JP2004196393A - 組立式梱包搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成を有し、分解および組立が容易で、且つ分解時に嵩張らない梱包搬送装置。
【解決手段】梱包および搬送すべき荷物(10)を載置するためのキャスター(1a)付きベースフレーム(1)と、ベースフレームの側方から荷物を挟んで覆うようにベースフレームに着脱自在に取り付けられる一対のサイドフレーム(2)とを備えている。一対のサイドフレームの各々は、ベースフレームを両側から挟み込むための係合部(2c)と、係合部がベースフレームから外れるのを防止するためのストッパー(2d)とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】梱包および搬送すべき荷物(10)を載置するためのキャスター(1a)付きベースフレーム(1)と、ベースフレームの側方から荷物を挟んで覆うようにベースフレームに着脱自在に取り付けられる一対のサイドフレーム(2)とを備えている。一対のサイドフレームの各々は、ベースフレームを両側から挟み込むための係合部(2c)と、係合部がベースフレームから外れるのを防止するためのストッパー(2d)とを有する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立式梱包搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫や外置き給湯器や各種タンクなどを搬送する装置として、ボックス状のフレーム形態を有し、全体的に傾けた状態でキャスターを利用して重量の大きい荷物を搬送する搬送装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成を有する従来の搬送装置では、4つのサイドフレームのうち1つのサイドフレームを開けて荷物を積み込むため、サイドフレームの開閉機構が複雑になってコスト高を招くという不都合があった。
【0004】
また、従来の搬送装置を梱包装置として用いる場合には、荷物を降ろして空になった状態でトラックに積み込む必要があるが、分解および組立が困難であり且つ分解しても嵩張るという不都合があった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成を有し、分解および組立が容易で、且つ分解時に嵩張らない梱包搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では、梱包および搬送すべき荷物を載置するためのキャスター付きベースフレームと、
前記ベースフレームの側方から前記荷物を挟んで覆うように前記ベースフレームに着脱自在に取り付けられる一対のサイドフレームとを備えていることを特徴とする組立式梱包搬送装置を提供する。
【0007】
本発明の好ましい態様によれば、前記一対のサイドフレームの各々は、前記ベースフレームを両側から挟み込むための係合部と、該係合部が前記ベースフレームから外れるのを防止するためのストッパーとを有する。この場合、前記係合部は、前記ベースフレームの棒状部材を外側から部分的に包囲するための所定断面を有することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる組立式梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、ベースフレームの構成を概略的に示している。また、図2は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、サイドフレームの構成を概略的に示している。
【0009】
さらに、図3は、サイドフレームをベースフレームに係脱自在に取り付ける係合部の構成および作用を概略的に示す図である。また、図4は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の組立状態における外観を概略的に示す図である。さらに、図5は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の搬送状態を概略的に示す図である。
【0010】
図1を参照すると、本実施形態にかかる梱包搬送装置は、梱包および搬送すべき荷物(図1では不図示)を載置するためのキャスター付きベースフレーム1を備えている。なお、図1において、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。
【0011】
ベースフレーム1は、その幅方向に間隔を隔てた一対のキャスター1aと、幅方向に間隔を隔てて進行方向に沿って延びた一対の縦部材1bと、一対の縦部材1bの両端の湾曲部の上端同士を連結するように幅方向に沿って延びた一対の横部材1cと、一対の縦部材1bを中間部で連結するように幅方向に沿って延びた一対の補助部材1dとにより構成されている。
【0012】
