ向って押出す。押出されたシーリング材はノズル部を通り,該ノズル部の先端開口部から吐出されるが,上記ノズル部の内部に溜まっているシーリング材が,後方即ちヘッダー部へ向って逆流してくる場合がある。
【0013】
この逆流してくるシーリング材を,上記ヘッダー部に設けた逆流防止部によって堰き止めることができるのである。これにより,上記シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができる。また,上記逆流防止部はフィルムパックに密着するため,これらの間からシーリング材が侵入することも防ぐことができる。
【0014】
このように,上記保持筒へのシーリング材の逆流を防ぐことにより,保持筒が汚れることを防ぐことができる。そのため,例えば使用のたびに保持筒を洗浄するという必要がない。
【0015】
以上のごとく,本発明によれば,シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができるシーリングガンを提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明(請求項1)においては,上記ノズル一体ヘッドは,例えば,樹脂を一体成形することにより得ることができる。
上記フィルムパックは,例えば上記保持筒に装填する直前に,前端部を切断して開口する。
【0017】
また,上記逆流防止部は弾性材料からなることが好ましい(請求項2)。
この場合には,上記逆流防止部を上記フィルムパックに確実に密着させることができる。上記弾性材料としては,ゴム,発泡樹脂体等がある。
【0018】
また,上記逆流防止部は上記ノズル一体ヘッダーと一体成形されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には,上記逆流防止部をノズル一体ヘッダーに組み付ける作業が不要となり,製造容易なシーリングガンを得ることができる。
【0019】
また,上記ノズル一体ヘッダーは,ポリエチレン又はポリプロピレンからなることが好ましい(請求項4)。
この場合には,上記ノズル一体ヘッダーをより安価に製造することができる。該ノズル一体ヘッダーは,上記シーリング材が付着して汚れる部分であるため,それを洗浄することなく使い捨てる部品にすれば,耐久性を考えない安価なものとすることができる。即ち,使い捨て用として,該ノズル一体ヘッダーを多数用意しておくことができる。これにより,ノズル一体ヘッダーの洗浄を不要とし,シーリングガンを効率的に使用することができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施例にかかるシーリングガンにつき,図1〜図7を用いて説明する。
本例のシーリングガン1は,建物の外壁を構成する複数の窯業系建築板の間に形成される目地部にシーリング材3を打設するためのものである。
【0021】
上記シーリングガン1は,図1に示すごとく,上記シーリング材3を充填したフィルムパック4(図2参照)を収納する保持筒11と,該保持筒11の後端部119に固定された基枠12とを有する。該基枠12には,ガイドロッド13が進退可能に支承されていると共に,上記ガイドロッド13に前進力を付与するハンドル14が設けられている。
また,上記ガイドロッド13の前端部131には,シーリング材押出用のピストン15が設けられている。上記保持筒11の前端部111にはノズル一体ヘッダー2が着脱可能に取付けられている。
【0022】
図3に示すごとく,該ノズル一体ヘッダー2は,上記保持筒11の前端部111に接続されるヘッダー部21と,上記シーリング材3を吐出するノズル部22とを有する。
上記ヘッダー部21は,図3,図4に示すごとく,内側面212から内方へ向って環状に突出形成された逆流防止部23を有する。該逆流防止部23と上記ノズル部22の基端部229との間には,図3,図5〜図7に示すごとく,上記ノズル部22から逆流してきた上記シーリング材3が充填される液溜部24が形成されている。
上記逆流防止部23には,図5〜図7に示すごとく,上記保持筒11に装填した上記フィルムパック4が密着する。
【0023】
また,上記逆流防止部23は弾性材料,具体的にはゴムからなる。また,逆流防止部23は,中央円形穴231を有する円環形状の部材をヘッダー部21に嵌め込むことによって形成する。
【0024】
また,上記ノズル一体ヘッダー2は,ポリエチレン又はポリプロピレンからなる。
上記ノズル一体ヘッダー2のノズル部22は,シーリングガン1を使用する際に,先端部221を切断することにより,図5〜図7に示すごとく先端開口部222を形成する。図3,図4は,先端部221の切断前の状態を示しており,ノズル部22は先端部221において閉塞された状態にある。後述する図8においても同様である。