図2を参照すると、本実施形態にかかる梱包搬送装置は、ベースフレーム1の側方から荷物(図2では不図示)を挟んで覆うようにベースフレーム1に係脱自在に取り付けられる一対のサイドフレーム2を備えている。なお、一対のサイドフレーム2は互いに同じ構成を有するため、図2には一方のサイドフレームのみを示している。図2において、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図である。
【0013】
サイドフレーム2は、全体的に矩形平面状の本体部分2aと、その両側から垂直に僅かに突出した一対の側部分2bとにより構成されている。側部分2bの下部には、ベースフレーム1の横部材1cを両側から挟み込むための係合部2cが設けられている。また、本体部分2aには、係合部2cがベースフレーム1の横部材1cから外れるのを防止するためのストッパー2dが設けられている。
【0014】
ストッパー2dは、下方に向かって間隔が増大するように配置された一対の部材2eを包囲する環状部材として形成されている。したがって、ストッパー2dを上方へ移動させた状態で本体部分2aの下部を両側へ開くことにより、互いに対向する一対の係合部2cの間隔を広げることができる。こうして、図3に示すように、たとえばC字状の断面を有する係合部2cにより、たとえば矩形状の中空断面を有する横部材1cを外側から部分的に包囲することができる。
【0015】
具体的には、ストッパー2dを上方へ移動させた状態で本体部分2aの下部を両側へ開く力を作用させることにより一対の係合部2cの間隔を十分に広げ、ベースフレーム1の横部材1cの水平方向の外側に係合部2cを位置決めする。次いで、本体部分2aの下部を両側へ開く力を徐々に抜いて、係合部2cにより横部材1cを外側から部分的に包囲し、ひいては一対の係合部2cによりベースフレーム1を両側から挟み込む。
【0016】
このとき、ストッパー2dが所定の位置まで自然落下し、このストッパー2dの作用により、本体部分2aの下部が両側に開くこと、すなわち一対の係合部2cの間隔を十分に広がって係合部2cがベースフレーム1の横部材1cから外れることが防止される。一対のサイドフレーム2は、上述の動作にしたがってベースフレーム1に取り付けられ、上述の動作とは逆の動作にしたがってベースフレーム1から取り外される。
【0017】
本実施形態では、図4に示すように、冷蔵庫や外置き給湯器や各種タンクなどの荷物10を段ボールなどで梱包することなくベースフレーム1の一対の補助部材1d上に載置し、ベースフレーム1の側方から荷物10を挟んで覆うようにベースフレーム1に一対のサイドフレーム2を順次取り付ける。また、必要に応じて、不図示の発泡スチロール製キャップを荷物10に取り付け、複数の荷固定バンド11を用いて一対のサイドフレーム2を連結することにより、梱包搬送装置の組立状態をさらに堅牢にする。このように、本実施形態では、荷物10の梱包に際して段ボールなどを用いないので、段ボールなどの産業廃棄物の発生を減らすことができる。
【0018】
次いで、図5に示すように、荷物10を載置した梱包搬送装置を全体的に傾けた状態で、キャスター1aを利用して重量の大きい荷物10を小さな力で簡単に搬送することができる。荷物10を載置した梱包搬送装置は、必要に応じてそのままトラックの荷台に積み込まれる。また、梱包搬送装置は、荷物10を降ろして空になると、ベースフレーム1と一対のサイドフレーム2とに分解されてトラックに積み込まれる。
【0019】
以上のように、本実施形態の梱包搬送装置は、全体的に矩形平面状のキャスター付きベースフレーム1と、ベースフレーム1に係脱自在に取り付けられる全体的に矩形平面状の一対のサイドフレーム2とにより簡素に構成されているので、分解および組立が容易であり、且つ分解時に嵩張らない。その結果、荷物10を降ろして空になったときには、本実施形態の梱包搬送装置を迅速に分解して嵩張らない状態でトラックに積み込んで持ち帰ることができる。
【0020】
また、本実施形態では、係合部2cがベースフレーム1を両側から挟み込む形態を有し、ストッパー2dにより係合部2cがベースフレーム1から外れるのを防止しているので、分解および組立が非常に容易になるだけでなく、組立てられた梱包搬送装置が搬送中に不意に分解するのを確実に防止することができる。
【0021】
さらに、係合部2cがベースフレーム1の横部材1cを外側から部分的に包囲するようなC字状の断面を有するので、ベースフレーム1の側方から荷物10を挟んで覆うようにベースフレーム1に一対のサイドフレーム2を係脱自在に取り付けるための係合部2cを、非常に簡素な構成にしたがって低コストに実現することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の梱包搬送装置は、全体的に矩形平面状のキャスター付きベースフレームと、ベースフレームに係脱自在に取り付けられる全体的に矩形平面状の一対のサイドフレームとにより簡素に構成されているので、分解および組立が容易であり、且つ分解時に嵩張らない。