【0025】
上記ヘッダー部21の前板部211と上記ノズル部22の基端部229とは,上記前板部211から斜めに立ち上がった斜板部25によって連結されている。また,図3に示すごとく,上記逆流防止部23は,上記前板部211の後面に当接配置され,上記斜板部25の立ち上がり部分よりも中央側まで延設されている。そして,上記液溜部24は,斜板部25と逆流防止部23との間に形成される。
図3,図5〜図7に示すごとく,上記ヘッダー部21の内側面212にはネジ溝213が形成されており,保持筒11の先端部111の外側面に形成されたネジ山113と螺合する。
【0026】
上記シーリングガン1を使用するに当っては,図2に示すシーリング材3が充填されたフィルムパック4の前端部41を,鋏やカッターナイフ等によって切断して開口し,この開口部42側を上記ノズル部22側に向けた状態で,保持筒11に収納する。
その後,保持筒11にノズル一体ヘッダー2を取り付ける。また,該ノズル一体ヘッダー2のノズル部22の先端部221を切断し,図1,図5〜図7に示すごとく,先端開口部222を形成する。
【0027】
そして,上記ピストン15を前進させることによってフィルムパック4の後端部49を前方へ向って押圧することにより,シーリング材3を上記フィルムパック4の前端部41の開口部42から押出して,上記ノズル一体ヘッダー2の先端開口部222から吐出する。
【0028】
このとき,図5〜図7に示すごとく,上記フィルムパック4の開口部42が上記逆流防止部23の中央円形穴231に配され,開口部42の周囲が逆流防止部23に密着している。該逆流防止部23は適度に撓んだ状態でフィルムパック4に密着している。
【0029】
上記ピストン15の前進は,上記ハンドル14の操作により,上記ガイドロッド13を前進させることにより行う。上記ハンドル14は,固定ハンドル141と可動ハンドル142とからなり,上記可動ハンドル42を固定ハンドル141に対して前後運動させることにより,上記ガイドロッド13を徐々に前進させる。このとき,基枠12とガイドロッド13との間に設けたロックレバー16によって,ガイドロッド13の逆戻りを阻止している。また,上記ロックレバー16を解除することにより上記ガイドロッド13の後退は許容される。
上記シーリングガン1の動作の詳細については,上記特許文献1を参照されたい。
【0030】
次に,本例の作用効果につき説明する。
上述のごとく,上記シーリングガン1は,上記ヘッダー部21に上記逆流防止部23を形成し,該逆流防止部23とノズル部22の基端部229との間に上記液溜部24を形成してなる(図3)。そして,図5〜図7に示すごとく,上記逆流防止部23には上記フィルムパック4が密着する。
【0031】
そのため,上記シーリング材3を吐出する際,ノズル部22に溜まったシーリング材3が保持筒11まで逆流することを防ぐことができる。
上記シーリング材3を吐出する場合,図5に示すごとく,上記フィルムパック4からシーリング材2をノズル部22へ向って押出す。押出されたシーリング材3はノズル部22を通り,該ノズル部22の先端開口部222から吐出される。ところが,吐出を中断した際には,図6に示すごとく,上記ノズル部22の内部に溜まっているシーリング材3が,後方即ちヘッダー部21へ向って逆流してくる場合がある。
【0032】
この逆流してくるシーリング材3を,図7に示すごとく,上記ヘッダー部21に設けた逆流防止部23によって堰き止めることができるのである。これにより,上記シーリング材3が保持筒11へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができる。
【0033】
また,上記逆流防止部23はフィルムパック4に密着するため,これらの間からシーリング材3が侵入することも防ぐことができる。特に,上記逆流防止部23は弾性材料からなるため,上記逆流防止部23を上記フィルムパック4に,より確実に密着させることができる。
このように,上記保持筒11へのシーリング材3の逆流を防ぐことにより,保持筒11が汚れることを防ぐことができる。そのため,使用のたびに保持筒11を洗浄するという必要がない。
【0034】
また,上記ノズル一体ヘッダー2は,ノズル部22とヘッダー部21とを,ポリエチレン又はポリプロピレンからなる一体成形により製造することができる。そして,このノズル一体ヘッダー2は,上記シーリング材3が付着して汚れる部分であるので,使い捨て用として多数用意しておけば,洗浄作業が不要となり,シーリングガン1を効率的に使用することができる。
【0035】