【0023】
なお、本発明では、係合部がベースフレームを両側から挟み込む形態を有し、ストッパーにより係合部がベースフレームから外れるのを防止する構成を採用することにより、分解および組立が非常に容易になるだけでなく、組立てられた梱包搬送装置が搬送中に不意に分解するのを確実に防止することができる。
【0024】
また、本発明では、係合部がベースフレームの棒状部材を外側から部分的に包囲するような所定断面を有する構成を採用することにより、ベースフレームの側方から荷物を挟んで覆うようにベースフレームに一対のサイドフレームを係脱自在に取り付けるための係合部を、非常に簡素な構成にしたがって低コストに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる組立式梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、ベースフレームの構成を概略的に示している。
【図2】本実施形態にかかる梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、サイドフレームの構成を概略的に示している。
【図3】サイドフレームをベースフレームに係脱自在に取り付ける係合部の構成および作用を概略的に示す図である。
【図4】本実施形態にかかる梱包搬送装置の組立状態における外観を概略的に示す図である。
【図5】本実施形態にかかる梱包搬送装置の搬送状態を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム
1a キャスター
1b 縦部材
1c 横部材
1d 補助部材
2 サイドフレーム
2a サイドフレームの本体部分
2b サイドフレームの側部分
2c 係合部
2d ストッパー
10 荷物
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立式梱包搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫や外置き給湯器や各種タンクなどを搬送する装置として、ボックス状のフレーム形態を有し、全体的に傾けた状態でキャスターを利用して重量の大きい荷物を搬送する搬送装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成を有する従来の搬送装置では、4つのサイドフレームのうち1つのサイドフレームを開けて荷物を積み込むため、サイドフレームの開閉機構が複雑になってコスト高を招くという不都合があった。
【0004】
また、従来の搬送装置を梱包装置として用いる場合には、荷物を降ろして空になった状態でトラックに積み込む必要があるが、分解および組立が困難であり且つ分解しても嵩張るという不都合があった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成を有し、分解および組立が容易で、且つ分解時に嵩張らない梱包搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では、梱包および搬送すべき荷物を載置するためのキャスター付きベースフレームと、
前記ベースフレームの側方から前記荷物を挟んで覆うように前記ベースフレームに着脱自在に取り付けられる一対のサイドフレームとを備えていることを特徴とする組立式梱包搬送装置を提供する。
【0007】
本発明の好ましい態様によれば、前記一対のサイドフレームの各々は、前記ベースフレームを両側から挟み込むための係合部と、該係合部が前記ベースフレームから外れるのを防止するためのストッパーとを有する。この場合、前記係合部は、前記ベースフレームの棒状部材を外側から部分的に包囲するための所定断面を有することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる組立式梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、ベースフレームの構成を概略的に示している。また、図2は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、サイドフレームの構成を概略的に示している。
【0009】
さらに、図3は、サイドフレームをベースフレームに係脱自在に取り付ける係合部の構成および作用を概略的に示す図である。また、図4は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の組立状態における外観を概略的に示す図である。さらに、図5は、本実施形態にかかる梱包搬送装置の搬送状態を概略的に示す図である。
【0010】
図1を参照すると、本実施形態にかかる梱包搬送装置は、梱包および搬送すべき荷物(図1では不図示)を載置するためのキャスター付きベースフレーム1を備えている。なお、図1において、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。