以上のごとく,本例によれば,シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができるシーリングガンを提供することができる。
【0036】
(実施例2)
本例は,逆流防止部をノズル一体ヘッダーと一体成形した例である。
従って,上記逆流防止部も,ポリエチレン又はポリプロピレンによって形成されている。この場合,上記逆流防止部を,可撓性,弾性を確保する程度の厚みに形成することが好ましい。その他は,実施例1と同様であり,実施例1と同様の作用効果を有する。
【0037】
(実施例3)
本例は,図8に示すごとく,ノズル一体ヘッダー2において,実施例1に示した斜板部25(図3参照)を形成することなく,ノズル部22の基端部229を直接ヘッダー部21の前板部211に配置した例である。
上記ヘッダー部21の内側面212には,上記前板部211から所定幅後退した位置に,円環状に位置決め突出部214を一体成形してある。そして該位置決め突出部214の後面に,逆流防止部23を取り付けてある。該逆流防止部23は,上記位置決め突出部214よりも内方へ突出している。
これにより,上記ヘッダー部21の前板部211と内側面212と逆流防止部23との間に,液溜部24が形成される。その他は,実施例1と同様である。
【0038】
上記位置決め突出部214を設けることにより,上記逆流防止部214を,ヘッダー部21の適切な位置に容易に取り付けることができる。
その他,実施例1と同様の作用効果を有する。
【発明の効果】
以上のごとく,本発明によれば,シーリング材が保持筒へ逆流することを容易かつ効果的に防止することができるシーリングガンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,シーリングガンの一部切断側面図。
【図2】実施例1における,フィルムパックの側面図。
【図3】実施例1における,ノズル一体ヘッダーの断面図。
【図4】図3のA視図。
【図5】実施例1における,シーリング材吐出時の状態の説明図。
【図6】実施例1における,シーリング材の吐出を中断した時の状態の説明図。
【図7】実施例1における,逆流防止部によってシーリング材を堰き止めた状態の説明図。
【図8】実施例3における,ノズル一体ヘッダーの断面図。
【図9】従来例における,ノズルとヘッダーの側面図。
【図10】他の従来例における,ノズルとヘッダーの断面図。
【図11】更に他の従来例における,ノズルとヘッダーの断面図。
【図12】従来例における,シーリングガンの説明図。
【符号の説明】
1...シーリングガン,
11...保持筒,
12...基枠,
13...ガイドロッド,
14...ハンドル,
15...ピストン,
2...ノズル一体ヘッダー
21...ヘッダー部,
22...ノズル部,
23...逆流防止部,
24...液溜部,
3...シーリング材,
4...フィルムパック,

Claims (4)

  1. 建物の外壁を構成する複数の窯業系建築板の間に形成される目地部にシーリング材を打設するためのシーリングガンにおいて,
    該シーリングガンは,上記シーリング材を充填したフィルムパックを収納する保持筒と,該保持筒の後端部に固定された基枠と,該基枠に進退可能に支承されたガイドロッドと,上記基枠に設けられ上記ガイドロッドに前進力を付与するハンドルと,上記ガイドロッドの前端部に設けられたシーリング材押出用のピストンと,上記保持筒の前端部に着脱可能に取付けられたノズル一体ヘッダーとを有し,
    該ノズル一体ヘッダーは,上記保持筒の前端部に接続されるヘッダー部と,上記シーリング材を吐出するノズル部とを有し,
    上記ヘッダー部は,内側面から内方へ向って環状に突出形成された逆流防止部を有し,該逆流防止部と上記ノズル部の基端部との間には,上記ノズル部から逆流してきた上記シーリング材が充填される液溜部が形成されており,
    かつ,上記逆流防止部には,上記保持筒に装填した上記フィルムパックが密着するよう構成されていることを特徴とするシーリングガン。
  2. 請求項1において,上記逆流防止部は弾性材料からなることを特徴とするシーリングガン。
  3. 請求項1または2において,上記逆流防止部は上記ノズル一体ヘッダーと一体成形されていることを特徴とするシーリングガン。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において,上記ノズル一体ヘッダーは,ポリエチレン又はポリプロピレンからなることを特徴とするシーリングガン。
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