【0011】
ベースフレーム1は、その幅方向に間隔を隔てた一対のキャスター1aと、幅方向に間隔を隔てて進行方向に沿って延びた一対の縦部材1bと、一対の縦部材1bの両端の湾曲部の上端同士を連結するように幅方向に沿って延びた一対の横部材1cと、一対の縦部材1bを中間部で連結するように幅方向に沿って延びた一対の補助部材1dとにより構成されている。
【0012】
図2を参照すると、本実施形態にかかる梱包搬送装置は、ベースフレーム1の側方から荷物(図2では不図示)を挟んで覆うようにベースフレーム1に係脱自在に取り付けられる一対のサイドフレーム2を備えている。なお、一対のサイドフレーム2は互いに同じ構成を有するため、図2には一方のサイドフレームのみを示している。図2において、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図である。
【0013】
サイドフレーム2は、全体的に矩形平面状の本体部分2aと、その両側から垂直に僅かに突出した一対の側部分2bとにより構成されている。側部分2bの下部には、ベースフレーム1の横部材1cを両側から挟み込むための係合部2cが設けられている。また、本体部分2aには、係合部2cがベースフレーム1の横部材1cから外れるのを防止するためのストッパー2dが設けられている。
【0014】
ストッパー2dは、下方に向かって間隔が増大するように配置された一対の部材2eを包囲する環状部材として形成されている。したがって、ストッパー2dを上方へ移動させた状態で本体部分2aの下部を両側へ開くことにより、互いに対向する一対の係合部2cの間隔を広げることができる。こうして、図3に示すように、たとえばC字状の断面を有する係合部2cにより、たとえば矩形状の中空断面を有する横部材1cを外側から部分的に包囲することができる。
【0015】
具体的には、ストッパー2dを上方へ移動させた状態で本体部分2aの下部を両側へ開く力を作用させることにより一対の係合部2cの間隔を十分に広げ、ベースフレーム1の横部材1cの水平方向の外側に係合部2cを位置決めする。次いで、本体部分2aの下部を両側へ開く力を徐々に抜いて、係合部2cにより横部材1cを外側から部分的に包囲し、ひいては一対の係合部2cによりベースフレーム1を両側から挟み込む。
【0016】
このとき、ストッパー2dが所定の位置まで自然落下し、このストッパー2dの作用により、本体部分2aの下部が両側に開くこと、すなわち一対の係合部2cの間隔を十分に広がって係合部2cがベースフレーム1の横部材1cから外れることが防止される。一対のサイドフレーム2は、上述の動作にしたがってベースフレーム1に取り付けられ、上述の動作とは逆の動作にしたがってベースフレーム1から取り外される。
【0017】
本実施形態では、図4に示すように、冷蔵庫や外置き給湯器や各種タンクなどの荷物10を段ボールなどで梱包することなくベースフレーム1の一対の補助部材1d上に載置し、ベースフレーム1の側方から荷物10を挟んで覆うようにベースフレーム1に一対のサイドフレーム2を順次取り付ける。また、必要に応じて、不図示の発泡スチロール製キャップを荷物10に取り付け、複数の荷固定バンド11を用いて一対のサイドフレーム2を連結することにより、梱包搬送装置の組立状態をさらに堅牢にする。このように、本実施形態では、荷物10の梱包に際して段ボールなどを用いないので、段ボールなどの産業廃棄物の発生を減らすことができる。
【0018】
次いで、図5に示すように、荷物10を載置した梱包搬送装置を全体的に傾けた状態で、キャスター1aを利用して重量の大きい荷物10を小さな力で簡単に搬送することができる。荷物10を載置した梱包搬送装置は、必要に応じてそのままトラックの荷台に積み込まれる。また、梱包搬送装置は、荷物10を降ろして空になると、ベースフレーム1と一対のサイドフレーム2とに分解されてトラックに積み込まれる。
【0019】
以上のように、本実施形態の梱包搬送装置は、全体的に矩形平面状のキャスター付きベースフレーム1と、ベースフレーム1に係脱自在に取り付けられる全体的に矩形平面状の一対のサイドフレーム2とにより簡素に構成されているので、分解および組立が容易であり、且つ分解時に嵩張らない。その結果、荷物10を降ろして空になったときには、本実施形態の梱包搬送装置を迅速に分解して嵩張らない状態でトラックに積み込んで持ち帰ることができる。
【0020】
また、本実施形態では、係合部2cがベースフレーム1を両側から挟み込む形態を有し、ストッパー2dにより係合部2cがベースフレーム1から外れるのを防止しているので、分解および組立が非常に容易になるだけでなく、組立てられた梱包搬送装置が搬送中に不意に分解するのを確実に防止することができる。
【0021】
さらに、係合部2cがベースフレーム1の横部材1cを外側から部分的に包囲するようなC字状の断面を有するので、ベースフレーム1の側方から荷物10を挟んで覆うようにベースフレーム1に一対のサイドフレーム2を係脱自在に取り付けるための係合部2cを、非常に簡素な構成にしたがって低コストに実現することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の梱包搬送装置は、全体的に矩形平面状のキャスター付きベースフレームと、ベースフレームに係脱自在に取り付けられる全体的に矩形平面状の一対のサイドフレームとにより簡素に構成されているので、分解および組立が容易であり、且つ分解時に嵩張らない。
【0023】
なお、本発明では、係合部がベースフレームを両側から挟み込む形態を有し、ストッパーにより係合部がベースフレームから外れるのを防止する構成を採用することにより、分解および組立が非常に容易になるだけでなく、組立てられた梱包搬送装置が搬送中に不意に分解するのを確実に防止することができる。
【0024】
また、本発明では、係合部がベースフレームの棒状部材を外側から部分的に包囲するような所定断面を有する構成を採用することにより、ベースフレームの側方から荷物を挟んで覆うようにベースフレームに一対のサイドフレームを係脱自在に取り付けるための係合部を、非常に簡素な構成にしたがって低コストに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる組立式梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、ベースフレームの構成を概略的に示している。
【図2】本実施形態にかかる梱包搬送装置の構成を概略的に示す図であって、サイドフレームの構成を概略的に示している。
【図3】サイドフレームをベースフレームに係脱自在に取り付ける係合部の構成および作用を概略的に示す図である。
【図4】本実施形態にかかる梱包搬送装置の組立状態における外観を概略的に示す図である。
【図5】本実施形態にかかる梱包搬送装置の搬送状態を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム
1a キャスター
1b 縦部材
1c 横部材
1d 補助部材
2 サイドフレーム
2a サイドフレームの本体部分
2b サイドフレームの側部分
2c 係合部
2d ストッパー
10 荷物
Claims (3)
- 梱包および搬送すべき荷物を載置するためのキャスター付きベースフレームと、
前記ベースフレームの側方から前記荷物を挟んで覆うように前記ベースフレームに係脱自在に取り付けられる一対のサイドフレームとを備えていることを特徴とする組立式梱包搬送装置。 - 前記一対のサイドフレームの各々は、前記ベースフレームを両側から挟み込むための係合部と、該係合部が前記ベースフレームから外れるのを防止するためのストッパーとを有することを特徴とする請求項1に記載の組立式梱包搬送装置。
- 前記係合部は、前記ベースフレームの棒状部材を外側から部分的に包囲するための所定断面を有することを特徴とする請求項2に記載の組立式梱包搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002369645A JP2004196393A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 組立式梱包搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002369645A JP2004196393A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 組立式梱包搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004196393A true JP2004196393A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32765809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002369645A Pending JP2004196393A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 組立式梱包搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004196393A (ja) |
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2002
- 2002-12-20 JP JP2002369645A patent/JP2004196393A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051215 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20081121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |